JP6180271B2 - 映像記録装置及び映像記録方法 - Google Patents

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本発明は、高精細映像用の映像記録装置及び映像記録方法に関する。
近年、HDTV(High Definition Television)よりも更に高精細な、走査線数が2000本超の超高精細映像(4K UHDTV(Ultra High Definition Television))用のカメラが、デジタルシネマ産業又は医療用途等で用いられている。さらに、走査線数が4000本超の超高精細映像(8K UHDTV)用のカメラも、次世代の放送方式として研究されている。
超高精細映像(例えば、8K UHDTV)は、非圧縮のデータレートが24Gbps〜144Gbpsと非常に高いため、画質劣化の少ない圧縮符号化を施し、記録データレートを一定の割合まで抑えて記録する手法が考えられる。
ところで、近年、高速化及び大容量化が進むNANDフラッシュメモリは、映像のような連続データの書き込みに適した記録素子であり、デジタルカメラ用の記録素子として多用されている。NANDフラッシュメモリで構成される代表的な記録デバイスとしてSSD(Solid State Drive)が挙げられる。
不揮発性の固体メモリであるNANDフラッシュメモリは、書き込みと消去の繰り返しにより記録素子が劣化し、データの信頼性が低下する。NANDフラッシュメモリを用いた記録装置は、劣化した記録素子を、予め用意された代替の記録素子に振り替えることで、データの信頼性を保証している。この記録素子の振り替えは、論理アドレスと物理アドレス(記録素子)との変換テーブルを更新することによって実現される(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−181380号公報
NANDフラッシュメモリを用いて映像記録用の大容量な記録装置を構成する場合、論理アドレスと物理アドレス(記録素子)とを一対一で変換すると変換テーブルのサイズが大きくなり、記録素子の振り替え等を含む変換テーブルの更新処理の負荷が大きくなっていた。
本発明は、アドレス管理の処理負荷を低減できる映像記録装置及び映像記録方法を提供することを目的とする。
本発明に係る映像記録装置は、NANDメモリを記録素子とする映像記録装置であって、前記記録素子に対応する物理アドレスと、論理アドレスとを動的に関連付ける管理テーブルを記憶する記憶部と、前記管理テーブルを管理すると共に、当該管理テーブルに基づいてアドレス変換を行い、指定された前記論理アドレスに関連付けられている物理アドレスの記録素子を制御する制御部と、を備え、前記管理テーブルにおいて、所定の圧縮率で符号化された映像データの1フレームの容量に相当する複数の物理アドレスからなるグループに対して中間アドレスが設けられ、前記制御部は、前記映像データのフレーム単位に前記論理アドレスを割り当て、当該論理アドレスと前記中間アドレスとの関連付けを管理する。
この構成によれば、映像記録装置は、大容量の映像データを記録する場合に、複数の物理アドレスをまとめた中間アドレスを設けることで、管理テーブルにおけるアドレス管理及び更新の負荷を低減できる。さらに、映像記録装置は、1つの中間アドレスに格納するデータサイズを、映像の1フレーム分のデータサイズとすることで、記録素子の利用効率を損なわず、処理負荷を低減できる。
前記制御部は、前記記録素子の劣化を検出した場合、当該記録素子と対応付けられている中間アドレスと前記論理アドレスとの関連付けを、新たな中間アドレスに振り替えてもよい。
この構成によれば、映像記録装置は、記録素子の劣化を検出した場合、この記録素子と対応付けられている中間アドレスへの関連付けを、新たな中間アドレスに振り替えるので、同程度に劣化が進んだ複数ページをまとめて効率的に処理できる。
前記制御部は、前記所定の圧縮率よりも高い圧縮率の映像データを記録する場合、複数の論理アドレスに対して1つの中間アドレスを関連付けてもよい。
この構成によれば、映像記録装置は、記録する映像データの圧縮率が設計時の所定の圧縮率よりも高く変更された場合、複数の論理アドレスに対して1つの中間アドレスを関連付ける。これにより、映像記録装置は、記録する映像の圧縮率が変更されて1フレーム分のデータサイズが減少した場合にも、記録素子の利用効率を下げることなく映像を記録できる。
前記制御部は、前記所定の圧縮率よりも低い圧縮率の映像データを記録する場合、フレームを分割し、1つの論理アドレスに対して、当該分割したデータそれぞれを記録する複数の中間アドレスを関連付けてもよい。
この構成によれば、映像記録装置は、記録する映像データの圧縮率が設計時の所定の圧縮率よりも低く変更された場合、1つの論理アドレスに対して複数の中間アドレスを関連付ける。これにより、映像記録装置は、記録する映像の圧縮率が変更されて1フレーム分のデータサイズが増加した場合にも、柔軟に対応できる。
本発明に係る映像記録方法は、NANDメモリを記録素子とする映像記録方法であって、前記記録素子に対応する物理アドレスと、論理アドレスとを動的に関連付ける管理テーブルを記憶する記憶部と、前記管理テーブルを管理すると共に、当該管理テーブルに基づいてアドレス変換を行い、指定された前記論理アドレスに関連付けられている物理アドレスの記録素子を制御する制御部と、を備えたコンピュータが、前記管理テーブルにおいて、所定の圧縮率で符号化された映像データの1フレームの容量に相当する複数の物理アドレスからなるグループに対して中間アドレスを設け、前記映像データのフレーム単位に前記論理アドレスを割り当て、当該論理アドレスと前記中間アドレスとの関連付けを管理する。
本発明によれば、アドレス管理の処理負荷が低減される。
映像記録システムの機能構成を示すブロック図である。 管理テーブル群の一例を示す図である。 アドレス変換管理の第1パターンを示す図である。 第1パターンにおいて、記録素子の劣化が検出された場合の関連付けの更新例を示す図である。 アドレス変換管理の第2パターンを示す図である。 第2パターンにおいて、記録素子の劣化が検出された場合の関連付けの更新例を示す図である。 圧縮率が2倍に変更された場合のデータ記録状況の第1パターンを示す図である。 圧縮率が2倍に変更された場合のデータ記録状況の第2パターンを示す図である。 圧縮率が1/2倍に変更された場合のデータ記録状況を示す図である。
以下、本発明の実施形態の一例について説明する。
本実施形態の映像記録システム1は、高精細な(例えば、24Gbps以上の)映像信号、又はその圧縮信号をNANDフラッシュメモリに記録する。例えば、24Gbps(フレーム周波数60Hz)の映像を1/6圧縮すると、1フレーム当たりのデータ量は8333Kbyteになる。このデータに対して、更に音声、字幕、カメラパラメータ、プロキシ画像等のメタデータを付加すると、9000Kbyte程度の容量となり、映像記録システム1は、これらを、映像データとして映像記録装置10により逐次記憶する。本実施形態では、9000Kbyteの映像データを記録する場合を例として説明する。
図1は、映像記録システム1の機能構成を示すブロック図である。
映像記録システム1は、映像記録装置10と、圧縮符号化装置20と、映像信号源30とを備える。
映像信号源30は、例えば、ビデオカメラ又はプレイヤ等を含み、映像信号をSDI等の伝送規格により出力する。出力された非圧縮の映像信号は、圧縮符号化装置20により所定の圧縮率で符号化され、映像記録装置10に入力される。
映像記録装置10は、NANDフラッシュメモリ11と、管理用メモリ12(記憶部)と、NANDコントローラ13(制御部)と、作業用一時記憶領域であるDRAM14と、圧縮符号化装置20から映像信号を受信するI/F(インタフェース)15とを備える。
NANDフラッシュメモリ11は、NAND型の記録素子で構成される不揮発性の記憶部である。記録素子には、ページ(例えば、8Kbyte)単位で物理アドレスとしてのページアドレスが割り当てられている。
なお、通常のフラッシュメモリでは、ページサイズは、4〜16Kbyte程度が一般的であり、映像データの容量(例えば、1フレーム当たり9000Kbyte)に比べて極めて小さい。
管理用メモリ12は、記録素子に対応する物理アドレスと、論理アドレスとの動的な関連付けを記憶した管理テーブルを格納する。
また、本実施形態では、管理テーブルにおいて、所定の圧縮率(例えば、1/6)で符号化された映像データの1フレームの容量(例えば、9000Kbyte)に相当する複数の物理アドレスからなるグループに対して中間アドレスが設けられる。そして、論理アドレスと中間アドレスとの1対1の関連付けが管理テーブルに記憶される。
図2は、管理用メモリ12に格納される管理テーブル群の一例を示す図である。
まず、映像データを識別するクリップ番号と、各クリップに含まれるフレームを識別するフレーム番号(論理アドレス)とが1対多に対応付けられる(a)。
次に、フレーム番号と中間アドレスとが1対1に対応付けられ(b)、中間アドレスとページアドレス(物理アドレス)とが1対多に対応付けられる(c)。
これらの管理テーブルにより、映像データに含まれる各フレームのデータが、いずれの記録素子群に記憶されているのかが管理される。
NANDコントローラ13は、FTL(Flash Translation Layer)コントローラ131により、管理用メモリ12に格納されている管理テーブルを更新管理する。また、NANDコントローラ13は、FTLコントローラ131により、この管理テーブルに基づいて、論理アドレスと物理アドレスとのアドレス変換を行う。これにより、NANDコントローラ13は、指定された論理アドレスに関連付けられている物理アドレスの記録素子を制御して、データの書き込み又は消去を行う。
ここで、FTLコントローラ131は、映像データが入力されると、映像のフレーム単位(例えば、9000Kbyte)に論理アドレスを割り当て、この論理アドレスと中間アドレスとの関連付けを、管理テーブルによって管理する。
また、FTLコントローラ131は、所定の評価基準によりNANDフラッシュメモリ11における記録素子の劣化を検出した場合、この劣化が検出された記録素子と対応付けられている中間アドレスと論理アドレスとの関連付けを、新たな中間アドレスに振り替える。
図3は、FTLコントローラ131によるアドレス変換管理の第1パターンを示す図である。
この第1パターンでは、NANDコントローラ13は、従来の通り、前述の中間アドレスを用いない。この場合、論理アドレスとページアドレス(物理アドレス)とが1対1に対応するので、論理アドレスが1つ指定されると、NANDフラッシュメモリ11内の対応する1ページ分の記録素子が決定する。
ここで、ページアドレスN+1以降は、論理アドレスと関連付けられていない予備領域である。
図4は、第1パターンにおいて、記録素子の劣化が検出された場合の関連付けの更新例を示す図である。
劣化を検出した記録素子n−1に割り当てられているページアドレスn−1は、更新前には、論理アドレスn−1と関連付けられていた。FTLコントローラ131は、論理アドレスn−1との関連付けを、ページアドレスn−1から、予備領域のページアドレスN+1へ振り替えることにより、エラーレートの上昇を抑制する。
映像記録の場合、ストレージ容量が大きいため、管理テーブルのサイズも膨大になる。したがって、ページ単位でのアドレス変換及び関連付けの変更は、処理負荷が高く困難となる。
そこで、映像をフレーム単位で記録する場合に、複数ページをフレームサイズにまとめ、中間アドレスで管理することにより、アドレス管理が効率化し、処理負荷が低減する。
図5は、FTLコントローラ131によるアドレス変換管理の第2パターンを示す図である。
この第2パターンでは、FTLコントローラ131は、前述の中間アドレスを用いる。この場合、論理アドレスとページアドレス(物理アドレス)とが中間アドレスを介して1対多に対応するので、論理アドレスが1つ指定されると、NANDフラッシュメモリ11内の複数(m)ページ分の記録素子が決定する。
ここで、中間アドレスでグループ化された複数ページの容量は、映像データの1フレーム(例えば、9000Kbyte)を収容できるサイズであり、1フレーム毎に論理アドレス1つが割り当てられる。
図6は、第2パターンにおいて、記録素子の劣化が検出された場合の関連付けの更新例を示す図である。
劣化を検出した記録素子N×mに割り当てられている中間アドレスNは、更新前には、論理アドレスNと関連付けられていた。FTLコントローラ131は、論理アドレスNとの関連付けを、中間アドレスNから、予備領域の中間アドレスへ振り替えることにより、エラーレートの上昇を抑制する。
このとき、中間アドレスNに属している複数の記録素子は、同一フレームのデータが記録されるため、消去及び書き込みの回数が同等であり、同程度に劣化が進んでいると考えられる。したがって、中間アドレスの単位で、合理的に振り替えが行われる。
次に、圧縮符号化装置20における圧縮率が変更され、1フレーム当たりの容量が変化した場合について説明する。圧縮符号化装置20は、圧縮率を変更することにより、映像の画質と記録時間を変更できる。
FTLコントローラ131は、設計時の所定の圧縮率よりも高い圧縮率の映像データを記録する場合、複数のフレーム(論理アドレス)に対して1つの中間アドレスを関連付ける。これにより、1つの中間アドレスに対して複数のフレームのデータが格納される。
圧縮率が2倍(圧縮後のデータサイズは1/2)に変更された場合、FTLコントローラ131は、2フレーム分の圧縮データを1つの中間アドレスに格納することで、記録素子の利用効率を低下させることなく記録できる。同様に、圧縮率が3倍(圧縮後のデータサイズは1/3)に変更された場合、FTLコントローラ131は、3フレーム分の圧縮データを1つの中間アドレスに格納することで、記録素子の利用効率を低下させることなく記録する。
このとき、FTLコントローラ131は、管理テーブルに、メタ情報として圧縮率を2倍に変更した情報を併せて記録する。例えば、管理テーブルにおいて、フレーム番号(論理アドレス)と中間アドレスとが多対1に関連付けられ、フレーム毎に圧縮率が併せて記憶される。
記録された映像の再生時には、圧縮率のメタ情報を参照しながらデータを切り出して圧縮復号することで、元の映像データが再生可能である。
図7は、圧縮率が2倍に変更された場合のデータ記録状況の第1パターンを示す図である。
非圧縮で24Gbpsの映像データ(1フレーム当たり54000Kbyte)は、圧縮率1/6により、1フレーム当たりの容量は9000Kbyteとなる。この場合、論理アドレス及び中間アドレスが9000Kbyte単位で設けられている。
このとき、圧縮符号化装置20における圧縮率が1/12に変更されると、1フレーム当たりの容量は4500Kbyteに縮小される。すると、1つの中間アドレスに割り当てられている記録素子に1フレーム分のデータを記録した場合、約半分の容量が未使用の状態となる。
図8は、圧縮率が2倍に変更された場合のデータ記録状況の第2パターンを示す図である。
第1パターンと同様に、中間アドレスは9000Kbyte単位で設けられている。
このとき、圧縮符号化装置20における圧縮率が1/12に変更されると、1フレーム当たりの容量は4500Kbyteに縮小される。すると、1つの中間アドレスに割り当てられている記録素子は、2フレーム分の容量を持つことになる。
そこで、FTLコントローラ131は、2つのフレーム(論理アドレス)を同一の中間アドレスに割り当て、1つの中間アドレスに割り当てられている記録素子に2フレーム分のデータを記録する。これにより、未使用の記録素子が減少するため、記録素子の利用効率が向上する。
特に、設計時に比べて更に定数倍の圧縮がなされた場合、FTLコントローラ131は、複数フレームを同一の中間アドレスに割り当てることにより、利用効率の低下を防ぐことができる。
なお、本実施形態では、圧縮率が初期設定より高くなった場合を説明したが、映像記録装置10は、圧縮率が低くなった場合にも対応可能である。
この場合、FTLコントローラ131は、設計時の所定の圧縮率よりも低い圧縮率の映像データを記録する場合、フレームを分割し、1つのフレーム(論理アドレス)に対して、分割したデータそれぞれを記録するための複数の中間アドレスを関連付ける。
図9は、圧縮率が1/2倍に変更された場合のデータ記録状況を示す図である。
中間アドレスは、1/6圧縮時のフレームサイズとして、9000Kbyte単位で設けられている。
このとき、圧縮符号化装置20における圧縮率が1/3に変更されると、1フレーム当たりの容量は18000Kbyteに拡大される。すると、1つの中間アドレスに割り当てられている記録素子では、1フレーム分のデータを記録できない。
そこで、FTLコントローラ131は、1フレーム(論理アドレス)を2つの中間アドレスに割り当て、2つの中間アドレスに割り当てられている記録素子に1フレーム分のデータを記録する。これにより、映像記録装置10は、圧縮率の変更に対応できる。
なお、設計時に対してフレーム容量が定数倍になる場合、FTLコントローラ131は、1フレームを複数の中間アドレスに割り当てることにより、利用効率の低下を防ぐことができる。
以上のように、本実施形態によれば、映像記録装置10は、複数の物理アドレスをまとめた中間アドレスを設けることで、管理テーブルにおけるアドレス管理及び更新の負荷を低減できる。例えば、1つの中間アドレスに格納するデータサイズを、映像の1フレーム分のデータサイズとすることで、記録素子の利用効率を損なわず、処理負荷を低減できる。
映像記録装置10は、記録素子の劣化を検出した場合、この記録素子と対応付けられている中間アドレスへの関連付けを、新たな中間アドレスに振り替えるので、同程度に劣化が進んだ複数ページをまとめて効率的に処理できる。
映像記録装置10は、記録する映像データの圧縮率が設計時の所定の圧縮率よりも高く変更された場合、複数フレーム(論理アドレス)に対して同一の中間アドレスを関連付ける。画像圧縮した映像を記録する場合、圧縮率を変更すると(例えば、圧縮率を2倍、3倍に上げると)、1フレーム分のデータサイズが変化するが、映像記録装置10は、1つの中間アドレスに対して複数のフレームを記録することにより、記録素子の利用効率を下げることなく映像を記録できる。
映像記録装置10は、記録する映像データの圧縮率が設計時の所定の圧縮率よりも低く変更された場合、1つのフレーム(論理アドレス)に対して複数の中間アドレスを関連付ける。これにより、映像記録装置10は、記録する映像データの圧縮率の変更に柔軟に対応できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本実施形態では、主に映像記録装置の構成と動作について説明したが、本発明はこれに限られず、各構成要素を備え、映像データを記録するための方法、又はプログラムとして構成されてもよい。
さらに、映像記録装置の機能を実現するためのプログラムをコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでもよい。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
1 映像記録システム
10 映像記録装置
11 NANDフラッシュメモリ
12 管理用メモリ(記憶部)
13 NANDコントローラ(制御部)
14 DRAM
131 FTLコントローラ

Claims (5)

  1. NANDメモリを記録素子とする映像記録装置であって、
    前記記録素子に対応する物理アドレスと、論理アドレスとを動的に関連付ける管理テーブルを記憶する記憶部と、
    前記管理テーブルを管理すると共に、当該管理テーブルに基づいてアドレス変換を行い、指定された前記論理アドレスに関連付けられている物理アドレスの記録素子を制御する制御部と、を備え、
    前記管理テーブルにおいて、所定の圧縮率で符号化された映像データの1フレームの容量に相当する複数の物理アドレスからなるグループに対して中間アドレスが設けられ、
    前記制御部は、前記映像データのフレーム単位に前記論理アドレスを割り当て、当該論理アドレスと前記中間アドレスとの関連付けを管理する映像記録装置。
  2. 前記制御部は、前記記録素子の劣化を検出した場合、当該記録素子と対応付けられている中間アドレスと前記論理アドレスとの関連付けを、新たな中間アドレスに振り替える請求項1に記載の映像記録装置。
  3. 前記制御部は、前記所定の圧縮率よりも高い圧縮率の映像データを記録する場合、複数の論理アドレスに対して1つの中間アドレスを関連付ける請求項1又は請求項2に記載の映像記録装置。
  4. 前記制御部は、前記所定の圧縮率よりも低い圧縮率の映像データを記録する場合、フレームを分割し、1つの論理アドレスに対して、当該分割したデータそれぞれを記録する複数の中間アドレスを関連付ける請求項1又は請求項2に記載の映像記録装置。
  5. NANDメモリを記録素子とする映像記録方法であって、
    前記記録素子に対応する物理アドレスと、論理アドレスとを動的に関連付ける管理テーブルを記憶する記憶部と、
    前記管理テーブルを管理すると共に、当該管理テーブルに基づいてアドレス変換を行い、指定された前記論理アドレスに関連付けられている物理アドレスの記録素子を制御する制御部と、を備えたコンピュータが、
    前記管理テーブルにおいて、所定の圧縮率で符号化された映像データの1フレームの容量に相当する複数の物理アドレスからなるグループに対して中間アドレスを設け、
    前記映像データのフレーム単位に前記論理アドレスを割り当て、当該論理アドレスと前記中間アドレスとの関連付けを管理する映像記録方法。
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