JP2016000638A - エレベータ装置および音声報知方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者の利便性を低下させることなく、視覚障がい者を適切にかごに誘導し、誤乗車を防止することができるエレベータ装置を得る。【解決手段】利用者の音声を認識する音声認識部と、利用者の音声が行先階呼びである場合に、この行先階を登録する行先階登録部と、音声認識による行先階が登録されたか否かを判定する音声認識行先階判定部と、音声認識行先階判定部での判定結果とエレベータの運行情報とに基づいて、利用者に対する報知内容を決定する報知制御部と、報知制御部で決定した報知内容を利用者に報知する報知部とを備える。【選択図】図2
Description
この発明は、乗場に設置した音声認識装置により、利用者の音声で行先階を登録するエレベータ装置および利用者に対する音声報知方法に関する。
近年、乗場に設置した音声認識装置により、あらかじめ行先階を登録しておき、かごの到着時に行先階を自動登録するエレベータが普及し始めている。このようなエレベータには、運行効率を向上させるために、かご内での追加の行先階登録を制限したものや、かご内の行先釦自体をなくしたものがある。
また、かごが到着した場合には、かご内アナウンスによる走行方向報知と、かご内に設置された行先階表示器による行先階表示とで、乗場の利用者をかごに誘導することが一般的である。なお、乗車すべきかごをあらかじめ明確化するために、乗場に行先階表示器を設置したものもある。
しかしながら、かご内アナウンスによる走行方向報知と、かご内に設置された行先階表示器による行先階表示とで、乗車すべきかごを判断することは、健常者にとっては可能であるものの、視覚障がい者にとっては困難である。すなわち、視覚障がい者にとっては、乗車すべきかごか否かを判断する手段が、かご内アナウンスによる走行方向報知しかなく、不安を感じさせるという問題があった。
そこで、この問題を解決するために、視覚障がい者へのかご割当中は、当該かごに対する音響報知しか発生させないことにより、視覚障がい者が乗車すべきかごか否かを明確に判断することができるエレベータ運転制御システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、視覚障がい者専用の呼び釦と音声案内装置とを設けることで、視覚障がい者がエレベータの乗場呼びを容易に行うことができるとともに、エレベータ待機中のエレベータの運行状態を音声案内によって知ることができ、円滑に利用することができるエレベータ運転制御装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
すなわち、特許文献1に記載されたエレベータ運転制御システムでは、割当中のかごに対する音響報知しか発生させないので、健常者が同時に利用していた場合には、健常者にとっては不便になるという問題がある。
すなわち、特許文献1に記載されたエレベータ運転制御システムでは、割当中のかごに対する音響報知しか発生させないので、健常者が同時に利用していた場合には、健常者にとっては不便になるという問題がある。
また、特許文献2に記載されたエレベータ運転制御装置では、運行効率を向上させるために、かご内での追加の行先階登録を制限したり、かご内の行先釦自体をなくしたりしたエレベータに適用した場合、事前に登録した行先階が何らかの原因でキャンセルされたときに、十分な効果を得ることができないという問題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、利用者の利便性を低下させることなく、視覚障がい者を適切にかごに誘導し、誤乗車を防止することができるエレベータ装置および音声報知方法を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ装置は、利用者の音声を認識する音声認識部と、利用者の音声が行先階呼びである場合に、この行先階を登録する行先階登録部と、音声認識による行先階が登録されたか否かを判定する音声認識行先階判定部と、音声認識行先階判定部での判定結果とエレベータの運行情報とに基づいて、利用者に対する報知内容を決定する報知制御部と、報知制御部で決定した報知内容を利用者に報知する報知部とを備えたものである。
また、この発明に係る音声報知方法は、利用者の音声を認識する音声認識ステップと、利用者の音声が行先階呼びである場合に、この行先階を登録する行先階登録ステップと、音声認識による行先階が登録されたか否かを判定する音声認識行先階判定ステップと、音声認識行先階判定ステップでの判定結果とエレベータの運行情報とに基づいて、利用者に対する報知内容を決定する報知制御ステップと、報知制御ステップで決定した報知内容を利用者に報知する報知ステップとを有するものである。
この発明に係るエレベータ装置および音声報知方法によれば、音声認識行先階判定部(ステップ)は、音声認識による行先階が行先階登録部(ステップ)によって登録されたか否かを判定し、報知制御部(ステップ)は、音声認識行先階判定部(ステップ)での判定結果とエレベータの運行情報とに基づいて、利用者に対する報知内容を決定して報知部(ステップ)により利用者に報知する。
そのため、利用者の利便性を低下させることなく、視覚障がい者を適切にかごに誘導し、誤乗車を防止することができる。
そのため、利用者の利便性を低下させることなく、視覚障がい者を適切にかごに誘導し、誤乗車を防止することができる。
以下、この発明に係るエレベータ装置および音声報知方法の好適な実施の形態につき図面を用いて説明するが、各図において同一、または相当する部分については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置の乗場100を示す構成図である。図1において、乗場100には、エレベータの扉1および乗場操作盤2が設けられている。
図1は、この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置の乗場100を示す構成図である。図1において、乗場100には、エレベータの扉1および乗場操作盤2が設けられている。
乗場操作盤2は、エレベータの運行状態や行先階を表示する表示装置10、行先階を登録する行先釦20および利用者の音声で行先階を登録する音声認識装置(音声認識部)30から構成されている。なお、行先釦20は、テンキー式であってもよい。
図2は、この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置を示すブロック構成図である。図2において、このエレベータ装置は、乗場100に設置された音声認識装置30、エレベータ制御装置40およびかご内に設置されたかご内アナウンス装置(報知部)50を備えている。
音声認識装置30は、利用者の音声を集音するマイク31と、利用者の音声を分析し、行先階呼びとして認識した場合に、エレベータ制御装置40に行先階を伝える音声制御部32とを有している。
エレベータ制御装置40は、音声認識行先階判定部41と、エレベータ運転部(行先階登録部)42と、報知制御部43とを有している。
音声認識行先階判定部41は、音声認識による行先階であることを判定する。また、音声認識行先階判定部41は、音声認識装置30からの行先階をエレベータ運転部42に伝えるとともに、音声認識による行先階がかご呼びとして登録できたか否かを判定する。
エレベータ運転部42は、エレベータの運転制御およびかご呼び登録制御を実行する。具体的には、エレベータ運転部42は、音声認識行先階判定部41からの行先階を登録してかごを駆動させるとともに、エレベータの運行情報を報知制御部43に出力する。
報知制御部43は、かご内アナウンス装置50を制御する。また、報知制御部43は、音声認識行先階判定部41からの音声認識による行先階がかご呼びとして登録できたか否かの情報と、エレベータ運転部42からの運行情報とに基づいて、かご内アナウンス装置50が報知するアナウンスの内容を選択する。
続いて、図3のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置の処理について説明する。なお、このフローチャートは、例えば乗場100において乗場呼びが発生したタイミングで実行される。
まず、エレベータ運転部42は、乗場操作盤2からの乗場呼び(行先階呼びの発生)に応答して、かごを乗場呼びが登録された階(例えば、図1の乗場100の階)に着床させる(ステップS1)。
続いて、エレベータ運転部42は、エレベータの扉1の戸開動作を開始する(ステップS2)。
続いて、エレベータ運転部42は、エレベータの扉1の戸開動作を開始する(ステップS2)。
次に、音声認識行先階判定部41は、音声認識による乗場呼びに応答したものか否か(音声認識による行先階であるか否か)を判定する(ステップS3)。
ステップS3において、音声認識による乗場呼びに応答したものである(すなわち、Yes)と判定された場合には、音声認識行先階判定部41は、音声認識による行先階がかご呼び登録されたか否かを判定する(ステップS4)。
ステップS4において、音声認識による行先階がかご呼び登録された(すなわち、Yes)と判定された場合には、報知制御部43は、かご内アナウンス装置50に対して、例えば「○○階を登録しました。乗車ください。」と報知させる(ステップS5)。
続いて、エレベータ運転部42は、エレベータの扉1に対して第1扉開放時間(通常よりも長い時間(例えば、10秒))を設定し(ステップS6)、設定した扉開放時間が満了したか否かを判定する(ステップS7)。
ステップS7において、設定した扉開放時間が満了した(すなわち、Yes)と判定された場合には、エレベータ運転部42は、エレベータの扉1の戸閉動作を開始して(ステップS8)、図3の処理を終了する。
一方、ステップS7において、設定した扉開放時間が満了していない(すなわち、No)と判定された場合には、再度ステップS7に戻って、設定した扉開放時間が満了したか否かが判定される。
一方、ステップS4において、音声認識による行先階がかご呼び登録されていない(すなわち、No)と判定された場合には、報知制御部43は、かご内アナウンス装置50に対して、例えば「○○階には止まりません。」または「もう一度行先階を登録してください」と報知させ(ステップS9)、ステップS6に移行する。
ここで、音声認識による行先階がかご呼び登録されていない場合とは、例えば、音声認識による行先階が、かごが停止しない階(サービス対象外の階)である場合や、エレベータが複数ある場合に、視覚障がい者兼用エレベータでないエレベータのかごが到着した場合等が考えられる。
一方、ステップS3において、音声認識による乗場呼びに応答したものでない(すなわち、No)と判定された場合には、エレベータ運転部42は、エレベータの扉1に対して第2扉開放時間(通常の時間(例えば、4秒))を設定し(ステップS10)、設定した扉開放時間が満了したか否かを判定する(ステップS7)。
このように、このエレベータ装置は、乗場100に設置した音声認識装置30により利用者の音声で行先階を登録するエレベータ装置であって、音声認識行先階判定部41が音声認識による行先階がかご呼び登録されたと判定した場合に、報知制御部43がかご内アナウンス装置50により、音声認識による行先階がかご呼びとして登録されたことを乗場100の利用者に報知する。
また、音声認識行先階判定部41が音声認識による行先階がかご呼び登録されていないと判定した場合に、報知制御部43がかご内アナウンス装置50により、音声認識による行先階には停止しないこと、および音声認識装置30による行先階の再登録を求めることを乗場100の利用者に報知する。
以上のように、実施の形態1によれば、音声認識行先階判定部は、音声認識による行先階が行先階登録部によって登録されたか否かを判定し、報知制御部は、音声認識行先階判定部での判定結果とエレベータの運行情報とに基づいて、利用者に対する報知内容を決定して報知部により利用者に報知する。
そのため、利用者の利便性を低下させることなく、視覚障がい者を適切にかごに誘導し、誤乗車を防止することができる。
そのため、利用者の利便性を低下させることなく、視覚障がい者を適切にかごに誘導し、誤乗車を防止することができる。
また、音声認識行先階判定部が、音声認識による行先階が登録されたと判定した場合に、報知制御部は、報知部により、音声認識による行先階が登録されたことを利用者に報知する。また、音声認識行先階判定部が、音声認識による行先階が登録されていないと判定した場合に、報知制御部は、報知部により、音声認識による行先階には停止しないこと、および音声認識部による行先階の再登録を求めることを利用者に報知する。これにより、視覚障がい者に対して、より適切な指示を与えることができる。
なお、音声認識行先階判定部41は、音声認識による行先階が複数ある場合には、図3に示したステップS4の処理を、音声認識による行先階の階数分実行する。このとき、報知制御部43は、かご呼び登録に応じたアナウンスを選択する。
1 エレベータの扉、2 乗場操作盤、10 表示装置、20 行先釦、30 音声認識装置(音声認識部)、31 マイク、32 音声制御部、40 エレベータ制御装置、41 音声認識行先階判定部、42 エレベータ運転部(行先階登録部)、43 報知制御部、50 かご内アナウンス装置(報知部)、100 乗場。
Claims (5)
- 利用者の音声を認識する音声認識部と、
前記利用者の音声が行先階呼びである場合に、この行先階を登録する行先階登録部と、
音声認識による前記行先階が登録されたか否かを判定する音声認識行先階判定部と、
前記音声認識行先階判定部での判定結果とエレベータの運行情報とに基づいて、前記利用者に対する報知内容を決定する報知制御部と、
前記報知制御部で決定した報知内容を前記利用者に報知する報知部と、
を備えたエレベータ装置。 - 前記音声認識行先階判定部が、音声認識による前記行先階が登録されたと判定した場合に、
前記報知制御部は、前記報知部により、音声認識による前記行先階が登録されたことを前記利用者に報知する
請求項1に記載のエレベータ装置。 - 前記音声認識行先階判定部が、音声認識による前記行先階が登録されていないと判定した場合に、
前記報知制御部は、前記報知部により、音声認識による前記行先階には停止しないこと、および前記音声認識部による行先階の再登録を求めることを前記利用者に報知する
請求項1または請求項2に記載のエレベータ装置。 - 前記音声認識行先階判定部は、音声認識による前記先階が複数ある場合に、音声認識による前記行先階が登録されたか否かを、音声認識による前記行先階の階数分実行する
請求項1から請求項3までの何れか1項に記載のエレベータ装置。 - 利用者の音声を認識する音声認識ステップと、
前記利用者の音声が行先階呼びである場合に、この行先階を登録する行先階登録ステップと、
音声認識による前記行先階が登録されたか否かを判定する音声認識行先階判定ステップと、
前記音声認識行先階判定ステップでの判定結果とエレベータの運行情報とに基づいて、前記利用者に対する報知内容を決定する報知制御ステップと、
前記報知制御ステップで決定した報知内容を前記利用者に報知する報知ステップと、
を有する音声報知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014120480A JP2016000638A (ja) | 2014-06-11 | 2014-06-11 | エレベータ装置および音声報知方法 |
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JP2016000638A true JP2016000638A (ja) | 2016-01-07 |
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JP2014120480A Pending JP2016000638A (ja) | 2014-06-11 | 2014-06-11 | エレベータ装置および音声報知方法 |
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JP (1) | JP2016000638A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111627443A (zh) * | 2020-07-27 | 2020-09-04 | 北京声智科技有限公司 | 电梯推荐方法、装置、设备及介质 |
-
2014
- 2014-06-11 JP JP2014120480A patent/JP2016000638A/ja active Pending
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