JP2015525603A - コーヒー調製機において使用するためのパッド - Google Patents

コーヒー調製機において使用するためのパッド Download PDF

Info

Publication number
JP2015525603A
JP2015525603A JP2015520096A JP2015520096A JP2015525603A JP 2015525603 A JP2015525603 A JP 2015525603A JP 2015520096 A JP2015520096 A JP 2015520096A JP 2015520096 A JP2015520096 A JP 2015520096A JP 2015525603 A JP2015525603 A JP 2015525603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
pad
beverage
fluid
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015520096A
Other languages
English (en)
Inventor
コルネリス サンダース,ヨハネス
コルネリス サンダース,ヨハネス
Original Assignee
コーニンクラケ ダウ エグバート ビー.ブイ.
コーニンクラケ ダウ エグバート ビー.ブイ.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コーニンクラケ ダウ エグバート ビー.ブイ., コーニンクラケ ダウ エグバート ビー.ブイ. filed Critical コーニンクラケ ダウ エグバート ビー.ブイ.
Publication of JP2015525603A publication Critical patent/JP2015525603A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/06Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor
    • A47J31/0657Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor for brewing coffee under pressure, e.g. for espresso machines
    • A47J31/0668Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor for brewing coffee under pressure, e.g. for espresso machines specially adapted for cartridges
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/40Beverage-making apparatus with dispensing means for adding a measured quantity of ingredients, e.g. coffee, water, sugar, cocoa, milk, tea
    • A47J31/407Beverage-making apparatus with dispensing means for adding a measured quantity of ingredients, e.g. coffee, water, sugar, cocoa, milk, tea with ingredient-containing cartridges; Cartridge-perforating means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
    • B65D85/8046Pods, i.e. closed containers made only of filter paper or similar material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
    • B65D85/8061Filters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】飲料を調製するための改良されたパッドの提供を目的とする。【解決手段】1又は2杯の飲料を調製するためのコーヒー調製機において用いるためのパッドであって、飲料を調製するための飲料調製製品を充填されているところの内部空間を有する包みを備え、該飲料調製製品は、流体で抽出されるべき製品(及び/又は流体に溶けうる製品)を備え、該包みは、第1円盤状シートおよび第2円盤状シートによって形成され、両シートはそれらの経線端部の近くで相互接続され、該第1シートと該第2シートとの相互接続部分は密封継ぎ目を形成し、そして該第1シートおよび該第2シートの各々は、該流体を通すことができ且つ飲料調製製品に対する障壁を形成するところのフィルタを形成し、使用中、コーヒー調製機で、流体、例えば水が圧力下で該パッドへ供給され、飲料を得るために該流体が該パッドを通して押圧され、その後該パッドを出る、ここで、該第2シートは形状保持デザインである。【選択図】図1

Description

本発明は、1又は2杯の飲料を調製するためのコーヒー調製機において用いるためのパッドに関しており、飲料を調製するための飲料調製製品を充填されるところの内部空間を有する包みを備え、該飲料調製製品は、流体で抽出されるべき製品、及び/又は場合により流体に溶けうる製品を備え、該包みは、第1円盤状シートおよび第2円盤状シートによって形成され、該両シートはそれら経線端部の近傍で相互接続され、該第1シートと該第2シートとの相互接続部分は密封継ぎ目を形成し、該第1シートおよび該第2シートの各々は、該流体を通すことができ、かつ飲料調製製品に対する障壁を形成するところのフィルタを形成し、使用中、コーヒー調製機で、流体、例えば水が圧力下で該パッドへ供給され、飲料を得るために該流体が押圧されて該パッドを通り、その後該パッドを出る。本発明はさらに、そのようなパッドを製作するための方法に関する。
本発明はさらに、コーヒー調製機およびそのようなパッドを備えたシステムに関する、ここで、コーヒー調製機は、パッドを受け取るためのホールダ、該ホールダを閉鎖するための被覆部、および圧力下で流体流を生み出すための流体手段を備え、該ホールダは、少なくとも1つの飲料流出開口を備え、そして該被覆部は、少なくとも1つの流体流入開口を備え、該流体流入開口は、該流体が圧力下でパッドの第1シートへ供給されるように、パッド内に飲料を調製するために該流体がパッドを通して押圧されるように、該流体流入開口へ流体流を供給するための流体手段と流体連絡しており、飲料は、第2シートを介してパッドを出て、その結果、少なくとも1つの飲料流出開口を介してホールダを出る。また、本発明は、そのようなパッドの使用およびパッドを用いて飲料を調製するための方法に関する。
そのようなパッド、そのようなシステムおよびそのような使用並びに方法は、それ自体は欧州特許出願公開第0 904 717 A1号から公知である。欧州特許出願公開第0 904 717 A1号において、飲料調製製品は挽かれたコーヒーから成る。さらに、第1シートおよび第2シートは夫々ろ紙で作られている。
本発明は、改良されたパッドの提供を意図している。
本発明に従うと、該第2シートは形状保持的デザインのものであることが妥当する。本発明は、公知のパッドが、ユーザーによってコーヒー調製機のホールダ内に置かれたとき、時々はわずかに変形されうるという洞察に基づいている。これが生じうるのは、公知のパッドが、可撓性があり且つしなやかなデザインのものであり、そして例えば、わずかに変形された状態でその包装から取り出されうるからである。もし公知のパッドがホールダ内に置かれていたとすると、ユーザーは、該ホールダ内の該パッドがその元の形状を保ち、該パッドの第2シートが該ホールダの底を覆って該ホールダの直立側壁まで延在していること、に気を付けるべきである。もしユーザーがこれを行なわないと、バイパスのリスクは増大させられる。バイパスは、圧力下でパッドの第1シートへ供給された流体が、その上に該パッドが置かれているホールダの底に備えられた飲料流出開口へ、パッドを迂回して部分的に流れるであろうことを意味する。全てこのことは、結果として、パッドの第1シートへ供給される流体の全量が、該パッドを介してホールダの飲料流出開口へ流れるのではないことを示している。1の結果は、例えばカップに受け取られる該飲料は、該液体で薄められることである。本発明は、パッドの使用を容易にすることを期待している。本発明に従うと、第2シートは形状保持デザインのものであり、パッドは、バイパスのリスクを増加させるのに関連した変形なしにホールダ内に置かれうる。さらに、形状保持的である第2シートのおかげで、パッドの包み内の飲料調製製品の分布は、1のパッドと他のパッドとでほとんど変化しないように見える。すると、これは、流体をパッドを通るように強制すると、その特性が前以て充分に規定された飲料が得られることを、利点として有している。事実、もし飲料調製製品の分布が一様でなく、例えばパッドの内部の特定の位置で比較的薄い層が第1シートと第2シートとの間に形成されると、この位置で流体に対する流れ抵抗の低減が生じるであろう。パッドを通るように強制される流体は最小抵抗の経路を選択するので、流体は正確にこの領域において優先的にパッドを通して流れるであろうし、その結果は、第1および第2シートの間に延在する飲料調製製品の層の厚さがより一様である場合よりも、飲料調製製品のより少ない成分が、仕上げ飲料に入れ込まれるであろう。また、本発明に従う形状保持パッドの多くの別の実施態様において、滴り落ち防止効果が生じると思われる。すなわち、使用直後にパッドが機械から取り出され得て、さらに滴がパッドを離れ落ちる機会が下げられる。
好ましくは、流体、例えば飲料が第2シートを通して流れ、一方、該流体はせいぜい80℃、より特別にはせいぜい90℃、そして好ましくはせいぜい99℃の温度を持ちうるとき、該第2シートは依然として形状保持的なままであることが妥当する。このことは、結果として、使用後もまた、従ってパッドが一般に高温である流体の通り抜けを受けた後も、例えばコーヒーまたは紅茶が調製されるとき、それは依然として形状保持的であろう。もし使用後の第2シートが依然として形状保持的であれば、ユーザーがパッドのより良い把持部を持っているという点で、パッドは、ユーザーによってホールダからより容易に取り除かれうる。好ましくは、この目的のために、第2シートは熱可塑性プラスチックで作られていることが妥当する。熱可塑性物質は、温度が上昇すると一層塑性的になる物質である。好ましくは、その結果、第2シートが80℃の、より特別には90℃の、そして好ましくは99℃の温度をもつ流体と接触するようになるときに、第2シートも形状保持的なままであることが妥当する。
特に、第2シートは不織物質で作られていることが妥当する。第2シートが形状保持的である為には、ここで特に、不織物質は、少なくとも50〜70重量%(70重量%を除く)について、または少なくとも70重量%についてプラスチックから成り、さらに、一方、プラスチックはプラスチック繊維及び/又はプラスチックフィラメントから成ることが妥当する。別の云い方をすれば、第2シートが形状保持的であるために、ここで結局、特に不織物質は、少なくとも50重量%についてプラスチックから成ること、一方、特にプラスチックはプラスチック繊維及び/又はプラスチックフィラメントから成ることが妥当する。
より特別に、ここで、不織物質は、少なくとも60〜70重量%(70重量%を除く)について、または少なくとも70重量%についてプラスチックから成り、一方、特にプラスチックはプラスチック繊維及び/又はプラスチックフィラメントから成ることが妥当する。別の云い方をすれば、第2シートが形状保持的であるために、ここで結局、より特別には、不織物質は、少なくとも60重量%についてプラスチックから成ること、一方、特にプラスチックはプラスチック繊維及び/又はプラスチックフィラメントから成ることが妥当する。
より好ましくは、不織物質は、少なくとも70重量%、好ましくは80重量%、そしてより好ましくは少なくとも90重量%についてプラスチックから成ることが妥当する。不織物質は、ここで繊維の形態及び/又はフィラメントの形態で提供されうる。
好ましくは、第2シートは、50〜70重量%(70重量%を除く)について、または70〜100重量%についてプラスチックから成ることが妥当する。したがって結局、好ましくは第2シートが、50〜100重量%についてプラスチックから成ることが妥当する。ここで、特に、プラスチックはプラスチック繊維及び/又はプラスチックフィラメントから成ることが妥当する。
より好ましくは、第2シートは、60〜70重量%(70重量%を除く)について、または70〜100重量%についてプラスチックから成ることが妥当する。したがって結局、好ましくは第2シートは、60〜100重量%についてプラスチックから成ることが妥当する。ここで、特に、プラスチックはプラスチック繊維及び/又はプラスチックフィラメントから成ることが妥当する。
より好ましくは、第2シートは、70〜100重量%についてプラスチックから成り、特に75〜95重量%についてプラスチックから成り、およびより特別には80〜95重量%についてプラスチックから成ることが妥当する。ここで特に、プラスチックがプラスチック繊維及び/又はプラスチックフィラメントから成ることが妥当する。
不織物質の利点は、該不織物質が流体の供給の結果として湿っているとき、それがホールダとの良好な流体密封を形成しうることである。不織物質が少なくとも一部分についてプラスチックで作られているとき、それは、熱処理により典型的に形状保持的にされうる。該プラスチックは、例えば、PE、PET、PETP、コPET、LLDPE、CPP、PLA及び/又はPPを包含する高分子から成りうる。プラスチックは、例えばプラスチック繊維及び/又はプラスチックフィラメントの形態における不織物質で提供される。
特に、第2シートは、さらにセルロース繊維及び/又はセルロースフィラメントを備えることが妥当する。より特別には、第2シートは、上記のプラスチック繊維及び/又はプラスチックフィラメントおよびセルロース繊維及び/又はセルロースフィラメントから成る。不織物質は、それ故にプラスチック繊維及び/又はプラスの組み合わせから成りうる。また、セルロース繊維は、プラスチックコーティングで被覆されてもよい。これまで記載された実施態様の利点は、第2シートがろ紙の光学的特性をさらに有し、同時に依然として形状保持的であることである。この後者は、重量%で測られて、セルロース繊維及び/又はセルロースフィラメントよりも、より多くのプラスチックまたはプラスチック繊維及び/又はプラスチックフィラメントが存在すること、同時に特に、不織物質が形状保持力を増すために熱処理を受けていることに原因がありうる。
実用的な実施態様によれば、第2シートの密度は、15〜60g/mの範囲内、または60〜200g/m(60g/mは除く)、好ましくは70〜150g/m、より好ましくは90〜120g/mの範囲内であることが妥当する。これらの密度において、関係する形状保持力は良く実現されうる。特に、第2シートは、ポリエステル繊維、特にSmash(商標)物質のもので作られていることが妥当する。好ましくは、第2シートはSMASH(商標)150g/mで作られていることが妥当する。
特に、代替的に第2シートは、ポリ乳酸(PLA)繊維で作られことも妥当する。好ましくは、第2シートは、PLA70〜100g/mで作られていることが妥当する。
また好ましくは、第2シートは、100%ポリ乳酸(PLA)の繊維および場合により誘導体で作られていることが妥当する。このお陰で、第2シートは、使用後、少なくとも実質的に完全に生分解可能である。
この出願において、形状保持力は、例えば以下のように定義されうる。試験に従う第2シートの形状保持力は、該試験の間に測定された、該第2シートに加えられる力で表現され、さらに、該試験は、第2シート自体、すなわち第1シートおよび飲料調製製品を持たないパッドであって、しかし例えば第2シートがパッドの部分を形成するときのその形状を保持しているもの、に対して実施される。試験を実施するために、該第2シート自体、すなわち該第1シートおよび該飲料調製製品を持たない該パッドは、水平面上に置かれ、該第2シートはその経線端部によって該水平面上に支持され、該水平面は30mmの幅を有する細長い溝を備え、且つ該第2シートは該溝に対して対称的に該溝を覆い、該溝の反対側で該水平面上に支持される。該試験を実施するにあたって、該パッドの直径に対応する長さを有しているナイフが利用され、該ナイフの刃面は3mmの厚さを有し、且つ該刃面の長さ方向は該溝の長さ方向における水平方向に延在する、ここで、試験のために、該パッド上方の位置からの該ナイフは、100mm/分の一定速度で垂直方向に下に動かされ、該刃面の中心は、垂直方向で見て、該第2シートの重心上方に置かれる。ここで、該ナイフが該第2シートに接触する瞬間から、該ナイフが下に動くにつれて、該ナイフが該ナイフによる該パッドの変形の結果として受けるところのニュートン単位での該力が測定される。ここで、下方移動は、該ナイフの該刃面が該水平面に対して12mmの深さで該溝内にあるまで続けられる。ここで、測定された最大の力は、該第2シートの曲げ剛性の測度である。
該パッドの好ましい実施態様に従うと、該試験によって測定された最大抵抗、すなわち、ニュートン単位で測定された最大の力は、0.2〜4ニュートンの範囲内にあり、及び/又は試験における測定された最大の力は、1ニュートンよりも大きい。
本出願において、シートの厚さは、NEN-EN-ISO 53-2011に従って規定される。
さらに、第2シートの厚さは、50〜400μmの範囲内、または400〜500μm(400μmは除く)の範囲内、従って結局、50〜500μmの範囲内、好ましくは100〜500μmの範囲内、好ましくは110〜350μmの範囲内、好ましくは150〜300μmの範囲内であることが達成されうる。これで達成されるものは、一方で、第2シートは重過ぎないということであり、そして他方で、また第2シートは流体に対して十分な透過性をもつことである。特にここで、流体がパッドを通して流されるときに、飲料調製製品を横切る圧力低下は、第2シートを横切る圧力低下よりも大きい、特に10倍、より特別には20倍大きいことが妥当する。第1シートの厚さは、第2シートの厚さよりも、例えば1.4〜10倍薄くありえる。
さらに、好ましくは、第1シートは可撓性のデザインのものであることが妥当する。第1シートはそれ自体知られたろ紙で作られうる。特に、第1シートは、セルロース繊維及び/又はセルロースフィラメントの少なくとも70%、より好ましくはセルロース繊維及び/又はセルロースフィラメントの少なくとも80%、さらにより好ましくはセルロース繊維及び/又はセルロースフィラメントの少なくとも90%を備え、一方、残部については、第1シートは、上で記載されたような種類の、特にプラスチック繊維及び/又はプラスチックフィラメントの形態における可塑性高分子で作られていることが妥当する。第1シートは、好ましくは、可塑性高分子の30%未満を含有している。第1シートはまた、100%についてPLAで作られうる。また、第1シートは、PLAおよび紙、例えば25%のPLAおよび75%の紙から成りうる。これら高分子は、第2シートで議論してきたのと同じ種類のものでありうる。しかしまた、第1シートは、形状保持デザインのものであり且つ好ましくは第2シートと同じ材料で作られていることが可能である。
より特別に、ここで第1シートおよび第2シートは、1の同一シートまたは同一種類の複数のシートから製作されることが妥当する。もし、第1シートおよび第2シートが、シートを形状保持的にするために熱処理を受けているなら、この場合、好ましくは、該熱処理はまた同じものであろうし、その結果、第1シートおよび第2シートは同じ特性を有するであろう。
特に、密封継ぎ目の輪郭内にあるところの第2シートの部分は、皿状デザインのものであり、さらに、一方、第1シートは平坦なデザインのものであることが妥当する。このことは、コーヒーパッドが該パッドに対応する形状を有しているホールダ内に置かれたときに、コーヒーパッドが自己位置決め的であることを、利点として有する。該意図は、第2シートが、そのようなホールダの底に置かれるためである。
本発明に従うシステムは、該パッドを受け取るためのホールダ、該ホールダを閉じるための被覆部および圧力下で流体流を生成するための流体手段を備えているところのコーヒー調製機を備えている、ここで、該ホールダは少なくとも1つの飲料流出開口を備え、且つ該被覆部は少なくとも1つの飲料流入開口を備え、これら開口は、該流体が圧力下で該パッドの該第1シートへ供給されるように、該パッド内に飲料を調製するために該流体が該パッドを通して押圧されるように、該流体流を該流体開口へ供給するための該流体手段と流体連絡し、該飲料は、該第2シートを介して該パッドを出て、該少なくとも1つの飲料流出開口を介して該ホールダを出始める。
好ましくは、ここで、ホールダは、鉢状内部空間を備え、該内部空間は該ホールダの底および直立側壁によって境界付けられていること、ここで、該底は、該側壁に隣接する外側水平向きリング状底部分と、内側皿状底部分とから成り、該リング状底部分に隣接する該皿状底部分は、該側壁から遠ざかる方向において、下方に傾斜し、該少なくとも1つの飲料流出開口が該皿状底部分に備えられていることが妥当する。既に述べたように、該パッドは該底上に置かれ、一方、第2シートは直立側壁の近傍まで該底に沿って延在している。好ましくは、該パッドの密封継ぎ目は該リング形状底部分に置かれている。特に、ここで、該皿状底部分に、少なくとも1つの飲料流出開口への流体流路を形成する溝が備えられ、さらに該溝は該パッドの飲料調製製品の下にのみ延在していることが妥当する。溝を備えていないところの該底の部分、より特に該リング状底部分は、該パッドが流体を通して濡れるときに、該底の上記領域に置かれているところの第2シートのその部分と流体密封部を形成しうる。
特に、少なくとも1つの流出開口は、飲料の噴流を生成するノズルを備えていることが妥当する。該噴流の助けにより、それ自体公知のやり方で、例えばカップに受け取られたときに細かな気泡の泡状層を伴った飲料を得るために、空気が調製された飲料内に叩き付けられうる。この目的のために、システムは、細かな気泡の泡状層を伴った飲料を得るために、該飲料内に空気を叩き付けるために該噴流によって衝突される衝突面を備えている。
特に、流体は、大気圧より0.9〜1.5バール高い圧力下で該第1シートへ供給されることが妥当する。この比較的低い圧力で依然として、細かな気泡の泡状層を伴った飲料が得られて、この飲料は、10バールを超える圧力下で熱湯がそれを通して流されるコーヒー床の場合のように高圧下で調製された飲料と同等である。
本発明に従うパッドは、飲料を調製するための飲料調製製品を充填され、該飲料調製製品は、流体によって抽出されるべき製品(及び/又は流体に溶けうる製品)を備える。流体によって抽出されるべき製品は、例えば挽かれたコーヒーまたは紅茶の葉から成りうる。流体に溶けうる製品は、例えば粉ミルク、粉末チョコレートミルク等から成りうる。
本発明に従うシステムの特別な実施態様に従うと、システムは、さらに、挽かれたコーヒーを充填された内部空間を備えている公知のコーヒーパッド(例えば、欧州特許第904 717 A1号公報に規定されたような従来技術のパッド)を備える、ここで、該内部空間は、上部シートおよび底部シートで形成され、これらのシートはこれらの経線端部の近傍で相互接続されている、ここで、該上部シートおよび該底部シートはまた、該パッドの外部側を形成し且つ各々は可撓性ろ紙で作られる、そしてここで、該コーヒーパッドおよび該ホールダは、該コーヒーパッドがコーヒー調製のために該ホールダ内に受け取られ得るように仕立てられている。ここで、該底部シートは該ホールダの底に亘って延在する、そしてここで、使用中、該流体が該上部シートを通して流れるように、該流体は、圧力下で該パッドの該上部シートへ供給され、そして該パッドを通して押圧される、それにより、該パッド内でコーヒー抽出物が形成され、該底部シートを介して該パッドを出る、そしてここで、該コーヒー抽出物は該ホールダの該飲料流出開口を介してホールダを流出する。したがって、そのようなシステムで、ユーザーは、望まれると、1の且つ同一のコーヒー調製機において公知のコーヒーパッドおよび形状保持的第2シートを有するパッドを用いることができる。
本発明は、これから図面を参照して更に説明されるであろう。
本発明に従うパッドの1の可能な実施態様の断面図である。 図1のパッドとコーヒー調製機を備えられた本発明に従うシステムの1の実施態様の説明図である。 図2に従うコーヒー調製機のホールダの平面図である。 ろ紙の可撓性パッドをさらに備えている、図2に従うシステムの1の実施態様の説明図である。 上で検討したようなパッドを作るための方法の概略の説明図である。 上で検討したようなパッドを作るための方法の概略の説明図である。 上で検討したようなパッドを作るための方法の概略の説明図である。 上で検討したようなパッドを作るための方法の概略の説明図である。 上で検討したようなパッドを作るための方法の概略の説明図である。 上で検討したようなパッドを作るための方法の概略の説明図である。 本発明に従うパッドの1の可能な実施態様の第2シートの平面図である。 パッドの第2シートの形状保持力を決定するための装置の側面図である。 図7.1の7.2に従う平面図である。 図7.1の7.3に従う平面図である。 ナイフがパッドに接触し始める瞬間での図7.1に類似の側面図である。 ナイフが最も低い位置に到達したときの図7.1に類似の側面図である。 試験中の測定された力の曲線を示す説明図である。
図1において、参照符合1によって、コーヒー調製機において使用するためのパッドが示されている。パッドは1または2杯の飲料を調製することを意図されたタイプのものである。1杯の飲料は、例えば20〜200mlの飲料、より特別には20〜180mlの飲料から成りうる。パッド(1)は、図において斜線表示で示されている飲料調製製品(6)で充填されるところの内部空間(4)を有する包み(2A、2B)を備えている。この実施例において、包みは内部空間を境界付けることが妥当する。飲料調製製品は、飲料を調製することを意図されている。この目的のために、飲料調製製品は、流体で抽出されるべき製品及び/又は場合により流体に溶けうる製品を含んでいる。
本実施例において、飲料調製製品は、流体で抽出されるべき製品のみを含んでいる、より特にはこれは挽かれたコーヒーに関係していることが妥当する。包みは、第1円盤状シート(2A)および第2円盤状シート(2B)によって形成され、それらのシートはそれらの経線端部(8)の近傍で相互接続されている。第1シート(2A)および第2シート(2B)の相互接続部分は、密封継ぎ目(10)を形成している。したがって、該密封継ぎ目は、リングの形状を有している。第1シートおよび第2シートの各々は、流体を通すことができ且つ飲料調製製品に対する障壁を形成するところのフィルタを形成している。これは、使用中、コーヒー調製機において、流体、例えば水が圧力下でパッドへ供給され、該流体は飲料を得るためにパッドを通して押圧され、該飲料はその後該パッドを再び出ることを可能にする。全てこれは、図2を参照してより詳細に検討されるであろう。
この実施例において、さらに第2シートは形状保持的デザインのものであることが妥当する。試験に従う第2シートの形状保持力は、試験の間に測定される第2シート上に加えられる力で表現され、試験は第2シートそれ自体の上で、すなわち第1シートおよび飲料調製製品のないパッド上で実施される(図7.1〜7.3を参照)。
試験を実施するために、第2シート(2B)自体、すなわち第1シートおよび飲料調製製品を有さないパッドであって、しかし第2シートがパッドの部分を形成するときにその形状をそのまま保持しているものは、第2シートがその経線端部(8)によって水平面上に支持されるように、水平面(100)上に置かれ、該水平面は、30mmの幅(a)をもつ細長い溝(102)を備え、そして一方、第2シートは溝に関して対称的に溝を覆い、且つ溝の反対側で該水平面上に支持されている。試験を実施する際に、パッドの直径(D)に対応する長さ(l)をもつナイフ(104)が使用される。ナイフの刃面(106)は3mmの厚さを有している。刃面(106)の長さ方向(L)は、溝の長さ方向(L)において水平方向に延在している。試験のために、ナイフは、100mm/分の一定速度(v)でパッド上方の位置から垂直方向(V)に下方へ動かされ、一方、刃面の中心(M)は、垂直方向から見て第2シートの重心(Z)の上方に置かれる。第2シートは、中心(P)をもつ円盤の形状を有する故に、この中心(P)は、既述の重心に対応している。ナイフを下に動かすことは、ロードセル(108)によって実行される。試験を実施する前に、経線端部(8)は該表面(100)に対して完全にフィットするように置かれる。ナイフが第2シートに触れる瞬間から(図7.4)、ナイフが下方に移動するにつれ、ナイフによるパッドの変形の結果としてナイフが感受するところの、ニュートン単位の抵抗が測定される。言い換えれば、ナイフが下に動くにつれナイフが第2シートから感じるところの力が測定される。ナイフが第2シートに触れる前は、この力はゼロである。その後、この力は上昇する。下への移動は、ナイフの刃面が水平面に対して12mmの深さ(b)で溝の中に存在するまで、続けられる(図7.5参照)。ロードセル(108)で測定された最大の抵抗すなわち力は、第2シートの曲げ剛性の測度である。最大抵抗(Fmax)は、ニュートン単位で測定される。ナイフが下に動きそして初めて第2シートに触れるとき、第2シートは先ずは弾性的に変形するであろう。その後、さらに下方への動くと、第2シートは変形される。測定された最大の力は、典型的には第2シートが座屈し従ってナイフの荷重の下で降伏する直前のモーメントに対応する。座屈の後、力は再び減少しうる。
言い換えれば、パッドの変形の結果としてナイフが感受する力が測定される。図7.6において、この力(F)は、ナイフがそれに沿い下に動かされるところの距離(x)の関数としてプロットされている。x=x0から、力(F)はF=0から上がり始める。最大の測定された力(Fmax)はx=x1で生じる。x=x0+bで、ナイフはその最大の下方への移動の点に到達した。第2シートの形状保持力のための測定された測度はFmaxである。
測定された最大の力は、好ましくは0.2〜4ニュートンの範囲内であり、及び/又は好ましくは1ニュートンを超える
特に、流体、例えば飲料及び/又は水が第2シートを通して流され、一方、流体がせいぜい80℃の温度でありうるときに、第2シートは形状保持のままであることが妥当する。言い換えれば、流体が80℃まで上昇しうる温度であるとき、第2シートは、既述の形状保持特性を維持している。
より特別には、流体がそれを通して流され、一方、流体がせいぜい90℃、および好ましくはせいぜい99℃の温度でありうるときに、第2シートは形状保持のままであることがここで妥当する。
この実施例において、第2シートは熱可塑性物質で作られていることが妥当する。熱可塑性物質は、温度が上昇するにつれて一層可塑的になる物質である。したがって、本実施例において、第2シートが流体、例えば飲料及び/又は80℃の温度である熱湯と接触するようになるとき、該第2シートはまた形状保持のままであることが妥当する。熱可塑性物質がここに関連するので、第2シートが80℃よりも低い温度である流体と接触するときに、それはまた形状保持のままであることが妥当しよう。
より特別には、第2シートが90℃の、好ましくは99℃の流体と接触するときに、第2シートは依然として形状保持のままであることが妥当する。上述したように、関連するものは、熱可塑性物質で作られた第2シートである。
この実施例において、さらに、第2シートは不織物質で作られていることが妥当する。この不織物質は、この実施例においては、少なくとも50重量%および好ましくは少なくとも60重量%についてはプラスチックでできており、さらに、特にプラスチックは、プラスチック繊維及び/又はプラスチックフィラメントから成る。より好ましくは、不織物質は、少なくとも70重量%についてプラスチックでできていることが妥当する。特に、不織物質は、少なくとも80重量%、より好ましくは90重量%についてはプラスチックでできていることが妥当する。一方、好ましくは、不織物質は、50〜100重量%、より好ましくは60〜100重量%についてプラスチックでできていることが妥当する。更により好ましくは、不織物質は、70〜100重量%についてプラスチックでできていること、特に75〜95重量%についてプラスチックでできていること、およびより特別に、80〜95重量%についてプラスチックでできていることが妥当する。
この実施例において、さらに、プラスチックは、PLA、PETP及び/又はLLDPEのポリマーを包含することが妥当する。より一般的に、プラスチック、例えばPE、PET、PETP、コPET、LLDPE、CPP、PLA及び/又はPPおよびそれらの組合せが可能であることが妥当する。
この実施例において、不織物質は、熱処理を受けて形状保持的にされたことが妥当する。これは、夫々のプラスチックでできたシート形成物質が、所望の形状、例えばそれが第2シート(2B)として示されるものにされ、その後で、冷却された後の第2シートが形状保持的になるように、第2シートが熱処理を受けることを意味する。この実施例において、さらに、第2シートはセルロース繊維及び/又はセルロースフィラメントを備えられることが妥当する。したがって、このケースにおいて、第2シートは、上述のプラスチックおよびセルロースの繊維及び/又はフィラメントの組合せを備えている。この実施例において、さらに不織物質は、セルロース繊維及び/又はセルロースフィラメントを備えていることが妥当する。もし、この不織物質が、上で検討したように、少なくとも50重量%について既述のプラスチックから成るならば、不織物質はさらに、せいぜい50重量%についてセルロースから成ることが妥当しよう。もし、この不織物質が、上で検討したように、少なくとも60重量%、または少なくとも70重量%について既述のプラスチックから成るならば、不織物質はさらに、夫々せいぜい40重量%または30重量%についてセルロースから成ることが妥当しよう。したがって、不織物質は、プラスチックおよびセルロースの繊維及び/又はフィラメントの組合せを好ましくは含む。本発明に従うプラスチックは、好ましくは、プラスチックの繊維及び/又はフィラメントから成る。この実施例において、これらプラスチックの繊維及び/又はフィラメントは、不織物質の一部分である。しかし、プラスチックは、セルロース繊維及び/又はセルロースフィラメント上のコーティングの形で第2シートに存在することもまた可能である。この実施例において、これらプラスチックコーティングされた繊維及び/又はプラスチックコーティングされたフィラメントは、その結果、不織物質の一部分である。
既述の実施例から特に、不織物質は、重量%でのより高い比率について、セルロース繊維及び/又はフィラメントよりもプラスチック物質から成ることが妥当することは明らかである。この実施例において、第2シートの密度は、15〜60g/mの範囲内または60〜150g/m(60g/mは除く)の範囲内、すなわち結局15〜150g/mの範囲内であることが妥当する。しかし、好ましくは、第2シートの密度は、70〜130g/mの範囲内、より好ましくは90〜120g/mの範囲内であることが妥当する。第2シートの厚さは、本実施例において、50〜600μmの範囲内である。好ましくは、該厚さは、100〜500μmの範囲内、より特別には150〜300μmの範囲内であることが妥当する。記載された厚さは、図1および図4Aにおいて、文字hで図式的に示されている。
本実施例において、さらに、密封継ぎ目の輪郭内の第2シートが、流体、例えば水に対して均質に透過性があるようにデザインされていることが妥当する。また、本実施例において、密封継ぎ目の輪郭内の第2シートは、滑らかに拡がる内部および外部表面を備えていることが妥当する。
本実施例において、さらに第1シートが可撓性のデザインであることが妥当する。特に、第1シートはそれ自体公知のろ紙で作られていることが妥当する。ここで、本実施例において、第1シートは、少なくとも70%のセルロース繊維及び/又はセルロースフィラメントを備えていることが妥当する。第1シートの残り部分は、やはり、プラスチック及び/又はプラスチック繊維及び/又はプラスチックフィラメント及び/又は第2シートの文脈で述べられたプラスチックコーティングで作られていてもよい。より特別には、第1シートは、少なくとも80重量%のセルロース、より好ましくは少なくとも90重量%のセルロースを含んでいることが妥当する。第1シートは、好ましくは第2シートの文脈で述べられたと同種の可塑性高分子の30重量%未満を含んでいる。
第1シートの厚さは、例えば第2シーの厚さよりも1.4〜10倍うすい。上述の厚さは、図1において文字h'で図式的に示されている。
図1で分かるように、密封継ぎ目の輪郭内にある第2シートの部分は、皿状デザインであることが妥当する。また、本実施例において、第1シートが平坦なデザインであることも妥当する。密封継ぎ目の輪郭内にある第2シートの部分は、図2に示されたように、dで示された直径を有している。パッド全体の直径は、図2においてDで示されている。また、これは、リング状の密封継ぎ目(10)が(D−d)/2の直径を有していることを意味している。本実施例において、Dは約74.4mmであり、そしてdは約61mmである。その他の寸法は、Dについて想像できよう。Dは、例えば45〜90mm、好ましくは70〜80mm、より好ましくは73〜76mmの範囲内でありえ、特に約74.4mmでありうる。
代替の実施態様に従うと、第2シートは箔を含み及び/又は複数の流出開口を備え、且つ可塑性高分子を含むプラスチックで作られている箔から成る。可塑性高分子は、PE、PET、PETP、コPET、LLDPE、CPP、PLA及び/又はPPを含みうる。第2シートは、少なくとも実質的にPETPから成る第1層と少なくとも実質的にCPPから成る第2層を備えうる。
図1のパッドがその中で用いられるところのシステムが、図2に示されている。システムは、パッド(1)を受け取るためのホールダ(16)を備えるところのコーヒー調製機(14)を備えている。さらに、コーヒー調製機は、ホールダ(16)を閉じるための被覆部(18)を備えている。コーヒー調製機はさらに、圧力下で流体流を生み出すための流体手段(20、22)を備えている。本実施例において、これら流体手段は、ポンプ(20)および、流体、本実施例では熱湯、を充填される貯蔵容器(22)から成る。水の温度は、例えば70〜98℃でありうる。この目的のために、貯蔵容器(22)は、加熱要素(24)を備えている。貯蔵容器(22)自体は、一方、冷水を備えている、より大きな貯蔵容器から充填されうる。この大きな貯蔵容器は図面には示されていない。ポンプ(20)は、使用中、被覆部(18)の内部空間(28)へ導管(26)を介して熱湯を供給する。被覆部の底(30)は複数の流入開口(32)を備えている。ホールダ(16)は、ホールダの底(34)およびホールダの直立側壁(38)によって境界付けられているところの鉢状内部空間(36)を備えている。該底は、該側壁(38)に隣接するところの外側水平向きリング状底部分(40)から成る。さらに底は、内側皿状底部分(42)を備え、一方、該リング状底部分に隣接する該皿状底部分は、該側壁から遠ざかる方向に、ホールダの内側へ下方に傾斜している。該リング状底部分は、該側壁(38)と隣接する外側端部(41)および該皿状底部分(42)と隣接する内側端部(43)を備えている。該底は、少なくとも1つの流出開口(44)を備えている。この流出開口は、本実施例において、該皿状底部分(42)に配置されている。図2に示されたように、パッド(1)は底(34)に置かれ、第2シートが該底に沿って直立側壁(38)の近くまで延在していることが妥当する。すると、パッドの密封継ぎ目(10)は、該リング状底部分(40)上に置かれている。分かるように、第2シートは、ホールダの底の形状に対応する形状を有している。第2シートは、ここで密封継ぎ目の内側で滑らかに拡がる内側および外側表面を有している。本実施例において、さらに皿状底部分(42)に、溝(46)が備えられていることが妥当する。溝は、パッド内の飲料調製製品(6)の下にだけ延在している。本実施例において、溝(46)は底の多数の突起(54)によって形成されていることが妥当する。複数の直立突起(54)の間に、個別の溝が形成されている。本発明に従うと、溝はまた、異なるように、例えば底に備えられ且つ例えば半径方向に流出開口(44)の方へ延在するスロットとして形成されうる。底は、滑らかなデザインで少なくとも部分的に成り、且つプラスチック及び/又は金属で作られている。上部の上側は、丁度底の残りの部分のように滑らかである。本実施例において、飲料調製製品は挽かれたコーヒーであることが妥当する。適切に分かるように、挽かれたコーヒー(6)はコーヒーの「床」を形成している。溝は、コーヒーの「床」の下、しかしまたコーヒーの「床」の輪郭内、すなわち、飲料調製製品がパッド内に置かれる場所の輪郭内にある。皿状底部分は、図2のd'で示されている内側平坦底部分を備えている。分かるように、溝は、平坦であるこの内部底部分d'内だけに延在している。さらに、少なくとも1つの流出開口(44)は、以下で更に説明されるように、飲料の噴流を作るノズル(46)を備えていることが妥当する。この目的のために、システムは、さらに、作られた飲料の噴流によって使用中に衝突される衝突手段(50)を備えている。ここまでに記載されたシステムの働きは、以下のようである。
ユーザーは、何よりも先に、図1のパッド(1)を図2のホールダ(16)内に置くために被覆部(18)を除去するであろう。パッドが形状保持的である第2シート(2B)を備えているので、パッドは、パッドが底に置かれる時に自身で正しい位置にスライドするであろう。パッドは、いわば自己位置決め的であり、そして図2に示されたような位置に最後は落ち着く。この後、ホールダは、図2に示されたように被覆部で閉じられうる。ユーザーは、その後コーヒー調製機(14)の制御ユニット(52)を操作する。結果は、制御ユニット(52)がポンプ(20)を起動することである。その結果、熱湯が導管(26)を介して貯蔵容器(22)から被覆部(18)の内部空間(28)へ供給される。この熱湯は、被覆部(18)を出て、流入開口(32)を介してホールダ内に流れるであろう。その結果、該熱湯がパッドの上側からパッドの第1シートへ圧力下で供給される。本実施例における圧力は、大気圧を上回る1.1バールである。熱湯はそれから第1シート(2A)を介してパッドの内部空間内へ浸透していくであろう。ここで、熱湯は挽かれたコーヒーと接触し、その結果コーヒー飲料が作られる。コーヒー飲料は第2シート(2B)を介してコーヒーパッドを出て行く。第2シート(2B)が濡らされる結果として、それは、溝が無いところで底(34)での密封を形成するであろう。溝があるところでは、飲料はパッドを出ていくであろう。コーヒー床の下にだけ延在する溝の結果として、バイパスが回避される。さらに回避されることは、熱湯がコーヒー床を通して垂直方向に延在するチャネルを形成することである。そのようなチャネルは、挽かれたコーヒーの最適で効率的な抽出が出来ないようにする。それに加えて、溝が底の平坦部分に延在しているので、これは第2シートが底に適切に当接することを可能にし、その結果、飲料がパッドから流出できる場所を決定するのは、溝である。飲料は前進して、溝を介して流出開口(44)へ流れる。流出開口(44)がノズル(47)を備えており、一方、さらに流体は圧力下でパッドへ供給されることが妥当するので、コーヒー飲料は衝突面(50)に衝突する噴流へと形成される。その結果、飲料は、ホールダのチャンバー(62)(その下側(64)で開いている)内で霧化されるであろう。飲料が、その後カップ内に受け取られたとき、飲料は、細かな気泡の泡状層を伴って得られる。飲料調製後、ホールダは被覆部を取り除くことによって再び開けられうる。それからパッド(1)は、第2シートが依然として形状保持的であることによって容易に取り除かれうる。
本実施例において、被覆部は、ホールダの直立側壁(38)に対して流体気密に密封する密封リング(60)を備えていることが妥当する。しかし、また、直立側壁(38)が、密封リングを備え、この密封リングは被覆部(18)に対して密封することは可能である。本実施例において、第2シートは形状保持デザインである。しかし、また第1シートが形状保持デザインであることも可能である。好ましくは、ここで、第1シートは第2シートと同じ材料で作られていることが妥当する。より特別には、ここで第1シートと第2シートとは、1の同じシートまたは複数のシートで作られていることが妥当する。本実施例において、飲料調製製品は挽かれたコーヒーから成っている。しかし、飲料調製製品はまた、例えば紅茶から成っていることがあり得る。(さらに、飲料調製製品は、流体に溶けうる製品または分散物を形成するところの製品、例えばミルク若しくはミルクチョコレートを調製するための粉ミルク及び/又はカカオから成ることが可能である。)また、飲料調製製品は、既に述べた抽出可能な製品の1つまたは流体に溶けうる製品と組み合された異なるタイプの抽出可能な製品を備えていることはあり得る。流体に溶けうる製品は、粉ミルクまたは香り増強剤から成り得る。また、パッドは、異なるタイプのコーヒー調製機において使用されることもあり得る。さらに、図2のコーヒー調製機のホールダ内に、挽かれたコーヒーを充填されている内部空間を備える、図5に従うコーヒーパッド(1')も置かれ、一方、該内部空間は、上部シート(2A')と底部シート(2B')によって形成され、それらシートはそれら経線端部近傍で相互接続され、一方、該上部シートおよび該底部シートはまた、パッドの外部側を形成し且つ各々は可撓性ろ紙で作られている。コーヒーパッド(1')およびホールダ(16)は、コーヒーを調製するためにコーヒーパッドがホールダ内に受け取られ得るように相互に仕立てられて、使用中、流体が圧力下でパッドの上側へ供給され、そして該流体が上部シートを通して流れるようにパッドを通して押圧され、それによってパッド内にコーヒー抽出物が形成され、これは底部シートを介してパッドを出始める、そしてここで、コーヒー抽出物はホールダの飲料流出開口を介して進んでホールダを出る。パッドの底部シートは、ここではホールダの直立側壁(38)までホールダの底部(34)にわたって延在し、それによってまた、バイパスを防ぐためにホールダとの密封を形成している。飲料は、溝があるところでパッドを出て行きうる。したがって、本発明はまた、コーヒー調製機、パッド(1)およびパッド(1')を備え、飲料を調製するために、望まれれば、ユーザーにパッド(1)またはパッド(1')を用いることを可能にするシステムに関係している。
図5a〜5fは、上で検討されたようにパッドを作るための方法を概略的に示している。
図5aにおいて、第4シート(50)が、金属でできた金型(52)の上方に置かれていることが示されている。例えば、金型空洞(54)の真空吸引を使って、第4シートは金型空洞の形状をとる(図5b)。また、代替的に、第4シートは、スタンプ(56)(点線で表示されている)で金型空洞内へ機械的に押圧されてもよい。次に図5cにおいて、第4シートはスタンプ(56)で加熱される。第4シートは、例えば200〜400℃へ加熱される。(第4シートは、また、特に第2シートがPLAで作られるとき、ステップcにおいて90〜200℃の温度まで加熱されてもよい。)該シート内のプラスチックは、それによって液化及び/又は軟化される。その後、スタンプ(58)は、除かれ、そして該第4シートは冷やされる。該シートは、今や形状保持になっている。第2シートは、本実施例において、形成されるべき密封継ぎ目内で滑らかに拡がる内部および外部面を今や既に有するであろう。その後、飲料調製製品(6)が、第4シート上に置かれる(図5d)。次に、第3シート(60)は、第4シート(50)および飲料調製製品の上方に置かれる。リング状加熱要素(62)によって、第4シートおよび第3シートは一緒に接合され(図5f)、これにより、密封継ぎ目(10)が形成される。次に、リング状ダイ(64)で、パッド(1)は切り抜かれる。第4シート(50)の切り抜かれた部分は、その結果、第2円盤状シート(2B)を構成し、そして第3シート(60)の切り抜かれた部分は、第1円盤状シート(2A)を構成する。したがって、ステップa.において、第3シート、第4シートおよび飲料調製製品のセットが作られて、該第3シートと該第4シートとの間に飲料調製製品が置かれ(図5e)、そしてその後、ステップb.において、第3シートおよび第4シートは一緒に結合されること(図5f)が妥当する。さらに、ステップc.において、第4シートは加熱され(図5c)、そしてその後ステップd.において、該第4シートの曲げ剛性を増大させるために、冷やされることが妥当する。
さらに、第4シートが、ステップc.において、200〜400℃の、または、例えば90〜200℃の温度まで加熱されることが妥当する。ステップe.において、第4シートが所定の形状を得るように、第4シートが金型内に置かれ(図5b)、さらに、その後ステップc.(図5c)が実行される。ステップf.において、飲料調製製品が第4シート上に置かれ、好ましくは、さらに第4シートは金型内に既にあり(図5d)、それにより、ステップb.がステップf.の後に実行される。本実施例においてまた、ステップc(図5c)は、ステップf.(図5d)の前に実行されることが妥当する。第3シート及び/又は第4シートは、ステップb.の実行の間、90〜400℃、特に90〜200℃まで加熱されうる。また、第4シートおよび場合により第3シートは、ステップb.を実行した後に冷やされることが妥当する。
しかし、ステップb.およびステップc.は、同時に実行されることも可能である。これは、図5fにおいて、ステップcを実行するために金型が加熱されながら、図5cのステップを除外することによってなされる。
そのような別の実施例は、各々本発明の範囲内であると理解される。したがって、図5aに従うステップを実行する前に、ステップg.において第4シートをカレンダー仕上げすることによって、第4シートをより形状保持的にすることもまた可能である。この後、本方法は、図5a〜5fを参照して検討されたように、続けられうる。これは、ステップg.におけるカレンダー仕上げが、ステップa.およびステップb.の前に実行されることを意味する。また、図5a、5b、5d、5eおよび5fのステップのみが、実行されることも可能である。したがって、加熱のステップc.および冷却のステップd.はその結果省略される。
また、パッドのさらに別の実施態様があり得る。
本発明は、概説された実施態様に決して限定されるものではない。すなわち、第2シートはまた、複数の流出開口を備え且つプラスチックで作られるところの箔を備え及び/又は箔から成りうる。流出開口は、例えば円形でありえて、0.15〜0.6mmの直径を有しうる。プラスチックは上で議論したような種類のものでよい。また、第2シートは、少なくとも実質的にPETPから成るところの第1層および少なくとも実質的にCPPから成るところの第1層を備えていることもあり得る。上で概説された種類の箔を加熱し且つそれを望ましい形状にすることにより、及び/又は該箔の厚さを適切に選択することにより、第2シートの形状保持力は、望ましい水準へ調節されうる。パッドの生産は、図5を参照して議論したように、その後おこなわれうる。また、第2シートは、そのような箔および不織物質の層、例えばろ紙から構成されうる。不織物質のこの層はまた、図1に従うパッドの第2シートについて上で議論したところの不織物質から成りうる。この層は、例えば加熱することによって箔に接合されうる。さらに、上記概説された実施態様の各々について、飲料調製製品は突き固められ及び/又は濃縮され得、それによってパッドの形状保持力へ貢献することが妥当する。そのような突き固め及び/又はぎっしり詰めることは、例えば図5dの場面において実行されることができ、その後に図5eと5fについて議論したようにパッドが第1シートで閉じられる。各実施態様において、飲料調製製品は挽かれたコーヒーを備えうる。
さらに、第2シートはまた、異なる物質でデザインされうる。すなわち、第2シートはポリエステル繊維、特にSmash(商標)物質のもので作られてもよい。好ましくは、第2シートはSMASH(商標)150g/mで作られることが妥当する。好ましくはここで、第2シートの厚さは、250〜450μm、好ましくは300〜400μm、より好ましくは350μmであることが妥当する。
また、第2シートは、ポリ乳酸(PLA)繊維で作られことも可能である。そのようなPLA繊維は、例えば国際公開第2012/027539号において記載されている。好ましくは、第2シートは、PLA60〜120g/mで、より好ましくはPLA90または100g/mで作られていることが妥当する。特に、PLAで作られた該シートの厚さは、100〜600μm(マイクロメータ)であることが妥当しうる。
特に、第2シートが使用後、完全に生分解可能であるように、第2シートは100%のポリ乳酸(PLA)繊維および誘導体で作られていることがさらに妥当する。好ましくは、ここで第2シートは、145〜175℃の融点を有するPLA繊維と105〜165℃の融点を有するPLA繊維とで作られていることが妥当する。これら2つのタイプの繊維の組合せは、一方で第2シートの形状保持力を、そして他方で繊維間の一体性を提供する。
しかし、代替の実施態様に従うと、第2シートがポリ乳酸(PLA)繊維のx%および紙の(1−x)%から成ること、ここでxは50〜80の範囲内、好ましくは60〜70の範囲内、より好ましくは約65に等しいことが妥当する。特にここで、該PLA繊維は105〜165℃の融点を有することが妥当する。
上で概説されたケースの各々について、繊維は2〜90mmの長さを有しうる。また、繊維は、0.6〜6.0デニールでありうる。特に、第1シートは第2シートよりも透明であることが妥当する。第1シートはその結果、欧州特許第2 424 794号公報において議論されているような、上部シートの性質を有しうる。また、第2シートは、少なくとも実質的に不透明なデザインのものであることが妥当しうる。
概説された実施態様の各々について、第2シートは、密封継ぎ目内で滑らかに拡がる内側および外側表面を有しうる。しかし、上で概説された実施態様の各々において、第2シートは、該第2シートの形状保持力を増大させるように1つの溝または複数の溝を備えるように構成されうる。溝(80)は、例えばパッドの半径方向に延在し及び/又は少なくとも1つの溝(90)がそれ自身で閉じる円形溝を構成し、パッドの軸方向軸の周りに、例えば、密封継ぎ目(溝90.1)内で、または溝(90.2)が密封継ぎ目よりも小さな直径をもつように、密封継ぎ目の外部の第2シート内に延在する。このことは、第2シートの平面図が示された図6に示されている。複数の溝(80)が密封継ぎ目(10)の近傍へ延在している。しかし、複数の半径方向溝が密封継ぎ目(10)内へと延在することもまたあり得る(1つの溝(80.1)について示されている)。この実施例における溝はV字形断面を有している。その他の形状、例えばU字形断面も可能である。そのような溝を有する金型(52)を準備すること、およびこれら溝に対応するリブを有するスタンプ(56)を準備することによって、第4シートおよびそれ故に第2シートは、夫々の溝(80、90)を備えられうる。望むなら、そのような金型とスタンプを用いて、図5を参照して議論してきた方法の1つを実行する。
1 パッド
2A 第1シート
2B 第2シート
6 挽かれたコーヒー
10 パッドの密封継ぎ目
14 コーヒー調製機
16 ホールダ
18 被覆部
20 流体手段、ポンプ
22 流体手段、貯蔵容器、
26 導管
28 内部空間
30 被覆部の底
32 流入開口
34 ホールダの底
36 鉢状内部空間
38 ホールダの直立側壁
40 (外側水平向き)リング状底部分
41 (リング状底部分の)外側端部
42 内側皿状底部分
43 (リング状底部分の)内側端部
44 流出開口
46 溝
47 ノズル
50 衝突手段
52 制御ユニット
54 突起
62 ホールダのチャンバー

Claims (117)

  1. 1または2杯の飲料を調製するためのコーヒー調製機において用いるためのパッドであって、該飲料を調製するための飲料調製製品を充填されるところの内部空間を有する包みを備え、該飲料調製製品は、流体で抽出されるべき製品(及び/又は流体に溶けうる製品)を備え、該包みは第1円盤状シートおよび第2円盤状シートによって形成され、該両シートはそれら経線端部の近傍で相互接続され、該第1シートおよび該第2シートの該相互接続された部分は密封継ぎ目を形成し、そして該第1シートおよび該第2シートの各々は、流体を通すことができ且つ該飲料調製製品に対して障壁を形成するところのフィルタを形成し、使用中、該コーヒー調製機を用いて、流体、例えば水が圧力下で該パッドへ供給され、該流体は飲料を得るために押圧されて該パッドを通り、その後該飲料は該パッドを出て行き、ここで、該第2シートは形状保持的デザインであることを特徴とする、
    上記のパッド。
  2. 該第1シートは、該パッドの外部から該内部空間へ該飲料を調製するための流体を通すことができ且つ抽出されるべき該製品に対する障壁を形成するところのフィルタを形成し、そして該第2シートは、該パッドの該内部空間内で形成された飲料を通すことができ且つ抽出されるべき該製品に対する障壁を形成するところのフィルタを形成し、使用中、該コーヒー調製機で、流体、例えば水が圧力下で該パッドの該第1シートへ供給され、該流体は該パッドを通して飲料を得るために押圧されて該第1シートを介して該パッドを通り、その後、該飲料は該第2シートを介して該パッドを出て行くことを特徴とする、請求項1に記載のパッド。
  3. 流体、例えば該飲料が該第2シートを通して流されるときにも、該第2シートは形状を保持したままであり、ここで該流体は、せいぜい80℃の、より特別にはせいぜい90℃の、そして好ましくはせいぜい99℃の温度でありうることを特徴とする、請求項1または2に記載のパッド。
  4. 該第2シートは、熱可塑性物質から成ることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のパッド。
  5. 該第2シートが80℃の、より特別には90℃の、そして好ましくは99℃の温度を有する流体と接触するときにも、該第2シートは形状を保持したままであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のパッド。
  6. 該第2シートは、少なくとも50〜70重量%(70重量%を除く)について、または少なくとも70重量%についてプラスチックから成り、および好ましくは少なくとも60〜70重量%(70重量%を除く)について、または少なくとも70重量%についてプラスチックから成り、さらに特に、該プラスチックは、プラスチック繊維及び/又はプラスチックフィラメントから成ることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のパッド。
  7. 該第2シートは、少なくとも70重量%について、好ましくは少なくとも80重量%について、そしてより好ましくは少なくとも90重量%についてプラスチックから成り、さらに特に、該プラスチックは、プラスチック繊維及び/又はプラスチックフィラメントから成ることを特徴とする、請求項6に記載のパッド。
  8. 該第2シートは、50〜70重量%(70重量%を除く)について、または70〜100重量%についてプラスチックから成ること、より好ましくは60〜70重量%(70重量%を除く)について、または70〜100重量%についてプラスチックから成り、更により好ましくは70〜100重量%についてプラスチックから成り、特に75〜95重量%についてプラスチックから成り、そしてより特に80〜95重量%についてプラスチックから成り、さらに特に、該プラスチックはプラスチック繊維及び/又はプラスチックフィラメントから成ることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のパッド。
  9. 該第2シートは、多孔性物質でできていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のパッド。
  10. 該第2シートは、不織物質でできていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載のパッド。
  11. 該不織物質は、該プラスチックで作られ、及び/又は該プラスチックは、繊維及び/又はフィラメントの形態における不織物質の少なくとも一部分に存在し、該繊維と該フィラメントは、少なくとも一部分について、プラスチックで、より特にプラスチック繊維及び/又はプラスチックフィラメントの形態で、さらにより特に、プラスチックコーティングを備えているところのセルロース繊維及び/又はセルロースフィラメントの形態で存在することを特徴とする、請求項7または8および請求項10に記載のパッド。
  12. 該第2シートは、さらにセルロース繊維及び/又はセルロースフィラメントで作られ、より特に、該第2シートの残部はセルロース繊維及び/又はセルロースフィラメントから作られ、及び/又は請求項11に従う不織物質は、さらにセルロース繊維及び/又はセルロースフィラメントで作られ、より特に、該第2シートの残部はセルロース繊維及び/又はセルロースフィラメントから作られていることを特徴とする、請求項7、8および11のいずれか1項に記載のパッド。
  13. 該第2シートは、互いに接合されているところの複数の物質層から構築され、より特に、該第2シートは、セルロース繊維及び/又はセルロースフィラメントから少なくとも実質的に成るところの第1層と、プラスチックから部分的に且つセルロース繊維及び/又はセルロースフィラメントから部分的に作られているところの第2層と、を備えていることを特徴とする、請求項7、8、11および12のいずれか1項に記載のパッド。
  14. 該第2シートは、カレンダー仕上げによってより形状保持的にされていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載のパッド。
  15. 該第2シートの密度は、15〜60g/mの範囲内、または60〜200g/m(60g/mは除く)の範囲内、好ましくは、70〜150g/mの範囲内、より好ましくは90〜120g/mの範囲内であることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載のパッド。
  16. 該第2シートの厚さは、50〜400μmの範囲内、または400〜500μm(400μmは除く)の範囲内、好ましくは、100〜500μmの範囲内、より特に110〜350μmの範囲内、そして更により特には150〜300μmの範囲内であることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載のパッド。
  17. 試験に係る該第2シートの形状保持力は、該試験の間に測定された、該第2シートに加えられるところの力で表現され、該試験は、該第2シート自体の上で、すなわち、該第1シートおよび該飲料調製製品を持たない該パッド上で実施され、該試験を実施するために、該第2シート自体、すなわち、該第1シートおよび該飲料調製製品を持たないパッドであるが、例えば該第2シートが該パッドの部分を形成するときその形状を保持している第2シート、は、水平面上に置かれて、該第2シートはその経線端部によって該水平面上に支持され、該水平面は30mmの幅を有する細長い溝を備え、そして該第2シートは該溝に対して対称的に該溝を覆い、該溝の反対側で該水平面上に支持され、該試験を実施するにあたって、該パッドの直径に対応する長さを有しているナイフが利用され、該ナイフの刃面は3mmの厚さを有し、且つ該刃面の長さ方向は該溝の長さ方向において水平方向に延在し、試験のために、該ナイフは、100mm/分の一定速度で該パッド上方の位置から垂直方向に下に動かされ、該刃面の中心は、垂直方向から見て該第2シートの重心上方に置かれ、該ナイフが該第2シートに接触する瞬間から、該ナイフが下に動くにつれて、該ナイフが該ナイフによる該パッドの変形の結果として受けるところのニュートン単位での該力が測定され、該ナイフの該刃面が該水平面に対して12mmの深さで該溝内にあるまで下方移動が続けられ、測定された最大の力は、該第2シートの曲げ剛性の測度であり、測定された最高の力は、0.2〜4ニュートンの範囲内であり及び/又は1ニュートンを超えることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項に記載のパッド。
  18. 請求項15、16または17に記載のパッド。
  19. 該パッドは、円盤状デザインであり、該第1シートと該第2シートの経線端部は、各々平坦面内にあり、円の形状を有し且つ45〜90mm、好ましくは70〜80mm、より好ましくは73〜76mmの範囲内の、特に約74.4mmの直径を有することを特徴とする、請求項1〜18のいずれか1項に記載のパッド。
  20. 該試験の開始での該第2シートの経線端部は、該水平面に対して完全にフィットして当接していることを特徴とする、請求項17または19に記載のパッド。
  21. 該密封継ぎ目の輪郭内の該第2シートは、流体、例えば水に対して均一に透過性があるようにデザインされていることを特徴とする、請求項1〜20のいずれか1項に記載のパッド。
  22. 該第2シートは箔を備え、及び/又は複数の流出開口を備え且つプラスチックで作られた該箔から成ることを特徴とする、請求項1〜21のいずれか1項に記載のパッド。
  23. 該プラスチックは、可塑性高分子から成り、または可塑性高分子を備え、可塑性高分子は、PE、PET、PETP、コPET、LLDPE、CPP、PLA及び/又はPPを包含することを特徴とする、請求項7、8、11、12、13または22のいずれか1項に記載のパッド。
  24. 該第2シートは、少なくとも実質的にPETPから成るところの第1層および少なくとも実質的にCPPから成るところの第2層を備えていることを特徴とする、請求項23に記載のパッド。
  25. 該密封継ぎ目の輪郭内の該第2シートは、滑らかに拡がる内側および外側表面を備えていることを特徴とする、請求項1〜24のいずれか1項に記載のパッド。
  26. 該第2シートは、該第2シートの形状保持力を増加させるために、少なくとも1つの溝または複数の溝を備えるように形成され、該溝は、例えば該パッドの半径方向に延在し、及び/又は該少なくとも1つの溝は、自身を包囲する円周の溝を構成し、該溝が該密封継ぎ目よりも小さな直径を持つように、該パッドの軸方向の軸の周りに、例えば密封継ぎ目内に又は該密封継ぎ目の外側の該第2シート内に延在することを特徴とする、請求項1〜24のいずれか1項に記載のパッド。
  27. 該第2シートは、ポリエステル繊維、特にSmash(商標)物質で作られていることを特徴とする、請求項1〜26のいずれか1項に記載のパッド。
  28. 該第2シートは、Smash(商標)150g/mで作られていることを特徴とする、請求項27に記載のパッド。
  29. 該第2シートの厚さは、250〜450μm、好ましくは300〜400μm、より好ましくは350μmであることを特徴とする、請求項27または28に記載のパッド。
  30. 該第2シートは、ポリ乳酸(PLA)繊維で作られていることを特徴とする、請求項1〜26のいずれか1項に記載のパッド。
  31. 該第2シートは、PLA60〜120g/m、好ましくはPLA70〜100g/m、より好ましくはPLA90または100g/mで作られていることを特徴とする、請求項30に記載のパッド。
  32. 該第2シートの厚さは、100〜600μmであることを特徴とする、請求項30または31に記載のパッド。
  33. 該第2シートは、100%ポリ乳酸(PLA)の繊維および場合によりその誘導体で作られ、該第2シートは、使用後、少なくとも実質的に完全に生分解可能であることを特徴とする、請求項30、31または32に記載のパッド。
  34. 該第2シートは、ポリ乳酸(PLA)繊維のx%および紙の(1−x)%から成り、xは50〜80の範囲内、好ましくは60〜70の範囲内、より好ましくは約65に等しく、特に該PLA繊維は105〜165℃の融点を有することを特徴とする、請求項30、31または32に記載のパッド。
  35. 該繊維は2〜90mmの長さを有することを特徴とする、請求項30〜34のいずれか1項に記載のパッド。
  36. 該繊維は0.6〜60デニールであることを特徴とする、請求項30〜34のいずれか1項に記載のパッド。
  37. 該第2シートは、145〜175℃の融点を有するPLA繊維と、105〜165℃の融点を有するPLA繊維とで作られていることを特徴とする、請求項30〜36のいずれか1項に記載のパッド。
  38. 該第2シートは、熱処理によって、より形状保持的にされていることを特徴とする、請求項1〜37のいずれか1項に記載のパッド。
  39. 該第1シートは、ろ紙で作られていることを特徴とする、請求項1〜38のいずれか1項に記載のパッド。
  40. 該第1シートは、該第2シートよりも透明なデザインのものであることを特徴とする、請求項1〜39のいずれか1項に記載のパッド。
  41. 該第2シートは、少なくとも実質的に不透明なデザインのものであることを特徴とする、請求項1〜40のいずれか1項に記載のパッド。
  42. 該第1シートは好ましくはセルロース繊維を備え、及び/又は該第1シートはセルロースの少なくとも70重量%、より好ましくはセルロースの少なくとも80重量%、そしてより好ましくはセルロースの少なくとも90重量%を備え、該第1シートの残部は、プラスチックで、好ましくは請求項16で記載されたものと同種類で作られ、及び/又は該第1シートは30%未満の可塑性高分子、好ましくは請求項11において記載されたのと同種類のものを備えていることを特徴とする、請求項1〜41のいずれか1項に記載のパッド。
  43. 該第1シートは、可撓性のある設計のものであることを特徴とする、請求項1〜42のいずれか1項に記載のパッド。
  44. 該第1シートは、形状保持的設計のものであり、且つ好ましくは該第2シートと同じ材料で作られており、より特に、該第1シートおよび該第2シートは、1の同じシートまたは同種類の複数のシートで作られている、ことを特徴とする、請求項1〜42のいずれか1項に記載のパッド。
  45. 該包みは該内部空間を境界付けていることを特徴とする、請求項1〜44のいずれか1項に記載のパッド。
  46. 該密封継ぎ目の輪郭内に存在している該第2シートの部分は、皿状デザインのものであり、さらに特に該第1シートは平坦デザインのものである、請求項1〜45のいずれか1項に記載のパッド。
  47. 該抽出可能な製品は、挽かれたコーヒーから成り、さらに特に、該挽かれたコーヒーがハードケーキへ濃縮されていること、及び/又は該抽出可能な製品がハードケーキへ濃縮されていること、を特徴とする、請求項1〜46のいずれか1項に記載のパッド。
  48. 該飲料調製製品は、抽出されるべき製品から、より特に挽かれたコーヒーから成ることを特徴とする、請求項1〜47のいずれか1項に記載のパッド。
  49. 請求項1〜48のいずれか1項に記載のパッドおよびコーヒー調製機を備えたシステムであって、該コーヒー調製機は、該パッドを受け取るためのホールダ、該ホールダを閉じるための被覆部および圧力下で流体流を生成するための流体手段を備え、該ホールダは少なくとも1つの飲料流出開口を備え、そして該被覆部は少なくとも1つの飲料流入開口を備え、該流入開口は、該流体流を該流体開口へ供給するための該流体手段と流体連絡し、該流体が圧力下で該パッドの該第1シートへ供給され、該パッド内で飲料を調製するために該流体が押圧されて該パッドを通り、該飲料は該第2シートを介して該パッドを出て、該少なくとも1つの飲料流出開口を介して該ホールダを出る、上記のシステム。
  50. 流体密封部が該第2シートと該ホールダの底との間に存在し、該流体密封部は、該パッドの該第1シートへ供給された該流体が該パッドを迂回して該飲料流出開口へ流れるのを防ぐことを特徴とする、請求項49に記載のシステム。
  51. 該ホールダは、鉢状内部空間を備え、該内部空間は該ホールダの底および直立側壁によって境界付けられ、該底は、該側壁に隣接する外側水平向きリング状底部分および該リング状底部分の内側端部に隣接する内側皿状底部分から成り、該リング状底部分に隣接する該皿状底部分は、該側壁から遠ざかる方向において、ホールダの内側へ下方に傾斜し、該少なくとも1つの飲料流出開口が該皿状底部分に備えられていることを特徴とする、請求項49または50に記載のシステム。
  52. 該リング状底部分は水平に向けられていることを特徴とする、請求項51に記載のシステム。
  53. 該側壁の下側部分は、該リング形状底部分の外側端と隣接する該リング形状底部分と接続されていることを特徴とする、請求項51または52に記載のシステム。
  54. 該パッドは該底上に置かれ、さらに該第2シートは該直立側壁の近傍まで該底に沿って延在していることを特徴とする、請求項51〜53のいずれか1項に記載のシステム。
  55. 該パッドの該密封継ぎ目は、該リング形状底部分に置かれていることを特徴とする、請求項51〜54のいずれか1項に記載のシステム。
  56. 該第2シートは、該ホールダの底の形状に対応する形状を有していることを特徴とする、請求項51〜55のいずれか1項に記載のシステム。
  57. 該皿状底部分に、少なくとも1つの飲料流出開口への流体流路を形成する溝が備えられ、さらに該溝は該パッド内の該飲料調製製品の下にのみ延在していることを特徴とする、請求項51〜56のいずれか1項に記載のシステム。
  58. 該皿状底部分は、内側平坦底部分を備え、該内側平坦底部分に設けられた該溝を伴っていることを特徴とする、請求項57に記載のシステム。
  59. 流体密封部が、該第2シートと該ホールダの底との間に存在し、該底が溝を備えないところで、その流体密封部は、該パッドの該第1シートに供給された流体が該パッドを迂回して飲料流出開口へ流れるのを妨ぐことを特徴とする、請求項57または58に記載のシステム。
  60. 該少なくとも1つの流出開口は、該飲料の噴流を生成するノズルを備えていることを特徴とする、請求項49〜59のいずれか1項に記載のシステム。
  61. 該システムは、更に、細かな気泡の泡状層を伴った飲料を得るために、該飲料内に空気を叩き付けるために該噴流によって衝突される衝突面を備えていることを特徴とする、請求項60に記載のシステム。
  62. 該流体は、大気圧より0.9〜1.5バール上の圧力下で該第1シートへ供給されることを特徴とする、請求項49〜61のいずれか1項に記載のシステム。
  63. 該ホールダの底は、堅いプラスチックまたは金属で作られ、且つ滑らかなデザインであることを特徴とする、請求項49〜62のいずれか1項に記載のシステム。
  64. 該システムは、さらに、挽かれたコーヒーを充填された内部空間を備えたコーヒーパッドを備え、該内部空間は、該第1シートと該第2シートの経線端部の近傍で相互接続された該第1シートおよび該第2シートで形成され、該第1シートおよび該第2シートはまた、該パッドの外部側を形成し、且つ各々は可撓性ろ紙で作られ、そして該コーヒーパッドおよび該ホールダは、該コーヒーパッドがコーヒー調製のために該ホールダ内に受け取られ得るように仕立てられており、該第2シートは該ホールダの底にわたって延在し、そして使用中、該流体は、圧力下で該パッドの該第1シートへ供給され、そして押圧されて該パッドを通り、該流体は該第1シートを通して流れ、それにより、該パッド内でコーヒー抽出物が形成され、該コーヒー抽出物は該第2シートを介して該パッドを出て、そして該コーヒー抽出物は該ホールダの該飲料流出開口を介してホールダから流出し、好ましくは、該第1シートは平坦なデザインのものであり、且つ該第2シートは該底の形状を有していることを特徴とする、請求項49〜63のいずれか1項に記載のシステム。
  65. 請求項1〜48のいずれか1項に記載のパッドの使用方法であって、該パッドは、少なくとも1つの飲料流出開口を備えたホールダ内に置かれ、中に該パッドを伴った該ホールダは、少なくとも1つの流体流入開口を備える被覆部によって閉じられ、そして流体は、圧力下で該少なくとも1つの流体流入開口へ供給され、該流体は該飲料を調製するために該第1シートを介して該パッド内の該飲料調製製品へ供給され、そして該飲料は該第2シートを介して該パッドを出、該飲料は該少なくとも1つの流体流出開口を介して該ホールダを出始める、上記のパッドの使用方法。
  66. 流体密封部が、該第2シートと該ホールダの該底との間に置かれ、その流体密封部は該パッドの該第1シートへ供給された該流体が該パッドを迂回して該飲料流出開口へ流れるのを防ぐことを特徴とする、請求項65に記載のパッドの使用方法。
  67. 該ホールダは、該ホールダの該底と該ホールダの直立側壁とによって境界付けられるところの鉢状内部空間を備え、該底は、該側壁に隣接する外側リング状底部分と、該リング状底部分の内側端部に隣接するところの内側皿状底部分とを備え、該リング状底部分に隣接する該皿状底部分は、該側壁から遠ざかる方向において該ホールダの内側へ下方に傾斜し、そして該少なくとも1つの飲料流出開口が該皿状底部分に備えられていることを特徴とする、請求項65または66に記載のパッドの使用方法。
  68. 該リング状底部分は、水平方向に向いていることを特徴とする、請求項67に記載のパッドの使用方法。
  69. 該側壁の下側は、該リング状底部分の外側端部に隣接する該リング状底部分と接続されていることを特徴とする、請求項67または68に記載のパッドの使用方法。
  70. 該パッドは該底に置かれ、該第2シートは該直立側壁の近傍まで該底に沿って延在していることを特徴とする、請求項67〜69のいずれか1項に記載のパッドの使用方法。
  71. 該パッドの該密封継ぎ目は、該リング状底部分に置かれていることを特徴とする、請求項67〜70のいずれか1項に記載のパッドの使用方法。
  72. 該第2シートは、該ホールダの底の形状に対応する形状を有していることを特徴とする、請求項67〜71のいずれか1項に記載のパッドの使用方法。
  73. 該皿状底部分に、該少なくとも1つの飲料流出開口への流体流路を形成するところの溝が備えられ、該溝は該パッド内の該飲料調製製品の下だけに延在していることを特徴とする、請求項67〜72のいずれか1項に記載のパッドの使用方法。
  74. 該皿状第2底部分は、内側平坦底部分に備えられ、該溝は、該内側平坦底部分内に備えられていることを特徴とする、請求項73に記載のパッドの使用方法。
  75. 流体密封部が、該第2シートと該ホールダの該底との間に置かれ、該底が溝を備えていないところで、その流体密封部は、該パッドの該第1シートへ供給された該流体が該パッドを迂回して該飲料流出開口へ流れるのを防ぐことを特徴とする、請求項73〜74のいずれか1項に記載のパッドの使用方法。
  76. 噴流が、該ホールダを出ていく該飲料で形成されることを特徴とする、請求項65〜75のいずれか1項に記載のパッドの使用方法。
  77. 該噴流は、該飲料内へ空気を叩き付けるために衝突面に衝突し、その後、該飲料は、細かな気泡の泡状層を有する飲料としてカップに受け取られることを特徴とする、請求項76に記載のパッドの使用方法。
  78. 該流体は、大気圧より0.9〜1.5バール上の圧力で該第1シートへ供給されることを特徴とする、請求項65〜77のいずれか1項に記載のパッドの使用方法。
  79. 該ホールダの底は、堅いプラスチックまたは金属で作られ、且つ滑らかなデザインであることを特徴とする、請求項65〜78のいずれか1項に記載のパッドの使用方法。
  80. 請求項1〜30のいずれか1項に記載のパッドまたは挽かれたコーヒーを充填されるところの内部空間を備えたコーヒーパッドが、所望のときに使用され、該内部空間は、該第1シートと該第2シートの経線端部の近傍で相互接続されるところの該第1シートおよび該第2シートで形成され、該第1シートおよび該第2シートはまた、該パッドの外部側を形成し且つ各々は可撓性ろ紙で作られており、且つ該コーヒーパッドおよび該ホールダは、該コーヒーパッドが飲料を調製するために該ホールダ内に受け取られ得るように相互に仕立てられ、該第2シートは該ホールダの底にわたって延在し、且つ使用中、該流体は圧力下で該パッドの該第1シートへ供給され且つ該流体が該第1シートを通して流れるように該パッドを通して押圧され、それにより、該パッド内でコーヒー抽出物が形成され、それが該第2シートを介して該パッドを出て、且つ該コーヒー抽出物は該ホールダの該飲料流出開口を介して該ホールダを出る、好ましくは、該第1シートは平坦なデザインであり且つ該第2シートは該底の形状を有することを特徴とする、請求項65〜79のいずれか1項に記載の方法。
  81. 請求項1〜48のいずれか1項に記載のパッドを用いて飲料を調製するための方法であって、該パッドは、少なくとも1つの飲料流出開口を備えているところのホールダ内に置かれ、該パッドをその中に有する該ホールダは、少なくとも1つの流体流入開口を備えているところの被覆部で閉じられ、且つ流体は、該流体が該飲料を調製するために該第1シートを介して該パッド内の該飲料調製製品へ供給されるように、圧力下で該少なくとも1つの流体開口へ供給され、且つここで、飲料は、該第2シートを介して該パッドを出、ここで、該飲料は該少なくとも1つの飲料流出開口を介して該ホールダを出る、上記の方法。
  82. 流体密封部が該第2シートと該ホールダの該底との間に置かれ、該流体密封部は、該パッドの該第1シートへ供給されるところの該流体が該パッドを迂回して該流体流出開口へ流れるのを防ぐことを特徴とする、請求項81に記載の方法。
  83. 該ホールダは、該ホールダの底と該ホールダの直立側壁とで境界付けられているところの鉢状内部空間を備え、該底は、該側壁に隣接する外側リング状底部分と、該リング状底部分の内側端部に隣接するところの内側皿状底部分とを備え、該リング状底部分に隣接する該皿状底部分は、該側壁から遠ざかる方向において該ホールダの内側へ下方に傾斜し、そして該少なくとも1つの飲料流出開口は該皿状底部分に備えられていることを特徴とする、請求項81または82に記載の方法。
  84. 該リング状底部分は、水平に向けられていることを特徴とする、請求項83に記載の方法。
  85. 該側壁の下側は、該リング状底部分の外側端部近傍の該リング状底部分と接続されていることを特徴とする、請求項83または84に記載の方法。
  86. 該パッドは該底に置かれ、さらに該第2シートは、該直立側壁の近傍まで該底に沿って延在していることを特徴とする、請求項83〜85のいずれか1項に記載の方法。
  87. 該パッドの該密封継ぎ目は、該リング状底部分に置かれていることを特徴とする、請求項83〜86のいずれか1項に記載の方法。
  88. 該第2シートは、該ホールダの該底の形状に対応する形状を有していることを特徴とする、請求項83〜87のいずれか1項に記載の方法。
  89. 該皿状底部分に溝が設けられ、該溝は少なくとも1つの飲料流出開口への流体流路を形成し、さらに該溝は該パッド内の該飲料調製製品の下のみに延在していることを特徴とする、請求項83〜88のいずれか1項に記載の方法。
  90. 該皿状底部分は内側平坦底部分を備え、さらに該溝は該内側平坦底部分内に設けられていることを特徴とする、請求項89に記載の方法。
  91. 流体密封部が、該第2シートと該ホールダの該底との間に置かれ、該底が溝を備えないところで、その流体密封部は、該パッドの該第1シートへ供給された該流体が該パッドを迂回して該飲料流出開口へ流れるのを防ぐことを特徴とする、請求項89または90に記載の方法。
  92. 噴流が、該ホールダを出る該飲料で形成されることを特徴とする、請求項81〜91のいずれか1項に記載の方法。
  93. 該噴流は、該飲料内に空気を叩きつけるために衝突面に衝突し、その後、該飲料は、細かな気泡の泡状層を有する飲料としてカップに受け取られることを特徴とする、請求項92に記載の方法。
  94. 該流体は、大気圧より0.9〜1.5バール高い圧力で該第1シートへ供給されることを特徴とする、請求項81〜93のいずれか1項に記載の方法。
  95. 該ホールダの底は、堅いプラスチックまたは金属で作られ、且つ滑らかなデザインであることを特徴とする、請求項81〜94のいずれか1項に記載の方法。
  96. 望むときに、請求項1〜42のいずれか1項に記載の該パッドまたは挽かれたコーヒーを充填されるところの内部空間を備えたコーヒーパッドを用い、該内部空間は、該第1シートおよび該第2シートの経線端部の近傍で相互接続されるところの該第1シートおよび該第2シートで形成され、該第1シートおよび該第2シートはまた、該パッドの外部側を形成し、且つ各々は可撓性ろ紙で作られており、そして該コーヒーパッドおよび該ホールダは、該コーヒーパッドが飲料を調製するために該ホールダ内に受け取られ得るように、相互に仕立てられ、該第2シートは該ホールダの底にわたって延在し、そして使用中、該流体は圧力下で該パッドの該第1シートへ供給され、且つ該流体が該第1シートを通して流れるように該パッドを通して押圧され、該パッド内にコーヒー抽出物が形成され、該第2シートを介して該パッドを出て、且つ該コーヒー抽出物は該ホールダの該飲料流出開口を介して該ホールダを出て、好ましくは、該第1シートは平坦なデザインであり、且つ該第2シートは該底の形状を有することを特徴とする、請求項81〜95のいずれか1項に記載の方法。
  97. ステップa.において、第3シート、第4シートおよび該飲料調製製品のセットが作られ、該飲料調製製品は、該第3シートと該第4シートとの間に置かれ、そして次に、ステップb.において、該第3シートおよび該第4シートは互に結合され、それにより、該飲料調製製品が該内部空間内に含有されるように該密封継ぎ目を形成し、該第3シートは該第1シートと同じ材料で作られ、且つ該第4シートは該第2シートと同じ材料で作られている、請求項1〜48のいずれか1項に記載のパッドを作るための方法であって、該第4シートの曲げ剛性を増加させるために、該第4シートは、ステップc.において加熱され、そして次に、ステップd.において冷却されることを特徴とする、上記の方法。
  98. 該第4シートは、ステップc.において、90〜200℃の温度に加熱されることを特徴とする、請求項97に記載の方法。
  99. 特に、該第2シートがPLAで作られているとき、該第4シートは、ステップc.において、90〜200℃の温度に加熱されることを特徴とする、請求項98に記載の方法。
  100. ステップe.において、該第4シートが所定の形状を得るように、該第4シートは金型内に置かれることを特徴とする、請求項97〜99のいずれか1項に記載の方法。
  101. 該第4シートは、ステップe.を実行すると、請求項46または56に記載された形状を得、さらにその後、ステップc.が実行されることを特徴とする、請求項100に記載の方法。
  102. 該第4シートは、ステップe.を実行すると、さらに請求項25または26に記載された形状を得ることを特徴とする、請求項101に記載の方法。
  103. ステップf.における該飲料調製製品は、該第4シート上に置かれ、好ましくは、該第4シートは該金型内に既にあり、そしてステップb.がステップf.の後に実行されることを特徴とする、請求項100〜102のいずれか1項に記載の方法。
  104. ステップc.がステップf.の後に実行されることを特徴とする、請求項103に記載の方法。
  105. ステップb.の実行の間の該第3シート及び/又は該第4シートは、90〜400℃、特に90〜200℃の温度に加熱されることを特徴とする、請求項92〜100のいずれか1項に記載の方法。
  106. 該第4シートまたはおそらく該第3シートは、ステップb.の実行の後に冷却されることを特徴とする、請求項97〜105のいずれか1項に記載の方法。
  107. ステップa.において、第3シート、第4シートおよび該飲料調製製品のセットが作られ、該飲料調製製品は該第3シートと該第4シートとの間に置かれ、そして次に、ステップb.において、該第3シートおよび該第4シートは一緒に結合され、それにより、該飲料調製製品が該内部空間内に含有されるように該密封継ぎ目を形成し、該第3シートは該第1シートと同じ材料で作られ且つ該第4シートは該第2シートと同じ材料で作られている、請求項1〜48のいずれか1項に記載のパッドを作るための方法であって、該第4シートの曲げ剛性を増大させるために、該第4シートはステップg.でカレンダー仕上げされ、ステップg.は、ステップa.の前かつステップb.の前に実行されることを特徴とする、上記の方法。
  108. 該第4シートの曲げ剛性を増大させるために、該第4シートは、ステップc.において加熱され、その後、ステップd.において冷却されることを特徴とする、請求項107に記載の方法。
  109. 該第4シートは、ステップc.において、200〜400℃の温度へ加熱されることを特徴とする、請求項108に記載の方法。
  110. 特に、該第2シートがPLAで作られているとき、該第4シートは、ステップc.において、90〜200℃の温度に加熱されることを特徴とする、請求項109に記載の方法。
  111. ステップe.において、該第4シートが所定の形状を得るように、該第4シートは金型内に置かれることを特徴とする、請求項107〜110のいずれか1項に記載の方法。
  112. 該第4シートは、ステップe.を実行すると、請求項46または56に記載された形状を得、さらにその後、ステップc.が実行されることを特徴とする、請求項111に記載の方法。
  113. 該第4シートは、ステップe.を実行すると、さらに請求項25または26に記載された形状を得ることを特徴とする、請求項112に記載の方法。
  114. ステップf.における該飲料調製製品は、該第4シート上に置かれ、好ましくは、該第4シートは該金型内に既にあり、そしてステップb.がステップf.の後に実行されることを特徴とする、請求項111〜113のいずれか1項に記載の方法。
  115. ステップc.がステップf.の後に実行されることを特徴とする、請求項114に記載の方法。
  116. ステップb.の実行の間の該第3シート及び/又は該第4シートは、90〜400℃、特に90〜200℃の温度に加熱されることを特徴とする、請求項107〜115のいずれか1項に記載の方法。
  117. 該第4シートおよびたぶん該第3シートは、ステップb.の実行の後に冷却されることを特徴とする、請求項107〜116のいずれか1項に記載の方法。
JP2015520096A 2012-07-05 2013-07-05 コーヒー調製機において使用するためのパッド Pending JP2015525603A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL2009133 2012-07-05
NL2009133 2012-07-05
PCT/NL2013/050510 WO2014007639A1 (en) 2012-07-05 2013-07-05 Pad for use in a coffee maker

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015525603A true JP2015525603A (ja) 2015-09-07

Family

ID=47045119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015520096A Pending JP2015525603A (ja) 2012-07-05 2013-07-05 コーヒー調製機において使用するためのパッド

Country Status (11)

Country Link
US (1) US11000146B2 (ja)
EP (1) EP2870081B1 (ja)
JP (1) JP2015525603A (ja)
CN (1) CN104603028A (ja)
AU (1) AU2013285654A1 (ja)
BR (1) BR112014033063B1 (ja)
CA (1) CA2877945C (ja)
MX (1) MX2015000112A (ja)
PL (1) PL2870081T3 (ja)
RU (1) RU2015103753A (ja)
WO (1) WO2014007639A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015525603A (ja) 2012-07-05 2015-09-07 コーニンクラケ ダウ エグバート ビー.ブイ. コーヒー調製機において使用するためのパッド
US9783361B2 (en) 2013-03-14 2017-10-10 Starbucks Corporation Stretchable beverage cartridges and methods
NL2012064C2 (en) * 2014-01-08 2015-07-09 Koninkl Douwe Egberts Bv Pad for use in a coffee maker.
US10442610B2 (en) 2014-03-11 2019-10-15 Starbucks Corporation Pod-based restrictors and methods
EP3154874B1 (de) 2014-06-12 2018-08-15 K-fee System GmbH Portionskapsel mit einem kalandrierten faserartigem material
AU2015350654A1 (en) 2014-11-20 2017-07-13 Koninklijke Douwe Egberts B.V. An apparatus for preparing a coffee beverage, a system comprising such an apparatus, use of a coffee container in such a system or in such an apparatus and a method for preparing a coffee beverage using such an apparatus or using such a system
US9877495B2 (en) 2015-01-09 2018-01-30 Starbucks Corporation Method of making a sweetened soluble beverage product
RU2698516C2 (ru) 2015-06-10 2019-08-28 К-Фее Зюстем Гмбх Порционная капсула с трехслойным нетканым материалом
US10737876B2 (en) 2015-07-13 2020-08-11 K-Fee System Gmbh Filter element having a cut-out
US20170050799A1 (en) * 2015-08-20 2017-02-23 Novacart S.P.A. Capsule and process for making the same
PT3350101T (pt) 2015-09-18 2020-01-21 K Fee System Gmbh Adaptador para cápsula de dose única
EP4259547A2 (en) * 2020-12-11 2023-10-18 Koninklijke Douwe Egberts B.V. Beverage pad
EP4377212A1 (en) 2021-07-30 2024-06-05 Société des Produits Nestlé S.A. Manufacturing line for manufacturing a compostable pod for brewing products and system for measuring and regulating the relative humidity of a biodegradable paper-based material

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63117439U (en) * 1987-01-26 1988-07-29 Lucky Coffee Machine Co.Ltd Extraction vessel
JPH0645606U (ja) * 1992-11-30 1994-06-21 旭化成工業株式会社 成形容器状物
JPH06319645A (ja) * 1993-03-17 1994-11-22 General Foods Ltd 飲料調製装置及び方法
JP2009262991A (ja) * 2008-04-30 2009-11-12 Shizuoka Prefecture ドリップ式ティーバッグ
JP2010069281A (ja) * 2008-08-20 2010-04-02 Ucc Ueshima Coffee Co Ltd 飲料用抽出フィルター及びその製造方法
WO2010137955A1 (en) * 2009-06-17 2010-12-02 Sara Lee/De N.V. System, apparatus and method for preparing a beverage
WO2012004878A1 (ja) * 2010-07-08 2012-01-12 ユーシーシー上島珈琲株式会社 飲料用抽出フィルター
WO2012027539A2 (en) * 2010-08-25 2012-03-01 Nonwoven Network LLC Teabags and components of bi-component and mono-component pla and co-pla fibers

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL47620C (ja) 1936-10-23
US2382290A (en) 1940-11-22 1945-08-14 Marshall E Callander Manufacture of mineral wool
US3445237A (en) * 1966-06-28 1969-05-20 Lester Gidge Preshaped cartridge for,and method of packaging,percolator ground coffee
ZA924490B (en) 1991-07-05 1993-03-31 Nestle Sa A flexible package with a stiffening element and a process for its production
BR9305572A (pt) 1992-07-06 1995-12-26 Nestle Sa Saco flexível fechado e seu processo de fabricação
US5573841A (en) * 1994-04-04 1996-11-12 Kimberly-Clark Corporation Hydraulically entangled, autogenous-bonding, nonwoven composite fabric
US6183814B1 (en) * 1997-05-23 2001-02-06 Cargill, Incorporated Coating grade polylactide and coated paper, preparation and uses thereof, and articles prepared therefrom
NL1007171C2 (nl) 1997-09-30 1999-03-31 Sara Lee De Nv Samenstel voor gebruik in een koffiemachine voor het bereiden van koffie, houder en pouch van dat samenstel.
FI112624B (fi) * 1998-07-07 2003-12-31 Enso Oyj Kompostoituva pinnoitettu paperi tai kartonki, menetelmä sen valmistamiseksi sekä siitä saatuja tuotteita
IT1320945B1 (it) 2000-02-07 2003-12-18 Francesco Bonanno Emulsionatore automatico con regolazione di scorrimento eammortizzatore di flusso.
US6777007B2 (en) * 2002-07-06 2004-08-17 Edward Z. Cai Pod and method for making fluid comestible
US20040105941A1 (en) * 2001-03-07 2004-06-03 Masaki Terada Packaging material and container
DK1273528T3 (da) * 2001-06-28 2006-03-27 Nestle Sa Lukket, fleksibel kapsel
US7836819B2 (en) 2004-03-26 2010-11-23 Illycaffe′ S.p.A. Beverage extraction assembly for extracting a beverage from a particulate substance contained in a cartridge
ATE383802T1 (de) * 2004-10-01 2008-02-15 Hausbrandt Trieste 1892 Spa Vorrichtung und verfahren zur zubereitung und abgabe eines getränks unter verwendung eines in einer patrone enthaltenen rohmaterials
GB0423553D0 (en) * 2004-10-22 2004-11-24 Kraft Foods R & D Inc Flexible pad for preparing a beverage
GB0423545D0 (en) * 2004-10-22 2004-11-24 Kraft Foods R & D Inc Pod for preparing a beverage
EP1845826B1 (en) * 2004-12-21 2009-10-21 Inventum Group B.V. Apparatus for preparing a beverage
GB0704095D0 (en) * 2007-03-02 2007-04-11 Mars Inc Beverage preparation material
EP2000063B2 (en) * 2007-06-05 2019-06-05 Caffitaly System S.P.A. Method for preparing a drink and apparatus and capsule for application of this method
EP2239212B1 (en) * 2009-04-09 2015-11-11 Nestec S.A. Capsule for preparation of a beverage with a delivery wall forming a confined flowpath
IT1393936B1 (it) * 2009-04-09 2012-05-17 I T A Ca S R L Ora Mitaca S R L Cartuccia per caffe' e prodotti solubili per la preparazione di bevande
EP2424794B1 (en) 2009-04-27 2019-10-23 Koninklijke Douwe Egberts B.V. A pad for preparing a beverage, a container comprising several pads, an apparatus and a method for preparing the beverage
US20110185911A1 (en) * 2009-10-21 2011-08-04 Gino Rapparini Filtering permeable thermoformed container for beverage-making products with a flat rim
SG186770A1 (en) * 2010-07-07 2013-02-28 Nestec Sa Method for producing a beverage-ingredient capsule for the preparation of a beverage and apparatus
US20120085661A1 (en) * 2010-10-12 2012-04-12 Cellcomb Ab Pouch type food pad and food tray
US20130001289A1 (en) * 2011-06-28 2013-01-03 International Paper Company Paperboard cup with moisture absorbing protection
JP2015525603A (ja) 2012-07-05 2015-09-07 コーニンクラケ ダウ エグバート ビー.ブイ. コーヒー調製機において使用するためのパッド

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63117439U (en) * 1987-01-26 1988-07-29 Lucky Coffee Machine Co.Ltd Extraction vessel
JPH0645606U (ja) * 1992-11-30 1994-06-21 旭化成工業株式会社 成形容器状物
JPH06319645A (ja) * 1993-03-17 1994-11-22 General Foods Ltd 飲料調製装置及び方法
JP2009262991A (ja) * 2008-04-30 2009-11-12 Shizuoka Prefecture ドリップ式ティーバッグ
JP2010069281A (ja) * 2008-08-20 2010-04-02 Ucc Ueshima Coffee Co Ltd 飲料用抽出フィルター及びその製造方法
WO2010137955A1 (en) * 2009-06-17 2010-12-02 Sara Lee/De N.V. System, apparatus and method for preparing a beverage
WO2012004878A1 (ja) * 2010-07-08 2012-01-12 ユーシーシー上島珈琲株式会社 飲料用抽出フィルター
WO2012027539A2 (en) * 2010-08-25 2012-03-01 Nonwoven Network LLC Teabags and components of bi-component and mono-component pla and co-pla fibers

Also Published As

Publication number Publication date
BR112014033063B1 (pt) 2020-11-10
WO2014007639A1 (en) 2014-01-09
EP2870081A1 (en) 2015-05-13
US11000146B2 (en) 2021-05-11
CA2877945A1 (en) 2014-01-09
US20150344220A1 (en) 2015-12-03
AU2013285654A1 (en) 2015-01-29
MX2015000112A (es) 2015-04-14
RU2015103753A (ru) 2016-08-27
EP2870081B1 (en) 2023-09-06
CA2877945C (en) 2021-11-02
CN104603028A (zh) 2015-05-06
PL2870081T3 (pl) 2024-01-29
BR112014033063A2 (pt) 2017-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015525603A (ja) コーヒー調製機において使用するためのパッド
RU2526212C2 (ru) Система, способ и капсула для приготовления напитка
EP1500358B1 (en) System and method for dispensing beverages having different foam levels from capsules
CN101862122B (zh) 在输出壁处具有层离或可破裂的密封的制备饮料用胶囊
KR101771759B1 (ko) 음료 제조 기기에서 원심 분리에 의해 음료를 준비하는 캡슐 및 시스템
RU2453487C2 (ru) Способ приготовления и размещения в кофе-картридже частиц молотого кофе и кофе-картридж
US20210354907A1 (en) Form-retaining pad for use in a coffee maker
US20120251677A1 (en) System, set of capsules and method for preparing a beverage by centrifugation
US20130309371A1 (en) Beverage production system and capsule with force ring
CN103339041A (zh) 通过离心作用制备饮料的易理包和包装件
JP2014509541A (ja) 遠心抽出装置内で飲料を調製するためのキット
EP2981483A2 (en) Pad with a relatively large outlet opening comprising a soluble beverage preparation product for use in a coffee machine
CN107000927A (zh) 用于冲泡饮料的囊盒、装置和方法
NL2012061C2 (en) Form-retaining pad for use in a coffee maker.
EP3091880B1 (en) Pad for use in a coffee maker
NL2012063C2 (en) Form retaining pad for use in a coffee maker.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170703

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180308