JP2015507590A - 亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物、その製造方法、ならびにその使用 - Google Patents

亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物、その製造方法、ならびにその使用 Download PDF

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Abstract

本発明は、式(I)Al2.00(HPO3)v(H2PO3)yx(H2O)z(I)(式(I)中、vは2〜2.99、yは2〜0.01、およびzは0〜4を意味する)の亜リン酸水素アルミニウムを91〜99.9%、アルミニウム塩を0.1〜9%、および(結晶)水を0〜50%含有する、式(I)の亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物、その製造方法、およびその使用に関する。

Description

本発明は、亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物、その製造方法、およびその使用に関する。
ゼオライトに類似して構築されており、その中ではアルミニウムイオンと亜リン酸イオンが、多員環の三次元ネットワークを形成する、典型的にはミクロ多孔性化合物である、純粋な亜リン酸アルミニウムは公知である。この亜リン酸アルミニウムは、結晶水を含有し、または結晶構造を失いながら結晶水を放出し、その結果、無水物を形成し得る。従来技術によると、結晶化は、熱水作用により、つまり水の、自生圧(Eigendruck)下で沸点より上で起こる。結晶化を容易にするために(Yang. Shiyou Xuebao, Shiyou Jiagong、2006年、第22号(補遺)、79〜81ページ(非特許文献1))、ポリ窒素化合物が構造誘導剤(strukturdirigierende Agenzien)として−テンプレートとも呼ばれる−添加される。
ドイツ公開特許公報第19614424号 ドイツ公開特許公報第19734437号 ドイツ公開特許公報第19737727号
Yang. Shiyou Xuebao, Shiyou Jiagong、2006年、第22号(補遺)、79〜81ページ
本発明は、亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物に関する。この亜リン酸水素アルミニウムは、相当なモル分率のプロトン化亜リン酸イオンをその物質中に結合した状態で含有する。
驚くべきことに、本発明による、亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物は、難燃剤に対する相乗剤として使用可能であることが見出された。この難燃相乗剤は、それ自体は難燃活性をもたなくてもよいが、難燃剤の効果を本質的に高めることができる。通常は、難燃相乗剤を、難燃剤およびさらなるポリマー添加剤と共に、混練および押出により、ポリマーと混合する。これは、ポリマーが溶融して存在し、短時間の間320℃をかなり上回る場合がある温度で行われる。最終的に難燃性ポリマー混合物を得るためには、難燃相乗剤は、分解されずにこの温度に耐えることができなければならない。驚くべきことに、本発明による、亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩とからなる混合物は、純粋な亜リン酸アルミニウムよりもかなり熱安定性であることが今や見出された。
さらに、従来技術によると亜リン酸アルミニウム水和物が公知であるが、この亜リン酸アルミニウム水和物は、不利なことには、加熱の際に脱水を起こすため、相乗剤を難燃性ポリマーへと加工する際に妨害的に作用する。この脱水を回避することも本発明の課題である。この課題は、本発明による、亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物によって解決されるが、なぜなら、この混合物は、結晶水をほぼ含まないからである。
亜リン酸水素アルミニウムと水酸化アルミニウムとの混合物も公知である。欠点は、水酸化アルミニウム含有率によって低下した、活性な亜リン酸塩含有率である。できるだけ高い活性な亜リン酸塩含有率という、本発明による課題は、本発明による、亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物によって解決されるが、なぜなら、亜リン酸塩の含有率(spezifischer Gehalt)が、一価Pイオンを含む塩中では、二価Pイオンを含む化合物中よりも高いからである。その上、亜リン酸アルミニウムと水酸化アルミニウムとの混合物は、本発明による、亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物よりも熱安定性が低い。
したがって、本発明は、式(I)
Al2.00(HPO(HPOx(HO) (I)
(式(I)中、vは2〜2.99、yは2〜0.01、およびzは0〜4を意味する)
の亜リン酸水素アルミニウムを91〜99.9重量%、
アルミニウム塩を0.1〜9重量%、および
(結晶)水を0〜50重量%
含有する、式(I)の亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物に関する。
好ましくは
vは2.56〜2.99、
yは0.9〜0.02、および
zは0〜1
を意味する。
特に好ましくは
vは2.834〜2.99、
yは0.332〜0.03、および
zは0.01〜0.1
を意味する。
好ましくは、請求項1〜6のいずれか一つに記載の、亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物が、0.1〜1000μmの粒径、0.01〜10g/lの水溶性、80〜800g/lのかさ密度、および0.1〜5%の残存水分量を有する。
好ましくは、アルミニウム塩が、アルミニウム金属、アルミニウム合金、酸化物、水酸化物、過酸化物、ぺルオキシド水和物、炭酸塩、過炭酸塩、混合炭酸塩/水和物、ギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、ステアリン酸塩、乳酸塩、アスコルビン酸塩、シュウ酸塩であるか、または亜リン酸よりも高い蒸気圧を有する酸のアニオンとのアルミニウム塩である。
本課題は、溶媒を使用せずに50〜300℃にて、比率にして2.5〜3.5モルのリン源を2モルのアルミニウム源と反応させることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一つに記載の亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物の製造方法によっても解決される。
好ましくは、この反応を120〜220℃において実施する。
好ましくは、アルミニウム源が、アルミニウム金属、アルミニウム合金、酸化物、水酸化物、過酸化物、ぺルオキシド水和物、炭酸塩、過炭酸塩、混合炭酸塩/水和物、ギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、ステアリン酸塩、乳酸塩、アスコルビン酸塩、シュウ酸塩であるか、または亜リン酸よりも高い蒸気圧を有する酸のアニオンとのアルミニウム塩である。
好ましくは、亜リン酸塩源が、亜リン酸、三酸化リン、三塩化リン、元素リン、および/または次亜リン酸である。
本発明は、請求項1〜6のいずれか一つに記載の亜リン酸水素アルミニウムのアルミニウム塩との使用であって、さらなる合成用の中間体としての使用、結合剤としての使用、エポキシ樹脂、ポリウレタン、不飽和ポリエステル樹脂を硬化する際の架橋剤ないしは促進剤としての使用、ポリマー安定剤としての使用、植物保護薬剤としての使用、金属イオン封鎖剤としての使用、鉱物油添加剤としての使用、防食剤としての使用、洗剤用途およびクリーニング剤用途における使用、ならびにエレクトロニクス用途での使用にも関する。
本発明は、特に、請求項1〜6のいずれか一つに記載の亜リン酸水素アルミニウムのアルミニウム塩との使用であって、特に難燃剤、特に、クリアワニスおよび発泡性防炎塗料用の難燃剤としての使用、木材および他のセルロース含有製品用の難燃剤としての使用、ポリマー用の反応性難燃剤および/もしくは非反応性難燃剤としての使用、難燃性ポリマー成形材料を製造するため、難燃性ポリマー成形体を製造するため、ならびに/またはポリエステル、およびセルロース非混紡布および混紡布を含侵により難燃性に仕上げるための使用、ならびに相乗剤としての使用、および難燃剤混合物中での相乗剤としての使用に関する。
本発明は、請求項1〜6のいずれか一つに記載の亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物を0.1〜45重量%、熱可塑性もしくは熱硬化性ポリマーまたはそれらの混合物を55〜99.9重量%、添加剤を0〜55重量%、および充填材ないしは補強材を0〜55重量%含有する(ただし、これらの成分の合計は100重量%である)、難燃性の熱可塑性または熱硬化性ポリマー成形材料、ポリマー成形体、ポリマーフィルム、ポリマー糸、およびポリマー繊維も含む。
本発明は、請求項1〜6のいずれか一つに記載の亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物0.1〜50重量%と難燃剤50〜99.9重量%とを含有する難燃剤混合物を0.1〜45重量%、熱可塑性もしくは熱硬化性ポリマーまたはそれらの混合物を55〜99.9重量%、添加剤を0〜55重量%、および充填材ないしは補強材を0〜55重量%含有する(ただし、これらの成分の合計は100重量%である)、難燃性の熱可塑性または熱硬化性ポリマー成形材料、ポリマー成形体、ポリマーフィルム、ポリマー糸、およびポリマー繊維にも関する。
好ましくは、難燃剤が、ジアルキルホスフィン酸および/またはその塩、メラミンの縮合生成物、および/またはメラミンとリン酸との反応生成物、および/またはメラミンの縮合生成物とポリリン酸との反応生成物、またはそれらの混合物;化学式(NH3−yPOないしは0(NHPO(式中、yは1〜3およびzは1〜10,000である)の窒素含有リン酸塩;ベンゾグアナミン、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌラート、アラントイン、グリコウリル、メラミン、メラミンシアヌラート、ジシアンジアミド、および/またはグアニジン;酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化マンガン、酸化スズ、水酸化アルミニウム、ベーマイト、ジヒドロタルサイト、ヒドロカルマイト、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化亜鉛、酸化スズ水和物、水酸化マンガン、ホウ酸亜鉛、塩基性ケイ酸亜鉛、および/またはスズ酸亜鉛である。
特に好ましくは、難燃剤が、メラム、メレム、メロン、ピロリン酸ジメラミン、ポリリン酸メラミン、ポリリン酸メラム、ポリリン酸メロン、および/またはポリリン酸メレム、および/またはそれらの混合ポリ塩、および/またはリン酸水素アンモニウム、リン酸二水素アンモニウム、および/またはポリリン酸アンモニウムである。
好ましい難燃剤は、次亜リン酸アルミニウム、次亜リン酸亜鉛、次亜リン酸カルシウム、亜リン酸ナトリウム、モノフェニルホスフィン酸およびその塩、ジアルキルホスフィン酸およびその塩とモノアルキルホスフィン酸およびその塩との混合物、2−カルボキシエチル−アルキルホスフィン酸およびその塩、2−カルボキシエチルメチルホスフィン酸およびその塩、2−カルボキシエチル−アリールホスフィン酸およびその塩、2−カルボキシエチルフェニル−ホスフィン酸およびその塩、オキサ−10−ホスファフェナントレン(DOPO)およびその塩、ならびにパラ−ベンゾキノンないしはイタコン酸およびその塩への付加物でもある。
結晶水の含有率は、好ましくは0〜5重量%、特に0〜1重量%の範囲にある。
好ましいアルカリ源は、例えば、アルカリ塩である。
本発明による、亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物は、好ましくは、200〜700g/lのかさ密度を有する。
本発明による、亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物は、好ましくは85〜99.9、特に好ましくは90〜98のL色価を有する。
本発明による、亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物は、好ましくは−4〜+9、特に好ましくは−2〜+6のa色価を有する。
本発明による、亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物は、好ましくは−2〜+6、特に好ましくは−1〜+3のb色価を有する。
色価は、Hunterに基づく系(CIE−LAB系、Commission Internationale d’Eclairage(国際照明委員会))において記載される。L値は0(黒色)から100(白色)、a値は−a(緑色)から+a(赤色)、そしてb値は−b(青色)から+b(黄色)に至る。
好ましい亜リン酸塩源は、亜リン酸、またはその前駆体である。前駆体とは、本方法の条件下において亜リン酸イオンを形成できる物質、例えば、加水分解で亜リン酸を形成できる三酸化リン(P)、三塩化リン、および元素リン、または酸化により亜リン酸に変換され得る次亜リン酸である。
本発明の課題は、テンプレートを含まない、亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物を提供することである。さらに、テンプレートおよび水性懸濁液を使用せずに済ます方法を提供する課題が存在していた。
好ましい反応条件は、0〜300℃、特に好ましくは50〜170℃の温度、および10−7〜10時間の反応時間である。圧力は、1から200MPaの間(=0.00001〜200バール)、好ましくは10Paから10MPaの間を変動し得る。
好ましくは0.083〜10kW/m、特に好ましくは0.33〜1.65kW/mのエネルギー入力である。
好ましい反応操作(Reaktionsfuehrung)は、アルミニウム源を供給し、亜リン酸塩源を計量添加することである。別法として好ましい反応操作は、アルミニウム源と亜リン酸塩源とを同時に計量添加することである。
反応材料は、硬化し得る。したがって、多段階の方法、つまり反応器(例えば、混練機、ミキサー、回転管)内での固体材料への前反応、粉砕(例えば、粉砕機、混練機、粉砕用取付け部品を備えた回転管)、反応器(例えば、混練機、ミキサー、回転管)内での後硬化が好ましい。
別法として、反応全体を、加熱された粉砕装置内で実施することが可能である。
亜リン酸塩源とアルミニウム源を、反応済み(abreagiert)反応混合物の予め入れた部分に計量添加することが好ましい。
反応済み反応混合物の、追加原料(Neuware)に対する重量比は、1対100〜80対20、好ましくは30対70〜70対30である。
好ましくは、亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物1〜50重量%を入れておき、アルミニウム源と亜リン酸塩源との、1.5〜2.5モル対3モルの比率の混合物50〜99重量%を添加し、20〜300℃において0.1〜10時間反応させてから、80〜300℃において0.9〜10時間反応させる。
亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物2〜20重量%を入れておき、アルミニウム源と亜リン酸塩源との、1.9〜2.1モル対3モルの比率の混合物80〜98重量%を添加し、50〜270℃において0.5〜5時間反応させてから、100〜180℃において0.5〜5時間反応させることも好ましい。
好ましいのは、本発明による、亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物の、難燃相乗剤としての使用である。
式(I)の亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物を5〜99.8重量%、
ジアルキルホスフィン酸またはその塩を0.1〜94.9重量%、および
一つまたは複数のポリマー添加剤を0.1〜30重量%含有する組成物も好ましい。
好ましいジアルキルホスフィン酸および/またはその塩は、化学式(II)
Figure 2015507590
のジアルキルホスフィン酸塩および/またはその塩
(式中、
、Rは同一または異なり、直鎖状または分岐状のC〜C−アルキルであって、
Mは、Mg、Ca、Al、Sb、Sn、Ge、Ti、Fe、Zr、Zn、Ce、Bi、Sr、Mn、Li、Na、K、Hであって、
mは1〜4を意味する)
である。
好ましいジアルキルホスフィン酸塩は、トリスジエチルホスフィン酸アルミニウム、トリスメチルエチルホスフィン酸アルミニウム、ビスジエチルホスフィン酸チタニル、テトラキスジエチルホスフィン酸チタン、ビスメチルエチルホスフィン酸チタニル、テトラキスメチルエチルホスフィン酸チタン、ビスジエチルホスフィン酸亜鉛、ビスメチルエチルホスフィン酸亜鉛、およびこれらの混合物である。
さらなる難燃剤として適しているのは、その上、特定の窒素含有化合物である(ドイツ公開特許公報第19614424号(特許文献1)、ドイツ公開特許公報第19734437号(特許文献2)、およびドイツ公開特許公報第19737727号(特許文献3))。特に適しているのは、化学式(III)〜(VIII)
Figure 2015507590
、またはそれらの混合物
(式中、
〜Rは、水素、C〜C−アルキル、C〜C16−シクロアルキル、またはC〜C16−アルキルシクロアルキル(場合によっては一つのヒドロキシ官能基またはC〜C−ヒドロキシアルキル官能基で置換されている)、C〜C−アルケニル、C〜C−アルコキシ、C〜C−アシル、C〜C−アシルオキシ、C〜C12−アリール、またはC〜C12−アリールアルキル、−ORおよび−N(R)R、ならびにN−脂環式またはN−芳香族であり、
は、水素、C〜C−アルキル、C〜C16−シクロアルキル、またはC〜C16−アルキルシクロアルキル(場合によっては一つのヒドロキシ官能基またはC〜C−ヒドロキシアルキル官能基で置換されている)、C〜C−アルケニル、C〜C−アルコキシ、C〜C−アシル、C〜C−アシルオキシ、またはC〜C12−アリール、またはC〜C12−アリールアルキルであり、
〜R13は、Rならびに−O−Rと同一基であり、
mおよびnは、互いに独立して、1、2、3または4であり、
Xは、トリアジン化合物(III)と付加物を形成することができる酸を意味する)
;またはトリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌラートの、芳香族ポリカルボン酸とのオリゴマーエステルに相当する。
その際、特に適しているのは、ベンゾグアナミン、トリス(ヒドロキシメチル)イソシアヌラート、アラントイン、グリコウリル、メラミン、メラミンシアヌラート、ジシアンジアミド、および/またはグアニジンである。
難燃性のポリマー成形材料およびポリマー成形体用の適したポリマー添加剤は、UV吸収剤、遮光剤、滑剤、着色剤、帯電防止剤、造核剤、充填材、相乗剤、補強材その他である。
好ましいのは、本発明による難燃性ポリマー成形体の、ランプソケットおよびランプホルダのようなランプ部品、差込プラグおよびテーブルタップ、巻枠体、コンデンサまたは接触器用のケーシング、ならびに遮断器、継電器ケーシング、および反射器としての使用である。
本発明は、本発明による、式(I)の亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物を1〜50重量%、ならびにポリリン酸アンモニウム、結合剤、起泡剤、充填材およびポリマー添加剤を0〜80重量%含有する発泡性難燃塗料にも関する。
好ましくは、この発砲性難燃塗料は、本発明による、亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物を1〜50重量%、ならびにポリリン酸アンモニウム、結合剤、起泡剤、ジアルキルホスフィン酸塩、充填材およびポリマー添加剤を0〜80重量%含有する。
好ましくは、ポリマーが、ポリエステル、ポリスチレンまたはポリアミドのような熱可塑性ポリマー、および/または熱硬化性ポリマーの群に由来する。
好ましくは、ポリマーが、モノオレフィンおよびジオレフィンのポリマー、例えば、ポリプロピレン、ポリイソブチレン、ポリブテン−1、ポリ−4−メチル−ペンテン−1、ポリイソプレン、またはポリブタジエン、ならびにシクロオレフィン、例えばシクロペンテンまたはノルボルネンのポリマー;さらにはポリエチレン(場合によっては架橋されていてもよい)、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE)、高密度高分子量ポリエチレン(HDPE−HMW)、高密度超高分子量ポリエチレン(HDPE−UHMW)、中密度ポリエチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)、分岐低密度ポリエチレン(VLDPE)、ならびにそれらの混合物である。
好ましくは、ポリマーが、モノオレフィン同士およびジオレフィン同士のコポリマー、またはモノオレフィンおよびジオレフィンと他のビニルモノマーとのコポリマー、例えば、エチレン−プロピレンコポリマー、直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)、およびその、低密度ポリエチレン(LDPE)との混合物、プロピレン−ブテン−1−コポリマー、プロピレン−イソブチレンコポリマー、エチレン−ブテン−1−コポリマー、エチレン−ヘキセンコポリマー、エチレン−メチルペンテンコポリマー、エチレン−へプテンコポリマー、エチレン−オクテンコポリマー、プロピレン−ブタジエンコポリマー、イソブチレン−イソプレンコポリマー、エチレン−アルキルアクリラートコポリマー、エチレン−アルキルメタクリラートコポリマー、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、およびそれらと一酸化炭素とのコポリマー、またはエチレン−アクリル酸コポリマーおよびその塩(アイオノマー)、ならびにエチレンと、プロピレンと、例えば、ヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、またはエチリデンノルボルネンのようなジエンとのターポリマー;さらにはそのようなコポリマー同士の混合物、例えば、ポリプロピレン/エチレン−プロピレンコポリマー、LDPE/エチレン−酢酸ビニルコポリマー、LDPE/エチレン−アクリル酸コポリマー、LLDPE/エチレン−酢酸ビニルコポリマー、LLDPE/エチレン−アクリル酸コポリマー、およびポリアルキレン/一酸化炭素交互コポリマーまたはポリアルキレン/一酸化炭素ランダムコポリマー、およびこれらと、例えばポリアミドのような他のポリマーとの混合物である。
好ましくは、ポリマーが、水素化により改質されたものを含めた(例えば、粘着付与樹脂)炭化水素樹脂(例えば、C〜C)、およびポリアルキレンとデンプンとの混合物である。
好ましくは、ポリマーが、ポリスチレン(ポリスチレン(登録商標)143E(BASF))、ポリ−(p−メチルスチレン)、ポリ−(α−メチルスチレン)である。
好ましくは、ポリマーが、スチレンまたはα−メチルスチレンとジエンまたはアクリル誘導体とのコポリマー、例えば、スチレン−ブタジエン、スチレン−アクリルニトリル、スチレン−アルキルメタクリルラート、スチレン−ブタジエン−アルキルアクリラート、スチレン−ブタジエン−アルキルメタクリルラート、スチレン−無水マレイン酸、スチレン−アクリルニトリル−メチルアクリラート;複数のスチレンコポリマーと、例えば、ポリアクリラート、ジエンポリマー、またはエチレン−プロピレン−ジエン−ターポリマーのような別の一つのポリマーとからなる、耐衝撃性の高い混合物;ならびにスチレンのブロックコポリマー、例えば、スチレン−ブタジエン−スチレン、スチレン−イソプレン−スチレン、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン、またはスチレン−エチレン/プロピレン−スチレンである。
好ましくは、ポリマーが、スチレンまたはα−メチルスチレンのグラフトコポリマー、例えば、ポリブタジエンにグラフト重合したスチレン、ポリブタジエン−スチレンコポリマーまたはポリブタジエン−アクリルニトリルコポリマーにグラフト重合したスチレン、ポリブタジエンにグラフト重合したスチレンおよびアクリルニトリル(ないしはメタクリルニトリル);ポリブタジエンにグラフト重合したスチレン、アクリルニトリルおよびメチルメタクリルラート;ポリブタジエンにグラフト重合したスチレンおよび無水マレイン酸;ポリブタジエンにグラフト重合したスチレン、アクリルニトリルおよび無水マレイン酸またはマレイン酸イミド;ポリブタジエンにグラフト重合したスチレンおよびマレイン酸イミド、ポリブタジエンにグラフト重合したスチレンおよびアルキルアクリラートないしはアルキルメタクリルラート、エチレン−プロピレン−ジエンターポリマーにグラフト重合したスチレンおよびアクリルニトリル、ポリアルキルアクリラートまたはポリアルキルメタクリラートにグラフト重合したスチレンおよびアクリルニトリル、アクリラート−ブタジエンコポリマーにグラフト重合したスチレンおよびアクリルニトリル、ならびに例えば、いわゆるABS、MBS、ASAまたはAES−ポリマーとして公知であるような、それらの混合物である。
好ましくは、スチレンポリマーが、EPS(発泡ポリスチレン)、例えばスチロポール(BASF)のようなむしろ粗孔性の発泡体、および/またはXPS(押出ポリスチレン硬質発泡体)、例えばStyrodur(登録商標)(BASF)のような細孔性の発泡体である。ポリスチレン発泡体、例えば、Austrotherm(登録商標)XPS、Styrofoam(登録商標)(Dow Chemical)、Floormate(登録商標)、Jackodur(登録商標)、Lustron(登録商標)、Roofmate(登録商標)、Styropor(登録商標)、Styrodur(登録商標)、Styrofoam(登録商標)、Sagex(登録商標)、およびTelgopor(登録商標)が好ましい。
好ましくは、ポリマーが、ハロゲン含有ポリマー、例えばポリクロロプレン、塩化ゴム、イソブチレン−イソプレンからなる塩素化および臭素化コポリマー(ハロブチルゴム)、塩素化またはクロロスルホン化されたポリエチレン、エチレンおよび塩素化エチレンのコポリマー、エピクロロヒドリンホモポリマーおよびエピクロロヒドリンコポリマー、特にハロゲン含有ビニル化合物からなるポリマー、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン;ならびにそれらのコポリマー、例えば塩化ビニル−塩化ビニリデン、塩化ビニル−酢酸ビニル、または塩化ビニリデン−酢酸ビニルである。
好ましくは、ポリマーが、α−不飽和酸、β−不飽和酸、およびそれらの誘導体から誘導されるポリマー、例えば、ポリアクリラートおよびポリメタクリラート、ブチルアクリラートで耐衝撃性に改質されたポリメチルメタクリラート、ポリアクリルアミド、およびポリアクリルニトリル、ならびに前記各モノマー同士のコポリマー、または前記各モノマーと他の不飽和モノマーとのコポリマー、例えば、アクリルニトリル−ブタジエンコポリマー、アクリルニトリル−アルキルアクリラートコポリマー、アクリルニトリル−アルコキシアルキルアクリラートコポリマー、アクリルニトリル−ハロゲン化ビニルコポリマー、またはアクリルニトリル−アルキルメタクリルラート−ブタジエンターポリマーである。
ポリマーが、不飽和アルコールおよび不飽和アミンないしはそれらのアシル誘導体またはアセタールから誘導されるポリマー、例えば、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリステアリン酸ビニル、ポリ安息香酸ビニル、ポリマレイン酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリアリルフタラート、ポリアリルメラミン;ならびにそれらの、オレフィンとのコポリマーであることが好ましい。
好ましくは、ポリマーが、環状エーテルのホモポリマーおよびコポリマー、例えば、ポリアルキレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、またはそれらの、ビスグリシジルエーテルとのコポリマーである。
好ましくは、ポリマーが、ポリオキシメチレンのようなポリアセタール、ならびにコモノマー、例えばエチレンオキシドを含有するようなポリオキシメチレン;熱可塑性のポリウレタン、アクリラート、またはMBSで改質されているポリアセタールである。
好ましくは、ポリマーが、ポリフェニレンオキシドおよびポリフェニレンスルフィド、ならびにそれらの、スチレンポリマーまたはポリアミドとの混合物である。
好ましくは、ポリマーが、一方の側で、末端水酸基を有するポリエーテル、ポリエステル、およびポリブタジエン、他方の側で、脂肪族ポリイソシアナートまたは芳香族ポリイソシアナートから誘導されるポリウレタン、ならびにそれらの前駆体である。
好ましくは、ポリマーが、ジアミンとジカルボン酸とから、および/またはアミノカルボン酸、または対応するラクタムから誘導されるポリアミドおよびコポリアミド、例えば、ポリアミド2/12、ポリアミド4(ポリ−4−アミノ酪酸、Nylon(登録商標)4、DuPont社)、ポリアミド4/6(ポリ(テトラメチレン−アジパミド)、ポリ−(テトラメチレン−アジピン酸ジアミド)、Nylon(登録商標)4/6、DuPont社)、ポリアミド6(ポリカプロラクタム、ポリ−6−アミノヘキサン酸、Nylon(登録商標)6、DuPont社、Akulon(登録商標)K122、DSM社;Zytel(登録商標)7301、DuPont社;Durethan(登録商標)B29、Bayer社)、ポリアミド6/6(ポリ(N,N’−ヘキサメチレンアジピンジアミド)、Nylon(登録商標)6/6、DuPont社、Zytel(登録商標)101、DuPont社;Durethan(登録商標)A30、Durethan(登録商標)AKV、Durethan(登録商標)AM、Bayer社;Ultramid(登録商標)A3、BASF社)、ポリアミド6/9(ポリ(ヘキサメチレンノナンジアミド)、Nylon(登録商標)6/9、DuPont社)、ポリアミド6/10(ポリ(ヘキサメチレンセバカミド)、Nylon(登録商標)6/10、DuPont社)、ポリアミド6/12(ポリ(ヘキサメチレンドデカンジアミド)、Nylon(登録商標)6/12、DuPont社)、ポリアミド6/66(ポリ(ヘキサメチレンアジパミド−コ−カプロラクタム)、Nylon(登録商標)6/66、DuPont社)、ポリアミド7(ポリ−7−アミノへプタン酸、Nylon(登録商標)7、DuPont社)、ポリアミド7,7(ポリへプタメチレンピメラミド、Nylon(登録商標)7,7、DuPont社)、ポリアミド8(ポリ−8−アミノオクタン酸、Nylon(登録商標)8、DuPont社)、ポリアミド8,8(ポリオクタメチレンスベラミド、Nylon(登録商標)8,8、DuPont社)、ポリアミド9(ポリ−9−アミノノナン酸、Nylon(登録商標)9、DuPont社)、ポリアミド9,9(ポリノナメチレンアゼラミド、Nylon(登録商標)9,9、DuPont社)、ポリアミド10(ポリ−10−アミノデカン酸、Nylon(登録商標)10、DuPont社)、ポリアミド10,9(ポリ(デカメチレンアゼラミド)、Nylon(登録商標)10,9、DuPont社)、ポリアミド10,10(ポリデカメチレンセバカミド、Nylon(登録商標)10,10、DuPont社)、ポリアミド11(ポリ−11−アミノウンデカン酸、Nylon(登録商標)11、DuPont社)、ポリアミド12(ポリラウリルラクタム、Nylon(登録商標)12、DuPont社、Grillamid(登録商標)L20、Ems Chemie社)、m−キシレン、ジアミン、およびアジピン酸に由来する芳香族ポリアミド;ヘキサメチレンジアミン、およびイソフタル酸および/またはテレフタル酸から製造されたポリアミド(ポリヘキサメチレンイソフタルアミド、ポリヘキサメチレンテレフタルアミド)、ならびに場合によっては、改質剤としてのエラストマーをさらに加えて製造されたポリアミド、例えば、ポリ−2,4,4−トリメチルヘキサメチレンテレフタルアミドまたはポリ−m−フェニレンイソフタルアミドである。前記各ポリアミドの、ポリオレフィン、オレフィンコポリマー、アイオノマー、または化学結合もしくはグラフト重合されたエラストマーとのブロックコポリマー;またはポリエーテル、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、もしくはポリテトラメチレングリコールとのブロックコポリマーである。さらに、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエンゴム)またはABS(アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン)で改質されたポリアミドまたはコポリアミド;ならびに加工の際に縮合されたポリアミド(「RIM−ポリアミド系」)である。
好ましくは、ポリマーが、ポリ尿素、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリエステルイミド、ポリヒダントイン、およびポリベンズイミダゾールである。
好ましくは、ポリマーが、ジカルボン酸とジアルコールとから、および/またはヒドロキシカルボン酸、または対応するラクトンから誘導されるポリエステル、例えば、ポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート(Celanex(登録商標)2500、Celanex(登録商標)2002、Celanese社;Ultradur(登録商標)、BASF社)、ポリ−1,4−ジメチロールシクロヘキサンテレフタラート、ポリヒドロキシベンゾアート、ならびにヒドロキシル末端基を有するポリエーテルから誘導されるブロックポリエーテルエステル;さらにはポリカルボナートまたはMBSで改質されたポリエステルである。
好ましくは、ポリマーが、ポリカルボナート、およびポリエステルカルボナート、ならびにポリスルホン、ポリエーテルスルホン、およびポリエーテルケトンである。
好ましくは、ポリマーが、一方の側でアルデヒド、他方の側でフェノール、尿素またはメラミンから誘導される架橋ポリマー、例えば、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、尿素−ホルムアルデヒド樹脂、およびメラミン−ホルムアルデヒド樹脂である。
好ましくは、ポリマーが、乾性アルキド樹脂、および不乾性アルキド樹脂である。
好ましくは、ポリマーが、飽和ジカルボン酸および不飽和ジカルボン酸と多価アルコールとのコポリエステルから、ならびにビニル化合物を架橋剤として、誘導される不飽和ポリエステル樹脂、ならびにそのハロゲン含有、難燃性の改質体である。
好ましくは、ポリマーが、置換アクリル酸エステル、例えば、エポキシアクリラート、ウレタンアクリラート、またはポリエステルアクリラートから誘導される架橋性アクリル樹脂である。
好ましくは、ポリマーが、メラミン樹脂、尿素樹脂、イソシアナート、イソシアヌラート、ポリイソシアナートまたはエポキシ樹脂と架橋されている、アルキド樹脂、ポリエステル樹脂およびアクリラート樹脂である。
好ましくは、ポリマーが、脂肪族、脂環式、複素環式、または芳香族のグリシジル化合物から誘導される架橋エポキシ樹脂、例えば、無水物またはアミンのような通常の硬化剤を利用して、促進剤を伴って、または伴わずに架橋される、例えば、ビスフェノール−A−ジグリシジルエーテル、ビスフェノール−F−ジグリシジルエーテルからの生成物である。
好ましくは、ポリマーが、前記ポリマーの混合物(ポリブレンド)、例えば、PP/EPDM(ポリプロピレン/エチレン−プロピレン−ジエンゴム)、ポリアミド/EPDMまたはポリアミド/ABS(ポリアミド/エチレン−プロピレン−ジエンゴムまたはポリアミド/アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン)、PVC/EVA(ポリ塩化ビニル/エチレン酢酸ビニル)、PVC/ABS(ポリ塩化ビニル/アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン)、PVC/MBS(ポリ塩化ビニル/メタクリラート−ブタジエン−スチレン)、PC/ABS(ポリカルボナート/アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン)、PBTP/ABS(ポリブチレンテレフタラート/アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン)、PC/ASA(ポリカルボナート/アクリルエステル−スチレン−アクリルニトリル)、PC/PBT(ポリカルボナート/ポリブチレンテレフタラート)、PVC/CPE(ポリ塩化ビニル/塩素化ポリエチレン)、PVC/アクリラート(ポリ塩化ビニル/アクリラート)、POM/熱可塑性PUR(ポリオキシメチレン/熱可塑性ポリウレタン)、PC/熱可塑性PUR(ポリカルボナート/熱可塑性ポリウレタン)、POM/アクリラート(ポリオキシメチレン/アクリラート)、POM/MBS(ポリオキシメチレン/メタクリラート−ブタジエン−スチレン)、PPO/HIPS(ポリフェニレンオキシド/High impact polystyrol(耐衝撃性ポリスチレン))、PPO/PA6.6(ポリフェニレンオキシド/ポリアミド6.6)、およびコポリマー、PA/HDPE(ポリアミド/High Density Polyethylen(高密度ポリエチレン))、PA/PP(ポリアミド/ポリエチレン)、PA/PPO(ポリアミド/ポリフェニレンオキシド)、PBT/PC/ABS(ポリブチレンテレフタラート/ポリカルボナート/アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン)、および/またはPBT/PET/PC(ポリブチレンテレフタラート/ポリエチレンテレフタラート/ポリカルボナート)である。
ポリマー成形材料の製造に使用可能な配合装置は、例えば、Berstorff GmbH社(ハノーファー)およびまたはLeistritz社(ニュルンベルク)の単軸押出機ないしは単軸スクリュー押出機、および、スリーゾーンスクリューおよび/またはショートコンプレッションスクリューを含むマルチゾーンスクリュー押出機、ならびに、例えば、Coperion Werner & Pfleiderer GmbH & Co.KG社(シュトゥットガルト(ZSK25、ZSK30、ZSK40、ZSK58、ZSK MEGAcompounder 40、50、58、70、92、119、177、250、320、350、380))、および/またはBerstorff GmbH社(ハノーファー)、Leistritz Extrusionstechnik GmbH(ニュルンベルク)の二軸スクリュー押出機である。
例えば、Coperion Buss Compounding Systems社(プラッテルン(スイス))の共混練機、例えば、MDK/E46−11Dおよび/またはラボ用混練機(Buss社(スイス)の、スクリュー有効長さがL=11DのMDK46)も使用可能な配合装置である。
例えば、スタティックコアの周りを回転する3〜12個の小さなスクリューのリングを有する、3+Extruder GmbH社(ラウフェン)のリング押出機、および/または例えば、Entex社(ボーフム)の遊星ローラ押出機、および/またはベント式押出機、および/またはカスケード押出機、および/またはMailleferスクリューも適した配合装置である。
異方向回転二軸スクリューを装備した配合機、例えば、Krauss−Maffei Berstorff社のCompex 37型ないしは70型も使用可能である。
本発明によるスクリュー有効長さは、単軸押出機ないしは単軸スクリュー押出機の場合、20〜40Dであって、マルチゾーンスクリュー押出機の場合、例えば、入口ゾーン(L=10D)、移行ゾーン(L=6D)、放出ゾーン(L=9D)を含む25D、および二軸スクリュー押出機の場合、8〜48Dである。
難燃性のプラスチック成形材料およびプラスチック成形体の製造、加工、および検査
難燃成分を、ポリマー顆粒および場合によっては添加剤と混合し、二軸スクリュー押出機(Leistritz LSM 30/34型)上で、230〜260℃(PBT−GV)ないしは260〜280℃(PA 66−GV)の温度において混合した。均質化されたポリマーストランドを引き抜き、水浴中で冷却してから顆粒化した。
十分に乾燥させた後に、この成形材料を射出成形機(Aarburg Allrounder型)上で、240〜270℃(PBT−GV)ないしは260〜290℃(PA 66−GV)の融解温度において、検査試料へと加工した。
それぞれの混合物からなる検査試料に関し、厚さ1.5mmの検査試料を用いて燃焼性等級(Brandklasse)UL 94(Underwriter Laboratories)を決定した。
UL 94に基づくと、以下の燃焼性等級が与えられる:
V−0:残炎が10秒を超えず、10回の接炎時の総残炎時間が50秒を超えず、燃焼滴下物がなく、試料の完全燃焼がなく、接炎終了後には試料の残じんが30秒を超えない。
V−1:接炎終了後に残炎が30秒を超えず、10回の接炎時の総残炎時間が250秒を超えず、接炎終了後には試料の残じんが60秒を超えず、残りの基準はV−0と同様。
V−2:燃焼滴下物による綿の発火、残りの基準はV−1と同様。
分類不可能(nkl):燃焼性等級V−2を満たさない。
亜リン酸水素アルミニウムの組成(化学式)は、PおよびAlの分析データから算出できる。カチオン電荷およびアニオン電荷の合計を出して、アニオン電荷を二価の亜リン酸イオンおよび一価の亜リン酸水素イオンに分配すると、この算出が可能である。
例えば、X線粉末回折計(およそ18.3度の角度(2θ)における反射)により水酸化アルミニウムを決定し、サンプル中における残りのリンおよびアルミニウムを亜リン酸水素アルミニウムと定義することにより、アルミニウム塩と亜リン酸水素アルミニウムとの混合物の組成が決定可能である。後者、亜リン酸水素アルミニウムは、未変換の非常にわずかな量の亜リン酸に基づく。
未変換の亜リン酸の決定
未変換の亜リン酸を決定するためには、得られた生成物を、10%の水性懸濁液として24時間100℃で還流下に煮沸してから、ろ過し、リン含有率を決定し、その結果からサンプル中のHPO含有率を算出する。
熱安定性およびホスフィン形成の試験
本発明による亜リン酸水素アルミニウムの熱安定性に関する重要な基準は、分解が開始し毒性のPHが形成される温度である。PHの放出は、難燃性ポリマーを製造する際には回避する必要がある。定量するために、試料を管状炉中において窒素流入下に(30l/g)、温度を徐々に上げることにより加熱する。Draeger社の検出チューブを用いて1ppm超のPHを検出することができたとき(リン化水素を対象とする短時間測定用チューブ(Kurzzeitroehren))、分解温度に達する。
以下の例により本発明を説明する。調合量、条件、および分析は、表に記載する。
例1
水酸化アルミニウム(Hydral(登録商標)710;ALCOA社;99.6%)1608.3gを混練機に入れる。混合しながら、亜リン酸(98%)2864gを少量ずつ添加する。熱発生下に自発的に反応が起こり、150℃において追加反応させる(nachreagieren)。生成物は、組成Al(HPO2.89(HPO0.22の亜リン酸アルミニウムを98.6重量%、水酸化アルミニウムを1.4重量%、および未変換の亜リン酸を0.25重量%含有する。
例2
例1のように、水酸化アルミニウムと亜リン酸とを反応させる。この生成物は、組成Al(HPO(HPOの亜リン酸アルミニウムを90.3重量%、水酸化アルミニウムを9.7重量%、および亜リン酸を0.45重量%含有する。
例3
例1のように、水酸化アルミニウムと亜リン酸とを反応させる。この生成物は、組成Al(HPO2.97(HPO0.06の亜リン酸アルミニウムを99.6重量%、水酸化アルミニウムを0.4重量%、および亜リン酸を0.05重量%含有する。
例4(比較)
本発明によるものではない、市販の亜リン酸アルミニウムは、比較すると、より低い熱安定性を示す(PH形成は320℃から)。
例5
亜リン酸水素アルミニウムと水酸化アルミニウムとの混合物233gを混練機に入れる。混合しながら、水酸化アルミニウム(Hydral(登録商標)710;ALCOA社;99.6%)1787.2g(22.82mol)と、亜リン酸(98%)2864g(34.23mol)少量ずつとを(したがって、アルミニウム源と亜リン酸塩源はモル比で2対3)添加する。熱発生下に自発的に反応が起こる。さらなる0.5時間、80℃において、続いて2時間、150℃において反応させる。生成物は、組成Al(HPO2.84(HPO0.08の亜リン酸アルミニウムを98.8重量%、水酸化アルミニウムを1.4重量%、および未変換の亜リン酸を0.2重量%含有する。
Figure 2015507590
難燃性のポリマー成形材料およびポリマー成形体
ポリアミド66ポリマー50重量%、ガラス繊維30重量%、例1に記載の、亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物3.6重量%、およびジエチルホスフィン酸アルミニウムExolit(登録商標)OP1230(Clariant社)16.4重量%を用いて、前記の一般的指示にしたがい、難燃性ポリマー成形材料、およびUL94試験片の形状の難燃性ポリマー成形体を製造する。UL94試験は、V−0等級をもたらす。
ポリブチレンテレフタラートポリマー50重量%、ガラス繊維30重量%、例1に記載の亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物3.6重量%、およびジエチルホスフィン酸アルミニウムExolit(登録商標)OP1240(Clariant社)16.4重量%を用いて、前記の一般的指示にしたがい、難燃性ポリマー成形材料、およびUL94試験片の形状の難燃性ポリマー成形体を製造する。UL94試験は、V−0等級をもたらす。

Claims (16)

  1. 式(I)
    Al2.00(HPO(HPOx(HO) (I)
    (式(I)中、vは2〜2.99、yは2〜0.01、およびzは0〜4を意味する)の亜リン酸水素アルミニウムを91〜99.9%、
    アルミニウム塩を0.1〜9%、および
    (結晶)水を0〜50%
    含有する、式(I)の亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩との混合物。
  2. vが2.56〜2.99、
    yが0.9〜0.02、および
    zが0〜1を意味することを特徴とする、請求項1に記載の混合物。
  3. vが2.834〜2.99、
    yが0.332〜0.03、および
    zが0.01〜0.1を意味することを特徴とする、請求項1または2に記載の混合物。
  4. 式(I)の亜リン酸水素アルミニウムを95〜99.9重量%、アルミニウム塩を0.1〜5重量%、および(結晶)水を0〜50重量%含有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載の混合物。
  5. アルミニウム塩が、酸化物、水酸化物、過酸化物、ぺルオキシド水和物(Peroxidhydrate)、炭酸塩、過炭酸塩、混合炭酸塩/水和物、ギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、ステアリン酸塩、乳酸塩、アスコルビン酸塩、シュウ酸塩であるか、または亜リン酸よりも高い蒸気圧を有する酸のアニオンとのアルミニウム塩であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載の混合物。
  6. 0.1〜1000μmの粒径、0.01g/l〜10g/lの水溶性、80〜800g/lのかさ密度、および0.1〜5%の残存水分量を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載の混合物。
  7. アルミニウム源と亜リン酸塩源とを溶媒なしに20〜300℃の温度において0.1〜10時間反応させることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一つに記載の式(I)の亜リン酸水素アルミニウムとアルミニウム塩とからなる混合物の製造方法。
  8. アルミニウム源が、アルミニウム金属、アルミニウム合金、酸化物、水酸化物、過酸化物、ぺルオキシド水和物、炭酸塩、過炭酸塩、混合炭酸塩/水和物、ギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、ステアリン酸塩、乳酸塩、アスコルビン酸塩、シュウ酸塩であるか、または亜リン酸よりも高い蒸気圧を有する酸のアニオンとのアルミニウム塩であることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. 亜リン酸塩源が、亜リン酸、またはその前駆体の、三酸化リン、三塩化リン、元素リン、および/または次亜リン酸であることを特徴とする、請求項7または8に記載の方法。
  10. 請求項1〜6のいずれか一つに記載の式(I)の亜リン酸アルミニウムとアルミニウム塩との混合物の、さらなる合成用の中間体、結合剤、エポキシ樹脂、ポリウレタンおよび不飽和ポリエステル樹脂を硬化する際の架橋剤ないしは促進剤、ポリマー安定剤、植物保護薬剤、金属イオン封鎖剤、鉱物油添加剤、防食剤としての使用、洗剤およびクリーニング剤用途、ならびにエレクトロニクス用途における使用。
  11. 請求項1〜6のいずれか一つに記載の式(I)の亜リン酸アルミニウムとアルミニウム塩との混合物の、難燃剤、特に、クリアワニスおよび発泡性防炎塗料用の難燃剤、木材および他のセルロース性製品用の難燃剤としての使用、ポリマー用の反応性難燃剤および/もしくは非反応性難燃剤としての使用、難燃性ポリマー成形材料を製造するため、難燃性ポリマー成形体を製造するため、ならびに/またはポリエステル、およびセルロース非混紡布および混紡布を含侵により難燃性に仕上げるための使用、ならびに相乗剤としての使用、および難燃剤混合物中での相乗剤としての使用。
  12. 請求項1〜6のいずれか一つに記載の式(I)の亜リン酸アルミニウムとアルミニウム塩との混合物を0.1〜45重量%、熱可塑性もしくは熱硬化性ポリマーまたはそれらの混合物を55〜99.9重量%、添加剤を0〜55重量%、および充填材ないしは補強材を0〜55重量%含有し、これらの成分の合計が100重量%である、難燃性の熱可塑性または熱硬化性ポリマー成形材料、ポリマー成形体、ポリマーフィルム、ポリマー糸、および/またはポリマー繊維。
  13. 請求項1〜6のいずれか一つに記載の式(I)の亜リン酸アルミニウムとアルミニウム塩との混合物を0.1〜45重量%、および難燃剤を55〜99.9重量%、熱可塑性もしくは熱硬化性ポリマーまたはそれらの混合物を55〜99.9重量%、添加剤を0〜55重量%、および充填材ないしは補強材を0〜55重量%含有し、これらの成分の合計が100重量%である、難燃性の熱可塑性または熱硬化性ポリマー成形材料、ポリマー成形体、ポリマーフィルム、ポリマー糸、および/またはポリマー繊維。
  14. 難燃剤が、ジアルキルホスフィン酸および/またはその塩、メラミンの縮合生成物、および/またはメラミンとリン酸との反応生成物、および/またはメラミンの縮合生成物とポリリン酸との反応生成物、またはそれらの混合物;化学式(NH3−yPOないしは(NHPO(式中、yは1〜3およびzは1〜10,000である)の窒素含有リン酸塩;ベンゾグアナミン、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌラート、アラントイン、グリコウリル、メラミン、メラミンシアヌラート、ジシアンジアミド、および/またはグアニジン;酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化マンガン、酸化スズ、水酸化アルミニウム、ベーマイト、ジヒドロタルサイト、ヒドロカルマイト、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化亜鉛、酸化スズ水和物、水酸化マンガン、ホウ酸亜鉛、塩基性ケイ酸亜鉛、および/またはスズ酸亜鉛であることを特徴とする、請求項12または13に記載の、難燃性の熱可塑性または熱硬化性ポリマー成形材料、ポリマー成形体、ポリマーフィルム、ポリマー糸、および/またはポリマー繊維。
  15. 難燃剤が、メラム、メレム、メロン、ピロリン酸ジメラミン、ポリリン酸メラミン、ポリリン酸メラム、ポリリン酸メロン、および/もしくはポリリン酸メレム、および/もしくはそれらの混合ポリ塩、ならびに/またはリン酸水素アンモニウム、リン酸二水素アンモニウム、および/もしくはポリリン酸アンモニウムであることを特徴とする、請求項12または13に記載の、難燃性の熱可塑性または熱硬化性ポリマー成形材料、ポリマー成形体、ポリマーフィルム、ポリマー糸、および/またはポリマー繊維。
  16. 難燃剤が、次亜リン酸アルミニウム、次亜リン酸亜鉛、次亜リン酸カルシウム、亜リン酸ナトリウム、モノフェニルホスフィン酸およびその塩、ジアルキルホスフィン酸およびその塩とモノアルキルホスフィン酸およびその塩との混合物、2−カルボキシエチル−アルキルホスフィン酸およびその塩、2−カルボキシエチルメチルホスフィン酸およびその塩、2−カルボキシエチル−アリールホスフィン酸およびその塩、2−カルボキシエチルフェニル−ホスフィン酸およびその塩、オキサ−10−ホスファフェナントレン(DOPO)およびその塩、ならびにパラ−ベンゾキノンないしはイタコン酸およびその塩への付加物であることを特徴とする、請求項12または13に記載の、難燃性の熱可塑性または熱硬化性ポリマー成形材料、ポリマー成形体、ポリマーフィルム、ポリマー糸、および/またはポリマー繊維。
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