JP2015502405A5 - - Google Patents

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本明細書が、特定の特性(Kd値またはIC50値など)を有する抗体またはその結合断片を使用する治療方法に言及する場合、これはまた、これらの方法において使用するための医薬の製造におけるそのような抗体またはその断片の使用を具体化する意図があることが理解されるべきである。さらに、本発明はまた、これらの特性を有する抗体またはその結合断片、および以下に考察する治療方法で使用するための、これらの抗体またはその結合断片を含む薬学的組成物も包含する。
[本発明1001]
抗IL-1β抗体またはその結合断片のある量を対象に投与する段階を含む、該対象における座瘡を治療する方法。
[本発明1002]
前記座瘡が、従来の治療法に反応しない、本発明1001の方法。
[本発明1003]
前記座瘡が、1つまたは複数の抗菌剤による治療に反応しない、本発明1001の方法。
[本発明1004]
1つまたは複数の抗菌剤による治療に反応しない座瘡を有する対象を選択する段階をさらに含む、本発明1001の方法。
[本発明1005]
前記抗菌剤が抗生物質である、本発明1003または1004の方法。
[本発明1006]
前記抗生物質が経口抗生物質である、本発明1005の方法。
[本発明1007]
前記座瘡が尋常性座瘡である、本発明1001〜1004のいずれかの方法。
[本発明1008]
前記座瘡が、中等度、重度、または中等度〜重度の尋常性座瘡である、本発明1007の方法。
[本発明1009]
前記座瘡が結節性座瘡または嚢胞性座瘡である、本発明1001〜1004のいずれかの方法。
[本発明1010]
前記座瘡が結節嚢胞性(nodulocystic)座瘡である、本発明1001〜1004のいずれかの方法。
[本発明1011]
前記座瘡が、重度の結節嚢胞性座瘡または重度の不応性結節嚢胞性座瘡である、本発明1001〜1004のいずれかの方法。
[本発明1012]
前記治療する方法により、全病変数の低下がもたらされる、本発明1001〜1011のいずれかの方法。
[本発明1013]
前記治療する方法により、前記対象における顔面および/または非顔面の座瘡病変の数の低下がもたらされる、本発明1001〜1011のいずれかの方法。
[本発明1014]
前記治療する方法により、前記対象における座瘡病変の重症度の軽減がもたらされる、本発明1001〜1011のいずれかの方法。
[本発明1015]
前記座瘡病変に、炎症性病変である病変が含まれる、本発明1012〜1014のいずれかの方法。
[本発明1016]
前記炎症性病変に、顔面病変である病変が含まれる、本発明1015の方法。
[本発明1017]
前記炎症性病変に、丘疹、膿疱、または結節である病変が含まれる、本発明1015の方法。
[本発明1018]
前記座瘡病変に、非炎症性病変である病変が含まれる、本発明1012〜1014のいずれかの方法。
[本発明1019]
非炎症性座瘡病変に、顔面病変である病変が含まれる、本発明1018の方法。
[本発明1020]
非炎症性座瘡病変に、開放面皰または閉鎖面皰である病変が含まれる、本発明1018の方法。
[本発明1021]
座瘡病変の数の低下が顔面座瘡病変数の低下である、本発明1012の方法。
[本発明1022]
前記治療する方法により、顔面座瘡の治験責任医師包括的評価(Investigator's Global Assessment) (IGA) 重症度の改善がもたらされる、本発明1001〜1021のいずれかの方法。
[本発明1023]
前記治療する方法により、非顔面座瘡の治験責任医師包括的評価 (IGA) 重症度の改善がもたらされる、本発明1001〜1021のいずれかの方法。
[本発明1024]
前記治療する方法により、生活の質評価の改善がもたらされる、本発明1001〜1023のいずれかの方法。
[本発明1025]
前記治療する方法により、カーディフ座瘡障害指数 (Cardiff Acne Disability Index) (CADI) スコアの改善がもたらされる、本発明1024の方法。
[本発明1026]
前記治療する方法により、皮脂産生の低下、過剰角質化の軽減、P. アクネス (P. acnes) による定着の減少、または皮膚への炎症性メディエータの放出の低下がもたらされる、本発明1001〜1025のいずれかの方法。
[本発明1027]
前記治療する方法が、発赤、腫脹、白血球浸潤、および病変発生からなる群より選択される皮膚炎症の症状の1つまたは複数を軽減するのに効果的である、本発明1001〜1025のいずれかの方法。
[本発明1028]
前記治療する方法が、落屑、紅斑、そう痒、灼熱感、および刺痛からなる群より選択される1つまたは複数の座瘡パラメータを改善するのに効果的である、本発明1001〜1025のいずれかの方法。
[本発明1029]
前記治療する方法により、座瘡病変のサイズの縮小、座瘡病変の発赤の軽減、および/または座瘡病変のそう痒の軽減がもたらされる、本発明1001〜1025のいずれかの方法。
[本発明1030]
前記治療する方法により、前記対象における急性座瘡発生の再発の遅延がもたらされる、本発明1001〜1025のいずれかの方法。
[本発明1031]
前記治療する方法により、前記対象における急性座瘡発生の再発の重症度の軽減がもたらされる、本発明1001〜1025のいずれかの方法。
[本発明1032]
前記抗生物質が、ペニシリン、ポリケチド抗生物質、セファロスポリン、リンコサミド、キノロン、葉酸合成阻害物質、テトラサイクリン、リファマイシン、スルホンアミド、アミノグリコシド、フシジン酸、ポリペプチド抗生物質、リポペプチド抗生物質、クロラムフェニコール、およびムピロシンからなる群より選択される、本発明1005〜1031のいずれかの方法。
[本発明1033]
前記抗生物質が経口抗生物質である、本発明1032の方法。
[本発明1034]
前記抗生物質が局所抗生物質である、本発明1032の方法。
[本発明1035]
前記ペニシリンが、ペニシリン、アモキシシリン、ベンジルペニシリン、アンピシリン、またはオーグメンチンである、本発明1032の方法。
[本発明1036]
前記ポリケチド抗生物質が、マクロライド、アジスロマイシン、エリスロマイシン、またはクラリスロマイシンである、本発明1032の方法。
[本発明1037]
前記セファロスポリンが、セファドロキシル、セフィキシム、またはセファレキシンである、本発明1032の方法。
[本発明1038]
前記リンコサミドがクリンダマイシンである、本発明1032の方法。
[本発明1039]
前記キノロンが、シプロフロキサシン、レボフロキサシン、またはモキシフロキサシンである、本発明1032の方法。
[本発明1040]
前記葉酸合成阻害物質が、ジヒドロ葉酸還元酵素阻害物質、トリメトプリム、ダプソン、またはコトリモキサゾールである、本発明1032の方法。
[本発明1041]
前記テトラサイクリンが、テトラサイクリン、ミノサイクリン、ドキシサイクリン、デメクロサイクリン、またはオキシテトラサイクリンである、本発明1032の方法。
[本発明1042]
前記リファマイシンが、リファンピシン、リファブチン、またはリファペンチンである、本発明1032の方法。
[本発明1043]
前記スルホンアミドがスルファメトキサゾールまたはスルファセタミドである、本発明1032の方法。
[本発明1044]
前記アミノグリコシドが、ネオマイシン、アミカシン、またはトブラマイシンである、本発明1032の方法。
[本発明1045]
前記ポリペプチド抗生物質がバシトラシンまたはポリミキシンBである、本発明1032の方法。
[本発明1046]
前記リポペプチド抗生物質がダプトマイシンである、本発明1032の方法。
[本発明1047]
前記座瘡がP. アクネスまたは黄色ブドウ球菌 (S. aureus) と関連している、本発明1001〜1004のいずれかの方法。
[本発明1048]
前記抗体またはその結合断片が、約1 nMもしくはそれ未満、約250 pMもしくはそれ未満、約50 pMもしくはそれ未満、約10 pMもしくはそれ未満、約1 pMもしくはそれ未満、または約0.3 pMもしくはそれ未満の解離定数でヒトIL-1βに結合する、本発明1001〜1047のいずれかの方法。
[本発明1049]
前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が中和抗体である、本発明1001〜1047のいずれかの方法。
[本発明1050]
前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、結合した該抗体また該断片によってIL-1受容体I (IL-1RI) へのIL-1βの結合が実質的に可能になるように、IL-1βエピトープに結合する、本発明1001〜1047のいずれかの方法。
[本発明1051]
前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、IL-1βを結合させ、かつ、IL-1αおよび/またはIL-1Raと交差反応しない、本発明1001〜1047のいずれかの方法。
[本発明1052]
前記抗体またはその結合断片が、IL-1α、IL-1R、またはIL-1Raに検出可能な程度には結合しない、本発明1001〜1047のいずれかの方法。
[本発明1053]
前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、
Figure 2015502405
を含む重鎖相補性決定領域1 (HCDR1)、
Figure 2015502405
を含む重鎖相補性決定領域2 (HCDR2)、および/もしくは
Figure 2015502405
を含む重鎖相補性決定領域3 (HCDR3)を含む重鎖可変領域;ならびに/または
Figure 2015502405
を含む軽鎖相補性決定領域1 (LCDR1)、
Figure 2015502405
を含む軽鎖相補性決定領域2 (LCDR2)、および/もしくは
Figure 2015502405
を含む軽鎖相補性決定領域3 (LCDR3)を含む軽鎖可変領域を含む、本発明1001〜1047のいずれかの方法。
[本発明1054]
前記抗体またはその結合断片が、SEQ ID NO: 5の軽鎖可変領域およびSEQ ID NO: 6の重鎖可変領域を含む、本発明1001〜1047のいずれかの方法。
[本発明1055]
前記抗体またはその結合断片が、SEQ ID NO: 5の軽鎖可変領域およびSEQ ID NO: 6の重鎖可変領域を有する抗体の結合と競合する、本発明1001〜1047のいずれかの方法。
[本発明1056]
前記抗体またはその結合断片が、SEQ ID NO: 5の軽鎖可変領域およびSEQ ID NO: 6の重鎖可変領域を有する抗体により結合されるエピトープと実質的に同じIL-1βのエピトープに結合する、本発明1001〜1047のいずれかの方法。
[本発明1057]
前記抗体またはその結合断片が、ヒトIL-1β (SEQ ID NO: 35) の残基83〜105に対応するアミノ酸配列
Figure 2015502405
中に含まれるエピトープに結合する、本発明1001〜1047のいずれかの方法。
[本発明1058]
前記抗体またはその結合断片が、
(a) SEQ ID NO: 35に記載されるヒトIL-1β配列の72位に対応する位置におけるバリン残基 (Val72)、
(b) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の73位におけるロイシン残基 (Leu73)、
(c) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の74位に対応する位置におけるリジン残基 (Lys74)、
(d) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の75位に対応する位置におけるアスパラギン酸残基 (Asp75)、
(e) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の81位に対応する位置におけるグルタミン残基 (Gln81)、
(f) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の83位に対応する位置におけるグルタミン酸残基 (Glu83)、
(g) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の84位に対応する位置におけるセリン残基 (Ser84)、
(h) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の89位に対応する位置におけるアスパラギン残基 (Asn89)、
(i) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の90位に対応する位置におけるチロシン残基 (Tyr90)、
(j) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の92位に対応する位置におけるリジン残基 (Lys92)、
(k) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の94位に対応する位置におけるリジン残基 (Lys94)、
(l) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の96位に対応する位置におけるグルタミン酸残基 (Glu96)、
(m) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の97位に対応する位置におけるリジン残基 (Lys97)、
(n) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の98位に対応する位置におけるアルギニン残基 (Arg98)、
(o) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の115位に対応する位置におけるアラニン残基 (Ala115)、
(p) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の116位に対応する位置におけるグルタミン残基 (Gln116)、および/または
(q) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の117位に対応する位置におけるフェニルアラニン残基 (Phe117)
を含む該ヒトIL-1βのエピトープに結合する、本発明1001〜1047のいずれかの方法。
[本発明1059]
前記抗体またはその結合断片がヒト型であるかまたはヒト化されている、本発明1001〜1047のいずれかの方法。
[本発明1060]
前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、皮下注射、静脈内注射、皮内注射、または筋肉内注射によって投与される、本発明1001〜1059のいずれかの方法。
[本発明1061]
前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、1 mg/kgもしくはそれ未満の用量または1 mg/kg未満もしくは1 mg/kgの用量で投与される、本発明1001〜1059のいずれかの方法。
[本発明1062]
前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、0.2 mg/kgまたは0.6 mg/kgの用量で投与される、本発明1001〜1059のいずれかの方法。
[本発明1063]
前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、100 mg未満の用量で投与される、本発明1001〜1059のいずれかの方法。
[本発明1064]
前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、毎月、2カ月ごとに、3カ月ごとに、4カ月ごとに、5カ月ごとに、または6カ月ごとに投与される、本発明1001〜1059のいずれかの方法。
[本発明1065]
抗IL-1β抗体またはその結合断片のある量を対象に投与する段階を含む、該対象における座瘡を治療する方法であって、該座瘡が、従来の治療法に反応しない、方法。
[本発明1066]
抗IL-1β抗体またはその結合断片のある量を対象に投与する段階を含む、該対象における座瘡を治療する方法であって、該座瘡が、1つまたは複数の抗菌剤による治療に反応しない、方法。
[本発明1067]
1つまたは複数の抗菌剤による治療に反応しない座瘡を有する対象を選択する段階をさらに含む、本発明1065または1066の方法。
[本発明1068]
前記抗菌剤が抗生物質である、本発明1066または1067の方法。
[本発明1069]
前記抗生物質が経口抗生物質である、本発明1068の方法。
[本発明1070]
前記座瘡が尋常性座瘡である、本発明1065〜1067のいずれかの方法。
[本発明1071]
前記座瘡が、中等度、重度、または中等度〜重度の尋常性座瘡である、本発明1070の方法。
[本発明1072]
前記座瘡が結節性座瘡または嚢胞性座瘡である、本発明1065〜1067のいずれかの方法。
[本発明1073]
前記座瘡が結節嚢胞性座瘡である、本発明1065〜1067のいずれかの方法。
[本発明1074]
前記座瘡が、重度の結節嚢胞性座瘡または重度の不応性結節嚢胞性座瘡である、本発明1065〜1067のいずれかの方法。
[本発明1075]
前記治療する方法により、全病変数の低下がもたらされる、本発明1065〜1074のいずれかの方法。
[本発明1076]
前記治療する方法により、前記対象における顔面および/または非顔面の座瘡病変の数の低下がもたらされる、本発明1065〜1074のいずれかの方法。
[本発明1077]
前記治療する方法により、前記対象における座瘡病変の重症度の軽減がもたらされる、本発明1065〜1074のいずれかの方法。
[本発明1078]
前記座瘡病変に、炎症性病変である病変が含まれる、本発明1075〜1077のいずれかの方法。
[本発明1079]
前記炎症性病変に、顔面病変である病変が含まれる、本発明1078の方法。
[本発明1080]
前記炎症性病変に、丘疹、膿疱、または結節である病変が含まれる、本発明1078の方法。
[本発明1081]
前記座瘡病変に、非炎症性病変である病変が含まれる、本発明1075〜1077のいずれかの方法。
[本発明1082]
非炎症性座瘡病変に、顔面病変である病変が含まれる、本発明1081の方法。
[本発明1083]
非炎症性座瘡病変に、開放面皰または閉鎖面皰である病変が含まれる、本発明1081の方法。
[本発明1084]
座瘡病変の数の低下が顔面座瘡病変数の低下である、本発明1075の方法。
[本発明1085]
前記治療する方法により、顔面座瘡の治験責任医師包括的評価 (IGA) 重症度の改善がもたらされる、本発明1065〜1084のいずれかの方法。
[本発明1086]
前記治療する方法により、非顔面座瘡の治験責任医師包括的評価 (IGA) 重症度の改善がもたらされる、本発明1065〜1084のいずれかの方法。
[本発明1087]
前記治療する方法により、生活の質評価の改善がもたらされる、本発明1065〜1084のいずれかの方法。
[本発明1088]
前記治療する方法により、カーディフ座瘡障害指数 (CADI) スコアの改善がもたらされる、本発明1087の方法。
[本発明1089]
前記治療する方法により、皮脂産生の低下、過剰角質化の軽減、P. アクネスによる定着の減少、または皮膚への炎症性メディエータの放出の低下がもたらされる、本発明1065〜1088のいずれかの方法。
[本発明1090]
前記治療する方法が、発赤、腫脹、白血球浸潤、および病変発生からなる群より選択される皮膚炎症の症状の1つまたは複数を軽減するのに効果的である、本発明1065〜1088のいずれかの方法。
[本発明1091]
前記治療する方法が、落屑、紅斑、そう痒、灼熱感、および刺痛からなる群より選択される1つまたは複数の座瘡パラメータを改善するのに効果的である、本発明1065〜1088のいずれかの方法。
[本発明1092]
前記治療する方法により、座瘡病変のサイズの縮小、座瘡病変の発赤の軽減、および/または座瘡病変のそう痒の軽減がもたらされる、本発明1065〜1088のいずれかの方法。
[本発明1093]
前記治療する方法により、前記対象における急性座瘡発生の再発の遅延がもたらされる、本発明1065〜1088のいずれかの方法。
[本発明1094]
前記治療する方法により、前記対象における急性座瘡発生の再発の重症度の軽減がもたらされる、本発明1065〜1088のいずれかの方法。
[本発明1095]
前記抗生物質が、ペニシリン、ポリケチド抗生物質、セファロスポリン、リンコサミド、キノロン、葉酸合成阻害物質、テトラサイクリン、リファマイシン、スルホンアミド、アミノグリコシド、フシジン酸、ポリペプチド抗生物質、リポペプチド抗生物質、クロラムフェニコール、およびムピロシンからなる群より選択される、本発明1068〜1094のいずれかの方法。
[本発明1096]
前記抗生物質が経口抗生物質である、本発明1095の方法。
[本発明1097]
前記抗生物質が局所抗生物質である、本発明1095の方法。
[本発明1098]
前記ペニシリンが、ペニシリン、アモキシシリン、ベンジルペニシリン、アンピシリン、またはオーグメンチンである、本発明1095の方法。
[本発明1099]
前記ポリケチド抗生物質が、マクロライド、アジスロマイシン、エリスロマイシン、またはクラリスロマイシンである、本発明1095の方法。
[本発明1100]
前記セファロスポリンが、セファドロキシル、セフィキシム、またはセファレキシンである、本発明1095の方法。
[本発明1101]
前記リンコサミドがクリンダマイシンである、本発明1095の方法。
[本発明1102]
前記キノロンが、シプロフロキサシン、レボフロキサシン、またはモキシフロキサシンである、本発明1095の方法。
[本発明1103]
前記葉酸合成阻害物質が、ジヒドロ葉酸還元酵素阻害物質、トリメトプリム、ダプソン、またはコトリモキサゾールである、本発明1095の方法。
[本発明1104]
前記テトラサイクリンが、テトラサイクリン、ミノサイクリン、ドキシサイクリン、デメクロサイクリン、またはオキシテトラサイクリンである、本発明1095の方法。
[本発明1105]
前記リファマイシンが、リファンピシン、リファブチン、またはリファペンチンである、本発明1095の方法。
[本発明1106]
前記スルホンアミドがスルファメトキサゾールまたはスルファセタミドである、本発明1095の方法。
[本発明1107]
前記アミノグリコシドが、ネオマイシン、アミカシン、またはトブラマイシンである、本発明1095の方法。
[本発明1108]
前記ポリペプチド抗生物質がバシトラシンまたはポリミキシンBである、本発明1095の方法。
[本発明1109]
前記リポペプチド抗生物質がダプトマイシンである、本発明1095の方法。
[本発明1110]
前記座瘡がP. アクネスまたは黄色ブドウ球菌と関連している、本発明1065〜1067のいずれかの方法。
[本発明1111]
前記抗体またはその結合断片が、約1 nMもしくはそれ未満、約250 pMもしくはそれ未満、約50 pMもしくはそれ未満、約10 pMもしくはそれ未満、約1 pMもしくはそれ未満、または約0.3 pMもしくはそれ未満の解離定数でヒトIL-1βに結合する、本発明1001〜1110のいずれかの方法。
[本発明1112]
前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が中和抗体である、本発明1001〜1110のいずれかの方法。
[本発明1113]
前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、結合した該抗体また該断片によってIL-1受容体I (IL-1RI) へのIL-1βの結合が実質的に可能になるように、IL-1βエピトープに結合する、本発明1001〜1110のいずれかの方法。
[本発明1114]
前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、IL-1βを結合させ、かつ、IL-1αおよび/またはIL-1Raと交差反応しない、本発明1001〜1110のいずれかの方法。
[本発明1115]
前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、IL-1α、IL-1R、またはIL-1Raに検出可能な程度には結合しない、本発明1001〜1110のいずれかの方法。
[本発明1116]
前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、
Figure 2015502405
を含む相補性決定領域1 (HCDR1)、
Figure 2015502405
を含む重鎖相補性決定領域2 (HCDR2)、および/もしくは
Figure 2015502405
を含む重鎖相補性決定領域3 (HCDR3)を含む重鎖可変領域;ならびに/または
Figure 2015502405
を含む相補性決定領域1 (LCDR1)、
Figure 2015502405
を含む軽鎖相補性決定領域2 (LCDR2)、および/もしくは
Figure 2015502405
を含む軽鎖相補性決定領域3 (LCDR3)を含む軽鎖可変領域を含む、本発明1001〜1110のいずれかの方法。
[本発明1117]
前記抗体またはその結合断片が、SEQ ID NO:5の軽鎖可変領域およびSEQ ID NO:6の重鎖可変領域を含む、本発明1001〜1110のいずれかの方法。
[本発明1118]
前記抗体またはその結合断片が、SEQ ID NO:5の軽鎖可変領域およびSEQ ID NO:6の重鎖可変領域を有する抗体の結合と競合する、本発明1001〜1110のいずれかの方法。
[本発明1119]
前記抗体またはその結合断片が、SEQ ID NO:5の軽鎖可変領域およびSEQ ID NO:6の重鎖可変領域を有する抗体により結合されるエピトープと実質的に同じIL-1βのエピトープに結合する、本発明1001〜1110のいずれかの方法。
[本発明1120]
前記抗体またはその結合断片が、ヒトIL-1β (SEQ ID NO: 35) の残基83〜105に対応するアミノ酸配列
Figure 2015502405
中に含まれるエピトープに結合する、本発明1001〜1110のいずれかの方法。
[本発明1121]
前記抗体またはその結合断片が、
(a) SEQ ID NO: 35に記載されるヒトIL-1β配列の72位に対応する位置におけるバリン残基 (Val72)、
(b) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の73位におけるロイシン残基 (Leu73)、
(c) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の74位に対応する位置におけるリジン残基 (Lys74)、
(d) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の75位に対応する位置におけるアスパラギン酸残基 (Asp75)、
(e) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の81位に対応する位置におけるグルタミン残基 (Gln81)、
(f) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の83位に対応する位置におけるグルタミン酸残基 (Glu83)、
(g) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の84位に対応する位置におけるセリン残基 (Ser84)、
(h) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の89位に対応する位置におけるアスパラギン残基 (Asn89)、
(i) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の90位に対応する位置におけるチロシン残基 (Tyr90)、
(j) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の92位に対応する位置におけるリジン残基 (Lys92)、
(k) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の94位に対応する位置におけるリジン残基 (Lys94)、
(l) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の96位に対応する位置におけるグルタミン酸残基 (Glu96)、
(m) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の97位に対応する位置におけるリジン残基 (Lys97)、
(n) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の98位に対応する位置におけるアルギニン残基 (Arg98)、
(o) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の115位に対応する位置におけるアラニン残基 (Ala115)、
(p) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の116位に対応する位置におけるグルタミン残基 (Gln116)、および/または
(q) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の117位に対応する位置におけるフェニルアラニン残基 (Phe117)
を含む該ヒトIL-1βのエピトープに結合する、本発明1001〜1110のいずれかの方法。
[本発明1122]
前記抗体またはその結合断片がヒト型であるかまたはヒト化されている、本発明1001〜1110のいずれかの方法。
[本発明1123]
前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、皮下注射、静脈内注射、皮内注射、または筋肉内注射によって投与される、本発明1001〜1122のいずれかの方法。
[本発明1124]
以下の段階を含む、座瘡を有する対象を治療する方法:
(a.) 1度目に該座瘡をスコア化する段階;
(b.) 該座瘡を治療するための従来の治療法を該対象に実施する段階;
(c.) 2度目に該座瘡をスコア化する段階;
(d.) 1度目にスコア化する段階と2度目にスコア化する段階の間において、該座瘡に対して評価されたスコアに改善がない場合に、従来の治療法に該対象が反応しないと判定する段階;および
(e.) 抗IL-1β抗体またはその結合断片のある量を該対象に投与する段階。
[本発明1125]
以下の段階を含む、座瘡を有する対象を治療する方法:
(a.) 1度目に該座瘡をスコア化する段階;
(b.) 該座瘡を治療するための1つまたは複数の抗菌剤を該対象に投与する段階;
(c.) 2度目に該座瘡をスコア化する段階;
(d.) 1度目にスコア化する段階と2度目にスコア化する段階の間において、該座瘡に対して評価されたスコアに改善がない場合に、該抗菌剤による治療に該対象が反応しないと判定する段階;および
(e.) 抗IL-1β抗体またはその結合断片のある量を該対象に投与する段階。
[本発明1126]
前記対象において座瘡を診断する段階をさらに含む、本発明1124または1125の方法。
[本発明1127]
前記抗菌剤が抗生物質である、本発明1125の方法。
[本発明1128]
前記抗生物質が経口抗生物質である、本発明1127の方法。
[本発明1129]
前記座瘡が尋常性座瘡である、本発明1124または1125の方法。
[本発明1130]
前記座瘡が、中等度、重度、または中等度〜重度の尋常性座瘡である、本発明1129の方法。
[本発明1131]
前記座瘡が結節性座瘡または嚢胞性座瘡である、本発明1124または1125の方法。
[本発明1132]
前記座瘡が結節嚢胞性座瘡である、本発明1124または1125の方法。
[本発明1133]
座前記瘡が、重度の結節嚢胞性座瘡または重度の不応性結節嚢胞性座瘡である、本発明1124または1125の方法。
[本発明1134]
前記治療する方法により、全病変数の低下がもたらされる、本発明1124〜1133のいずれかの方法。
[本発明1135]
前記治療する方法により、前記対象における顔面および/または非顔面の座瘡病変の数の低下がもたらされる、本発明1124〜1133のいずれかの方法。
[本発明1136]
前記治療する方法により、前記対象における座瘡病変の重症度の軽減がもたらされる、本発明1124〜1133のいずれかの方法。
[本発明1137]
前記座瘡病変に、炎症性病変である病変が含まれる、本発明1134〜1136のいずれかの方法。
[本発明1138]
前記炎症性病変に、顔面病変である病変が含まれる、本発明1137の方法。
[本発明1139]
前記炎症性病変に、丘疹、膿疱、または結節である病変が含まれる、本発明1137の方法。
[本発明1140]
前記座瘡病変に、非炎症性病変である病変が含まれる、本発明1134〜1136のいずれかの方法。
[本発明1141]
非炎症性座瘡病変に、顔面病変である病変が含まれる、本発明1140の方法。
[本発明1142]
非炎症性座瘡病変に、開放面皰または閉鎖面皰である病変が含まれる、本発明1140の方法。
[本発明1143]
座瘡病変の数の低下が顔面座瘡病変数の低下である、本発明1134の方法。
[本発明1144]
前記治療する方法により、顔面座瘡の治験責任医師包括的評価 (IGA) 重症度の改善がもたらされる、本発明1124〜1143のいずれかの方法。
[本発明1145]
前記治療する方法により、非顔面座瘡の治験責任医師包括的評価 (IGA) 重症度の改善がもたらされる、本発明1124〜1143のいずれかの方法。
[本発明1146]
前記治療する方法により、生活の質評価の改善がもたらされる、本発明1124〜1143のいずれかの方法。
[本発明1147]
前記治療する方法により、カーディフ座瘡障害指数 (CADI) スコアの改善がもたらされる、本発明1146の方法。
[本発明1148]
前記治療する方法により、皮脂産生の低下、過剰角質化の軽減、P. アクネスによる定着の減少、または皮膚への炎症性メディエータの放出の低下がもたらされる、本発明1124〜1147のいずれかの方法。
[本発明1149]
前記治療する方法が、発赤、腫脹、白血球浸潤、および病変発生からなる群より選択される皮膚炎症の症状の1つまたは複数を軽減するのに効果的である、本発明1124〜1147のいずれかの方法。
[本発明1150]
前記治療する方法が、落屑、紅斑、そう痒、灼熱感、および刺痛からなる群より選択される1つまたは複数の座瘡パラメータを改善するのに効果的である、本発明1124〜1147のいずれかの方法。
[本発明1151]
前記治療する方法により、座瘡病変のサイズの縮小、座瘡病変の発赤の軽減、および/または座瘡病変のそう痒の軽減がもたらされる、本発明1124〜1147のいずれかの方法。
[本発明1152]
前記治療する方法により、前記対象における急性座瘡発生の再発の遅延がもたらされる、本発明1124〜1147のいずれかの方法。
[本発明1153]
前記治療する方法により、前記対象における急性座瘡発生の再発の重症度の軽減がもたらされる、本発明1124〜1147のいずれかの方法。
[本発明1154]
前記抗生物質が、ペニシリン、ポリケチド抗生物質、セファロスポリン、リンコサミド、キノロン、葉酸合成阻害物質、テトラサイクリン、リファマイシン、スルホンアミド、アミノグリコシド、フシジン酸、ポリペプチド抗生物質、リポペプチド抗生物質、クロラムフェニコール、およびムピロシンからなる群より選択される、本発明1124〜1147のいずれかの方法。
[本発明1155]
前記抗生物質が経口抗生物質である、本発明1154の方法。
[本発明1156]
前記抗生物質が局所抗生物質である、本発明1154の方法。
[本発明1157]
前記抗体またはその結合断片が、SEQ ID NO: 5の軽鎖可変領域およびSEQ ID NO: 6の重鎖可変領域を含む、本発明1124〜1156のいずれかの方法。
[本発明1158]
前記抗体またはその結合断片が、SEQ ID NO: 5の軽鎖可変領域およびSEQ ID NO: 6の重鎖可変領域を有する抗体の結合と競合する、本発明1124〜1156のいずれかの方法。
[本発明1159]
前記抗体またはその結合断片が、SEQ ID NO: 5の軽鎖可変領域およびSEQ ID NO: 6の重鎖可変領域を有する抗体により結合されるエピトープと実質的に同じIL-1βのエピトープに結合する、本発明1124〜1156のいずれかの方法。
[本発明1160]
抗IL-1β抗体またはその結合断片のある量を対象に投与する段階を含む、該対象における座瘡を治療するための方法であって、該抗IL-1β抗体またはその結合断片が、
Figure 2015502405
を含む相補性決定領域1 (HCDR1)、
Figure 2015502405
を含む重鎖相補性決定領域2 (HCDR2)、および/もしくは
Figure 2015502405
を含む重鎖相補性決定領域3 (HCDR3)を含む重鎖可変領域;ならびに/または
Figure 2015502405
を含む相補性決定領域1 (LCDR1)、
Figure 2015502405
を含む軽鎖相補性決定領域2 (LCDR2)、および/もしくは
Figure 2015502405
を含む軽鎖相補性決定領域3 (LCDR3)を含む軽鎖可変領域を含む、方法。
[本発明1161]
SEQ ID NO: 6の重鎖可変領域およびSEQ ID NO: 5の軽鎖可変領域を含む抗IL-1β抗体またはその結合断片のある量を対象に投与する段階を含む、該対象における座瘡を治療するための方法。
[本発明1162]
抗IL-1β抗体またはその結合断片のある量を対象に投与する段階を含む、該対象における座瘡を治療するための方法であって、該抗体またはその断片が、SEQ ID NO: 5の軽鎖可変領域およびSEQ ID NO: 6の重鎖可変領域を有する抗体の結合と競合する、方法。
[本発明1163]
抗IL-1β抗体またはその結合断片のある量を対象に投与する段階を含む、該対象における座瘡を治療するための方法であって、該抗体または該断片がヒトIL-1βに結合し、かつ該抗体または該断片が、SEQ ID NO: 6の重鎖可変領域およびSEQ ID NO: 5の軽鎖可変領域を含む抗体が結合するエピトープと同じエピトープに結合する、方法。
[本発明1164]
前記座瘡が、従来の治療法に反応しない、本発明1160〜1163のいずれかの方法。
[本発明1165]
前記座瘡が、1つまたは複数の抗菌剤による治療に反応しない、本発明1160〜1163のいずれかの方法。
[本発明1166]
1つまたは複数の抗菌剤による治療に反応しない座瘡を有する対象を選択する段階をさらに含む、本発明1160〜1163のいずれかの方法。
[本発明1167]
前記抗菌剤が抗生物質である、本発明1160〜1163のいずれかの方法。
[本発明1168]
前記抗生物質が経口抗生物質である、本発明1167の方法。
[本発明1169]
前記座瘡が尋常性座瘡である、本発明1160〜1163のいずれかの方法。
[本発明1170]
前記座瘡が、中等度、重度、または中等度〜重度の尋常性座瘡である、本発明1169の方法。
[本発明1171]
前記座瘡が結節性座瘡または嚢胞性座瘡である、本発明1160〜1163のいずれかの方法。
[本発明1172]
前記座瘡が結節嚢胞性座瘡である、本発明1160〜1163のいずれかの方法。
[本発明1173]
前記座瘡が、重度の結節嚢胞性座瘡または重度の不応性結節嚢胞性座瘡である、本発明1160〜1163のいずれかの方法。
[本発明1174]
前記治療する方法により、全病変数の低下がもたらされる、本発明1160〜1173のいずれかの方法。
[本発明1175]
前記治療する方法により、前記対象における顔面および/または非顔面の座瘡病変の数の低下がもたらされる、本発明1160〜1173のいずれかの方法。
[本発明1176]
前記治療する方法により、前記対象における座瘡病変の重症度の軽減がもたらされる、本発明1160〜1173のいずれかの方法。
[本発明1177]
前記座瘡病変に、炎症性病変である病変が含まれる、本発明1174〜1176のいずれかの方法。
[本発明1178]
前記炎症性病変に、顔面病変である病変が含まれる、本発明1177の方法。
[本発明1179]
前記炎症性病変に、丘疹、膿疱、または結節である病変が含まれる、本発明1177の方法。
[本発明1180]
前記座瘡病変に、非炎症性病変である病変が含まれる、本発明1174〜1176のいずれかの方法。
[本発明1181]
非炎症性座瘡病変に、顔面病変である病変が含まれる、本発明1180の方法。
[本発明1182]
非炎症性座瘡病変に、開放面皰または閉鎖面皰である病変が含まれる、本発明1180の方法。
[本発明1183]
座瘡病変の数の低下が顔面座瘡病変数の低下である、本発明1174の方法。
[本発明1184]
前記治療する方法により、顔面座瘡の治験責任医師包括的評価 (IGA) 重症度の改善がもたらされる、本発明1160〜1183のいずれかの方法。
[本発明1185]
前記治療する方法により、非顔面座瘡の治験責任医師包括的評価 (IGA) 重症度の改善がもたらされる、本発明1160〜1183のいずれかの方法。
[本発明1186]
前記治療する方法により、生活の質評価の改善がもたらされる、本発明1160〜1183のいずれかの方法。
[本発明1187]
前記治療する方法により、カーディフ座瘡障害指数 (CADI) スコアの改善がもたらされる、本発明1186の方法。
[本発明1188]
前記治療する方法により、皮脂産生の低下、過剰角質化の軽減、P. アクネスによる定着の減少、または皮膚への炎症性メディエータの放出の低下がもたらされる、本発明1160〜1183のいずれかの方法。
[本発明1189]
前記治療する方法が、発赤、腫脹、白血球浸潤、および病変発生からなる群より選択される皮膚炎症の症状の1つまたは複数を軽減するのに効果的である、本発明1160〜1183のいずれかの方法。
[本発明1190]
前記治療する方法が、落屑、紅斑、そう痒、灼熱感、および刺痛からなる群より選択される1つまたは複数の座瘡パラメータを改善するのに効果的である、本発明1160〜1183のいずれかの方法。
[本発明1191]
前記治療する方法により、座瘡病変のサイズの縮小、座瘡病変の発赤の軽減、および/または座瘡病変のそう痒の軽減がもたらされる、本発明1160〜1183のいずれかの方法。
[本発明1192]
前記治療する方法により、前記対象における急性座瘡発生の再発の遅延がもたらされる、本発明1160〜1183のいずれかの方法。
[本発明1193]
前記治療する方法により、前記対象における急性座瘡発生の再発の重症度の軽減がもたらされる、本発明1160〜1183のいずれかの方法。
[本発明1194]
前記抗生物質が、ペニシリン、ポリケチド抗生物質、セファロスポリン、リンコサミド、キノロン、葉酸合成阻害物質、テトラサイクリン、リファマイシン、スルホンアミド、アミノグリコシド、フシジン酸、ポリペプチド抗生物質、リポペプチド抗生物質、クロラムフェニコール、およびムピロシンからなる群より選択される、本発明1160〜1183のいずれかの方法。
[本発明1195]
前記抗生物質が経口抗生物質である、本発明1194の方法。
[本発明1196]
前記抗生物質が局所抗生物質である、本発明1194の方法。
[本発明1197]
前記ペニシリンが、ペニシリン、アモキシシリン、ベンジルペニシリン、アンピシリン、またはオーグメンチンである、本発明1194の方法。
[本発明1198]
前記ポリケチド抗生物質が、マクロライド、アジスロマイシン、エリスロマイシン、またはクラリスロマイシンである、本発明1194の方法。
[本発明1199]
前記セファロスポリンが、セファドロキシル、セフィキシム、またはセファレキシンである、本発明1194の方法。
[本発明1200]
前記リンコサミドがクリンダマイシンである、本発明1194の方法。
[本発明1201]
前記キノロンが、シプロフロキサシン、レボフロキサシン、またはモキシフロキサシンである、本発明1194の方法。
[本発明1202]
前記葉酸合成阻害物質が、ジヒドロ葉酸還元酵素阻害物質、トリメトプリム、ダプソン、またはコトリモキサゾールである、本発明1194の方法。
[本発明1203]
前記テトラサイクリンが、テトラサイクリン、ミノサイクリン、ドキシサイクリン、デメクロサイクリン、またはオキシテトラサイクリンである、本発明1194の方法。
[本発明1204]
前記リファマイシンが、リファンピシン、リファブチン、またはリファペンチンである、本発明1194の方法。
[本発明1205]
前記スルホンアミドがスルファメトキサゾールまたはスルファセタミドである、本発明1194の方法。
[本発明1206]
前記アミノグリコシドが、ネオマイシン、アミカシン、またはトブラマイシンである、本発明1194の方法。
[本発明1207]
前記ポリペプチド抗生物質がバシトラシンまたはポリミキシンBである、本発明1194の方法。
[本発明1208]
前記リポペプチド抗生物質がダプトマイシンである、本発明1194の方法。
[本発明1209]
前記座瘡がP. アクネスまたは黄色ブドウ球菌と関連している、本発明1160〜1164のいずれかの方法。
[本発明1210]
座瘡の治療用に用いられるかつ/または認可された1つまたは複数の活性作用物質が、抗IL-1β抗体またはその結合断片と共に投与される、本発明1001〜1209のいずれかの方法。
[本発明1211]
前記1つまたは複数の活性作用物質が局所治療または経口治療として投与される、本発明1210の方法。
[本発明1212]
前記1つまたは複数の活性作用物質が、過酸化ベンゾイル、レチノイド、イソトレチノイン、副腎皮質ステロイド、ホルモン療法、UV光、アゼライン酸、局所抗生物質、および経口抗生物質からなる群より選択される、本発明1210の方法。
[本発明1213]
前記レチノイドが、レチノール、レチナール、トレチノイン、イソトレチノイン、アダパレン、またはタザロテンである、本発明1212の方法。
[本発明1214]
前記副腎皮質ステロイドがプレドニゾンである、本発明1212の方法。
[本発明1215]
前記ホルモン療法が、エストロゲンおよび/もしくはプロゲスチン、グルココルチコイド、または抗アンドロゲンである、本発明1212の方法。
[本発明1216]
前記エストロゲンおよび/または前記プロゲスチンが、酢酸ノルエチンドロン-エチニルエストラジオールまたはノルゲスチメート-エチニルエストラジオールである、本発明1215の方法。
[本発明1217]
前記グルココルチコイドがプレドニゾンである、本発明1215の方法。
[本発明1218]
前記抗アンドロゲンがスピロノラクトンまたはフルタミドである、本発明1215の方法。
[本発明1219]
前記局所抗生物質が、クリンダマイシン、ジスロマイシン (zithromycin)、エリスロマイシン、ミノサイクリン、またはテトラサイクリンである、本発明1212の方法。
[本発明1220]
前記経口抗生物質が、テトラサイクリン、エリスロマイシン、アジスロマイシン、ドキシサイクリン、ミノサイクリン、クリンダマイシン、アンピシリン、アモキシシリン、セファロスポリン、またはトリメトプリム/スルファメトキサゾールである、本発明1212の方法。

Claims (28)

  1. 抗IL-1β抗体またはその結合断片含む座瘡剤:
    ここで、該座瘡は、1つまたは複数の抗菌剤による治療に反応しない座瘡である
  2. 前記抗菌剤が抗生物質である、請求項1に記載の治療剤
  3. 前記抗生物質が経口抗生物質である、請求項2に記載の治療剤
  4. 前記座瘡が尋常性座瘡、結節性座瘡、嚢胞性座瘡または結節嚢胞性(nodulocystic)座瘡である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の治療剤
  5. 前記抗生物質が、ペニシリン、ポリケチド抗生物質、セファロスポリン、リンコサミド、キノロン、葉酸合成阻害物質、テトラサイクリン、リファマイシン、スルホンアミド、アミノグリコシド、フシジン酸、ポリペプチド抗生物質、リポペプチド抗生物質、クロラムフェニコール、およびムピロシンからなる群より選択される、請求項14のいずれか一項に記載の治療剤
  6. 前記抗生物質が経口抗生物質若しくは局所抗生物質であり、前記ペニシリンが、ペニシリン、アモキシシリン、ベンジルペニシリン、アンピシリン、若しくはオーグメンチンであり、前記ポリケチド抗生物質が、マクロライド、アジスロマイシン、エリスロマイシン若しくはクラリスロマイシンであり、前記セファロスポリンが、セファドロキシル、セフィキシム若しくはセファレキシンであり、前記リンコサミドが、クリンダマイシンであり、前記キノロンが、シプロフロキサシン、レボフロキサシン若しくはモキシフロキサシンであり、前記葉酸合成阻害物質が、ジヒドロ葉酸還元酵素阻害物質、トリメトプリム、ダプソン若しくはコトリモキサゾールであり、前記テトラサイクリンが、テトラサイクリン、ミノサイクリン、ドキシサイクリン、デメクロサイクリン若しくはオキシテトラサイクリンであり、前記リファマイシンが、リファンピシン、リファブチン若しくはリファペンチンであり、前記スルホンアミドが、スルファメトキサゾール若しくはスルファセタミドであり、前記アミノグリコシドが、ネオマイシン、アミカシン若しくはトブラマイシンであり、前記ポリペプチド抗生物質が、バシトラシン若しくはポリミキシンBであり、および前記リポペプチド抗生物質が、ダプトマイシンである、請求項5に記載の治療剤
  7. 前記座瘡がP. アクネスまたは黄色ブドウ球菌 (S. aureus)と関連している、請求項1〜6のいずれか一項に記載の治療剤
  8. 前記抗体またはその結合断片が、約1 nMもしくはそれ未満、約250 pMもしくはそれ未満、約50 pMもしくはそれ未満、約10 pMもしくはそれ未満、約1 pMもしくはそれ未満、または約0.3 pMもしくはそれ未満の解離定数でヒトIL-1βに結合する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の治療剤
  9. 前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が中和抗体またはその結合断片である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の治療剤
  10. 前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、結合した該抗体また該断片によってIL-1受容体I (IL-1RI) へのIL-1βの結合が実質的に可能になるように、IL-1βエピトープに結合する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の治療剤
  11. 前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、IL-1βを結合させ、かつ、IL-1αおよび/またはIL-1Raと交差反応しない、請求項1〜10のいずれか一項に記載の治療剤
  12. 前記抗体またはその結合断片が、IL-1α、IL-1R、またはIL-1Raに検出可能な程度には結合しない、請求項1〜11のいずれか一項に記載の治療剤
  13. 前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、
    TSGMGVG (SEQ ID NO: 13)
    を含む重鎖相補性決定領域1 (HCDR1)、
    HIWWDGDESYNPSLK (SEQ ID NO: 14)
    を含む重鎖相補性決定領域2 (HCDR2)、および/もしくは
    NRYDPPWFVD (SEQ ID NO: 15)

    を含む重鎖相補性決定領域3 (HCDR3)を含む重鎖可変領域;ならびに/または
    RASQDISNYLS (SEQ ID NO: 16)
    を含む軽鎖相補性決定領域1 (LCDR1)、
    YTSKLHS (SEQ ID NO: 17)
    を含む軽鎖相補性決定領域2 (LCDR2)、および/もしくは
    LQGKMLPWT (SEQ ID NO: 18)を含む軽鎖相補性決定領域3 (LCDR3)を含む軽鎖可変領域を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の治療剤
  14. 前記抗体またはその結合断片が、SEQ ID NO: 5のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域およびSEQ ID NO: 6のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域を含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の治療剤
  15. 前記抗体またはその結合断片が、SEQ ID NO: 5のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域およびSEQ ID NO: 6のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域を有する抗体の結合と競合する、請求項1〜14のいずれか一項に記載の治療剤
  16. 前記抗体またはその結合断片が、SEQ ID NO: 5のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域およびSEQ ID NO: 6のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域を有する抗体により結合されるエピトープと実質的に同じIL-1βのエピトープに結合する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の治療剤
  17. 前記抗体またはその結合断片が、ヒトIL-1β (SEQ ID NO: 35) の残基83〜105に対応するアミノ酸配列
    ESVDPKNYPKKKMEKRFVFNKIE (SEQ ID NO: 1)
    中に含まれるエピトープに結合する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の治療剤
  18. 前記抗体またはその結合断片が、
    (a) SEQ ID NO: 35に記載されるヒトIL-1β配列の72位に対応する位置におけるバリン残基 (Val72)、
    (b) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の73位におけるロイシン残基 (Leu73)、
    (c) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の74位に対応する位置におけるリジン残基 (Lys74)、
    (d) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の75位に対応する位置におけるアスパラギン酸残基 (Asp75)、
    (e) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の81位に対応する位置におけるグルタミン残基 (Gln81)、
    (f) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の83位に対応する位置におけるグルタミン酸残基 (Glu83)、
    (g) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の84位に対応する位置におけるセリン残基 (Ser84)、
    (h) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の89位に対応する位置におけるアスパラギン残基 (Asn89)、
    (i) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の90位に対応する位置におけるチロシン残基 (Tyr90)、
    (j) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の92位に対応する位置におけるリジン残基 (Lys92)、
    (k) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の94位に対応する位置におけるリジン残基 (Lys94)、
    (l) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の96位に対応する位置におけるグルタミン酸残基 (Glu96)、
    (m) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の97位に対応する位置におけるリジン残基 (Lys97)、
    (n) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の98位に対応する位置におけるアルギニン残基 (Arg98)、
    (o) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の115位に対応する位置におけるアラニン残基 (Ala115)、
    (p) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の116位に対応する位置におけるグルタミン残基 (Gln116)、および/または
    (q) SEQ ID NO: 35に記載される該ヒトIL-1β配列の117位に対応する位置におけるフェニルアラニン残基 (Phe117)
    を含む該ヒトIL-1βのエピトープに結合する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の治療剤
  19. 前記抗体またはその結合断片がヒト型であるかまたはヒト化されている、請求項1〜12のいずれか一項に記載の治療剤
  20. 下注射、静脈内注射、皮内注射、または筋肉内注射用の、請求項1〜19のいずれか一項に記載の治療剤
  21. 前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、1 mg/kgもしくはそれ未満の用量または1 mg/kg未満もしくは1 mg/kgの用量で投与されるように用いられることを特徴とする、請求項1〜20のいずれか一項に記載の治療剤
  22. 前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、0.2 mg/kgまたは0.6 mg/kgの用量で投与されるように用いられることを特徴とする、請求項1〜21のいずれか一項に記載の治療剤
  23. 前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、100 mg未満の用量で投与されるように用いられることを特徴とする、請求項1〜20のいずれか一項に記載の治療剤
  24. 前記抗IL-1β抗体またはその結合断片が、毎月、2カ月ごとに、3カ月ごとに、4カ月ごとに、5カ月ごとに、または6カ月ごとに投与されるように用いられることを特徴とする、請求項1〜23のいずれか一項に記載の治療剤
  25. 座瘡の治療用に用いられるかつ/または認可された1つまたは複数の活性作用物質と組み合わせて用いられることを特徴とする、請求項1〜24のいずれか一項に記載の治療剤
  26. 前記1つまたは複数の活性作用物質が局所治療または経口治療として投与される、請求項25に記載の治療剤
  27. 前記1つまたは複数の活性作用物質が、過酸化ベンゾイル、レチノイド、イソトレチノイン、副腎皮質ステロイド、ホルモン療法、UV光、アゼライン酸、局所抗生物質、および経口抗生物質からなる群より選択される、請求項25に記載の治療剤
  28. 前記レチノイドが、レチノール、レチナール、トレチノイン、イソトレチノイン、アダパレンたはタザロテンであり、前記副腎皮質ステロイドが、プレドニゾンであり、前記ホルモン療法が、エストロゲンおよび/もしくはプロゲスチン、グルココルチコイドまたは抗アンドロゲンであり、前記エストロゲンおよび/または前記プロゲスチンが、酢酸ノルエチンドロン-エチニルエストラジオールまたはノルゲスチメート-エチニルエストラジオールであり、前記グルココルチコイドが、プレドニゾンであり、前記抗アンドロゲンが、スピロノラクトンまたはフルタミドであり、前記局所抗生物質が、クリンダマイシン、ジスロマイシン (zithromycin)、エリスロマイシン、ミノサイクリン、またはテトラサイクリンであり、および前記経口抗生物質が、テトラサイクリン、エリスロマイシン、アジスロマイシン、ドキシサイクリン、ミノサイクリン、クリンダマイシン、アンピシリン、アモキシシリン、セファロスポリン、またはトリメトプリム/スルファメトキサゾールである、請求項27に記載の治療剤
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