JP2015231578A - 吸収性物品 - Google Patents

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Yusuke Kawakami
祐介 川上
信弘 多川
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信弘 多川
翔士 ▲高▼阪
翔士 ▲高▼阪
Shoshi Takasaka
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Abstract

【課題】ショーツの股間部分に固定して使用する失禁パッド、生理用ナプキン等のウイングを有する吸収性物品において、ショーツに安定して固定できるウイングの形状を提供する。【解決手段】ウイング縦方向長さが最も大きい部分が吸収性本体の側縁から離れたところにあり、ウイング縦方向長さが最も大きい部分と吸収性本体の側縁との間でウイング縦方向長さが最も小さくなる部分のウイング縦方向長さをLminとすると、Lminの1.00〜1.05倍のウイング縦方向長さを有する部分が、ウイング縦方向長さが最も大きい部分と吸収性本体の側縁との間に、ウイング横方向長さが最も大きい部分の横方向長さTmaxの10〜90%存在し、Lminの1.00〜1.05倍のウイング縦方向長さを有する部分の輪郭が吸収性本体の長手方向に垂直な直線部分を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、ショーツ等の下着に固定して使用する軽失禁パッド、生理用ナプキン、パンティーライナー等の吸収性物品に関する。
軽失禁パッド、生理用ナプキン、パンティーライナー等の吸収性物品として、吸収性本体の両側縁部に一対のウイングを延設し、両ウイングをショーツの外表面側に折り返して固定するようにした、ウイング付きの吸収性物品が知られている。たとえば、特許文献1には、台形や長方形の形状のウイングが開示されている。特許文献2には、略逆台形の形状のウイングが開示されている。
ウイングが台形およびその他の従来の形において、吸収性物品が平らなデザインで製造されるのに、使用の際は着用者の体に合うように物品が物品の縦方向のセンターライン、横方向のセンターラインおよび両方と垂直なラインにより形成される三次元座標系の1つの軸に添って曲がるという課題があった。そこで、特許文献2では、この課題を解決するために、ひずみが減少する手段として、従来技術とほぼ逆の形のウイング(近位端から遠位端に進むにつれ一定に増加する形)にすることで比較的「大きな」外観であるが、従来技術のウイングデザインに比べ、ひずみが減り安定性が増し、横モレ保護には大きな影響を与えないようにしている。
特公平7−112481号公報 特開平11−192262号公報
しかしながら、特許文献2の例にあっては、ウイングの第一の横端からウイングの第二の横端までの、物品の縦のセンターラインに平行な仮想ラインの長さが、近位端から遠位端の方に連続して増加している(第一のウイングの第一の横端と、第一のウイングの第二の横端は、第一のウイングの近位端から、少なくとも第一のウイングのほぼ中央点で本体の縦のセンターラインと平行な仮想ラインまで、ほぼ連続して放散している)ため、吸収性物品のウイングをショーツから脱着する際、上記のような形状では、力がウイングの付け根(ウイングと吸収性本体の境界線)(特にウイングと吸収性本体の境界線の両端の点)に集中的にかかってしまい、そこを起点として裂けて、ウイングだけが吸収性本体からはずれてしまう。
また、吸収性物品をショーツに装着する際、ショーツ各々で股間部分の幅が異なるため、吸収性本体の幅よりもショーツ幅が大きかった場合、折り起点をウイングの付け根とすると、ショーツまで折りこんでしまい、不快感が生じてしまう。また、ショーツ幅に合わせてウイングの付け根以外の位置で折ろうとすると折りにくく、ショーツの外表面側に折り返しての固定がしにくいという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決し、吸収性物品をショーツに安定して固定することができるウイングの形状を提供する。
本発明は、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シートおよびこれら両シート間に介在された液保持性の吸収体を具備する吸収性本体と、該吸収性本体の両側縁部から延出する一対のウイングとを有する吸収性物品であって、
ウイングは、吸収性本体の長手方向に一致する縦方向にウイング縦方向長さを、吸収性本体の長手方向に直交する横方向にウイング横方向長さを有し、
ウイング縦方向長さが最も大きい部分が吸収性本体の側縁から離れたところにあり、
ウイング縦方向長さが最も大きい部分と吸収性本体の側縁との間でウイング縦方向長さが最も小さくなる部分のウイング縦方向長さをLminとすると、Lminの1.00〜1.05倍のウイング縦方向長さを有する部分が、ウイング縦方向長さが最も大きい部分と吸収性本体の側縁との間に、ウイング横方向長さが最も大きい部分の横方向長さTmaxの10〜90%存在し、
吸収性本体の側縁におけるウイングの縦方向長さがLminよりも大きいかまたは同じであることを特徴とする。
好ましくは、ウイングの輪郭と吸収性本体の側縁の交点におけるウイングの輪郭の接線が吸収性本体の側縁となす角のうちウイングの内部に現れる角が90°以下である。
好ましくは、ウイング縦方向長さが最も大きい部分の縦方向長さLmaxの0.90〜1.0倍のウイング縦方向長さを有する部分が、Tmaxの30〜80%存在する。
好ましくは、LminがLmaxの40〜90%である。
好ましくは、ウイングの輪郭は、ウイングの輪郭と吸収性本体の側縁との交点を除き、屈折点を有しない。
好ましくは、ウイングの輪郭と吸収性本体の側縁との交点において、ウイングの輪郭の接線が吸収性本体の側縁に一致する。
好ましくは、Lmaxの0.9〜1.0倍のウイング縦方向長さを有する部分において、Lminに対応する部分よりもウイング縦方向外側に固定用粘着剤が設けられている。
好ましくは、一対のウイングが一体の部材から構成されている。
好ましくは、ウイングが裏面シートの表面シート側に接合されている。
好ましくは、ウイングが吸収性本体の裏面に接合され、ウイングと吸収性本体の裏面との接合部が吸収性本体の側縁よりも内側に入ったところにある。
好ましくは、吸収性物品が軽失禁パッドである。
本発明の吸収性物品は、異なる股間幅のショーツにも取り付けやすく、かつウイングの付け根でちぎれにくい。
図1は、本発明の吸収性物品の1つの実施態様の部分破断平面図である。 図2は、図1のA−A線断面を示す模式断面図である。 図3は、図1の吸収性物品の底面図である。 図4は、本発明の吸収性物品の別の実施態様の部分破断平面図である。 図5は、本発明の別の実施態様の吸収性物品のウイングの形状を示す平面図である。 図6は、ウイングに設けられた固定粘着部の一例を示す図である。 図7は、本発明の吸収性物品の別の実施態様の模式断面図である。
以下、図面を参照して、本発明を説明するが、本発明は図面に記載されたものに限定されるものではない。
図1は本発明の吸収性物品の1つの実施態様の部分破断平面図であり、図2は図1のA−A線断面を示す模式断面図であり、図3はその吸収性物品の底面図である。吸収性物品1は、液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面シート3およびこれら両シート間に介在された液保持性の吸収体4を具備する吸収性本体5と、該吸収性本体の両側縁部6から延出する一対のウイング7とを有する。
ウイング7は、吸収性本体5の長手方向に一致する縦方向Yにウイング縦方向長さLを、吸収性本体の長手方向に直交する横方向Xにウイング横方向長さTを有する。ウイング縦方向長さが最も大きい部分が吸収性本体5の側縁6から離れたところにある。すなわち、ウイング7の形は、ウイング7の根元(吸収性本体の側縁に近い部分)がくびれている(狭くなっている)。
吸収性物品をショーツに安定して固定するには、ショーツの外面側に折り返して固定するウイングが大きいほうがよいが、ウイングの縦方向長さを大きくしようとしてウイングの根元の縦方向長さも大きくすると、ショーツの股間部分のカーブに合わずに、しっかりと固定ができない。したがって、ショーツの外側に回りこんで粘着剤を介してショーツの外側に固定される部分は広い方がよいが、折り曲げられる部分は狭い方がよい。この要求は、生理用ナプキンよりも長時間使用されることが多い軽失禁パッドにおいて、特に顕著である。
ここで、ウイング縦方向長さが最も大きい部分と吸収性本体の側縁との間でウイング縦方向長さが最も小さくなる部分のウイング縦方向長さをLminで表す。本発明においては、Lminの1.00〜1.05倍のウイング縦方向長さを有する部分が、ウイング縦方向長さが最も大きい部分と吸収性本体の側縁との間に、ウイング横方向長さが最も大きい部分の横方向長さTmaxの10〜90%存在する。「Lminの1.00〜1.05倍のウイング縦方向長さを有する部分」とは、換言すれば、Lminの部分およびLminからの偏差が5%以内の部分をいい、以下、Pminで表す。すなわち、本発明においては、Pminが、1箇所ではなく、Tmaxの10〜90%の範囲に亘って存在する。
ウイングをショーツの外側に回りこませて固定する場合に、ウイングはPminの部分で折れ曲がる傾向がある。したがって、ウイング縦方向長さがウイングの付け根8から単調増加している形状の場合(Lminの部分がウイングの付け根の1箇所にしかない場合)は、ショーツの股間部分の幅が吸収性本体の幅よりも広いと、ウイングをLmin以外の箇所で折るか、あるいはショーツの股間部分に皺をよらせて狭くしてLminの部分で折ることになる。いずれも場合も、安定した固定はしにくい。本発明においては、Pminが、1箇所ではなく、ある程度の範囲に亘って存在するので、ショーツの股間部分の幅が吸収性本体5の幅より少々広くても、Pminで折ることができ、安定した固定が可能になる。すなわち、吸収性本体側縁部以外にも折り起点を作ることができるため、ウイングの折り位置をショーツの股間幅に合わせやすくなり、使用時にショーツが折りかえる等の違和感を軽減させることもできる。
minの横方向Xの長さtminは、Tmaxの10〜90%であり、より好ましくは30〜60%である。Pminの横方向Xの長さtminが小さすぎると、ショーツの股間部分の幅の変動に対する融通性が減少し、逆にtminの割合が大きすぎると、ショーツの外側に回りこんでショーツに固定される部分の面積が減少する。Pminの横方向Xの長さtminは、吸収性物品全体の寸法にもよるが、具体的には、好ましくは5〜20mmである。
また、吸収性本体の側縁におけるウイングの縦方向長さはLminよりも大きいかまたは同じである。吸収性本体の側縁におけるウイングの縦方向長さがLminよりも小さいと、ウイング7の付け根8の両端(ウイングの輪郭9と吸収性本体の側縁6の交点)11に、力が集中し、そこを起点として破れやすい。吸収性本体の側縁におけるウイングの縦方向長さをLminよりも大きいかまたは同じにすることにより、ウイング7を吸収性本体5からちぎれにくくすることができる。
また、ウイングの輪郭9と吸収性本体の側縁6の交点11におけるウイングの輪郭9の接線12が吸収性本体の側縁6となす角のうちウイングの内部に現れる角θが90°以下であることが好ましい。ウイング縦方向長さがウイングの付け根8から単調増加している逆二等辺台形の場合、角θは90°よりも大きい。この場合は、ウイング7の付け根8の両端(ウイングの輪郭9と吸収性本体の側縁6の交点)11に、力が集中し、そこを起点として破れやすい。角θを90°以下にすることにより、ウイング7が吸収性本体5からちぎれにくくすることができる。また、装着時に一対のウイングを左右に引っ張った際、力を1点ではなく分散させることができるため、強度確保のためだけの高目付の資材使用やラミネート加工の必要がなくなる。結果として、低目付の資材を選定することが可能となる。低目付の資材を選定することで折りやすく、装着感が改善されたウイングを実現することができる。
ウイング縦方向長さが最も大きい部分の縦方向長さLmaxの0.9〜1.0倍のウイング縦方向長さを有する部分PmaxがTmaxの30〜80%存在することが好ましい。すなわち、Pmaxの横方向Xの長さtmaxは、Tmaxの30〜80%であることが好ましい。ショーツの外側に回りこんでショーツに固定される部分の面積は、大きい方が、安定した固定を得ることができるので、好ましい。tmaxは、より好ましくは、Tmaxの50〜70%である。tmaxが小さすぎると、ショーツの外側に回りこんでショーツに固定される部分の面積が減少し、逆にtmaxの割合が大きすぎると、tminが小さくなり、ショーツの股間部分の幅の変動に対する融通性が減少する。tmaxは、吸収性物品全体の寸法にもよるが、具体的には、好ましくは10〜20mmである。
minはLmaxの40〜90%であることが好ましく、50〜80%であることがさらに好ましい。Lminが小さすぎると、Lminの部分の強度が不十分となり、逆にLminが大きすぎると、ショーツの股間部分のカーブに合わなくなる。Lminは、吸収性物品全体の寸法にもよるが、具体的には、好ましくは30〜70mmであり、より好ましくは40〜60mmである。
ウイングの輪郭は、ウイングの輪郭9と吸収性本体の側縁6との交点11を除き、屈折点を有しないことが好ましい。ここで、屈折点とは、輪郭が不連続的に方向を変える点をいう。すなわち、ウイングの輪郭の角は丸みを帯びており、頂点を有しない。角ばっている部分がある場合、使用中に使用者の皮膚と角ばっている部分があたってしまうと、不快感の元となる。そこで角を丸くすることにより、不快感をもちにくくすることができる。また、180°よりも大きい内角を有する頂点(屈折点)は、そこを起点として破れやすくなるので、無い方が好ましい。装着時に一対のウイングを左右に引っ張った際の力を分散させることができるため、破れにくくできる。
ウイング7は、吸収体本体5で用いている表面シート2と裏面シート3を幅方向に延長して形成してもよいし、吸収性本体5を構成する部材とは別々の部材から形成してもよいし、吸収性本体5を構成する部材と一体の部材で形成してもよい。たとえば、1枚のシートから裏面シート3とウイング7の両方を含む形状を切り取って、裏面シート3とウイング7が一体につながった1枚の部材を形成してもよい。また、1枚のシートから表面シート2とウイング7の両方を含む形状を切り取って、表面シート2とウイング7が一体につながった1枚の部材を形成してもよい。表面シート2の両側に別体のサイドシート(図示せず)を設け、サイドシートと裏面シート3とを幅方向に延長させ一体化させてウイング7を形成してもよい。ウイング7を吸収性本体5とは別々の部材から形成する場合、その部材の配向を交差するように組み合わせるのが好ましい。ウイング7が不織布からできている場合、不織布の繊維配向を吸収性本体の長手方向に直交するように取り付けることで、ウイング横方向の強度をあげることができるため、ウイングを本体からちぎれにくくすることができる。図1は、吸収性本体5とウイング7を別々の部材から形成し、それらを貼り合わせて作製した吸収性物品を示している。図4は、表面シート2と裏面シート3とが横方向に延出して一体となったシートからウイング7が形成されている実施態様の吸収性物品を示している。
ここで、繊維配向とは、不織布の表面を見た場合に、繊維の流れ方向が繊維配向である。不織布について「繊維配向が長手方向である」とは、その不織布を構成する総繊維重量のうち、100%が長手方向Yに繊維配向されているものから、50%以上が長手方向Yに対して−45°〜+45°の範囲で繊維配向性を有するようにされているものまでのことをいう。不織布の繊維配向性の測定方法は、一般に用いられている測定方法を使用することができる。例えば、TAPPI標準法T481の零距離引張強さによる繊維配向性試験法に準じた測定方法とすることができる。また、簡易的な方法として、不織布の製造ライン方向(MD)とその直交方向(CD)との引張強度比(MD/CD)から繊維配向性を測定してもよい。簡易的測定方法の具体的な手順としては、SHIMADZU社製オートグラフ(AGS−G100N)の試験機を使用して、長さ200mm、幅50mmの試験片を、クロスヘッドスピード500mm/min、チャック間距離150mmの条件下で試験を行い、引張り時の最大荷重から引張強度を求めるとともに、最大荷重時の伸びから伸度を算出する。引張強度の比(MD/CD)が1より大きければ、不織布がMD方向に繊維配向性を持つ、ということが言える。
不織布は、繊維をシート状に形成させ、ウェブとし、ウェブ内の繊維を接着あるいは絡み合わせて布形化し、さらに仕上加工して作られる。不織布を工業規模で生産するときは、連続式製造装置が用いられ、長尺シートとして生産される。その際、特殊な処理を施さない限り、不織布を構成する繊維は、長尺シートの長手方向すなわち機械方向(製造装置においてウェブまたはシートが進行する方向)に、向きが揃う傾向がある。したがって、長尺シートとして工業的に生産された通常の不織布は、少なからず繊維配向を有している。本発明においては、このような繊維配向を有する不織布から表面シート2を作製するときに、不織布の繊維配向が表面シート2の長手方向になるように裁断する。一方、不織布からウイング7を作製するときに、不織布の繊維配向がウイング7の幅方向になるように裁断する。こうすることにより、表面シート2の繊維配向とウイング7の繊維配向は直交する。
ウイング7を吸収性本体5とは別々の部材から形成し、表面シート2の繊維配向を長手方向Yとし、ウイング7の繊維配向を幅方向Xとするのが好ましい。
液体は繊維配向に沿って拡散しやすいので、吸収性本体側では、液体は、長手方向に拡散し、効率的に吸収することができ、かつ、ウイングは、別体で設けられているので、表面側で横方向の漏れを誘発することが少ない。結果として、吸収性本体は、余分な吸収機能を持たせなくてよいので、薄くできる。
ウイングを形成する不織布の繊維配向を吸収性本体の長手方向と直交するように配置することにより、ウイングの強度が上げられるため、ウイングの強度を確保するためにウイング部材に高目付の資材を使用したりラミネート加工等をしたりする必要がなくなる。すなわち、ウイング部材に低目付資材や通気性の高い資材が使用できる。
ウイング部材に低目付の部材を選定できるので、吸収性物品を使用する際に下着を巻きこむ部分が低剛性にできたり、凹凸感が低減できたりし、長時間でも快適に装着できる。
また、ウイング部材に通気性の高い資材を使用すると、装着時に吸収性本体とウイングが重なった部分の通気性も改善できるため、湿潤感を低減することもできる。
したがって、吸収性本体での吸収効率のよさと、ウイング装着感のよさの両方が満たされる。
さらに、吸収性本体を構成する部材は、吸収性物品長手方向に繊維配向されているのに対して、ウイング部材が、吸収性物品幅方向に繊維配向されているので、装着時には、股間部での幅方向からかかる力に対して反発し、よれにくくできる。
ウイング部材が吸収性本体とは別体からなる構造である場合、吸収性本体とウイング部材の接着強度が大切となるが、吸収性本体を形成する不織布とウイングを形成する不織布の繊維配向を直交させると、各々が交絡する点は、平行に繊維配向されている場合よりも多くなり、接着強度は大きくなる。つまり、接着条件は、平行な場合よりも低く設定することができる。結果として、接着方法(熱シール、接着剤)の条件は緩和されるため、その部分が硬くなることを回避できる。したがって、装着時の股間部分での違和感は低減され、長時間使用した場合でも快適に使用できる。
表面シート2とウイング7、および/または裏面シート3とウイング7が、一体のものである場合、ウイング7が吸収性本体5とつながった部分における吸収性本体の側縁6は、ウイング7が吸収性本体5とつながっていない上下に存在する吸収性本体の上の側縁6aと吸収性本体の下の側縁6bを結んだ線を、吸収性本体の側縁6とみなす。ウイングの付け根8も、同様である。
ウイングの輪郭9と吸収性本体の側縁6との交点11において、ウイングの輪郭の接線12が吸収性本体の側縁6に一致してもよい。特に、ウイング7が吸収性本体5を構成する部材(表面シート2または裏面シート3)と一体の部材で構成されている場合は、図4に示すように、ウイングの輪郭9と吸収性本体の側縁6との交点11において、ウイングの輪郭の接線12が吸収性本体の側縁6に一致していることが好ましい。この場合は、ウイングの付け根8の両端11には、屈折点は無く、丸みを帯びている。このようにすることにより、力が1点に集中することが無く、ウイングを吸収性本体からちぎれにくくすることができる。
図5は、本発明の別の実施態様の吸収性物品のウイングの形状を示す平面図である。図5に示す形状は、大きさの異なる2つの長方形を二等辺台形でつないで得られた図形の角を丸くしたものである。この形状の各部の寸法は、吸収性物品の全体の寸法にも依存するが、Lは、好ましくは30〜100mmであり、より好ましくは40〜90mmである。
は、好ましくはLの40〜90%であり、より好ましくはLの50〜80%である。
は、好ましくは5〜55mmであり、より好ましくは20〜40mmである。
は、好ましくはTの10〜60%であり、より好ましくはTの20〜50%である。
は、好ましくはTの1〜50%であり、より好ましくはTの5〜30%である。
は、好ましくはTの30〜80%であり、より好ましくはTの40〜70%である。
曲率半径Rは、好ましくは1〜30mmであり、より好ましくは2〜15mmである。
曲率半径Rは、好ましくは1〜30mmであり、より好ましくは2〜15mmである。
曲率半径Rは、好ましくは1〜30mmであり、より好ましくは2〜15mmである。
本発明の吸収性物品のウイングの形状の具体例として、図5に示すような形状であって、Lが80mm、Lが55mm、Tが32.5mm、Tが10mm、Tが7mm、Tが15.5mm、Rが7.5mm、Rが7.5mm、Rが5mmのものを例示することができる。
図3は、図1の吸収性物品の底面図である。
吸収性物品1の裏面には、ショーツに固定するための粘着剤が塗布された固定用粘着部21を設けることが好ましい。吸収性本体5の裏面とウイング7の裏面の両方に固定用粘着部21を設けることが好ましい。吸収性本体5の裏面に設ける固定用粘着部21は、1つでもよいし、複数に分割して設けてもよい。ウイング7の裏面に設ける固定用粘着部21は、図3に示されているように、1つでもよいし、図6に示されているように、複数に分割して設けてもよい。いずれも場合にも、Lmaxの0.9〜1.0倍のウイング縦方向長さを有する部分において、Lminに対応する部分よりも縦方向Y外側に固定用粘着部21が設けられていることが好ましい。Lminに対応する部分よりも外側にも固定用粘着部21を設けることにより、広い接着面積でウイングをショーツに固定することができるため、より安定にショーツに固定することができる。また、広い接着面積でウイングをショーツに固定することができるため、粘着剤の目付を低減することができる。また、特にウイングのLminに対応する部分よりも外側が折り返るのを防ぐことができるため、使用中に折り返ってしまった部分が皮膚にあたり、不快感を生じるのを防ぐこともできる。
一対のウイング7、7は、つながった一体のものであってもよいし、つながっていない別々のものであってもよいが、一対のウイングはつながった一体のものであること、すなわち一体の部材から構成されていることが好ましい。一対のウイングが一体の部材から構成されていることにより、製造工程上、吸収体本体5に対して、左右のウイングがズレにくい製品に仕上げることができる。また、根元のくびれ部分だけで本体に接合していると接合面積が小さくなるが、幅方向にわたって接合することができるので、片方を引っ張ってもウイングが本体から外れにくい。図1および図2は、一対のウイング7、7がつながった一体のものである例を示す。図7は、本発明の吸収性物品の別の実施態様の模式断面図であり、一対のウイング7、7がつながっていない別々のものである例を示す。
ウイング7が吸収性本体5と別々の部材である場合、ウイング7の吸収性本体5との接合箇所は特に問わない。たとえば、ウイング7は、表面シート2と裏面シート3に挟まれて接合されていてもよいし、吸収性本体5の裏面すなわち裏面シート3の露出面に接合されていてもよい。図2は、ウイング7が表面シート2と裏面シート3に挟まれて接合されている例である。また、図2は、ウイング7が裏面シート3の表面シート側に接合されている例でもある。ウイング7が裏面シートの表面シート側に接合されていると、ウイングを裏面側へ折り曲げやすい。ウイングが裏面に露出していないので、裏面が平滑になり、固定用粘着部が裏面シートに安定的に配置できるので、固定用粘着剤が下着に移りにくい。
図7は、ウイング7が吸収性本体5の裏面すなわち裏面シート3の露出面に接合されている例を示す。ウイング7を吸収性本体5の裏面に接合する場合、ウイング7と吸収性本体5の裏面との接合部が、ウイング7と吸収性本体5の接触面全体である必要はなく、図7に示すように、吸収性本体の側縁6よりも内側に入ったところに接合部31を設けることもできる。ウイング7と吸収性本体5の裏面との接合部31が吸収性本体の側縁6よりも内側に入ったところにあることにより、ショーツの股間幅が吸収性本体5の幅よりも小さい場合にも、吸収性物品1をショーツの股間幅に合わせて固定することができる。
吸収性本体5の形状は、長方形、楕円型、瓢箪型等、女性の身体およびショーツの形状に適合する形状であれば特に限定されない。外形の延べ寸法は、長手方向100〜500mmが好ましく、150〜350mmがより好ましい。また、短手方向は30〜200mmが好ましく、40〜180mmであることが好ましい。
表面シート2は、尿、経血等の体内からの液状***物を、その下に設けた吸収体4へ通過させる機能を有するとともに、裏面シート3との間に吸収体4を挟むことにより吸収体4を保持するためのものである。表面シート2は、その全部または一部が液透過性であり、液透過域は、多数の液透過孔が形成された樹脂フィルム、多数の網目を有するネット状シート、液透過性の不織布、または織布などで形成される。前記樹脂フィルムやネット状シートは、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)などで形成されたものを使用できる。また不織布としては、レーヨンなどのセルロース繊維、合成樹脂繊維などから形成されたスパンレース不織布、前記合成樹脂繊維で形成されたエアスルー不織布などを用いることができる。また、素材として、ポリ乳酸、キトサン、ポリアルギン酸などの生分解性が可能な天然物を用いることもできる。また、多数の液透過孔を形成すると共に、シリコーン系やフッ素系の撥水性油剤を塗布して、その外面に体液が付着しにくいものとしてもよい。
表面シート2の目付は15〜100g/mが好ましく、20〜50g/mがより好ましい。目付が15g/m以下だと表面強度が十分に得られず、使用中に破けるおそれがある。また100g/mを超える場合、過度のごわつきが発現し、使用中に違和感を生じる。さらには、長時間使用の場合には、50g/mを超えてしまうと、液体を表面シート2で保持してしまいベタベタした状態で維持され続け、不快に感じるようになってしまう。また、密度は0.12g/cm以下で液透過性であれば特には限定されない。密度がこれ以上の場合、表面シート2の繊維間をスムーズに透過することが難しい。
表面シート2の全部又は一部を構成する液透過性域が、多数の液透過性開孔が形成されたフィルム等である開孔フィルムである場合は、開孔径は0.05mm以上3mm以下の範囲内、ピッチは、0.2mm以上10mm以下の範囲内、開孔面積率は、3%以上30%以下の範囲内であることが好ましい。
本発明の吸収性物品1は、表面シート2と吸収体4の間に、さらに第二の液透過性シートが設けられていてもよい。第二の液透過性シートは、表面シート2と類似の素材(たとえば不織布)のものであって、表面シート2よりも若干密度の高いものが用いられ、液はけ性を改善したり、液戻りしにくくするために、設けることができる。
裏面シート3は、吸収体4に吸収された尿、経血等の液体が外へ漏れ出すのを防止する機能を有するものであり、そのような液体が外へ漏れ出すのを防止できる材料が使用される。また、液体は通さないが通気性のある素材とすることにより、着用時のムレを低減させることができ、着用時における不快感を低減させることが可能となる。このような材料としては、たとえば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等を主体とした液不透過性フィルム、通気性フィルム、スパンボンドなどの不織布の片面に液不透過性フィルムをラミネートした複合シートなどが挙げられる。好ましくは、疎水性の不織布、不透水性のプラスティックフィルム、不織布と不透水性プラスティックフィルムとのラミネートシート等を用いることができる。また、耐水性の高いメルトブローン不織布を強度の強いスパンボンド不織布で挟んだSMS不織布でもよい。
ウイング7を形成する材料としては、裏面シート3または表面シート2を形成する材料として前記したものを使用することができる。
吸収体4は、尿、経血等の液体を吸収して保持する機能を有するもので、嵩高であり、型崩れし難く、化学的刺激が少ないものであることが好ましい。たとえば、フラッフ状パルプもしくはエアレイド不織布と高吸収性ポリマー(SAP)とからなる吸収体を例示できる。フラッフ状パルプの代わりに、たとえば、化学パルプ、セルロース繊維、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維を例示できる。パルプなどの吸収性繊維は目付100〜800g/m、高吸収性ポリマーの質量比は吸収性繊維を100%として30〜65%が好ましい。吸収性繊維と高吸収性ポリマーが全体に均一に分布した混合体を覆うティッシュなど液透過性の素材の目付は12〜30g/mが好ましい。エアレイド不織布としては、たとえば、パルプと合成繊維とを熱融着させまたはバインダーで固着させた不織布を例示できる。高吸収性ポリマーは、水溶性高分子が適度に架橋した三次元網目構造を有するもので、30〜60倍の水を吸収するが本質的に水不溶性であり、一旦吸収された水は多少の圧力を加えても離水しないものであり、たとえば、デンプン系、アクリル酸系、アミノ酸系の粒子状または繊維状のポリマーを例示できる。吸収体の形状および構造は必要に応じて変えることができるが、吸収体の全吸収量は、吸収性物品としての設計挿入量および所望の用途に対応させる必要がある。また、吸収体のサイズや吸収能力等は用途に対応して変動される。
吸収体4は、上層吸収体層と下層吸収体層の2層で構成し、上層吸収体層を親水性シートと高吸収性ポリマーから形成していてもよい。親水性シートは、不織布、多孔性プラスチックスシートなどからなる親水性を有するシートである。不織布、多孔性プラスチックスシートなどの場合には、必要に応じて、親水処理が施される。また、不織布としては、例えば、スパンレース、スパンボンド、サーマルボンド、メルトブローン、ニードルパンチ、エアースルー等の不織布が用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレン又はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を例示できる。上層吸収体層は、親水性シートの片側に高吸収性ポリマーが所定のパターンで散布され、別の親水性シートが高吸収性ポリマーを挟むように積層され、高吸収性ポリマーが散布されていない箇所で接合手段(例えば、ホットメルト接着剤を用いたヒートシール)によって接合されて、シート状に形成されている。高吸収性ポリマーは、ホットメルトなどの接着剤で親水性シートに固定されることが好ましいが、粉砕物のまま固定されずに親水性シートで覆われて存在してもよい。高吸収性ポリマーを挟む親水性シートは、1枚の親水性シートを折り返したものを接合してもよいし、上下で同じ又は異なる親水性シートを2枚用いて高吸収性樹脂を挟んで接合してもよい。上層吸収体層の形態として、親水性シートの端部および縁部は、中央部に向かって折り返して形成されていてもよい。折り返されることによって、吸収後過度に体圧が加わっても、膨潤した高吸収性ポリマーが上層吸収体層から飛び出る恐れをなくし、端部が折り返されることによって、シート材の目付が増えてより圧縮回復性が増す効果がある。下層吸収体層5は、失禁パッド、生理用ナプキン、使い捨ておむつなどの吸収性物品において吸収体本体として使用される、従来から公知の吸収体材料で構成することができる。代表的な吸収性材料としては、吸収性繊維と高吸収性ポリマーを混合して含むものである。
本発明の吸収性物品は、失禁パッド、生理用ナプキン、パンティーライナー等として使用することができるが、特に軽失禁パッドとして好適に使用できる。軽失禁パッドは生理用ナプキンに比べて長時間使用されることが多い製品なので、長時間使用することを考えた構成が必要であり、本発明の吸収性物品は、長時間安定してショーツに固定できるので、軽失禁パッドに特に好ましく用いられる。
1 吸収性物品
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 吸収性本体
6 吸収性本体の側縁
7 ウイング
8 ウイングの付け根
9 ウイングの輪郭
11 ウイングの輪郭と吸収性本体の側縁の交点
12 交点11におけるウイングの輪郭の接線
21 固定用粘着部
31 接合部

Claims (11)

  1. 液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シートおよびこれら両シート間に介在された液保持性の吸収体を具備する吸収性本体と、該吸収性本体の両側縁部から延出する一対のウイングとを有する吸収性物品であって、
    ウイングは、吸収性本体の長手方向に一致する縦方向にウイング縦方向長さを、吸収性本体の長手方向に直交する横方向にウイング横方向長さを有し、
    ウイング縦方向長さが最も大きい部分が吸収性本体の側縁から離れたところにあり、
    ウイング縦方向長さが最も大きい部分と吸収性本体の側縁との間でウイング縦方向長さが最も小さくなる部分のウイング縦方向長さをLminとすると、Lminの1.00〜1.05倍のウイング縦方向長さを有する部分が、ウイング縦方向長さが最も大きい部分と吸収性本体の側縁との間に、ウイング横方向長さが最も大きい部分の横方向長さTmaxの30〜60%存在し、
    minの1.00〜1.05倍のウイング縦方向長さを有する部分の輪郭が吸収性本体の長手方向に垂直な直線部分を有することを特徴とする吸収性物品。
  2. ウイングの輪郭と吸収性本体の側縁の交点におけるウイングの輪郭の接線が吸収性本体の側縁となす角のうちウイングの内部に現れる角が90°以下であることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
  3. ウイング縦方向長さが最も大きい部分の縦方向長さLmaxの0.9〜1.0倍のウイング縦方向長さを有する部分が、Tmaxの30〜80%存在することを特徴とする請求項1または2に記載の吸収性物品。
  4. minがLmaxの40〜90%であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  5. ウイングの輪郭は、ウイングの輪郭と吸収性本体の側縁との交点を除き、屈折点を有しないことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  6. ウイングの輪郭と吸収性本体の側縁との交点において、ウイングの輪郭の接線が吸収性本体の側縁に一致することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  7. maxの0.9〜1.0倍のウイング縦方向長さを有する部分において、ウイング縦方向長さが最も大きい部分と吸収性本体の側縁との間でウイング縦方向長さが最も小さくなる部分に対応する部分よりも縦方向外側に固定用粘着部が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  8. 一対のウイングが一体の部材から構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  9. ウイングが裏面シートの表面シート側に接合されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  10. ウイングが吸収性本体の裏面に接合され、ウイングと吸収性本体の裏面との接合部が吸収性本体の側縁よりも内側に入ったところにあることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  11. 吸収性物品が軽失禁パッドであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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