JPH11192262A - フラップ付き生理用吸収性物品 - Google Patents

フラップ付き生理用吸収性物品

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JPH11192262A
JPH11192262A JP10287346A JP28734698A JPH11192262A JP H11192262 A JPH11192262 A JP H11192262A JP 10287346 A JP10287346 A JP 10287346A JP 28734698 A JP28734698 A JP 28734698A JP H11192262 A JPH11192262 A JP H11192262A
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flap
lateral
longitudinal end
article
longitudinal
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JP10287346A
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Roger Boulanger
ロジャー・ブーランジェ
Henry Brisebois
ヘンリ・ブリスボイス
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Johnson and Johnson Inc
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/45Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
    • A61F13/47Sanitary towels, incontinence pads or napkins
    • A61F13/476Sanitary towels, incontinence pads or napkins characterised by encircling the crotch region of the undergarment
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ひずみが少なく製造が簡単で安価なフラップ
を有する生理用吸収性物品を提供する。 【解決手段】 フラップ44,46の付いている生理用
吸収性物品20であって、フラップはその近位端59,
77から長さの大部分において、好ましくは遠位端5
2,70までほぼ連続して放散している。ほぼ連続した
放散部は好ましくは直線である。フラップの衣服対向面
には接着留め部があり、接着留め部の長さは、近位端の
長さの85%以上、好ましくは近位端の長さの100%
以上である。好ましくは、留め部は、フラップの横端近
くの部分において、接着強度が少なくなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、女性の生理用ナ
プキン、失禁パッド等の生理用吸収性物品、特にサイド
に突出しているフラップを有する生理用吸収性物品に関
する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】生理
用吸収性物品は一般に大規模に商業的に製造されている
物品であり、様々な体滲出物を吸収して保持するのに使
用される。このような物品はしばしば経済的で使い捨て
であり便利である。かかる物品には生理用ナプキン、幼
児のおむつ、大人の失禁パッド等が含まれる。
【0003】生理用吸収性物品、特に女性の生理用ナプ
キンに関する技術は過去20年間に幾つかの進歩を遂げ
た。そのような進歩の一つは、物品が平らな状態のとき
物品の各長手方向(以下、縦という)の端から横方向に
突出するフラップを付けることである。このようなフラ
ップは物品を形成する物質と一体で延びていてもよく、
また物品を製造した後に、物品に付加物質を単に追加し
てもよい。
【0004】このような物品を使用するとき、フラップ
は着用者の下着の端を覆って折られる。この様にして、
フラップはしっかりと物品を下着に固定し、物品を下着
内で安定化し、体滲出物のための吸収領域を増加させ、
着用者の下着の横端を保護することにより下着の一部が
汚れるのを防ぐ助けとなる。フラップの概念は一般に市
場での成功をもたらし、様々な形と構造のフラップが付
いた物品が消費者に市販されている。
【0005】現在までのデザイナー側と消費者側両方の
従来の知識によれば、物品のサイドからの滲出物の漏れ
に対する保護領域をより大きくするために、吸収性物品
のフラップは物品の本体との接続ラインにおいて最大で
なければならない。従って、非常に一般的なフラップの
形は、物品の本体の縦端と結合している底辺を有する二
等辺(即ち、左右対称)台形フラップであり、フラップ
は底辺から離れて台形の上辺の方へ突出している(テー
パしている)。フラップの大きさは物品により異なる。
他の従来のフラップの形は、概説すると、長方形、正方
形、きのこ形である。
【0006】フラップが台形及びその他の従来の形の吸
収性物品の問題は、吸収性物品が平らな状態でデザイン
され製造されるのに、使用の際は着用者の体に正確に合
うように物品が一般に二次元及びしばしば三次元に曲が
ることである。二次元の曲げとは、物品が、物品の縦方
向のセンターライン、物品の横方向のセンターライン及
び両方と垂直なラインにより形成される三次元座標系の
1つの軸に添って曲がることである。三次元の曲げと
は、物品が三次元座標系(3つの直行する軸からなる
系)の2以上の軸に添って曲がることである。
【0007】例えば、吸収性物品が女性の生理用ナプキ
ンであってそれを使用するとき、着用者の体の矢状面
(即ち物品の縦軸)と着用者の体の前頭面又は冠状面
(即ち物品の横軸)の両方を横切って物品が曲がること
が最も多い。しかし、フラップは、通常物品の本体の縦
端とフラップとの接合ラインに添ってある線状折り軸の
周りを折るように、一般にデザインされている。線状折
り軸の問題は、フラップがその周りで折り曲げられる着
用者の下着の端が曲がることである。さらに、通常、下
着の端は、着用者の足の周りに下着を着心地よく固定す
るために弾性物質を含んでいる。この弾性物質によりも
たらされる力によって、フラップが曲がって、物品の本
体の中央部がフラップを下着から外してしわを寄せる、
又は下着の端が平らになり、着用者の足に心地好くフィ
ットしなくなる。両方の場合とも、物品とフラップの快
適さと効果が犠牲となる。さらに、フラップが大きいほ
ど、問題も深刻になる。従って、一方では大きなフラッ
プは幾つかの問題(即ち、横漏れ保護)を解決するが、
他方では別の問題(即ち、不安定さとひずみ)を生じさ
せる。
【0008】今日まで、多くの人は、大きなフラップに
よりもたらされる利益はその害より勝ると考え、大きな
フラップが好まれてきた。大きなフラップに伴う問題を
克服するためにかなりの努力がなされてきた。その結
果、過去に、従来のフラップデザインによる吸収性物品
が有する不安定さとひずみの問題を解決するために、多
くの異なる解決方法が試みられた。しかし、今日まで、
得られる構造体は常に複雑であり、高価であり、及び/
又は製造が面倒であり、完全に満足できるものはない。
さらに、それらはしばしば着用者にとって快適でなく、
又は少なくとももっと快適でなければならない。製造が
比較的簡単で安価であって、上述した従来のフラップの
形により生じるひずみを無くすか、少なくするか、ある
いは除くかするフラップの形が改善された吸収性物品が
望ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、フラッ
プの形が改善された生理用吸収性物品を提供することで
ある。さらに、本発明の目的は、従来のデザインのもの
と比べてひずみが減少し、製造が比較的簡単で安価であ
る、比較的大きなフラップ形状の生理用吸収性物品を提
供することである。
【0010】本発明により、従来の知識に反して、従来
技術のフラップとほぼ逆の形のフラップが実は望ましい
ことが見出だされた。逆とは、フラップの幅が近位端か
ら遠位端に進むにつれ一定に増加することである(即
ち、ほぼ一定に放散している)(即ち、逆にテーパして
いる)。例えば、遠位端が近位端よりより大きい、即
ち、台形の底辺がフラップの遠位端であるほぼ二等辺台
形である。このようなフラップは、比較的「大きな」外
観であるが、従来技術のフラップデザインに比べひずみ
が減り安定性が増し、驚くべきことに横漏れ保護には大
きな影響を与えない。
【0011】従って、本発明は、(A)第一の縦端、第
一の縦端にほぼ対向する第二の縦端、2つのほぼ対向す
る横端及び縦のセンターラインを有する本体と、(B)
生理用吸収性物品が平らな状態では、本体の第一の縦端
から横方向に突出していて、着用者の下着の股部を覆っ
て折ることができる、本体と一体の第一のフラップとを
含み、第一のフラップは、(i)遠位端と、(ii)第
一のフラップの遠位端とほぼ対向し、本体の第一の縦端
に隣接する近位端と、(iii)第一の横端と、(i
v)第一のフラップの第一の横端とほぼ対向する第二の
横端と、(v)第一のフラップを下着に固定するための
留め部のある衣服対向面とを有し、第一のフラップの第
一の横端と、第一のフラップの第二の横端は、第一のフ
ラップの近位端から、少なくとも第一のフラップのほぼ
中央点で本体の縦のセンターラインと平行な仮想ライン
まで、ほぼ連続して放散している、生理用吸収性物品を
提供する。
【0012】好ましくは、生理用吸収性物品は、さら
に、(C)生理用吸収性物品が平らな状態では、本体の
第二の縦端から横方向に突出していて、下着の股部の周
りに折ることができる、本体と一体の第二のフラップと
を含み、第二のフラップは、(i)遠位端と、(ii)
第二のフラップの遠位端とほぼ対向し、本体の第二の縦
端に隣接する近位端と、(iii)第一の横端と、(i
v)第二のフラップの第一の横端とほぼ対向する第二の
横端と、(v)第二のフラップを下着に固定するための
留め部のある衣服対向面とを有し、第二のフラップの第
一の横端と、第二のフラップの第二の横端は、第二のフ
ラップの近位端から、少なくとも第二のフラップのほぼ
中央点で本体の縦のセンターラインと平行な仮想ライン
まで、ほぼ連続して放散している。
【0013】好ましくは、(A)第一のフラップの第一
の横端と第一のフラップの第二の横端が、第一のフラッ
プの近位端から仮想ラインまで、ほぼ直線であり、
(B)第二のフラップの第一の横端と第二のフラップの
第二の横端が、第二のフラップの近位端から仮想ライン
まで、ほぼ直線である。
【0014】さらに、好ましくは、(A)第一のフラッ
プの第一の横端と第一のフラップの第二の横端が、第一
のフラップの近位端から第一のフラップの遠位端まで、
ほぼ連続して放散しており、(B)第二のフラップの第
一の横端と第二のフラップの第二の横端が、第二のフラ
ップの近位端から第二のフラップの遠位端まで、ほぼ連
続して放散している。
【0015】さらに、好ましくは、(A)第一のフラッ
プの第一の横端と第一のフラップの第二の横端が、第一
のフラップの近位端から第一のフラップの遠位端まで、
ほぼ直線であり、(B)第二のフラップの第一の横端と
第二のフラップの第二の横端が、第二のフラップの近位
端から第二のフラップの遠位端まで、ほぼ直線である。
【0016】物品の本体が角の丸いほぼ砂時計形である
ことが好ましい。物品がこのような形であるとき、第一
の横端および第二の横端は、対向する端より短く、ほぼ
弓形である。第一の縦端および第二の縦端は、対向する
端より長く、ほぼくぼんでカーブしている。しかし、こ
のような端の形は本発明に重要ではないと理解すべきで
ある。従って、横端および縦端は弓形でも直線でもよ
い。本体がほぼ砂時計形であることも重要ではなく、正
方形、長方形、平行四辺形、他の多角形、又は楕円、骨
形の形状の本体を有する物品も、全て本発明の範囲に入
る。このような場合(即ち、本体が長方形でない場
合)、層の縦端は、本体の他の対向端と比べて比較的長
い対向端であると考えられる。かかる決定が不可能な場
合、どの対向する一対の端も縦端と考えられ、又は限定
すると、どの2つの端の対向する部分を縦端と考えても
よい。いずれの場合も、横端は、物品の縦のセンターラ
インと交差する一対の対向端(又は、端の一部)であ
る。センターラインについて下記に定義する。
【0017】ほとんどの物品において、物品の縦のセン
ターラインは、物品の縦軸に添って延びる仮想ラインで
あり、物品を2つの同じ又はほぼ同じの半分(鏡像の必
要はない)に二分する。同様に、横のセンターライン
は、縦のセンターラインと直交し、物品の横軸に添って
ある仮想ラインであり、物品を2つの同じ又はほぼ同じ
の半分(鏡像の必要はない)に二分する。
【0018】フラップはほぼ台形であることが好まし
く、二等辺台形(即ち、左右対称)であることがより好
ましい。本発明の目的のために、フラップがこのような
形であるとき、台形の「上辺」は2つのほぼ平行なサイ
ドより短く、台形の「底辺」は2つのほぼ平行なサイド
より長いと考えるべきである。「ほぼ平行」の用語は、
少しカーブしたり角度を有していたりする形、比較的大
きな角度で結合する2以上の真っ直ぐな端から形成され
る形を含む多くの異なる形の端を意味すると理解すべき
である。しかし、このような台形は本発明に重要ではな
いと理解すべきである。様々な多角形の形状のフラップ
は全て本発明の範囲に入り、同様の効果をもたらす。
【0019】本発明のフラップは、物品の本体を形成す
る物質(又はその一部)が一体に延びて形成されていて
もよい。例えば、フラップはカバー層物質とバリヤ層物
質が延びて形成されていてもよく、カバー層物質とバリ
ヤ層物質は通常フラップの周囲で一緒に接合する。ま
た、フラップは、物品の本体を形成する物質が一体に延
びて、本体の下側(即ち、衣服対向面)に再度取り付け
られたパネルから構成されてもよい。同一人に譲渡され
た1997年12月22日に出願された係属中の国際特
許出願第PCT/CA97/00990号に説明されて
おり、その出願は全て参考としてここに取り込む。また
は、フラップは、本体を製造した後、付加物質を物品の
本体に追加して形成してもよい。通常、付加物質は本体
の衣服対向面に固定する。
【0020】いずれの場合も、物品は平らなときは(例
えば、平面に置いたとき)、フラップは物品の本体の縦
端から横方向に外側に(即ち、物品の縦のセンターライ
ンから離れて)突出している。フラップは柔軟であり、
着用者の下着の股部の端の周りで折ることができる。従
ってフラップの遠位端は、本体の縦のセンターラインと
ほぼ対向する(しばしば平行である)フラップの端であ
り、フラップの本体への接着点から最も遠いフラップの
端である。フラップの遠位端は、(フラップが台形のと
き)台形の底辺を形成する。好ましくは、フラップの遠
位端は直線又は少し弓形、即ちほぼ直線である。しか
し、フラップの遠位端は一直線又は曲線である必要はな
いと理解すべきである。従って、遠位端は一連の2以上
の直線部分及び/又は弓形が比較的大きな角度(即ち、
120度以上)で結合して構成されていてもよい。
【0021】フラップの近位端は遠位端に対向する(従
って、多くの場合、遠位端と縦のセンターラインの間に
ある)。フラップが、物品の本体を形成する物質が一体
に延びて形成され、上述のパネルからは形成されない場
合、フラップの近位端は本体の縦端と接続する。また、
フラップが、本体の製造後に付加物質を衣服対向面に固
定して本体に追加して形成した場合、又はフラップを上
述のパネルから形成した場合、フラップの近位端は本体
の縦端に隣接するフラップの一部である。従って、かか
る場合、一般にフラップの近位端は実際のフラップの縁
ではない。他の状態で近位端を定義できない場合、着用
者の下着の周りのフラップの折り軸と考えるべきであ
る。いずれの場合も、(フラップが台形のとき)台形の
上辺はフラップの近位端を形成する。
【0022】本発明の教示により構成されたフラップ
は、様々な近位の長さを有することができると理解され
るべきである。好ましい長さは6.2cmであるが、
6.2cm以上又は6.2cm以下の長さ(例えば3c
m,4cm,5cm,6cm,7cm,8cm,9c
m,10cm,11cm,12cm,13cm,14c
m,15cm)のフラップも、全て本発明の範囲に入
る。台形の残る2つの辺は、フラップの第一の横端およ
び第二の横端を形成する。これらは、フラップの近位端
から、少なくともフラップのほぼ中心で縦のセンターラ
インと平行なラインまで、ほぼ連続して放散する。フラ
ップの中心とは、第一の仮想ラインおよび第二の仮想ラ
インから等距離であり、また、フラップの第一の横端お
よびフラップの第二の横端からも等距離である点であ
る。ここで、第一の仮想ラインとは、フラップの第一の
横端とフラップの遠位端との交差点とフラップの第二の
横端とフラップの遠位端との交差点とを結ぶラインであ
り、第二の仮想ラインとは、フラップの第一の横端と本
体の縦端との交差点と、フラップの第二の横端と本体の
縦端との交差点とを結ぶラインである。
【0023】好ましくは、第一の横端および第二の横端
は、フラップの近位端から、少なくともそれに添ってフ
ラップの留め部の「縦の長さ」を測るライン(下記に定
義されている)まで、ほぼ連続して放散している。より
好ましくは、第一の横端および第二の横端は、近位端か
ら遠位端まで、ほぼ放散している。本発明の説明におけ
る「ほぼ連続した放散」という表現は、フラップの第一
の横端からフラップの第二の横端までの、物品の縦のセ
ンターラインに平行な仮想ラインの長さが、近位端から
遠位端の方へ連続して増加している状態を示していると
理解されるべきである。
【0024】さらに好ましくは、ほぼ連続して放散する
横端の部分はほぼ直線である。従って、フラップは遠位
端から近位端にテーパしており、(物品の縦のセンター
ラインに平行なラインに添って測定される)2つの横端
の間の距離は遠位端から近位端へ連続して着実に減少す
る。本体とフラップの両方を含む物品は、2つの対向す
る主面を有する。これらの面は物品を使用するときの位
置により定義される。物品を使用するとき、着用者の体
に接触し対向する面を、体対向面と名付ける。反対の面
は、使用の際、一般に、着用者の衣服(物品が衣服で覆
われないときは外環境)に対向するので、衣服対向面と
名付ける。
【0025】本体とフラップの衣服対向面は、一般に、
物品を着用者の衣服に固定するのに使用する留め部を有
する。好ましくは、各フラップの衣服対向面にある各留
め部の長さは、留め部のあるフラップの近位端の長さの
85%以上である。この説明では、「縦の長さ」の用語
は、物品の縦のセンターラインと平行なラインに添って
測る留め部の最大の長さとして理解すべきである。(こ
の測定には、連続する留め部にあるギャップは無視す
る。)留め部の縦の長さをいわゆる幅と称してもよい。
しかし、留め部の長さは、物品の縦のセンターラインと
平行な全てのラインに添った近位の長さを越える必要は
ないと理解すべきである。一つのライン(最大)に添っ
た「縦の長さ」だけで十分である。
【0026】さらに、好ましくは、留め部の縦の長さ
は、留め部のあるフラップの近位端の85%より大き
い。これについては、縦の長さが近位端の85%,90
%,95%であるのがそれぞれより好ましい。さらに好
ましくは、留め部の縦の長さは、留め部のあるフラップ
の近位端の長さ以上である。これについては、縦の長さ
が100%,105%,110%,115%であるのが
それぞれさらにより好ましい。
【0027】このような縦の長さの留め部が使用される
とき、物品の中央部の安定性が従来の物品に比べ改善さ
れたことが観察された。安定性が改善とは、物品を着用
者が使用するとき物品が体に対してずれることが少ない
ことを意味する。留め部の縦の長さが大きいと、物品の
中央部分の安定性が増すと考えられる。
【0028】好ましくは、物品が平らな状態であると
き、(a)第一のフラップの横端が各々本体の第一の縦
端と交差して、90度より小さい角度、好ましくは約6
0度以上の角度を形成しており、(b)第二のフラップ
の横端が各々本体の第二の縦端と交差して、90度より
小さい角度、好ましくは約60度以上の角度を形成して
いる。より好ましくは、各角度は約75度である。
【0029】フラップの横端はほぼ直線である必要がな
く、くぼんだ弓形でもよいことが理解される。かかる場
合、上記の形成される角度は、横端と適当な縦端との交
差点を通る問題の横端に接するラインと適当な縦端との
間に形成される角度であると理解されるべきである。驚
くべきことに、上述したようなフラップであるとき、大
きなフラップの利点のほとんどが得られ、欠点の幾つか
は緩和されることが見出だされた。この点について、ひ
ずみが減少し、物品が着用者の下着の中で安定化し、横
漏れ保護は大きく犠牲にならない。特に何かの理論と結
び付けようとしないが、従来のフラップにより生じるひ
ずみは、着用者の下着の端の周りの折り軸に添ったフラ
ップの長さが、遠位端に対し短いと、緩和すると考えら
れる。さらに、遠位部分でフラップの幅が増すと、接着
部分をより大きくすることができ、フラップの形がこの
接着剤の全量又はそれに近い量を有効にでき、これら両
方がフラップを下着によりしっかり留め、従って物品を
下着の中に固定する。
【0030】好ましくは、第一のフラップの留め部と第
二のフラップの留め部の各々は、さらに、(a)接着強
度を有する中央ゾーンと、(b)中央ゾーンの接着強度
より弱い接着強度を有するターミナルゾーンとを有す
る。この点について、留め部を大体3つのゾーンに分け
てもよい。第一のターミナルゾーンはフラップの第一の
横端に近く、第二のターミナルゾーンは第二のフラップ
の横端に近く、中央ゾーンは2つのターミナルゾーンの
中間にある。ここで使用する「ゾーン」の用語は、留め
部に不連続部(例えば、ギャップ)を含むものとして理
解されるべきである。ギャップの長さは留め部の縦の長
さより短い。
【0031】また、好ましい実施形態では、各留め部の
ターミナルゾーンは、中央ゾーンに対しターミナルゾー
ンの接着強度を弱めるために複数の不連続部(例えば、
ギャップ)を含む。しかし他の方法でも十分である。例
えば、接着剤の物理化学的性質を(例えば、化学組成を
変えて)ターミナルゾーンと中央ゾーンで変えることも
可能である。ターミナルゾーンの接着剤を、部分的に接
着剤と結合して全体の接着強度を弱めるタルク等の物質
でコートすることも可能である。最後に、単にターミナ
ルゾーンに接着剤を少し塗布する(即ち、面積を減ら
す)ことも可能である。
【0032】最も好ましくは、生理用吸収性物品は女性
の生理用ナプキンであり、即ち、女性の外陰部に置か
れ、月経分泌物又は他の放出流体を吸収するために使用
される。本発明の他の目的と特徴は以下の説明と図面に
より明らかになるであろう。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態について
図面を参照して以下に詳細に説明する。図面において、
本発明の実施形態は実施例として示される。説明と図面
は図示及び理解を助けることだけを目的としており、本
発明の境界を定義するためのものではない。図1に示す
ように、本発明の好ましい実施形態は女性用生理用ナプ
キン20である。図2(a)に示すように、ナプキンは
積層構造であり、好ましくは流体透過性カバー層22、
吸収システム24及び流体不透過性バリヤ層30からな
る。
【0034】カバー層 カバー層22は比較的密度の低い、かさ高でハイロフト
な不織ウェブ物質から形成できる。カバー層22は、ポ
リエステル、ポリプロピレン等のただ一つの種類の繊維
から作られてもよく、融点が低い成分と融点が高い成分
を含む2成分繊維又は複合繊維から作られてもよい。繊
維は、様々な天然物質や合成物質から選択できる。例え
ば、ナイロン、ポリエステル、レーヨン(他の繊維と組
合せて)、コットンアクリル繊維等及びそれらの組合せ
等である。
【0035】2成分繊維は、ポリエステルの芯とポリエ
チレンの鞘から作ることができる。適当な2成分繊維を
使用すると、可融性不織布となる。このような可融性布
の例は、1985年11月26日発行のメイズの米国特
許第4,555,430号に示されている。可融性布を
使用すると、カバー層を、隣接する移行層及び/又はバ
リヤ層に取り付けるのが容易となる。
【0036】カバーを構成する個々の繊維は特に親水性
でなくてもよいが、好ましくは、カバー層22は高い湿
潤性を有する。カバー物質はまた多くの比較的大きな孔
を含む。これは、カバー層22には、体液を速やかに吸
収して体及び分泌点から離して移行させることが意図さ
れているためである。好ましくは、カバー層22を作る
繊維は、濡れたときでも、その物理的性質を失うべきで
ない。換言すると、水又は体液にさらされても崩壊した
り弾性を失うべきではない。カバー層22を処理して容
易に流体が通過できるようにしてもよい。またカバー層
22は流体を速やかに吸収構造体24の他の層に移すよ
うに機能する。従って、好ましくはカバー層22は湿潤
性、親水性かつ多孔性である。ポリエステル、2成分繊
維等の合成疎水性繊維から構成されたときは、カバー層
22は界面活性剤で処理して望ましい程度の湿潤性を付
与してもよい。
【0037】最も好ましくは、カバー層22は、大きな
孔を有するポリマーフィルムから作られる。このような
高い多孔性により、フィルムは体液を吸収システムの内
層へ素早く移行できるようになる。レチクロン(RETICU
LON)(商標)ブランド(例えば、米国特許第4,69
0,679号に記載されている)等の開口した共押出加
工フィルムは、本発明の吸収構造体のカバー層として有
用である。カバー層22を次の層に融合させて親水性を
増すのを助けるために、カバー層22を吸収システムの
残りに対してエンボスしてもよい。
【0038】吸収システム−移行層 吸収システム24の一部を構成する流体移行層26を、
カバー層22に隣接してその内側で、カバー層22に付
ける。移行層26は、カバー層22からの体液を受け、
高密度吸収芯28が流体を吸収するまで、保持する手段
を提供する。好ましくは、移行層26はカバー層22よ
り緻密で、小さい孔が大きい割合を占める。このため、
移行層26は、カバー層22の外側から離れた体液を含
み保持でき、カバー層22とその表面が再び流体で濡れ
ることを防ぐ。しかし、好ましくは、移行層26は流体
の層26から吸収芯28への通過が妨げられるほど緻密
ではない。
【0039】移行層26は木パルプ、ポリエステル、レ
ーヨン、柔軟発泡体等又はそれらの組合せ等の繊維物質
から構成できる。また、移行層26は、層を安定化し構
造一体性を維持するために、熱可塑性繊維からも構成で
きる。一般に移行層26は比較的親水性であり処理を必
要としないが、湿潤性を高めるために移行層26の一面
又は両面を界面活性剤で処理できる。好ましくは、移行
層26はその両面に隣接する層、即ち、カバー層22と
吸収芯28と結合する。
【0040】吸収システム−吸収芯 吸収芯28は移行層26の直ぐ隣で移行層26と結合し
ている。好ましくは、吸収芯28は細かい孔のある高密
度層である。吸収芯28は大きな液体保持能力を有し、
極めて保持力が高い。最も好ましくは、吸収芯28は圧
縮したミズゴケ物質からなる。特に、ミズゴケは空気又
は水ライイングとカレンダー処理により板状に製造さ
れ、比較的薄く(即ち、厚み約0.025cm〜約0.
25cm)、比較的緻密な(即ち、約0.2g/cm3
〜約1.0g/cm3 )シート状構造体が得られる。構
造体は、ミズゴケ層の片面又は両面に積層するクラフト
テッシュ層を含んでもよい。好ましくは、繊維成分をミ
ズゴケ物質に混合する。好ましくは、繊維成分は、長さ
が約0.62cm〜約3.75cmで約1.0〜約5デ
ニールのレーヨン、ポリエステル、ナイロン、アクリル
等の天然又は合成織り糸である。繊維成分の量は約2重
量%〜約20重量%でよく、最も好ましくは4%〜8%
である。吸収芯28も、木パルプ、合成木パルプ、熱機
械パルプ、砕木パルプ、ポリマー、界面活性剤、超吸収
体等の他の成分を含むことができる。
【0041】他の実施形態では、吸収システム24はパ
ルプけば物質の単層を含む(移行層は省略される)。好
ましくは、吸収芯28はパルプけば物質を含み、任意に
吸収構造体を安定化するのを助ける他の吸収性物質又は
非吸収性物質を含むことができる。例えば、複合繊維、
可融性繊維、バインダー、ミズゴケ粒、超吸収体等及び
それらの組合せ等である。
【0042】バリヤ層 バリヤ層30は吸収システム24の下にあり、流体不透
過フィルム物質からなり、吸収芯にとらえられた液体が
生理用ナプキンから出てきて着用者の下着を汚すのを防
ぐ。最も好ましくは、バリヤ層30は、安価で容易に入
手できるポリエチレン等のポリマーフィルムから作られ
る。ポリエチレンは、吸収システム24から出てくる液
体又は気体の通過を十分に遮断できる。他の例では、液
体は遮断するが気体は通過させる通気性フィルムが使用
できる。
【0043】カバー層22とバリヤ層30はそれらの縁
に添って接合し、吸収システム24を閉じこめる包袋を
形成する。接着剤、熱ボンディング、超音波ボンディン
グ、高周波シーリング、機械的クリンピング等及びそれ
らの組合せ等によって接合できる。周囲のシールライン
は図1で符号92で示される。
【0044】フラップ構造 図1及び図2(a)に示すように、生理用ナプキン20
には、第一の横端36と対向する第二の横端38を有す
る本体21がある。各横端36,38は弓形であるが
(2つの横端36,38が共に膨らむように外側にカー
ブしている)、特定の曲率は本発明にとって重要ではな
い。さらに、生理用ナプキン20は、弓形の第一の縦端
40と対向する弓形の第二の縦端42を有し、各々は内
側にカーブしているが(即ち、縦端40,42は共にへ
こんでいる)、特定の曲率は本発明にとって重要ではな
い。従って、上記の図1に示すナプキン20の本体21
の形は砂時計様である。生理用ナプキン20の輪郭は、
生理用ナプキン20を縦方向下方に延びる仮想の縦のセ
ンターライン50と、ナプキン20を横方向に横切って
延びる仮想の横のセンターライン47とに対して対称で
ある。
【0045】第一のフラップ44は、本体21の第一の
縦端40の中央部分から横方向に突出している。第一の
フラップ44はほぼ二等辺台形の形をしている(即ち、
左右対称)。従って、第一のフラップ44は、台形の底
辺である遠位端52を有する。好ましくは、遠位端52
は少し膨らんで弓形である。台形の側辺はほぼ直線で、
第一のフラップ44の第一の横端48と第二の横端50
を形成する。台形の上辺は第一のフラップ44の近位端
59を形成する。第一のフラップ44は、本体21のカ
バー層22とバリヤ層30が一体に延長して形成される
ので、第一のフラップ44の近位端59は、ナプキン2
0の本体21の第一の縦端40と接続する。
【0046】第一のフラップ44の第一の横端48は、
第一のフラップ44の遠位端52と、(第一の)交差点
54で交差する。同様に、第一のフラップ44の第二の
横端50は、第一のフラップ44の遠位端52と、(第
二の)交差点56で交差する。第一の(仮想)ライン5
8を交差点54,56の間に引くことができる(このラ
インの長さは符号58aで図示され、約7.0cmであ
る)。第一のフラップ44の第一の横端48は、本体2
1の第一の縦端40と、(第三の)交差点61で交差す
る。同様に、第一のフラップ44の第二の横端50は、
本体21の第一の縦端40と、(第四の)交差点63で
交差する。第二の(仮想)ライン60(近位端59を表
す)を交差点61,63の間に引くことができる(この
ラインの長さは符号60aで図示され、約6.2cmで
ある)。第一のライン58の長さ58aは第二のライン
60の長さ60aより長い。
【0047】第一のフラップ44には、第一の仮想ライ
ン58および第二の仮想ライン60から等距離であり、
同時に第一のフラップ44の第一の横端48と第二の横
端50から等距離の中央点がある。縦のセンターライン
50と平行な仮想ライン55を中央点57を通って引く
ことができる。第一のフラップ44の第一の横端48と
本体21の第一の縦端40との交差点により形成される
角度62と、第一のフラップ44の第二の横端50と本
体21の第一の縦端40との交差点により形成される角
度64は、それぞれ約75度である。
【0048】第二のフラップ46は、本体21の第二の
縦端42の中央部分から横方向に突出している。第二の
フラップ46はほぼ二等辺台形の形をしている。従っ
て、第二のフラップ46には、台形の底辺により形成さ
れる遠位端70がある。好ましくは、遠位端70は少し
膨らんだ弓形である。台形の側辺はほぼ直線で、第二の
フラップ46の第一の横端66と第二の横端68を形成
する。台形の上辺が第二のフラップ46の近位端77を
形成する。第二のフラップ46は、本体21のカバー層
22とバリヤー層30が一体に延長して形成されるの
で、第二のフラップ46の近位端77は、ナプキン20
の本体21の第二の縦端42と接続する。
【0049】第二のフラップ46の第一の横端66は、
第二のフラップ46の遠位端70と、(第一の)交差点
72で交差する。同様に、第二のフラップ46の第二の
横端68は、第二のフラップ46の遠位端70と、(第
二の)交差点74で交差する。第一の(仮想)ライン
(図示せず)を交差点72,74の間に引くことができ
る。(このラインの長さは符号76aで図示され、約
7.0cmである。)第二のフラップ46の第一の横端
66は、本体21の第二の縦端42と、(第三の)交差
点79で交差する。同様に、第二のフラップ46の第二
の横端68は、本体21の第二の縦端42と、(第四
の)交差点81で交差する。第二の(仮想)ライン(図
示せず)を交差点79,81の間に引くことができる。
(このラインの長さは符号78aで図示され、約6.2
cmである。)第一のラインの長さ76aは、第二のラ
インの長さ78aより大きい。第二のフラップ46に
は、第二のフラップ46の第一の横端66と第二の横端
68から等距離にあると同時に、第一の仮想ラインと第
二の仮想ラインからも等距離にある中央点(図示せず)
がある。
【0050】第二のフラップ46の第一の横端66と、
本体21の第二の縦端42との交差により形成される角
度80と、第二のフラップ46の第二の横端68と、本
体21の第二の縦端42との交差により形成される角度
82は、各々約75度である。
【0051】接着性留め部 図3に示すように、本体21のバリヤ層30の衣服対向
側85は、生理用ナプキン20の安定性を増すために、
ナプキン20を使用するときナプキン20を着用者の下
着18に留めるための5つの留め部83,86,88,
94,98が設けられている。これら留め部83,8
6,88,94,98の各々は従来のデザインである。
例えば、これらは、一時的に下着18と結合できるホッ
トメルト接着剤等の接着性物質からなる。これら留め部
の一つ88は、ナプキン20の本体21の中央部分にあ
り、第二の留め部94および第三の留め部98は、ナプ
キン20の本体21の横端36,38にあり、第四の留
め部83および第五の留め部86は、第一のフラップ4
4と第二のフラップ46の遠位端52,70の部分にそ
れぞれある。分離剥離ペーパー96,99は第二の留め
部94と第三の留め部98を覆い、一つの剥離ペーパー
84は第一の留め部88、第四の留め部83、第五の留
め部86を覆う。
【0052】図4(a)には、第四の接着剤83を含
む、図2(b)に示す第一のフラップ44の衣服対向面
85が示される。(剥離ペーパー84は除かれてい
る。)接着剤がほぼ長方形に塗布され、その長い端83
aは物品20の縦方向のセンターラインと平行である。
第四の接着剤83の幅83w(即ち、物品の横方向のセ
ンターラインと平行な方向で測定する)は1.5cmで
あり、長さ83l(即ち、物品の縦方向のセンターライ
ンと平行な方向で測定する)は4.8cmである。図示
してないが、第五の接着剤86は同様の構造である。
【0053】他の実施形態 図4(b)は、本発明の他の実施形態による、フラップ
244(図4(a)と同様)の下着対向面285を示
す。特に「第四の」接着剤283は不連続に塗布され
る、即ち、連続する接着剤283にギャップ201a,
201b,201c,201dがある。接着剤283は
複数の長方形203a,203b,203c,203
d,203eの外観を有する。中央の長方形203cの
幅203wは1.5cmで、長さ230clは1.6c
mである。他の各々の長方形203a,203b,20
3d,203e(中央の1つの長方形の両側に2つあ
る)の幅203wは1.5cmで、長さ203al,2
03bl,203dl,203elは0.5cmであ
る。長方形203a,203b,203c,203d,
203eはそれぞれ0.3cmの距離だけ離れている。
ギャップ201a,201b,201c,201dの目
的は、フラップ244の横端248,250近くの接着
剤283の接着強度を少なくすることである。接着剤2
83自体は図4(a)で説明したものと同じである。同
様に、図示してないが、「第五の」接着剤は同様の構造
である。
【0054】図5は本発明の他の実施形態を示す。この
実施形態では、「第四の」留め部383、即ち、第一の
フラップ344の上にある留め部は、第一のフラップ3
44上の第二のライン360(近位端を表す)の長さ3
60aを越える縦方向の長さ390aを有している。さ
らに、横端348,350は、近位端359とのそれぞ
れの交差点361,363と、ライン391とのそれぞ
れの交差点391a,391bとの間にあってほぼ直線
である。接着剤383の縦方向の長さ390はライン3
91に添って測定する。同様に、図示してないが、「第
五の」接着剤は同様の構造である。
【0055】図6は本発明の別の他の実施形態を示す。
この実施形態では、フラップ444の第一の横端448
とフラップ444の第二の横端450が(ほぼ直線では
なく)弓形である。横端448,450は、本発明の教
示に従ってほぼ連続して放散している(即ち、近位端4
59との交差点461,463と、ライン491との交
差点491a,491bとの間であり、接着剤483の
縦方向の長さ490はライン491に添って測定す
る)。さらに、留め部483の最大の縦方向の長さ49
0aは、ライン460の長さ460aを越える。ライン
460は、第一の横端448と第二の横端450の、物
品の本体の第一の縦端440(即ち、フラップ444の
近位端)との(それぞれの)交差点461,463をつ
なぐ。同様に、図示してないが、「第五の」接着剤は同
様の構造である。
【0056】生理用ナプキン20を使用するために、剥
離ペーパー84,96,99を除き、留め部83,8
6,88,94,98を露出する。その後、図7に示す
ように、ナプキン20を下着18の外陰部部分に置き、
第一のフラップ44と第二のフラップ46をそれらのサ
イドで折る。留め部83,86,88,94,98が下
着18に接着し、ナプキン20を所定の位置に固定す
る。本発明の精神と範囲内で他の変更や改良が可能であ
るので、好ましい実施形態についての上記の記載は限定
するように解釈すべきではない。本発明の範囲は特許請
求の範囲とその均等物で定められる。
【0057】好適な実施態様を以下に示す。 (1)請求項1に記載の(A)、(B)に加え、さら
に、(C)生理用吸収性物品が平らな状態では、前記本
体の前記第二の縦端から横方向に突出していて、下着の
股部を覆って折ることができる、前記本体と一体の第二
のフラップとを含み、前記第二のフラップは、(i)遠
位端と、(ii)前記第二のフラップの遠位端とほぼ対
向し、前記本体の第二の縦端に隣接する近位端と、(i
ii)第一の横端と、(iv)前記第二のフラップの第
一の横端とほぼ対向する第二の横端と、(v)前記第二
のフラップを前記下着に固定するための留め部のある衣
服対向面とを有し、前記第二のフラップの第一の横端
と、前記第二のフラップの第二の横端は、前記第二のフ
ラップの近位端から、少なくとも前記第二のフラップの
ほぼ中央点で前記本体の縦のセンターラインと平行な仮
想ラインまで、ほぼ連続して放散している、請求項1記
載の生理用吸収性物品。 (2)(A)前記第一のフラップの第一の横端と前記第
一のフラップの第二の横端が、前記第一のフラップの近
位端から前記仮想ラインまで、ほぼ直線であり、(B)
前記第二のフラップの第一の横端と前記第二のフラップ
の第二の横端が、前記第二のフラップの近位端から前記
仮想ラインまで、ほぼ直線である、実施態様(1)記載
の生理用吸収性物品。 (3)(A)前記第一のフラップの第一の横端と前記第
一のフラップの第二の横端が、前記第一のフラップの近
位端から前記第一のフラップの遠位端まで、ほぼ連続し
て放散しており、(B)前記第二のフラップの第一の横
端と前記第二のフラップの第二の横端が、前記第二のフ
ラップの近位端から前記第二のフラップの遠位端まで、
ほぼ連続して放散している、実施態様(1)記載の生理
用吸収性物品。 (4)(A)前記第一のフラップの第一の横端と前記第
一のフラップの第二の横端が、前記第一のフラップの近
位端から前記第一のフラップの遠位端まで、ほぼ直線で
あり、(B)前記第二のフラップの第一の横端と前記第
二のフラップの第二の横端が、前記第二のフラップの近
位端から前記第二のフラップの遠位端まで、ほぼ直線で
ある、実施態様(3)記載の生理用吸収性物品。 (5)前記各フラップの遠位端がそれぞれほぼ直線であ
る実施態様(4)記載の生理用吸収性物品。
【0058】(6)前記物品が平らな状態で、(a)前
記第一のフラップの横端が各々前記本体の第一の縦端と
交差して、約60度以上の角度を形成しており、(b)
前記第二のフラップの横端が各々前記本体の第二の縦端
と交差して、約60度以上の角度を形成している、実施
態様(1)乃至実施態様(5)のいずれか1項に記載の
生理用吸収性物品。 (7)前記物品が平らな状態で、(a)前記第一のフラ
ップの横端が各々前記本体の第一の縦端と交差して、約
75度の角度を形成しており、(b)前記第二のフラッ
プの横端が各々前記本体の第二の縦端と交差して、約7
5度の角度を形成している、実施態様(6)記載の生理
用吸収性物品。 (8)(a)前記第一のフラップの留め部の縦方向の長
さが、前記第一のフラップの近位端の長さの85%以上
であり、(b)前記第二のフラップの留め部の縦方向の
長さが、前記第二のフラップの近位端の長さの85%以
上である、実施態様(1)乃至実施態様(5)のいずれ
か1項に記載の生理用吸収性物品。 (9)(a)前記第一のフラップの留め部の縦方向の長
さが、前記第一のフラップの近位端の長さ以上であり、
(b)前記第二のフラップの留め部の縦方向の長さが、
前記第二のフラップの近位端の長さ以上である、実施態
様(8)記載の生理用吸収性物品。 (10)(A)前記第一のフラップの留め部は、さら
に、(i)接着強度を有する中央ゾーンと、(ii)前
記中央ゾーンの接着強度より弱い接着強度を有するター
ミナルゾーンとを有し、(B)前記第二のフラップの留
め部は、さらに、(i)接着強度を有する中央ゾーン
と、(ii)前記中央ゾーンの接着強度より弱い接着強
度を有するターミナルゾーンとを有する実施態様(8)
記載の生理用吸収性物品。
【0059】(11)前記各留め部のターミナルゾーン
は、前記ターミナルゾーンの接着強度を前記中央ゾーン
に対して減らすために、複数の不連続部を含む実施態様
(10)記載の生理用吸収性物品。 (12)さらに、(C)生理用吸収性物品が平らな状態
では、前記本体の前記第二の縦端から横方向に突出して
いて、下着の股部を覆って折ることができる、前記本体
と一体の第二のフラップとを含み、前記第二のフラップ
は、(i)遠位端と、(ii)前記第二のフラップの遠
位端とほぼ対向し、前記本体の第二の縦端に隣接する近
位端と、(iii)前記第二のフラップを前記下着に固
定するための留め部のある衣服対向面であって、前記留
め部は縦方向の長さが前記第二のフラップの近位端の長
さの85%以上である衣服対向面とを有する請求項2記
載の生理用吸収性物品。 (13)(a)前記第一のフラップの留め部の縦方向の
長さが、前記第一のフラップの近位端の長さ以上であ
り、(b)前記第二のフラップの留め部の縦方向の長さ
が、前記第二のフラップの近位端の長さ以上である実施
態様(12)記載の生理用吸収性物品。 (14)さらに、(C)生理用吸収性物品が平らな状態
では、前記本体の前記第二の縦端から横方向に突出して
いて、下着の股部を覆って折ることができる、前記本体
と一体の第二のフラップとを含み、前記第二のフラップ
は、前記第二のフラップを前記下着に固定するための留
め部のある衣服対向面を有し、前記留め部は、(i)接
着強度を有する中央ゾーンと、(ii)前記中央ゾーン
の接着強度より弱い接着強度を有するターミナルゾーン
とを有する、請求項3記載の生理用吸収性物品。 (15)前記各留め部のターミナルゾーンは、前記ター
ミナルゾーンの接着強度を前記中央ゾーンに対して減ら
すために、複数の不連続部を含む実施態様(14)記載
の生理用吸収性物品。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ひ
ずみが少なく製造が簡単で安価なフラップを有する生理
用吸収性物品を提供をできる効果がある。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態である女性の生理用
ナプキンの平面図である。
【図2】(a)は図1のナプキンの線1a−1aに添っ
た断面図であり、(b)は図1のナプキンの第一のフラ
ップの明瞭にするため周囲のシールラインは除いた拡大
平面図である。
【図3】図1のナプキンの底面図である。
【図4】(a)は図2(b)のナプキンの第一のフラッ
プの明瞭にするため周囲のシールラインは除いた拡大底
面図であり、(b)は図4(a)と同様に、本発明の他
の実施形態の第一のフラップの明瞭にするため周囲のシ
ールラインは除いた拡大底面図である。
【図5】図4(a)と同様に、本発明の第三の実施形態
の第一のフラップの明瞭にするため周囲のシールライン
は除いた拡大底面図である。
【図6】図4(a)と同様に、本発明の第四の実施形態
の第一のフラップの明瞭にするため周囲のシールライン
は除いた拡大底面図である。
【図7】通常の下着に着用した図1のナプキンの底面図
である。
【符号の説明】
18 下着 20 生理用ナプキン(生理用吸収性物品) 21 本体 36,38 本体の横端 40 本体の第一の縦端 42 本体の第二の縦端 44 第一のフラップ 48 第一のフラップの第一の横端 50 第一のフラップの第二の横端 50 縦のセンターライン 52 第一のフラップの遠位端 59 第一のフラップの近位端 83 留め部 85 衣服対向面
フロントページの続き (72)発明者 ヘンリ・ブリスボイス カナダ国、ケベック ジェイ6ダブリュ・ 5ダブリュ6、ラチェニー、フローレント 2129

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)第一の縦端、前記第一の縦端にほ
    ぼ対向する第二の縦端、2つのほぼ対向する横端及び縦
    のセンターラインを有する本体と、 (B)生理用吸収性物品が平らな状態では、前記本体の
    前記第一の縦端から横方向に突出していて、着用者の下
    着の股部を覆って折ることができる、前記本体と一体の
    第一のフラップとを含み、 前記第一のフラップは、 (i)遠位端と、 (ii)前記第一のフラップの遠位端とほぼ対向し、前
    記本体の第一の縦端に隣接する近位端と、 (iii)第一の横端と、 (iv)前記第一のフラップの第一の横端とほぼ対向す
    る第二の横端と、 (v)前記第一のフラップを前記下着に固定するための
    留め部のある衣服対向面とを有し、 前記第一のフラップの第一の横端と、前記第一のフラッ
    プの第二の横端は、前記第一のフラップの近位端から、
    少なくとも前記第一のフラップのほぼ中央点で前記本体
    の縦のセンターラインと平行な仮想ラインまで、ほぼ連
    続して放散している、生理用吸収性物品。
  2. 【請求項2】 (A)第一の縦端、前記第一の縦端にほ
    ぼ対向する第二の縦端、2つのほぼ対向する横端を有す
    る本体と、 (B)生理用吸収性物品が平らな状態では、前記本体の
    前記第一の縦端から横方向に突出していて、着用者の下
    着の股部を覆って折ることができる、前記本体と一体の
    第一のフラップとを含み、 前記第一のフラップは、 (i)遠位端と、 (ii)前記第一のフラップの遠位端とほぼ対向し、前
    記本体の第一の縦端に隣接する近位端と、 (iii)前記第一のフラップを前記下着に固定するた
    めの留め部のある衣服対向面であって、前記留め部は縦
    方向の長さが前記近位端の長さの85%以上である衣服
    対向面とを有する、生理用吸収性物品。
  3. 【請求項3】 (A)第一の縦端、前記第一の縦端にほ
    ぼ対向する第二の縦端、2つのほぼ対向する横端を有す
    る本体と、 (B)生理用吸収性物品が平らな状態では、前記本体の
    前記第一の縦端から横方向に突出していて、着用者の下
    着の股部を覆って折ることができ、前記第一のフラップ
    を前記下着に固定するための留め部のある衣服対向面を
    有する、前記本体と一体の第一のフラップとを含み、 前記留め部は、 (i)接着強度を有する中央ゾーンと、 (ii)前記中央ゾーンの接着強度より弱い接着強度を
    有するターミナルゾーンとを有する生理用吸収性物品。
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