JP2015224942A - 臨床検査装置 - Google Patents

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Tomohiro Sugimura
友弘 杉村
武彦 大沼
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武彦 大沼
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Makoto Ogasawara
誠 小笠原
正和 北村
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正和 北村
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Abstract

【課題】少量の洗浄水により効率的に軸状体を洗浄することが可能な臨床検査装置を提供する。
【解決手段】実施形態の臨床検査装置は、駆動機構と洗浄機構とを有する。駆動機構は、試料及び/又は試薬に接触した軸状体を所定の軌道上の所定の位置に移動させるとともに、洗浄するために軸状体の洗浄対象の外壁部分が所定の高さ位置を通過するように上下移動させる。洗浄機構は、所定の位置を間にして対向するように配置され、幅方向を水平方向とし、少なくとも所定の高さ位置において軸状体の外径以上の幅を有する膜状の洗浄水を、少なくとも軸状体が所定の高さ位置を通過しているとき、相対する方向から所定の高さ位置に向かって噴出するノズルと、2つのノズルに洗浄水を供給する洗浄水供給手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、臨床検査装置に関する。
臨床検査は、患者等の被検者の状態を客観的に評価するために行われる。この臨床検査には臨床検査装置が主に用いられる。臨床検査装置の一例としては、自動分析装置が挙げられる。
自動分析装置では、円周状の軌跡に沿って反応容器が移動され、予め定められた分注位置、撹拌位置、測定位置、洗浄乾燥位置で停止されるよう構成される。分注位置で、反応容器にプローブにより検体試料と試薬とが分注される。撹拌位置で、反応容器内の検体試料と試薬が撹拌子により撹拌される。それにより、反応液が生成される。測定位置で、反応液に含まれる成分が分析される。洗浄乾燥位置で反応容器は分析後に洗浄、乾燥され、次の分析に使用される。処理能力を高めるため、各位置における所要時間の短縮化が図られる。
プローブや撹拌子は、分注後や撹拌後に洗浄機構により洗浄される。プローブや撹拌子は軸形状を有することから、これらを「軸状体」と総称する。なお、軸状体の洗浄に用いられる洗剤及び純水を「洗浄水」と総称する。
洗浄機構の一例としては、洗浄対象が通される通路と、通路を通る洗浄対象に向けて洗浄水を供給する手段とを有する。洗浄対象に向けて供給された洗浄水は、排出される。
洗浄水を供給する手段の一例として流路がある。流路は、通路を間にして対向して配置され、通路に通された洗浄対象に向けて洗浄水を流出させる。流出された洗浄水が洗浄対象に当たることで、汚れが洗浄される(例えば、特許文献1)。
近年、自動分析装置では、洗浄水の使用量を低減した低ランニングコスト、及び、高処理能力の装置が主流になりつつある。そのため、軸状体は、少量の洗浄水により効率的に洗浄されることが好ましい。
特開2005−257491号公報
この実施形態は、少量の洗浄水により効率的に軸状体を洗浄することが可能な臨床検査装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、実施形態の臨床検査装置は、駆動機構と洗浄機構とを有する。駆動機構は、試料及び/又は試薬に接触した軸状体を所定の軌道上の所定の位置に移動させるとともに、洗浄するために軸状体の洗浄対象の外壁部分が所定の高さ位置を通過するように上下移動させる。所定の軌道上の所定の位置に移動された軸状体を洗浄する洗浄機構は、ノズルと洗浄水供給手段とを有する。ノズルは、所定の位置を間にして対向するように配置され、幅方向を水平方向とし、少なくとも所定の高さ位置において軸状体の外径以上の幅を有する膜状の洗浄水を、少なくとも軸状体が所定の高さ位置を通過しているとき、相対する方向から所定の高さ位置に向かって噴出する。洗浄水供給手段は、2つのノズルに洗浄水を供給する。
洗浄位置に移動されたプローブ及び洗浄室の概念図。 洗浄位置から下方に移動されたプローブ及び洗浄室の概念図。 第1の実施形態に係る自動分析装置の構成ブロック図。 天井部を除いた洗浄室を上方から見たときの概念図。 略扇状における円弧部の水平方向の幅とプローブの外径との関係を示す図。 膜状の洗浄水が外壁部分に当たったときの形状とプローブとの関係を示す図。 比較例に係るノズルから噴出される洗浄水の断面形状と、プローブとの関係を示す図。 プローブが上方へ移動されたときの洗浄水の断面形状とプローブとの関係を示す図。 プローブの下方移動時の洗浄工程を示す図。 上下移動時のプローブの速度、及び、洗浄水が供給される時間を表す図。 プローブの上方移動時の洗浄工程を示す図。 自動分析装置の全体斜視図。
臨床検査装置におけるプローブや撹拌子を含む軸状体が、所定の軌道上の洗浄するための所定の位置(以下、「洗浄位置」という)に移動される。さらに、軸状体が洗浄位置で上下移動される。一方で、洗浄水が通過する所定の高さ位置(以下、「洗浄高さ位置」という)が設けられる。軸状体が上下移動するとき、軸状体における洗浄対象の外壁部分が洗浄高さ位置を通過するようになる。
以上のように移動される軸状体における洗浄対象の外壁部分を少量の洗浄水により効率的に洗浄するためには、(1)洗浄位置を間にして対向するように2つのノズルを配置し、相対する方向から洗浄水を洗浄高さ位置に向かって洗浄水を噴出させように、ノズルに供給される洗浄水の供給水量が設定される。(2)さらに、幅方向を水平方向とし、少なくとも洗浄高さ位置において軸状体の外径以上の幅を有する膜状の洗浄水を相対する方向から噴出させるように、ノズルの噴出口が形成される。なお、洗浄高さ位置に向かって噴出された洗浄水は、水滴群及び/又は水塊群が連続的に分布するものである。以下の説明で、噴出された洗浄水の形状に言及するときは、それらが分布するときの形状をいう。
<第1の実施形態>
次に、第1の実施形態の臨床検査装置の一例として、自動分析装置について各図を参照して説明する。
図1は、洗浄位置に移動されたプローブ及び洗浄室の概念図である。図1に、「軸状体」として、検体試料の分注に用いられるプローブPを示し、プローブPの洗浄対象WSとして、プローブの下端位置(下限位置)aから上限位置bまでの外壁部分の領域を示す。ここで、「洗浄対象」とは、検査によって検体試料や試薬等に接触する領域、あるいは、接触が予定される最大範囲にわたる領域をいう。
プローブPは、軸の下端部側に設けられた軸径が小さい小径部P2と、軸の上端部側に設けられた軸径が大きい大径部P3と、小径部P2と大径部P3との間に設けられた段部P1とを有する。
図3は自動分析装置の構成ブロック図である。図3に示すように、自動分析装置は、駆動機構10及び洗浄機構20を有する。
(駆動機構10)
図3に示すように、プローブPは、アームAの先端部に設けられる。アームAの基端部には回転軸(図示しない)及びナット部材(図示しない)が設けられる。ナット部材にはスクリュー部材(図示しない)が螺合される。
駆動機構10は、モータ(図示しない)を回転させることで、アームAを回転軸回りに回転させ、プローブPを円弧状の軌道上の洗浄位置に移動させる。さらに、駆動機構10は、ナット部材に対しスクリュー部材を正方向/逆方向に回転させることで、洗浄するために洗浄高さ位置をプローブPの洗浄対象WSが通過するようにプローブPを上下移動させるように構成される。後述する制御部25は、スクリュー部材の回転量に基づいて、プローブPの寸法及び洗浄対象WSの情報(既知であり、図示しないメモリに記憶される)、並びに、スクリュー部材の回転量とプローブPの移動量との対応関係を参照して、プローブPの高さ位置(上下方向の位置)を判断し、その判断に基づいて、スクリュー部材の回転速度を変更させて、プローブの移動速度を制御する。
〔洗浄機構20〕
図3に示すように、洗浄機構20は、洗浄室21、洗浄水供給手段22、洗浄水タンク23、廃液タンク24、及び、制御部25を有する。
(洗浄室21)
図2は、洗浄位置から下方に移動されたプローブ及び洗浄室の概念図である。図2に、ノズル31から噴出される洗浄水を破線で概念的に示す。図1から図3に示すように、洗浄室21は、略筒形状を有し、略円形の天井部26と、その周囲を囲む周壁部28と、略円形の底部29と、ノズル31とを有する。
天井部26の中央部には、プローブPが上下方向に通過する貫通孔27が設けられる。貫通孔27が設けられた位置が、円弧状の軌道上の「所定の位置」に相当する。図2に示すように、貫通孔27から所定の距離H1より下の洗浄室21の内部に洗浄高さ位置Haが設定される。
図2に示すように、駆動機構10により洗浄位置に移動されたプローブPは、さらに、駆動機構10により洗浄対象WSの外壁部分が洗浄高さ位置Haを通過するように上下方向に移動される。周壁部28の上端部(または、天井部26の周縁部)には、洗浄位置を間にして対向するように2つのノズル31が配置される。ノズル31は、相対する方向から洗浄高さ位置Haに向かって膜状の洗浄水を噴出するように構成される。さらに、ノズル31は、噴出させた膜状の洗浄水を洗浄高さ位置Haで交差させるように構成される。
図4は、天井部26を除いた洗浄室21を上方から見たときの概念図である。図4に示すように、貫通孔27を通って、下方に移動されたプローブPが洗浄室21の中心部に位置する。図2及び図4に示すように、ノズル31の噴出口の丈(上下方向の間隔)及び幅(水平方向の間隔)は、幅方向を水平方向とし、少なくとも洗浄高さ位置HaにおいてプローブPの大径部P3の外径d以上の幅Lを有する(L≧d)膜状の洗浄水を噴出するように形成される。また、膜状の洗浄水がノズル31から洗浄高さ位置Haに届くように、予め定められた供給水量の洗浄水がノズル31に供給される。それにより、洗浄水が外壁部分の半周を取り巻くようになる。
図4に示すように、相対する方向から洗浄高さ位置Haに向かって噴出される洗浄水は、膜状の外形を有する。膜状の外形は、水平方向の幅Lが洗浄高さ位置Haに向かって徐々に広がる略扇状である。相対する方向から噴出された洗浄水の外形である、左右の略扇状における円弧部同士は、洗浄高さ位置Haにおいて幅方向で重なるように設計される。膜状の外形が略扇状の場合でも、略扇状における円弧部の水平方向の幅LをプローブPの大径部P3の外径d以上にすれば(L≧d)、洗浄水が外壁部分の半周を取り巻くようになる。
しかし、ノズル31の取り付け位置や角度の許容誤差により、略扇状に位置ずれが生じる。洗浄水が外壁部分の半周を確実に取り巻くためには、許容誤差を見込んで、略扇状における円弧部の水平方向の幅Lを設定する必要がある。
図5は、略扇状における円弧部の水平方向の幅LとプローブPの大径部P3の外径dとの関係を示す図である。図5に示すように、許容誤差により、相対する方向から噴出された洗浄水の外形の位置が異なる。このような場合においても、噴出された洗浄水が外壁部分の半周を確実に取り巻くように、略扇状における円弧部の水平方向の幅Lは、プローブPの大径部P3の外径dの約2倍の長さを有する(L≒2d)。
以上のように構成されたことにより、図5に示すように、膜状の洗浄水が外壁部分の一方の半周を取り巻くようになる。さらに、それと相対する方向から噴出された膜状の洗浄水が外壁部分の他方の半周を取り巻くようになる。それにより、少量の洗浄水で無駄なく外壁部分の半周ずつを同時に洗浄することが可能となる。
図6は、膜状の洗浄水が外壁部分に当たったときの形状とプローブPとの関係を示す図である。ノズル31から噴出された膜状の洗浄水は、図6に破線で示すような長手方向を水平方向とした長方形の部分A0となって、大径部P3の外壁部分に当たる。部分A0が大径部P3の外壁部分に当たることで、図6にハッチングで示す部分W0が洗浄される。
プローブPが下方に移動されると、部分A0が相対的に上方に移動するため、また、プローブPが上方に移動されると、部分A0が相対的に下方に移動するため、少量の洗浄水により効率的に大径部P3の外壁部分を洗浄することができる。プローブPの上方及び/又は下方の移動により、同様に、段部P1及び小径部P2の外壁部分が洗浄される。なお、段部P1や小径部P2の外径に応じて、部分A0の幅を調整してもよい。それにより、より少量の洗浄水により効率的に段部P1及び小径部P2の外壁部分を洗浄することができる。なお、このとき、前述する許容誤差によっても、膜状の洗浄水が段部P1や小径部P2の外壁部分の半周を確実に取り巻くように、段部P1や小径部P2の外径より部分A0の幅を長くするのはいうまでもない。
次に、比較例に係るノズルについて説明する。図7Aは、比較例に係るノズル31から噴出される洗浄水の断面形状と、プローブPとの関係を示す図、図7Bは、プローブPが上方へ移動されたときの洗浄水の断面形状とプローブPとの関係を示す図である。例えば、図7Aに示すように、円形(プローブPの外径以上の直径を有する)の断面形状の洗浄水を外壁部分に当るように噴出させた場合、円形における例えば下側の劣弓形の部分A1が外壁部分を洗浄する部分W(図7Aにハッチングで示す)は、その後、図7Bに示すように、プローブPが例えば上方に移動されると、部分Wも上方に移動される。上方に移動された部分Wを図7Bに破線で示す。この部分Wは、円形における劣弓形以外の部分A2が外壁部分を洗浄する部分W1(図7Bにハッチングで示す)に含まれることになる。このことは、部分Wが部分W1でも洗浄されることを意味する。つまり、下側の劣弓形の部分A1が洗浄水として余分に消費されたことになる。なお、プローブPが例えば下方に移動されるときも、同様なことが言えるため、上側の劣弓形の部分A1も洗浄水として余分に消費されたことになる。そのため、少量の洗浄水で外壁部分を効率的に洗浄するとはいえない。
噴出された洗浄水が膜状であることにより、次の利点がある。ノズルから噴出された洗浄水の流速Vと、ノズルに供給される洗浄水の単位時間当たりの供給水量Qと、ノズルの噴出口の断面積Sとに限定し、これらの関係を見たとき、V=Q/Sの関係が成立する。したがって、供給水量Qが同じであれば、洗浄水を外壁部分に膜状で当てたときの方が円形の断面形状で当てたときより、ノズルの噴出口の断面積S小さいから、ノズルから噴出された洗浄水の流速Vが増す。それにより、洗浄水が外壁部分に当たるときの強さが増すため、洗浄性能が高まるという利点がある。
しかし、洗浄水が外壁部分に当たるときの強さが増した分だけ、洗浄水が外壁部分に当たったときに生じる水滴の発生量が増し、発生した水滴が当たった位置の周りの上側や下側の外壁部分に付着する傾向が増す。
そこで、図2に示すように、洗浄水が斜め下方に噴出されるようにノズル31の取り付け角度や噴出口の形状が設定される。垂直方向に対する斜め下方の角度θを小さくしていくと、外壁部分に当たる強さが小さくなるため、外壁に付着する水滴の発生量が減少するが、洗浄性能が低下する。反対に、斜め下方の角度θを大きくしていくと、外壁部分に当たる強さが大きくなるため、洗浄能力が上がるが、前記外壁部分に付着する水滴の発生量が増す。洗浄性能の低下を抑え、かつ、水滴の発生量を低減するため、斜め下方の角度θは、約20°から約30°の範囲であることが好ましく、さらに、角度θを約25°から約30°の範囲であることが好ましい。角度θは例えば傾斜計を用いて測定される。先ず、傾斜計の基準面を垂直方向に沿うように傾け、このときの角度を0°に設定する。次に、傾斜計の基準面をノズル31から噴出された膜状の洗浄水に沿うように傾け、このときの傾き角度を測定する。測定された傾き角度が角度θとなる。
ノズル31から噴出された洗浄水が斜め下方の所望の角度θでプローブPの洗浄対象の外壁部分に当たったとき、多少の水滴が当たった所より下側の外壁部分に付着しても、多くの洗浄水が当たった所から外壁部分に沿って流下し、このとき、水滴も洗浄水と共に流下するため、水滴は外壁部分に残らない。
(洗浄水供給手段22)
図3に示すように、洗浄水供給手段22は、洗浄水を洗浄水タンク23からノズル31に導くための流路(図示しない)と、流路を開閉する電磁弁(図示しない)と、洗浄水を洗浄水タンク23からノズル31に供給するポンプ(図示しない)とを有する。
(洗浄水タンク23)
洗浄に用いられる例えば純水及び酸性洗剤を貯留する複数のタンクが設けられる。図3では、これらタンクを代表して、一つの洗浄水タンク23を示す。洗浄水タンク23は、流路を介してポンプに連通する。
(廃液タンク24)
図2に示すように、底部29の中央部には排出口29aが設けられる。洗浄に用いられた洗浄水は廃液となって、排出口29aを通って廃液タンク24に導かれる。
(制御部25)
制御部25はポンプの始動及び停止を制御する。さらに、制御部25は電磁弁の開閉を制御する。さらに、制御部25は、モータの回転量に基づいて、モータの回転量と回転角度との対応関係を参照して、プローブPが洗浄位置に回転させられたかどうかを判断する。制御部25は、プローブPが洗浄位置に回転されたと判断したとき、電磁弁を制御してノズル31からの洗浄水の噴出を開始させる。
前述したように、制御部25は、スクリュー部材の回転量に基づいて、プローブPの寸法及び洗浄対象WSの情報(既知であり、図示しないメモリに記憶される)、並びに、スクリュー部材の回転量とプローブPの移動距離との対応関係を参照して、プローブPの高さ位置(上下方向の位置)を判断し、その判断に基づいて、スクリュー部材の回転速度を変更させて、プローブの移動速度を制御する。
例えば、制御部25は、スクリュー部材の回転速度を制御して、洗浄高さ位置Haを段部P1が通過するときの速度を、小径部P2及び大径部P3が洗浄高さ位置Haを通過するときの速度より低くするように制御する。
次に、洗浄開始及び洗浄停止の制御、並びに、プローブPの上方移動時及び上方移動時の速度制御について説明する。
(プローブPの下方移動時の洗浄工程)
先ず、プローブPの下方移動時の洗浄工程について図8及び図9を参照して説明する。図8はプローブPの下方移動時の洗浄工程を示す図、図9は、上下移動時のプローブPの速度、及び、洗浄水が供給される時間を表す図である。
制御部25は、プローブPが洗浄位置に移動されていないとき、ポンプを停止させ、さらに、電磁弁を閉じている。図8及び図9に示すように、制御部25は、プローブPが洗浄位置に移動されたことを受けて、ポンプを始動させ、さらに、電磁弁を開く。それにより、相対する方向から膜状の洗浄水が洗浄高さ位置Haに向かって噴出される。
これと同時にまたは前後して、制御部25は、スクリュー部材の回転速度及び回転方向を制御して、プローブPを中速で下方移動させる。洗浄水の噴出開始及びプローブPの移動開始時を図9にt0時で示す。制御部25は、スクリュー部材の回転量に基づいて、プローブPが最下位置に到達したかを判断し、それを判断したとき(図9に示す時間t1)、スクリュー部材の回転を停止し、プローブPの下方移動を停止させる。その結果、プローブPの下端位置(下限位置)aから上限位置bまでの洗浄対象WSの外壁部分が洗浄高さ位置Haを通過し、洗浄対象WSが洗浄される。図9に示すように、制御部25は、t1時から計測された時間を受けて、t1時から所定時間が経過したどうかを判断し、所定時間が経過するまで、スクリュー部材の回転速度を制御して、プローブPの移動停止を継続させる。図9に、プローブPがt0時からt1時まで移動されるときの速度を中速区間として示す。
(プローブPの上方移動時の洗浄工程)
次に、プローブPの上方移動時の洗浄工程について図9及び図10を参照して説明する。図10は、プローブPの上方移動時の洗浄工程を示す図である。
図9及び図10に示すように、制御部25は、t1時から所定時間が経過したと判断したとき(図9に示す時間t2)、スクリュー部材の回転速度及び回転方向を制御して、プローブPを中速で上方移動させる。プローブPの外壁部分が洗浄高さ位置Haを通過するとき、外壁部分に付着した汚れに対し、斜め上方から洗浄水が当たることによって汚れが下方に押し下げられる。汚れが押し下げられることで、汚れが下方の外壁部分(段部P1を含む)に移動するが、下方の外壁部分は、以降のプローブPの上方移動に伴い、洗浄されるため汚れが外壁部分に残されることはない。
次に、制御部25は、スクリュー部材の回転量に基づいて、プローブPの段部P1が洗浄高さ位置Haを通過する直前であるかどうかを判断し、直前であると判断したとき(図9に示す時間t3)、スクリュー部材の回転速度を制御して、プローブPを低速で上方移動させる。プローブPの段部P1が洗浄高さ位置Haを通過するとき、プローブPを低速で上方移動させたため、汚れが段部P1に残ることなく確実に下方に押し下げられる。汚れが押し下げられることで、汚れが下方の外壁部分に移動するが、下方の外壁部分は、以降のプローブPの上方移動に伴い、洗浄されるため汚れが外壁部分に残されることはない。
段部P1には、他の部位(小径部P2や大径部P3)と比較して、水滴が溜まる傾向があるが、段部P1が洗浄高さ位置Haを通過するとき、プローブPが低速で移動されるため、水滴が溜まるのを防止することができる。
次に、制御部25は、スクリュー部材の回転量に基づいて、プローブPの段部P1が洗浄高さ位置Haを通過したかどうかを判断し、通過したと判断したとき(図9に示す時間t4)、スクリュー部材の回転速度を制御して、プローブPを中速で上方移動させる。
次に、制御部25は、スクリュー部材の回転量に基づいて、プローブPの下端位置aが洗浄高さ位置Haを通過したかどうかを判断し、通過したと判断したとき(図9に示す時間t5)、スクリュー部材の回転速度を制御して、プローブPを高速で上方移動させる。さらに、制御部25は、電磁弁を閉じ、さらに、ポンプを停止して、洗浄水の供給を停止させる。図9に、t0時からt5時までの洗浄水供給時間を示す。
次に、制御部25は、スクリュー部材の回転量に基づいて、プローブPが最上位置に上昇したかどうかを判断し、上昇したと判断したとき(図9に示す時間t6)、スクリュー部材の回転を停止させて、プローブPの上方移動を停止させる。さらに、制御部25は、プローブPの高さ位置に基づいて、プローブPが最上位置に上昇したと判断したとき、電磁弁を制御してノズル31からの洗浄水の噴出を停止させる。
図9に、プローブPがt2時からt3時まで移動されるときの速度を中速区間として示し、t3時からt4時まで移動されるときの速度を低速区間として示し、t4時からt5時まで移動されるときの速度を中速区間として示し、t5時からt6時まで移動されるときの速度を高速区間として示す。
次に、自動分析装置の他の構成について図11を参照して説明する。図11は、自動分析装置の全体斜視図である。図11に示すように、自動分析装置は、分注機構、撹拌機構、測光ユニット、及び、洗浄ユニットを有する。分注機構は、分注位置に配置され、ディスクサンプラ35やサンプルラック(図示しない)から反応容器36に試料を分注する試料プローブ(図11で手前側に示す2つのプローブP)と、試薬容器37から反応容器36に試薬を分注する試薬プローブ(図11で奥側に示す一つのプローブP)とを有する。撹拌機構38は、撹拌位置に配置され、撹拌子を有し、反応容器36内の試料及び試薬を撹拌して反応液を生成する。測光ユニット39は、測定位置に配置され、反応液の吸光度を測定する。洗浄ユニット39aは、洗浄・乾燥位置に停止した反応容器36内の測定を終えた反応液を吸引すると共に、反応容器36内を洗浄・乾燥する。
<第2の実施形態>
なお、第1の実施形態では、プローブPの下方移動時の洗浄工程において、プローブPを中速で所定位置から最下位置までの間を移動させたが、この間の移動速度は、これに限定されない。
第2の実施形態においては、例えば、プローブPの下端位置aが洗浄高さ位置Haに達する直前まで高速で移動させ、さらに、段部P1が洗浄高さ位置Haを通過する直前までを中速で移動させ、さらに、段部P1が洗浄高さ位置Haを通過する直前から直後までの間を低速で移動させ、さらに、プローブPが最下位置に達するまでを中速で移動させてもよい。
また、第1の実施形態では、2つのノズル31が対向する位置に配置され、相対する位置から洗浄水を洗浄高さ位置Haに噴出させるものを示したが、ノズル31の数は2つに限定されない。ノズル31の数は3以上であってもよい。
第2の実施形態では、例えば、4つのノズル31が設けられる。4つのノズル31が2つずつの組に分けられ、洗浄位置から見たとき、一組のノズル31が例えば0時と6時との対向位置に配置され、別の組のノズル31が例えば3時と9時との対向位置に配置される。このとき、一組のノズル31から洗浄水を噴出する先である洗浄高さ位置Haと、別の組のノズル31から洗浄水を噴出する先である洗浄高さ位置Haとが異なるように構成される。
しかし、単に、4つのノズル31を設けると、洗浄に用いられる洗浄水の水量が増加し、ランニングコストが上がる。ランニングコストを下げるため、プローブPの下方移動時の洗浄には、一組のノズル31から洗浄水を噴出させ、プローブPの上方移動時の洗浄には、別の組のノズル31から洗浄水を噴出させるように構成される。このとき、各組のノズル31から洗浄水を噴出する先である洗浄高さ位置Haは、同じであってもよい。
前記実施形態では、洗浄機構20により洗浄される軸状体として、検体試料の分注に用いられるプローブPを示したが、試薬の分注に用いられるプローブであっても、検体試料と試薬との撹拌に用いられる撹拌子であってもよいことはいうまでもない。
上記実施形態において説明した構成は、自動分析装置以外の臨床検査装置にも適用することができる。
臨床検査装置としては、例えば、自動分析装置や血液ガス分析装置や電気泳動装置や液体クロマトグラフィー装置などの臨床化学分析機器、ラジオイムノアッセイ装置などの核医学機器、ラテックス凝集反応測定装置やネフェロメータなどの免疫血清検査機器、自動血球計数装置、血液凝固測定装置などの血液検査機器、微生物分類同定装置や血液培養検査装置やDNA・RNA測定装置などの細菌検査機器、尿分析装置や便潜血測定装置などの尿検査機器、自動組織細胞染色装置などの病理検査機器、生理機能検査機器、マイクロピペットや洗浄装置分注装置や遠心分離装置などのその他の臨床検査機器等が挙げられる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これら実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
a 下端位置(下限位置)
b 上限位置
d 外径
A アーム
A1 劣弓形の部分
A2 劣弓形以外の部分
Ha 洗浄高さ位置(所定の高さ位置)
P プローブ
P1 段部
P2 小径部
P3 大径部
W、W1 洗浄する部分
WS 洗浄対象
10 駆動機構
20 洗浄機構
21 洗浄室
22 洗浄水供給手段
23 洗浄水タンク
24 廃液タンク
25 制御部
26 天井部
27 貫通孔
28 周壁部
29 底部
29a 排出口
31 ノズル
35 ディスクサンプラ
36 反応容器
37 試薬容器
38 撹拌機構
39 測光ユニット
39a 洗浄ユニット

Claims (9)

  1. 試料及び/又は試薬に接触した軸状体を所定の軌道上の所定の位置に移動させるとともに、洗浄するために軸状体の洗浄対象の外壁部分が所定の高さ位置を通過するように上下移動させる駆動機構と、
    前記所定の軌道上の所定の位置に移動された前記軸状体を洗浄する洗浄機構と、
    を有し、
    前記洗浄機構は、
    前記所定の位置を間にして対向するように配置され、幅方向を水平方向とし、少なくとも前記所定の高さ位置において前記軸状体の外径以上の幅を有する膜状の洗浄水を、少なくとも前記軸状体が前記所定の高さ位置を通過しているとき、相対する方向から前記所定の高さ位置に向かって噴出するノズルと、
    2つのノズルに前記洗浄水を供給する洗浄水供給手段と、
    を備えたことを特徴とする臨床検査装置。
  2. 前記膜状の洗浄水の外形は、前記水平方向の幅が前記所定の高さ位置に向かって徐々に広がる略扇状であることを特徴とする請求項1に記載の臨床検査装置。
  3. 前記略扇状における略円弧部は、前記軸状体の外径の約2倍の長さを有することを特徴とする請求項2に記載の臨床検査装置。
  4. 前記ノズルは、前記所定の高さ位置より高い位置から前記所定の高さ位置へ向けて前記洗浄水を斜め下方に噴出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の臨床検査装置。
  5. 垂直方向に対する前記斜め下方の角度は、約20°から約30°の範囲であることを特徴とする請求項4に記載の臨床検査装置。
  6. 前記2つのノズルは、前記噴出させた洗浄水を前記所定の高さ位置で交差させるように構成されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の臨床検査装置。
  7. 前記洗浄機構は、前記軸状体が通過する貫通孔を有する天井部と、その周囲を囲む周壁部を含む洗浄室とを有し、
    前記所定の高さ位置は、前記貫通孔から所定の距離より下に設定されており、
    前記2つのノズルは、前記貫通孔を挟んで相対する位置から洗浄水を噴出可能に前記洗浄室に備えられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の臨床検査装置。
  8. 前記軸状体は、軸形状を有し、軸の一端側に設けられた前記軸の径が小さい小径部、前記軸の他端側に設けられた前記軸の径が大きい大径部、さらに、前記大径部と前記小径部との間に設けられた段部を有し、
    前記駆動機構は、洗浄中に前記段部が前記所定の高さ位置を通過するときの速度を、前記大径部および前記小径部が前記所定の高さ位置を通過するときの速度より低くするように制御することを特徴とする請求項1に記載の臨床検査装置。
  9. 前記洗浄機構は、前記軸状体が下降し始めたとき、前記ノズルによる洗浄水の噴出を開始させるように前記洗浄水供給手段を制御することを特徴とする請求項8に記載の臨床検査装置。
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