JP2015220825A - 車両 - Google Patents

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崇彦 平沢
Takahiko Hirasawa
崇彦 平沢
岳志 岸本
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岳志 岸本
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Abstract

【課題】バッテリの電流を検出する電流センサの異常時でもプリチャージの完了判定をより迅速に行なえるようにする。【解決手段】バッテリ電流センサが正常なときには、バッテリ電圧センサからの電池電圧Vbとコンデンサ電圧センサからのコンデンサ電圧VHとの電圧差ΔVと、バッテリ電流センサからの電池電流Ibと、を用いてコンデンサのプリチャージの完了判定を行なう(S140,S150)。また、バッテリ電流センサが正常でないがリアクトル電流センサが正常なときには、電圧差ΔVと、リアクトル電流センサからのリアクトル電流ILと、を用いてコンデンサのプリチャージの完了判定を行なう(S160,S170)。【選択図】図3

Description

本発明は、車両に関し、詳しくは、バッテリと、走行用のモータと、リアクトルを有しバッテリが接続された電池電圧系電力ラインの電力を昇圧してまたは昇圧せずにモータが接続された駆動電圧系電力ラインに供給可能な昇圧コンバータと、駆動電圧系電力ラインに取り付けられたコンデンサと、電池電圧系電力ラインにおける正極側ラインと負極側ラインとのうちの一方に設けられた第1リレーと、電池電圧系電力ラインにおける正極側ラインと負極側ラインとのうちの他方に設けられた第2リレーと、第2リレーをバイパスするように互いに直列接続されたプリチャージ用リレーおよびプリチャージ用抵抗と、を備える車両に関する。
従来、この種の車両としては、走行用のモータと、モータを駆動するインバータと、インバータを介してモータと電力をやりとりするバッテリと、インバータの正極母線と負極母線とに接続された平滑用のコンデンサと、バッテリの正極端子とインバータの正極母線とに介在する第1リレー,抵抗を介してバッテリの正極端子とインバータの正極母線とに介在する第2リレー,バッテリの負極端子とインバータの負極母線とに介在する第3リレーから構成されるシステムメインリレーとを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、システム起動が指示されたときに、第2リレーおよび第3リレーをオンとしてコンデンサのプリチャージを開始し、バッテリの電流を検出する電流センサが正常なときには、電流センサからの電流が所定電流未満に至ったときにコンデンサのプリチャージが完了したと判断し、電流センサが異常なときには、バッテリの電圧を検出する電圧センサからの電圧とコンデンサの電圧を検出する電圧センサからの電圧との電圧差が所定電圧差未満に至ったときにコンデンサのプリチャージが完了したと判断し、第1リレーをオンとすると共に第2リレーをオフとする。こうした手法により、電流センサに異常が生じているか否かに拘わらず、コンデンサのプリチャージの完了をより適切に判定している。
特開2006−262586号公報
こうした車両では、コンデンサのプリチャージの開始後に、バッテリの電流が比較的大きい状態で第1リレーをオンとすると、第1リレーや第3リレーに流れる大きな電流によってこれらが溶着するおそれがある。このため、こうした溶着が生じないように、上述の所定電流や所定電圧差を設定する必要がある。電流センサが正常なときには、プリチャージの完了判定に電流センサからの電流(バッテリの電流)を用いるから、その閾値(所定電流)を許容範囲(第1リレーをオンとしたときに第1リレーや第3リレーが溶着しない範囲)内で比較的大きな値にすることができ、プリチャージの完了判定を比較的迅速に行なうことができる。しかしながら、電流センサが異常なときには、プリチャージの完了判定に2つの電圧センサからの電圧差を用いる(電流を用いることができない)から、この電圧差に基づいて、第1リレーをオンとしたときに第1リレーや第3リレーが溶着しないか否かを想定せざるを得ない。このため、その閾値(所定電圧差)を、電流を用いる場合に比して、第1リレーをオンとしたときに第1リレーや第3リレーが溶着しないとより確実に推定可能な値(比較的小さな値)にする必要があり、プリチャージの完了判定に要する時間が長くなっていた。
本発明の車両は、バッテリの電流を検出する電流センサの異常時でもプリチャージの完了判定をより迅速に行なえるようにすることを主目的とする。
本発明の車両は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の車両は、
バッテリと、走行用のモータと、リアクトルを有し前記バッテリが接続された電池電圧系電力ラインの電力を昇圧してまたは昇圧せずに前記モータが接続された駆動電圧系電力ラインに供給可能な昇圧コンバータと、前記駆動電圧系電力ラインに取り付けられたコンデンサと、前記電池電圧系電力ラインにおける正極側ラインと負極側ラインとのうちの一方に設けられた第1リレーと、前記電池電圧系電力ラインにおける正極側ラインと負極側ラインとのうちの他方に設けられた第2リレーと、前記第2リレーをバイパスするように互いに直列接続されたプリチャージ用リレーおよびプリチャージ用抵抗と、を備える車両であって、
前記バッテリの電流を検出するバッテリ電流センサと、
前記リアクトルの電流を検出するリアクトル電流センサと、
システム起動指示がなされたときに、前記第1リレーと前記プリチャージ用リレーとをオンとして前記コンデンサのプリチャージを行ない、該プリチャージが完了すると前記第2リレーをオンとすると共に前記プリチャージ用リレーをオフとする起動時制御手段と、
を備え、
前記起動時制御手段は、前記バッテリ電流センサが正常なときには、該バッテリ電流センサにより検出される前記バッテリの電流を用いて前記プリチャージの完了判定を行ない、前記バッテリ電流センサが正常でないときには、前記リアクトル電流センサにより検出される前記リアクトルの電流を用いて前記プリチャージの完了判定を行なう手段である、
ことを特徴とする。
この本発明の車両では、システム起動指示がなされたときに、第1リレーとプリチャージ用リレーとをオンとしてコンデンサのプリチャージを行ない、プリチャージが完了すると第2リレーをオンとすると共にプリチャージ用リレーをオフとする。そして、バッテリ電流センサが正常なときには、バッテリ電流センサにより検出されるバッテリの電流を用いてプリチャージの完了判定を行ない、バッテリ電流センサが正常でないときには、リアクトル電流センサにより検出されるリアクトルの電流(バッテリからリアクトルを介してコンデンサに供給される電流)を用いてプリチャージの完了判定を行なう。したがって、電流センサが正常なときも正常でないときも、プリチャージの完了判定に電流(バッテリの電流やリアクトルの電流)を用いるから、プリチャージの完了判定に用いる閾値(電流の閾値)を許容範囲(第2リレーをオンとしたときに第1リレーや第2リレーが溶着しない範囲)内で比較的大きな値にすることができ、プリチャージの完了判定をより迅速に行なうことができる。なお、第1リレーとプリチャージ用リレーとのオンは、略同時に行なうものとしてもよいし、1つずつ例えば第1リレー,プリチャージ用リレーの順に行なうものとしてもよい。また、第2リレーのオンとプリチャージ用リレーのオフとは、略同時に行なうものとしてもよいし、第2リレー,プリチャージ用リレーの順に行なうものとしてもよい。
こうした本発明の車両において、前記バッテリの電圧を検出するバッテリ電圧センサと、前記コンデンサの電圧を検出するコンデンサ電圧センサとを備え、前記バッテリ電流センサが正常なときには、前記バッテリ電圧センサにより検出される前記バッテリの電圧と前記コンデンサ電圧センサにより検出される前記コンデンサの電圧との電圧差と、前記バッテリ電流センサにより検出される前記バッテリの電流と、を用いて前記プリチャージの完了判定を行ない、前記バッテリ電流センサが正常でないときには、前記電圧差と、前記リアクトル電流センサにより検出される前記リアクトルの電流と、を用いて前記プリチャージの完了判定を行なう手段である、ものとすることもできる。この場合、上述したのと同様に、バッテリの電流やリアクトルの電流をプリチャージの完了判定に用いるから、プリチャージの完了判定に用いる電圧差の閾値を許容範囲内で比較的大きな値にすることができる。
また、本発明の車両において、前記バッテリの電圧を検出するバッテリ電圧センサと、前記コンデンサの電圧を検出するコンデンサ電圧センサとを備え、前記起動時制御手段は、前記バッテリ電流センサおよび前記リアクトル電流センサが共に正常でないときには、前記バッテリ電圧センサにより検出される前記バッテリの電圧と前記コンデンサ電圧センサにより検出される前記コンデンサの電圧との電圧差を用いて前記プリチャージの完了判定を行なう手段である、ものとすることもできる。こうすれば、バッテリ電流センサおよびリアクトル電流センサが共に正常でないときでも、プリチャージの完了判定を行なうことができる。なお、この場合、バッテリの電流やリアクトルの電流をプリチャージの完了判定に用いないから、プリチャージの完了判定に用いる電圧差の閾値を、第2リレーをオンとしたときに第1リレーや第2リレーが溶着しないとより確実に推定可能な値(比較的小さな値)にする必要がある。
本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 モータMG1,MG2を含む電機系の構成の概略を示す構成図である。 実施例のHVECU70により実行されるプリチャージ処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 システム起動指示がなされたときに電流センサ51bが正常でなく電流センサ55aが正常な場合の正極側リレーSMRB,プリチャージ用リレーSMRP,負極側リレーSMRG,コンデンサ57の実際の電圧VH,リアクトルLの電流ILの時間変化の様子の一例を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図であり、図2は、モータMG1,MG2を含む電機系の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、ガソリンや軽油などを燃料として動力を出力するエンジン22と、エンジン22を駆動制御するエンジン用電子制御ユニット(以下、「エンジンECU」という)24と、エンジン22のクランクシャフト26にキャリヤが接続されると共に駆動輪38a,38bにデファレンシャルギヤ37を介して連結された駆動軸36にリングギヤが接続されたプラネタリギヤ30と、例えば同期発電電動機として構成されて回転子(回転軸)がプラネタリギヤ30のサンギヤに接続されたモータMG1と、例えば同期発電電動機として構成されて回転子(回転軸)が駆動軸36に接続されたモータMG2と、モータMG1,MG2を駆動するインバータ41,42と、例えばリチウムイオン二次電池として構成された高電圧バッテリ50と、インバータ41,42が接続された電力ライン(以下、「駆動電圧系電力ライン」という)54aと高電圧バッテリ50が接続された電力ライン(以下、「電池電圧系電力ライン」という)54bとに接続されて駆動電圧系電力ライン54aの電圧VHを調節すると共に駆動電圧系電力ライン54aと電池電圧系電力ライン54bとの間で電力のやりとりを行なう昇圧コンバータ55と、インバータ41,42を制御することによってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に昇圧コンバータ55を制御するモータ用電子制御ユニット(以下、「モータECU」という)40と、バッテリ50を管理するバッテリ用電子制御ユニット(以下、「バッテリECU」という)52と、駆動電圧系電力ライン54aに取り付けられた平滑用のコンデンサ57と、電池電圧系電力ライン54bに取り付けられた平滑用のコンデンサ58と、電池電圧系電力ライン54bに接続されて空調装置60のコンプレッサ61を駆動する空調用インバータ62と、電池電圧系電力ライン54bに接続されて電池電圧系電力ライン54bの電力を降圧して低電圧バッテリ64や図示しない補機が接続された低電圧系電力ライン54cに供給するDC/DCコンバータ66と、電池電圧系電力ライン54bにおけるコンデンサ58や空調用インバータ62,DC/DCコンバータ66より高電圧バッテリ50側に設けられたシステムメインリレー56と、車両全体を制御するハイブリッド用電子制御ユニット(以下、「HVECU」という)70と、を備える。
エンジンECU24は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。エンジンECU24には、エンジン22を運転制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されており、エンジンECU24からは、エンジン22を運転制御するための種々の制御信号が出力ポートを介して出力されている。エンジンECU24は、エンジン22のクランクシャフト26に取り付けられたクランクポジションセンサからの信号に基づいてエンジン22の回転数Neを演算している。
モータMG1,MG2は、いずれも、永久磁石が埋め込まれた回転子と三相コイルが巻回された固定子とを備える周知の同期発電電動機として構成されている。インバータ41,42は、図2に示すように、6つのトランジスタT11〜T16,T21〜26と、トランジスタT11〜T16,T21〜T26に逆方向に並列接続された6つのダイオードD11〜D16,D21〜D26と、により構成されている。トランジスタT11〜T16,T21〜T26は、それぞれ駆動電圧系電力ライン54aの正極母線と負極母線とに対してソース側とシンク側になるよう2個ずつペアで配置されており、対となるトランジスタ同士の接続点の各々にモータMG1,MG2の三相コイル(U相,V相,W相)の各々が接続されている。したがって、インバータ41,42に電圧が作用している状態で対をなすトランジスタT11〜T16,T21〜T26のオン時間の割合を調節することにより、三相コイルに回転磁界を形成でき、モータMG1,MG2を回転駆動することができる。
昇圧コンバータ55は、図2に示すように、2つのトランジスタT51,T52と、トランジスタT51,T52に逆方向に並列接続された2つのダイオードD51,D52と、リアクトルLと、により構成されている。2つのトランジスタT51,T52は、それぞれ駆動電圧系電力ライン54aの正極母線,駆動電圧系電力ライン54aおよび電池電圧系電力ライン54bの負極母線に接続されている。また、リアクトルLは、トランジスタT51,T52同士の接続点と電池電圧系電力ライン54bの正極母線とに接続されている。したがって、トランジスタT51,T52をオンオフすることにより、電池電圧系電力ライン54bの電力を昇圧して駆動電圧系電力ライン54aに供給したり、駆動電圧系電力ライン54aの電力を降圧して電池電圧系電力ライン54bに供給したりすることができる。
モータECU40は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。モータECU40には、モータMG1,MG2や昇圧コンバータ55を駆動制御するのに必要な各種センサからの信号、例えば、モータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置センサからのモータMG1,MG2の回転子の回転位置θm1,θm2や図示しない電流センサからのモータMG1,MG2の各相に流れる相電流,コンデンサ57の端子間に取り付けられた電圧センサ57aからのコンデンサ57の電圧(駆動電圧系電力ライン54aの電圧)VH,コンデンサ58の端子間に取り付けられた電圧センサ58aからのコンデンサ58の電圧(電池電圧系電力ライン54bの電圧)VL,昇圧コンバータ55のトランジスタT51,T52同士の接続点とリアクトルLとの間に取り付けられた電流センサ55aからのリアクトル電流IL(リアクトルL側から接続点側に流れるときが正の値)などが入力ポートを介して入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42のトランジスタT11〜T16,T21〜T26へのスイッチング制御信号や昇圧コンバータ55のトランジスタT31,T32へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。モータECU40は、回転位置センサからのモータMG1,MG2の回転子の回転位置θm1,θm2に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2を演算している。
システムメインリレー56は、電池電圧系電力ライン54bの正極母線に設けられた正極側リレーSMRBと、電池電圧系電力ライン54bの負極母線に設けられた負極側リレーSMRGと、負極側リレーSMRGをバイパスするように互いに直列接続されたプリチャージ用リレーSMRPおよびプリチャージ用抵抗Rと、を備える。
バッテリECU52は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な各種センサからの信号、例えば、高電圧バッテリ50の端子間に設置された電圧センサ51aからの電池電圧Vbや高電圧バッテリ50の出力端子に取り付けられた電流センサ51bからの電池電流Ib(高電圧バッテリ50から放電するときが正の値),高電圧バッテリ50に取り付けられた図示しない温度センサからの電池温度Tbなどが入力ポートを介して入力されている。バッテリECU52は、バッテリ50を管理するために、電流センサ51bにより検出されたバッテリ50の電池電流Ibの積算値に基づいてそのときのバッテリ50から放電可能な電力の容量の全容量に対する割合である蓄電割合SOCを演算したり、演算した蓄電割合SOCと温度センサからの電池温度Tbとに基づいてバッテリ50を充放電してもよい許容入出力電力である入出力制限Win,Woutを演算したりしている。
HVECU70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。HVECU70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。HVECU70からは、システムメインリレー56への制御信号や、空調用インバータ62のスイッチング素子へのスイッチング制御信号,DC/DCコンバータ66への制御信号などが出力ポートを介して出力されている。HVECU70は、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信可能に接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20では、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて走行に要求される要求トルクTr*が設定され、エンジン22の間欠運転を伴って要求トルクTr*が駆動軸36に出力されるようにエンジン22とモータMG1,MG2とが制御される。
また、このハイブリッド自動車20では、システム起動指示がなされたときには、システムメインリレー56の正極側リレーSMRBおよびプリチャージ用リレーSMRPをオンとしてコンデンサ57のプリチャージを行なう。正極側リレーSMRBとプリチャージ用リレーSMRPとをオンとすることにより、コンデンサ57に突入電流が印加されるのを抑制しつつコンデンサ57を充電することができる。なお、正極側リレーSMRBとプリチャージ用リレーSMRPとのオンは、略同時に行なうものとしてもよいし、1つずつ例えば正極側リレーSMRB,プリチャージ用リレーSMRPの順に行なうものとしてもよい。正極側リレーSMRBと負極側リレーSMRGとがオンとされると、高電圧バッテリ50からの電力が昇圧コンバータ55のリアクトルLやダイオードD51を介してコンデンサ57に供給される。このとき、コンデンサ57の電圧(実際の値)は徐々に上昇して高電圧バッテリ50の電圧(実際の値)に近づき、高電圧バッテリ50の電流(実際の値)は、プリチャージの開始直後に極大となってから徐々に小さくなる。そして、コンデンサ57のプリチャージが完了すると、負極側リレーSMRGをオンとすると共にプリチャージ用リレーSMRPをオフとする(システムメインリレー56をオンとする)。これにより、コンデンサ57の電圧(実際の値)が高電圧バッテリ50の電池電圧Vbに略等しい電圧まで上昇する。なお、負極側リレーSMRGのオンとプリチャージ用リレーSMRPのオフとは、略同時に行なうものとしてもよいし、負極側リレーSMRG,プリチャージ用リレーSMRPの順に行なうものとしてもよい。また、実施例では、このコンデンサ57の充電時には、モータMG1,MG2(インバータ41,42)や空調用インバータ62,DC/DCコンバータ66などは駆動しないものとした。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特に、コンデンサ57のプリチャージの完了判定について説明する。図3は、実施例のHVECU70により実行されるプリチャージ処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、システム起動指示がなされたときに実行される。なお、本ルーチンの実行開始時には、正極側リレーSMRBと負極側リレーSMRGとプリチャージ用リレーSMRPとはオフとなっている。
プリチャージ処理ルーチンが実行されると、HVECU70は、まず、電流センサ51bが正常(使用可能)か否かを示す電池電流センサ状態フラグFBや、電流センサ55aが正常(使用可能)か否かを示すリアクトル電流センサ状態フラグFLなどのデータを入力する(ステップS100)。ここで、電池電流センサ状態フラグFBは、バッテリECU52により、電流センサ51bが正常なときには値1が設定され、電流センサ51bが正常でないときには値0が設定されたものを通信により入力するものとした。また、リアクトル電流センサ状態フラグFLは、モータECU40により、電流センサ55aが正常なときには値1が設定され、電流センサ55aが正常でないときには値0が設定されたものを通信により入力するものとした。なお、電流センサ51bや電流センサ55aが正常か否かの判定は、例えば、それぞれの結線回路に異常が生じていないか否か(ショートや断線が生じていないか否か)やそれぞれの特性異常が生じていないか否か(オフセット値が許容範囲内か否か),バッテリECU52やモータECU40とHVECU70との間で通信異常が生じていないか否かなどを調べることによって行なうことができる。これらの判定方法については、周知であり且つ本発明の中核をなさないことから、これ以上の説明は省略する。
こうしてデータを入力すると、システムメインリレー56の正極側リレーSMRBとプリチャージ用リレーSMRPとをオンとして、コンデンサ57のプリチャージを開始する(ステップS110)。
そして、電池電流センサ状態フラグFBの値を調べ(ステップS120)、電池電流センサ状態フラグFBが値1のときには、電流センサ51bは正常であると判断し、電圧センサ57aからモータECU40を介して通信により入力されるコンデンサ57の電圧VHと電圧センサ51aからバッテリECU52を介して通信により入力される電池電圧Vbと電流センサ51bからバッテリECU52を介して通信により入力される電池電流Ibとを用いてコンデンサ57のプリチャージが完了したか否かを判定し(ステップS140,S150)、プリチャージが完了するのを待って、本ルーチンを終了する。こうしてコンデンサ57のプリチャージが完了すると、負極側リレーSMRGをオンとすると共にプリチャージ用リレーSMRPをオフとする(システムメインリレー56をオンとする)。この場合、高電圧バッテリ50の電池電圧Vbとコンデンサ57の電圧VHとの電圧差ΔVが閾値ΔVref1以下に至ると共に電池電流Ibが閾値Ibref以下になったときに、プリチャージの完了を判定するものとした。ここで、閾値Ibrefは、プリチャージが完了して負極側リレーSMRGをオンとしたときに正極側リレーSMRBや負極側リレーSMRGが溶着しない範囲内の比較的大きな値として定められ、例えば、1Aや1.5A,2Aなどの値を用いることができる。また、閾値ΔVref1は、例えば、電池電圧Vbの定格電圧が210Vや220V,230Vなどのときに、90Vや100V,110Vなどの値を用いることができる。
ステップS120で電池電流センサ状態フラグFBが値0のときには、電流センサ51bは正常でないと判断し、リアクトル電流センサ状態フラグFLの値を調べ(ステップS130)、リアクトル電流センサ状態フラグFLが値1のときには、電流センサ55aが正常(正常)であると判断し、電圧センサ57aからモータECU40を介して通信により入力されるコンデンサ57の電圧VHと電圧センサ51aからバッテリECU52を介して通信により入力される電池電圧Vbと電流センサ55aからモータECU40を介して通信により入力されるリアクトル電流ILを用いてコンデンサ57のプリチャージが完了したか否かを判定し(ステップS160,S170)、プリチャージが完了するのを待って、本ルーチンを終了する。この場合、高電圧バッテリ50の電池電圧Vbとコンデンサ57の電圧VHとの電圧差ΔVが上述の閾値ΔVref1以下に至ると共にリアクトル電流ILが閾値ILref以下になったときに、プリチャージの完了を判定するものとした。ここで、閾値ILrefは、上述の閾値Ibrefと同様に、プリチャージが完了して負極側リレーSMRGをオンとしたときに正極側リレーSMRBや負極側リレーSMRGが溶着しない範囲内の比較的大きな値として定められ、例えば、1Aや1.5A,2Aなどの値を用いることができる。
ステップS130でリアクトル電流センサ状態フラグFLが値0のときには、電流センサ55aが正常でないと判断し、電圧センサ57aからモータECU40を介して通信により入力されるコンデンサ57の電圧VHと電圧センサ51aからバッテリECU52を介して通信により入力される電池電圧Vbとを用いてコンデンサ57のプリチャージが完了したか否かを判定し(ステップS180,S190)、プリチャージが完了するのを待って、本ルーチンを終了する。この場合、高電圧バッテリ50の電池電圧Vbとコンデンサ57の電圧VHとの電圧差ΔVが閾値ΔVref1より小さい閾値ΔVref2以下に至ったときに、プリチャージの完了を判定するものとした。ここで、閾値ΔVref2は、プリチャージが完了して負極側リレーSMRGをオンとしたときに正極側リレーSMRBや負極側リレーSMRGが溶着しないとより確実に推定可能な値としてプリチャージ用抵抗Rの仕様などに基づいて定められ、例えば、25Vや30V,35Vなどの値を用いることができる。
ハイブリッド自動車20では、高電圧バッテリ50の電流が比較的大きい状態で負極側リレーSMRGをオンとすると、高電圧バッテリ50,正極側リレーSMRB,リアクトルL,ダイオードD51,コンデンサ57,負極側リレーSMRG,高電圧バッテリ50の回路を流れる大きな電流により、正極側リレーSMRPや負極側リレーSMRGが溶着するおそれがある。このため、こうした溶着が生じないように閾値Ibrefや閾値ILref,閾値ΔVref1,ΔVref2を設定する必要がある。電池電流Ibやリアクトル電流ILをプリチャージの完了判定に用いるときには、負極側リレーSMRGをオンとしたときに正極側リレーSMRBや負極側リレーSMRGが溶着しないか否かを直接的に想定することができるから、閾値Ibrefや閾値ILrefについては許容範囲(負極側リレーSMRGをオンとしたときに正極側リレーSMRBや負極側リレーSMRGが溶着しない範囲)内で比較的大きな値を用いることができる。また、これらの場合、電池電流Ibやリアクトル電流ILを用いて適切にプリチャージの完了を判定することができるから、閾値ΔVref1についても許容範囲内で比較的大きな値を用いることができる。一方、高電圧バッテリ50の電池電圧Vbとコンデンサ57の電圧VHとの電圧差ΔVだけをプリチャージの完了判定に用いる、即ち、電流(電池電流Ibやリアクトル電流IL)をプリチャージの完了判定に用いないときには、この電圧差ΔVに基づいて、負極側リレーSMRGをオンとしたときに正極側リレーSMRBや負極側リレーSMRGが溶着しないか否かを想定せざるを得ないから、閾値ΔVref2を、負極側リレーSMRGをオンとしたときに正極側リレーSMRBや負極側リレーSMRGが溶着しないとより確実に推定可能な値として、比較的小さな値とする必要がある。
以上を踏まえて、実施例では、基本的には、電圧センサ51aからの電池電圧Vbと電圧センサ57aからのコンデンサ57の電圧VHとの電圧差ΔVと、電流センサ51bからの電池電流Ibと、を用いてコンデンサ57のプリチャージの完了判定を行なう。これにより、プリチャージが完了して負極側リレーSMRGをオンとする際の正極側リレーSMRBや負極側リレーSMRGの溶着を抑止可能な範囲内で、比較的迅速にコンデンサ57のプリチャージの完了を判定することができる。また、空調用インバータ62やDC/DCコンバータ66が意図せずに作動する補機異常が生じているときには、高電圧バッテリ50の電流がコンデンサ57だけでなく空調用インバータ62やDC/DCコンバータ66にも供給されるために補機異常が生じていないときに比してリアクトルLの電流が小さくなるが、電流センサ55aからの電流ILでなく電流センサ51bからの電池電流Ibを用いることにより、コンデンサ57のプリチャージの完了判定をより精度よく行なうことができる。
また、実施例では、電流センサ51bが正常でないときでも、電流センサ55aが正常なときには、電圧センサ51aからの電池電圧Vbと電圧センサ57aからのコンデンサ57の電圧VHとの電圧差ΔVと、電流センサ55aからのリアクトル電流ILと、を用いてコンデンサ57のプリチャージの完了判定を行なう。これにより、電圧差ΔVだけを用いて(リアクトル電流ILを用いずに)コンデンサ57のプリチャージの完了判定を行なうものに比して、プリチャージの完了を迅速に判定することができる。
図4は、システム起動指示がなされたときに電流センサ51bが正常でなく電流センサ55aが正常な場合の正極側リレーSMRB,プリチャージ用リレーSMRP,負極側リレーSMRG,コンデンサ57の実際の電圧VH,リアクトルLの電流ILの時間変化の様子の一例を示す説明図である。図中、実線は、電圧センサ51aからの電池電圧Vbと電圧センサ57aからのコンデンサ57の電圧VHとの電圧差ΔVと、電流センサ55aからのリアクトル電流ILと、を用いてプリチャージの完了判定を行なう実施例の様子を示し、一点鎖線は、電流センサ51bおよび電流センサ55aが共に正常でないときと同様に(あるいは電流センサ55aを備えない場合と同様に)電圧差ΔVだけを用いてプリチャージの完了判定を行なう比較例の様子を示す。比較例では、プリチャージの完了判定に電流を用いないから、閾値ΔVref2を比較的小さな値にする必要があり、一点鎖線に示すように、コンデンサ57のプリチャージの開始から完了判定までの時間(時刻t1〜t3)が比較的長くなっている。一方、実施例では、プリチャージの完了判定に電流(リアクトル電流IL)を用いるから、閾値ΔVref1や閾値ILrefを比較的大きな値にすることができ、実線に示すように、コンデンサ57のプリチャージの開始から完了判定までの時間(時間t1〜t2)を短縮することができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20では、電流センサ51bが正常なときには、電圧センサ51aからの電池電圧Vbと電圧センサ57aからのコンデンサ57の電圧VHとの電圧差ΔVと、電流センサ51bからの電池電流Ibと、を用いてコンデンサ57のプリチャージの完了判定を行ない、電流センサ51bが正常でないが電流センサ55aが正常なときには、電圧センサ51aからの電池電圧Vbと電圧センサ57aからのコンデンサ57の電圧VHとの電圧差ΔVと、電流センサ55aからのリアクトル電流ILと、を用いてコンデンサ57のプリチャージの完了判定を行なう。したがって、プリチャージの完了判定に電流(電池電流Ibやリアクトル電流IL)を用いることにより、プリチャージの完了判定に用いる閾値ΔVref1や閾値ILrefを比較的大きな値にすることができ、電流センサ51bが正常なときも正常でないときも、プリチャージの完了判定をより迅速に行なうことができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、電流センサ51bが正常なときには、電圧センサ51aからの電池電圧Vbと電圧センサ57aからのコンデンサ57の電圧VHとの電圧差ΔVと、電流センサ51bからの電池電流Ibと、を用いてコンデンサ57のプリチャージの完了判定を行ない、電流センサ51bが正常でないが電流センサ55aが正常なときには、電圧センサ51aからの電池電圧Vbと電圧センサ57aからのコンデンサ57の電圧VHとの電圧差ΔVと、電流センサ55aからのリアクトル電流ILと、を用いてコンデンサ57のプリチャージの完了判定を行なうものとしたが、これらの場合、電池電圧Vbやコンデンサ57の電圧VHを用いずに、電池電流Ibまたはリアクトル電流ILだけを用いてコンデンサ57のプリチャージの完了判定を行なうものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、電圧センサ51aからの電池電圧Vbと電圧センサ57aからのコンデンサ57の電圧VHとの電圧差ΔVをプリチャージの完了判定に用いるものとしたが、電圧差ΔVに代えて、コンデンサ57の電圧VHをプリチャージの完了判定に用いるものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、システムメインリレー56のプリチャージ用リレーSMRPおよびプリチャージ用抵抗Rは、負極側リレーSMRGをバイパスするように互いに直列接続されるものとしたが、正極側リレーSMRBをバイパスするように互いに直列接続されるものとしてもよい。
実施例では、エンジン22とプラネタリギヤ30とモータMG1,MG2と高電圧バッテリ50と昇圧コンバータ55とを備えるハイブリッド自動車20の構成としたが、シリーズハイブリッド自動車や1モータハイブリッド自動車,電気自動車などの構成としてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、高電圧バッテリ50が「バッテリ」に相当し、モータMG2が「モータ」に相当し、昇圧コンバータ55が「昇圧コンバータ」に相当し、コンデンサ57が「コンデンサ」に相当し、正極側リレーSMRBが「第1リレー」に相当し、負極側リレーSMRGが「第2リレー」に相当し、プリチャージ用リレーSMRPが「プリチャージ用リレー」に相当し、プリチャージ用抵抗Rが「プリチャージ用抵抗」に相当し、電流センサ51bが「バッテリ電流センサ」に相当し、電流センサ55aが「リアクトル電流センサ」に相当し、HVECU70が「起動時制御手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、車両の製造産業などに利用可能である。
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、30 プラネタリギヤ、36 駆動軸、37 デファレンシャルギヤ、38a,38b 駆動輪、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、50 高電圧バッテリ、51a 電圧センサ、51b 電流センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54a 駆動電圧系電力ライン、54b 電池電圧系電力ライン、54c 低電圧系電力ライン、55 昇圧コンバータ、56 システムメインリレー、57,58 コンデンサ、57a,58a 電圧センサ、60 空調装置、61 コンプレッサ、62 空調用インバータ、64 低電圧バッテリ、66 DC/DCコンバータ、70 ハイブリッド用電子制御ユニット(HVECU)、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、D11〜D16,D21〜D26,D51,D52 ダイオード、L リアクトル、R プリチャージ用抵抗、SMRB 正極側リレー、SMRG 負極側リレー、SMRP プリチャージ用リレー、T11〜T16,T21〜T26,T51,T52 トランジスタ。

Claims (1)

  1. バッテリと、走行用のモータと、リアクトルを有し前記バッテリが接続された電池電圧系電力ラインの電力を昇圧してまたは昇圧せずに前記モータが接続された駆動電圧系電力ラインに供給可能な昇圧コンバータと、前記駆動電圧系電力ラインに取り付けられたコンデンサと、前記電池電圧系電力ラインにおける正極側ラインと負極側ラインとのうちの一方に設けられた第1リレーと、前記電池電圧系電力ラインにおける正極側ラインと負極側ラインとのうちの他方に設けられた第2リレーと、前記第2リレーをバイパスするように互いに直列接続されたプリチャージ用リレーおよびプリチャージ用抵抗と、を備える車両であって、
    前記バッテリの電流を検出するバッテリ電流センサと、
    前記リアクトルの電流を検出するリアクトル電流センサと、
    システム起動指示がなされたときに、前記第1リレーと前記プリチャージ用リレーとをオンとして前記コンデンサのプリチャージを行ない、該プリチャージが完了すると前記第2リレーをオンとすると共に前記プリチャージ用リレーをオフとする起動時制御手段と、
    を備え、
    前記起動時制御手段は、前記バッテリ電流センサが正常なときには、該バッテリ電流センサにより検出される前記バッテリの電流を用いて前記プリチャージの完了判定を行ない、前記バッテリ電流センサが正常でないときには、前記リアクトル電流センサにより検出される前記リアクトルの電流を用いて前記プリチャージの完了判定を行なう手段である、
    ことを特徴とする車両。
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