JP2015209538A - 光学透明粘着シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】熱硬化性ポリウレタン組成物の硬化物からなる光学透明粘着シートであって、上記熱硬化性ポリウレタン組成物は、少なくともポリオール成分、ポリイソシアネート成分及びモノイソシアネート成分を含有し、α比(ポリオール成分由来のOH/ポリイソシアネート成分由来のNCO基)が1より大きく、かつ、C比(ポリオール成分由来のOH/[ポリイソシアネート成分由来のNCO基+モノイソシアネート成分由来のNCO基])が1以上であり、上記モノイソシアネート成分由来のイソシアネート基のモル比率は、上記ポリイソシアネート成分由来のイソシアネート基及び上記モノイソシアネート成分由来のイソシアネート基の合計量に対して35モル%未満である。
【選択図】なし
Description
タッチパネルは、ITO(酸化インジウムスズ)等の透明導電膜を表層に有する透明部材、それを保護する透明レンズ、更には液晶ディスプレイ等の表示装置などの光学部材を、光学透明粘着シートを用いて貼り合わせた積層体であり、1つのタッチパネルには複数の光学透明粘着シートが用いられている。そのため、光学透明粘着シートの役割は非常に重要である。
しかしながら、シリコーン樹脂を用いた光学透明粘着シートは、粘着力が低く、粘着性に乏しいため、光学部材間に空気が入り込み、その結果、例えば、表示画面の視認性が低下することがあった。また、アクリル系樹脂を用いた光学透明粘着シートでは、アクリル系樹脂中に残存したアクリル酸や加水分解によって生じた酸成分によって、光学部材に使用されている金属を腐食させるという問題が生じたり、アクリル系樹脂組成物が紫外線硬化型の樹脂組成物である場合には、紫外線照射時に、光学透明粘着シートの底部が未硬化となるため、厚膜の光学透明粘着シートを得るのが困難となるとの問題点が生じたりすることがあった。
また、他の樹脂材料からなる光学透明粘着シートとしてポリウレタン系樹脂組成物からなる光学透明粘着シートも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記熱硬化性ポリウレタン組成物は、少なくともポリオール成分、ポリイソシアネート成分及びモノイソシアネート成分を含有し、α比(ポリオール成分由来のOH基/ポリイソシアネート成分由来のNCO基)が1より大きく、かつ、C比(ポリオール成分由来のOH基/[ポリイソシアネート成分由来のNCO基+モノイソシアネート成分由来のNCO基])が1以上であり、
上記モノイソシアネート成分由来のイソシアネート基のモル比率は、上記ポリイソシアネート成分由来のイソシアネート基及び上記モノイソシアネート成分由来のイソシアネート基の合計量に対して35モル%未満であることを特徴とする。
上記熱硬化性ポリウレタン組成物において、上記モノイソシアネート成分由来のイソシアネート基のモル比率は、上記ポリイソシアネート成分由来のイソシアネート基及び上記モノイソシアネート成分由来のイソシアネート基の合計量に対して10モル%以上であることが好ましい。
上記熱硬化性ポリウレタン組成物において、上記ポリオール成分は、ポリカーボネートポリオールであることが好ましい。
上記熱硬化性ポリウレタン組成物は、少なくともポリオール成分、ポリイソシアネート成分及びモノイソシアネート成分を含有し、α比(ポリオール成分由来のOH基/ポリイソシアネート成分由来のNCO基)が1より大きく、かつ、C比(ポリオール成分由来のOH基/[ポリイソシアネート成分由来のNCO基+モノイソシアネート成分由来のNCO基])が1以上であり、
上記モノイソシアネート成分由来のイソシアネート基のモル比率は、上記ポリイソシアネート成分由来のイソシアネート基及び前記モノイソシアネート成分由来のイソシアネート基の合計量に対して35モル%未満であることを特徴とする。
熱硬化性ポリウレタンの硬化物からなる光学透明粘着シートは、熱可塑性ポリウレタンからなるものに比べて、歪みが小さく透明性に優れる。
上記ジアルキルカーボネートとしては、例えば、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート等のジアルキルカーボネート、ジフェニルカーボネート等のジアリールカーボネート、エチレンカーボネート等のアルキレンカーボネートなどが挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、2種以上併用してもよい。
上記ジオールとしては、炭素数が4〜9の脂環族又は脂環族ジオールが好ましく、例えば、1,4−ブタンジオール、ジエチレングリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2,4−ジメチル−1,5−ペンタンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、1,7−ヘプタンジオール、1,8−オクタンジオール、2−メチル−1,8−オクタンジオール、及び、1,9−ノナンジオールを単独で又は2種以上併用して使用することが好ましい。
上記ジオールとしては、また、1,6−ヘキサンジオールと3−メチル−1,5−ペンタンジオールとからなるコポリカーボネートジオール、1,6−ヘキサンジオールと1,5−ペンタンジオールとからなるコポリカーボネートジオールも好ましい。
上記ジカルボン酸としては、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸等が挙げられる。
上記グリコール成分としては、例えば、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,9−ノナンジオール、トリエチレングリコール等の脂肪族グリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等の脂環族グリコール、p−キシレンジオール等の芳香族ジオール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール等のポリオキシアルキレングリコール等が挙げられる。
これらによるポリエステルポリオールは、線状構造であるが、3価以上のエステル形成成分を用いて分枝状ポリエステルであってもよい。
上記ジカルボン酸と上記グリコール成分とは、モル比1.1〜1.3にて150〜300℃で反応させればよい。
また、上記ポリオール成分は、1種類のみを使用してもよいし、2種類以上を併用してもよい。
その理由は、数平均分子量が300未満では反応が速すぎて成形が困難になったり、成形物が柔軟性を失うとともに脆くなったりすることがある。一方、5000を超える場合には粘度が高くなりすぎて成形が困難になったり、成形物が結晶化して白濁したりするなどの不具合を生じることがある。より好ましい数平均分子量は、500〜2000である。
上記ポリイソシアネート成分としては、脂肪族ポリイソシアネート(脂環族ポリイソシアネートを含む)が好ましい。光学透明粘着シートの着色や変色がより発生しにくく、長期に渡って、光学透明粘着シートの透明性をより確実に確保することができるからである。
上記脂肪族ポリイソシアネートとしては、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)又はその変性体や、イソホロンジイソシアネートが好ましく、特にヘキサメチレンジイソシアネート及びその変性体が好ましい。
なお、上記ヘキサメチレンジイソシアネートの変性体としては、具体的には、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネートをイソシアヌレート変性、アロファネート変性、ウレタン変性したもので、平均官能基数が2.0以上のもの等が挙げられる。
上記モノイソシアネートとしては、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネート(MOI)が好ましい。その理由は、ポリオール成分との相溶性が良く、疎水性が高いからである。
上記α比が1以下では、モノイソシアネート成分の配合の有無にかかわらず、ポリイソシアネート成分の配合量が、ポリオール成分の配合量に対して過剰であるため、上記熱硬化性ポリウレタン組成物の硬化物が硬くなり、光学透明粘着シートに要求される柔軟性を確保するのが困難となる。また、モノイソシアネート成分を配合したとしてもその効果を享受することができず、高温・高湿下での粘着力を確保することができない。
上記α比が1.5以上になると、上記熱硬化性ポリウレタン組成物が硬化しないことがある。
上記C比が1未満では、上記熱硬化性ポリウレタン組成物の硬化物において、ポリオール成分由来のOH基が残存することとなり、その結果、高温・高湿下で光学透明粘着シートが発泡してしまうことがある。上記光学透明粘着シートは一旦発泡してしまうと、雰囲気を高温・高湿下から常温・常湿下に戻しても粘着力が回復しなくなる。
上記C比が1.15を超えると、高温・高湿下で粘着力が低下することがある。
上記モル比率が35モル%以上となると、上記熱硬化性ポリウレタン組成物が硬化しなくなることがある。
一方、上記モル比率は、10モル%以上であることが好ましい。上記モル比率が10モル%未満では、高温・高湿下で充分な粘着力を確保することが困難となることがある。
上記触媒としては、ウレタン化反応に使用される触媒であれば特に限定されず、例えば、ジラウリル酸ジ−n−ブチル錫、ジラウリル酸ジメチル錫、ジブチル錫オキシド、オクタン錫等の有機錫化合物、有機チタン化合物、有機ジルコニウム化合物、カルボン酸錫塩、カルボン酸ビスマス塩、トリエチレンジアミン等のアミン系触媒などが挙げられる。
上記触媒としては、非アミン系触媒が好ましい。触媒としてアミン系を用いた場合、上記光学透明粘着シートが変色しやすくなることがある。より好ましい触媒は、ジラウリル酸ジメチル錫である。
上記触媒は、通常、ポリオール成分、ポリイソシアネート成分及びモノイソシアネート成分の合計量に対して、0.01〜0.1重量%程度添加する。
上記光学透明粘着シートは、光学透明粘着シートとしての性能を確保するために、Haze(ヘイズ)は0.5%以下であること、全光線透過率は90%以上であることが好ましい。
上記ヘイズは、JIS K 7136に準拠した方法で測定され、例えば、測定装置として、Haze Meter NDH2000(日本電色工業株式会社製)を用いて測定すればよい。
また、上記全光線透過率は、JIS K 7361−1に準拠した方法で測定される。
1.0N/25mm以上の粘着力があれば、タッチパネル用の光学透明粘着シートとしての要求特性を充足することができるからである。これに対して、上記粘着力が1.0N/25mm未満では、使用時に全面が剥がれないまでも、部分的な浮き(剥がれ)が発生し、その結果、光学性能の低下を引き起こすおそれがある。
特に、常温・常湿下において5N/25mm以上であり、かつ、高温・高湿下おいて1.0N/25mm以上であることが好ましい。
なお、180°剥離試験の試験方法の詳細については後述する。
上記マイクロゴムA硬さが0.5°未満では、使用時(光学部材への貼り付け時)の取り扱い性が悪く、粘着シートを変形させてしまうことがある。一方、上記マイクロゴムA硬さが25°を超えると、柔軟性が低く、光学部材に貼り付けた際に、光学部材の表面形状に追従することができず、エアを噛み込んだり、光学部材から剥がれる原因となったりすることがある。
より好ましいマイクロゴムA硬さは、0.5〜15°である。
上記マイクロゴムA硬さは、例えば、高分子計器株式会社製、マイクロゴム硬度計MD−1 タイプAで測定することができる。マイクロゴム硬度計MD−1 タイプAは、スプリング式ゴム硬度計(デュロメータ)A型の約1/5の縮小モデルとして、設計・製作された硬度計であり、測定対象物のサイズが薄くてもスプリング式ゴム硬度計A型の硬度と一致した測定値を取得することができる。
図1は、本発明の光学透明粘着シートを用いたタッチパネルの一例を模式的に示す断面図である。
図1に示すタッチパネルでは、液晶ディスプレイ11、光学透明粘着シート12、ITO透明導電膜付きガラス基板13、光学透明粘着シート12、及び、透明保護レンズ14がこの順で積層されており、液晶ディスプレイ11、ITO透明導電膜付きガラス基板13及び透明保護レンズ14の3つの光学部材が、2枚の光学透明粘着シート12により一体化されている。
このようなタッチパネル10では、本発明の光学透明粘着シートが用いられているため、種々の環境下で使用しても、光学透明粘着シートの粘着力が低下しにくく、長期間に渡って光学部材を固定することができ、更には、各光学部材と光学透明粘着シートとの界面で剥離が生じて隙間が発生することもないため、光学特性の劣化を避けることができる。
具体的には、例えば、ポリオール成分、ポリイソシアネート成分及びモノイソシアネート成分に触媒を添加しアジター等で撹拌する。その後、即座に混合液(熱硬化性ポリウレタン組成物)を図2に示す成形装置に注入し、保護フィルムでサンドイッチ状にして搬送しつつ架橋硬化させ、保護フィルム付きの所定厚みのシートを得る。その後、さらに炉で一定時間架橋反応させることで光学透明粘着シート(熱可塑性ポリウレタン組成物の硬化物)を製造することができる。
図2に示した成形装置20では、熱硬化性ポリウレタン組成物23を、離間して配置された一対のロール22、22から連続的に送り出されるポリエチレンテレフタレート(PET)製の保護フィルム21の間隙に流し込み、その間隙に原料組成物23を保持した状態で硬化反応(架橋反応)を進行させつつ、加熱装置24内に導入し、熱硬化性ポリウレタン組成物23を一対のPETフィルム21間で保持した状態で熱硬化させ、シート状の光学透明粘着シート(熱可塑性ポリウレタン組成物の硬化物)25を成形する。
下記の実施例及び比較例において、熱硬化性ポリウレタン樹脂組成物を調製するために使用した配合原料は以下の通りである。
(A)ポリオール成分
ポリカーボネートポリオール(日本ポリウレタン工業株式会社製、ON−K36PC、数平均分子量:1000)
(B)ポリイソシアネート成分
HDI系ポリイソシアネート(日本ポリウレタン工業株式会社製、HC−247)
(C)モノイソシアネート成分
2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネート(昭和電工株式会社製、カレンズMOI)
(D)触媒
ジラウリル酸ジメチル錫(Momentive社製、Fomrez catalyst UL−28)
ポリカーボネートポリオール(A)100重量部、HDI系ポリイソシアネート(B)68.4重量部、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネート(C)6.7重量部、及び、触媒(D)0.03重量部を計量し、自転公転ミキサー(泡取り練太郎ARE−310、THINKY社製)により2000rpmで1分間撹拌混合し、熱硬化性ポリウレタン組成物を調製した。その後、得られた熱硬化性ポリウレタン組成物を図2に示した成形装置20に注入し、保護フィルム(表面に離型処理が施されたPETフィルム)21でサンドイッチ状にして搬送しつつ、炉内温度70℃、炉内時間10分間の条件で架橋硬化させ、保護フィルム付きの所定厚みのシートを得た。その後、70℃に調節した炉で1時間後架橋させ、熱硬化性ポリウレタン組成物の硬化物からなる厚さ250μmの光学透明粘着シートを作製した。
配合原料(A)〜(D)の各配合量を表1に示した量に変更した以外は、実施例1と同様にして光学透明粘着シートを作製した。
なお、比較例4では、調製した組成物が硬化しなかったため、下記の物性評価は行わなかった。
実施例及び比較例で作製した光学透明粘着シートについて、下記の方法により、(1)マイクロゴムA硬さの測定、及び、(2)粘着力の評価をおこなった。結果を表1に示した。
高分子計器株式会社製、マイクロゴム硬度計MD−1 タイプAを用いて測定した。なお、本測定では、直径0.16mmの円柱形で、高さが0.5mmの押針を使用した。
(2−1)測定方法
下記の方法で180°剥離試験を行い、粘着力(N/25mm)を測定した。
図3は、実施例及び比較例における光学透明粘着シートの粘着力の評価方法を説明するための模式図である。
実施例及び比較例で作製した両面保護フィルム付き光学透明粘着シートを長さ75mm×幅25mmに裁断し試験片とした。この試験片の片面の保護フィルムを剥離した後、光学透明粘着シート側を長さ75mm×幅25mm×厚さ1.3mmのスライドガラスに貼り付け、圧力0.4MPaで30分間保持し、光学透明粘着シートとスライドガラスとを貼りあわせた。
次に、スライドガラスと反対側の保護フィルムを剥離し、図3(a)に示すように、光学透明粘着シート32のスライドガラス31と反対側の面に、厚さ125μmのPETシート(帝人株式会社製、メリネックスS)33を貼りあわせた。
その後、図3(b)に示すように、PETシート33を180°方向に引張り、光学透明粘着シート32をスライドガラス31との界面で剥離させ、スライドガラスに対する光学透明粘着シートの接着力(粘着力)を測定した。
上記試験片を常温・常湿下(温度23℃、湿度50%)で12時間保管した後、上記(1)に示した測定方法により接着力(粘着力)を測定した。結果を表1に示した。
上記試験片を高温・高湿下(温度85℃、湿度85%)で24時間保管した後、上記(1)に示した測定方法により接着力(粘着力)を測定した。結果を表1に示した。
上記試験片を高温・高湿下(温度85℃、湿度85%)で1000時間保管した後、保護フィルムを剥離し、光学透明粘着シートにおける発泡の有無を目視観察した。結果を表1に示した。
11 液晶ディスプレイ
12 光学透明粘着シート
13 ガラス基板
14 透明保護レンズ
20 成形装置
21 保護フィルム
22、22 ロール
23 熱硬化性ポリウレタン組成物
24 加熱装置
25 光学透明粘着シート
31 スライドガラス
32 光学透明粘着シート
33 PETシート
Claims (4)
- 熱硬化性ポリウレタン組成物の硬化物からなる光学透明粘着シートであって、
前記熱硬化性ポリウレタン組成物は、少なくともポリオール成分、ポリイソシアネート成分及びモノイソシアネート成分を含有し、α比(ポリオール成分由来のOH基/ポリイソシアネート成分由来のNCO基)が1より大きく、かつ、C比(ポリオール成分由来のOH基/[ポリイソシアネート成分由来のNCO基+モノイソシアネート成分由来のNCO基])が1以上であり、
前記モノイソシアネート成分由来のイソシアネート基のモル比率は、前記ポリイソシアネート成分由来のイソシアネート基及び前記モノイソシアネート成分由来のイソシアネート基の合計量に対して35モル%未満であることを特徴とする光学透明粘着シート。 - 上記α比は、1<α<1.5であり、かつ、上記C比は、1≦C≦1.15である請求項1に記載の光学透明粘着シート。
- 前記モノイソシアネート成分由来のイソシアネート基のモル比率は、前記ポリイソシアネート成分由来のイソシアネート基及び前記モノイソシアネート成分由来のイソシアネート基の合計量に対して10モル%以上である請求項1又は2に記載の光学透明粘着シート。
- 上記ポリオール成分は、ポリカーボネートポリオールである請求項1〜3のいずれかに記載の光学透明粘着シート。
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