JP2015204738A - ファンモータを備える電動機 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な負荷装置の使用条件及び振動状態に適合可能な電動機を提供する。【解決手段】電動機本体1と、電動機本体1を冷却するファンモータ2と、電動機本体1に取り付けられ、ファンモータ2を収容するケーシング3と、を備える電動機Mにおいて、ファンモータ2が係合部2Eを有しており、ファンモータ2の係合部2Eと係合してファンモータ2を固定可能な係合部1E,3Eが、電動機本体1とケーシング3の両方に設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、ファンモータを備える電動機に関する。
従来、空冷式の電動機として、専用の駆動源によって駆動されるファンモータを内蔵したものが知られている。このような電動機におけるファンモータの取付位置は、電動機本体の外壁と、ファンモータを収容するケーシングの内壁の2通りが考えられる。特許文献1には、前者の取付位置を採用した電動機が例示されている。より具体的に、特許文献1には、電動機本体の反負荷側ブラケットに固定されたファンモータを備える、かご型モータが開示されている。このようにファンモータを電動機本体に取り付ける場合には、ファンモータの取付部の剛性が向上するので、負荷装置から電動機本体を介してファンモータに伝達される振動を軽減できる。ところが、電動機本体にファンモータを取り付けるためには、ケーシングの固定、ファンモータの固定、及びファンモータの配線の接続等を含む多大な工数が必要になるので、ファンモータの組み付け作業が煩雑化することがあった。同様に、ファンモータを交換する際にも、ファンモータの取り外し及び再度の組み付けに伴う多大な工数が必要になるので、交換作業が長期化することがあった。
他方、ファンモータをケーシングに取り付ける場合には、ファンモータ、ケーシング、及びファンモータの配線が一体化されたユニット構造を採用できる。これによりユニット単位の取り扱いが可能になるので、ファンモータの組み付け作業及び交換作業の工数を大幅に削減できる。ところが、ファンモータをケーシングに取り付ける場合には、ファンモータの取付部の剛性が低くなるので、負荷装置からファンモータに伝達される振動が原因でファンモータの共振現象が発生し、それによりファンモータ又はケーシングが破損する虞がある。このように、上述した2通りの取付位置にはそれぞれの長所と短所が認められるので、電動機の使用者は、負荷装置の使用条件及び振動状態等を考慮して、ファンモータの取付位置を選択する必要があった。ところが、負荷装置の使用条件及び振動状態等を事前に把握することは困難であるので、選択した取付位置が適切であったかどうかは、負荷装置を稼働してみないと分からないのが実情であった。そして、負荷装置の稼働途中でファンモータの取付位置を変更するためには、ファンモータだけでなく電動機を丸ごと交換する必要があったので、費用と工数の面で使用者の負担が大きかった。
実開平4−76152号公報
様々な負荷装置の使用条件及び振動状態に適合可能な電動機が求められている。
本発明の第1の態様によれば、電動機本体と、電動機本体を冷却するファンモータと、電動機本体に取り付けられ、ファンモータを収容するケーシングと、を備える電動機であって、ファンモータが係合部を有し、ファンモータの係合部と係合してファンモータを固定可能な係合部が、電動機本体とケーシングの両方に設けられる電動機が提供される。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様において、ファンモータの係合部が、ファンモータの送風方向におけるファンモータの両端面のうちの一面のみに設けられ、電動機本体の係合部とケーシングの係合部が、互いに共通の構造を有する電動機が提供される。
本発明の第3の態様によれば、第1の態様において、ファンモータの係合部が、ファンモータの送風方向におけるファンモータの両端面の各々に設けられる電動機が提供される。
本発明の第4の態様によれば、第1〜第3の態様のいずれか1つにおいて、ファンモータが電動機本体及びケーシングの両方に嵌合可能な嵌合部を有する電動機が提供される。
本発明の第5の態様によれば、第4の態様において、嵌合部が、ファンモータの送風方向におけるファンモータの両端面の各々に形成される電動機が提供される。
本発明の第1の態様によれば、ファンモータを固定可能な係合部が電動機本体とケーシングの両方に設けられるので、負荷装置の稼働途中であってもファンモータの取付位置を電動機本体とケーシングの間で容易に変更できる。従って、第1の態様によれば、様々な負荷装置の使用条件及び振動状態に適合可能な電動機を提供できる。さらに、第1の態様によれば、ファンモータの構造がその取付位置によらずに共通化されるので、電動機の製造工程及び保守作業が簡便化される。
本発明の第2の態様によれば、ファンモータの係合部がファンモータの一端面のみに設けられるので、ファンモータの製造工程が簡便化される。
本発明の第3の態様によれば、ファンモータの係合部がファンモータの両端面に設けられるので、電動機本体に対するファンモータの向きを反転させることなくファンモータの取付位置を変更できる。従って、第3の態様によれば、ファンモータの取付位置を変更した後も、取付位置を変更する前と同等の冷却効率を維持できる。さらに、第3の態様によれば、ファンモータの取付位置の変更作業が簡便化される。
本発明の第4の態様によれば、ファンモータの嵌合部と電動機本体又はケーシングとの間に作用する静止摩擦力によって、ファンモータが電動機本体又はケーシングに安定的に固定される。従って、第4の態様によれば、負荷装置から伝達される振動に対する電動機の耐振動性が向上する。
本発明の第5の態様によれば、ファンモータの嵌合部がファンモータの両端面に設けられるので、ファンモータが電動機本体とケーシングのどちらに固定される場合であってもファンモータの固定状態が安定化される。
本発明の第1の実施形態の電動機の部分破断側面図である。 図1の部分拡大図であり、図1の電動機におけるケーシングの近傍の断面を示している。 図2の電動機において、ファンモータが電動機本体ではなくケーシングに固定された状態を示している。 本発明の第2の実施形態の電動機におけるケーシングの近傍の断面を示す、図2と同様の部分拡大図である。 図4の電動機において、ファンモータが電動機本体ではなくケーシングに固定された状態を示している。 本発明の第3の実施形態の電動機におけるケーシングの近傍の断面を示す、図4と同様の部分拡大図である。 図6の電動機において、ファンモータが電動機本体ではなくケーシングに固定された状態を示している。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に記載される内容は、特許請求の範囲に記載される発明の技術的範囲や用語の意義等を限定するものではない。
図1〜図3を参照して、本発明の第1の実施形態の電動機について説明する。図1は、本実施形態の電動機Mの部分破断側面図である。図1では、後述するケーシングの近傍のみが断面図で示されている。図1のように、本例の電動機Mは、駆動軸DSを有する電動機本体1と、電動機本体1を冷却するファンモータ2と、ファンモータ2を収容するケーシング3と、を備えている。これらについて以下に順に説明する。先ず、本例の電動機本体1は、図示しない回転子と固定子の相互作用によって発生する動力を、駆動軸DSの回転運動として出力する回転式モータである。図1のように、電動機本体1は図中の左右方向に延在する柱状の外形を有しており、駆動軸DSは、電動機本体1の延在方向の一端面から電動機本体1の外部に突出している。そして、駆動軸DSの突出方向の先端SEは、工作機械又は周辺機器等の負荷装置(図示しない)の被駆動軸に連結される。以下では、駆動軸DSの回転軸線RAと平行な方向における、先端SEに近い方の電動機本体1の端部を出力側の端部と称し、出力側の端部とは反対側の電動機本体1の端部を反出力側の端部と称することがある。
続いて、本例のファンモータ2は、図中の左右方向に延在する柱状の外形を有し、専用のモータを内蔵する本体部21と、本体部21内のモータの駆動軸に装着された冷却ファン22と、を備えている。本例の電動機Mにおけるファンモータ2の取付構造については後述する。そして、本例のファンモータ2は、本体部21内のモータが冷却ファン22を回転駆動することによって、冷却ファン22が本体部21の延在方向と平行な方向に(すなわち、図中の左右方向に)送風するように構成されている。このようにファンモータ2は、電動機本体1の運転中に発生する熱を電動機本体1の外部に放出し、それにより電動機本体1を冷却する機能を有する。電動機Mの発熱は、主として、固定子において発生する銅損及び鉄損等の電気的損失、並びに回転子に作用する摩擦による機械的損失等に起因する。なお、本体部21内のモータは正方向と逆方向の双方向に回転可能であり、その回転方向を切り替えることで冷却風の進行方向を反転させることができる。続いて、本例のケーシング3は、図中の左右方向に延在する筒状の本体部31と、本体部31の延在方向の一端部を閉塞する閉塞部32と、を有している。また、本体部31の延在方向における閉塞部32とは反対側の端部は、電動機本体1の反出力側の端部11に取り付けられている。
続いて、本例の電動機Mにおけるファンモータ2の取付構造について説明する。図2は、図1の部分拡大図であり、図1の電動機Mにおけるケーシング3の近傍の断面を示している。図2のように、ファンモータ2の本体部21の延在方向における一端部211には、雌ねじの形態を有する複数の係合部2Eが設けられている。これら係合部2Eを以下ではファンモータ2側の係合部2Eと称することがある。そして、電動機本体1の反出力側の端部11には、ファンモータ2側の係合部2Eと係合してファンモータ2を固定可能な複数の係合部1Eが設けられている。これら係合部1Eを以下では電動機本体1側の係合部1Eと称することがある。図2のように、電動機本体1側の係合部1Eの各々は、座繰り加工された貫通穴の形態を有しており、その貫通穴には、ファンモータ2を固定する固定ねじFSが挿通されるようになっている。そして、電動機本体1側の係合部1Eの各々に挿通された固定ねじFSが、ファンモータ2側の係合部2Eの各々にさらに挿入されることによって、ファンモータ2が電動機本体1の反出力側の端部11に固定される。
引き続き図2を参照すると、電動機本体1の端部11に加えて、ケーシング3の閉塞部32にも、ファンモータ2側の係合部2Eと係合してファンモータ2を固定可能な複数の係合部3Eが設けられていることが分かる。これら係合部を以下ではケーシング3側の係合部3Eと称することがある。ケーシング3側の係合部3Eは、上述した電動機本体1側の係合部1Eと共通の構造を有している。すなわち、ケーシング3側の係合部3Eの各々は、座繰り加工された貫通穴の形態を有しており、ケーシング3側の係合部3Eの個数及び配置は、電動機本体1側の係合部1Eの個数及び配置と同様である。このように、本例の電動機Mは、ファンモータ2側の係合部2Eと係合してファンモータ2を固定可能な係合部を、電動機本体1とケーシング3の両方に有している。
図3は、図2と同様の部分拡大図であり、図2の電動機Mにおいて、ファンモータ2が電動機本体1ではなくケーシング3に固定された状態を示している。図3のように、ファンモータ2をケーシング3に固定するためには、ファンモータ2側の係合部2Eがケーシング3側の係合部3Eと対向するように、ファンモータ2の向きを反転させる必要がある。そして、ケーシング3側の係合部3Eの各々に挿通された固定ねじFSが、ファンモータ2側の係合部2Eの各々にさらに挿入されることによって、ファンモータ2がケーシング3の閉塞部32に固定される。なお、図3の状態では、図2の状態と比較して、電動機本体1に対するファンモータ2の向きが反転されているので、ファンモータ2の回転方向を切り替えることで冷却風の進行方向を反転させる必要がある。図2及び図3から分かるように、本例の電動機Mでは、負荷装置の稼働途中であっても、ファンモータ2の取付位置を、電動機本体1の反出力側の端部11と、ケーシング3の閉塞部32との間で容易に変更できる。従って、負荷装置の稼働開始後にファンモータ2の取付位置が適切でないことが分かったとしても、電動機Mを丸ごと他の電動機と交換する必要はない。
次に、図4及び図5を参照して、本発明の第2の実施形態の電動機について説明する。本実施形態の電動機は、以下で具体的に説明される部分を除いて、上述した第1の実施形態の電動機Mと同様の構成を有する。従って、第1実施形態と同様の構成を有する部分には第1実施形態と同一の符号を用いることとし、それら同様の構成を有する部分についての説明は省略する。
図4は、本実施形態の例示的な電動機Mにおけるケーシング3の近傍の断面を示す、図2と同様の部分拡大図である。図4は、図2と同様に、ファンモータ2が電動機本体1に固定された状態を示している。図4のように、ファンモータ2の本体部21の端部211には、複数の係合部2Eに加えて、端部211から突出した凸状の嵌合部2Fが設けられている。また、電動機本体1の反出力側の端部11には、複数の係合部1Eに加えて、凸状の嵌合部2Fと嵌合可能な凹状の嵌合部1Fが設けられている。同様に、ケーシング3の閉塞部32には、複数の係合部3Eに加えて、凸状の嵌合部2Fと嵌合可能な凹状の嵌合部3Fが設けられている。図4のように、ファンモータ2が電動機本体1に固定されるときには、ファンモータ2の凸状の嵌合部2Fがケーシング3の凹状の嵌合部3Fに嵌入する。
図5は、図4と同様の部分拡大図であり、図4の電動機Mにおいて、ファンモータ2が電動機本体1ではなくケーシング3に固定された状態を示している。図5のように、ファンモータ2がケーシング3に固定されるときには、ファンモータ2の凸状の嵌合部2Fがケーシング3の凹状の嵌合部3Fに嵌入する。図4及び図5から分かるように、本実施形態の電動機Mでは、凸状の嵌合部2Fと凹状の嵌合部1F又は凹状の嵌合部3Fとの間に作用する静止摩擦力によって、ファンモータ2が電動機本体1又はケーシング3に安定的に固定される。その結果、負荷装置から電動機本体1に伝達される振動等が原因で固定ねじFSが緩むことを防止できるので、負荷装置から伝達される振動に対する電動機Mの耐振動性を向上させることができる。なお、図4及び図5の例では、ファンモータ2に凸状の嵌合部2Fが設けられ、電動機本体1及びケーシング3のそれぞれに凹状の嵌合部1F,3Fが設けられているものの、ファンモータ2に凹状の嵌合部2Fが設けられ、電動機本体1及びケーシング3のそれぞれに凸状の嵌合部1F,3Fが設けられてもよい。
次に、図6及び図7を参照して、本発明の第3の実施形態の電動機について説明する。本実施形態の電動機は、以下で具体的に説明される部分を除いて、上述した第2の実施形態の電動機Mと同様の構成を有する。従って、第2実施形態と同様の構成を有する部分には第2実施形態と同一の符号を用いることとし、それら同様の構成を有する部分についての説明は省略する。
図6は、本実施形態の例示的な電動機Mにおけるケーシング3の近傍の断面を示す、図4と同様の部分拡大図である。図6は、図4と同様に、ファンモータ2が電動機本体1に固定された状態を示している。図4と図6を比較すると分かるように、上述した第2の実施形態の電動機Mでは、ファンモータ2側の係合部2Eが、本体部21の延在方向(すなわち、ファンモータ2の送風方向)における一方の端部211のみに設けられているのに対し、本実施形態の電動機Mでは、ファンモータ2側の係合部2Eが、ファンモータ2の送風方向における本体部21の一方の端部211と他方の端部212の両方に設けられている。同様に、上述した第2の実施形態の電動機Mでは、凸状の嵌合部2Fが、ファンモータ2の送風方向における一方の端部211のみに設けられているのに対し(図4参照)、本実施形態の電動機Mでは、凸状の嵌合部2Fが、ファンモータ2の送風方向における本体部21の一方の端部211と他方の端部212の両方に設けられている。ただし、凸状の嵌合部2F及び凹状の嵌合部1F,3Fは、電動機Mにおけるファンモータ2の固定状態を安定化するための付加的な要素であるので、これらは省略されてもよい。
図6のように、ファンモータ2が電動機本体1に固定される場合は、一方の端部211に位置する係合部2Eが電動機本体1側の係合部1Eと係合する。より具体的には、貫通穴の形態を有する係合部1Eに挿通された固定ねじFSが、上記の端部211に設けられた雌ねじ状の係合部2Eにさらに挿入されることによって、ファンモータ2が電動機本体1の反出力側の端部11に固定される。このようにしてファンモータ2が固定されるときには、上記の端部211に設けられた凸状の嵌合部2Fが、電動機本体1の凹状の嵌合部1Fに嵌入する。これにより電動機本体1に対するファンモータ2の固定状態が安定化される。
図7は、図6と同様の部分拡大図であり、図6の電動機Mにおいて、ファンモータ2が電動機本体1ではなくケーシング3に固定された状態を示している。図7のように、ファンモータ2がケーシング3に固定される場合は、上記の端部211とは反対側の端部212に設けられた係合部2Eが、ケーシング3側の係合部3Eと係合する。より具体的には、貫通穴の形態を有する係合部3Eに挿通された固定ねじFSが、反対側の端部212に設けられた雌ねじ状の係合部2Eにさらに挿入されることによって、ファンモータ2がケーシング3の閉塞部32に固定される。このようにしてファンモータ2が固定されるときには、反対側の端部212に設けられた凸状の嵌合部2Fが、ケーシング3の凹状の嵌合部3Fに嵌入する。これにより電動機本体1に対するファンモータ2の固定状態が安定化される。
以上のように、本実施形態の電動機Mでは、ファンモータ2側の係合部2Eが、本体部21の両端部211,212の両方に設けられているので、ファンモータ2の取付位置を電動機本体1とケーシング3との間で変更する際に、電動機本体1に対するファンモータ2の向きを反転させる必要がなくなる。これにより、ファンモータ2の取付位置を変更する作業を簡素化できる。さらに、本実施形態の電動機Mでは、ファンモータ2の取付位置が変更された後も、電動機本体1に対するファンモータ2の向きは変更されないので、取付位置が変更される前のファンモータ2の冷却効率を維持できる。
以上のように、上述した第1〜第3の実施形態によれば、ファンモータ2を固定可能な係合部1E,3Eが電動機本体1とケーシング3の両方に設けられるので、負荷装置の稼働途中であってもファンモータ2の取付位置を電動機本体1とケーシング3の間で容易に変更できる。従って、第1〜第3の実施形態の電動機Mは、様々な負荷装置の使用条件及び振動状態等に適合可能である。さらに、第1〜第3の実施形態によれば、ファンモータ2の構造が取付位置によらずに共通化されるので、電動機Mの製造工程及び保守作業を簡便化できる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内で種々改変されうる。例えば、上述した実施形態では、ファンモータ2を収容するケーシング3が電動機本体1の反負荷側の端部11に取り付けられているものの、本発明の電動機Mにおけるケーシング3は、電動機本体1の他の部位、例えば、電動機本体1の外周面に取り付けられてもよい。さらに、本発明の電動機Mにおけるケーシング3は、電動機本体1に直接的に取り付けられる代わりに、アダプタ又はブラケット等の取付部材を介して電動機本体1に取り付けられてもよい。上述した各部の寸法、形状、材質等は一例にすぎず、本発明の効果を達成するために多様な寸法、形状、材質等が採用されうる。
1 電動機本体
11 端部
1E 係合部
1F 嵌合部
2 ファンモータ
21 本体部
211 端部
212 端部
22 冷却ファン
2E 係合部
2F 嵌合部
3 ケーシング
31 本体部
32 閉塞部
3E 係合部
3F 嵌合部
DS 駆動軸
FS 固定ねじ
M 電動機
RA 回転軸線
SE 先端

Claims (5)

  1. 電動機本体と、
    前記電動機本体を冷却するファンモータと、
    前記電動機本体に取り付けられ、前記ファンモータを収容するケーシングと、を備える電動機において、
    前記ファンモータが係合部を有し、
    前記ファンモータの係合部と係合して前記ファンモータを固定可能な係合部が、前記電動機本体と前記ケーシングの両方に設けられている、電動機。
  2. 前記ファンモータの係合部が、前記ファンモータの送風方向における前記ファンモータの両端面のうちの一面のみに設けられ、
    前記電動機本体の係合部と前記ケーシングの係合部が、互いに共通の構造を有する、請求項1に記載の電動機。
  3. 前記ファンモータの係合部が、前記ファンモータの送風方向における前記ファンモータの両端面の各々に設けられる、請求項1に記載の電動機。
  4. 前記ファンモータが、前記電動機本体及び前記ケーシングの両方に嵌合可能な嵌合部を有する、請求項1〜3のいずれか1つに記載の電動機。
  5. 前記嵌合部が、前記ファンモータの送風方向における前記ファンモータの両端面の各々に形成される、請求項4に記載の電動機。
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