JP2015203366A - バルブタイミング調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレス加工で容易に製作可能なフィルタを備えるバルブタイミング調整装置を提供する。
【解決手段】フィルタ90は、互いに厚さ方向へ積層された金属板70、金属板71および金属板72から構成されている。金属板72は、供給油路29に連通可能な複数の入口孔83を有している。金属板70は、厚さ方向から見たとき入口孔83から離れている複数の出口孔85を有している。金属板71は、金属板70と金属板72との間に挟まれ、1つの入口孔83と1つの出口孔85とを接続している中間孔87を有し、入口孔83および出口孔85の最小開口幅W2と比べて薄い。これにより、フィルタ90には、入口孔83から中間孔87を経て出口孔85に至るまでの流路91が形成される。流路91の中間箇所の微小流路部92の流路幅W1は、金属板71の厚さt1と一致し、最小開口幅W2と比べて狭い。
【選択図】図17

Description

本発明は、バルブタイミング調整装置に関する。
油圧式のバルブタイミング調整装置は、ハウジング内の油圧室に作動油を供給してベーンロータを相対回転させることによって、内燃機関の吸排気弁のバルブタイミングを調整する。特許文献1に開示されたバルブタイミング調整装置では、油圧室への作動油の供給は、ベーンロータの中心部に設けられた油路切換弁により行われる。
ところで、ベーンロータの相対回転中に油圧室の作動油が供給油路に逆流すると、ベーンロータの回転位相制御の応答性が低下する。これに対し、特許文献1では、供給油路に逆止弁を設け、油圧室の作動油が供給油路に逆流することを抑制している。
特開2013−151923号公報
内燃機関には、オイルポンプが圧送する作動油中の異物を捕捉するためにカートリッジフィルタが設けられる。ところが、このカートリッジフィルタで捕捉しきれない微細な異物、またはカートリッジフィルタより下流にある異物によって、上述の逆止弁が作動不良を起こす懸案がある。この対策として、カートリッジフィルタよりも微細な異物を捕捉可能なフィルタを逆止弁の上流に新たに設けることが必要である。
この新たなフィルタは、プレス加工で作ることができるパンチングメッシュから構成すると低コストで製造可能である。しかしながら、カートリッジフィルタで捕捉しきれない微細な異物を捕捉する程度の微小な孔を空け、しかも油路の縮流による圧損を可及的に減らすために上記孔を一度に高密度に空けることは、プレスパンチの強度上、困難である。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、プレス加工で容易に製作可能なフィルタを備えるバルブタイミング調整装置を提供することである。
本発明によるバルブタイミング調整装置は、ハウジング、ベーンロータおよび油路切換弁を備えている。内燃機関の駆動軸および従動軸の一方を第1軸とし、他方を第2軸とすると、ハウジングは第1軸と一体に回転可能であり、ベーンロータは第2軸と一体に回転可能である。ベーンロータは、外部の第1供給油路に連通可能な第2供給油路を有している。油路切換弁は、ハウジング内でベーンロータが仕切る進角室および遅角室に連通している進角ポートおよび遅角ポートと、第2供給油路に連通している供給ポートとを有している。
バルブタイミング調整装置は、逆止弁およびフィルタをさらに備えている。逆止弁は、ベーンロータの内部、または、ベーンロータと第2軸との間に設けられ、第1供給油路から供給ポートへの作動油の流通を許容し、供給ポートから第1供給油路への作動油の流通を阻止する。フィルタは、逆止弁と第2軸との間に設けられている。
フィルタは、互いに厚さ方向へ積層された一端プレート、1枚または複数枚の中間プレート、および、他端プレートから構成されている。一端プレートは、第2軸側に位置し、第1供給油路に連通可能な複数の入口孔を有している。他端プレートは、逆止弁側に位置し、第2供給油路に連通し且つ厚さ方向から見たとき入口孔から離れている複数の出口孔を有している。中間プレートは、一端プレートと他端プレートとの間に挟まれ、1つの入口孔および1つの出口孔に連通している孔である複数の中間孔を有し、入口孔および出口孔の最小の開口幅と比べて厚さが薄い。
このように構成することで、フィルタには、入口孔から中間孔を経て出口孔に至るまでの流路が形成される。この流路の中間箇所には、一端プレートの中間プレート側の側面と、他端プレートの中間プレート側の側面と、中間孔の内壁面とにより微小流路部が区画形成される。この微小流路部の流路幅は、中間プレートの厚さと一致し、入口孔および出口孔の最小の開口幅と比べて狭い。したがって、入口孔、中間孔および出口孔をプレス加工で空けつつも、当該プレス加工で空けた孔よりも狭い流路を設けることができる。つまり、プレス加工で空ける孔は、カートリッジフィルタで捕捉しきれない微細な異物を捕捉する程度の微小な孔である必要はない。そのため、フィルタをプレス加工で容易に製作可能である。
本発明の第1実施形態によるバルブタイミング調整装置の概略構成を説明する断面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII部分を拡大して示す断面図である。 図1のベーンロータの積層部を構成する第1の金属板を示す図である。 図1のベーンロータの積層部を構成する第2の金属板を示す図である。 図1のベーンロータの積層部を構成する第3の金属板を示す図である。 図1のベーンロータの積層部を構成する第4の金属板を示す図である。 図1のベーンロータの積層部を構成する第5の金属板を示す図である。 図1のベーンロータの積層部を構成する第6の金属板を示す図である。 図1のベーンロータの積層部を構成する第7の金属板を示す図である。 図1のベーンロータの積層部を構成する第8の金属板を示す図である。 図1のベーンロータの積層部を構成する第9の金属板を示す図である。 図1のベーンロータの積層部を構成する第10の金属板を示す図である。 図1のベーンロータの積層部を構成する第11の金属板を示す図である。 図1のベーンロータの積層部を構成する第12の金属板を示す図である。 図1のXVI−XVI線断面のうち、一方の供給油路に対応する箇所を拡大して示す断面図である。 図16のXVII−XVII線断面である。 図1のXVIII−XVIII線断面のうち、他方の供給油路に対応する箇所を拡大して示す断面図である。 図18のXIX−XIX線断面である。 本発明の第2実施形態によるバルブタイミング調整装置のベーンロータの積層部を構成する第10の金属板を示す図である。 本発明の第2実施形態によるバルブタイミング調整装置のベーンロータの積層部を構成する第12の金属板を示す図である。 本発明の第3実施形態によるバルブタイミング調整装置のベーンロータの積層部を構成する第10の金属板を示す図である。 本発明の第3実施形態によるバルブタイミング調整装置のベーンロータの積層部を構成する第11の金属板を示す図である。 本発明の第3実施形態によるバルブタイミング調整装置のベーンロータの積層部を構成する第12の金属板を示す図である。 本発明の第4実施形態によるバルブタイミング調整装置のベーンロータのフィルタのうち、一方の供給油路に対応する箇所の断面図である。 本発明の第4実施形態によるバルブタイミング調整装置のベーンロータのフィルタのうち、他方の供給油路に対応する箇所の断面図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づき説明する。実施形態同士で実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態によるバルブタイミング調整装置を図1に示す。バルブタイミング調整装置5は、内燃機関200のクランク軸201に対しカム軸202を相対回転させることによって、カム軸202が開閉駆動する図示しない吸気弁のバルブタイミングを調整するものであり、クランク軸201からカム軸202までの駆動力伝達系に設けられている。クランク軸201は、特許請求の範囲に記載の「駆動軸」であり、カム軸202は、特許請求の範囲に記載の「従動軸」である。
[全体構成]
先ず、バルブタイミング調整装置5の全体構成について図1、図2を参照して説明する。
図1、図2に示すように、バルブタイミング調整装置5は、ハウジング10、ベーンロータ20、および油路切換弁30を備えている。
ハウジング10は、ケース11およびスプロケット12から構成されている。
ケース11は、カップ状であり、外郭から径方向内側に突き出す複数の突出部13を形成している。各突出部13は、周方向で互いに離間するように配置されている。
スプロケット12は、ケース11の開口端側に設けられており、カム軸202が挿通する通孔14を有している。また、スプロケット12は、外歯15に掛けられるタイミングチェーン203を介してクランク軸201に連結され、当該クランク軸201と一体に回転可能である。
ケース11およびスプロケット12は、カム軸202と同軸上に配置されており、周方向の複数箇所をボルト16により一体に固定されている。
ベーンロータ20は、ハウジング10内すなわちケース11の内側に設けられており、ボス21および複数のベーン22を形成している。
ボス21は、後述のスリーブボルト31によってカム軸202に固定されており、カム軸202と一体に回転可能である。
ベーン22は、ボス21から径方向外側に突き出し、ハウジング10の内部空間すなわちケース11の各突出部13間の空間を進角室23と遅角室24とに仕切っている。遅角室24は、ベーン22に対し回転方向に位置し、進角室23は、ベーン22に対し逆回転方向に位置している。進角室23と遅角室24との間の径方向隙間は、ケース11の突出部13の先端に設けられているシール部材25、および、ベーン22の先端に設けられているシール部材26によりシールされている。
ベーンロータ20は、進角油路27、遅角油路28、および供給油路29を有している。進角油路27は、進角室23と連通しており、ボス21の内壁面に開口している。遅角油路28は、遅角室24と連通しており、ボス21の内壁面に開口している。供給油路29は、カム軸202の供給油路204および例えばエンジンブロック等の供給油路205を介して、外部の油供給源であるオイルポンプ206と連通しており、ボス21の内壁面に開口している。
ベーンロータ20は、進角室23または遅角室24に供給される作動油の圧力を受けることによってハウジング10に対し相対回転し、ハウジング10に対する回転位相を進角側または遅角側に変化させる。
油路切換弁30は、スリーブボルト31およびスプール32などから構成されている。
スリーブボルト31は、ベーンロータ20に対しカム軸202とは反対側からベーンロータ20に挿入され、カム軸202にねじ込まれている。また、スリーブボルト31は、頭部33とねじ部34との間においてベーンロータ20の内側に位置するスリーブ35を形成している。
スリーブ35は、ベーンロータ20の中心部で軸方向へ延びるように筒状に形成されている。また、スリーブ35は、進角油路27に連通している進角ポート36、遅角油路28に連通している遅角ポート37、および、供給油路29に連通している供給ポート38を有している。本実施形態では、スリーブ35は、軸方向へ並ぶ環状溝41、42、43を有しており、進角ポート36、供給ポート38および遅角ポート37は、環状溝41、42、43の底面に開口している。
スプール32は、スリーブ35の内側で軸方向へ往復移動可能であり、軸方向位置に応じてスリーブ35の各ポート同士を選択的に接続可能である。具体的には、スプール32は、ハウジング10に対するベーンロータ20の回転位相を進角側に変化させる場合、供給ポート38と進角ポート36とを接続しつつ、遅角ポート37をスプール32の内側を通じて外部のドレン空間に連通させる。また、スプール32は、ハウジング10に対するベーンロータ20の回転位相を遅角側に変化させる場合、供給ポート38と遅角ポート37とを接続しつつ、進角ポート36をスプール32の外側を通じて外部のドレン空間に連通させる。
スリーブボルト31の頭部33の内側の開口部にはストッパプレート44が嵌め付けられており、スプール32は、スプリング45によってストッパプレート44側に付勢されている。スプール32の軸方向位置は、スプリング45の付勢力と、ストッパプレート44に対しスプール32とは反対側に設けられたリニアソレノイド46による押圧力とのバランスによって決まる。
以上のように構成されたバルブタイミング調整装置5では、回転位相が目標値より遅角側である場合、油路切換弁30によって供給油路29と進角室23とが接続されつつ、遅角室24が外部のドレン空間と接続される。これにより、進角室23に作動油が供給されつつ遅角室24から作動油が排出され、ベーンロータ20がハウジング10に対し進角側に相対回転する。
また、回転位相が目標値より進角側である場合、油路切換弁30によって供給油路29と遅角室24とが接続されつつ、進角室23が外部のドレン空間と接続される。これにより、遅角室24に作動油が供給されつつ進角室23から作動油が排出され、ベーンロータ20がハウジング10に対し遅角側に相対回転する。
また、回転位相が目標値と一致する場合、油路切換弁30によって進角室23および遅角室24が閉じられる。これにより、回転位相が保持される。
[特徴構成]
次に、バルブタイミング調整装置5の特徴構成について図2〜図19を参照して説明する。
図2、図3に示すように、ベーンロータ20は、軸方向へ積層された複数の金属板から構成されている筒状の積層部50と、積層部50の外壁面をモールドするとともに4つのベーン22を形成しているモールド部51とを有している。積層部50は、特許請求の範囲に記載の「積層体」に相当する。
図2に示すように、積層部50は、ロックピン52を収容している収容孔53と、規制ピン54が圧入されている3つの圧入孔55と、スリーブ35が嵌合している嵌合孔56とを有している。本実施形態では、収容孔53および3つの圧入孔55は、内径が同じであり、また周方向で等間隔に形成されている。
ロックピン52は、スプロケット12が有する図示しない嵌合穴に嵌合可能であり、当該嵌合穴に嵌合することによってハウジング10に対するベーンロータ20の回転位相をロックする。規制ピン54は、ケース11およびスプロケット12が有する図示しない円弧状の長穴に挿入されており、当該長穴の一端に当接する位置から他端に当接する位置までの範囲に回転位相の変化を規制する。
図3に示すように、積層部50は、金属板61、金属板62、金属板63、金属板64、金属板65、金属板66、金属板67、金属板68、金属板69、金属板67、金属板70、金属板71、金属板72、および金属板67がその順で軸方向へ積層されることによって作られている。
以下、金属板61〜72を特に区別しないとき、単に「金属板」と記載する。また、「外側」とは、積層部50の径方向の外側のことを意味し、「内側」とは、積層部50の径方向の内側のことを意味する。
図4に示すように、金属板61は、収容孔53と、3つの圧入孔55と、外縁から内側に延びている4つの第1遅角用切欠き73とを有している。第1遅角用切欠き73は、遅角油路28の一部を構成している。
図5に示すように、金属板62は、収容孔53と、3つの圧入孔55と、遅角油路28の一部を構成している4つの遅角用通孔74とを有している。遅角用通孔74は、板厚方向から見たとき第1遅角用切欠き73の内側端部と一致する位置に形成されている。
図6に示すように、金属板63は、収容孔53と、3つの圧入孔55と、内縁から外側に延びている4つの第2遅角用切欠き75とを有している。第2遅角用切欠き75は、遅角油路28の一部を構成している。また、第2遅角用切欠き75の外側端部は、軸方向から見たとき遅角用通孔74と一致する位置に形成されている。
図7に示すように、金属板64は、収容孔53と、3つの圧入孔55とを有している。
図8に示すように、金属板65は、収容孔53と、3つの圧入孔55と、内縁から外側に延びている2つの供給用切欠き76とを有している。供給用切欠き76は、供給油路29の一部を構成している。
図9に示すように、金属板66は、収容孔53と、3つの圧入孔55と、2つの供給用切欠き76と、供給用切欠き76から周方向へ延びている2つの周方向切欠き77とを有している。さらに、金属板66は、周方向切欠き77の縁から供給用切欠き76内に延びている2つのリードバルブ78を形成している。リードバルブ78は、後述する金属板67の供給用通孔79を開閉可能である。
リードバルブ78は、供給油路204側からの作動油の流れを受けると金属板65の供給用切欠き76側に撓んで金属板67の供給用通孔79を開き、供給油路204から供給ポート37への作動油の流通を許容する。また、リードバルブ78は、供給ポート37側からの作動油の流れを受けると元の位置に戻って金属板67の供給用通孔79を閉じ、供給ポート37から供給油路204への作動油の流通を阻止する。リードバルブ78は、特許請求の範囲に記載の「逆止弁」である。
図10に示すように、金属板67は、収容孔53と、3つの圧入孔55と、供給油路29の一部を構成している2つの供給用通孔79とを有している。供給用通孔79は、板厚方向から見たとき供給用切欠き76の外側端部と一致する位置であって、リードバルブ78の先端部により閉塞可能な位置に形成されている。
図11に示すように、金属板68は、収容孔73と、3つの圧入孔75と、外縁から内側に延びている4つの第1進角用切欠き81とを有している。第1進角用切欠き81は、進角油路27の一部を構成している
図12に示すように、金属板69は、収容孔53と、3つの圧入孔55と、内縁から外側に延びている4つの第2進角用切欠き82とを有している。第2進角用切欠き82は、進角油路27の一部を構成している。また、第2進角用切欠き82の外側端部は、軸方向から見たとき第1進角用切欠き81の内側端部と一致する位置に形成されている。
図13に示すように、金属板72は、収容孔53と、3つの圧入孔55と、供給油路29に連通し且つ当該供給油路29を介して供給油路204に連通可能な通孔である複数の入口孔83、84を有している。入口孔83、84は、所定方向へ延びている矩形状の長孔である。入口孔83は、積層部50が有する2つの供給通路29のうち一方の供給通路29−1に対応する位置に形成されている。入口孔84は、積層部50が有する2つの供給通路29のうち他方の供給通路29−2に対応する位置に形成されている。
図14に示すように、金属板70は、収容孔53と、3つの圧入孔55と、供給油路29に連通している通孔である複数の出口孔85、86を有している。出口孔85、86は、入口孔83、84と同じ方向へ延びている矩形状の長孔である。図16に示すように、出口孔85は、供給通路29−1に対応する位置であって、厚さ方向から見たとき入口孔83から離れる位置に形成されている。図18に示すように、出口孔86は、供給通路29−2に対応する位置であって、厚さ方向から見たとき入口孔84から離れる位置に形成されている。
図3に示すように、金属板71は、金属板70と金属板72との間に挟まれている。また、図15に示すように、金属板71は、収容孔53と、3つの圧入孔55と、複数の中間孔87、88を有している。中間孔87、88は、入口孔83、84と同じ方向へ延びている矩形状の長孔である。中間孔87は、図16に示すように厚さ方向から見たとき1つの入口孔83および1つの出口孔85の両方と重なる位置に形成され、図17に示すように1つの入口孔83と1つの出口孔85とを接続している。中間孔88は、図18に示すように厚さ方向から見たとき1つの入口孔84および1つの出口孔86の両方と重なる位置に形成され、図19に示すように1つの入口孔84と1つの出口孔86とを接続している。
金属板70、金属板71および金属板72は、供給油路29を流れる作動油中の異物を捕捉可能なフィルタ90を構成している。金属板72は特許請求の範囲に記載の「一端プレート」に相当し、金属板70は特許請求の範囲に記載の「他端プレート」に相当し、また、金属板71は特許請求の範囲に記載の「中間プレート」に相当する。図17、図18に示すように、フィルタ90には、入口孔83、84から中間孔87、88を経て出口孔85、86に至るまでの流路91が形成されている。
流路91の中間箇所には、金属板72の側面と、金属板70の側面と、金属板71の中間孔87、88の内壁面とによって区画された微小流路部92が形成されている。この微小流路部92の流路幅W1は、金属板71の厚さt1と一致する。金属板71の厚さt1は、入口孔83、84および出口孔85、86の最小開口幅W2と比べて薄い。本実施形態では、例えば、最小開口幅W2は0.6mmであり、厚さt1は0.2mmである。また、金属板70および金属板72は、金属板71と同じ厚さである。厚さt1は、例えば、油路切換弁30のスプール32がスリーブ35との間で噛み切れる異物の上限値である0.2mmに設定されている。フィルタ90は、リードバルブ78のすぐ上流で、内燃機関200に設けられるカートリッジフィルタより微細な異物を捕捉可能である。
図13の金属板72を軸心AX1まわりに180度回転させると、厚さ方向から見て金属板70の外縁と金属板72の外縁とが一致するとともに、入口孔83、84と出口孔86、85とが一致する。つまり、金属板72および金属板70は同一部材である。
[効果]
以上説明したように、第1実施形態では、バルブタイミング調整装置5は、リードバルブ78およびフィルタ90を備えている。リードバルブ78は、ベーンロータ20の内部に設けられ、供給油路204から供給ポート38への作動油の流通を許容し、供給ポート38から供給油路204への作動油の流通を阻止する。フィルタ90は、リードバルブ78とカム軸202との間に設けられている。
フィルタ90は、互いに厚さ方向へ積層された金属板70、金属板71および金属板72から構成されている。金属板72は、カム軸202側に位置し、供給油路29に連通可能な複数の入口孔83、84を有している。金属板70は、リードバルブ78側に位置し、厚さ方向から見たとき入口孔83、84から離れている複数の出口孔85、86を有している。金属板71は、金属板70と金属板72との間に挟まれ、1つの入口孔83と1つの出口孔85とを接続している中間孔87、88を有している。また、金属板71の厚さt1は、入口孔83、84および出口孔85、86の最小開口幅W2と比べて薄い。
このように構成することで、フィルタ90には、入口孔83、84から中間孔87、88を経て出口孔85、86に至るまでの流路91が形成される。流路91の中間箇所に形成された微小流路部92の流路幅W1は、金属板71の厚さt1と一致し、入口孔83、84および出口孔85、86の最小開口幅W2と比べて狭い。したがって、入口孔83、84、中間孔87、88および出口孔85、86をプレス加工で空けつつも、当該プレス加工で空けた孔よりも狭い流路を設けることができる。つまり、プレス加工で空ける孔は、カートリッジフィルタで捕捉しきれない微細な異物を捕捉する程度の微小な孔である必要はない。そのため、フィルタ90をプレス加工で容易に製作可能である。
また、第1実施形態では、入口孔83、84、出口孔85、86、および中間孔87、88は、所定方向へ延びている長孔である。
したがって、通孔83〜88に対応するプレスパンチの強度を上げることができ、生産性が向上する。
また、第1実施形態では、金属板72を軸心AX1まわりに180度回転させると、厚さ方向から見て金属板70の外縁と金属板72の外縁とが一致するとともに、入口孔83、84と出口孔86、85とが一致する。つまり、金属板72および金属板70は同一部材である。
したがって、フィルタ90の構成部品の種類を減らすことができ、フィルタ90を低コストで製造可能である。また、プレスの型が少なくて済み、生産性が向上する。
また、第1実施形態では、ベーンロータ20は、軸方向へ積層された複数の金属板61〜72から構成されている積層部50を有している。フィルタ90を構成する金属板70、71、72は、積層部50を構成する複数の金属板61〜72に含まれている。
したがって、フィルタ90をベーンロータ20に容易に組み込むことができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態によるバルブタイミング調整装置について図20、図21を参照して説明する。
第2実施形態では、フィルタ100は、図20に示す金属板101と、図21に示す金属板102と、それらの間に挟まれる金属板71とから構成されている。
図20に示すように、金属板101は、第1実施形態における金属板72の入口孔83、84に加え、通孔103、104を有している。通孔103、104は、軸心AX1に対し直交する直交軸AX2まわりに金属板101が反転したとき第1実施形態における金属板70の出口孔85、86と一致するように形成されている。
図21に示すように、金属板102は、第1実施形態における金属板70の出口孔85、86に加え、通孔105、106を有している。通孔105、106は、軸心AX1に対し直交する直交軸AX3まわりに金属板102が反転したとき第1実施形態における金属板72の入口孔83、84と一致するように形成されている。
以上説明したように、第2実施形態によれば、プレス加工で空ける通孔103〜106は、カートリッジフィルタで捕捉しきれない微細な異物を捕捉する程度の微小な孔である必要はない。そのため、第1実施形態と同様に、フィルタ100をプレス加工で容易に製作可能である。
また、第2実施形態では、金属板101を直交軸AX2まわりに反転させると、厚さ方向から見て金属板101の外縁と金属板102の外縁とが一致するとともに、通孔83、84、103、104と通孔105、106、85、86とが一致する。つまり、金属板101および金属板102は同一部材である。
したがって、フィルタ100の構成部品の種類を減らすことができ、フィルタ100を低コストで製造可能である。また、プレスの型が少なくて済み、生産性が向上する。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態によるバルブタイミング調整装置について図22、図23、図24を参照して説明する。
第3実施形態では、フィルタ110は、図22に示す金属板111と、図23に示す金属板112と、それらの間に挟まれる図24に示す金属板113とから構成されている。
図22に示すように、金属板111は、第1実施形態における金属板72の入口孔83、84に加え、通孔114、115を有している。通孔114、115は、金属板111が軸心AX1の右まわりに90度回転したとき第1実施形態における金属板71の中間孔87、88と一致するように形成されている。
図23に示すように、金属板112は、第1実施形態における金属板70の出口孔85、86に加え、通孔114、115を有している。通孔114、115は、金属板112が軸心AX1の右まわりに270度回転したとき第1実施形態における金属板71の中間孔87、88と一致するように形成されている。
図24に示すように、金属板113は、第1実施形態における金属板71の中間孔87、88に加え、通孔116、117を有している。通孔116、117は、金属板113が軸心AX1の右まわりに90度回転したとき第1実施形態における金属板72の入口孔83、84と一致するように形成されている。
以上説明したように、第3実施形態によれば、プレス加工で空ける通孔114〜117は、カートリッジフィルタで捕捉しきれない微細な異物を捕捉する程度の微小な孔である必要はない。そのため、第1実施形態と同様に、フィルタ110をプレス加工で容易に製作可能である。
また、第3実施形態では、金属板111を直交軸AX1の右まわりに90度回転させると、厚さ方向から見て金属板111の外縁と金属板113の外縁とが一致するとともに、通孔83、84、114、115と通孔116、117、87、88とが一致する。また、金属板112を直交軸AX1の右まわりに180度回転させると、厚さ方向から見て金属板111の外縁と金属板112の外縁とが一致するとともに、通孔83、84、114、115と通孔85、86、114、115とが一致する。つまり、金属板111、112、113は同一部材である。
したがって、1種類の金属板でフィルタ110を構成することができ、フィルタ110を低コストで製造可能である。また、プレスの型が少なくて済み、生産性が向上する。
<第4実施形態>
本発明の第4実施形態によるバルブタイミング調整装置について図25、図26を参照して説明する。
第4実施形態では、フィルタ120は、金属板72と、金属板70と、それらの間に挟まれる金属板121、122とから構成されている。金属板121、122は、特許請求の範囲に記載の「中間プレート」に相当する。
金属板121は、複数の中間孔123、124を有している。金属板122は、複数の中間孔125、126を有している。中間孔123〜126は、入口孔83、84と同じ方向へ延びている矩形状の長孔である。
図25に示すように、中間孔123、125は、供給通路29−1に対応する位置に形成されている。中間孔123は、厚さ方向から見たとき1つの入口孔83と重なり且つ出口孔85から離れる位置に形成されている。中間孔125は、厚さ方向から見たとき1つの出口孔85と重なるとともに1つの中間孔123と一部が重なり且つ入口孔83から離れる位置に形成されている。
図26に示すように、中間孔124、126は、供給通路29−2に対応する位置に形成されている。中間孔124は、厚さ方向から見たとき1つの入口孔84と重なり且つ出口孔86から離れる位置に形成されている。中間孔126は、厚さ方向から見たとき1つの出口孔86と重なるとともに1つの中間孔124と一部が重なり且つ入口孔84から離れる位置に形成されている。
図25、図26に示すように、フィルタ120には、入口孔83、84から中間孔123〜126を経て出口孔85、86に至るまでの流路127が形成されている。流路127の中間箇所には、入口孔83、84側から順に微小流路部128、129が区画形成されている。微小流路部128の流路幅W3は金属板121の厚さt2と一致し、また微小流路部129の流路幅W1は金属板122の厚さt1と一致する。厚さt1、t2は最小開口幅W2と比べて薄い。また、厚さt1は厚さt2よりも薄い。本実施形態では、例えば、最小開口幅W2は0.6mmであり、厚さt2は0.3mmであり、厚さt1は0.2mmである。
以上説明したように、第4実施形態によれば、プレス加工で空ける通孔123〜126は、カートリッジフィルタで捕捉しきれない微細な異物を捕捉する程度の微小な孔である必要はない。そのため、第1実施形態と同様に、フィルタ120をプレス加工で容易に製作可能である。
また、第4実施形態では、金属板72と金属板70との間には2枚の金属板121、122が設けられている。中間孔123、125は、厚さ方向から見たとき他の中間孔124、126と一部が重なっている。出口孔85、86側に位置する金属板122は、入口孔83、84側に位置する金属板121よりも薄い。
これにより、流路127の中間箇所には、流路幅が順に狭くなる微小流路部128、129が形成される。したがって、比較的大きい異物を微小流路部128で補足し、比較的小さい異物を微小流路部129で補足することができる。そのため、第1実施形態と比べて、フィルタ120の目詰まりを抑制することができる。
<他の実施形態>
本発明の他の実施形態では、フィルタは、ベーンロータとカム軸との間に設けられてもよい。
本発明の他の実施形態では、フィルタを構成する各金属板は、互いに異なる形状であってもよい。
本発明の他の実施形態では、入口孔および出口孔の最小の開口幅は、0.6mm以外に設定されてもよい。また、中間孔を有する金属板の厚さ、すなわち微小流路部の流路幅は、0.2mm以外に設定されてもよい。
本発明の他の実施形態では、入口孔、出口孔および中間孔は、矩形に限らず、例えば平行四辺形、台形および三角形などの他の多角形、あるいは、円形および楕円形などであってもよい。
本発明の他の実施形態では、入口孔は、出口孔と異なる形状であってもよい。
本発明の他の実施形態では、ベーンロータは、モールド部を有さず積層体のみで構成されてもよい。
本発明の他の実施形態では、収容孔は、内径が圧入孔と異なっていてもよい。また、収容孔および圧入孔は、周方向で不等間隔に形成されてもよい。
本発明の他の実施形態では、バルブタイミング調整装置は、内燃機関の排気弁のバルブタイミングを調整するものであってもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
5・・・バルブタイミング調整装置
10・・・ハウジング
20・・・ベーンロータ
30・・・油路切換弁
70、102、112・・・金属板(他端プレート)
71、121、122・・・金属板(中間プレート)
72、101、111・・・・・・金属板(一端プレート)
78・・・逆止弁(リードバルブ)
83、84・・・入口孔
85、86・・・出口孔
87、88、123〜126・・・中間孔
90、100、110、120・・・フィルタ

Claims (6)

  1. 内燃機関(200)の駆動軸(201)から従動軸(202)まで駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記従動軸により開閉駆動されるバルブのバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置(5)であって、
    前記駆動軸および前記従動軸の一方を第1軸とし、他方を第2軸とすると、
    前記第1軸と一体に回転可能なハウジング(10)と、
    前記ハウジング内に設けられ、前記第2軸と一体に回転可能であり、前記ハウジングの内部空間を進角室(23)と遅角室(24)とに仕切るベーン(22)を形成し、前記進角室に連通している進角油路(27)、前記遅角室に連通している遅角油路(28)、および、外部の第1供給油路(204)に連通可能な第2供給油路(29)を有するベーンロータ(20)と、
    前記ベーンロータの中心部に設けられ、前記進角油路に連通している進角ポート(36)、前記遅角油路に連通している遅角ポート(37)、および、前記第2供給油路に連通している供給ポート(38)を有し、前記ベーンロータを前記ハウジングに対し進角側に相対回転させるとき前記供給ポートと前記進角ポートとを接続し、前記ベーンロータを前記ハウジングに対し遅角側に相対回転させるとき前記供給ポートと前記遅角ポートとを接続する油路切換弁(30)と、
    前記ベーンロータの内部、または、前記ベーンロータと前記第2軸との間に設けられ、前記第1供給油路から前記供給ポートへの作動油の流通を許容し、前記供給ポートから前記第1供給油路への作動油の流通を阻止する逆止弁(78)と、
    前記逆止弁と前記第2軸との間に設けられているフィルタ(90、100、110、120)と、
    を備え、
    前記フィルタは、互いに厚さ方向へ積層された一端プレート(72、101、111)、1枚または複数枚の中間プレート(71、121、122)、および、他端プレート(70、102、112)から構成され、
    前記一端プレートは、前記第2軸側に位置し、前記第1供給油路に連通可能な複数の入口孔(83、84)を有し、
    前記他端プレートは、前記逆止弁側に位置し、前記第2供給油路に連通し且つ厚さ方向から見たとき前記入口孔から離れている複数の出口孔(85、86)を有し、
    前記中間プレートは、前記一端プレートと前記他端プレートとの間に挟まれ、1つの前記入口孔および1つの前記出口孔に連通している孔である複数の中間孔(87、88、123〜126)を有し、前記入口孔および前記出口孔の最小の開口幅(W2、W3)と比べて厚さ(t1、t2)が薄いことを特徴とするバルブタイミング調整装置。
  2. 前記中間プレートは複数枚設けられ、
    前記中間孔(123、124)は、厚さ方向から見たとき他の前記中間孔(125、126)と一部が重なっており、
    各前記中間プレートの厚さは前記他端プレート側ほど薄いことを特徴とする請求項1に記載のバルブタイミング調整装置。
  3. 前記一端プレートは、前記ベーンロータの軸心(AX1)まわりに所定角度回転させると、厚さ方向から見たときの形状が前記他端プレートと一致することを特徴とする請求項1または2に記載のバルブタイミング調整装置。
  4. 前記一端プレートは、前記ベーンロータの軸心に対し直交する直交軸(AX2)まわりに反転させると、厚さ方向から見たときの形状が前記他端プレートと一致することを特徴とする請求項1または2に記載のバルブタイミング調整装置。
  5. 前記一端プレートは、前記ベーンロータの軸心(AX1)まわりに所定角度回転させると、厚さ方向から見たときの形状が前記中間プレートと一致することを特徴とする請求項1または3に記載のバルブタイミング調整装置。
  6. 前記ベーンロータは、軸方向へ積層された複数の金属板から構成されている積層体(50)を少なくとも一部に有し、
    前記一端プレート、前記中間プレートおよび前記他端プレートは、前記積層体に含まれていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
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