JP2015202197A - 眼電位情報処理装置、眼電位情報処理システム、装着具及びプログラム - Google Patents

眼電位情報処理装置、眼電位情報処理システム、装着具及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】眼電位に基づく視線の特定精度を高めること。【解決手段】眼電位情報処理装置は、ユーザに装着された眼電位検出部で検出されたユーザの眼電位を取得する眼電位取得部と、ユーザの顔の正面方向の加速度である第1加速度を取得する加速度取得部と、第1加速度の大きさが予め定められた第1基準値より大きいタイミングである第1タイミングを特定するタイミング特定部と、第1タイミングにおけるユーザの視線方向が予め定められた方向を向いていると判断し、第1タイミングにおける視線方向と、眼電位取得部が取得した第2タイミングにおける眼電位とに基づいて、第2タイミングにおけるユーザの視線方向を特定する視線特定部とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、眼電位情報処理装置、眼電位情報処理システム、装着具及びプログラムに関する。
使用者の眼の周囲に配置された二対の電極で眼電位を検出するアイウエア型の眼電図計測装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1 特開2004−254876号公報
例えばアイウエアの装着者の視線変化以外の要因によって、眼電位が変動する場合がある。また、眼電位のSN比が小さい場合、装着者の視線の特定精度が低くなる。このように、眼電位に基づいて装着者の視線を特定する場合、十分な精度で視線を特定できない場合がある。
第1の態様においては、眼電位情報処理装置は、ユーザに装着された眼電位検出部で検出されたユーザの眼電位を取得する眼電位取得部と、ユーザの顔の正面方向の加速度である第1加速度を取得する加速度取得部と、第1加速度の大きさが予め定められた第1基準値より大きいタイミングである第1タイミングを特定するタイミング特定部と、第1タイミングにおけるユーザの視線方向が予め定められた方向を向いていると判断し、第1タイミングにおける視線方向と、眼電位取得部が取得した第2タイミングにおける眼電位とに基づいて、第2タイミングにおけるユーザの視線方向を特定する視線特定部とを備える。
視線特定部は、第1タイミングと第2タイミングとの間に検出された眼電位と、予め定められた方向とに基づいて、第2タイミングにおける視線方向を特定してよい。
視線特定部は、第1タイミングと第2タイミングとの間に検出された眼電位に基づいて、第1タイミングと第2タイミングとの間の視線方向の変化量を特定し、特定した視線方向の変化量と、予め定められた方向とに基づいて、第2タイミングにおける視線方向を特定してよい。
加速度取得部は、第1加速度の向きに略垂直な面内の加速度である第2加速度を更に取得し、タイミング特定部は、第1加速度の大きさが第1基準値より大きく、かつ、第2加速度が予め定められた第2基準値より小さいタイミングを、第1タイミングとして特定してよい。
視線特定部は、第1タイミングにおいて、視線方向がユーザの顔の正面方向を向いていると判断してよい。
眼電位取得部は、ユーザが装着している装着具に設けられた眼電位検出部で検出されたユーザの眼電位を取得してよい。
眼電位取得部は、ユーザが装着しているアイウエアに設けられた眼電位検出部で検出されたユーザの眼電位を取得してよい。
第2の態様においては、眼電位情報処理システムは、上記眼電位情報処理装置と、ユーザに装着される装着具とを備え、装着具は、眼電位検出部と、眼電位検出部で検出された眼電位を示す情報を、眼電位情報処理装置へ送信する送信部とを有する。
第3の態様においては、装着具は、装着具を装着している装着者の眼電位を検出する眼電位検出部と、装着者の顔の正面方向の加速度である第1加速度を検出する加速度検出部と、第1加速度の大きさが予め定められた第1基準値より大きいタイミングである第1タイミングを特定するタイミング特定部と、第1タイミングにおける装着者の視線方向が予め定められた方向を向いていると判断し、第1タイミングにおける視線方向と、眼電位検出部が検出した第2タイミングにおける眼電位とに基づいて、第2タイミングにおける装着者の視線方向を特定する視線特定部とを備える。
第4の態様においては、プログラムは、コンピュータを、ユーザに装着された眼電位検出部で検出されたユーザの眼電位を取得する眼電位取得部、ユーザの顔の正面方向の加速度である第1加速度を取得する加速度取得部、第1加速度の大きさが予め定められた第1基準値より大きいタイミングである第1タイミングを特定するタイミング特定部、第1タイミングにおけるユーザの視線方向が予め定められた方向を向いていると判断し、第1タイミングにおける視線方向と、眼電位取得部が取得した第2タイミングにおける眼電位とに基づいて、第2タイミングにおけるユーザの視線方向を特定する視線特定部として機能させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
一実施形態における眼電位情報処理システム10の一例を概略的に示す。 メガネ100及びスマートフォン40を模式的に示す。 スマートフォン40の機能ブロック構成及び処理ユニット180の機能ブロック構成を概略的に示す。 メガネ100が有する眼電位検出用電極とユーザ20との位置関係を概略的に示す。 ユーザ20の視線方向の変化を概略的に示す。 眼電位及び加速度の時間発展の一例を概略的に示す。 スマートフォン40において実行される処理を表すフローチャートを示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態における眼電位情報処理システム10の一例を概略的に示す。眼電位情報処理システム10は、メガネ100、スマートフォン40及び自動車30を備える。
ユーザ20は、メガネ100、スマートフォン40及び自動車30のそれぞれの使用者である。ユーザ20は、メガネ100を装着する装着者である。ユーザ20は自動車30の運転者である。自動車30は、車両の一例である。車両とは、乗り物の一例である。スマートフォン40は、眼電位情報処理装置の一例である。
メガネ100は、ユーザ20の顔部に装着される。メガネ100は、スマートフォン40と通信する機能を有する。メガネ100は、ユーザ20の眼電位を検出して、検出した眼電位の情報をスマートフォン40に送信する。また、メガネ100は、メガネ100の加速度を検出して、検出した加速度の情報をスマートフォン40に送信する。
スマートフォン40は、メガネ100から受信した眼電位を解析する。スマートフォン40は、メガネ100から受信した眼電位を、メガネ100から受信した加速度とともに解析する。スマートフォン40は、眼電位、加速度等の解析結果に基づいて、ユーザ20に情報を提供する。
自動車30は、情報処理ユニット32を有する。スマートフォン40は、情報処理ユニット32と通信して、眼電位、加速度等の解析結果に基づく情報を、情報処理ユニット32に送信する。情報処理ユニット32は、スマートフォン40から受信した情報に基づいて、ユーザ20に情報を提供する。
例えば、スマートフォン40は、眼電位、加速度等を解析して、ユーザ20の状態を特定する。具体的には、スマートフォン40は、ユーザ20の視線方向及び瞬目状態等を特定する。また、スマートフォン40は、ユーザ20の視線方向や加速度等を解析して、ユーザが脇見運転をしているか否かを判断する。スマートフォン40は、ユーザ20が脇見運転をしていると判断した場合に、ユーザ20に警告を発する。例えば、スマートフォン40は、ユーザ20が脇見運転をしていると判断した場合に、警告音を発生する。なお、スマートフォン40は、ユーザ20が脇見運転をしている旨の情報を、情報処理ユニット32に送信してよい。情報処理ユニット32は、ユーザ20が脇見運転をしていることを示す情報をスマートフォン40から受信した場合に、警告音を発生する等によってユーザ20に警告を発する。なお、スマートフォン40は、視線方向及び瞬目状態等に基づき、ユーザ20に眠気が生じているか否かを判断してよい。スマートフォン40がユーザ20に眠気が生じていると判断した場合、ユーザ20が脇見運転をしていると判断した場合と同様に、スマートフォン40及び情報処理ユニット32の少なくとも一方が、ユーザ20に警告を発してよい。
スマートフォン40は、眼電位の変化量に基づいて、ユーザ20の視線方向を特定する。スマートフォン40は、メガネ100で検出された正面方向の加速度が予め定められた基準値より大きい場合、ユーザ20が正面を向いていると判断する。そして、その後に最初に眼電位の変化が検出された場合、スマートフォン40は、ユーザ20の視線方向が、眼電位の変化量に応じた角度だけ正面方向から変化した向きにあると判断する。
例えば自動車30を発進させる場合等のように、自動車30を大きく加速させているときには、ユーザ20は正面を注視している可能性が高い。そのため、眼電位情報処理システム10によれば、ユーザ20の視線方向を適時に較正することができる。したがって、眼電位情報処理システム10によれば、例えば視線変化以外の要因で生じる眼電位の変動によって視線の特定精度が低下することを抑制できる。また、メガネ100で検出された眼電位の信号のS/N比が低い場合でも、視線方向の特定精度を高めることができる。
なお、本実施形態の説明において、図1等に示される直交座標系の座標軸を用いて、各種の方向を特定する場合がある。z軸プラス方向を、ユーザ20が正面に沿う方向に定める。また、y軸マイナス方向を、鉛直方向に定める。x軸、y軸、z軸は、右手系の直交座標系である。説明の都合上、z軸プラス方向を正面方向等と呼ぶ場合がある。また、y軸プラス方向を上方等と呼ぶ場合がある。また、y軸マイナス方向を下方等と呼ぶ場合がある。また、x軸プラス方向を左方等と呼ぶ場合がある。また、x軸マイナス方向を右方等と呼ぶ場合がある。なお、z軸方向は、自動車30の進行方向に実質的に一致する。z軸プラス方向は、自動車30が前進している場合の進行方向に実質的に一致する。z軸マイナス方向は、自動車30が後退している場合の進行方向に実質的に一致する。
図2は、メガネ100及びスマートフォン40を模式的に示す。メガネ100は、レンズ110及びフレーム120を備える。メガネ100及びフレーム120は、アイウエアの一例である。
フレーム120は、一対のレンズ110を支持する。フレーム120は、リム122、ブリッジ124、ヨロイ126、テンプル130、モダン132、右ノーズパッド141、左ノーズパッド142、第1電極151、第2電極152、第3電極153、接地電極154、処理ユニット180及び電源ユニット190を有する。レンズ110、リム122、ヨロイ126、テンプル130、及びモダン132は、それぞれ左右一対に設けられる。フレーム120のうち、リム122、ブリッジ124、右ノーズパッド141、左ノーズパッド142及びヨロイ126の部分を、メガネ100のフロント部と呼ぶ。
リム122は、レンズ110を保持する。ヨロイ126は、リム122の外側に設けられテンプル130を可動に保持する。テンプル130は、ユーザ20の耳の上部を押圧して、押圧した部位を挟持する。モダン132は、テンプル130の先端に設けられる。モダン132は、ユーザ20の耳の上部に接触する。
第1電極151は、眼電位を検出する眼電位検出部の一例である。第1電極151は、右ノーズパッド141の表面に設けられる。第1電極151は、右ノーズパッド141が有する表面のうち、ユーザ20がメガネ100を装着した場合にユーザ20の顔に対向する側の表面に設けられる。ユーザ20がメガネ100を装着した場合、第1電極151はユーザ20の皮膚に接触する。例えば、ユーザ20がメガネ100を装着した場合、第1電極151はユーザ20の鼻の右側に接触する。本実施形態において、第1電極151は、主としてユーザ20の右眼の眼電位を検出する。
第2電極152は、眼電位を検出する眼電位検出部の一例である。第2電極152は、左ノーズパッド142の表面に設けられる。第2電極152は、左ノーズパッド142が有する表面のうち、ユーザ20がメガネ100を装着した場合にユーザ20の顔に対向する側の表面に設けられる。ユーザ20がメガネ100を装着した場合、第2電極152はユーザ20の皮膚に接触する。例えば、ユーザ20がメガネ100を装着した場合、第2電極152はユーザ20の鼻の左側に接触する。本実施形態において、第2電極152は、主としてユーザ20の左眼の眼電位を検出する。
第3電極153は、眼電位を検出する眼電位検出部の一例である。第3電極153は、ブリッジ124の表面に設けられる。第3電極153は、ブリッジ124が有する表面のうち、ユーザ20がメガネ100を装着した場合にユーザ20の顔に対向する表面に設けられる。ユーザ20がメガネ100を装着した場合、第3電極153はユーザ20の皮膚に接触する。例えば、ユーザ20がメガネ100を装着した場合、第3電極153はユーザ20の眉間の上部に接触する。本実施形態において、第3電極153で検出される眼電位は、ユーザ20の右眼の眼電位及び左眼の眼電位を測定するための測定用の基準に用いられる。
接地電極154は、モダン132の表面に設けられる。接地電極154は、例えば右側のモダン132の表面に設けられる。接地電極154は、モダン132が有する表面のうち、ユーザ20がメガネ100を装着した場合にユーザ20の顔に対向する表面に設けられる。ユーザ20がメガネ100を装着した場合、接地電極154はユーザ20の皮膚に接触する。例えば、ユーザ20がメガネ100を装着した場合、接地電極154はユーザ20の右耳の上部に接触する。本実施形態において、接地電極154の電位は、メガネ100が有する電気回路の接地電位を提供する。
処理ユニット180は、左側のテンプル130の内部に設けられる。処理ユニット180には、第1電極151、第2電極152及び第3電極153で検出されたユーザ20の眼電位が入力される。処理ユニット180は、入力された眼電位を処理して、処理された電位をスマートフォン40に送信する。
電源ユニット190は、左側のテンプル130の内部に設けられる。電源ユニット190は、二次電池等の電池を含む。電源ユニット190は、電源ユニット190が含む電池に蓄積された電気エネルギーを、処理ユニット180に供給する。具体的には、電源ユニット190は、電池に蓄積された電気エネルギーから、接地電極154の電位を基準とした直流電力を生成する。電源ユニット190は、電池に蓄積された電気エネルギーから生成した直流電力を、処理ユニット180に供給する。
なお、電源ユニット190は、接地電極154が設けられた側のテンプル130の内部に設けられている。接地電極154の電位は、電源ユニット190から処理ユニット180に供給される直流電力の負側の電位を提供する。また、右側のモダン132には、電源ユニット190を充電するために充電口が形成されている。電源ユニット190が含む電池は、右側のモダン132に設けられた充電口を介して充電される。
図3は、スマートフォン40の機能ブロック構成及び処理ユニット180の機能ブロック構成を概略的に示す。処理ユニット180は、処理部200、加速度検出部270、送受信部280及び基板部290を含む。スマートフォン40は、処理部300、UI部370、送受信部380及び電源部390を含む。
処理ユニット180において、処理部200、加速度検出部270及び送受信部280は、基板部290に実装される。処理部200は、MPU等のプロセッサで実現される。スマートフォン40の各部は、主として処理部300によって制御される。送受信部280は、スマートフォン40と無線通信する機能を担う。送受信部280は、通信用プロセッサで実現される。例えば、送受信部280は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信機能を有する通信用プロセッサで実現される。
メガネ100のフレーム120の内部には、電線部160が設けられる。電線部160は、第1電極151、第2電極152、第3電極153、接地電極154及び電源ユニット190と、処理ユニット180とを電気的に接続する。電線部160は、第1電極151と処理ユニット180とを電気的に接続して、第1電極151で検出された眼電位を処理ユニット180に出力する電線と、第2電極152と処理ユニット180とを電気的に接続して、第2電極152で検出された眼電位を処理ユニット180に出力する電線と、第3電極153と処理ユニット180とを電気的に接続して、第3電極153で検出された眼電位を処理ユニット180に出力する電線と、電源ユニット190から処理ユニット180に電力を供給する電線とを有する。
メガネ100において、処理部200は、第1電極151で検出された眼電位である第1眼電位を取得して、取得した第1眼電位を処理する。また、処理部200は、第2電極152で検出された眼電位である第2眼電位を取得して、取得した第2眼電位を処理する。また、処理部200は、第3電極153で検出された眼電位である第3眼電位を取得して、取得した第3眼電位を処理する。
例えば、処理部200は、第3眼電位を基準とした第1眼電位を処理する。本実施形態では、第3眼電位を基準とした第1眼電位を、V1と呼ぶ。処理部200は、V1を予め定められた周期でサンプリングして、V1の時系列データを生成する。処理部200は、生成したV1の時系列データを、送受信部280に出力する。
また、処理部200は、第3眼電位を基準とした第2眼電位を処理する。本実施形態では、第3眼電位を基準とした第2眼電位を、V2と呼ぶ。処理部200は、V2を予め定められた周期でサンプリングして、V2の時系列データを生成する。処理部200は、生成したV2の時系列データを、送受信部280に出力する。
加速度検出部270は、メガネ100の加速度を検出する。加速度検出部270は、例えば3軸加速度センサである。処理部200には、加速度検出部270で検出された加速度が入力される。
処理部200は、加速度検出部270で検出された加速度を取得して、取得した加速度を処理する。処理部200は、加速度を予め定められた周期でサンプリングして、時系列の加速度のデータを生成する。処理部200は、生成した加速度の時系列データを送受信部280に出力する。送受信部280に出力される加速度データは、3軸の各方向の加速度の時系列データを含む。
送受信部280は、処理部200から取得したV1の時系列データ、V2の時系列データ及び加速度の時系列データを、無線信号で送受信部380に送信する。
スマートフォン40において、電源部390は、二次電池等の電池を含む。電源部390は、処理部300、送受信部380及びUI部370を含むスマートフォン40の各部に電力を供給する。
UI部370は、ユーザ20とのユーザインタフェース(UI)を提供する。例えば、UI部370は、タッチパネル、操作キー、音生成装置等を含む。
送受信部380は、メガネ100と無線通信する機能を担う。送受信部380は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信機能を有する通信用プロセッサで実現される。送受信部380と送受信部280とは、Bluetooth(登録商標)規格に従って無線通信を行う。なお、送受信部280と送受信部380との間の通信は、Bluetooth(登録商標)通信に限られない。送受信部280と送受信部380との間の通信は、例えば無線LAN等を含む様々な方式の無線通信で実現され得る。送受信部280と送受信部380との間の通信は、USB等を含む様々な方式の有線通信によって実現され得る。
送受信部380は、メガネ100から送信された眼電位を示す情報を受信する。また、送受信部380は、メガネ100から送信された加速度を示す情報を受信する。具体的には、送受信部380は、送受信部280から受信した無線信号を受信して、受信した無線信号を復調して、V1の時系列データ、V2の時系列データ及び加速度の時系列データを含む受信データを生成する。送受信部380は、生成した受信データを、処理部300に出力する。
処理部300は、眼電位取得部310、加速度取得部320、タイミング特定部330、視線特定部340及び状態特定部350を有する。
眼電位取得部310は、ユーザ20の顔に装着されているメガネ100で検出されたユーザ20の眼電位を取得する。加速度取得部320は、ユーザ20の顔の正面方向の加速度である第1加速度を取得する。第1加速度は、ユーザ20の顔に装着されているメガネ100の、ユーザ20の顔からメガネ100のフロント部へ向かう方向の加速度である。第1加速度は、z軸に沿う方向の加速度である。例えば、第1加速度は、z軸プラス方向に沿う方向の加速度である。また、加速度取得部320は、第1加速度の向きに略垂直な面内の加速度である第2加速度を取得する。第2加速度は、例えばxy面内の加速度である。
具体的には、眼電位取得部310は、送受信部380で受信した情報に基づいて、メガネ100で検出されたユーザ20の眼電位を取得する。より具体的には、眼電位取得部310は、送受信部380から出力された受信データからV1の時系列データ及びV2の時系列データを抽出することにより、メガネ100で検出された眼電位を取得する。また、加速度取得部320は、送受信部380で受信した情報に基づいて、メガネ100で検出された加速度を取得する。より具体的には、加速度取得部320は、送受信部380から出力された受信データから加速度データを抽出することにより、メガネ100で検出された加速度を取得する。
タイミング特定部330は、第1加速度の大きさが予め定められた第1基準値より大きいタイミングである第1タイミングを特定する。視線特定部340は、第1タイミングにおけるユーザ20の視線方向が予め定められた方向を向いていると判断する。例えば、視線特定部340は、第1タイミングにおいて、視線方向がユーザ20の顔の正面方向を向いていると判断する。
視線特定部340は、第1タイミングにおける視線方向と、眼電位取得部310が取得した第2タイミングにおける眼電位とに基づいて、第2タイミングにおけるユーザ20の視線方向を特定する。具体的には、視線特定部340は、第1タイミングと第2タイミングとの間に検出された眼電位と、第1タイミングにおける視線方向として判断された予め定められた方向とに基づいて、第2タイミングにおける視線方向を特定する。より具体的には、視線特定部340は、第1タイミングと第2タイミングとの間に検出された眼電位に基づいて、第1タイミングと第2タイミングとの間の視線方向の変化量を特定する。そして、視線特定部340は、特定した視線方向の変化量と、予め定められた方向とに基づいて、第2タイミングにおける視線方向を特定する。
なお、タイミング特定部330は、第1加速度の大きさが第1基準値より大きく、かつ、第2加速度が予め定められた第2基準値より小さいタイミングを、第1タイミングとして特定してよい。なお、第2基準値は、第1基準値より小さくてよい。第2基準値は、第1基準値と同じであってよい。
状態特定部350は、視線特定部340が特定したユーザ20の視線方向を解析して、ユーザ20の状態を特定する。また、状態特定部350は、第1眼電位又は第2眼電位に基づいて、瞬目の有無を特定する。また、状態特定部350は、視線方向及びユーザ20の瞬目状態を解析して、ユーザ20の状態を特定する。例えば、状態特定部350は、ユーザ20の状態として、ユーザ20が脇見運転をしているか否かを判断する。また、状態特定部350は、ユーザ20の状態として、ユーザ20に眠気が生じているか否かを判断する。状態特定部350は、ユーザ20が脇見運転をしていると判断した場合や、ユーザ20に眠気が生じていると判断した場合、UI部370を通じてユーザ20に警告を発する。
スマートフォン40によれば、第1加速度の大きさが予め定められた第1基準値より大きいタイミングにおけるユーザ20の視線方向が、予め定められた方向を向いていると判断する。これにより、ユーザ20の視線方向を適時に較正できる。そのため、眼電位の変動によって生じる視線の特定精度の低下を抑制できる。また、メガネ100で検出された眼電位の信号のS/N比が低い場合でも、視線方向の特定精度を高めることができる。
図4は、メガネ100が有する眼電位検出用電極とユーザ20との位置関係を概略的に示す。図4には、ユーザ20がメガネ100を装着している場合において、眼電位検出用電極がユーザ20に接触する位置である接触位置が示されている。
第1接触位置451は、第1電極151がユーザ20に接触する位置を表す。第2接触位置452は、第2電極152がユーザ20に接触する位置を表す。第3接触位置453は、第3電極153がユーザ20に接触する位置を表す。
第1接触位置451及び第2接触位置452は、右眼の眼球401の角膜411の中心及び左眼の眼球402の角膜412の中心より、下側に位置する。
第1接触位置451及び第2接触位置452は、第1接触位置451と眼球401との間の距離と、第2接触位置452と眼球402との間の距離とが略等しい位置にあることが望ましい。また、第1接触位置451及び第2接触位置452は、互いに一定の距離以上離間していることが望ましい。
第3接触位置453は、右眼の眼球401の角膜411の中心及び左眼の眼球402の角膜412の中心より、上側に位置する。第3接触位置453の位置は、第3接触位置453と第1接触位置451との間の距離と、第3接触位置453と第2接触位置452との間の距離とが略等しくなる位置にあってよい。第3接触位置453は、第3接触位置453と眼球401との間の距離が、眼球401と第1接触位置451との間の距離より離間し、かつ、第3接触位置453と眼球402との間の距離が、眼球402と第2接触位置452との間の距離より離間する位置にあってよい。
眼球においては、角膜側が正に帯電しており、網膜側が負に帯電している。したがって、ユーザ20の視線方向が上方に変化した場合、第3電極153を基準とした第1電極151の電位であるV1及び第3電極153を基準とした第2電極152の電位であるV2は、ともに低下する。ユーザ20の視線方向が下方に変化した場合、V1及びV2の電位はともに上昇する。ユーザ20の視線方向が右方に変化した場合、V1は低下し、V2は上昇する。ユーザ20の視線方向が左方に変化した場合、V1は上昇し、V2は低下する。視線特定部340は、V1の変化及びV2の変化に基づいて、視線方向が変化した方向を特定する。
なお、処理部200は、V1及びV2を検出することにより、右眼の眼電位及び左眼の眼電位を測定する。そのため、眼電位に加わるノイズの影響を軽減できる。
なお、ユーザ20の頭部を固定したとすると、ユーザ20の視線方向は、眼球401の向き及び眼球402の向きによって定まる。ユーザ20の視線方向は、ユーザ20の頭部の向きによっても変わるから、ユーザ20のグローバルな視線方向は、眼球401の向き、眼球401及びユーザ20の頭部の向きによって定まる。本実施形態の説明において、眼球401の向き及び眼球401の向きによって定まる視線方向のことを、単に視線方向という場合がある。
図5は、ユーザ20の視線方向の変化を概略的に示す。ここでは、眼球401の向きを取り上げる。特に、xz平面内における眼球401の向きを取り上げる。図5では、眼球401が角度θ1の方向を向いている状態から、眼球401がxz面内で回転した場合を示す。
眼球401が角度θ1の方向を向いている状態から、眼球401がxz面内で回転することで角膜411の位置が変化すると、角膜411の位置に応じてV1が変化する。視線特定部340は、V1の変化量に基づいて、眼球401の回転角度の変化量である角度変化量Δθ1を特定する。視線特定部340は、変化前の角度θ1と角度変化量Δθ1とに基づいて、回転後の眼球401の角度を特定する。具体的には、視線特定部340は、眼球401がθ1+Δθ1の角度を向いていると判断する。
本図においては、xy面内の回転角度について説明したが、他の面内の回転角度についても同様に特定できる。このように、視線特定部340は、V1の時間変化に基づいて眼球401の向きを特定する。なお、視線特定部340は、眼球401の角度に関する処理と同様の処理により、V2の時間変化に基づいて、眼球402の向きを特定する。
視線特定部340は、眼球401の向き及び眼球402の向きに基づいて、ユーザ20の視線方向を特定する。例えば、視線特定部340は、眼球401の向きのベクトルと、眼球402の向きのベクトルとを合成したベクトルが向く方向を、ユーザ20の視線方向として特定してよい。
なお、眼球401の向き及び眼球402の向きは、ユーザ20の視線方向を表す指標の一例である。眼球401の向きは、角膜411の位置と言い換えることができる。また、眼球402の向きを、角膜412の位置と言い換えることができる。また、ユーザ20の視線方向とは、眼球401の向きのベクトル及び眼球402の向きのベクトル等から定まる1つの視線方向であってよい。すなわち、視線特定部340は、V1及びV2から、当該1つの視線方向を特定してよい。この場合、視線特定部340は、眼球401の向き及び眼球402の向きを特定することなく、V1の変化量及びV2の変化量に基づく予め定められた演算を行うことで、1つの視線方向を特定してよい。例えば、視線特定部340は、V1の変化量及びV2の変化量と1つの視線方向の変化量とを対応づける予め定められた演算を行うことで、1つの視線方向を特定してよい。
図6は、眼電位及び加速度の時間発展の一例を概略的に示す。ここでは、V1、V2と、z方向の加速度Az、x方向の加速度Ax及びy方向の加速度Ayの時間発展の一例を概略的に示す。
グラフ601は、V1の時間発展を示す。グラフ602は、V2の時間発展を示す。グラフ611は、Azの時間発展を示す。グラフ612は、Axの時間発展を示す。グラフ613は、Ayの時間発展を示す。グラフ601、グラフ602、グラフ611、グラフ612及びグラフ613の横軸は、時間を表す。グラフ601の縦軸はV1を表す。グラフ602の縦軸はV2を表す。グラフ611の縦軸はAzを表す。グラフ612の縦軸はAxを表す。グラフ613の縦軸は、Ayを表す。
スマートフォン40において、視線特定部340は、時刻t1におけるV1の変化量及びV2の変化量に基づいて、時刻t1において、ユーザ20の視線方向が左方に変化したと判断する。また、時刻t4におけるV1の変化及びV2の変化に基づいて、時刻t4において、ユーザ20の視線方向が右方に変化したと判断する。視線特定部340は、時刻t1における視線方向から、時刻t4におけるV1の変化及びV2の変化に応じた角度だけ、ユーザ20の視線方向が右方に変化したと判断する。
タイミング特定部330は、時刻t5においてAzの大きさが基準値Athを超えたと判断する。また、タイミング特定部330は、時刻t5におけるAx及びAyを合成した加速度Axyの大きさが基準値Athを超えていないと判断する。そのため、視線特定部340は、時刻t5においてユーザ20が正面を向いていると判断する。
なお、図6の例では、タイミング特定部330において、時刻t5から時刻t7の期間内でAzの大きさが基準値Athを超えていると判断される。また、時刻t5から時刻t7までの期間内で合成加速度Axyの大きさ基準値Athを超えていないと判断される。また、時刻t5から時刻t7までの期間内では、V1及びV2には、閾値より大きい大きさの変化は検出されていない。そのため、視線特定部340は、時刻t5から時刻t7の期間内において、ユーザ20が正面を向いていると判断してよい。
なお、タイミング特定部330は、Azの大きさがピークに達したタイミングを特定してよい。図6の例では、時刻t6において、Azの大きさがピークに達したと判断される。視線特定部340は、Azの大きさが基準値Athより大きく、かつ、Azがピークに達したと判断された時刻t6において、ユーザ20が正面を向いていると判断してよい。
なお、視線特定部340は、Azの大きさが、基準値Athより大きい第2の基準値より小さい場合は、ユーザ20が正面を向いており、かつ、予め定められた距離より近い位置を見ていると判断してよい。視線特定部340は、Azの大きさが、基準値Athより大きい第2の基準値を超えている場合に、ユーザ20が正面を向いており、かつ、予め定められた距離より遠方の位置を見ていると判断してよい。予め定められた距離より遠方の位置とは、無限遠の位置であってよい。無限遠とは、眼電位情報処理システム10において予め許容される誤差の範囲内で無限遠とみなすことができる距離であってよい。なお、視線特定部340は、ユーザ20が正面を向いており、かつ、予め定められた距離より遠方の位置を見ていると判断した場合、角膜411の中心及び角膜412の中心が共にz軸に沿う方向を向いていると判断してよい。
時刻t5から時刻t8までの間、V1及びV2には、ユーザ20の視線方向が実質的に変化したとみなされる程度の変化は生じていない。時刻t8において、V1は実質的に増加し、V2が実質的に低下している。ここで、視線特定部340は、時刻t8におけるV1の変化量及びV2の変化量に基づいて、ユーザ20の視線方向が左方に変化した角度を特定する。そして、視線特定部340は、時刻t8において、時刻t8におけるV1の変化量及びV2の変化量に基づいて特定した角度だけ、ユーザ20の視線方向が正面の向きから左方に変化したと判断する。
図7は、スマートフォン40において実行される処理を表すフローチャートを示す。本フローチャートで示される処理は、スマートフォン40で眼電位に関する情報処理を実行することが指示された場合に、開始される。例えば、スマートフォン40において、メガネ100で検出された眼電位を解析するソフトウエアが起動された場合に、本フローチャートで示される処理が開始する。
ステップS700において、送受信部380は、メガネ100から連続的に送信される眼電位の時系列データ及び加速度の時系列データの受信を開始する。
続いて、ステップS702において、視線方向を検出するための較正処理を行う。例えば、ステップS720において、UI部370は、正面を見るようユーザ20に指示する。UI部370は、例えば、正面を見ることを指示する画面を表示する。続いて、視線特定部340は、ユーザ20に正面を見るよう指示した後の時刻で検出されたV1の大きさ及びV2大きさがそれぞれ予め定められた閾値以下になった時刻において、ユーザ20の視線方向が正面を向いていると判断する。これにより、視線特定部340は、ユーザ20の現在の視線方向の初期値を設定する。
続いて、ステップS704において、UI部370は、較正が終了した旨をユーザ20に通知する。例えば、UI部370は、較正が完了して、眼電位の解析を開始することを示す画面を表示する。
続いて、ステップS710において、タイミング特定部330は、Azの大きさが基準値Athより大きいか否かを判断する。ステップS710でAzの大きさが基準値Athより大きいと判断した場合、ステップS712に処理を移行する。ステップS710でAzの大きさが基準値Ath以下であると判断した場合、ステップS720に処理を移行する。
ステップS712において、タイミング特定部330は、Axyの大きさが基準値Athより小さいか否かを判断する。ステップS712でAxyが基準値Athより小さいと判断した場合、ステップS714に処理を移行する。ステップS712でAxyの大きさが基準値Ath以上と判断した場合、ステップS720に処理を移行する。
ステップS714において、視線特定部340は、現在の視線方向を正面方向に設定して、ステップS720に処理を移行する。ステップS714の処理により、ユーザ20の現在の視線方向が、ユーザ20の正面方向に較正される。
ステップS720において、解析対象の時間でV1又はV2が変化したか否かを判断する。ステップS720でV1又はV2が変化したと判断した場合は、ステップS722に処理を移行する。ステップS720でV1及びV2のいずれも変化していないと判断した場合は、ステップS724に処理を移行する。
ステップS722において、V1の変化量及びV2の変化量に基づいて、ユーザ20の眼に関する状態を判断する。具体的には、視線特定部340は、現在設定されている視線方向と、V1の変化量及びV2の変化量に基づいて、新たな視線方向を特定する。これにより、ユーザ20の現在の視線方向が更新される。また、ステップS722において、状態特定部350は、V1の変化量又はV2の変化量に基づいて、瞬目の有無を判断する。
続いて、ステップS724において、状態特定部350は、視線特定部340で特定された現在のユーザ20の視線方向及び瞬目の判断結果に基づいてユーザ20の状態を解析して、解析結果に応じた処理を行う。ステップS724において、状態特定部350は、視線方向の変化の履歴や加速度の履歴等に基づいて、ユーザ20が脇見運転をしている否かを判断して、ユーザ20が脇見運転をしていると判断した場合、UI部370を通じてユーザ20に警告を発する。状態特定部350は、加速度の履歴等に基づいて特定した自動車30の進行方向と、ユーザ20の視線方向とがなす角度が予め定められた閾値を超える状態が、予め定められた時間以上継続した場合に、ユーザ20が脇見運転をしていると判断してよい。なお、ステップS724において、状態特定部350は、視線方向の変化の履歴や瞬目の頻度等に基づいて、ユーザ20に眠気が生じているか否かを判断して、ユーザ20に眠気が生じていると判断した場合、UI部370を通じてユーザ20に警告を発してよい。
続いて、ステップS730において、処理部300は、眼電位に関する情報処理を終了するか否かを判断する。例えば、スマートフォン40において、眼電位を解析するソフトウエアを終了する指示があった場合に、眼電位に関する情報処理を終了すると判断する。ステップS730で眼電位に関する情報処理を終了すると判断した場合は、終了処理を行って(ステップS732)、本フローチャートの処理を終了する。ステップS730で眼電位に関する情報処理を終了しないと判断した場合は、解析対象の時間を進めて(ステップ734)、ステップS710に処理を移行する。
以上に説明した眼電位情報処理システム10においては、V1及びV2を算出する処理は、処理部200が行う。これに代えて、スマートフォン40の視線特定部340が、V1及びV2を算出する処理を行ってよい。この場合、処理部200は、第1眼電位、第2眼電位及び第3眼電位のそれぞれの時系列データを生成し、送受信部280が第1眼電位、第2眼電位及び第3眼電位のそれぞれの時系列データをスマートフォン40に送信してよい。
また、以上に説明した眼電位情報処理システム10では、視線特定部340は、V1及びV2を用いて、ユーザ20の視線方向を特定する。他にも、視線特定部340は、V1及びV2の任意の線形結合を用いて、視線方向を特定してよい。例えば、視線特定部340は、V1+V2と、V1−V2とを用いて、視線方向を特定してよい。また、視線特定部340は、V1の時間微分と、V2の時間微分とを用いて、ユーザ20の視線方向を特定してもよい。また、視線特定部340は、視線方向を特定するための眼電位として、以上に説明したV1及びV2に代えて、接地電極154等の電位等の予め定められた基準電位を基準とした第1眼電位と、接地電極154の電位を基準とした第2眼電位とを適用してよい。
なお、処理部200が、メガネ100で検出されたユーザ20の眼電位を取得する眼電位取得部としての機能と、Az等の第1加速度等の加速度を取得する加速度取得部としての機能と、タイミング特定部330の機能と、視線特定部340の機能とを有してよい。
なお、加速度を検出する機能は、スマートフォン40が有してよい。他にも、加速度を検出する機能は、自動車30が有してよい。
上記の説明において、スマートフォン40において処理部300、送受信部380の動作として説明した処理は、処理部300、送受信部380等のプロセッサがプログラムに従ってスマートフォン40が有する各ハードウェアを制御することにより実現される。このように、本実施形態のスマートフォン40に関連して説明した、スマートフォン40の少なくとも一部の処理は、プロセッサがプログラムに従って動作して各ハードウェアを制御することにより、プロセッサ、メモリ等を含む各ハードウェアとプログラムとが協働して動作することにより実現することができる。すなわち、当該処理を、いわゆるコンピュータによって実現することができる。コンピュータは、上述した処理の実行を制御するプログラムをロードして、読み込んだプログラムに従って動作して、当該処理を実行してよい。コンピュータは、当該プログラムを記憶しているコンピュータ読取可能な記録媒体から当該プログラムをロードすることができる。同様に、メガネ100において処理部200の動作として説明した処理は、いわゆるコンピュータによって実現することができる。
なお、スマートフォン40は、メガネ100で検出された眼電位の情報を処理する眼電位情報処理装置の一例である。眼電位情報処理装置としては、通信機能を有する情報処理装置であってよい。眼電位情報処理装置は、ユーザ20が所持する携帯電話機、携帯情報端末、携帯音楽プレーヤ等の携帯型の電子機器であってよい。
なお、アイウエアの一例としてのメガネ100は、ユーザ20の目の屈折異常を補正したり、ユーザ20の目を保護したり、着飾ったりすること等を目的として利用され得る。しかし、アイウエアはメガネに限定されない。アイウエアは、目に関連する装具であればよく、サングラス、ゴーグル、ヘッドマウントディスプレイなどの顔面装着具または頭部装着具であってよい。アイウエアは、顔面装着具または頭部装着具のフレームまたは当該フレームの一部であってもよい。アイウエアは、ユーザ20に装着され得る装着具の一例である。装着具は、アイウエア等の眼に関連する装着具に限られない。装着具としては、帽子、ヘルメット、ヘッドフォン、補聴器等の様々な部材を適用できる。また、装着具は、ユーザ20の顔等に貼り付けられる貼り付け具であってよい。電極等の眼電位検出部は、貼り付け具によってユーザ20に貼り付けられることにより、ユーザ20に装着されてよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 眼電位情報処理システム
100 メガネ
20 ユーザ
30 自動車
32 情報処理ユニット
40 スマートフォン
110 レンズ
120 フレーム
122 リム
124 ブリッジ
126 ヨロイ
130 テンプル
132 モダン
141 右ノーズパッド
142 左ノーズパッド
151 第1電極
152 第2電極
153 第3電極
154 接地電極
160 電線部
180 処理ユニット
190 電源ユニット
200 処理部
270 加速度検出部
280 送受信部
290 基板部
300 処理部
310 眼電位取得部
320 加速度取得部
330 タイミング特定部
340 視線特定部
350 状態特定部
370 UI部
380 送受信部
390 電源部
401、402 眼球
411、412 角膜
451 第1接触位置
452 第2接触位置
453 第3接触位置
601、602、611、612、613 グラフ

Claims (10)

  1. ユーザに装着された眼電位検出部で検出された前記ユーザの眼電位を取得する眼電位取得部と、
    前記ユーザの顔の正面方向の加速度である第1加速度を取得する加速度取得部と、
    前記第1加速度の大きさが予め定められた第1基準値より大きいタイミングである第1タイミングを特定するタイミング特定部と、
    前記第1タイミングにおける前記ユーザの視線方向が予め定められた方向を向いていると判断し、前記第1タイミングにおける前記視線方向と、前記眼電位取得部が取得した第2タイミングにおける前記眼電位とに基づいて、前記第2タイミングにおける前記ユーザの視線方向を特定する視線特定部と
    を備える眼電位情報処理装置。
  2. 前記視線特定部は、前記第1タイミングと前記第2タイミングとの間に検出された前記眼電位と、前記予め定められた方向とに基づいて、前記第2タイミングにおける前記視線方向を特定する
    請求項1に記載の眼電位情報処理装置。
  3. 前記視線特定部は、前記第1タイミングと前記第2タイミングとの間に検出された前記眼電位に基づいて、前記第1タイミングと前記第2タイミングとの間の前記視線方向の変化量を特定し、特定した前記視線方向の変化量と、前記予め定められた方向とに基づいて、前記第2タイミングにおける前記視線方向を特定する
    請求項1または2に記載の眼電位情報処理装置。
  4. 前記加速度取得部は、前記第1加速度の向きに略垂直な面内の加速度である第2加速度を更に取得し、
    前記タイミング特定部は、前記第1加速度の大きさが前記第1基準値より大きく、かつ、前記第2加速度が予め定められた第2基準値より小さいタイミングを、前記第1タイミングとして特定する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の眼電位情報処理装置。
  5. 前記視線特定部は、前記第1タイミングにおいて、前記視線方向が前記ユーザの顔の正面方向を向いていると判断する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の眼電位情報処理装置。
  6. 前記眼電位取得部は、前記ユーザが装着している装着具に設けられた前記眼電位検出部で検出された前記ユーザの眼電位を取得する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の眼電位情報処理装置。
  7. 前記眼電位取得部は、前記ユーザが装着しているアイウエアに設けられた前記眼電位検出部で検出された前記ユーザの眼電位を取得する
    請求項1から6のいずれか一項に記載の眼電位情報処理装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の眼電位情報処理装置と、
    前記ユーザに装着される装着具と
    を備え、
    前記装着具は、
    前記眼電位検出部と、
    前記眼電位検出部で検出された前記眼電位を示す情報を、前記眼電位情報処理装置へ送信する送信部と
    を有する眼電位情報処理システム。
  9. 装着具であって、
    前記装着具を装着している装着者の眼電位を検出する眼電位検出部と、
    前記装着者の顔の正面方向の加速度である第1加速度を検出する加速度検出部と、
    前記第1加速度の大きさが予め定められた第1基準値より大きいタイミングである第1タイミングを特定するタイミング特定部と、
    前記第1タイミングにおける前記装着者の視線方向が予め定められた方向を向いていると判断し、前記第1タイミングにおける前記視線方向と、前記眼電位検出部が検出した第2タイミングにおける前記眼電位とに基づいて、前記第2タイミングにおける前記装着者の視線方向を特定する視線特定部と
    を備える装着具。
  10. コンピュータを、
    ユーザに装着された眼電位検出部で検出された前記ユーザの眼電位を取得する眼電位取得部、
    前記ユーザの顔の正面方向の加速度である第1加速度を取得する加速度取得部、
    前記第1加速度の大きさが予め定められた第1基準値より大きいタイミングである第1タイミングを特定するタイミング特定部、
    前記第1タイミングにおける前記ユーザの視線方向が予め定められた方向を向いていると判断し、前記第1タイミングにおける前記視線方向と、前記眼電位取得部が取得した第2タイミングにおける前記眼電位とに基づいて、前記第2タイミングにおける前記ユーザの視線方向を特定する視線特定部
    として機能させるためのプログラム。
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