JP2015201733A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常画像と距離画像の両方を取得することが可能な撮像素子において、距離画像から、解像度を落とさずに精度良く距離情報を取得する。
【解決手段】被写体に向けて投光する発光装置116と、フォトダイオード(PD)と、PDに接続された画素メモリ(第1の電荷蓄積手段)と、スイッチを介して画素メモリに接続されたFD(第2の電荷蓄積手段)とを有する画素が、2次元に複数配列された撮像素子102と、発光装置の投光期間を含む電荷蓄積期間の開始から、投光期間の間の予め決められた時間まで、スイッチを導通させ、スイッチを遮断してからFDに蓄積された電荷に対応する第1の信号を読み出し、電荷蓄積期間が経過したときに、画素メモリに蓄積された電荷に対応する第2の信号を読み出すように撮像素子を駆動する駆動回路105と、第1の信号及び第2の信号に基づいて、被写体までの距離を算出する信号処理回路107とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置及びその制御方法に関するものである。
近年、撮像素子は撮像を行うだけでなく、様々な機能を付加した撮像素子が提案されている。
撮像素子に付加する機能の一つにTOF(Time−Of−Flight)法を用いて距離画像の取得を行う機能が注目されている。TOF法とは、光源から対象物に向かってパルス光を投光してから、対象物からの反射光が観測点に到達するまでの時間(パルス光の遅延時間)を計測することで、対象物までの距離を計測する方法である。光の速度は3×10m/secと既知であることから、例えば、観測点と光源とを同一地点に置いたとき、遅延時間が2nsecであったとすると、光の総飛行距離は60cmであり、対象物までの距離はその半分の30cmと分かる。
この原理を撮像素子に応用し、画素毎に被写体までの距離情報を取得することで、距離画像を得る技術が提案されている。特許文献1では、1画素に少なくとも2つの転送スイッチとそれに対応する2つの電荷蓄積部を備え、反射パルス光により発生した電荷を2つの転送スイッチによってそれぞれの電荷蓄積部に振り分ける。そして、2つの電荷蓄積部の電荷量の比を求めることにより画素毎の距離情報を得ている。また、特許文献2では画素毎ではなく偶数行と奇数行などの2つの画素グループにそれぞれ電荷を振り分けることで、1画素につき1つの転送スイッチと1つの電荷蓄積部の構成で距離情報を得ることが可能な技術が提案されている。
特開2004−294420号公報 特開2010−213231号公報
しかしながら、特許文献1では独立した2つの転送スイッチを駆動して電荷振り分けを行うため、精度良く2つのスイッチの駆動タイミングを合わせる必要がある。そのため、転送スイッチや転送パルスのバラつきなどが発生すると、電荷振り分け動作に不具合が生じ、距離情報を誤る可能性がある。また、特許文献2では上記問題に加え、電荷の振り分けを画素内で行うのではなく、複数の画素間で行う為、解像度が低下してしまう。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、通常画像と距離画像の両方を取得することが可能な撮像素子において、距離画像から、解像度を落とさずに精度良く距離情報を取得できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、被写体に向けて投光する発光手段と、入射した光量に応じた電荷を発生する光電変換素子と、前記光電変換素子に接続された第1の電荷蓄積手段と、スイッチを介して前記第1の電荷蓄積手段に接続された第2の電荷蓄積手段とを有する画素を含む複数の画素が行列状に配置された撮像素子と、前記発光手段の投光期間を含む電荷蓄積期間の開始から、前記投光期間の間の予め決められた時間まで、前記スイッチを導通させ、前記スイッチを遮断してから前記第2の電荷蓄積手段に蓄積された電荷に対応する第1の信号を読み出し、前記電荷蓄積期間が経過したときに、前記第1の電荷蓄積手段に蓄積された電荷に対応する第2の信号を読み出すように前記撮像素子を駆動する駆動手段と、前記第1の信号及び前記第2の信号に基づいて、被写体までの距離を算出する算出手段とを有する。
通常画像と距離画像の両方を取得することが可能な撮像素子において、距離画像から、解像度を落とさずに精度良く距離情報を取得することができる。
本発明の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図。 実施形態における撮像素子の概略構成を示す図。 第1の実施形態における1つの画素と列回路の等価回路図。 第1の実施形態における発光装置の構成を示すブロック図。 第1の実施形態における通常画像取得時の撮像素子の駆動パターンを示すタイミングチャート。 第1の実施形態における距離画像取得時の撮像素子の駆動パターンを示すタイミングチャート。 図6に示すタイミングチャートの一部を示す図。 第2の実施形態における列回路の等価回路図。 第2の実施形態における通常画像取得時の撮像素子の駆動パターンを示すタイミングチャート。 第2の実施形態における距離画像取得時の撮像素子の駆動パターンを示すタイミングチャート。 第3の実施形態における発光装置の構成を示すブロック図。 第3の実施形態における発光装置による光経路を示した概略図。 第3の実施形態における発光装置の駆動を示すタイミングチャート。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
●撮像装置の構成
図1は本発明の実施の形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示す撮像装置において、光学系101はレンズおよび絞り等から構成され、撮像装置と一体的に構成しても、着脱可能に構成しても良い。撮像素子102は、光学系101を介して入射する光を光電変換して、アナログ信号を出力する。CDS回路103は撮像素子102から出力されるアナログ信号の処理を行い、A/D変換器104はアナログ信号の画像データをデジタル信号に変換する。タイミング信号発生回路(TG)106はCDS回路103、A/D変換器104、駆動回路105、発光装置116を動作させる信号を発生し、駆動回路105は光学系101、撮像素子102、発光装置116を駆動する。
A/D変換器104から出力される画像データは画像メモリ108に一時記憶され、信号処理回路107により、ホワイトバランス補正、ガンマ補正をはじめとした各種信号処理が施される。処理を施された画像データは記録回路110を介して記憶媒体109に保存される。また、画像表示装置111は信号処理された画像データを、表示回路112を介して表示する。
システム制御部113は、撮像装置全体を制御するCPU等で構成される。ROM114は、システム制御部113で実行する制御方法を記載したプログラム、プログラムを実行する際に使用されるパラメータやテーブル等の制御データを記憶する。RAM115は、ROM114に記憶されたプログラム、制御データ及び補正データを転送して記憶しておき、システム制御部113が撮像装置を制御する際に使用する。
図2は、図1に示す撮像素子102の概略構成を示す図である。図2に示すように、撮像素子102は、画素部201、垂直走査回路202、列回路群203、水平走査回路204を含む。画素部201は、複数の画素が行列状に配置されており、光学系101により結像された光学像を受光する。垂直走査回路202は、画素部201の行を順に選択し、水平走査回路204は、画素部201の列を順に選択することによって、画素部201の複数の画素が順に選択される。列回路群203は、垂直走査回路202によって選択された行の信号を読み出し、水平走査回路204によって選択される列の信号をCDS回路103へ出力する。
<第1の実施形態>
次に、第1の実施形態における上記構成を有する撮像装置の詳細構成及び制御について説明する。
●画素と列回路の構成
図3は、第1の実施形態における撮像素子102を構成する1つの画素301と、列回路群203を構成する1つの列回路302の等価回路図である。複数の画素301が行列状に配置されて画素部201を形成する。また、列回路302は対応する列の画素信号をサンプリングする回路であり、列回路302が列毎に構成されて、列回路群203を構成している。
画素301において、フォトダイオード(PD)303(光電変換素子)は、入射した光を受光し、その受光量に応じた信号電荷を生成して蓄積する光電変換部として機能する。第1転送スイッチ304は、第1転送パルスφTX1によって駆動され、PD303で発生した電荷を、画素メモリ305(第1の電荷蓄積手段)に転送する。画素メモリ305では、PD303から転送された電荷を保持可能な構成となっている。第2転送スイッチ306は、第2転送パルスφTX2によって駆動され、画素メモリ305に保持された電荷を、フローティングでフュージョン部(FD)307(第2の電荷蓄積手段)に転送する。FD307では、画素メモリ305から転送された電荷を保持可能な構成となっている。なお、ここでは画素部201を形成する際の工程を簡略化する為に、画素メモリ305とFD307を同じ不純物濃度で形成するものとする。リセットスイッチ310は、リセットパルスφRESによって駆動され、基準電位VDDを供給可能な構成となっている。
FD307は、上述したように転送された電荷を保持するとともに、保持した電荷を電圧信号に変換する電荷電圧変換部としても機能する。出力部308は、FD307に保持した電荷に基づく電圧信号を増幅して、画素の信号として出力する。ここでは例として、出力部308のMOSトランジスタと定電流源311を用いたソースフォロワ回路を示している。選択スイッチ309は、垂直選択パルスφSELによって駆動され、出力部308で増幅された信号が垂直信号線312に出力される。垂直信号線312に出力された信号は、列毎に対応して構成される列回路302でサンプリングされた後、図1におけるCDS回路103へ出力される。
列回路302は、読み出しスイッチ313、315、317、319、及び信号保持部314、316、318、320、及び水平転送スイッチ321、322、323、324を含む。読み出しスイッチ313、315、317、319は、読み出しパルスφN1、φN2、φS1、φS2によって各々駆動され、垂直信号線312に出力される各信号が信号保持部314、316、318、320にサンプリングされる。
水平転送スイッチ321、323は、水平選択パルスφHaによって駆動され、水平転送スイッチ322、324は、水平選択パルスφHbによって駆動される。信号保持部314、316、318、320にサンプリングされた信号は、水平選択パルスφHa、φHbによって各々N1信号、N2信号、S1信号、S2信号として、CDS回路103へ列毎に順次出力される。なお、列回路302は、上記構成の他に、信号を増幅するためのバッファアンプを適宜配置した構成としてもよい。
●発光装置の構成と駆動方法
図4は、図1に示す発光装置116の第1の実施形態における構成を示すブロック図である。発光装置116は、主に、光源制御部401と光源部402から構成されている。光源制御部401はTG106から発光パルスφLightを受け取り、φLightがHi時に点灯、Low時に消灯、というように、φLightに対応した光源部402の明滅制御を行う。
●通常画像取得時の駆動パターン
次に、図5に示すタイミングチャートを参照して、第1の実施形態における通常画像を取得する際の撮像素子102の駆動パターンを説明する。パルス名後の括弧内に示すn、n+1、n+2はそれぞれn行目、n+1行目、n+2行目に与えるパルスであることを示している。なお、nは偶数とする。
まず、期間t501で、全行分のリセットパルスφRES、全行分の第2転送パルスφTX2をHiにする。また、期間t501と開始時刻を同じくする期間t503で、全行分の第1転送パルスφTX1をHiにする。これにより、リセットスイッチ310、第1転送スイッチ304、及び第2転送スイッチ306がオン(導通)し、PD303、画素メモリ305、及びFD307の電位が初期電位にリセットされる。
期間t501におけるPD303、画素メモリ305のリセットが終了すると、期間t502で電荷の蓄積を行う。この時、PD303で生成された電荷は第1転送スイッチ304を介して、画素メモリ305に保持される。期間t502(t503)が終了すると、全行分の第1転送パルスφTX1をLowにし、露光が終了する。期間t502ですべての画素が同時に蓄積を行うので、いわゆるグローバル電子シャッター駆動となる。
次いで、期間t504でリセットパルスφRES(n)をHiにすることで、リセットスイッチ310をオンし、FD307をリセットする。その後、期間t505の間、n行目の垂直選択パルスφSEL(n)をHiにし、選択スイッチ309をオンすることで読み出し行を選択する。期間t506で読み出しパルスφN1をHiにし、読み出しスイッチ313をオンにすることで、FD307のリセット電位を信号保持部314に読み出す。
期間t507で第2転送パルスΦTX2(n)をHiにし、第2転送スイッチ306をオンにすることで、画素メモリ305に蓄積された電荷がFD307に読み出される。期間t508で読み出しパルスφS1をHiにし、読み出しスイッチ317をオンにすることで、FD307の信号電位を信号保持部318に読み出す。
期間t509において、水平選択パルスφHaに応じて水平転送スイッチ321、323を駆動し、信号保持部314、318にサンプリングされたn行目の信号を列毎に読み出す。また、期間t509でn行目の水平転送が始まると同時にn行目と同様にして、n+1行目の信号の読み出しを始める。但し、n+1行目の信号はn行目と違い、読み出しスイッチ315、信号保持部316、水平転送スイッチ322及び、読み出しスイッチ319、信号保持部320、水平転送スイッチ324の経路で読出しを行う。このように、偶数行と奇数行で列回路の読出し経路を偶奇行で交互に入れ替えることで、前の行の水平転送が終了するのを待たずに信号読み出しを開始できるので、読み出し時間の短縮を図ることができる。
次いで、n+1行目の読み出しが終了すると、偶数行であるn行目と同様の列回路の読出し経路でn+2行目の信号を読み出し、以下、すべての行に対して、同様に行うことで画像データを取得することができる。
なお、本実施形態では図5における期間t502に行う電荷蓄積期間中において、第1転送スイッチ304をオンにすることで、PD303で生成された電荷を順次画素メモリ305に転送して蓄積した。更に、電荷蓄積期間が経過したときに第1転送スイッチ304をオフ(遮断)する駆動とした。しかしながら、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、次のように駆動してもよい。すなわち、期間t502において第1転送スイッチ304をオフとし、PD303で電荷を蓄積させて、露光終了時に第1転送スイッチ304をオンオフさせることで、画素メモリ305に電荷を転送させる。または、第1転送スイッチ304を設けずに、画素メモリ305への電荷の蓄積をもって、電荷蓄積期間を終了するようにしても良い。
●距離画像取得時の駆動パターン
次に図6に示すタイミングチャートを参照して、第1の実施形態における距離画像を取得する際の撮像素子102の駆動パターンを説明する。パルス名後の括弧内に示すn、n+1、n+2は図5と同様にそれぞれn行目、n+1行目、n+2行目に与えるパルスであることを示している。但し、距離画像取得の際には偶数行、奇数行の区別なく読み出す。
まず、期間t612の間、n行目の垂直選択パルスφSEL(n)をHiにし、選択スイッチ309をオンすることで読み出し行を選択する。また、期間t601で、リセットパルスφRES(n)、第1転送パルスφTX1(n)、第2転送パルスφTX2(n)をHiにする。これによって、n行目のリセットスイッチ310、第1転送スイッチ304、及び第2転送スイッチ306がオンし、PD303、画素メモリ305、及びFD307の電位が初期電位にリセットされる。次いで、期間t602で、読み出しパルスφN1をHiにし、読み出しスイッチ313をオンにすることで、FD307のリセット電位を信号保持部314に読み出す。
次に期間t603、t604、t605における駆動の説明を行う。図7は図6におけるφLight、φTX1(n)、φTX2(n)の期間t603、t604、t605を抜き出して示したものである。また、期間t605´のφLight上の一点鎖線は被写体からの反射光の一例を示している。
期間t603で第2転送パルスφTX2(n)を、期間t604で第1転送パルスφTX1(n)をそれぞれHiにし、第1転送スイッチ304と第2転送スイッチ306をオンにする。これにより、PD303で生成された電荷は画素メモリ305とFD307で構成される合成容量に保持される。
期間t603が終了すると、第2転送パルスφTX2(n)をLowにし、第2転送スイッチ306がオフとなり、PD303で生成された電荷は期間t603で保持された電荷に加えて、画素メモリ305に保持される。
このように第2転送スイッチ306のみをオフにすることで、電荷を画素メモリ305とFD307に振り分けることが可能となる。これにより、電荷振り分け動作を2つの転送スイッチを独立に制御して行うことで生じる、電荷の振り分け誤差を低減することができる。
また、第1の実施形態では期間t603とt604の開始時刻を同じに設定し、期間t604を期間t603の倍の長さとなるように設定する。また、光源部402を点灯する期間t605(投光期間)の半分の時間が期間t603が終了するタイミングと一致するように設定する。ここで、期間t603にPD303で発生した電荷をQ1、期間t603が終了してから期間t604が終了するまでにPD303で発生した電荷をQ2とする。この場合、例えば被写体までの距離が至近の場合は投射光のタイミングと反射光のタイミングはほぼ等しいと考えられるので、電荷Q1と電荷Q2はほぼ等しい電荷量となる。一方、被写体までに距離がある場合、投射光のタイミングに対して、反射光のタイミングが遅れることになるので(例えば、t605´の一点鎖線で示すタイミング)、電荷Q1に対して、電荷Q2が多くなることになる。
次に、図6に戻して期間t606以降の説明をする。期間t606で読み出しパルスφS1をHiにし、読み出しスイッチ315をオンにすることで、FD307に振り分けられた信号電位を信号保持部318に読み出す。
期間t607でリセットパルスφRES(n)をHiにし、再度FD307を初期電位にリセットする。期間t608で読み出しパルスφN2をHiにし、読み出しスイッチ315をオンにすることで、2度目のFD307のリセット電位を信号保持部316に読み出す。
期間t609で第2転送パルスφTX2(n)をHiにし、第2転送スイッチ306をオンにすることで、画素メモリ305に振り分けられた電荷をFD307に転送する。期間t610で読み出しパルスφS2をHiにし、読み出しスイッチ319をオンにすることで、FD307に保持されている信号電位を信号保持部320に読み出す。
期間t611において、水平選択パルスφHa、φHbに応じて水平転送スイッチ321、322、323、324を駆動し、信号保持部314、316、318、320にサンプリングされたn行目のN1、N2、S1、S2の各信号を列毎に順次読み出す。
期間t611が終わるとn行目と同様にしてn+1行目の信号を読み出す。n+1行目の読み出しが終了すると同様にn+2行目の信号を読み出し、以下、すべての行に対して、同様に駆動を行う。
ここで、距離画像を取得する際の駆動方法としては、行毎に順次リセット・蓄積・読み出しを繰り返し行うローリング駆動となる。
●距離画像の取得時の演算方法
上述した距離画像の取得時の駆動パターンで撮像素子102を駆動させ、読み出した信号N1、N2、S1、S2はCDS回路103、A/D変換器104を介して、信号処理回路107へと転送される。
画素メモリ305の容量をCm、FD307の容量をCf、図6における期間t603にPD303で発生した電荷をQ1、期間t603が終了してから期間t604が終了するまでにPD303で発生した電荷をQ2とする。この場合、信号処理回路107では信号N1、N2、S1、S2を用いて、電荷Q1、Q2を求める処理を下記の式(1)及び(2)によって行う。
Q1=(Cm+Cf)*(S1-N1) …(1)
Q2=(Cm+Cf)*(S2-N2)-Cm*(S1-N1) …(2)
電荷Q1とQ2の和に対する電荷Q2の比をRとすると、以下の式(3)となる。
R=Q2/(Q1+Q2) …(3)
ここで、期間t603にφLightがHiになる時間をu1、期間t603終了時から期間t604終了時までにφLightがHiになる時間をu2とすると、u1とu2の和に対するu2の比Uは、
U=u2/(u1+u2) …(4)
次いで、上記式(3)及び式(4)で求めた電荷比R、発光時間比Uに加え、被写体にパルス光を投光してから反射してくるまでの光飛行時間をt[sec]、光の速度をc[m/sec]とする。更に、図6の期間t605に相当する光源部402による発光時間をW[sec]、被写体までの距離をL[m]とすると、電荷比Rと光飛行時間tの関係と、光飛行時間tと被写体までの距離Lの関係は下記のようにとなる。
R=1/W*t+U …(5)
t=2L/C …(6)
上記式(5)は電荷比Rと光飛行時間tの関係を示しており、電荷比Rは発光時間Wの逆数に比例し、発光時間比Uがオフセットとなる。本実施形態ではUが1/2となるよう設定しているので、式(5)と式(6)とから、電荷比Rと被写体までの距離Lの関係は下記の式(7)に示すものとなる。
L=Wc/2*R-Wc/4 …(7)
このように、撮像素子からの信号N1、N2、S1、S2を用いて、式(1)から式(7)の演算を信号処理回路107で行うことで、画素毎の距離情報を得ることが可能となる。
上記の通り本第1の実施形態によれば、従来の画素メモリを持つ画素構成の撮像素子において、画素メモリとFDを介する転送スイッチの駆動のみで電荷を振り分けることができる。これにより、転送パルスや転送スイッチのバラつきによる距離情報の誤差を低減させることが可能で、且つ、距離画像の解像度を低下させることもない撮像素子を実現することができる。
なお、上述した例では、画素部201を構成するすべての画素が図3に示す画素301であるものとして説明したが、本発明はこれに限るものではなく、一部の画素を画素301で構成するようにしてもよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。上述した第1の実施形態では、距離画像の読み出しを早めることを目的として、列回路302を、信号N1、N2、S1、S2の信号保持部を並列に配置する構成とした。距離画像を取得する際、4つの信号保持部を並列に並べることで、各信号を信号保持部に保持した後、列数分の水平選択パルスφHのみの時間で読み出すことが可能となっている。一方で、4つの信号保持部を並列に配置する列回路では水平方向に回路規模が大きくなることでレイアウト上不利となってしまい、列数に制限がかかる等の可能性がある。
そこで、第2の実施形態では第1の実施形態の列回路と同じ機能を、回路規模を縮小し、且つ水平方向のレイアウトを考慮した列回路で構成する。具体的には2つの信号保持部を直列につないだ回路を2つ並列に並べることで、1つの列回路につき、水平転送スイッチの数を半減することができる。また、水平方向のスペースを縮小させることができる。
●列回路の構成
図8は、第2の実施形態における列回路801の等価回路図であり、第1の実施形態で図3を参照して説明した列回路302の代わりに用いることができる。なお、画素301及び垂直信号線312等の構成は、図3に示すものと同様であるのでものとする。列回路801は、第1読み出しスイッチ802、803、第1信号保持部804、805、第2読み出しスイッチ806、807、第2信号保持部808、809、及び水平転送スイッチ810、811から構成されている。第1信号保持部804、805は前段の信号保持手段に相当し、第2信号保持部808、809は後段の信号保持手段に相当する。
第1読み出しスイッチ802は第1読み出しパルスφNa、第1読み出しスイッチ803は第1読み出しパルスφSaによって駆動され、垂直信号線312に出力される各信号が第1信号保持部804、805に保持される。第2読み出しスイッチ806は第2読み出しパルスφNb、第2読み出しスイッチ807は第2読み出しパルスφSbによって駆動され、第1信号保持部804、805に保持された各信号を第2信号保持部808、809に転送する。
水平転送スイッチ810、811は、水平選択パルスφHによって駆動され、第2信号保持部808、809に保持された信号をCDS回路103へ列毎に順次出力する。
このように、信号保持部を2つ直列に接続した回路を2系統並列に配置することで、第1の実施形態で示した列回路302に比べて、水平転送スイッチの数を4つから2つへと半減でき、水平方向のスペースを縮小できるのでレイアウト上有利になる。
●通常画像取得時の駆動パターン
次に図9に示すタイミングチャートを参照して、第2の実施形態における通常画像を取得する際の撮像素子102の駆動パターンを説明する。パルス名後の括弧内に示すn、n+1、n+2はそれぞれn行目、n+1行目、n+2行目に与えるパルスであることを示している。また、第1の実施形態と違い、偶数行、奇数行の区別はしない。
期間t901からt904までは、第1の実施形態において図5で示したタイミングチャートの期間t501からt504と同様である。
その後、期間t905の間、n行目の垂直選択パルスφSEL(n)をHiにし、選択スイッチ309をオンすることで読み出し行を選択する。期間t906で読み出しパルスφNaをHiにし、第1読み出しスイッチ802をオンにすることで、FD307のリセット電位を第1信号保持部804に読み出す。
期間t907で第2転送パルスΦTX2(n)をHiにし、第2転送スイッチ306をオンにすることで、画素メモリ305に蓄積された電荷がFD307に読み出される。期間t908で第1読み出しパルスφSaをHiにし、第1読み出しスイッチ803をオンにすることで、FD307の信号電位を第1信号保持部805に読み出す。
期間t909において、第2読み出しパルスφNb、φSbをHiにし、第2信号読み出しスイッチ806、807をオンにすることで、第1信号保持部804、805に保持されている信号を第2信号保持部808、809に転送する。
期間t910において、水平選択パルスφHに応じて水平転送スイッチ810、811を駆動し、第2信号保持部808、809に保持されたn行目の信号を列毎に順次読み出す。また、期間t910の開始時刻においてn行目と同様にn+1行目の読み出しが開始し、以下、すべての行に対して、同様に駆動を行うことで、通常画像を得ることができる。
●距離画像取得時の駆動パターン
次に図10に示すタイミングチャートを参照して、第2の実施形態における距離画像を取得する際の撮像素子102の駆動パターンを説明する。パルス名後の括弧内に示すn、n+1、n+2は図9と同様にそれぞれn行目、n+1行目、n+2行目に与えるパルスであることを示している。また、偶数行、奇数行の区別はない。
まず、期間t1012の間、n行目の垂直選択パルスφSEL(n)をHiにし、選択スイッチ309をオンすることで読み出し行を選択する。また、期間t1001で、リセットパルスφRES(n)、第1転送パルスφTX1(n)、第2転送パルスφTX2(n)をHiにする。これによって、n行目のリセットスイッチ310と第1転送スイッチ304と第2転送スイッチ306をオンし、PD303と画素メモリ305とFD307の電位が初期電位にリセットされる。次いで、期間t1002で、第1読み出しパルスφNaをHiにし、第1読み出しスイッチ802をオンにすることで、FD307のリセット電位を第1信号保持部804に読み出す。
期間t1003、t1004、t1005における駆動は図6で示す期間t603、t604、t605と同様である。
次いで、期間t1006で第1読み出しパルスφSaをHiにし、第1読み出しスイッチ803をオンにすることで、FD307に振り分けられた信号電位を第1信号保持部805に読み出す。そして、期間t1007で第2読み出しパルスφNb、φSbをHiにし、第2信号読み出しスイッチ806、807をオンにすることで、第1信号保持部804、805に保持されている信号を第2信号保持部808、809に転送する。その後、水平選択パルスφHに応じて水平転送スイッチ810、811を駆動し、第2信号保持部808、809に保持されたn行目の信号を列毎に順次読み出す。
次いで、期間t1008で再度リセットパルスφRES(n)をHiにし、FD307の電位を初期電位にリセットする。期間t1009で第1読み出しパルスφNaをHiにし、第1読み出しスイッチ802をオンにすることで、期間t1008で行ったFD307のリセット電位を第1信号保持部804に読み出す。
期間t1010で第2転送パルスφTX2(n)をHiにし、第2転送スイッチ306をオンにすることで、画素メモリ305に振り分けられた電荷をFD307に転送し、保持する。期間t1011で第1読み出しパルスφSaをHiにし、FD307の信号電位を第1信号保持部805に読み出す。
期間t1013で第2読み出しパルスφNb、φSbをHiにし、第2信号読み出しスイッチ806、807をオンにすることで、第1信号保持部804、805に保持されている信号を第2信号保持部808、809に転送する。その後、期間t1014で水平選択パルスφHに応じて水平転送スイッチ810、811を駆動し、第2信号保持部808、809に保持されたn行目の信号を列毎に順次読み出す。
また、期間t1014の開始時刻でn行目と同様にn+1行目の信号の読み出しを開始する。n+1行目の読み出しが終了すると同様にn+2行目の信号を読み出し、以下、すべての行に対して、同様に駆動を行う。
ここで、距離画像を取得する際の駆動方法は第1の実施形態と同様、行毎に順次リセット、蓄積、読み出しを行うローリング駆動となる。また、信号処理回路107で行う処理方法は、第1の実施形態で説明した方法と同様である。
上記の通り本第2の実施形態によれば、信号保持部を2つ直列に接続した回路を2系統並列に配置することで、第1の実施形態で示した列回路に比べて、読み出し時間が長くなるが、水平転送スイッチの数を4つから2つへと半減することができる。これにより、水平方向のスペースを縮小できるので、レイアウト上有利になる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
●発光装置の構成と駆動方法
距離画像を取得する際、投光した光が被写体から反射して撮像素子にあたるまでの距離の間、撮像素子が信号を取り出せるだけの光強度を保っている必要がある。光の強度は距離の二乗に反比例して減衰する性質がある為、投光時の光エネルギーは高い方が望ましい。
また、本実施形態における距離画像取得時の駆動方法は行毎に順次リセット・蓄積・読み出しを繰り返し行うローリング駆動である。すなわち選択している行の画素群に発光装置による被写体からの反射光が当たればよい。したがって、画角全体に投光する必要はなく、行の画素群に当たるだけの幅以上となるように光を集約させることで、投射光の強度を上げることができる。第3の実施形態では行に応じてラインスキャンを行うことで投射光強度を上げる。
図11は第3の実施形態における発光装置の構成を示すブロック図である。点線部1100は発光装置を示しており、光源制御部1101、光源駆動部1102、ラインレーザー1103から構成されている。光源制御部1101は図1におけるTG106から垂直選択パルスφSELと発光パルスφLightを受け取り、光源駆動部1102を介して、ラインレーザー1103のラインスキャン駆動の制御や明滅の制御を行う。
図12は発光装置による投光位置と光経路を示した概略図である。投光位置は発光装置内の光源駆動部1102により投光角度を変えることで決まり、図上の投光角度θ1、θ2、θ3はそれぞれ光経路を示す実線部L1、一点鎖線部L2、二点鎖線部L3に対応している。
図13は投光と投光角度制御のタイミングチャートである。発光パルスφLightがHiの期間に光源制御部1101を介してラインレーザー1103が点灯し、Low期間は消灯する。また、選択パルスφSELの立ち上げに応じて選択行に光が当たる角度θになるよう光源制御部1101を介して、光源駆動部1102が角度制御を行う。
このように例えばラインレーザーのような光をライン状に集約させた光源を用いて、ローリング駆動を行っている撮像素子において電荷蓄積を行っている画素行に対応させた投光位置制御を行うことで、投射光の強度を上げることができる。
この時、撮像素子102の駆動モードや光学系101の焦点距離情報等の状態に関する情報を用いて、投光開始位置、投光終了位置、投光幅、投光高さ、投光位置を変化させる間隔、及び投光位置を変化させる速度等の投光に関する各種パラメータを変えてもよい。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。上述した第1の実施形態では画素部201を形成する際の工程の簡略化を考慮して、画素メモリ305とFD307の不純物濃度を同一とした。不純物濃度が同じことからポテンシャル深さは同一となるので、画素メモリ305からFD307への電荷を転送する際には電荷の容量分割が発生する。これを考慮して距離画像取得の際には、信号処理回路107で信号S1、S2、N1、N2から電荷Q1と電荷Q2を算出することで、画素毎の距離情報を取得したが、式(1)及び式(2)で示したように複雑な演算が必要となってしまう。また、この構成では通常画像を取得する際にも画素メモリ305とFD307による容量分割が発生し、感度が落ちてしまう。
これを鑑みて、第4の実施形態では画素メモリ305の電荷をFD307へ完全転送できる構成とする。具体的には、画素メモリ305とFD307のポテンシャル深さを画素メモリ305よりFD307の方が深くなるようにそれぞれを形成する不純物濃度を変える。このような構成とする時、第1の実施形態で説明した式(1)及び式(2)が不要となり、電荷比Rを信号N1、N2、S1、S2を用いて、下記式(8)により求めることができる。
R=(S2-N2)/((S1-N2)+(S2-N2)) …(8)
上記に示すように距離情報を取得する際に必要な演算の簡略化が可能となる。また、通常画像を取得する際にも、容量分割による感度の低下を低減することが可能となる。
101 光学系
102 撮像素子
105 駆動回路
107 信号処理回路
116 発光装置
301 画素
302 列回路
303 フォトダイオード(PD)
305 画素メモリ
307 フローティングデフュージョン部(FD)
314、316、318、320 信号保持部
801 列回路
804、805 第1信号保持部
808、809 第2信号保持部

Claims (8)

  1. 被写体に向けて投光する発光手段と、
    入射した光量に応じた電荷を発生する光電変換素子と、前記光電変換素子に接続された第1の電荷蓄積手段と、スイッチを介して前記第1の電荷蓄積手段に接続された第2の電荷蓄積手段とを有する画素を含む複数の画素が行列状に配置された撮像素子と、
    前記発光手段の投光期間を含む電荷蓄積期間の開始から、前記投光期間の間の予め決められた時間まで、前記スイッチを導通させ、前記スイッチを遮断してから前記第2の電荷蓄積手段に蓄積された電荷に対応する第1の信号を読み出し、前記電荷蓄積期間が経過したときに、前記第1の電荷蓄積手段に蓄積された電荷に対応する第2の信号を読み出すように前記撮像素子を駆動する駆動手段と、
    前記第1の信号及び前記第2の信号に基づいて、被写体までの距離を算出する算出手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記投光期間の間の予め決められた時間は、前記投光期間の半分が経過した時間であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の電荷蓄積手段及び前記第2の電荷蓄積手段の電位をリセットするリセット手段と、
    前記複数の画素の各列に並列に接続された4つの信号保持手段とを更に有し、
    前記4つの信号保持手段は、それぞれが、前記第1の信号、前記第2の信号、前記第1の信号を読み出す前に前記撮像素子から読み出されたリセット電位の信号、前記第2の信号を読み出す前に前記撮像素子から読み出されたリセット電位の信号のうち、互いに異なるいずれかの信号を保持することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1の電荷蓄積手段及び前記第2の電荷蓄積手段の電位をリセットするリセット手段と、
    前記複数の画素の各列に、2つの信号保持手段をスイッチを介して直列に接続して構成された系が、2系統並列に接続された4つの信号保持手段とを更に有し、
    前記第1の信号を読み出す前に前記撮像素子から読み出されたリセット電位の信号と、前記第1の信号とを2つの系に分けて前段の2つの前記信号保持手段に保持し、前記スイッチを介して後段の2つの前記信号保持手段にそれぞれ転送した後、前記第2の信号を読み出す前に前記撮像素子から読み出されたリセット電位の信号と、前記第2の信号とを前段の2つの前記信号保持手段に保持することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  5. 前記発光手段はライン状に集約させた光を投光し、前記被写体からの反射光が前記撮像素子の各行の光電変換素子に順に入射するように、投光する角度を変えながら投光を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記光電変換素子は、光学系を介して入射する光量に応じた電荷を発生し、
    前記発光手段は、前記撮像素子の駆動及び前記光学系の状態に応じて、投光開始位置、投光終了位置、投光幅、投光高さ、投光位置を変化させる間隔、及び投光位置を変化させる速度の少なくとも1つのパラメータについての制御を行うことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記第2の電荷蓄積手段のポテンシャルが前記第1の電荷蓄積手段よりも高くなるように、前記第1の電荷蓄積手段と、前記第2の電荷蓄積手段の不純物濃度を互いに異ならせたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 被写体に向けて投光する発光手段、及び、入射した光量に応じた電荷を発生する光電変換素子と、前記光電変換素子に接続された第1の電荷蓄積手段と、スイッチを介して前記第1の電荷蓄積手段に接続された第2の電荷蓄積手段とを有する画素を含む複数の画素が行列状に配置された撮像素子を有する撮像装置の制御方法であって、
    駆動手段が、前記発光手段の投光期間を含む電荷蓄積期間の開始から、前記投光期間の間の予め決められた時間まで、前記スイッチを導通させる工程と、
    前記駆動手段が、前記スイッチを遮断してから前記第2の電荷蓄積手段に蓄積された電荷に対応する第1の信号を読み出す工程と、
    前記駆動手段が、前記電荷蓄積期間が経過したときに、前記第1の電荷蓄積手段に蓄積された電荷に対応する第2の信号を読み出す工程と、
    算出手段が、前記第1の信号及び前記第2の信号に基づいて、被写体までの距離を算出する工程と
    有することを特徴とする制御方法。
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