JP2015201228A - 制御装置、制御方法、プログラムおよび電子機器 - Google Patents

制御装置、制御方法、プログラムおよび電子機器 Download PDF

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藤崎 浩一
Koichi Fujisaki
浩一 藤崎
哲郎 木村
Tetsuo Kimura
哲郎 木村
金井 達徳
Tatsunori Kanai
達徳 金井
外山 春彦
Haruhiko Toyama
春彦 外山
淳一 瀬川
Junichi Segawa
淳一 瀬川
白井 智
Satoshi Shirai
智 白井
昌也 樽家
Masaya Taruie
昌也 樽家
洋美 春木
Hiromi Haruki
洋美 春木
祐介 城田
Yusuke Shirota
祐介 城田
章博 柴田
Akihiro Shibata
章博 柴田
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Abstract

【課題】利用可能な電力の範囲内で機器を動作させることが可能な制御装置、制御方法、プログラムおよび電子機器を提供する。【解決手段】実施形態の制御装置は、記憶部と検出部と決定部と制御部とを備える。記憶部は、電力を個別に制御可能な複数の要素を含む機器の動作状態を示す複数のモードと、各々のモードと対応付けられた電力とを有するテーブルを記憶する。検出部は、機器の起動時に、電源が供給可能な電力を検出する。決定部は、テーブルを参照して、検出部により検出された電力に対応するモードを決定する。制御部は、決定部により決定されたモードで動作するように機器を制御する。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、制御装置、制御方法、プログラムおよび電子機器に関する。
従来、電子機器の消費電力を低減するための様々な技術が知られている。例えば、予め定められた時間内に外部からの入力が無い場合は、メインメモリやプロセッサ内のデータを不揮発性のストレージデバイスに退避させ、メインメモリやプロセッサに対する電力供給を停止してスリープ状態(節電状態)に移行させる技術がある。この技術では、スリープ状態において、外部からの入力(例えばパネルやマウスのタッチ操作等、スリープ状態を解除する解除要因)を受け付けた場合、不揮発性のストレージデバイスに退避していたデータをメインメモリやプロセッサ内に戻して、電子機器を、スリープ状態に移行する前の状態に復帰させて処理を再開する。
特開2011−13836号公報
従来の技術では、スリープ状態から復帰する場合、電子機器は、スリープ状態に移行する前と同じ状態に移行するので、スリープ状態に移行する前と同等の電力が必要になるが、電源の状態によっては、スリープ状態に移行する前と同等の電力が得られない場合がある。
実施形態の制御装置は、記憶部と検出部と決定部と制御部とを備える。記憶部は、電力を個別に制御可能な複数の要素を含む機器の動作状態を示す複数のモードと、各々のモードと対応付けられた電力とを有するテーブルを記憶する。検出部は、機器が起動する契機となる信号を受け付けたときに、電源が供給可能な電力を検出する。決定部は、テーブルを参照して、検出部により検出された電力に対応するモードを決定する。制御部は、決定部により決定されたモードで動作するように機器を制御する。
実施形態の制御方法は、検出ステップと決定ステップと制御ステップとを備える。検出ステップは、電力を個別に制御可能な複数の要素を含む機器が起動する契機となる信号を受け付けたときに、電源が供給可能な電力を検出する。決定ステップは、機器の動作状態を示す複数のモードと、各々のモードと対応付けられた電力とを有するテーブルを参照して、検出ステップにより検出された電力に対応するモードを決定する。制御ステップは、決定ステップにより決定されたモードで動作するように機器を制御する。
実施形態のプログラムは、検出ステップと決定ステップと制御ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。検出ステップは、電力を個別に制御可能な複数の要素を含む機器が起動する契機となる信号を受け付けたときに、電源が供給可能な電力を検出する。決定ステップは、機器の動作状態を示す複数のモードと、各々のモードと対応付けられた電力とを有するテーブルを参照して、検出ステップにより検出された電力に対応するモードを決定する。制御ステップは、決定ステップにより決定されたモードで動作するように機器を制御する。
実施形態の電子機器は、記憶部と検出部と決定部と制御部とを備える。記憶部は、電力を個別に制御可能な複数の要素を含む電子機器の動作状態を示す複数のモードと、各々のモードと対応付けられた電力とを有するテーブルを記憶する。検出部は、電子機器が起動する契機となる信号を受け付けたときに、電源が供給可能な電力を検出する。決定部は、テーブルを参照して、検出部により検出された電力に対応するモードを決定する。制御部は、決定部により決定されたモードで動作するように制御する。
実施形態の電子機器の構成例を示すブロック図。 実施形態の制御装置の機能構成例を示すブロック図。 実施形態の消費電力テーブルの一例を示す図。 実施形態の移行処理の一例を示すフローチャート。 実施形態のモード制御の一例を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る制御装置、制御方法、プログラムおよび電子機器の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態の電子機器100の概略構成例を示すブロック図である。電子機器100の種類は任意であり、例えばPC(Personal computer)などでもよい。図1に示すように、電子機器100は、プロセッサ10と、メインメモリ(主記憶)20と、不揮発性ストレージ30と、入力デバイス40と、制御装置60と、通信装置66と、スリープ部50と、電源70とを含む。ここでは、電子機器100は、供給される電力を個別に制御可能な複数の要素を含むと捉えることもできる。上記の要素には、電力を個別に制御可能な部品や部品内の区画などが含まれる。例えばプロセッサ10、メインメモリ20、および、不揮発性ストレージ30を含むSoC(システムオンチップ)の中の1区画なども上記要素となり得る。
プロセッサ10は、各種のプログラム(例えば電子機器100のOSやアプリケーションソフトウェア等)をメインメモリ20から読み出して実行することで、電子機器100全体の動作を制御する。プロセッサ10は、例えばCPU(Central Processing Unit)を含んで構成され得る。プロセッサ10の内部にはレジスタ(不図示)が設けられる。また、プロセッサ10とメインメモリ20との間には、プロセッサ10からアクセスされる可能性の高い命令やデータを保持するキャッシュ(不図示)が設けられる。本実施形態では、キャッシュは、使用頻度の高いデータを格納する一次キャッシュと、一次キャッシュから溢れたデータを格納する二次キャッシュとを含む。すなわち、本実施形態のキャッシュは、2階層のキャッシュである。一次キャッシュは、二次キャッシュよりもプロセッサ10に近い位置に配置される。
不揮発性ストレージ30は、不揮発性メモリで構成される。不揮発性ストレージ30は、不揮発性ストレージ30に対する電力供給が停止されても、その内部データを保持することができる。
入力デバイス40は、各種の入力に用いられるデバイスであり、例えばマウスやキーボードなどで構成され得る。
スリープ部50は、所定の条件が成立した場合に、電子機器100の状態をスリープモードに移行させる。ここでは、所定の条件は、入力デバイス40による入力が、一定の時間長にわたって行われないことであるが、これに限らず、所定の条件は任意に設定可能である。
本実施形態では、入力デバイス40による入力が、一定の時間長にわたって行われなかった場合、スリープ部50は、メインメモリ20やプロセッサ10内のレジスタに格納されたデータを不揮発性ストレージ30に退避させた後、メインメモリ20やプロセッサ10に対する電力供給を停止するように電源70を制御する。これにより、電子機器100の状態はスリープモードに移行する。スリープモードとは、電力が供給される要素の数が所定数に制限されて電子機器100の動作が一時的に停止する状態であると捉えることができる。なお、本実施形態では、スリープモードにおいても、制御装置60に対する電力供給は継続される。スリープモードへの移行処理が完了した場合、スリープ部50は、制御装置60に対して、スリープモードへの移行が完了したことを通知する。これにより、制御装置60は、電子機器100の状態がスリープモードに移行したことを検出できる。
制御装置60は、電源70の状態に応じた動作を行うように電子機器100を制御する。制御装置60の詳細な内容については後述する。通信装置66は、外部装置との間でデータの送受信を行う手段である。
電源70は、電子機器100を構成する各要素に対して電力を供給する。例えば、電源70は、太陽電池などの発電モジュールと、発電モジュールで発電された電力を蓄えるバッテリとを含んで構成される。
図2は、制御装置60の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、制御装置60は、記憶部61と検出部62と決定部63と制御部64と受付部65とを備える。
記憶部61は、電子機器100の動作状態を示す複数のモードと、各々のモードと対応付けられた電力とを有する消費電力テーブルを記憶する。電子機器100の動作状態とは、電子機器100がどのように動作するのかを表すものであり、動作が停止している状態(例えばスリープモード)も含まれ得る。図3は、消費電力テーブルの一例を示す図である。図3において、モードの一例として挙げた「第1モード」は、電子機器100を構成する全ての要素に対して電力が供給されるとともにプロセッサ10の動作周波数が通常値に設定される状態を示す。また、「第2モード」は、キャッシュに対する電力の供給が停止されるとともにプロセッサ10の動作周波数が通常値よりも小さい値に設定(クロックが低速に設定)される状態を示す。図3の例では、第1モードに対応する電力「X」は、第2モードに対応する電力「Y」よりも大きい値に設定される。ここでは、各モードと対応付けられた電力は固定値であるが、これに限らず、各モードと対応付けられた電力が、所定の範囲を有するものであってもよい。例えば第1モードに対応する電力は、X1(<X)〜X2(>X)の範囲に設定され、第2モードに対応する電力は、Y1(<Y)〜Y2(>Y)の範囲に設定される構成であってもよい。要するに、各モードと対応付けられた電力は、固定値であってもよいし、所定の範囲を有するものであってもよい。
図2に戻って説明を続ける。検出部62は、電子機器100の起動時に、電源70が供給可能な電力を検出する。後述するように、検出部62は、スリープモードを解除する解除要因を受付部65で受け付けたときに、電源70が供給可能な電力を検出する。ここでは、電子機器100の起動時とは、電子機器100が動作可能な状態に移行する契機となる信号を受付部65で受け付けた時点であると捉えることもできる。決定部63は、記憶部61に記憶された消費電力テーブルを参照して、検出部62により検出された電力(電源70が供給可能な電力)に対応するモードを決定する。図3の例では、検出部62により検出された電力が「X」の場合は、「第1モード」が、その検出された電力に対応するモードとして決定される。また、例えば検出部62により検出された電力が「Y」の場合は、「第2モード」が、その検出された電力に対応するモードとして決定される。また、例えば消費電力テーブルにおいて、第1モードに対応する電力が、上述のX1(<X)〜X2(>X)の範囲に設定される場合は、検出部62により検出された電力がXであれば、その検出された電力に対応するモードは「第1モード」に決定される。同様に、消費電力テーブルにおいて、第2モードに対応する電力が、上述のY1(<Y)〜Y2(>Y)の範囲に設定される場合は、検出部62により検出された電力がYであれば、その検出された電力に対応するモードは「第2モード」に決定される。要するに、決定部63は、記憶部61に記憶された消費電力テーブルと、検出部62により検出された電力とを用いて、その検出された電力で実現可能なモードを決定する。
制御部64は、決定部63により決定されたモードで動作するように電子機器100を制御する。例えば決定部63により決定されたモードが第1モードの場合、制御部64は、電子機器100を構成する全ての要素に対して電力を供給するように電源70を制御するとともに、プロセッサ10の動作周波数を通常値に設定する。また、例えば決定部63により決定されたモードが第2モードの場合、制御部64は、キャッシュに対して電力の供給を停止し、キャッシュ以外の各要素に対して電力を供給するように電源70を制御するとともに、プロセッサ10の動作周波数を通常値よりも小さい値に設定する。
より具体的には、制御装置60(制御部64)は、決定部63により決定されたモード(消費電力テーブルに記憶されたモード)の種類に応じて、プロセッサ10およびメインメモリ20へ供給する電圧値を電源70に指示したり、通信装置66を動作させるために当該通信装置66に供給する電圧値を電源70に指示する。さらに、制御装置60は、プロセッサ10の起動時の動作周波数、および、メインメモリ20への供給クロックの動作周波数の通知も行う。ここで、モードによっては、通信装置66の利用に必要な電力を確保できない場合もある。この場合、制御装置60は、通信装置66に対する電力の供給は行わないように電源70に通知する。
受付部65は、スリープモードを解除する解除要因を受け付ける。本実施形態では、ユーザーが入力デバイス40を操作(タッチ操作も含む)した場合に、入力デバイス40は、そのときの操作に応じた入力信号を制御装置60に対して出力する。本実施形態では、入力デバイス40からの入力信号が解除要因となるが、これに限らず、解除要因は任意に設定可能である。
スリープモードにおいて、入力デバイス40からの入力信号を受け付けた場合、制御装置60は、電子機器100のモードを、スリープモードから、その時点で電源70が供給可能な電力に応じたモードへと移行させる(この処理を「移行処理」と呼ぶ)。図4は、制御装置60が実行する移行処理の一例を示すフローチャートである。以下、図4を参照しながら、移行処理の具体的な内容を説明する。
図4に示すように、受付部65で解除要因(例えば入力デバイス40からの入力信号)を受け付けた場合(ステップS1の結果:YES)、検出部62は、現時点で電源70が供給可能な電力を検出する(ステップS2)。すなわち、検出部62は、解除要因を受け付けた時点において電源70が供給可能な電力を検出する。次に、決定部63は、ステップS2で検出した電力と、記憶部61に記憶された消費電力テーブルとを用いて、ステップS2で検出した電力に対応するモードを決定する(ステップS3)。言い換えれば、決定部63は、解除要因を受け付けた時点において電源70が供給可能な電力で実現可能なモードを決定する。次に、制御部64は、ステップS3で決定したモードで動作するように電子機器100を制御する(ステップS4)。
具体的には、制御装置60(制御部64)は、決定したモードに従って、プロセッサ10およびメインメモリ20への供給電圧値を電源70に通知するとともに、プロセッサ10の起動時の動作周波数、および、メインメモリ20への供給クロックの周波数を指示する。例えばステップS3で決定したモードにおいて、通信装置66を利用する通信を行うだけの電力がある場合は、通信装置66を動作させるために、電源70に対して、通信装置66への電力供給を行うように指示する。一方、通信装置66を利用する通信を行うのに必要な電力を確保できない場合は、電源70に対して、通信装置66への電力供給を行わないように指示する。つまり、この場合、電子機器100は、スリープモードからの復帰時に、外部装置との通信を行わないで起動することになる。
以上に説明したように、本実施形態の制御装置60は、スリープモードにおいて解除要因を受け付けた場合、その解除要因を受け付けた時点において電源70が供給可能な電力で実現可能なモードで動作するように電子機器100を制御するので、利用可能なエネルギー(電力)の範囲内で電子機器100を動作させることができる。すなわち、本実施形態によれば、スリープモードが解除された後、電子機器100を適切な動作状態(モード)に設定することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば制御装置60は、電子機器100が動作している(あるいは動作可能な状態にある)場合は、所定の周期で、電源70が供給可能な電力を検出し、その検出した電力で実現可能なモードで動作するように電子機器100を制御することもできる。この場合の制御装置60による制御をモード制御と呼び、図5は、モード制御の一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、まず検出部62は、現時点で電源70が供給可能な電力を検出する(ステップS10)。次に、決定部63は、ステップS10で検出した電力と、記憶部61に記憶された消費電力テーブルとを用いて、その検出した電力に対応するモードを決定する(ステップS11)。言い換えれば、決定部63は、現時点において電源70が供給可能な電力で実現可能なモードを決定する。次に、制御部64は、ステップS11で決定したモードで動作するように電子機器100を制御する(ステップS12)。
具体的には、制御装置60(制御部64)は、決定したモードに従って、プロセッサ10およびメインメモリ20への供給電圧値を電源70に通知するとともに、プロセッサ10の起動時の動作周波数、および、メインメモリ20への供給クロックの周波数を指示する。例えばステップS11で決定したモードにおいて、通信装置66を利用する通信を行うだけの電力がある場合は、通信装置66を動作させるために、電源70に対して、通信装置66への電力供給を行うように指示する。一方、通信装置66を利用する通信を行うのに必要な電力を確保できない場合は、電源70に対して、通信装置66への電力供給を行わないように指示する。制御装置60は、以上のモード制御を所定の周期で繰り返し実行する。
また、例えばプロセッサ10は、所定の周期で、電子機器100の現在のモードを確認する確認処理を実行してもよい。これにより、プロセッサ10は、制御装置60に対して、電子機器100の現在のモードを問い合わせる必要が無い。また、例えば制御装置60は、決定したモードに電子機器100を移行させるたびに、プロセッサ10に対して、移行後のモードを通知することもできる。この場合、プロセッサ10は、前述の確認処理を実行する必要が無くなる。
上述の制御装置60は、CPU(Central Processing Unit)、ROM、RAM、および、通信I/F装置などを含んだハードウェア構成となっている。上述した各部(検出部62、決定部63、制御部64、受付部65)の機能は、CPUがROMに格納されたプログラムをRAM上で展開して実行することにより実現される。また、これに限らず、上述した各部(検出部62、決定部63、制御部64、受付部65)の機能のうちの少なくとも一部を個別の回路(ハードウェア)で実現することもできる。
さらに、上述の実施形態では、制御装置60およびプロセッサ10は別個のチップで構成されているが、これに限らず、例えば制御装置60およびプロセッサ10を含むSOC(システムオンチップ)で構成されてもよい。
また、上述の制御装置60で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上述の制御装置60で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上述の実施形態および変形例の制御装置60で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
上述の実施形態の適用場面としては、例えばバッテリの残量が自己放電により減少している場合や、太陽電池を利用していて、スリープモードに移行する前と同等の電力を発電することができない場合などが考えられる。特に、太陽電池は外部の状況に応じて発電量が変動するので、スリープモードに移行する前と同等の電力が得られない可能性は高くなる場合がある。そのような場合に上述の実施形態は有効である。
また、例えば、電子機器をスリープモードから復帰させようとする時点において利用可能な電力(電源70が供給可能な電力)が、スリープモードに移行する前よりも少なく、電子機器100をスリープモードから復帰させる復帰処理の終了時あるいは当該復帰処理の途中で、利用可能な電力を使い切ってしまった場合においては、電子機器100が動作不能な状態に陥るという場合もある。そのような場合にも上述の実施形態は有効である。
また、消費電力テーブルに記憶されるモードの種類や数は任意に設定可能である。例えば、消費電力テーブルにおいて、スリープモードと、電力とが対応付けられてもよい。この構成では、例えば図4のステップS2において、検出部62によって検出された電力が十分に小さい値を示し、図4のステップS3において、ステップS2で検出された電力に対応するモードとしてスリープモードが決定された場合、電子機器100は、再びスリープモードへ戻される(図4のステップS4)。
10 プロセッサ
20 メインメモリ
30 不揮発性ストレージ
40 入力デバイス
50 スリープ部
60 制御装置
61 記憶部
62 検出部
63 決定部
64 制御部
65 受付部
70 電源
100 電子機器

Claims (13)

  1. 電力を個別に制御可能な複数の要素を含む機器の動作状態を示す複数のモードと、各々のモードと対応付けられた電力とを有するテーブルを記憶する記憶部と、
    前記機器が起動する契機となる信号を受け付けたときに、電源が供給可能な電力を検出する検出部と、
    前記テーブルを参照して、前記検出部により検出された電力に対応するモードを決定する決定部と、
    前記決定部により決定されたモードで動作するように前記機器を制御する制御部と、を備える、
    制御装置。
  2. 電力が供給される前記要素の数が所定数に制限され、前記機器の動作が停止するスリープモードを解除する解除要因を受け付ける受付部をさらに備え、
    前記受付部で前記解除要因を受け付けた場合に、前記検出部は、前記電源が供給可能な電力を検出し、前記決定部は、前記検出部により検出された電力に対応するモードを決定し、前記制御部は、前記決定部により決定されたモードで動作するように前記機器を制御する、
    請求項1の制御装置。
  3. 前記電源は太陽電池を含む、
    請求項2の制御装置。
  4. 前記機器は、所定の条件が成立した場合に前記スリープモードに移行する、
    請求項2の制御装置。
  5. 電力を個別に制御可能な複数の要素を含む機器が起動する契機となる信号を受け付けたときに、電源が供給可能な電力を検出する検出ステップと、
    前記機器の動作状態を示す複数のモードと、各々のモードと対応付けられた電力とを有するテーブルを参照して、前記検出ステップにより検出された前記電力に対応するモードを決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにより決定されたモードで動作するように前記機器を制御する制御ステップと、を備える、
    制御方法。
  6. 電力を個別に制御可能な複数の要素を含む機器が起動する契機となる信号を受け付けたときに、電源が供給可能な電力を検出する検出ステップと、
    前記機器の動作状態を示す複数のモードと、各々のモードと対応付けられた電力とを有するテーブルを参照して、前記検出ステップにより検出された前記電力に対応するモードを決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにより決定されたモードで動作するように前記機器を制御する制御ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. 電力を個別に制御可能な複数の要素を含む電子機器であって、
    前記電子機器の動作状態を示す複数のモードと、各々のモードと対応付けられた電力とを有するテーブルを記憶する記憶部と、
    前記電子機器が起動する契機となる信号を受け付けたときに、電源が供給可能な電力を検出する検出部と、
    前記テーブルを参照して、前記検出部により検出された電力に対応するモードを決定する決定部と、
    前記決定部により決定されたモードで動作するように制御する制御部と、を備える、
    電子機器。
  8. 電力を個別に制御可能な複数の要素を含む機器の動作状態を示す複数のモードと、各々のモードと対応付けられた電力と、を記憶する記憶部を有し、
    前記機器が起動する契機となる信号を受け付けたときに、電源が供給可能な電力を検出し、
    前記複数のモードと、前記各々のモードに対応づけられた電力とを参照して、前記検出した電力に対応するモードを決定し、
    前記決定したモードで動作するように前記機器を制御する、
    制御装置。
  9. 電力を個別に制御可能な複数の要素を含む電子機器であって、
    前記電子機器の動作状態を示す複数のモードと、各々のモードと対応付けられた電力とを記憶する記憶部を有し、
    前記電子機器が起動する契機となる信号を受け付けたときに、電源が供給可能な電力を検出し、
    前記複数のモードと、前記各々のモードに対応づけられた電力とを参照して、前記検出した電力に対応するモードを決定し、
    前記決定したモードで動作する、
    電子機器。
  10. 電力を個別に制御可能な複数の要素を含む機器が起動する契機となる信号を受け付けたときに、電源が供給可能な電力を検出し、
    前記機器の動作状態を示す複数のモードと、各々のモードと対応付けられた電力とを参照して、前記検出した電力に対応するモードで動作するように前記機器を制御する、
    制御装置。
  11. 電力を個別に制御可能な複数の要素を含む電子機器であって、
    前記電子機器が起動する契機となる信号を受け付けたときに、電源が供給可能な電力を検出し、
    前記機器の動作状態を示す複数のモードと、各々のモードと対応付けられた電力とを参照して、前記検出した電力に対応するモードで動作する、
    電子機器。
  12. 電力を個別に制御可能な複数の要素を含む機器が起動する契機となる信号を受け付けたときに、前記機器の動作状態を示す複数のモードのうち、電源が供給可能な電力に対応するモードで動作するように前記機器を制御する、
    制御装置。
  13. 電力を個別に制御可能な複数の要素を含む電子機器であって、
    前記電子機器が起動する契機となる信号を受け付けたときに、前記機器の動作状態を示す複数のモードのうち、電源が供給可能な電力に対応するモードで動作する、
    電子機器。
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