JP2015200069A - プレキャストブロックの接続方法及びそれを用いたプレストレスタンク - Google Patents

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Abstract

【課題】隣接するプレキャストブロックを密着した状態で接続できるようにする。
【解決手段】鉄筋2、2'を備えたプレキャストブロック1の平行な二辺の一方には鉄筋2、2'が突出した接続突部4、7が設けられ、平行な二辺の他方における鉄筋2、2'の位置には、当該鉄筋2、2'が出現してアンカー部5、8が形成され且つ他のプレキャストブロック1の接続突部4、7が挿入される凹部6、9が設けてあり、隣接するプレキャストブロック1の辺を密着させることで接続突部4、7が挿入された凹部6、9が充填剤10で満たされて固化することより接続突部4、7とアンカー部5、8を介してプレキャストブロック1は相互に接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、隣接するプレキャストブロックの辺を相互に密着して接続できるようにしたプレキャストブロックの接続方法及びそれを用いたプレストレスタンクに関するものである。
LNG及びLPG等のガスを貯蔵する低温貯蔵タンク、或いは、水等の液体を貯蔵する液体貯蔵タンク等の大型のタンクは、一般に、建設現場でコンクリートを打設する現場打ちによって建造されてきた。タンクを現場打ちで建造する場合は、地面に構築した基礎上に足場を構築し、タンクの建造場所に鉄筋を配設し、鉄筋を挟むように配置する型枠を前記足場に支持させて設け、その後、型枠の間にコンクリートを打設し固化させることにより建造している。一方、大型タンクのように高さが高いタンクを建造する場合には、型枠の支持強度を保持することが困難なことから、前記と同様の操作を行ってコンクリートを打設することにより所定の高さの下段のタンク体を建造する。その後、前記足場に上段の足場を継ぎ足して構築し、下段のタンク体の上側に新たな鉄筋を配設し、更に型枠を設置した後、コンクリートを打設して上段のタンク体を建造しており、この作業を繰り返すことによって所定の高さのタンクを建造している。
しかし、現場打ちによるタンクの建造には、足場の構築作業、鉄筋の配設作業、型枠の設置作業、コンクリートの打設作業が必要であり、全てが現場作業であるために、作業が非能率的であり工期が延長され、建造コストが増加するという問題を有していた。特に、現場打ち作業では、コンクリートが固化するまでは次の作業に進めないという問題があり、更に、天候の影響を受けるという問題も有していた。
一方、交差する鉄筋を備えたプレキャストブロックを工場等において製造し、このプレキャストブロックを現場に運搬してタンクの建造に用いることで、タンクの建造を簡略化することが提案されている。
近年、LNGタンクの大型化が進められており、このような大型のタンクをプレキャストブロックを用いて建造するには、プレキャストブロックを車両などで運搬できる大きさにする必要がある。このため、建造するタンクを周方向及び上下方向に多数に分割した所定の大きさのプレキャストブロックを工場等で予め製造し、このプレキャストブロックを現場に運搬して、相互を接続することによりタンクを建造することが考えられる。
このように、プレキャストブロックを現場で相互に接続するために、プレキャストブロックの上下・左右の各辺に、鉄筋を所要の長さで突出させた接続突部を設けることが考えられている。
プレキャストブロックを用いてタンクを建造する先行技術としては、プレキャストブロックを周方向に間隔を隔てて配置し、各プレキャストブロックから間隔に突出する鉄筋の接続突部を、コンクリートの現場打ちにより固めることでプレキャストブロックを相互に接続したものがある(特許文献1)。
特開2011−122389号公報
しかし、特許文献1では、プレキャストブロックを相互に接続するには、接続突部に対応した間隔を隔ててプレキャストブロックを配置する必要があり、プレキャストブロックを密着させて配置することができない。そのため、特許文献1では、プレキャストブロックの相互の間隔にコンクリートを現場で打設する作業が必要であり、従って、従来と同様の足場の構築作業、間隔に対する型枠の設置作業、コンクリートの打設作業が必要となり、結局多くの現場作業が生じることになって、プレキャストブロックを用いることによる利点を活かすことができなかった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、隣接するプレキャストブロックを密着させた状態で高能率に接続できるようにしたプレキャストブロックの接続方法及びそれを用いたプレストレスタンクを提供することを目的とする。
本発明は、鉄筋を備えたプレキャストブロックの平行な二辺の一方には前記鉄筋が突出した接続突部が設けられ、前記平行な二辺の他方における鉄筋の位置には、当該鉄筋が出現してアンカー部が形成され且つ他のプレキャストブロックの前記接続突部が挿入される凹部が設けてあり、
隣接するプレキャストブロックの辺を密着させることで前記接続突部が挿入された凹部が充填剤で満たされて固化することにより前記接続突部とアンカー部を介してプレキャストブロックが相互に接続される
ことを特徴とするプレキャストブロックの接続方法、に係るものである。
上記プレキャストブロックの接続方法において、プレキャストブロックの上辺に設けられる凹部は、鉄筋が出現してアンカー部を形成し且つ上側のプレキャストブロックの下辺に設けた接続突部が挿入される穴部であり、
プレキャストブロックの左右の一方の辺に設けられる凹部は、鉄筋が出現してアンカー部を形成し且つ隣接するプレキャストブロックの左右の他方の辺に設けた接続突部が挿入されて上下に移動できるように上下が開放された溝部であり、
上下に隣接するプレキャストブロックを接続する際は、下側のプレキャストブロックの上辺に設けた穴部を充填剤で満たした後、上側のプレキャストブロックの下辺に設けた接続突部が前記穴部に挿入するように上側のプレキャストブロックを下側のプレキャストブロックに密着させて接続し、
左右に隣接するプレキャストブロックを接続する際は、一方のプレキャストブロックの左右の一方の辺に設けた接続突部を隣接するプレキャストブロックの左右の他方の辺に設けた溝部に挿入して一方のプレキャストブロックと他方のプレキャストブロックを密着させた後、前記溝部を充填剤で満たすことにより接続することが好ましい。
又、上記プレキャストブロックの接続方法において、プレキャストブロックに設ける穴部及び溝部は、プレキャストブロックの製造時に、前記穴部及び溝部に対応した鉄筋の位置に発泡樹脂を配置し、コンクリートを打設して形成することができる。
又、上記プレキャストブロックの接続方法において、充填剤は、コンクリート系充填剤又はエポキシ系樹脂充填剤とすることができる。
本発明は、プレキャストブロックは鉄筋を備えて左右方向へ湾曲した矩形形状を有しており、
プレキャストブロックの下辺には鉄筋が突出した接続突部が設けられ、プレキャストブロックの上辺における鉄筋の位置には、当該鉄筋が出現したアンカー部が形成され且つ隣接するプレキャストブロックの前記接続突部が挿入される穴部が設けてあり、
プレキャストブロックの左右の二辺の一方の側部には鉄筋が突出した接続突部が設けられ、左右の二辺の他方の側部には鉄筋が出現したアンカー部が形成され且つ隣接するプレキャストブロックの前記接続突部が挿入されて上下に移動できるように上下が開放された溝部が設けてあり、
左右方向に隣接する一方のプレキャストブロックの側部に設けた溝部に他方のプレキャストブロックの側部に設けた接続突部を挿入して相互に密着させた後、前記溝部を充填剤で満たすことにより接続して複数のプレキャストブロックを環状に接続した第1のリング体と、
第1のリング体の上部において、左右方向に隣接する一方のプレキャストブロックの側部に設けた溝部に他方のプレキャストブロックの側部に設けた接続突部を挿入して相互に密着させた後、前記溝部を充填剤で満たすことにより接続して複数のプレキャストブロックを環状に接続し、且つ、複数が接続された各プレキャストブロックの下辺に設けた接続突部を前記第1のリング体のプレキャストブロックの上辺に設けられて充填剤が満たされた穴部に挿入した第2のリング体と、
第2のリング体の上部に必要段数で接続したリング体と、
によりプレキャストタンク本体を構成し、
プレキャストタンク本体の各リング体をプレストレスワイヤで固縛した、
ことを特徴とするプレストレスタンク、に係るものである。
上記プレストレスタンクにおいて、プレキャストブロックは、プレストレスワイヤを通すためのシースを予め備えることができる。
本発明のプレキャストブロックの接続方法及びそれを用いたプレストレスタンクによれば、隣接するプレキャストブロックを密着させた状態で高能率に接続できるという優れた効果を奏し得る。
本発明のプレキャストブロックの接続方法とプレキャストブロックの構成を示す斜視図である。 プレキャストブロックの上辺に形成される凹部の他の形状例を示す斜視図である。 (a)は穴部及び溝部を備えたプレキャストブロックの製造方法を示す平面図、(b)は(a)をIIIB−IIIB方向から見た側面図である。 左右に隣接するプレキャストブロックが接続された状態を示す斜視図である。 プレストレスタンクの建造に用いるプレキャストブロックの一例を示す斜視図である。 (a)はプレキャストブロックで建造したプレストレスタンクの側面図、(b)は(a)をVIB−VIB方向から見た平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1は本発明のプレキャストブロックの接続方法に用いるプレキャストブロックの実施例を示す斜視図であり、プレキャストブロック1は縦の鉄筋2と横の鉄筋2'を交差して備えており、上下の平行な二辺3a、3bと左右の平行な二辺3c、3dをもつ矩形形状を有している。尚、図1(a)のプレキャストブロック1はタンクを建造するために左右方向へ湾曲した形状を有している。
プレキャストブロック1の下辺3bには、縦の鉄筋2が突出した接続突部4を設け、前記プレキャストブロック1の上辺3aの縦の鉄筋2の位置には、当該鉄筋2が出現してアンカー部5を形成し且つ隣接する他のプレキャストブロック1の前記接続突部4が挿入される凹部6を設けている。
図1のプレキャストブロック1の上辺3aに設けられる凹部6は、各鉄筋2に対応して形成された穴部6aである。又、上辺3aに設けられる凹部6は、図2に示すように、前記穴部6aを左右方向に複数繋いで形成した拡張穴6bとすることができる。図2では全ての穴部6aを繋ぐことにより1つの拡張穴6bとした場合を示している。尚、前記穴部6a及び拡張穴6bは、プレキャストブロック1の上辺3aの面内に設けられる。
プレキャストブロック1の側部である左辺3cには、横の鉄筋2'が突出した接続突部7が設けてあり、前記プレキャストブロック1の側部である右辺3dの横の鉄筋2'の位置には、当該鉄筋2'が出現してアンカー部8を形成し且つ隣接する他のプレキャストブロック1の前記接続突部7が挿入される凹部9が設けてある。
前記プレキャストブロック1の右辺3dに設けられる凹部9は、隣接するプレキャストブロック1の左辺3cに設けた接続突部7が挿入されて上下に移動できるように上下が開放された溝部9aである。
前記凹部6及び凹部9は、充填剤10を供給することによって、接続突部4とアンカー部5、及び、接続突部7とアンカー部8を接続するために設けられる。凹部6及び凹部9に供給する充填剤10としては、コンクリート系充填剤又はエポキシ系樹脂充填剤を用いることができる。充填剤10は、適度な粘度に調整して用いることができる。
図3は、前記接続突部4、7及び凹部6、9を備えたプレキャストブロック1を製造する製造方法を示している。プレキャストブロック1を製造するには、縦の鉄筋2と横の鉄筋2'を交差させて配置し、その交差部を仮溶接或いは固縛することにより網目状の鉄筋組立体11を形成する。続いて、プレキャストブロック1に凹部6、9を設けるための発泡樹脂Pを鉄筋組立体11に取り付ける。即ち、図1に示すアンカー部5に対応した縦の鉄筋2の一端には、アンカー部5を含む穴部6aを形成するための柱状の発泡樹脂体12を取り付ける。又、図1に示すアンカー部8に対応した横の鉄筋2'の一端には、アンカー部8を含んで縦方向に延びる溝部9aを形成するための発泡樹脂板13を取り付ける。前記発泡樹脂Pには発泡スチロールを用いることができ、又、発泡スチロール以外でも、所定の圧縮強度を有し、且つ、取り外しが容易なものであれば、他の材料も利用し得る。
前記発泡樹脂体12と発泡樹脂板13を取り付けた鉄筋組立体11は、矩形形状を有する型枠14にセットする。このとき、前記発泡樹脂体12と発泡樹脂板13は型枠14の直交する二辺の内側に収まるようにセットされ、縦の鉄筋2の発泡樹脂体12を有しない他端と、横の鉄筋2'の発泡樹脂板13を有しない他端は、型枠14の直交する他の二辺からはみ出すようにセットされる。
そして、型枠14の内部にコンクリートを打設する。これにより、鉄筋2、2'が一体化したプレキャストブロック1を形成することができる。
続いて、型枠14からプレキャストブロック1を取り出し、鉄筋2と鉄筋2'に取り付けられた発泡樹脂体12と発泡樹脂板13を取り除くことにより、図1に示した穴部6aと溝部9aを備えたプレキャストブロック1が得られる。
プレキャストブロック1は以下に示す方法によって接続することができる。
図1において、左右方向に隣接するプレキャストブロック1Aとプレキャストブロック1Bを接続する際には、プレキャストブロック1Aにプレキャストブロック1Bを接近させて、プレキャストブロック1Bの接続突部7をプレキャストブロック1Aの凹部9である溝部9aに挿入し、プレキャストブロック1Aとプレキャストブロック1Bを図4のように密着させる。
プレキャストブロック1Aとプレキャストブロック1Bが密着すると、図4のように溝部9aは上部を除いて閉ざされ、又、溝部9aの下端は下部のプレキャストブロック1或いは基礎によって閉ざされるので、この溝部9aに充填剤10を供給することにより、溝部9aを充填剤10で満たす。
充填剤10が固化すると、プレキャストブロック1Aとプレキャストブロック1Bは、前記接続突部7とアンカー部8を介して強固に接続される。更に、密着したプレキャストブロック1Aとプレキャストブロック1Bの間に隙間が存在していても、その隙間に充填剤10が侵入して固化されるために、辺3c、3dの面によっても高い強度で接続される。
図1において、上下方向に隣接するプレキャストブロック1Aとプレキャストブロック1Cを接続する際には、まず、下部のプレキャストブロック1Aの凹部6である穴部6aに充填剤10を供給することにより、穴部6aを充填剤10で満たす。
続いて、プレキャストブロック1Cをプレキャストブロック1Aに接近させ、プレキャストブロック1Cの接続突部4をプレキャストブロック1Aの穴部6aに挿入してプレキャストブロック1Cをプレキャストブロック1Aに密着させる。
充填剤10が固化すると、プレキャストブロック1Aとプレキャストブロック1Cは、前記接続突部4とアンカー部5を介して強固に接続される。前記接続突部4が穴部6aに挿入される際には、穴部6aを満たしていた充填剤10は挿入される接続突部4の体積分だけ上辺3a上に溢れるようになるため、密着したプレキャストブロック1Aとプレキャストブロック1Cの間に隙間が存在していても、その隙間に充填剤10が侵入して固化されるため、辺3a、3bの面によっても高い強度で接続される。
上下方向に隣接するプレキャストブロック1Aとプレキャストブロック1Cを接続する際に穴部6aに供給する充填剤10としては、適度な粘度に調整したコンクリート系充填剤又はエポキシ系樹脂充填剤を用いる代わりに接着剤アンカーを用いることができる。接着剤アンカーは、ガラス管からなる容器に接着剤が封入されたものである。接着剤アンカーは穴部6aに挿入して配置する。前記したように、プレキャストブロック1Cがプレキャストブロック1Aに接近して接続突部4が穴部6aに挿入されると、容器が接続突部4によって破壊されることにより、穴部6aは接着剤で満たされる。
プレキャストブロック1Bの上部で且つプレキャストブロック1Cの右側に隣接するプレキャストブロック1Dを接続する際には、まず、下部のプレキャストブロック1Bの穴部6aに充填剤10を供給して穴部6aを充填剤10で満たす。
続いて、プレキャストブロック1Dの接続突部7をプレキャストブロック1Cの溝部9aに挿入し、この状態でプレキャストブロック1Dを下降させ、プレキャストブロック1Dの接続突部4をプレキャストブロック1Aの穴部6aに挿入してプレキャストブロック1Dをプレキャストブロック1Bに密着させる。このとき、前記プレキャストブロック1Dの接続突部7はプレキャストブロック1Cの溝部9aの内部を下方へ移動する。
プレキャストブロック1Dがプレキャストブロック1Cに密着することで溝部9aは上部を除いて閉ざされるので、この溝部9aに充填剤10を供給して溝部9aを充填剤10で満たす。
充填剤10が固化すると、プレキャストブロック1Dは、プレキャストブロック1Bとプレキャストブロック1Cに対して強固に接続される。尚、上記ではプレキャストブロック1の上辺3aに設けた凹部6が穴部6aである場合について説明したが、図2に示すように凹部6が拡張穴6bである場合にも同様にして接続することができる。
上記したプレキャストブロック1によれば、タンク等の種々の構造物の壁を、密着させたプレキャストブロック1によって建造することができる。
図5は、図6に示すようなプレキャストタンク本体15を構成するのに用いられるプレキャストブロック1の一例を示す斜視図である。
図5のプレキャストブロック1は、左右方向へ湾曲した矩形形状を有しており、プレキャストブロック1の厚さ方向には図3に示した鉄筋組立体11が2層に設けられている。そして、2層の鉄筋組立体11の鉄筋2、2'に対応するように穴部6aからなる凹部6と溝部9aからなる凹部9が夫々2列に設けられている。更に、プレキャストブロック1の厚さ方向中間位置には、湾曲した左右方向へ延びるシース16が設けられている。このシース16は建造されたタンクを周方向から固縛するプレストレスワイヤ17(図6参照)を通すための孔を形成するものである。上記シース16は、図3に示すようにコンクリートを打設してプレキャストブロック1を製造する際に予め型枠14に配置しておくことにより設けられる。又、図6に示すように、プレキャストタンク本体15を平面から見て十字の方向に配置されるプレキャストブロック1には、プレストレスワイヤ17をシース16に挿入して端部を固縛するようにした突部18が設けられている。
図6に示すプレキャストタンク本体15は、以下のようにして建造される。図1に示すように、左右方向に隣接する下段の第1のプレキャストブロック1Aと下段の第2のプレキャストブロック1Bを接続する際には、下段の第1のプレキャストブロック1Aの右辺3dに設けた溝部9aに、下段の第2のプレキャストブロック1Bの左辺3cに設けた接続突部7を挿入して左右のプレキャストブロック1A、1Bを相互に密着させる。続いて、図4に示すように接続突部7が挿入された溝部9aを充填剤10で満たすことにより接続する。上記操作を左右方向へ繰り返すことにより必要数のプレキャストブロック1を接続する。環状を形成するための最後のプレキャストブロック1の接続は、最後のプレキャストブロック1の左右に設けた接続突部7と溝部9aが、隣接するプレキャストブロック1の溝部9aと接続突部7に合致して挿入されるように位置を合わせた後、この状態を保持して最後のプレキャストブロック1を隣接するプレキャストブロック1の相互間に下降させる。そして、最後のプレキャストブロック1の左右の溝部9aに図4に示すように充填剤10を供給して満たすことにより接続する。
これにより、図6に示すように、プレキャストブロック1が環状に接続された第1のリング体19が構成される。
次に、図1に示すように、図6に示した第1のリング体のプレキャストブロック1の上辺3aに設けた穴部6aを充填剤10で満たした後、上段の第1のプレキャストブロック1Cの下辺3bに設けた接続突部4を充填剤10が満たされた前記穴部6aに挿入して上段の第1のプレキャストブロック1Cを下段のプレキャストブロック1Aに密着させて接続する。
続いて、下段のプレキャストブロック1Bの上辺3aに設けられる穴部6aを充填剤10で満たした状態で、上段の第2のプレキャストブロック1Dは下辺3bに設けた接続突部4を前記充填剤10が満たされた穴部6aに挿入して下段のプレキャストブロック1Bに密着させる。更に、このとき、上段の第2のプレキャストブロック1Dは左辺3cに設けた接続突部7を上段の第1のプレキャストブロック1Cの右辺3dに設けた溝部9aに挿入して上段の第1のプレキャストブロック1Cに密着させた後、前記溝部9aを充填剤10で満たす。
これにより、図6に示すように、プレキャストブロック1が環状に接続され且つ第1のリング体19に接続された第2のリング体20が構成される。
更に、第2のリング体20の上部に必要段数のリング体21を設けることにより図6に示すプレキャストタンク本体15が構成される。
その後、図6に示す各リング体19、20、21のプレキャストブロック1に設けたシース16(図5)にプレストレスワイヤ17を通し、夫々のリング体19、20、21を固縛することにより、プレストレスタンクPTが建造される。尚、プレストレスタンクPTを固縛する方法は、プレキャストブロック1に設けたシース16にプレストレスワイヤ17を通して固縛する方法以外に、夫々のリング体19、20、21を周方向外部からプレストレスワイヤを用いて固縛してもよい。
上記本発明では、鉄筋2、2'を備えたプレキャストブロック1の平行な二辺3a、3b及び平行な二辺3c、3dの各一方には鉄筋2、2'が突出した接続突部4、7が設けられ、前記平行な二辺3a、3b及び平行な二辺3c、3dの各他方における鉄筋2、2'の位置には、当該鉄筋2、2'が出現してアンカー部5、8が形成され且つ他のプレキャストブロック1の前記接続突部4、7が挿入される凹部6、9を設けている。従って、隣接するプレキャストブロック1の辺が密着され、接続突部4、7が挿入された凹部6、9が充填剤10で満たされて固化することにより、前記接続突部4、7とアンカー部5、8を介してプレキャストブロック1が相互に接続されるので、プレキャストブロック1の辺が密着した状態で、且つ、凹部6、9を満たす少ない量の充填剤10によってプレキャストブロック1を強固に接続することができる。
一方、プレキャストブロック1の上辺3aに設けられる凹部6は、鉄筋2が出現してアンカー部5を形成し且つ上側のプレキャストブロック1の下辺3bに設けた接続突部4が挿入される穴部6aとし、プレキャストブロック1の左右の一方の側部に設けられる凹部9は、鉄筋2'が出現してアンカー部8を形成し且つ隣接するプレキャストブロック1の左右の他方の側部に設けた接続突部7が挿入されて上下に移動できるように上下が開放された溝部9aとする。すると、図1の上下に隣接するプレキャストブロック1A、1Cを接続する際は、下側のプレキャストブロック1Aの上辺3aに設けた穴部6aを充填剤10で満たした後、上側のプレキャストブロック1Cの下辺3bに設けた接続突部4が前記穴部6aに挿入するように上側のプレキャストブロック1Cを下側のプレキャストブロック1Aに密着させて接続することができる。又、左右に隣接するプレキャストブロック1A、1Bを接続する際は、プレキャストブロック1Bの側部に設けた接続突部7をプレキャストブロック1Aの側部に設けた溝部9aに挿入して左右のプレキャストブロック1A、1Bを密着させた後、前記溝部9aを充填剤10で満たすことにより接続することができる。従って、左右方向と上下方向に隣接するプレキャストブロック1を、プレキャストブロック1の辺が密着した状態で、且つ、穴部6aと溝部9aを満たす少ない量の充填剤10によってプレキャストブロック1を強固に接続することができる。
プレキャストブロック1に設ける穴部6a及び溝部9aは、プレキャストブロック1の製造時に、前記穴部6a及び溝部9aに対応した鉄筋2、2'の位置に発泡樹脂Pを配置してコンクリートを打設することにより形成するので、穴部6a及び溝部9aを容易に設けることができる。
充填剤10にはコンクリート系充填剤又はエポキシ系樹脂充填剤を用いることができるので、充填剤10の粘度を調整することにより、密着したプレキャストブロック1の隙間に充填剤10を侵入させて固化できるため、辺3a、3b及び辺3c、3dの面も含めて高い強度で接続することができる。
又、図6に示すように、プレキャストブロック1が環状に接続した第1のリング体19と、第1のリング体19の上部に接続された第2のリング体20と、第2のリング体20の上部に必要段数で接続されたリング体21とによりプレキャストタンク本体15を構成することができる。このプレキャストタンク本体15は密着したプレキャストブロック1によって構成されるため、現場では穴部6aと溝部9aを満たす少ない量の充填剤10を供給するのみであり、均一な強度を有するプレキャストタンク本体15を高能率で建造することができる。
そして、前記プレキャストタンク本体15の各リング体19、20、21をプレストレスワイヤ17で固縛することによりプレストレスタンクPTが建造される。従って、このプレストレスタンクPTは、プレキャストタンク本体15の持つ強度と、プレストレスワイヤ17による固縛により高い強度を保持することができる。
尚、本発明のプレキャストブロックの接続方法及びそれを用いたプレストレスタンクは、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 プレキャストブロック
1A プレキャストブロック(下段の第1のプレキャストブロック)
1B プレキャストブロック(下段の第2のプレキャストブロック)
1C プレキャストブロック(上段の第1のプレキャストブロック)
1D プレキャストブロック(上段の第2のプレキャストブロック)
2 鉄筋
2' 鉄筋
3a 辺(上辺)
3b 辺(下辺)
3c 辺(左辺)
3d 辺(右辺)
4 接続突部
5 アンカー部
6 凹部
6a 穴部(凹部)
7 接続突部
8 アンカー部
9 凹部
9a 溝部(凹部)
10 充填剤
11 鉄筋組立体
12 発泡樹脂体(発泡樹脂P)
13 発泡樹脂板(発泡樹脂P)
15 プレキャストタンク本体
16 シース
17 プレストレスワイヤ
19 第1のリング体(リング体)
20 第2のリング体(リング体)
21 リング体
PT プレストレスタンク

Claims (6)

  1. 鉄筋を備えたプレキャストブロックの平行な二辺の一方には前記鉄筋が突出した接続突部が設けられ、前記平行な二辺の他方における鉄筋の位置には、当該鉄筋が出現してアンカー部が形成され且つ他のプレキャストブロックの前記接続突部が挿入される凹部が設けてあり、
    隣接するプレキャストブロックの辺を密着させることで前記接続突部が挿入された凹部が充填剤で満たされて固化することにより前記接続突部とアンカー部を介してプレキャストブロックが相互に接続される
    ことを特徴とするプレキャストブロックの接続方法。
  2. プレキャストブロックの上辺に設けられる凹部は、鉄筋が出現してアンカー部を形成し且つ上側のプレキャストブロックの下辺に設けた接続突部が挿入される穴部であり、
    プレキャストブロックの左右の一方の辺に設けられる凹部は、鉄筋が出現してアンカー部を形成し且つ隣接するプレキャストブロックの左右の他方の辺に設けた接続突部が挿入されて上下に移動できるように上下が開放された溝部であり、
    上下に隣接するプレキャストブロックを接続する際は、下側のプレキャストブロックの上辺に設けた穴部を充填剤で満たした後、上側のプレキャストブロックの下辺に設けた接続突部が前記穴部に挿入するように上側のプレキャストブロックを下側のプレキャストブロックに密着させて接続し、
    左右に隣接するプレキャストブロックを接続する際は、一方のプレキャストブロックの左右の一方の辺に設けた接続突部を隣接するプレキャストブロックの左右の他方の辺に設けた溝部に挿入して一方のプレキャストブロックと他方のプレキャストブロックを密着させた後、前記溝部を充填剤で満たすことにより接続する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプレキャストブロックの接続方法。
  3. プレキャストブロックに設ける穴部及び溝部は、プレキャストブロックの製造時に、前記穴部及び溝部に対応した鉄筋の位置に発泡樹脂を配置し、コンクリートを打設して形成することを特徴とする請求項1又は2に記載のプレキャストブロックの接続方法。
  4. 充填剤は、コンクリート系充填剤又はエポキシ系樹脂充填剤であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のプレキャストブロックの接続方法。
  5. プレキャストブロックは鉄筋を備えて左右方向へ湾曲した矩形形状を有しており、
    プレキャストブロックの下辺には鉄筋が突出した接続突部が設けられ、プレキャストブロックの上辺における鉄筋の位置には、当該鉄筋が出現したアンカー部が形成され且つ隣接するプレキャストブロックの前記接続突部が挿入される穴部が設けてあり、
    プレキャストブロックの左右の二辺の一方の側部には鉄筋が突出した接続突部が設けられ、左右の二辺の他方の側部には鉄筋が出現したアンカー部が形成され且つ隣接するプレキャストブロックの前記接続突部が挿入されて上下に移動できるように上下が開放された溝部が設けてあり、
    左右方向に隣接する一方のプレキャストブロックの側部に設けた溝部に他方のプレキャストブロックの側部に設けた接続突部を挿入して相互に密着させた後、前記溝部を充填剤で満たすことにより接続して複数のプレキャストブロックを環状に接続した第1のリング体と、
    第1のリング体の上部において、左右方向に隣接する一方のプレキャストブロックの側部に設けた溝部に他方のプレキャストブロックの側部に設けた接続突部を挿入して相互に密着させた後、前記溝部を充填剤で満たすことにより接続して複数のプレキャストブロックを環状に接続し、且つ、複数が接続された各プレキャストブロックの下辺に設けた接続突部を前記第1のリング体のプレキャストブロックの上辺に設けられて充填剤が満たされた穴部に挿入した第2のリング体と、
    第2のリング体の上部に必要段数で接続したリング体と、
    によりプレキャストタンク本体を構成し、
    プレキャストタンク本体の各リング体をプレストレスワイヤで固縛した、
    ことを特徴とするプレストレスタンク。
  6. 前記プレキャストブロックは、プレストレスワイヤを通すためのシースを予め備えていることを特徴とする請求項5に記載のプレストレスタンク。
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