JP2015197178A - 動力伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低回転数域におけるトルク変動を十分に抑え、トルクコンバータにおけるロックアップ回転数をより低くできるようにする。
【解決手段】この装置は、フライホイール組立体2と、トルクコンバータ3と、を備えている。フライホイール組立体2は、エンジンからの動力が入力される第1フライホイール5と、第1フライホイール5と相対回転自在な第2フライホイール6と、第1フライホイール5と第2フライホイール6とを回転方向に弾性的に連結するダンパ機構7と、を有する。トルクコンバータ3は、動力伝達時に動力伝達経路の部材と相対回転可能に配置された質量体を有するダイナミックダンパ装置61を含み、第2フライホイール6からの動力をトランスミッションに伝達する。
【選択図】図1

Description

本発明は、動力伝達装置、特に、エンジンとトランスミッションとの間に配置される動力伝達装置に関する。
エンジンとトランスミッションとの間には、動力伝達装置としてのトルクコンバータが設けられている。トルクコンバータには、燃費低減のためにロックアップ装置が設けられている。ロックアップ装置は、タービンとフロントカバーとの間に配置されており、フロントカバーとタービンとを機械的に連結して両者の間でトルクを直接伝達するものである。
ロックアップ装置は、一般に、クラッチ部と、出力側の回転部材と、これらの間に設けられたダンパ機構と、を有している。クラッチ部は、ピストンに固定された摩擦部材や、複数のクラッチプレート及びこれらを押圧するピストンから構成されている。そして、油圧の作用によってクラッチ部が作動し、フロントカバーからダンパ機構側にトルクが伝達される。また、ダンパ機構は複数のトーションスプリングを有しており、フロントカバーに入力されたトルクは、クラッチ部から複数のトーションスプリングを介して出力側の回転部材に伝達され、さらにタービンに伝達される。
また、特許文献1には、出力側の回転部材にイナーシャ部材を装着することにより、エンジンの回転速度変動を抑えるようにしたロックアップ装置が示されている。この特許文献1に示されたロックアップ装置は、タービンに固定された回転部材に相対回転可能にイナーシャ部材が装着されている。また、回転部材とイナーシャ部材との間には複数のコイルスプリングが設けられている。
この特許文献1のロックアップ装置では、回転部材にコイルスプリングを介してイナーシャ部材が連結されているため、イナーシャ部材及びコイルスプリングがダイナミックダンパとして機能し、これらによってタービンの回転速度変動が減衰される。
特開2009−293671号公報
トルクコンバータのロックアップ装置にダイナミックダンパ装置を設けることによって、駆動伝達系の共振を抑えることができ、トランスミッションに伝達されるトルク変動を抑えることができる。
しかし、特許文献1に示された従来の装置では、低回転数域でのトルク変動を十分に抑えることが困難であり、ロックアップクラッチをオンする回転数(ロックアップ回転数)を低くすることができない。特に、気筒数が少ないエンジンからの動力を伝達する場合、ロックアップ回転数を低回転数域に設定することが困難である。
また、ロックアップ装置を有していないトルクコンバータにおいて、タービンにダイナミックダンパ装置を設けてトルク変動を抑えることができるが、やはり低回転数域におけるトルク変動を十分に抑えることができない。
本発明の課題は、低回転数域におけるトルク変動を十分に抑えることができ、またロックアップ装置を有するトルクコンバータにおいては、ロックアップ回転数をより低くできるようにすることにある。
本発明の一側面に係る動力伝達装置は、エンジンとトランスミッションとの間に配置される装置であって、フライホイール組立体と、トルクコンバータと、を備えている。フライホイール組立体は、エンジンからの動力が入力される第1回転体と、第1回転体と相対回転自在な第2回転体と、第1回転体と第2回転体とを回転方向に弾性的に連結する第1ダンパ部と、を有する。トルクコンバータは、動力伝達時に動力伝達経路の部材と相対回転可能に配置された質量体を有するダイナミックダンパ装置を含み、第2回転体からの動力をトランスミッションに伝達する。
この装置では、エンジンからの動力はフライホイール組立体の第1回転体に入力され、第1ダンパ部を介して第2回転体に伝達される。第2回転体に伝達された動力は、トルクコンバータを介してトランスミッションに伝達される。この動力伝達の際に、トルクコンバーにはダイナミックダンパ装置が設けられているので、駆動系の共振による大きな変動が抑えられる。
ここでは、フライホイール組立体によって駆動系が低剛性化されているので、全体のトルク変動を抑えることができる。また、フライホイール組立体によって慣性量を増加できるので、より変動を抑えることができる。さらに、以上のトルク変動の低下に加えて、ダイナミックダンパ装置により、共振によるトルク変動のピークを抑えることができ、全体としてトルク変動をより抑えることができる。
本発明の別の側面に係る動力伝達装置では、トルクコンバータは、第2回転体に連結されたフロントカバーと、フロントカバーに連結されたトルクコンバータ本体と、フロントカバーからの動力をトランスミッションに伝達あるいは伝達解除するロックアップ装置と、
を有している。ダイナミックダンパ装置はロックアップ装置に設けられている。
ここでは、フライホイール組立体とダイナミックダンパ装置によってトルク変動が効果的に抑えられているので、ロックアップ装置におけるロックアップ回転数を低回転数に設定することができる。
本発明のさらに別の側面に係る動力伝達装置では、トルクコンバータ本体は、フロントカバーに連結されたインペラと、インペラに軸方向に対向して配置されランスミッション側の部材に連結可能なタービンと、を有している。また、ロックアップ装置は、クラッチ部と、出力部材と、第2ダンパ部と、を有している。クラッチ部はフロントカバーからの動力を出力側に伝達あるいは伝達解除する。出力部材は、クラッチ部と相対回転自在に配置され、タービンに連結されている。第2ダンパ部はクラッチ部と出力部とを回転方向に弾性的に連結する。そして、ダイナミックダンパ装置は第2ダンパ部の出力側に配置されている。
ここでは、第2ダンパ部の出力部の慣性が影響している共振モードを、実用上影響のない領域に移動させることができる。
本発明のさらに別の側面に係る動力伝達装置では、ロックアップ装置は、第3ダンパ部と、中間部材と、を有している。第3ダンパ部は動力伝達経路において第2ダンパ部とトランスミッション側の部材との間に配置されている。中間部材は、クラッチ部及び出力部材と相対回転自在であり、第2ダンパ部と第3ダンパ部とを連結する。
ここでは、ロックアップ装置が2つのダンパ部を有しており、2つのダンパ部が中間部材によって連結されている。このため、捩じり角度を大きくすることができ、トルク変動をより吸収することができる。また、中間部材の共振モードを移動させることができる。
本発明のさらに別の側面に係る動力伝達装置では、第2回転体は第1回転体の外周面よりも大径の装着部を有し、トルクコンバータは装着部に固定するための固定部をさらに有している。そして、本装置は、第2回転体の装着部とトルクコンバータの固定部とを連結する締結具をさらに備えている。
ここでは、フライホイール組立体とトルクコンバータとの組付けが容易になる。
本発明のさらに別の側面に係る動力伝達装置では、ダイナミックダンパ装置は、ダンパプレートと、第1及び第2イナーシャリングと、弾性部材と、を有している。ダンパプレートはロックアップ装置の回転部材に設けられている。第1及び第2イナーシャリングは、軸方向においてダンパプレートの両側に、ダンパプレートと相対回転自在に配置されている。弾性部材はダンパプレートと第1及び第2イナーシャリングとを回転方向に弾性的に連結する。
本発明のさらに別の側面に係る動力伝達装置では、ダンパプレートは円周方向に延びる複数の第1開口を有し、第1及び第2イナーシャリングは第1開口と対向する位置に円周方向に延びる第2開口を有している。そして、複数の弾性部材は第1開口及び第2開口に収容されている。
以上のような本発明では、低回転数域におけるトルク変動を十分に抑えることができ、ロックアップ装置を有するトルクコンバータにおいては、ロックアップ回転数をより低い回転数に設定することができる。
本発明の一実施形態による動力伝達装置の断面構成図。 トルクコンバータの断面構成図。 クラッチ部、ダンパ機構、及びダイナミックダンパ装置を抽出して示す図。 ダンパ機構及びダイナミックダンパ装置の断面図。 ダンパ機構及びダイナミックダンパ装置の断面図。 サポートプレートの正面部分図。 ダンパ機構及びダイナミックダンパ装置の断面図。 ダンパ機構及びダイナミックダンパ装置の正面部分図。 イナーシャリングの正面部分図。 ダイナミックダンパ装置の拡大図。 エンジン回転速度とトルク変動の特性図。
[全体構成]
図1は本発明の一実施形態による動力伝達装置の断面図である。図において、O−O線が回転軸線であり、ここでは回転軸線の一方側は省略している。図の左側にエンジンが配置され、右側にトランスミッションが配置されている。エンジン及びトランスミッションは図示していない。
この動力伝達装置1は、エンジンとトランスミッションとの間に配置されている。動力伝達装置1は、エンジンから動力が入力されるフライホイール組立体2と、フライホイール組立体2からの動力をトランスミッションに伝達するトルクコンバータ3と、を備えている。
[フライホイール組立体2]
フライホイール組立体2は、図1に示すように、第1フライホイール5(第1回転体)と、第2フライホイール6(第2回転体)と、ダンパ機構7(第1ダンパ部)と、ヒステリシストルク発生機構8と、を備えている。
<第1フライホイール5>
第1フライホイール5は、エンジンからの動力が入力される部材であり、エンジンのクランクシャフト10に固定されている。第1フライホイール5は、第1プレート11と、第2プレート12と、支持部材13と、を有している。
第1プレート11は、中心部に孔を有する円板部11aと、円板部11aの外周端からトランスミッション側に延びる筒状部11bと、を有している。第1プレート11の内周部は、支持部材13とともにボルト14によってクランク軸10に固定される。また、第1プレート11の円板部11aには、軸方向に貫通する組付け用の貫通孔11cが形成されている。この貫通孔11cには蓋部材15が装着されている。
第2プレート12は、環状の部材であり、円板部12aと、円板部12aの内周端からエンジン側に延びる筒状部12bと、を有している。円板部12aは第1プレート11の円板部11aと軸方向に対向して配置されており、円板部12aの外周端部が第1プレート11の筒状部11bの先端に溶接されている。
この第2プレート12と第1プレート11とによって、内部にグリスが充填される空間Sが構成されている。そして、筒状部12bの内周には、空間S内に充填されたグリスが漏れ出るのを防止するためのシール部材16が設けられている。
支持部材13は、環状の部材であり、前述のように、ボルト14により第1プレート11とともにクランクシャフト10に固定される。
<第2フライホイール6>
第2フライホイール6は、第1フライホイール5に対して相対回転自在に配置されている。具体的には、第2フライホイール6は、支持部材13の外周に配置された軸受17を介して支持部材13に回転自在に支持されている。第2フライホイール6は、本体プレート18と、フランジ19と、を有している。フランジ19はリベット20により本体プレート18に固定されている。
本体プレート18は、第2プレート12のトランスミッション側に配置された環状の部材であり、本体プレート18の外径は第1フライホイール5の第1及び第2プレート11,12の外径よりも大きい。本体プレート18の内周部には軸受17が配置されており、本体プレート18はこの軸受17によって支持部材13に回転自在に支持されている。
フランジ19は空間S内に配置されている。フランジ19は、環状に形成されており、外周部には外周側に開く複数の切欠き19aが設けられている。
<ダンパ機構7>
ダンパ機構7は、空間S内に配置されており、第1フライホイール11と第2フライホイール12とを回転方向に弾性的に連結する機構である。ダンパ機構7は、複数のスプリングシート21と、1対のスプリングシート21の間に配置された複数のトーションスプリング22と、を有している。スプリングシート21及びトーションスプリング22は、フランジ19の切欠き19a内に収容されている。
<ヒステリシストルク発生機構8>
ヒステリシストルク発生機構8は、第1プレート11の内周部と、支持部材13の外周面に形成されたフランジ部13aとの間に配置されている。ヒステリシストルク発生機構8は、それぞれ環状の複数のプレート部材とコーンスプリングとから構成されている。
[トルクコンバータ3]
トルクコンバータ3は、環状の連結プレート25を介してフライホイール組立体2の本体プレート18に固定されている。図2に示すように、トルクコンバータ3は、連結プレート25が固定されたフロントカバー30と、3種の羽根車(インペラ31、タービン32、ステータ33)からなるトルクコンバータ本体34と、ロックアップ装置35と、から構成されている。
フロントカバー30は、円板状の部材であり、その外周部にはトランスミッション側に突出する外周筒状部38が形成されている。そして、フロントカバー30の外周部において、エンジン側の側面に連結プレート25が溶接されている。
インペラ31は、フロントカバー30の外周筒状部38に溶接されたインペラシェル40と、その内側に固定された複数のインペラブレード41と、インペラシェル40の内周側に設けられた筒状のインペラハブ42と、から構成されている。
タービン32は流体室内でインペラ31に対向して配置されている。タービン32は、タービンシェル45と、タービンシェル45に固定された複数のタービンブレード46と、タービンシェル45の内周側に固定されたタービンハブ47と、から構成されている。タービンハブ47は外周側に延びるフランジ47aと、軸方向においてフロントカバー30側に延びる筒状部47bと、を有している。フランジ47aにタービンシェル45の内周部が複数のリベット48によって固定されている。また、タービンハブ47の内周部には、図示しないトランスミッションの入力シャフトがスプライン係合している。なお、筒状部47bのエンジン側先端面とフロントカバー30との間には、スラストワッシャ49が配置されている。
ステータ33は、インペラ31とタービン32の内周部間に配置され、タービン32からインペラ31へと戻る作動油を整流するための機構である。ステータ33は主に、ステータキャリア50と、ステータキャリア50の外周面に設けられた複数のステータブレード51と、ステータブレード51の外周端に設けられた環状のステータコア52と、を有している。ステータキャリア50は、ワンウェイクラッチ53を介して図示しない固定シャフトに支持されている。なお、ステータキャリア50の軸方向両側には、スラストベアリング54,55が設けられている。
[ロックアップ装置35]
図3に、図2のロックアップ装置35を抽出して示している。ロックアップ装置35は、フロントカバー30からタービン32に動力を直接伝達するものである。ロックアップ装置35は、フロントカバー30とタービン32との間に配置されたクラッチ部58と、クラッチ部58からのトルクをタービン32に伝達するダンパ機構59(第2ダンパ部)と、ハブフランジ60(出力部材)と、ダイナミックダンパ装置61と、を備えている。
<クラッチ部58>
クラッチ部58は、油圧作動式の多板型であり、フロントカバー2からのトルクをダンパ機構59に伝達し、あるいはフロントカバー30とダンパ機構59との間のトルク伝達を遮断する。このクラッチ部58は、クラッチ入力部材65及びクラッチ出力部材66と、それぞれ2枚の第1及び第2クラッチプレート67,68と、ピストン70と、を有している。
クラッチ入力部材65は、環状に形成されており、フロントカバー30のトランスミッション側の面に溶接により固定されている。クラッチ出力部材66は、環状に形成されており、その内周部は、ダンパ機構59を構成する部材に、リベット71により固定されている。クラッチ出力部材66の外周部は、エンジン側に延びている。
第1及び第2クラッチプレート67,68はともに環状に形成されている。第1クラッチプレート67はクラッチ入力部材65に対して軸方向に移動自在かつ相対回転不能に係合している。また、第2クラッチプレート68はクラッチ出力部材66に対して軸方向に移動自在かつ相対回転不能に係合している。第2クラッチプレート68の両面には、環状の摩擦部材が固定されている。
第2クラッチプレート68のさらにトランスミッション側には、環状のバックアップリング73が設けられている。バックアップリング73はクラッチ入力部材65に対して軸方向に移動自在かつ相対回転不能である。なお、バックアップリング73のタービン32側には、バックアップリング73のタービン32側への移動を規制するためのスナップリング74が設けられている。
ピストン70は、クラッチ入力部材65の内周側で、フロントカバー30と第1及び第2クラッチプレート67,68との間に配置されている。ピストン70は、環状に形成されており、外周面がクラッチ入力部材65の内周面に摺動自在に支持されている。ピストン70の外周面にはシール部材が設けられ、ピストン70とクラッチ入力部材65との間がシールされている。また、ピストン40の内周面がピストン支持部材78に摺動自在に支持されている。
ピストン支持部材78は、環状に形成された円板状の部材である。ピストン支持部材78の一部は溶接によりフロントカバー30に固定されている。ピストン支持部材78の外周端部はエンジン側に延びており、内周端部はトランスミッション側に延びている。ピストン支持部材78の外周端部は、前述のように、ピストン70を支持する部分であり、シール部材が設けられている。また、ピストン支持部材78の内周端部は、タービンハブ47の筒状部47bの外周面に摺動自在に支持されている。そして、タービンハブ17の筒状部47bの外周面にはシール部材が設けられている。
<ダンパ機構59>
図3及び図4に示すように、ダンパ機構59は、クラッチ部58のクラッチ出力部材66が固定された入力プレート82と、複数の外周側トーションスプリング83と、中間部材84と、内周側トーションスプリング85(第3ダンパ部)と、1対のサポートプレート86と、を有している。なお、図4は、ロックアップ装置35のうちのダンパ機構59及びそれに関連する構成のみを抽出して示したものである。
入力プレート82は、環状に形成されており、外周端に形成されたスプリング収納部82aと、内周端にトランスミッション側に延びて形成された支持部82bと、を有している。スプリング収納部82aは、断面C形状であり、トーションスプリング83の内周側、フロントカバー30の側部、及び外周側を支持している。また、スプリング収納部82aの円周方向の両端には、トーションスプリング83の端面に係合する係合部83cが形成されている。
中間部材84は、第1プレート91と第2プレート92とから構成されており、入力プレート82及びハブフランジ60に対して相対回転自在である。第1及び第2プレート91,92は入力プレート82とタービンシェル45との間に配置された環状かつ円板状の部材である。第1プレート91と第2プレート92とは軸方向に間隔をあけて配置されている。第1プレート91と第2プレート92とは、外周部が複数のリベット93(図2,3参照)によって互いに相対回転不能でかつ軸方向に移動不能に連結されている。
図5は、中間部材84及び内周側トーションスプリング85に関連する部分を抽出して示した図である。図5に示すように、第1プレート91及び第2プレート92には、それぞれ軸方向に貫通する窓部91a,92aが形成されている。窓部91a,92aは、円周方向に延びて形成されており、内周部と外周部には、軸方向に切り起こされた切り起こし部が形成されている。そして、この窓部91a,92a内に内周側トーションスプリング85が配置されている。
また、図4に示すように、第1プレート91の外周端には、外周側トーションスプリング83にまで延びる複数の係止部91bが形成されている。複数の係止部91bは、円周方向に所定の間隔をあけて配置されており、2つの係止部91bの間に1個の外周側トーションスプリング83が配置されている。
以上のような中間部材84によって、外周側トーションスプリング83と内周側トーションスプリング85とを直列的に作用させることが可能となる。
1対のサポートプレート86は、複数の内周側トーションスプリング85のうちの1組2個を直列的に作用させるための部材である。すなわち、この実施形態では、6個の内周側トーションスプリング85が設けられているが、1対のサポートプレート86によって、それぞれ1組2個の内周側トーションスプリング85を直列的に作用させることができる。
1対のサポートプレート86はハブフランジ60の軸方向両側に配置されている。両サポートプレート86は、リベット95によって軸方向に一定の間隔を維持して互いに相対回転不能に固定されている。そして、両サポートプレート86は、第1及び第2プレート91,92とハブフランジ60とに対して相対回転自在である。
1対のサポートプレート86は同形状であり、図6に示すように、環状に形成されている。サポートプレート86は、円弧状のスプリング収納用の開口86aと、開口86aの円周方向間に形成された貫通孔86bと、を有している。開口86aには2個の内周側トーションスプリング85が収容される。そして、隣接する2つの開口86aに収容された、互いに近い方のスプリング同士を直列的に作用させることが可能である。すなわち、貫通孔86bが形成された部分を挟んで配置された隣接する2つの内周側トーションスプリング85を直列的に作用させることが可能である。また、貫通孔86はリベット95が貫通する。
ハブフランジ60は、環状かつ円板状の部材であり、内周部がタービンシェル45とともにリベット48によってタービンハブ47のフランジ47aに固定されている。ハブフランジ60は、1対のサポートプレート86の間に、サポートプレート86と第1及び第2プレート91,92とに対して相対回転可能に配置されている。ハブフランジ60の外周部には、第1及び第2プレート91,92の窓部91a,92aに対応して、窓孔60aが形成されている。窓孔60aは軸方向に貫通する孔であり、この窓孔60aに内周側トーションスプリング85が配置されている。
図4に示すように、ハブフランジ60の内周部には、エンジン側に切り起こされて軸方向に延びる複数の突起部60bが形成されている。この突起部60bの外周面に中間部材84の第1プレート91の内周端面が当接している。このように、ハブフランジ80の突起部60bによって、中間部材84及びダイナミックダンパ装置61が径方向に位置決めされている。
図4に示すように、タービンハブ47のフランジ47aには、タービンシェル45及びハブフランジ60とともに規制プレート97がリベット48により固定されている。規制プレート97は、エンジン側に延びる筒状部97aを有しており、筒状部97aの外周面には入力プレート82の支持部82bが当接している。また、筒状部97aの先端には外周側に延びる係合部97bが形成されており、係合部97bは入力プレート82の内周端部にエンジン側から当接している。なお、入力プレート82の支持部82bの先端はハブフランジ60に当接可能である。
以上のように、入力プレート82及び外周側トーションスプリング83は、規制プレート97の筒状部97aにより径方向に位置決めされ、係合部97b及びハブフランジ60によって軸方向に位置決めされている。
<ダイナミックダンパ装置61>
ダイナミックダンパ装置61は、図4及び図7に示すように、中間部材84の第2プレート92の外周延長部であるダンパプレート101と、1対のイナーシャリング102と、第1蓋部材103と、第2蓋部材104と、複数のコイルスプリング105と、ストップピン106と、を有している。
−ダンパプレート101−
ダンパプレート101は、前述のように、中間部材84を構成する第2プレート92の外周部によって形成されている。すなわち、ダンパプレート101は第2プレート92と一体に形成されている。ダンパプレート101は、図8に示すように、円周方向に所定の間隔で、複数のスプリング収納部71a(第1開口)を有している。スプリング収納部101aは円周方向に所定の長さを有している。複数のスプリング収納部101aの円周方向間には、複数の長孔101bが形成されている。長孔101bは、円周方向に所定の長さを有し、スプリング収納部101aと同じ円周上に形成されている。
−イナーシャリング102−
1対のイナーシャリング102は、板金部材をプレス加工して形成されたものであり、ダンパプレート101の軸方向両側に配置されている。2つのイナーシャリング102は同様の構成である。イナーシャリング102は、図9に示すように、円周方向に所定の間隔で複数のスプリング収納部102a(第2開口)を有している。このスプリング収納部102aはダンパプレート101のスプリング収納部101aに対応する位置に形成されている。また、イナーシャリング102は、ダンパプレート101の長孔101bの円周方向中央位置に対応する位置に貫通孔102bを有している。
−第1蓋部材103−
第1蓋部材103はエンジン側のイナーシャリング102のさらにエンジン側に配置されている。第1蓋部材103は、環状の部材であり、内径はイナーシャリング102の内径より小さい。すなわち、第1蓋部材103の内周端はイナーシャリング102の内周端よりさらに内周側に延びている。図10に拡大して示すように、第1蓋部材103には、イナーシャリング102の貫通孔102bに対応する位置に貫通孔103bが形成されている。また、貫通孔103bの軸方向外側の端部には、貫通孔103bより大径のかしめ用凹部103cが形成されている。
−第2蓋部材104−
第2蓋部材104はトランスミッション側のイナーシャリング102のさらにトランスミッション側に配置されている。第2蓋部材104は、環状の部材であり、内径はイナーシャリング102及び第1蓋部材103の内径より大きく、イナーシャリング102や第1蓋部材103の軸方向厚みよりも厚い。この第2蓋部材104の形状(内径及び厚みの設定)は、タービンシェル45との干渉を避け、しかも慣性量を大きくするためである。第2蓋部材104には、イナーシャリング102の貫通孔102bに対応する位置に貫通孔104bが形成されている。また、貫通孔104の軸方向外側の端部には、貫通孔104より大径のかしめ用凹部104cが形成されている。凹部104cは、図8及び図10から明らかなように、内径側に開放している。
−コイルスプリング105−
複数のコイルスプリング105は、それぞれダンパプレート101のスプリング収納部101a及びイナーシャリング102のスプリング収納部102aに収納されている。そして、コイルスプリング105の両端部はダンパプレート101及びイナーシャリング102のスプリング収納部101a,102aの円周方向端部に当接している。
−ストップピン106−
ストップピン106は、図10に示すように、軸方向の中央部に大径胴部106aを有し、その両側に小径胴部106bを有している。
大径胴部106aは、イナーシャリング102の貫通孔102bより大径で、かつダンパプレート101の長孔101bの径(径方向寸法)よりも小径である。また、大径胴部106aの厚みは、ダンパプレート101の厚みより若干厚く形成されている。
小径胴部106bはイナーシャリング102の貫通孔102b及び両蓋部材103,104の貫通孔103b,104bを挿通している。そして、小径胴部106bの頭部をかしめることによって、ダンパプレート101の軸方向両側にイナーシャリング102及び両蓋部材103,104が固定されている。
以上のような構成により、ダンパプレート101とイナーシャリング102及び2つの蓋部材103,104とは、ストップピン106がダンパプレート101の長孔101bで移動し得る範囲で相対回転が可能である。そして、ストップピン106の大径胴部106aが長孔101bの端部に当接することによって、両者の相対回転が禁止される。
[動作]
エンジンからの動力は、第1フライホイール5に伝達され、さらにトーションスプリング22及びフランジ19を介して第2フライホイール6に伝達される。この第2フライホイール6に伝達された動力は、連結プレート25を介してフロントカバー30に伝達される。なお、第1フライホイール5と第2フライホイール6とが相対回転すると、摩擦発生機構8において摩擦抵抗が発生する。したがって、第1フライホイール5と第2フライホイール6との間で回転方向の抵抗(ヒステリシストルク)が発生する。
トルクコンバータ3においては、フロントカバー30及びインペラ31が回転している状態では、インペラ31からタービン32へ作動油が流れ、作動油を介してインペラ31からタービン32へトルクが伝達される。タービン32に伝達されたトルクはタービンハブ47を介してトランスミッションの入力シャフト(図示せず)に伝達される。
エンジンの回転数が所定の回転数になると、フロントカバー30とピストン70の間に作動油が供給され、これによりピストン70がトランスミッション側に移動させられる。この結果、ピストン70によって第1及び第2クラッチプレート67,68が互いに押圧され、クラッチ部58はオンになる。
以上のようなクラッチオン状態では、トルクは、クラッチ入力部材65→第1及び第2クラッチプレート67,68→クラッチ出力部材66→入力プレート82→外周側トーションスプリング83→中間部材84→内周側トーションスプリング85→ハブフランジ60の経路で伝達され、タービンハブ47に出力される。
ロックアップ装置35においては、トルクを伝達すると共にフロントカバー30から入力されるトルク変動を吸収・減衰する。具体的には、ロックアップ装置35において捩り振動が発生すると、外周側トーションスプリング83と内周側トーションスプリング85とが入力プレート82とハブフランジ60との間で直列に圧縮される。
ここでは、外周側トーションスプリング83及び内周側トーションスプリング85の設定、及びストッパ機構(詳細は省略)によって設定された所定の捩じり特性によってトルク変動が抑えられる。
[ダイナミックダンパ装置の動作]
中間部材84に伝達されたトルクは、内周側トーションスプリング85を介してハブフランジ60に伝達され、さらにタービンハブ47を介してトランスミッション側の部材に伝達される。このとき、中間部材84にはダイナミックダンパ装置61が設けられているので、エンジンの回転速度変動を効果的に抑制することができる。すなわち、ダンパプレート101の回転と、イナーシャリング102及び2つの蓋部材103,104と、の回転は、コイルスプリング105の作用によって位相にズレが生じる。具体的には、所定のエンジン回転数において、イナーシャリング102及び蓋部材103,104はダンパプレート101の回転速度変動を打ち消す位相で変動する。この位相のズレによって、トランスミッションの回転速度変動を吸収することができる。
また、本実施形態では、ダイナミックダンパ装置61を中間部材84に固定し、ダイナミックダンパ装置61とタービンハブ47との間に振動を抑えるための内周側トーションスプリング85を配置している。この内周側トーションスプリング85の作用によって、低トルク領域では、より効果的に回転速度変動を抑えることができる。すなわち、ダイナミックダンパ装置61の出力側に弾性部材としての内周側トーションスプリング85を設けることによって、回転速度変動のピークが低くなり、かつエンジン回転数の常用域においても回転速度変動が抑えることができる。
[特徴]
図11に、エンジン回転速度に対するトランスミッションのトルク変動値を示している。図の特性Aはダイナミックダンパ装置が設けられていないトルクコンバータ(ロックアップ装置付き)の特性である。特性Bはダイナミックダンパ装置を有するトルクコンバータの特性である。特性Cは、フライホイール組立体と、ダイナミックダンパ装置が設けられていないトルクコンバータと、を組み合わせた場合の特性である。特性Dは本実施形態(フライホイール組立体とダイナミックダンパ装置を有するトルクコンバータとを組み合わせた場合)の特性である。
これらの特性から明らかなように、本実施形態では、トランスミッションのトルク変動を効果的に抑えることができる。この理由は、フライホイール組立体によって駆動系が低剛性化されていることに加え、フライホイール組立体によって慣性量を増加でき、さらに、ダイナミックダンパ装置により、共振によるトルク変動のピークを抑えることができるためである。
[他の実施形態]
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
(a)フライホイール組立体及びトルクコンバータの構成は前記実施形態に限定されるものではなく、種々の構成が適用可能である。
(b)前記実施形態では、クラッチ部を多板型のクラッチとしたが、クラッチ部の構成はこれに限定されない。
1 動力伝達装置
2 フライホイール組立体
3 トルクコンバータ
5 第1フライホイール(第1回転体)
6 第2フライホイール(第2回転体)
7 ダンパ機構(第1ダンパ部)
30 フロントカバー
31 インペラ
32 タービン
34 トルクコンバータ本体
35 ロックアップ装置
58 クラッチ部
60 ハブフランジ(出力部材)
61 ダイナミックダンパ装置
83 外周側トーションスプリング(第2ダンパ部)
84 中間部材
85 内周側トーションスプリング(第3ダンパ部)
101 ダンパプレート
102 イナーシャリング
105 コイルスプリング

Claims (7)

  1. エンジンとトランスミッションとの間に配置される動力伝達装置であって、
    前記エンジンからの動力が入力される第1回転体と、前記第1回転体と相対回転自在な第2回転体と、前記第1回転体と前記第2回転体とを回転方向に弾性的に連結する第1ダンパ部と、を有するフライホイール組立体と、
    動力伝達時に動力伝達経路の部材と相対回転可能に配置された質量体を有するダイナミックダンパ装置を含み、前記第2回転体からの動力を前記トランスミッションに伝達するトルクコンバータと、
    を備えた動力伝達装置。
  2. 前記トルクコンバータは、
    前記第2回転体に連結されたフロントカバーと、
    前記フロントカバーに連結されたトルクコンバータ本体と、
    前記フロントカバーからの動力を前記トランスミッションに伝達あるいは伝達解除するロックアップ装置と、
    を有し、
    前記ダイナミックダンパ装置は前記ロックアップ装置に設けられている、
    請求項1に記載の動力伝達装置。
  3. 前記トルクコンバータ本体は、
    前記フロントカバーに連結されたインペラと、
    前記インペラに軸方向に対向して配置され、前記トランスミッション側の部材に連結可能なタービンと、
    を有し、
    前記ロックアップ装置は、
    前記フロントカバーからの動力を出力側に伝達あるいは伝達解除するクラッチ部と、
    前記クラッチ部と相対回転自在に配置され、前記タービンに連結された出力部材と、
    前記クラッチ部と前記出力部とを回転方向に弾性的に連結する第2ダンパ部と、
    を有し、
    前記ダイナミックダンパ装置は前記第2ダンパ部の出力側に配置されている、
    請求項2に記載の動力伝達装置。
  4. 前記ロックアップ装置は、
    動力伝達経路において前記第2ダンパ部と前記トランスミッション側の部材との間に配置された第3ダンパ部と、
    前記クラッチ部及び前記出力部材と相対回転自在であり、前記第2ダンパ部と前記第3ダンパ部とを連結する中間部材と、
    を有し、
    前記ダイナミックダンパ装置は前記中間部材に設けられている、
    請求項3に記載の動力伝達装置。
  5. 前記第2回転体は前記第1回転体の外周面よりも大径の装着部を有し、
    前記トルクコンバータは前記装着部に固定するための固定部をさらに有し、
    前記第2回転体の装着部と前記トルクコンバータの固定部とを連結する締結具をさらに備えた、
    請求項1から4のいずれかに記載の動力伝達装置。
  6. 前記ダイナミックダンパ装置は、
    前記ロックアップ装置の回転部材に設けられたダンパプレートと、
    軸方向において前記ダンパプレートの両側に、前記ダンパプレートと相対回転自在に配置された第1及び第2イナーシャリングと、
    前記ダンパプレートと前記第1及び第2イナーシャリングとを回転方向に弾性的に連結する弾性部材と、
    を有する、
    請求項1から5のいずれかに記載の動力伝達装置。
  7. 前記ダンパプレートは円周方向に延びる複数の第1開口を有し、
    前記第1及び第2イナーシャリングは前記第1開口と対向する位置に円周方向に延びる第2開口を有し、
    前記複数の弾性部材は前記第1開口及び前記第2開口に収容されている、
    請求項6に記載の動力伝達装置。
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