JP2015195096A - 真偽判定装置及び真偽判定方法 - Google Patents

真偽判定装置及び真偽判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両に搭載されたバッテリが正規品であるか否かを好適に判定することができるバッテリの真偽判定装置を提供する。
【解決手段】バッテリの端子電圧と充放電電流を検出するセンサ部100と、センサ部100が検出した端子電圧に基づいて、充電時と放電時の開回路電圧を算出する開回路電圧算出部201と、センサ部100が検出した充放電電流に基づいて、バッテリの容量を算出する容量算出部202と、開回路電圧算出部201が算出した開回路電圧と、容量算出部202が算出した容量とに基づいて、バッテリが正規品であるか否かを判定する真偽判定部400とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、バッテリが正規品であるか否かを真偽判定するバッテリ真偽判定装置及び判定方法に関する。
近年、車両の動力にガソリン等の燃料ではなくバッテリを用いた電気自動車の開発が進んでいる。電気自動車の駆動用のバッテリとしては、リチウムイオンやニッケル水素など、さまざまな種類のバッテリが用いられているが、特に新興国を中心として、コスト面等の理由から鉛バッテリの需要が高い。
一般に、新興国では、バッテリのコストが高いため、バッテリが劣化や故障等した場合に正規品ではなく安い粗悪品に交換される場合がある。こうした場合、電気自動車の駆動性能や車両の安全性が低下するという問題があった。
従来のバッテリシステムでは、正規品のバッテリに不適切なバッテリが並列接続された場合に、内部抵抗(DCIR)によって不適切なバッテリが接続されていることを検出し、その出力を変更することが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2012−157123号公報
しかし、従来のバッテリシステムでは、基準となる正規品のバッテリを要するため、この正規品のバッテリ自体が不適切なバッテリに交換されてしまった場合、もはや交換されたバッテリが正規品か否かを検出することができないという問題があった。
本発明は、上述した課題を解決するもので、車両に搭載されたバッテリが正規品であるか否かを好適に判定することができる真偽判定装置及び真偽判定方法を提供することを目的とする。
本発明に係る真偽判定装置は、バッテリの端子電圧と充放電電流を検出するセンサ部と、センサ部が検出した端子電圧に基づいて、充電時および放電時の少なくとも1つの開回路電圧を算出する開回路電圧算出部と、前記センサ部が検出した充放電電流に基づいて、前記バッテリの容量を算出する容量算出部と、前記開回路電圧算出部が算出した開回路電圧と、前記容量算出部が算出した容量とに基づいて、バッテリが正規品であるか否かを判定する真偽判定部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る真偽判定方法は、バッテリの端子電圧と充放電電流を検出する検出ステップと、検出ステップで検出された端子電圧に基づいて、充電時と放電時の開回路電圧を算出する開回路電圧算出ステップと、検出ステップで検出された充放電電流に基づいて、バッテリの容量を算出する容量算出ステップと、開回路電圧算出ステップで算出された開回路電圧と、容量算出ステップで算出された容量とに基づいて、バッテリが正規品であるか否かを判定する真偽判定ステップとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、車両に搭載されたバッテリが正規品であるか否かを好適に判定することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態におけるバッテリの真偽判定装置の構成を示すブロック図 本発明の実施形態におけるバッテリの開回路電圧と容量の算出をイメージで説明する図 図2で算出されたバッテリの開回路電圧と容量の関係を示す図 本発明の実施形態におけるバッテリの真偽判定をイメージで説明する図 バッテリ毎の容量に対する開回路電圧の変化量を示す図 図2の開回路電圧と容量の算出の別な例をイメージで説明する図
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態が説明される。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図1は本発明の実施形態のバッテリの真偽判定装置の構成を概略的に示すブロック図である。図2は、バッテリの開回路電圧と容量の算出をイメージで説明する図である。図3は、図2で算出されたバッテリの開回路電圧と容量の関係を示す図である。図4は、バッテリの真偽判定をイメージで説明する図である。図5は、バッテリ毎の容量に対する開回路電圧の変化量を示す図である。図6は、図2の開回路電圧と容量の算出の別な例をイメージで説明する図である。
図1に示すように、バッテリの真偽判定装置は、センサ部100と、演算部200と、記憶部300と、真偽判定部400と、通知部500とを有する。
センサ部100は、車載のバッテリ1と接続されている。センサ部100は、電圧センサ101と電流センサ102とを有し、これらによってバッテリ1の端子電圧Vと充放電電流iをそれぞれ計測する。
ここでバッテリ1は充電可能な二次電池である。特に、電気自動車(EV)の駆動用の鉛バッテリに好適に用いられるため、以下ではEVの駆動用の鉛バッテリについて説明するが必ずしもこれに限られるものではない。EVの駆動用の鉛バッテリ(正規品)は、一般に数年程度の耐久性を有することが要求される。このため、EVの駆動用の鉛バッテリでは、例えば密閉型の制御弁式(VRLA)で1000サイクル程度の長寿命タイプの鉛バッテリが採用されることが多い。
これに対して、EVの駆動用の鉛バッテリとほぼ同サイズであるがEVの駆動用でない一般用の鉛バッテリ(一般品)では、EVの駆動用の鉛バッテリに対して寿命が短い。一般用の鉛バッテリでは、例えば開放型の液式で数百サイクル(たかだか300〜400サイクル)程度の標準タイプの鉛バッテリ(通常品)が採用される。また、合理化のために通常品に対して活物質の含有量を低くして軽量化した容量重視タイプで低グレードな鉛バッテリ(低グレード品)が採用されることもある。このような一般品が電池交換時に誤ってEVの駆動用の鉛バッテリとして用いられると、半年から1年程度しか持たず要求品質に対応できなくなる。特に、いったんEVの駆動用に一般用の鉛バッテリが取り付けられると、年単位で行われる車検等のサービス点検で対応できなくなる可能性が生じる。このような場合、突然車両が動かなくなる事態も想定され、EVの駆動用ではない一般用の鉛バッテリがEVに搭載されるのは望ましくない。
演算部200は、例えばCPU等の演算処理装置で構成され、電圧センサ101が検出した端子電圧に基づいて、充電時と放電時のバッテリ1の開回路電圧(OCV)を算出する開回路電圧算出部201と、電流センサ102が検出した充放電電流に基づいて、バッテリ1の容量を算出する容量算出部202とを有する。開回路電圧算出部201は、図2に示すように、バッテリ1が充電されて(図2の電流が正の区間)満充電後、充電による分極が解消されたときの充電時のOCV(以下、単に、充電OCVと記す)(V)と、イグニッション(IG)オン後、車両が走行してバッテリ1が放電し(図2の電流が負の区間)、IGオフによって放電による分極が解消されたときの放電時のOCV(以下、単に、充電OCVと記す)(V)とを算出する。容量算出部202は、IGオンからIGオフまでの間に放電されたバッテリ1の放電電気量を積算した容量(Ah)を算出する。
記憶部300は、例えばRAMやROM等のメモリで構成され、EVの駆動用の鉛バッテリ(正規品)の状態に関する情報を記憶している。この情報は例えば正規品の初期スペックに関する予め定められた固有値であってもよいし、真偽判定部400によって算出された、現在車両に搭載されている鉛バッテリ1の状態に関する情報であってもよい。
真偽判定部400は、例えばCPU等の演算処理装置で構成され、変化量算出部401と、比較部402と、交換検出部403とを有し、演算部200から取得した開回路電圧と容量とに基づいて、鉛バッテリが正規品であるか否かを判定する。
変化量算出部401は、開回路電圧算出部201が算出した充電時の開回路電圧Vと、放電時の開回路電圧Vとの差分と、この充電と放電の期間について容量算出部202が算出した容量(Ah)とに基づいて、容量あたりの開回路電圧の変化量を算出する。具体的には、図3に示すように、変化量算出部401は、容量あたりの開回路電圧の傾きα((V−V)/Ah)を算出する。なお、容量変化と開回路電圧変化の相関関係を示すものであれば他の数式で算出してもよい。
比較部402は、変化量算出部401が算出した容量あたりの開回路電圧の傾きα((V−V)/Ah)と、記憶部300に予め記憶された鉛バッテリの正規品の容量あたりの開回路電圧の初期の傾きβとを比較する。比較部402は、傾きαと傾きβとが一致すると判定したとき、現在車両に搭載されている鉛バッテリ1が正規品であると判定する。図4では、サイクル数の増加につれて、容量あたりの開回路電圧の傾きα((V−V)/Ah)が劣化により増大する。一方、交換後のバッテリには劣化の影響がない。このため、バッテリ交換後の鉛バッテリの容量あたりの開回路電圧は、鉛バッテリの正規品の容量あたりの開回路電圧の初期の傾きβに対して急激に下がっている。なお、ここで、比較部402による傾きαと傾きβとが一致する否かの判定は、完全同一でなくてもよい。例えば傾きαと傾きβとがある所定の範囲内にある場合に一致すると判定してもよい。
交換検出部403は、鉛バッテリ1の交換を検出した場合、交換された鉛バッテリ1が正規品であるか否かを検出する。真偽判定部400は、交換検出部403が鉛バッテリ1の交換を検出した場合に、交換された鉛バッテリ1が正規品であるか否かを判定する。また、交換検出部403が鉛バッテリ1の交換を検出した場合に、変化量算出部401は、容量あたりの開回路電圧の変化量を算出するようにしてもよい。
通知部500は、ナビゲーション等の表示装置やスピーカ等の音声出力装置で構成され、鉛バッテリ1が正規品でないことを真偽判定部400が判定した場合に鉛バッテリ1の交換を促す通知を行う。
ここで、正規品と一般品のそれぞれの容量あたりの開回路電圧の変化量について説明する。図5は、バッテリ毎の容量に対する開回路電圧の変化量を示す図である。図5(a)
の横軸に示すA〜Eは一般品の鉛バッテリであり、Fは正規品の鉛バッテリである。バッテリEの寿命は少なくとも実力3年程度以上のものである。例えば1000サイクル程度の寿命に設定されている。また、バッテリA〜Eは、寿命はEVに搭載された場合は1年程度のものである。例えば300サイクル程度の寿命にすぎない。
また、図5の縦軸はバッテリAにおける容量あたりの開回路電圧の変化量を基準値に正規化した値である。図5に示すように各縦軸の値は、バッテリA=1、バッテリB=1.36、バッテリC=1.37、バッテリD=1.40、バッテリE=1.42、バッテリE=2.88である。ここで、図5に示される実測値によると、一般品の鉛バッテリに対して正規品の鉛バッテリの容量あたりの開回路電圧の変化量は比較的大きな差がある。したがって、本実施形態の真偽判定部400が、算出した容量あたりの開回路電圧の変化量(例えば上述の傾きα)と記憶部300に記憶された容量あたりの開回路電圧の変化量(例えば傾きβ)とが一致する否かを判定しても、一般品と混同する可能性は低く、交換された鉛バッテリが正規品か否かを好適に判定することができる。
なお、真偽判定部400は、算出した容量あたりの開回路電圧の変化量が、さらに正規品であるか一般品であるかを区別する所定の閾値を超えているかを判定することで、鉛バッテリが正規品であるか否かをさらに精度よく判定することができる。この所定の閾値は、例えば図5(a)や図5(b)の閾値Thで示される。閾値Thは、一般品と正規品とを誤差を少なく切り分けるために、例えばバッテリA〜Eの正規化された値の平均値とバッテリFの正規化された値の中間付近の値(閾値Th=2.0程度)に設定される。なお、閾値Thの設定の手法はこれに限られない。例えば、図5(b)に示すように、一般品のサイクル寿命と正規品のサイクル寿命の中間程度のサイクル寿命に相当する閾値Thcに設定したり、これに対応する傾きの閾値γに設定してもよい。真偽判定部400は、このような判定を上述の傾きαと傾きβとの比較による判定にさらに追加することによって、一般品と混同する可能性をさらに低減することができる。
以上説明されたように、この実施形態によれば、車両に搭載されたバッテリが正規品であるか否かを好適に判定することができる。
なお、本発明は、上述の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。また、上記実施形態は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。
例えば、本実施形態では、図2に示すように、満充電後にIGオンして放電が行われる場合を想定した。このとき、真偽判定部400が容量あたりの開回路電圧の変化量を算出するために、まず、開回路電圧算出部201が開回路電圧の変化量を算出し、容量算出部202が容量の算出を行った。具体的には、開回路電圧算出部201が、充電OCVと放電OCVの差分を算出し、容量算出部202が、IGオンからIGオフまでの間に放電されたバッテリ1の放電電気量を積算した容量を算出した。しかし、これに限られず、他の想定される状況では、他の方法で開回路電圧の変化量と容量の算出を行ってもよい。このほかに想定される状況と算出方法について、図6を用いて説明する。
図6では、点線600で囲まれる部分が図2に相当する。ここでは、パターンAの算出手法として、開回路電圧算出部201は、前回算出した充電OCVと今回算出した放電OCVとの差分を算出し、容量算出部202は、この前回から今回までの算出期間について容量算出を行った。なお、ここで言う前回から今回までの期間は、充電OCVから放電OCVの算出期間の意味としてもよいし、IGオンからIGオフまでの期間の意味としてもよい。いずれの意味にしても、IGオンからIGオフまでの期間の放電電流601の積算値を容量として算出可能だからである。以下に説明する期間についても同様である。
また、IGオフしてから充電が行われて満充電で充電終了する状況では、例えばパターンBのように、開回路電圧算出部201は、前回算出した放電OCVと今回算出した充電OCVとの差分を算出し、容量算出部202は、この前回から今回までの算出期間について容量算出を行ってもよい。この期間では、容量算出部202は、充電電流602の積算値を容量として算出する。
また、IGオフしてから充電が行われずに再度IGオンされて放電が行われる状況では、例えばパターンCのように、開回路電圧算出部201は、前回算出した放電OCVと今回算出した放電OCVとの差分を算出し、容量算出部202は、この前回から今回までの算出期間について容量算出を行ってもよい。この期間では、容量算出部202は、放電電流603の積算値を容量として算出する。
また、いったん充電が行われてから満充電されずに終了して、その後再度充電が行われる状況では、例えばパターンDのように、開回路電圧算出部201は、前回算出した充電OCVと今回算出した充電OCVとの差分を算出し、容量算出部202は、この前回から今回までの算出期間について容量算出を行ってもよい。この期間では、容量算出部202は、充電電流604の積算値を容量として算出する。
すなわち、開回路電圧算出部201は、充電OCVと放電OCVのどのような組み合わせでもよいが、少なくとも前回と今回のOCVの差分を算出できればよい。また容量算出部202は、充電電流と放電電流のいずれの積算値を容量として算出してよい。また、この容量の算出期間は、前回と今回のOCVの算出期間としてもよいし、図6に示されるように、IGオンからオフまでの期間や充電が行われた期間としてもよい。少なくとも開回路電圧算出部201が前回と今回のOCVを算出する期間の充放電電流の積算値を過不足なく算出可能な期間であればよい。本発明における前回から今回までの算出期間はこのような期間を意味する。 また、例えば、本発明にかかるバッテリの真偽判定装置は、特に電気自動車の駆動用の鉛バッテリに有用であるが、電気自動車(EV)に限らず、HEVやPHEVにも適用することができる。また、電動スクータやフォークリフト等の電動車両にも適用することができる。また、本発明の適用は、電動車両に限定されるものではなく、本発明は、他の各種機器および各種装置にも適用可能である。また、本発明のカテゴリーとして、バッテリの真偽判定装置だけでなく真偽判定方法やプログラム、車両そのものであってもよい。
本開示のバッテリの真偽判定装置は、バッテリの端子電圧と充放電電流を検出するセンサ部と、前記センサ部が検出した端子電圧に基づいて、充電時および放電時の少なくとも1つの開回路電圧を算出する開回路電圧算出部と、前記センサ部が検出した充放電電流に基づいて、前記バッテリの容量を算出する容量算出部と、前記開回路電圧算出部が算出した開回路電圧と、前記容量算出部が算出した容量とに基づいて、バッテリが正規品であるか否かを判定する真偽判定部とを備える。
なお、上記バッテリの真偽判定装置において、前記真偽判定部は、前記開回路電圧算出部が前回算出した開回路電圧と今回算出した開回路電圧との差分と、前回から今回までの算出期間について前記容量算出部が算出した容量とに基づいて、前記容量あたりの前記開回路電圧の変化量を算出し、前記変化量に基づいて前記バッテリが正規品であるか否かを判定するようにしてもよい。
なお、上記バッテリの真偽判定装置において、前記真偽判定部は、前記変化量が、前記バッテリの正規品に対応する所定の変化量と一致する場合に前記バッテリが正規品であると判定するようにしてもよい。
なお、上記バッテリの真偽判定装置において、前記所定の変化量は、前記真偽判定部が前回算出した前記容量あたりの前記開回路電圧の変化量であるようにしてもよい。
なお、上記バッテリの真偽判定装置において、前記所定の変化量を記憶する記憶部をさらに備え、前記真偽判定部は、前記バッテリが正規品であると判定した場合に前記記憶部に記憶された前記所定の変化量を今回算出した前記容量あたりの前記開回路電圧の変化量で更新するようにしてもよい。
なお、上記バッテリの真偽判定装置において、前記開回路電圧算出部は、満充電後の開回路電圧と、所定時間走行後の開回路電圧を算出し、前記容量算出部は、前記満充電後の開回路電圧の算出がされてから前記所定時間走行後の開回路電圧が算出されるまでの積算電気量を前記バッテリの容量として算出するようにしてもよい。
なお、上記バッテリの真偽判定装置において、前記バッテリが正規品でないことを前記真偽判定部が判定した場合に前記バッテリの交換を促す通知を行う通知手段をさらに備えてもよい。
なお、上記バッテリの真偽判定装置において、前記バッテリの劣化を検知する劣化検知部をさらに備え、前記通知手段は、前記劣化検知部が前記バッテリの劣化を検知した場合に前記バッテリの交換を促す通知を行うようにしてもよい。
なお、上記バッテリの真偽判定装置において、前記バッテリが交換されたか否かを検出する交換検出部をさらに備え、前記真偽判定部は、前記交換検出部が前記バッテリの交換を検出した場合に交換されたバッテリが正規品であるか否かを判定するようにしてもよい。
なお、上記バッテリの真偽判定装置において、前記バッテリは電気自動車の駆動用の鉛蓄電池であってもよい。
また、本開示のバッテリの真偽判定方法は、バッテリの端子電圧と充放電電流を検出する検出ステップと、前記検出ステップで検出された端子電圧に基づいて、充電時と放電時の開回路電圧を算出する開回路電圧算出ステップと、前記検出ステップで検出された充放電電流に基づいて、前記バッテリの容量を算出する容量算出ステップと、前記開回路電圧算出ステップで算出された開回路電圧と、前記容量算出ステップで算出された容量とに基づいて、前記バッテリが正規品であるか否かを判定する真偽判定ステップとを備えてもよい。
本発明に係るバッテリ真偽判定装置及びバッテリ真偽判定方法は、特に電気自動車に用いられる鉛バッテリが正規品であるか否かを真偽判定するものとして有用である。
100 センサ部
101 電圧センサ
102 電流センサ
200 演算部
201 開回路電圧算出部
202 容量算出部
300 記憶部
400 真偽判定部
401 変化量算出部
402 比較部
403 交換検出部
500 通知部

Claims (11)

  1. バッテリの端子電圧と充放電電流を検出するセンサ部と、
    前記センサ部が検出した端子電圧に基づいて、充電時および放電時の少なくとも1つの開回路電圧を算出する開回路電圧算出部と、
    前記センサ部が検出した充放電電流に基づいて、前記バッテリの容量を算出する容量算出部と、
    前記開回路電圧算出部が算出した開回路電圧と、前記容量算出部が算出した容量とに基づいて、バッテリが正規品であるか否かを判定する真偽判定部とを備えたことを特徴とするバッテリの真偽判定装置。
  2. 前記真偽判定部は、前記開回路電圧算出部が前回算出した開回路電圧と今回算出した開回路電圧との差分と、前回から今回までの算出期間について前記容量算出部が算出した容量とに基づいて、前記容量あたりの前記開回路電圧の変化量を算出し、前記変化量に基づいて前記バッテリが正規品であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載のバッテリの真偽判定装置。
  3. 前記真偽判定部は、前記変化量が、前記バッテリの正規品に対応する所定の変化量と一致する場合に前記バッテリが正規品であると判定することを特徴とする請求項2に記載のバッテリの真偽判定装置。
  4. 前記所定の変化量は、前記真偽判定部が前回算出した前記容量あたりの前記開回路電圧の変化量であることを特徴とする請求項3に記載のバッテリの真偽判定装置。
  5. 前記所定の変化量を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記真偽判定部は、前記バッテリが正規品であると判定した場合に前記記憶部に記憶された前記所定の変化量を今回算出した前記容量あたりの前記開回路電圧の変化量で更新することを特徴とする請求項3または請求項4に記載のバッテリの真偽判定装置。
  6. 前記開回路電圧算出部は、満充電後の開回路電圧と、所定時間走行後の開回路電圧を算出し、
    前記容量算出部は、前記満充電後の開回路電圧の算出がされてから前記所定時間走行後の開回路電圧が算出されるまでの積算電気量を前記バッテリの容量として算出することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のバッテリの真偽判定装置。
  7. 前記バッテリが正規品でないことを前記真偽判定部が判定した場合に前記バッテリの交換を促す通知を行う通知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のバッテリの真偽判定装置。
  8. 前記バッテリの劣化を検知する劣化検知部をさらに備え、
    前記通知手段は、前記劣化検知部が前記バッテリの劣化を検知した場合に前記バッテリの交換を促す通知を行うことを特徴とする請求項7に記載のバッテリの真偽判定装置。
  9. 前記バッテリが交換されたか否かを検出する交換検出部をさらに備え、
    前記真偽判定部は、前記交換検出部が前記バッテリの交換を検出した場合に交換されたバッテリが正規品であるか否かを判定することを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のバッテリの真偽判定装置。
  10. 前記バッテリは電気自動車の駆動用の鉛蓄電池であることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載のバッテリの真偽判定装置。
  11. バッテリの端子電圧と充放電電流を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで検出された端子電圧に基づいて、充電時および放電時の少なくとも1つの開回路電圧を算出する開回路電圧算出ステップと、
    前記検出ステップで検出された充放電電流に基づいて、前記バッテリの容量を算出する容量算出ステップと、
    前記開回路電圧算出ステップで算出された開回路電圧と、前記容量算出ステップで算出された容量とに基づいて、前記バッテリが正規品であるか否かを判定する真偽判定ステップとを備えたことを特徴とするバッテリの真偽判定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109633471A (zh) * 2018-12-24 2019-04-16 银隆新能源股份有限公司 用于确定电池的荷电状态与开路端电压对应关系的方法
JP2021111584A (ja) * 2020-01-15 2021-08-02 トヨタ自動車株式会社 電池システム
JP7393822B1 (ja) 2022-07-29 2023-12-07 株式会社スリーダムアライアンス リチウム二次電池の劣化判定方法、電池劣化判定装置
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EP4389500A1 (en) * 2022-12-12 2024-06-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Genuine battery determination system, vehicle, and determination method

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