JP2015185038A - 自動取引装置及び自動取引装置が備える制御装置 - Google Patents

自動取引装置及び自動取引装置が備える制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】OS起動開始前に、装置のハードウェア環境に応じて画面表示制御を変えることができる自動取引装置を提供する。
【解決手段】第1表示部と第2表示部とを有する自動取引装置において、前記各表示部(3,4)はモニタ種別情報を保持し、当該装置の電源が投入されてからOS(7)が起動開始するまでに、前記モニタ種別情報に基づいて、前記各表示部(3,4)の表示を不可視化させる制御部(21)を有することを特徴とする自動取引装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動取引装置及び自動取引装置が備える制御装置に関し、特に、銀行やコンビニエンスストア等に設置された自動取引装置の電源をオンにしてから、内蔵された制御装置により業務アプリケーションが起動して、自動取引装置が備えるモニタ(表示部)に画面が表示されるまでの画面表示制御技術に関する。
従来、自動取引装置(ATM;Automated Teller Machine)は、設置される場所により装置が異なるものであった。例えば、銀行に設置されるATM(以下、銀行ATMと称する)は、保守用画面を表示する係員モニタと、顧客(利用者)が操作して取引する画面を表示する顧客モニタとを備えていた(特許文献1)。一方、大型スーパーやコンビニエンスストア等の小売店に設置されるATM(以下、コンビニATMと称する)は、係員モニタがなく、顧客モニタのみを備えていた。
ここで、銀行ATMとコンビニATMとの違いを説明する。
銀行ATMに内蔵された制御装置は、電源をオンにした後、係員モニタに保守用画面を表示させて、(ATMの保守作業を行う)係員にBIOS(Basic Input/Output System)設定の変更等の保守作業を行わせていた。一方、制御装置は、保守作業中における顧客モニタの画面を非表示にしていた。保守作業終了後に、銀行ATMが内蔵する制御装置は、OS(Operating System)を起動させ、業務アプリケーションを起動させることで、顧客モニタに画面が表示された。つまり、銀行ATMにおいて、係員モニタは常に画面が表示される一方、顧客モニタは業務アプリケーションが起動するまで画面が表示されなかった。
また、コンビニATMは、保守用画面を表示させないことが前提となっており、すなわち、係員モニタの代わりに顧客モニタに保守用画面が表示されるようになっていなかった。そのため、コンビニATMに内蔵された制御装置は、電源をオンにしてから、業務アプリケーションが起動するまで、顧客モニタに画面が表示されなかった。
さて、近年、特許文献2に示すように顧客モニタを2つ備えるATMが存在し、このATM(以下、二画面ATMと称する)は、顧客モニタとして顧客用LCD(Liquid Crystal Display)と告知用LCDとを備えた。この顧客用LCDには、取引にかかる案内画像が画面に表示された。また、告知用LCDには、稼動状況や取扱いサービス等、装置の取扱いに関する告知情報が画面に表示された。この告知用LCDを設けたことにより、二画面ATMの正面(表示が見える位置)にいる人だけでなく二画面ATMの周囲にいる人に対しても情報が提供された。
特開平11−328490号公報 特開2009−59109号公報
しかしながら、銀行ATM、単画面ATM(単画面コンビニATM)、二画面ATM(二画面コンビニATM)それぞれに内蔵される制御装置を銀行ATMのもので統一させた場合、二画面ATMの顧客用LCDが顧客モニタ、告知用LCDが係員モニタとして扱われてしまう。そのため、この二画面ATMをコンビニ等の小売店に設置して利用したとき、保守用画面(係員モニタ)を表示させないことが前提となっているにもかかわらず、二画面ATMに内蔵された制御装置は、電源をオンにした後、告知用LCD(サブモニタ)に画面が表示されてしまい、そこには保守用画面が表示されてしまうという問題点があった。
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであり、OS起動開始前に、装置のハードウェア環境に応じて画面表示制御を変える自動取引装置及び自動取引装置が備える制御装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明の自動取引装置は、第1表示部と第2表示部とを有する自動取引装置において、前記各表示部はモニタ種別情報を保持し、当該装置の電源が投入されてからOSが起動するまでに、前記モニタ種別情報に基づいて、前記各表示部の表示を不可視化させる制御部を有することを特徴とする。
本発明によれば、OS起動開始前に、装置のハードウェア環境に応じて画面表示制御を変えることができる。このため、画面表示先を制限できる。また、個々のATMに行うべき設置された環境に応じた各種設定が容易になる。
本発明に係る自動取引装置の種類別外観図である。(a)銀行ATM(二画面)、(b)単画面コンビニATM(一画面)、(c)二画面コンビニATM(二画面) 本発明に係る自動取引装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る自動取引装置が実行する画面制御初期動作のフローチャートである。 図3から続く本発明に係る自動取引装置が実行する画面制御初期動作のフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)につき詳細に説明する。なお、各図は、本発明について概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
≪ATMの種類≫
本発明において自動取引装置(ATM;Automated Teller Machine)は大きく3つに分類される。
(a)銀行ATM
(b)単画面コンビニATM
(c)二画面コンビニATM
図1(a)は、銀行ATMの外観図である。この銀行ATM10aは、主に銀行の店舗やATMコーナー等に設置されるタイプであり、係員モニタMと顧客モニタCとを備える。
図1(b)は、単画面コンビニATMの外観図である。この単画面コンビニATM10bは、主に小売店や駅構内等に設置されるタイプであり、顧客モニタCのみを備える。
図1(c)は、二画面コンビニATMの外観図である。この二画面コンビニATM10cは、主に小売店や駅構内等に設置されるタイプであり、顧客モニタCを2つ備える。
銀行に設置されるタイプの銀行ATM10a(ATM1)は、正面側に顧客モニタCを備え、背面側に係員モニタMを備える。この顧客モニタCには、顧客(利用者)が取引操作をする際の取引画面が表示される。一方、係員モニタMには、係員(利用者)が銀行ATM10aをメンテナンスする際の保守画面が表示される。この銀行ATM10aは、壁に埋め込まれて設置される構造となっており、顧客モニタCと係員モニタMとが壁で仕切られることで、別室の係員モニタMが顧客に覗かれる心配がない。しかしながら、銀行ATM10aを設置するにはかなり広いスペースが必要となる。
一方、小売店に設置されるタイプのコンビニATM(単画面コンビニATM10b(ATM1)、二画面コンビニATM10c(ATM1))は、設置場所が限定されることや防犯上に問題があること等の小売店側からの要望で係員モニタMを備えることができない。
このコンビニATM(単画面コンビニATM10b、二画面コンビニATM10c)の顧客モニタCには、銀行ATM10aと同様に、顧客が取引操作をする際の取引画面が表示される。ここで、二画面コンビニATM10cは、2つの顧客モニタCを備えるが、そのうちの1つは例えば告知用のサブモニタSとして使用される。このサブモニタSには、稼動状況や取扱いサービス等、装置の取扱いに関する告知情報の画面が表示される。
≪ATM1≫
図2は、本実施形態に係る自動取引装置の構成を示すブロック図である。この図2では2つのモニタ(ディスプレイ)を備えるATM(銀行ATM10aと二画面コンビニATM10c)について説明する。
ATM1は、制御装置2と、モニタ3,4とを備え、制御装置2とモニタ3,4それぞれとの間は、映像ケーブル33,43で接続される。ATM1の電源が投入されることで、制御装置2及びモニタ3,4に商用電力が供給される。
さらに、ATM1は一般的な自動取引装置が備える紙幣取扱部51や硬貨取扱部52、近接センサ53、カードリーダライタ部54、レシート部55等を備える。これらも制御装置2により制御される。
ここで、制御装置2は、コンピュータであり、映像ケーブル33,43を介してモニタ3,4に映像信号を送信したり、モニタ3,4の画面表示制御を指示したりする。詳細は後記する。
(モニタ3,4)
モニタ3は、利用者(顧客や係員等)が視認可能な情報を表示する表示部であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やディスプレイ等である。また、ATM1に備えられるため、顧客モニタCにはタッチパネル等の操作部としての機能があるが、本発明では必要な機能ではないため以下説明を省略する。
このモニタ3は、画面31と、映像表示部32と、映像ケーブル33と、信号送受信部34とを備える。また、本実施形態において、画面31は不図示のバックライトを備える。モニタ3は、電力が供給されることで画面31に映像を表示することが可能になるが、バックライトが点灯しないと、利用者は画面31に表示された映像を視認することができない(不可視)。
また、モニタ4は、図2に示すようにモニタ3と同様の構成を備えるため、説明を省略する。
(画面31)
画面31は、映像が表示される画面である。例えば、画面31が備えるバックライト(不図示)が点灯していることで、利用者は画面31に表示された映像を視認することができる。すなわち、画面31に映像が表示されていても、例えば、バックライトが消灯していることで、利用者には、黒色の画面としか見えなかったり、文字や図形を判別することができなかったりして、画面31の表示が不鮮明(不明瞭、不明確)となり、利用者は、画面の表示内容を正しく視認することができない(不可視)。
(映像表示部32)
映像表示部32は、画面31に映像を表示させる手段である。
この映像表示部32は、映像信号を逐次変換して映像を画面31に表示させる機能と、制御部21からの指示に応じて画面31の表示制御を行う機能とを有する。すなわち、映像表示部32は、場合によっては画面31に映像を表示させない。例えば、画面31が備えるバックライト(不図示)の制御を行うことで、画面31の表示制御を行う。
(映像ケーブル33)
映像ケーブル33は、一端がモニタ3に接続され、他端が制御装置2に接続されて、映像信号等が送信される信号線である。モニタ3の映像ケーブル33と、モニタ4の映像ケーブル43とは、それぞれ制御装置2の外部接続ユニット26に接続されている。
本実施形態において、映像ケーブル33はデジタルケーブルであり、特にDVI(Digital Visual Interface)端子を有するデジタルケーブルであるとして説明する。
(信号送受信部34)
信号送受信部34は、映像ケーブル33で接続された機器(ハードウェア)との情報の入出力に使用するインタフェースを備え、信号の送受信を行う手段である。この信号送受信部34は、映像ケーブル33から受信した映像信号を映像表示部32に提供する機能や、接続先からの要求に対してその要求に応じた応答信号を送信する機能等を有する。
本実施形態において、信号送受信部34は、一例としてDVIポートを備える場合について説明する。
≪制御装置2≫
制御装置2は、ATM1が備える各構成部が機能するように制御するコンピュータであり、制御部21と、記憶部22と、フラッシュメモリ23と、SRAM24と、画像処理部25と、外部接続ユニット26とを備える。
(制御部21)
制御部21は、例えばCPU(Central Processing Unit)で構成され、CPUが記憶手段(記憶部22、フラッシュメモリ23)に格納されるプログラムを実行することによって実現される。制御部21は、制御装置2を構成する各構成部と制御線(PCIバス等)で接続され、各構成部が機能するように制御する。
本実施形態において、制御部21は、ATM1の電源投入(電源オン)後、フラッシュメモリ23から後記するBIOSプログラム6を読み込む。これによりBIOSが起動し、制御部21はBIOSの機能を実現する。
そのBIOSの機能を終えた制御部21は、ブートローダから記憶部22内のOS7の読み込み位置を取得して、後記するOS7の機能を実現する。また、制御部21は、要求に応じて、後記する画面表示プログラム8を呼び出して実行する。
特に本実施形態において、BIOS(制御部21)は、BIOS機能手段61、判定処理手段62、画面表示指示手段63として機能する。詳細を後記する。
(記憶部22)
記憶部22は、データやプログラムを記憶する構成部である。ここでは、磁気ディスク装置(HDD;Hard Disk Drive)を記憶部22として用いる場合を想定して説明する。
この記憶部22には、OS7と、画面表示プログラム8と、ATM1が取引等を行うために必要な業務アプリケーション9と、その他に、ミドルウェア、ドライバ、通信制御ソフト等が記憶されている。
(OS7)
OS7は、一般的なオペレーティングシステムであり、例えば、Windows(登録商標)、UNIX(登録商標)、Linux(登録商標)等である。
(画面表示プログラム8)
画面表示プログラム8は、OS7起動後に動作するプログラムであり、制御部21により実行されることで、顧客用のモニタ、すなわち、顧客モニタC及びサブモニタSに対して画面の表示をオンにさせる。
(フラッシュメモリ23)
フラッシュメモリ23は、BIOSプログラム6を記憶する記憶手段である。ここではフラッシュメモリ23としたが、ATM1の電源が切られても、データ(BIOSプログラム6)が消えない不揮発性の記憶手段であればよい。
(SRAM24)
SRAM24は、BIOS設定情報を保持しておく記憶手段であり、ATM1の電源が切られても、不図示の蓄電池(例えばボタン電池)から電力が供給され、データが消えない記憶手段である。
(画像処理部25)
画像処理部25は、例えばGPU(Graphics Processing Unit)等のグラフィックスコントローラである。
この画像処理部25は、本実施形態において、制御部21からの指示に応じて、記憶部22に記憶された映像データを取得する機能、映像データを信号変換する機能や、映像データをビデオメモリ(不図示)に一旦蓄積させる機能等を有する、すなわち、一般的な画像処理手段である。そのため、詳細な説明を省略する。
(外部接続ユニット26)
外部接続ユニット26は、映像ケーブル33,43が接続されるインタフェースを備え、制御部21に制御されて、信号の送受信を行う手段である。
I/O(Input/Output)ポート261は、映像ケーブル33,43と接続された機器(ハードウェア)との情報の入出力に使用するインタフェースである。本実施形態では、一例としてDVIポートを用いた場合について説明する。
以下、本実施形態と直接の関係はないが、一般的な自動取引装置が備える機器について説明する。
紙幣取扱部51は、紙幣の入出金を取り扱う構成部である。この紙幣取扱部51は、入金時は不図示の紙幣入出金口に投入された紙幣を内部に取り込み、制御部21に計数させてから、不図示の格納庫に格納する機能を持つ。また、出金時は格納庫から紙幣を取り出して、紙幣入出金口に排出する機能等を備える。
硬貨取扱部52は、硬貨の入出金を取り扱う構成部である。硬貨取扱部52は、紙幣取扱部51と同様に、入金時は不図示の硬貨入出金口に投入された硬貨を内部に取り込み、制御部21に計数させてから、不図示の格納庫に格納する機能を持つ。また、出金時は格納庫から硬貨を取り出して、硬貨入出金口に排出する機能等を備える。
カードリーダライタ部54は、不図示のカード挿入排出口に挿入された媒体(カード)を読み取ってデータを抽出し、制御部21に出力する機能を持つ。また、制御部21からの書き込み要求に応じてデータを媒体に記録する機能も持つ。
レシート部55は、用紙に取引履歴を印字する。この用紙は、媒体と共に、カード挿入排出口に排出される。
≪BIOS(制御部21)≫
本実施形態におけるBIOS(制御部21)について説明する。
BIOS(制御部21)は、一般的なBIOSプログラムを実行したときに行われるBIOS機能手段61としての機能に、さらに、判定処理手段62としての機能と、画面表示指示手段63としての機能とを備えたものである。
(BIOS機能手段61)
BIOS機能手段61は、一般的なBIOSプログラムを実行した場合の機能である。すなわち、BIOS機能手段61は、POSTシーケンスを実行し、ハードウェアの認識、ハードウェアのチェック、ハードウェアの初期化を行い、最後に、OS7の起動プログラムを呼び出して、処理を終了する。
このハードウェアの認識は、制御装置2に接続された機器(ハードウェア)の情報を取得することで行われる。本実施形態では、モニタから仕様・特性示すパラメータ(EDID;Extended Display Identification Data)を取得する。このEDIDは、DDC(VESA Display Data Channel)通信方式で取得できる情報であり、メーカ、モデル(機種)、シリアルナンバ、製造時期、画面サイズ、画素数、カラー特性等の様々な情報が含まれる。このDDC及びEDIDは、VESA(Video Electronics Standards Association)により規格化されている。
POSTシーケンスを実行することにより、以下の処理が行われる。
≪POSTシーケンス≫
[1] ハードウェアの認識
・何が接続されているかを認識する。
・認識できなければこれ以降接続されていないものとして扱う。
[2] ハードウェアのチェック
・認識されたハードウェアが正常であるかをチェックする。
・異常がある場合は警告表示・警告音を出力させる。
[3] ハードウェアの初期化
・BIOSセットアップでの設定内容に応じたハードウェアの初期化を実行する。
・ハードウェアが備えるBIOSに初期化を実行させる場合もある。
ここまでの作業が完了してからOS7に引き継ぐ。
[4] OSの起動プログラムを呼び出す。
(判定処理手段62)
判定処理手段62は、POSTシーケンスによる「ハードウェアの認識」で得られた情報に基づき、モニタの組み合わせ判定を行い、自身のATM種別を判定する。この判定処理手段62は、銀行ATM10a、単画面コンビニATM10b、二画面コンビニATM10c、その他のいずれかに分ける処理を行う。
(画面表示指示手段63)
画面表示指示手段63は、判定処理手段62による(モニタの組み合わせ判定)判定結果に基づき、モニタ3,4に対して画面31の表示許可/禁止の指示をする。例えば不図示のバックライトの点灯/消灯を指示する。
ここで、本実施形態において、映像ケーブル33,43がDVI端子(DVI-DまたはDVI-I)を有する場合、BIOS(制御部21)は、DVI(Digital Visual Interface)のデジタル側の6番ピン(DDC Clock)と7番ピン(DDC Data)と16番ピン(Hot Plug Detect)とを用いて行う判定について説明する。
16番ピン(Hot Plug Detect)で得られる信号からは、ハードウェア(モニタ3,4)が接続されているか否かを判定することができる。この信号のレベルがH(High)になると、BIOS(制御部21)はハードウェア(モニタ3,4)が接続されたと認識する。
6番ピン(DDC Clock)及び7番ピン(DDC Data)で得られるシリアル信号からは、接続されたモニタ3,4から、機種や解像度、対応周波数の情報を取得することができる。
≪フローチャート≫
図3を用いて、ATM1の電源が投入されたタイミングで、BIOS設定を読み込んでATM種別判定を行い、ATM1が備えるモニタ(3,4)の画面(31,41)に映像を表示させるタイミングを決める画面制御初期動作について説明する。
図3は、ATM1が実行する画面制御初期動作のフローチャートである。
まず、係員や設置業者等により、ATM1の電源が投入される(ステップS1)。
ATM1の制御部21は、フラッシュメモリ23からBIOSプログラム6を読み込む。これによりBIOSが起動し(ステップS2)、制御部21はBIOSの機能を実現する。
BIOS(制御部21)は、POSTシーケンスを実行し、ハードウェアの認識処理を行う。
まず、BIOS(制御部21)は、制御装置2(外部接続ユニット26)に何か接続されているかを確認する。例えば、DVI端子の16番ピン(Hot Plug Detect)で得られる信号から確認する。そして、BIOS(制御部21)は、接続されたハードウェアの数が2つであるか否かを判定する(接続数=2?;ステップS3)。
ステップS3でNoの場合の処理については後記する(図4)。
(ステップS3でYesの場合)
接続されたハードウェアの数が2つであれば(ステップS3,Yes)、BIOS(制御部21)は、何のハードウェアが接続されているかを認識して、接続先情報(モニタ種別情報)を取得する。例えば、6番ピン(DDC Clock)及び7番ピン(DDC Data)で得られる信号から認識する。
そして、接続先情報の組み合わせを判定する(ステップS4)。
この判定において、得られた2つの接続先情報を組み合わせて、次の(a)〜(c)の何れに該当するかを判定する。
(a)係員モニタM、顧客モニタC
(b)顧客モニタC、サブモニタS
(c)a,b以外の組み合わせ
この判定は例えば、予めモニタの機種別に係員モニタM、顧客モニタC、サブモニタSを決めておき、それらの情報をデータ化して、フラッシュメモリ23に記録しておく。そして、BIOS(制御部21)は、ハードウェアの認識処理で得られた接続先情報に含まれる機種の情報から、係員モニタM、顧客モニタC、サブモニタSを判別すればよい。
また、判定において、モニタの機種別だけでなく、モニタの画面サイズや画素数、メーカ等の接続先情報またはそれら接続先情報の組み合わせで、係員モニタM、顧客モニタC、サブモニタSを予め決めておき、それらの情報をデータ化して、フラッシュメモリ23に記録しておいてもよい。
(ステップS4の判定で「(a)係員モニタM、顧客モニタC」に該当した場合)
ステップS4の判定が(a)であった場合、BIOS(制御部21)は、自身のATM種別が「銀行ATM10a」であるとわかる。
そして、BIOS(制御部21)は、係員モニタMに対して画面の表示をオンにする指示をし、顧客モニタCに対して画面の表示をオフにする指示する(ステップS11)。
また、BIOS(制御部21)は、POSTシーケンスを続行し、ハードウェアのチェック、ハードウェアの初期化を行う。
これにより、係員モニタMには画面(保守画面)が表示され(係員モニタM:オン)、さらに、係員が所定の操作を行うことによりBIOS設定画面が表示され、手動でBIOSの設定が変更できるようになる。一方、顧客モニタCには、制御装置2から係員モニタMに表示される映像信号が出力されるものの、画面(保守画面)が表示されない(顧客モニタC:オフ(バックライト:オフ))。つまり、画面の表示内容が肉眼で見えなかったり、表示内容を認識できない(不可視化)。そのため、銀行ATM10aの表面側(図1(a))にいる利用者は所定の操作を行うことができず、BIOS設定画面は表示されない。
最後に、BIOS(制御部21)は、OS7の起動プログラム(ブートローダ)を呼び出して、制御部21はBIOSの機能を終了する(ステップS12)。これによりOS7が起動し(ステップS13)、制御部21はOS7の機能を実現する。
この時点でも、係員モニタMにはOS7の起動画面が表示される一方、顧客モニタCには画面が表示されない(係員モニタM:オン、顧客モニタC:オフ(バックライト:オフ))。
その後、制御部21は、専用の画面表示プログラム8を実行し(ステップS14)、専用の画面表示プログラム8に従い、顧客モニタCに対して画面の表示をオンにする指示する(ステップS15)。これにより、顧客モニタCには画面が表示される(係員モニタM:オン、顧客モニタC:オン(バックライト:オン))。
そして、ATM1は画面制御初期動作を終了する。
(ステップS4の判定で「(b)顧客モニタC、サブモニタS」に該当した場合)
ステップS4の判定が(b)であった場合、BIOS(制御部21)は、自身のATM種別が「二画面コンビニATM10c」であるとわかる。
そして、BIOS(制御部21)は、顧客モニタC及びサブモニタSに対して画面の表示をオフにする指示する(ステップS21)。
また、BIOS(制御部21)は、POSTシーケンスを続行し、ハードウェアのチェック、ハードウェアの初期化を行う。
これにより、制御装置2から銀行ATM10aの係員モニタMに表示される映像信号が出力されるものの、顧客モニタC及びサブモニタSには画面(保守画面)が表示されない(顧客モニタC:オフ、サブモニタS:オフ)(バックライト:オフ)。つまり、画面の表示内容が肉眼で見えなかったり、表示内容を認識できない(不可視化)。そのため、利用者(係員や顧客)は所定の操作を行うことができず、BIOS設定画面が表示されない。
最後に、BIOS(制御部21)は、OS7の起動プログラムを呼び出して、制御部21はBIOSの機能を終了する(ステップS22)。これによりOS7が起動し(ステップS23)、制御部21はOS7の機能を実現する。
このときも、制御装置2から銀行ATM10aの係員モニタMに表示される映像信号が出力されるものの、顧客モニタC及びサブモニタSには画面(OS7の起動画面)が表示されない(顧客モニタC:オフ、サブモニタS:オフ)(バックライト:オフ)。
その後、制御部21は、専用の画面表示プログラム8を実行し(ステップS24)、専用の画面表示プログラム8に従い、顧客モニタC及びサブモニタSに対して画面の表示をオンにする指示する(ステップS25)。これにより、顧客モニタC及びサブモニタSには画面(取引画面)が表示される(顧客モニタC:オン、サブモニタS:オン)(バックライト:オン)。
そして、ATM1は画面制御初期動作を終了する。
(ステップS4の判定で「(c)a,b以外の組み合わせ」に該当した場合)
ステップS4の判定が(c)であった場合、BIOS(制御部21)は、自身のATM種別が「不明」であるとわかる。そして、BIOS(制御部21)は、いずれかの接続先情報がモニタ(係員モニタM、顧客モニタC、サブモニタSのいずれでもないモニタ)であれば、そのモニタに対して、画面にエラーメッセージを表示させるように指示する(ステップS31)。これにより、そのモニタの画面にはエラーメッセージが表示される(モニタ:オン)(バックライト:オン)。
そして、ATM1は画面制御初期動作を終了する。
図4に、ステップS3でNoの場合の処理について説明する。
(ステップS3でNoの場合)
接続されたハードウェアの数が2つでなければ(ステップS3,No)、すなわち、接続数が1つ(係員モニタM、顧客モニタC、サブモニタSのいずれか1つ)だったり、係員モニタM、顧客モニタC、サブモニタSのいずれでもないモニタやデバイスが接続されていた場合、BIOS(制御部21)は、何のハードウェアが接続されているかを認識して、接続先情報を取得する。例えば、6番ピン(DDC Clock)及び7番ピン(DDC Data)で得られる信号から認識する。
そして、接続先情報を判定する(ステップS5)。
この判定において、得られた2つの接続先情報を組み合わせて、次の(d)〜(e)の何れに該当するかを判定する。
(d)顧客モニタC
(e)d以外のハードウェア
(ステップS5の判定で「(d)顧客モニタC」に該当した場合)
ステップS4の判定が(d)であった場合、BIOS(制御部21)は、自身のATM種別が「単画面コンビニATM10b」であるとわかる。
そして、BIOS(制御部21)は、顧客モニタCに対して画面の表示をオフにする指示する(ステップS51)。
また、BIOS(制御部21)は、POSTシーケンスを続行し、ハードウェアのチェック、ハードウェアの初期化を行う。
これにより、通常はBIOS設定画面が表示されるが、顧客モニタCには画面が表示されない(顧客モニタC:オフ)(バックライト:オフ)。つまり、画面の表示内容が肉眼で見えなかったり、表示内容を認識できない(不可視化)。
最後に、BIOS(制御部21)は、OS7の起動プログラムを呼び出して、制御部21はBIOSの機能を終了する(ステップS52)。これによりOS7が起動し(ステップS53)、制御部21はOS7の機能を実現する。
その後、制御部21は、専用の画面表示プログラム8を実行し(ステップS54)、専用の画面表示プログラム8に従い、顧客モニタCに対して画面の表示をオンにする指示する(ステップS55)。これにより、顧客モニタCには画面が表示される(顧客モニタC:オン)(バックライト:オン)。
そして、ATM1は画面制御初期動作を終了する。
(ステップS5の判定で「(e)d以外のハードウェア」に該当した場合)
ステップS5の判定が(e)であった場合、BIOS(制御部21)は、自身のATM種別が「不明」であるとわかる。そして、BIOS(制御部21)は、接続先情報がモニタ(係員モニタM、顧客モニタC、サブモニタSのいずれでもないモニタ)であれば、そのモニタに対して、画面にエラーメッセージを表示させるように指示する(ステップS61)。これにより、そのモニタの画面にはエラーメッセージが表示される(モニタ:オン)(バックライト:オン)。
そして、ATM1は画面制御初期動作を終了する。
本発明は、前記した実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や変形を行うことができる。
(マスタ/スレーブの切り替えについて)
銀行ATM10aの場合、係員モニタMがマスタに、顧客モニタCがスレーブに設定されている。この設定を二画面コンビニATM10cにそのまま適用すると、サブモニタSがマスタに、顧客モニタCがスレーブに設定されてしまう。
そこで、銀行ATM10aの係員モニタMに送信される映像信号を、銀行ATM10aの顧客モニタCに送信するように、映像信号の送信先を切り替えてから、二画面コンビニATM10cに適用すればよい(これにより、顧客モニタCがマスタに、サブモニタSがスレーブになる)。
また、例えば、二画面コンビニATM10cの場合、通常の手順では保守画面(BIOS設定画面等)が表示されないが、ある特定の手順(例えば、所定のスイッチを押しながらATMの電源を投入する)を行うことにより、マスタのモニタに保守画面が表示される。このとき、マスタがサブモニタSになるため、画面が見づらくて作業がしづらい。そこで、二画面コンビニATM10cの場合、顧客モニタCをマスタに、サブモニタSをスレーブにすると都合がよい。
そこで、図3のステップS4の判定において、得られた接続先情報(モニタ種別情報)が、係員モニタM、顧客モニタC、サブモニタSのうちのいずれのモニタであるのかを判定している。この判定結果から、さらに、一方のモニタをマスタに設定し、他方をスレーブに設定してもよい。例えば、図3のステップS4の判定が(a)であった場合、すなわち、自身のATM種別が「銀行ATM10a」である場合、係員モニタMをマスタに、顧客モニタCをスレーブにする。一方、図3のステップS4の判定が(b)であった場合、すなわち、自身のATM種別が「二画面コンビニATM10c」である場合、顧客モニタCをマスタに、サブモニタSをスレーブにする。このように、ATM1のモニタ等のハードウェア環境に応じて画面表示制御を変えるだけでなく、マスタ/スレーブの切り替えを行う機能があってもよい。
(接続先情報の組み合わせ判定に必要な情報の記録場所について)
図3のステップS4及びS5の判定において、得られた接続先情報(モニタ種別情報)が、係員モニタM、顧客モニタC、サブモニタSのうちのいずれのモニタであるのかを判定している。本実施形態では、この判定に必要な情報をデータ化してフラッシュメモリ23に記述しておくとしたが、BIOSプログラム6を実行中の制御部21がアクセスできる場所に記録されていればよい。例えば、判定に必要な情報(接続先情報)が羅列されたデータであってもよい。また、判定に必要な情報がデータ化されて記録された場所にアクセスするためのアドレスが記述されたデータがあってもよい。
(画面表示について)
本実施形態において、バックライト(不図示)をオフにすることで、モニタの画面を不鮮明にし、不可視化させる画面制御を行っているが、その他の方法でもよい。例えば、バックライトをオンにさせた上で、モニタの画面全体が黒色で表示される映像信号をモニタに送信してもよい。これにより、顧客モニタCの画面は黒色で表示されるため、保守用の映像は映らない(視認できない)。
(エラーメッセージについて)
本実施形態において、エラーメッセージを画面に表示させることとしたが、ATM1が備える不図示のスピーカやアンプ、サウンドチップ等の音響機器を用いて、エラーメッセージを音声出力してもよい。
(映像ケーブルについて)
本実施形態では、EDIDを取得することで、制御装置2に接続された機器(ハードウェア)の情報を取得しているが、他の方法であってもよい。
また、映像ケーブル33はデジタル通信が行えるケーブルであればよく、例えばHDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)端子を有するデジタルケーブルやUSB(Universal Serial Bus)端子を有するデジタルケーブル等であってもよい。
また、映像ケーブル33にアナログケーブルを用いてもよい。例えば、D−Sub15端子を有するアナログケーブルを用いる場合、D−Sub15端子が有する複数の空きピンを短絡/開放させ、モニタの種類別に短絡/開放させた空きピンの組み合わせを決めておく。映像ケーブル33のATM1側の接続先であるI/Oポート261側でプルアップさせる。これによりI/Oポート261(外部接続ユニット26)で得られる値の組み合わせ(High/Low)からモニタを判別すればよい。この場合、モニタの電源が切れていても、係員モニタM、顧客モニタC、サブモニタSのうちのいずれのモニタであるのかを判定することができる。このように、アナログケーブルであっても短絡/開放された空きピンからモニタの種類を判別することができる。
(ATMの電源オンについて)
本実施形態では、画面制御初期動作の開始条件を、ATM1の電源を投入する(電源オン)こととしたが、制御装置2に接続されたハードウェアやデバイスの更新が行える状態になればよく、コールドリブート後であればよい。
1 ATM(自動取引装置)
2 制御装置
3,4 モニタ
6 BIOSプログラム
7 OS
8 画面表示プログラム
9 業務アプリケーション
10a 銀行ATM
10b 単画面コンビニATM(コンビニATM)
10c 二画面コンビニATM(コンビニATM)
21 制御部
22 記憶部
23 フラッシュメモリ(不揮発性記憶部)
24 SRAM
25 画像処理部
26 外部接続ユニット
31,41 画面
32,42 映像表示部
33,43 映像ケーブル
34,44 信号送受信部
51 紙幣取扱部
52 硬貨取扱部
53 近接センサ
54 カードリーダライタ部
55 レシート部
61 BIOS機能手段
62 判定処理手段
63 画面表示指示手段
261 I/Oポート
M 係員モニタ(保守点検モニタ)
C 顧客モニタ(通常利用モニタ)
S サブモニタ(顧客モニタ)(通常利用モニタ)(告知用モニタ)

Claims (11)

  1. 第1表示部と第2表示部とを有する自動取引装置において、
    前記各表示部はモニタ種別情報を保持し、
    当該装置の電源が投入されてからOSが起動開始するまでに、前記モニタ種別情報に基づいて、前記各表示部の表示を不可視化させる制御部を有することを特徴とする自動取引装置。
  2. 前記制御部は、
    前記モニタ種別情報が保守点検モニタであれば、当該モニタ種別情報を保持する表示部の表示を可視化させ、
    一方、前記モニタ種別情報が通常利用モニタであれば、当該モニタ種別情報を保持する表示部の表示を不可視化させる
    ことを特徴とする請求項1に記載された自動取引装置。
  3. 前記制御部は、
    前記OS起動完了後に、前記モニタ種別情報が通常利用モニタの表示部の表示を可視化させる
    ことを特徴とする請求項2に記載された自動取引装置。
  4. 前記表示部の表示を不可視化させる対象の参照用モニタ種別情報が、BIOSプログラムが記憶された不揮発性記憶部に格納されており、
    前記制御部は、前記モニタ種別情報と前記参照用モニタ種別情報とを比較して判定することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載された自動取引装置。
  5. 前記表示部の表示を不可視化させるとは、バックライトを消灯させる指示を当該表示部に出力することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載された自動取引装置。
  6. 前記表示部の表示を不可視化させるとは、画面全体が黒色で表示される映像信号を当該表示部に出力することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載された自動取引装置。
  7. 前記表示部の表示を可視化させるとは、バックライトを点灯させる指示を当該表示部に出力することを特徴とする請求項2または請求項3に記載された自動取引装置。
  8. 前記モニタ種別情報は、EDID(Extended Display Identification Data)を用いて取得できる情報であることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載された自動取引装置。
  9. 前記各表示部が保持するモニタ種別情報は、アナログ映像ケーブルの接続端子が有する空きピンの短絡/開放により種別毎に規定されており、
    前記制御部は、前記空きピンの短絡/開放の判定結果に基づいて、前記各表示部の表示を不可視化させる
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載された自動取引装置。
  10. 前記制御部は、
    前記不可視化させた通常利用モニタに送信していた映像信号を、前記可視化させた保守点検モニタに送信することを特徴とする請求項2に記載された自動取引装置。
  11. 第1表示部と第2表示部とを有する自動取引装置に内蔵され、前記第1表示部及び前記第2表示部それぞれと映像ケーブルで接続される制御装置であって、
    前記表示部の表示を不可視化させる対象の参照用モニタ種別情報が格納された不揮発性記憶部を備え、
    当該装置の電源が投入されてからOSを起動開始するまでに、
    前記各表示部からモニタ種別情報を受信し、
    前記モニタ種別情報と前記参照用モニタ種別情報とを比較して、
    前記モニタ種別情報が保守用であれば、当該モニタ種別情報を保持する表示部に表示を可視化させ、
    前記モニタ種別情報が顧客用であれば、当該モニタ種別情報を保持する表示部に表示を不可視化させる
    ことを特徴とする制御装置。
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