JP2015184543A - 清掃部材、現像装置および画像形成装置 - Google Patents

清掃部材、現像装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】清掃部材の磨耗を抑制しつつ、清掃部材の振動による被清掃体の偏磨耗および清掃部材の振動による異音の発生を抑制する。
【解決手段】クリーニングブレード62は、本体部621とエッジ部622とを有する。クリーニングブレード62において支持部材61に固定されていない部分の長さ(自由長)L1に対するエッジ部622の長さ(エッジ幅)L2の割合xと、エッジ部622のゴム硬度yとは、以下の3つの条件を満たす。(1)80≦y≦90、(2)y≧−40x+95、(3)y≦−40x+110。
【選択図】図2

Description

本発明は、清掃部材、現像装置および画像形成装置に関する。
特許文献1には、低温条件においても、スティックスリップ現象を生じさせないことにより、トナーのすり抜けを防止するクリーニングブレードが記載されている。特許文献1に記載のクリーニングブレードは、材質が異なるエッジ部分とバックアップ層を備えた電子写真装置用のポリウレタン製のクリーニングブレードであって、エッジ部分の厚み×幅が0.03〜0.4×0.03〜4mmであることを特徴とする。特許文献2には、低温・低湿環境下において、安定したクリーニング性能を発揮し、かつ、高温・高湿下での過酷な環境において使用されても耐久性を維持するクリーニングブレードまたは現像ブレードが記載されている。特許文献2に記載のクリーニングブレードまたは現像ブレードは、エッジ部分とバックアップ層を形成するポリウレタンの組成が異なるポリウレタン製弾性部材が金属製支持部材に接着されている。また、このクリーニングブレードまたは現像ブレードは、或る測定条件によるtanδピーク温度が−3℃以上15℃以下であり、バックアップ層を形成するポリウレタンは、tanδピーク温度が−15℃以上−5℃以下である。
特開2009−300551号公報 特開2010−066333号公報
本発明は、清掃部材の磨耗を抑制しつつ、清掃部材の振動による被清掃体の偏磨耗および清掃部材の振動による異音の発生を抑制することを目的とする。
請求項1に係る発明は、ゴム硬度が68度以上75度以下の材質で形成され、支持部材に一端が固定され、固定されない部分の角部が欠けた板状の形状を有する本体部と、前記本体部の前記角部に設けられ、該角部を埋める形状を有し、当該清掃部材が被清掃体を清掃する際に該被清掃体に接するエッジ部であって、厚みが0.1mm以上1mm以下のエッジ部とを有し、当該清掃部材の前記固定されていない部分の予め定められた方向における長さに対する前記エッジ部の長さの割合xと、前記エッジ部のゴム硬度yとが、次の全ての条件、80≦y≦90, y≧−40x+95, y≦−40x+110を満たす清掃部材を提供する。
請求項2に係る発明は、トナーを有する現像剤によって静電潜像が現像される像保持体と、前記像保持体の表面に前記エッジ部が接触して該表面を清掃する請求項1に記載の清掃部材とを備える現像装置を提供する。
請求項3に係る発明は、像保持体と、前記像保持体を露光して潜像を形成する露光手段と、前記像保持体の表面に形成された潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、前記像保持体の表面に前記エッジ部が接触して該表面を清掃する請求項1に記載の清掃部材とを備える画像形成装置を提供する。
請求項1、2および3に係る発明によれば、清掃部材の磨耗を抑制しつつ、清掃部材の振動による被清掃体の偏磨耗および清掃部材の振動による異音の発生を抑制することができる。
画像形成装置1の全体構成を示す図。 ドラムクリーナ36の構成を示す図。 クリーニングブレード62を矢印D16方向からみた図。 感光体ドラムの静トルクの評価結果を示す図。 ブレード鳴きの評価結果を示す図。 エッジの硬度とエッジ幅の割合との関係を示す図。 クリーニングブレード62の形状を示す図。
1.実施形態
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の全体構成を示す図である。画像形成装置1は電子写真方式で画像を形成する装置である。本実施形態に係る画像形成装置1は、所謂タンデム型であり、画像を表す画像データに基づいて媒体の一例である用紙Pに画像を形成する。図において、制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を有し、CPUがROMや記憶部12に記憶されているコンピュータプログラム(以下、単にプログラムという)を読み出して実行することにより画像形成装置1の各部を制御する。記憶部12はハードディスクドライブ等の大容量の記憶手段であり、制御部11のCPUに読み込まれるプログラムを記憶する。操作部17は各種の指示を入力するための操作ボタン等を備えており、ユーザによる操作を受け付けてその操作内容に応じた信号を制御部11に供給する。
現像部13Y,13M,13C,13Kは、用紙Pにトナー像を形成する。なお、符号のY,M,C,Kはそれぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーに対応した構成であることを意味している。現像部13Y,13M,13C,13Kのそれぞれは、用いるトナーが異なるものの、その構成に大きな差異はない。以下、現像部13Y,13M,13C,13Kのそれぞれを特に区別する必要がない場合には、トナーの色を示す符号末尾のアルファベットを省略して「現像部13」とする。現像部13は本発明に係る現像装置の一例である。
各現像部13は、感光体ドラム31と、帯電器32と、露光装置33(露光手段の一例)と、現像器34(現像手段の一例)と、一次転写ロール35と、ドラムクリーナ36とを備えている。感光体ドラム31は電荷発生層や電荷輸送層を有する像保持体であり、図示しない駆動部により図中の矢線D13の方向に回転させられる。帯電器32は感光体ドラム31の表面を帯電させる。露光装置33はレーザー発光源やポリゴンミラー等(いずれも図示せず)を備え、制御部11の制御の下、画像データに応じたレーザー光を、帯電器32により帯電させられた後の感光体ドラム31に向けて照射する。これにより、各感光体ドラム31には潜像が保持される。なお、上記の画像データは、制御部11が図示しない通信部を介して外部装置から取得したものであってもよい。外部装置とは、例えば原画像を読み取る読取装置や画像を示すデータを記憶した記憶装置等である。
現像器34はY,M,C,Kのいずれかの色のトナーと、フェライト粉等の磁性キャリアを含む二成分現像剤を収容する。そして現像器34に形成された磁気ブラシの穂先が感光体ドラム31の表面に接触することで、トナーは感光体ドラム31表面で露光装置33により露光された部分、すなわち静電潜像の画線部に付着し、感光体ドラム31に画像が形成(現像)される。一次転写ロール35は転写部14の中間転写ベルト41が感光体ドラム31と対向する位置において予め定めた電位差を生じさせ、この電位差によって中間転写ベルト41に画像を転写する。ドラムクリーナ36は、画像の転写後に感光体ドラム31の表面に残留している未転写のトナーを取り除く。即ち、ドラムクリーナ36は、次の画像形成に備えて、感光体ドラム31から不要なトナーを除去するものである。
転写部14(転写手段の一例)は、中間転写ベルト41と、二次転写ロール42と、ベルト搬送ロール43と、バックアップロール44とを備えており、現像部13によって形成された画像を、ユーザの操作に応じて決められた紙種の用紙Pに転写する。中間転写ベルト41は無端のベルト部材であり、ベルト搬送ロール43およびバックアップロール44はこの中間転写ベルト41を張架する。ベルト搬送ロール43およびバックアップロール44の少なくとも1つには駆動部(図示せず)が備えられており、中間転写ベルト41を図中の矢印D14方向に移動させる。なお、駆動部を有さないベルト搬送ロール43またはバックアップロール44は、中間転写ベルト41の移動に従動して回転する。中間転写ベルト41が図中の矢印D14方向に移動して回転することにより、中間転写ベルト41上の画像は、二次転写ロール42とバックアップロール44とに挟まれる領域に移動させられる。
二次転写ロール42は、中間転写ベルト41との電位差によって、中間転写ベルト41上の画像を搬送部16から搬送されてきた用紙Pに転写させる。ベルトクリーナ49は、中間転写ベルト41の表面に残留している未転写のトナーを取り除く。そして、転写部14または搬送部16は、画像が転写された用紙Pを定着部15へと搬送する。
定着部15は、加熱によって用紙Pに転写された画像を定着させる。搬送部16は、容器と搬送ロールとを有する。容器には、予め定められたサイズにカットされた、加熱により媒体に定着される未定着の画像が形成された媒体の一例としての用紙Pが収容される。用紙Pのサイズのうち搬送方向に対して垂直な方向、すなわち幅方向には少なくとも2つ以上の異なるサイズが定められている。ここでは、最大幅用紙P1と、最大幅用紙P1よりも幅の狭い小幅用紙P2の2種類の用紙Pが用いられる。最大幅用紙P1とは、画像形成装置1で取り扱う用紙Pのうち、幅方向のサイズが最大のものである。これら2種類の用紙Pは収容されている容器によって制御部11に区別される。各容器に収容されている用紙Pは、制御部11の指示により搬送ロールによって1枚ずつ取り出され、用紙搬送路を経由して転写部14へと搬送される。なお、媒体は用紙に限らず、例えば樹脂製のシート等であってもよい。要するに、媒体は、表面に画像を形成し得るものであればよい。
図2は、ドラムクリーナ36の構成を示す図であり、ドラムクリーナ36を感光体ドラム31の回転軸に平行な方向からみた図である。ドラムクリーナ36は、支持部材61と、クリーニングブレード62とを有する。支持部材61は、クリーニングブレード62を支持する支持部材である。支持部材61は、画像形成装置1の筐体(図示略)に固定されている。クリーニングブレード62は、本発明に係る清掃部材の一例である。
図3は、クリーニングブレード62を図2の矢印D16方向からみた図である。図2および図3に示されるように、クリーニングブレード62は、図中の矢印D15方向に延びる板状の部材である。クリーニングブレード62は、ゴムで形成されており、本体部621とエッジ部622とを有する。本体部621とエッジ部622とは材質が異なっている。本体部621はゴム硬度が68以上75以下の材質で形成されていることが好ましい。ここで、ゴム硬度は、JIS K 6253 A型により定義される硬さをいい、例えばMD−1硬度計(高分子計器株式会社製)によって測定される。また、本体部621の厚みD2は1.5mmから2.5mm程度であることが好ましい。本体部621は端部623aにおいて支持部材61に固定されている。端部623aは支持部材61に固定されて変形しない。一方、本体部621のうち支持部材61に固定されていない非固定部623bは、外圧により変形する。この例で、クリーニングブレード62は感光体ドラム31の表面31aに接触し、表面31aから力を加えられている。本体部621は、板形状の一部が欠けた形状を有する。本体部621のうち欠けている部分は、感光体ドラム31の表面31aに接触する一辺を含む部分である。上記欠けている部分の形状は、例えば板状である。
エッジ部622は、本体部621のうちの欠けた部分に嵌る形状、この例では板形状を有している。本体部621の上記部分にエッジ部622が嵌ることにより、クリーニングブレード62は全体として板形状をなしている。この例で、エッジ部622は板状の形状を有しており、その側面は矩形状である。エッジ部622の厚みD1は、0.1mm以上1mm以下が好ましい。この例で、エッジ部622のゴム硬度は本体部621のゴム硬度よりも高い。
この例で、クリーニングブレード62において非固定部623bと固定部(端部623a)の境界部分から非固定部623bの端部までの長さ、すなわち非固定部623bの矢印D15方向における長さを「自由長L1」とする。矢印D15は、感光体ドラム31の軸方向と直交する方向であり、かつ、感光体ドラム31と鋭角をなすクリーニングブレード62の二面のうちの、大きいほうの面に平行な方向である。また、エッジ部622の矢印D15方向の長さを「エッジ幅L2」とする。自由長L1に対するエッジ幅L2の割合を割合xとする。また、エッジ部622のゴム硬度を、エッジ硬度yとする。このとき、割合xとエッジ硬度yとは、以下の(1)、(2)および(3)式の全ての条件を満たす。
80≦y≦90 …(1)
y≧−40x+95…(2)
y≦−40x+110…(3)
割合xが大きくなると、クリーニングブレード全体のヤング率が高くなる。また、エッジ部のゴム硬度が高くなると、クリーニングブレード全体のヤング率は高くなる。クリーニングブレード全体のヤング率が高くなりすぎると、感光体ドラムの回転と共にクリーニングブレードが振動し、所謂「ブレード鳴き」と称される異音が発生する不具合が生じることがある。一方、クリーニングブレード全体のヤング率が低すぎると、感光体ドラムの回転に伴うクリーニングブレードのエッジ部の引き込み量が増えて感光体ドラムの静トルクが大きくなる。静トルクとは、感光体ドラムが静止している状態から回転し始めたときの抵抗力である。感光体ドラムの静トルクが大きくなると、エッジ部の振動にばらつきが生じ、感光体ドラムの表面が偏磨耗することがある。
また、エッジ硬度yが高くなりすぎると、クリーニングブレード62の磨耗が部分的に進みトナーのすり抜けが発生する。トナーのすり抜けとは、感光体ドラム31の表面に残留している未転写のトナーが、クリーニングブレード62と感光体ドラム31の間をすり抜けて感光体ドラム31に残留したままとなってしまうことをいう。トナーのすり抜けが発生することにより、帯電器32が汚染されて感光体ドラム31の電位が不均一となる、といった問題が発生する場合がある。また、逆にエッジ硬度yが低くなりすぎると、全体的にクリーニングブレード62の磨耗が大きくなってしまい、この場合もトナーのすり抜けが発生する。
本願発明の発明者は、静トルク、ブレード鳴き、および摩耗について、エッジ幅とエッジ硬度を変えた試料を作製して評価を行った。評価には、自由長L1が8mm、厚みD2が2mm、エッジ部622の厚みD2が0.4mm、本体部621のゴム硬度が72度のクリーニングブレードを試料として用いた。
図4は、感光体ドラム31の静トルクを評価した結果を示すグラフである。図4において、横軸は、割合x(=L2/L1)を示す。縦軸は、エッジ硬度yを示す。各試料について、連続で白紙500枚に画像形成を行った場合の静トルクを、トルクゲージ(BTG60CN株式会社東日製作所製)によって測定した。測定の結果、感光体ドラム31の静トルクが目標値以下となった試料を○印で、静トルクが目標値より大きかった試料を×印で、それぞれ示している。なお、静トルクの目標値としては、40cN・mを用いた。
評価の結果、エッジ硬度yが、(−40x+95)より小さい場合に静トルクが目標(静トルク40cN・m以下)を達成していないことがわかる。
図5は、ブレード鳴きの評価結果を示すグラフである。図5において、横軸は、割合x(=L2/L1)を示す。縦軸は、エッジ硬度yを示す。各試料について、連続で白紙500枚に画像形成を行った場合のブレード鳴きの発生の有無を、実験者がマシンの駆動音より大きいか否かによって確認した。確認の結果、ブレード鳴きが発生しなかった試料を○印で、ブレード鳴きが発生した試料を×印で、それぞれ示している。
評価の結果、エッジ硬度yが、(−40x+110)より大きい場合に、ブレード鳴きが発生していることがわかる。
また、本願発明の発明者は、図4および図5に示す評価にくわえて、エッジ部の磨耗について評価を行った。各試料について、それぞれ10万枚の用紙に画像形成を行い、磨耗の進み具合と磨耗によるトナーのすり抜けを検証した。なお、各試料の割合xは、0.25である。トナーのすり抜けの発生の有無は、感光体ドラム31と鋭角をなすクリーニングブレード62の二面のうちの大きいほうの面上に堆積したトナーを目視で判定した。検証の結果、エッジ硬度が90度以上ではクリーニングブレード62の磨耗が部分的に進みトナーのすり抜けが発生した。また、エッジ硬度が80度以下では全体的にクリーニングブレード62の磨耗が大きくなり、この場合もトナーのすり抜けが発生した。
図6は、エッジ硬度とエッジ幅の割合との関係を示すグラフである。図6において、横軸は割合xを示す。縦軸はエッジ硬度を示す。上述の3つの評価結果により、図6に平行四辺形で示される領域が、感光体ドラム31の偏摩耗の抑制、ブレード鳴きの抑制、およびエッジ部の摩耗の抑制をすべて達成できる領域であると言える。この領域は、割合xとエッジ硬度yが上記(1)ないし(3)の3つの条件を全て満たす領域である。
2.変形例
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその例を示す。なお、以下の各態様を組み合わせてもよい。
2−1.変形例1
上述の実施形態に係るクリーニングブレード62は、側面が矩形状であるエッジ部622を有していた。エッジ部622の形状はこれに限られない。
図7は、本変形例に係るクリーニングブレード62の形状を示す図である。この例で、エッジ部622と本体部621との境界面は曲面形状となっている。この例で、エッジ幅L2(エッジ部622の幅)は、矢印D15方向においてエッジ部622が最長となる部分の長さである。
2−2.変形例2
上述の実施形態では、感光体ドラム31の表面を清掃するクリーニングブレード62を説明した。クリーニングブレードの清掃対象となる被清掃体は、感光体ドラム31に限られない。本発明に係る清掃部材は、例えば車輪を清掃するものであってもよい。また、本発明に係る被清掃体は、回転してその表面が清掃されるものであってもよく、また、それ以外のものであってもよい。
2−3.変形例3
クリーニングブレード62を備える画像形成装置は、上述した実施形態のタンデム型に限定されるものではなく、ロータリー型など他の構成であってもよい。また、クリーニングブレード62を備える画像形成装置は、複数色のトナー像を重ねて画像を形成する画像形成装置に限定されるものではなく、単一の色のトナー像を形成する画像形成装置であってもよい。また、クリーニングブレード62を備える装置は画像形成装置に限られない。上記実施形態に係るクリーニングブレード62が、画像形成装置以外の電子機器に設けられてもよい。また、上記実施形態では、被清掃体を清掃する清掃部材として、感光体ドラム31の表面を清掃するクリーニングブレード62を説明したが、清掃部材は上記実施形態で示したものに限られない。例えば、清掃部材は、ベルト、スポンジロール、ブラシを清掃(クリーニング)する部材であってもよい。
1…画像形成装置、11…制御部、12…記憶部、13Y,13M,13C,13K…現像部、14…転写部、15…定着部、17…操作部、31…感光体ドラム、32…帯電器、33…露光装置、34…現像器、35…一次転写ロール、36…ドラムクリーナ、41…中間転写ベルト、42…二次転写ロール、43…ベルト搬送ロール、44…バックアップロール、49…ベルトクリーナ、51…定着ベルト、61…支持部材、62…クリーニングブレード、621…本体部、622…エッジ部。

Claims (3)

  1. ゴム硬度が68度以上75度以下の材質で形成され、支持部材に一端が固定され、固定されない部分の角部が欠けた板状の形状を有する本体部と、
    前記本体部の前記角部に設けられ、該角部を埋める形状を有し、当該清掃部材が被清掃体を清掃する際に該被清掃体に接するエッジ部であって、厚みが0.1mm以上1mm以下のエッジ部と
    を有し、
    当該清掃部材の前記固定されていない部分の予め定められた方向における長さに対する前記エッジ部の長さの割合xと、前記エッジ部のゴム硬度yとが、次の全ての条件を満たす
    清掃部材。
    80≦y≦90, y≧−40x+95, y≦−40x+110
  2. トナーを有する現像剤によって静電潜像が現像される像保持体と、
    前記像保持体の表面に前記エッジ部が接触して該表面を清掃する請求項1に記載の清掃部材と
    を備える現像装置。
  3. 像保持体と、
    前記像保持体を露光して潜像を形成する露光手段と、
    前記像保持体の表面に形成された潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、
    前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
    前記像保持体の表面に前記エッジ部が接触して該表面を清掃する請求項1に記載の清掃部材と
    を備える画像形成装置。
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