JP2015180554A - 液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】噴射ヘッド102に供給する液体を貯める液体貯留部106を設け、圧力調整弁150を介して複数の噴射ヘッドに液体を供給すると共に、複数の噴射ヘッド内から循環ポンプ104で液体を吸い出して液体貯留部に排出する。こうすれば循環ポンプは、個々の噴射ヘッドから液体を吸い出すことになるので、通路抵抗が小さくなり、適切に循環させることができる。また、噴射ヘッドには、液体貯留部から圧力調整弁を介して、適切な圧力で液体が供給されるので、適切に液体を噴射することが可能となる。
【選択図】図3
Description
液体を噴射ヘッドの噴射ノズルから噴射する液体噴射装置であって、
前記噴射ヘッドに設けられた該噴射ヘッド内に液体を取り入れるための液体取入口に接続され、該噴射ヘッドに液体を供給する供給通路と、
前記噴射ヘッドに設けられた液体循環口に接続され、前記供給通路と協働して、該噴射ヘッド内の液体を循環させる循環経路を構成する循環通路と、
前記供給通路に設けられ、液体の流入口および流出口を有する液室であって、該液室の一部を該液室内の圧力が変化すると変位するフィルム膜で形成された液室と、
前記液室より前記噴射ヘッド側の前記供給通路に設けられ、前記噴射ヘッドから前記液室方向への液体の流れを規制する逆止弁と、
を備え、
液体が前記供給通路において前記噴射ヘッドの方向に流れ、前記噴射ヘッド内の液体が前記液体循環口から前記循環通路内に排出される方向に流れるように、前記循環経路内の液体を循環させることを特徴とする。
また、上述した本発明の液体噴射装置においては、前記液体供給通路の前記液室より前記噴射ヘッドから離れた位置にフィルターを備えることとしてもよい。
また、上述した本発明の液体噴射装置においては、前記循環通路に設けられ、該循環通路から前記噴射ヘッドへの液体の流れを規制する逆止部を備えることとしてもよい。
前記液体貯留部に接続された第1液体室と、
前記第1液体室から隔壁によって隔てられて、前記噴射ヘッドに接続された第2液体室と、
前記隔壁を穿って設けられ、前記第1液体室と前記第2液体室とを連通させる連通穴と、
前記連通穴の前記第1液体室側の開口部に設けられた弁座と、
前記連通穴内に摺動可能に挿入されており、該連通穴内を前記第2液体室側に向かって摺動すると、前記第1液体室側の端部が前記弁座に当接することで該連通穴を封止する弁体と、
前記弁体を前記第2液体室の方向に付勢する付勢手段と、
前記第2液体室内の液体圧力が減少すると、前記弁体を前記第1液体室の方向に摺動させることで、該弁体の前記端部を前記弁座から離間させる離間手段と
を備えることとしても良い。
前記液体容器から前記液体貯留部に液体を供給するための液体供給通路と、
前記噴射ヘッドの液体循環口から吸い出された液体を前記液体貯留部に循環させるための液体循環通路と、
前記液体供給通路と前記液体循環通路とを切り替えて前記循環ポンプに接続する切替弁と
を備えることとしても良い。
前記噴射ヘッドの前記液体循環口に接続された通路には、該液体循環口から吸い出された液体が該噴射ヘッド内に逆流することを防止する第2逆止弁を設けることとしてもよい。
A.ラインプリンターの構成:
B.インク循環システムの構成:
C.インク循環システムの動作:
D.変形例:
図1は、ラインプリンター1を例に用いて本実施例の液体噴射装置の大まかな構造を示した説明図である。図示されているように、本実施例のラインプリンター1は、大まかには箱型の外形形状をしており、上面には、モニターパネル2や、ユーザーが操作するための操作パネル3などが設けられている。また、ラインプリンター1の前面には、インクカートリッジを交換するためのカートリッジ交換扉4や、印刷用紙を装填するための給紙扉5が設けられており、更に、向かって右側面には、印刷された印刷用紙が排出される排紙口6が設けられている。
図3は、本実施例のラインプリンター1に採用されたインク循環システムの構成を示した説明図である。尚、図1および図2を用いて前述したように、本実施例のラインプリンター1には、C(シアン)インク、M(マゼンタ)インク、Y(イエロー)インク、K(ブラック)インクの4種類のインクが搭載されており、それらのインクは、インクの種類毎に設けられた噴射ユニット100の噴射ヘッド102に供給されている。そして、インク循環システムは、噴射ユニット100毎にインクを循環させている。もっとも、それぞれのインク循環システムの構成は全く同様であるため、図3では、代表として1つの噴射ユニット100についてのみ表示されている。
図8には、本実施例のインク循環システムが、インクカートリッジ62のインクをサブタンク106に供給する動作が示されている。噴射ヘッド102に供給されるインクの圧力は、圧力調整弁150によって一定に保たれているが、サブタンク106内のインクが不足すると、噴射ヘッド102に必要な分だけのインクを供給することができなくなる。そこで、液面センサ106sで検出されたインク液面が低下すると、インクカートリッジ62からサブタンク106にインクが補充されるようになっている。本実施例のインク循環システムでは、このような場合、以下のようにしてインクの補充を行う。
上述した実施例では、インク中に混入した異物を除去するためのフィルター(すなわち、ヘッドフィルター102f)が、噴射ヘッド102の内部に設けられているものとして説明した。しかし、インク中の異物を除去するためのフィルターを、圧力調整弁150の上流側(すなわち、サブタンク106と圧力調整弁150との間)に設けるものとしても良い。こうすれば、インクの循環経路が単純になり、その結果、より単純な構成のインク循環システムを構成することが可能となる。以下では、このような変形例のインク循環システムについて説明する。尚、変形例では、上述した本実施例と共通する構成部分については、本実施例と同じ符番を付すことにより、その構成部分についての詳細な説明は省略することとする。
Claims (7)
- 液体を噴射ヘッドの噴射ノズルから噴射する液体噴射装置であって、
前記噴射ヘッドに設けられた該噴射ヘッド内に液体を取り入れるための液体取入口に接続され、該噴射ヘッドに液体を供給する供給通路と、
前記噴射ヘッドに設けられた液体循環口に接続され、前記供給通路と協働して、該噴射ヘッド内の液体を循環させる循環経路を構成する循環通路と、
前記供給通路に設けられ、液体の流入口および流出口を有する液室であって、該液室の一部を該液室内の圧力が変化すると変位するフィルム膜で形成された液室と、
前記液室より前記噴射ヘッド側の前記供給通路に設けられ、前記噴射ヘッドから前記液室方向への液体の流れを規制する逆止弁と、
を備え、
液体が前記供給通路において前記噴射ヘッドの方向に流れ、前記噴射ヘッド内の液体が前記液体循環口から前記循環通路内に排出される方向に流れるように、前記循環経路内の液体を循環させることを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1に記載の液体噴射装置であって、
前記噴射ヘッドは、前記液体取入口および前記液体循環口が連通する連通室と、該連通室と前記噴射ノズルとの間に設けられたフィルターと、を備える液体噴射装置。 - 請求項1に記載の液体噴射装置であって、
前記液体供給通路の前記液室より前記噴射ヘッドから離れた位置にフィルターを備える液体噴射装置。 - 請求項1に記載の液体噴射装置であって、
前記液室の前記流入口を封止可能な弁であって、該液室内の圧力が低下すると開弁して、前記流入口から該液室内へ液体の流入を許容する弁を備える液体噴射装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の液体噴射装置であって、
前記循環通路に設けられ、該循環通路から前記噴射ヘッドへの液体の流れを規制する逆止部を備える液体噴射装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の液体噴射装置であって、
前記噴射ヘッドにキャップを接触させ、前記噴射ノズルに負圧を作用させて、該噴射ヘッド内の液体を排出させる液体噴射装置。 - 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の液体噴射装置であって、
液体収容容器に収容される液体を、前記供給通路を介して前記噴射ヘッドに供給可能に、前記循環経路に接続される液体通路と、
前記循環経路内の液体を循環させる際に、該循環経路と前記液体通路とを非連通にする弁と、を備える液体噴射装置。
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