JP2015178729A - 水洗大便器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボウル部のリム部からの水溢れの発生を防止して、洗浄性能を向上させることができる水洗大便器を提供する。【解決手段】本発明の水洗大便器1は、一定の大流量の洗浄水を所定時間継続して便器本体へ供給する給水装置4と、汚物受け面16と、内周面22を有するリム部18と、を備えたボウル部8と、リム部の内周面に沿って洗浄水を吐水して旋回流を形成する第1リム吐水口24と、リム部の内周面に沿って第1リム吐水部により形成される旋回流と同一方向に洗浄水を吐水する第2リム吐水口26と、を有し、第2リム吐水口の直ぐ上流側の領域のリム部の内周面に第1リム吐水口から吐水された洗浄水F1の方向をガイドするガイド部90が設けられ、このガイド部は、第1リム吐水口から吐水され第2リム吐水口に到達する洗浄水F1の方向と、第2リム吐水口から吐水される洗浄水F2の方向が、ほぼ同一方向となるように形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、水洗大便器に係り、特に、一定の大流量の洗浄水が所定時間継続して便器本体へ供給される水洗大便器に関する。
従来から、便器の清掃性を向上させるために、便器のボウル部において、リム部を上方に向かってボウル部の内側空間へ張り出したオーバーハング形状により形成し、洗浄水をリム吐水口から水平方向へ吐水し、その洗浄水がリム部の内周面を旋回して、ボウル部のボウル面に流下させて洗浄するようにした水洗大便器が知られている。このような水洗大便器おいて、例えば、特許文献1に示されているように、第1リム吐水口に加えて第2リム吐水口が設けられ、これらの2つのリム吐水口から吐水される洗浄水によりボウル部を洗浄するものも知られている。
一方、例えば、特許文献2に示されているように、洗浄水を継続的に長時間便器に供給することができるジェットポンプ機構を備えた便器が知られている。
特許第3817734号公報 特開2004−156382号公報
第1リム吐水口及び第2リム吐水口と、上方に向かってボウル部の内側空間へ張り出したオーバーハング形状により形成したリム部を有する水洗大便器に、上述したジェットポンプ機構等の洗浄水を継続的に長時間便器に供給する機構を用いると、第2リム吐水口の下流領域(ボウル部の後方領域)において第1リム吐水口から吐水された勢いのある洗浄水が第2リム吐水口から吐水された吐水された勢いのある洗浄水を押し上げて、水溢れが発生するといった問題が生じる。特に、洗浄水をリム吐水口のみから吐水する(ボウル部の下部に洗浄水を吐水するゼット吐水口が設けられていない)便器においは、リム吐水口から吐水する洗浄水量が増加するため、リム部から便器外への水溢れは顕著となり、問題である。
この水溢れを防止するために、第2リム吐水口の下流領域(ボウル部の後方領域)において、リム部のオーバーハング形状をきつくすることが考えられるが、このボウル部の後方領域では、弁座固定用穴と第2リム吐水口と繋がる通水路との間の距離が短く、リム部のオーバーハング形状をきつくすることに限界があるので、オーバーハング形状のみでは水溢れの発生を防止することができないような状況である。
本発明は、上述した従来技術の問題を解決するためになされたものであり、ボウル部のリム部からの水溢れの発生を防止することができ、さらに、洗浄性能を向上させることができる水洗大便器を提供することを目的としている。
上述した目的を達成するために、本発明は、洗浄水を便器本体に供給して洗浄する水洗大便器であって、一定の大流量の洗浄水を所定時間継続して便器本体へ供給する給水装置と、ボウル形状の汚物受け面と、上縁に位置し内側に露出する内周面を有するリム部と、を備えたボウル部と、リム部の内周面に沿って洗浄水を吐水して旋回流を形成する第1リム吐水部と、リム部の内周面に沿って第1リム吐水部により形成される旋回流と同一方向に洗浄水を吐水する第2リム吐水部と、給水装置からの洗浄水を第1リム吐水部に供給する第1通水路と、給水装置からの洗浄水を第2リム吐水部に供給する第2通水路と、を有し、第2リム吐水部の直ぐ上流側の領域のリム部の内周面に第1リム吐水部から吐水された洗浄水の方向をガイドするガイド部が設けられ、このガイド部は、第1リム吐水部から吐水され第2リム吐水部に到達する洗浄水の方向と、第2リム吐水部から吐水される洗浄水の方向が、ほぼ同一方向となるように形成されていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、給水装置により一定の大流量の洗浄水が所定時間継続して便器本体へ供給される場合であっても、第2リム吐水部の直ぐ上流側の領域のリム部の内周面に第1リム吐水部から吐水された洗浄水の方向をガイドするガイド部が設けられ、このガイド部が、第1リム吐水部から吐水され第2リム吐水部に到達する洗浄水の方向と、第2リム吐水部から吐水される洗浄水の方向が、ほぼ同一方向となるように形成されているので、第1リム吐水部から吐水され第2リム吐水部に到達する洗浄水と第2リム吐水部から吐水された洗浄水とがスムーズに合流し、両者が激しく衝突することがない。その結果、本発明によれば、第2リム吐水部の下流領域で水溢れが発生することを防止することができ、さらに、第2リム吐水部から吐水された洗浄水に第1リム吐水部からの洗浄水がスムーズに合流して、その合流した乱れが抑制された勢いのある洗浄水によりボウル部を洗浄することができ、洗浄性能を向上させることができる。
本発明は、好ましくは、ガイド部が、リム部の内周面の一部により形成され、平面視で所定の角度だけ内側に屈曲したガイド壁面である。
このように構成された本発明においては、ガイド部が、リム部の内周面の一部により形成され、平面視で所定の角度だけ内側に屈曲したガイド壁面であるので、第1リム吐水部から吐水された洗浄水の方向を乱れを抑制してスムーズに変えることができる。その結果、本発明によれば、第2リム吐水部から吐水された洗浄水に第1リム吐水部から吐水された洗浄水を、第2リム吐水部の下流領域で、よりスムーズに合流させることができ、第2リム吐水部の下流領域で水溢れが発生することを防止して、洗浄性能を向上させることができる。
本発明は、好ましくは、ガイド部のガイド壁面が、平面視で、第2吐水部近傍の第2通水路とほぼ同一方向に形成されている。
このように構成された本発明においては、第2リム吐水部から吐水される洗浄水の方向が第2通水路により確実に規定され、ガイド部のガイド壁面が、この第2通水路とほぼ同一方向に形成されているために、第2リム吐水部から吐水された洗浄水と第1リム吐水部から吐水された洗浄水を、第2リム吐水部の下流領域で、確実にスムーズに合流させることができる。この結果、本発明によれば、第2リム吐水部の下流領域で水溢れが発生することを防止することができ、洗浄性能を向上させることができる。
本発明は、好ましくは、第2吐水部の下流領域のリム部の内周面が、平面視で、ガイド部のガイド壁面とほぼ同一方向に形成されている。
このように構成された本発明においては、第2吐水部の下流領域のリム部の内周面が、平面視で、ガイド部のガイド壁面とほぼ同一方向に形成されているので、第2リム吐水部から吐水された洗浄水に第1リム吐水部から吐水された洗浄水が、第2リム吐水部の下流領域で合流した後も、スムーズに乱れが抑制された状態で流すことができるために、第2リム吐水部の下流領域で水溢れが発生することを防止することができ、洗浄性能を向上させることができる。
本発明は、好ましくは、第2吐水部の下流領域のリム部の内周面の底部と、第2リム吐水部の直ぐ上流側の領域のリム部の内周面の底面とが、連続した平坦面で形成されている。
このように構成された本発明においては、第2吐水部の下流領域のリム部の内周面の底部と、第2リム吐水部の直ぐ上流側の領域のリム部の内周面の底面とが、連続した平坦面で形成されているので、第2リム吐水部から吐水された洗浄水に第1リム吐水部から吐水された洗浄水が、第2リム吐水部の下流領域で合流する際に、リム部の内周面の底面から受ける乱れを抑制することができるため、第2リム吐水部から吐水された洗浄水に第1リム吐水部から吐水された洗浄水を、第2リム吐水部の下流領域で、よりスムーズに合流させることができる。この結果、本発明によれば、第2リム吐水部の下流領域で水溢れが発生することを防止することができ、洗浄性能を向上させることができる。
本発明は、好ましくは、ガイド部のガイド壁面の曲率半径が、平面視で、30〜60mmである。
このように構成された本発明においては、ガイド部のガイド壁面の曲率半径は、平面視で、30〜60mmである、第1リム吐水部から吐水された洗浄水の方向を乱れを抑制してスムーズに変えることができ、第2リム吐水部から吐水された洗浄水に第1リム吐水部から吐水された洗浄水を、第2リム吐水部の下流領域で、よりスムーズに合流させることができる。この結果、本発明によれば、第2リム吐水部の下流領域で水溢れが発生することを防止することができ、洗浄性能を向上させることができる。
本発明は、好ましくは、ガイド部のガイド壁面の洗浄水の流れ方向に沿った長さが、30〜80mmである。
このように構成された本発明においては、ガイド部のガイド壁面の洗浄水の流れ方向に沿った長さは、10〜20mmであるので、第1リム吐水部から吐水された洗浄水の乱れを抑制してスムーズに変えることができ、第1リム吐水部から吐水された洗浄水に第2リム吐水部から吐水された洗浄水を、第2リム吐水部の下流領域で、よりスムーズに合流させることができる。この結果、本発明によれば、第2リム吐水部の下流領域で水溢れが発生することを防止することができ、洗浄性能を向上させることができる。
本発明は、好ましくは、給水装置が、洗浄水を貯水する貯水タンクと、少なくともその一部が上記貯水タンク内で水没した状態で配置されたジェットポンプユニットを備えている。
このように構成された本発明においては、給水装置が、一定の大流量の洗浄水を所定時間継続して便器本体へ供給するジェットポンプユニットであっても、第2リム吐水部の下流領域で水溢れを防止しつつ洗浄性能を向上させることができる。また、節水化しても便器洗浄性能が良好となる。
本発明の水洗大便器によれば、ボウル部のリム部からの水溢れの発生を防止することができ、さらに、洗浄性能を向上させることができる。
本発明の実施形態による水洗大便器を示す平面図である。 図1のII−II線に沿って見た断面図である。 図1のIII−III線に沿って見た断面図である。 図1のIV−IV線に沿って見た断面図である。 図1のV−V線に沿って見た断面図である。 図1のVI−VI線に沿って見た断面図である。 本発明の実施形態による水洗大便器の給水装置を示す平面図である。 図7の正面図である。 図7の給水装置を示す概略正面図である。 図7の給水装置により供給される洗浄水の瞬間流量と時間との関係を示す線図である。 図2のXI−XI線に沿って見た部分断面図である。 図1のXII−XII線に沿って見た部分断面図である。
次に、添付図面を参照して、本発明の実施形態による水洗大便器を説明する。先ず、図1乃至図6により、本発明の実施形態による水洗大便器の基本構造を説明する。図1は本発明の実施形態による水洗大便器を示す平面図であり、図2は図1のII−II線に沿って見た断面図であり、図3は図1のIII−III線に沿って見た断面図であり、図4は図1のIV−IV線に沿って見た断面図であり、図5は図1のV−V線に沿って見た断面図であり、図6は図1のVI−VI線に沿って見た断面図である。
本発明の実施形態による水洗大便器1は、床に設置された排水管(図示せず)に後述する排水管路が接続される床排水タイプの洗落し式水洗大便器である。
図1及び図2に示すように、水洗大便器1は、便器本体2と、この便器本体2に洗浄水を供給する給水装置4を備えている。便器本体2は、表面に釉薬層が形成された陶器製であり、下部にスカート部7が形成され、上半分のうち前方にボウル部8が形成され、後方上部にはその上流端が給水装置4に連通する共通通水路10が形成され、さらに、後方下部に汚物を排出するための排水管路12が形成されている。
上述した給水装置4は、貯水タンク5及び後述するジェットポンプユニット6を備えている。なお。本発明は、貯水タンクを持たず水道から直接洗浄水が供給される直圧式水洗大便器や、フラッシュバルブにより洗浄水が供給されるタイプの水洗大便器等にも適用できる。
ボウル部8は、ボウル形状の汚物受け面16と、上縁に位置するリム部18と、汚物受け面16の下方に形成された凹部20と、を備えている。ここで、リム部18の内周面22は、図2等に示すように、ボウル部8の内側空間に露出し且つ内側空間に向かって上方に延びる形状、具体的に言えば、内側に露出するオーバーハングした形状に形成されている。
ボウル部8のリム部18の内周面22の前方から見て左側の中央部の少し後方側に、洗浄水を吐水する第1リム吐水口24が形成され、前方から見て右側後方側に、第2リム吐水口26が形成されている。これらの第1リム吐水口24及び第2リム吐水口26は、それぞれ、洗浄水を同一方向(図1では反時計回りの方向)に吐水し、旋回流を形成するようになっている。
また、上述した水洗大便器1の後方上部に形成された共通通水路10は、便器前方に向かって、第1通水路28及び第2通水路30に分岐している。第1通水路28は、第1リム吐水口24に洗浄水を供給するためのものであり、第2通水路30は、第2リム吐水口26に洗浄水を供給するためのものである。
上述した水洗大便器1においては、第1リム吐水口24、第1通水路28及び第2リム吐水口26、第2通水路30は、陶器製の便器本体2と一体に形成されているが、本実施形態による水洗大便器は、この形態に限られず、第1リム吐水口、第1通水路及び第2リム吐水口、第2通水路を便器本体とは別体のディストリビユータ等により形成するようにしても良い。
ここで、図3乃至図6に示すように、リム部18の第1リム吐水口24から第2リム吐水口26までの領域は、その内周面22に沿って洗浄水が流れる通水路となるように、上述したように、内側に向かってオーバーハングした形状に形成されている。
さらに、排水管路12は、凹部20の底面と接続しほぼ同一径(ほぼ同一断面形状)を有し且つ後方下方へ延びる導入管路32と、この導水管路32と接続し上方へ延びる排水トラップ管路34と、を備えている。この導水管路32は、入口32aを除く部分で、ほぼ同一径(ほぼ同一断面形状)を有し、管路内が同じ断面積となっている。また、排水トラップ管路34は、上昇路34aと下降路34bとから形成されている。
この導水管路32は、凹部20の底面と滑らかな連続湾曲面として繋がっており、凹部20から導入管路32に流入した洗浄水が導入管路32内をスムーズに流れるようになっている。
次に、図7乃至図10により、本発明の実施形態による水洗大便器1の給水装置4について説明する。図7は本発明の実施形態による水洗大便器の給水装置を示す平面図であり、図8は図7の正面図であり、図9は図7の給水装置を示す概略正面図であり、図10は図7の給水装置により供給される洗浄水の瞬間流量と時間との関係を示す線図である。なお、図9において、便宜上、ジェットノズル及びスロート管の配置が図7及び図8に示されたものと異なる配置に描かれている。
水洗大便器1の給水装置4は、貯水タンク5と、この貯水タンク5に洗浄水を供給する給水管路36と、この給水管路36に設けられた給水弁装置38と、この給水管路36の下流端に設けられ便器本体2に洗浄水を供給するためのジェットポンプユニット6と、使用者が手動操作により洗浄水の給水を行うための手動レバー40を備えている。
給水管路36の上流端には、外部の給水源から供給される洗浄水を止水するための止水栓41が設けられている。この止水栓41は、通常使用時は開状態に保持されている。
ジェットポンプユニット6は、逆V字形状のスロート管42と、ジェットノズル44とを備えている。具体的には、スロート管42の下流端が便器本体2の共通通水路10に連通する排水口45(図2参照)に接続され、その上流端には吸引口42aが形成され、この吸引口42aが貯水タンク5内の下部に位置するようになっている。さらに、スロート管42の吸引口42aに対向するように、ジェットノズル44が配置され、スロート管42の吸引口42aとジェットノズル44は、常時、貯水タンク5内で水没した状態となっている。
ジェットポンプ6は、ジェットノズル44からスロート管42の吸引口42aに向けて高速の洗浄水を噴射し、このとき、ジェットノズル44に近いスロート管42内の吸引口42a近傍の空間が負圧となり、この負圧によりジェットポンプ作用(エジェクタ効果)を誘発させることにより、貯水タンク5内の近傍の洗浄水を吸引し、この洗浄水とジェットノズル44から噴出される洗浄水とが一緒になり、スロート管42内を流れ、排水口45を経て、便器本体2の共通通水路10に供給されるようになっている。
給水管路36には、上述した給水弁装置38以外に、給水弁装置38の上流側に定流量弁46が、下流側に真空破壊弁48が設けられている。この定流量弁46は、給水弁装置38に供給される洗浄水を定流量とするためのものであり、真空破壊弁48は、外部から空気を吸入して真空破壊弁48からジェットノズル44までの管路内が負圧にならないようにするためのものである。
給水弁装置38は、パイロット式ダイアフラム弁であり、主弁座50と、この主弁座50に着座して止水する止水状態と主弁座50から離間して給水する給水状態とを切り換えるダイアフラム弁である主弁体52と、その内部の圧力により主弁体52を主弁座50に対して移動させる圧力室54とを備えている。圧力室54には、圧力室54の圧力を開放する第一穴56及び第二穴58と、上述した手動レバー40における使用者の手動操作と連動して第一穴56を開閉する第一パイロット弁60と、貯水タンク5内の洗浄水の水位に伴い上下動するフロート62と、このフロート62の上下動により第二穴58を開閉する第二パイロット弁64が設けられている。
また、主弁体52には、ブリード穴(図示せず)が設けられており、止水状態のとき、ブリード穴により給水管路36の一次側流路Aと圧力室54の内部とが連通するようになっている。ここで、第一穴56は、その開口面積が第二穴58の開口面積よりも大きく形成されている。また、第一穴56は、第二穴58よりも、図9に示すように、上方位置に形成されている。
第一パイロット弁60は、駆動軸65により手動レバー40に接続され、使用者の手動レバー40の手動操作により、第一穴56を開閉するようになっている。ここで、手動レバー40は、図8において、手前側(一方向)に回動操作させた場合には大洗浄がなされ、奥側(他方向)に回動操作させた場合には小洗浄がなされるようになっている。
この給水弁装置38は、通常は止水状態であり、止水状態では、第一穴56及び第二穴58は共に塞がれており、且つ、給水管路36の一次側流路Aは圧力室54とブリード穴を通じて連通しているため、一次側流路Aと圧力室54の水圧は同じ水圧(=一次側流路圧力)、また二次側流路Bは大気開放となり、主弁体52に水圧が作用する面積の方が一次側流路Aの面積よりも大であるので、主弁体52は主弁座52に押付けられ閉じられている。
給水弁装置38において、第一穴56及び/又は第二穴58が第一パイロット弁60及び/又は第二パイロット弁64により開放されると、圧力室54から洗浄水が流出し、圧力室54内の圧力が低下し、主弁体52が主弁座50から離れるように移動し、開弁し、吐水状態となる。
給水弁装置38において、第一穴56及び第二穴58が第一パイロット弁60及び第二パイロット弁64により閉じられると、再度圧力室54の圧力が一次側流路圧力となり、主弁体52が主弁座50に向けて移動し、最終的に閉弁された状態(止水状態)となる。なお、このとき、一次側流路Aの洗浄水が、圧力室54内へブリード穴から少しずつ注入されるため、第一穴56及び第二穴58を塞いでから、所定時間遅れて、主弁体52が閉弁状態(止水状態)となるようになっている。
次に、図9に示すように、スロート管42の下端近傍には、ジェット吐水とタンク貯水とを切換えるための切換弁66と、この切換弁66に取り付けられたフロート68が設けられている。このフロート68は、貯水タンク5内の水位により上下動するため、水位が低くなったときは、フロート68も下降し、それにより、切換弁66がスロート管42内の流路を塞ぐようになっている。スロート管42内の流路が塞がれた状態では、ジェットノズル44から噴射された洗浄水は、切換弁66に衝突し、スロート管42内を流れることなく、貯水タンク5内に流れ、貯水タンク5内に貯水される。また、所定水位に達して貯水が完了すると、フロート68も上昇し、それにより、切換弁66がスロート管42内の流路を開放するようになっている。スロート管42内の流路を開放された状態では、ジェットノズル44から噴射された洗浄水は、スロート管42内を流れ、便器本体2に供給されるようになっている。
さらに、貯水タンク5内には、大洗浄及び小洗浄に必要な洗浄水量を切り換えるための大小洗浄切換機構70が設けられている。この大小洗浄切換機構70は、貯水タンク5内をジェットノズル44及びスロート管42の吸引口42aを取り囲む空間と他の空間とを仕切りその上方が開放されている仕切壁72と、この仕切壁72に形成された開口74と、この開口74を開閉するために仕切壁72に取り付けられた開閉弁76と、を備えている。
大小洗浄切換機構70の開閉弁76は、鎖78により駆動軸65に接続され、小洗浄のために、使用者により手動レバー40が他方向に回動操作された場合に、鎖78により開閉弁76が引き上げされ、開閉弁76により開口74を閉じるようになっている。
次に、貯水タンク5内には、便器本体2を洗浄後に便器本体2に補給水を供給するため補給水供給パイプ82が設けられている。この補給水供給パイプ82の下方端82aはスロート管42の下流側端に連通し、上方端82bには補給水供給口84が形成されている。
図9に示すように、貯水タンク5内の水位WLは、以下の位置となる。水位WL1は仕切壁72の開口74の下端位置であり大洗浄が終了したときの水位を示し、水位WL2は仕切壁72の上端位置であり小洗浄が終了したときの水位を示し、水位WL3は水洗大便器1の使用前又は使用後の通常の水位を示し、水位WL4は大洗浄又は小洗浄後に給水弁装置38により貯水タンク30内に洗浄水が給水されその後給水が停止した直後(且つ洗浄水補給前)の止水状態を示す水位である。
図10に示されているように、ジェットポンプユニット6を備えた給水装置4は、一定の大流量の洗浄水を所定時間継続して便器本体2へ供給することができる。具体的に言えば、給水装置4は、例えば、瞬間流量85L/分の洗浄水を4秒間継続して便器本体2へ供給するようになっている。なお、給水装置4による瞬間流量は、約65L/分〜約85L/分の範囲の大流量が好ましくは、また、約3秒〜約7秒継続して供給することが好ましい。
次に、図1、図2、図11及び図12により、本実施形態による水洗大便器1の便器本体2のボウル部8の構造を詳細に説明する。
図1に示すように、便器本体2のボウル部8には、上述したように、ボウル部8のリム部18の内周面22の前方から見て左側の中央部の少し後方側に、洗浄水を吐水する第1リム吐水口24が形成され、前方から見て右側後方側に、第2リム吐水口26が形成されている。これらの第1リム吐水口24及び第2リム吐水口26は、洗浄水を同一方向に吐水し、旋回流を形成するようになっている。
図11及び図12に示すように、第2リム吐水口26の直ぐ上流側のリム部18の内周面22には、第1リム吐水口24から吐水された洗浄水をガイドするガイド部90が形成されている。このガイド部90は、内周面22の一部として形成されたガイド壁面92を備えている。このガイド部90のガイド壁面92は、第1リム吐水口24から吐水された洗浄水F1の方向が、第2リム吐水口26から吐水された洗浄水F2の方向と、ほぼ同一方向(平面視で平行な方向)となるように形成されている。
より具体的に説明すると、ガイド壁面92は、その上流側のリム部18の内周面22から、便器本体2の前後方向に延びる線A(この線Aは便器本体2の中心を前後方向に延びる中心線に平行)に対して、一定の角度α(110〜140度で、120度がより好ましい)だけ、内側に屈曲した形状となっている。
また、ガイド壁面92は、平面視で、第2吐水口26の近傍の第2通水路30とほぼ同一方向(平面視で平行な方向)に形成されている。
また、ガイド壁面92は、その上流側のリム部18の内周面22(曲率半径R1)と連続した形状であり、曲率半径R2の円弧形状の円弧部92a及び先端部が直線形状の直線部92bにより形成されている。具体的には、円弧部92aの曲率半径R2(<R1)は、好ましくは30mm〜60mmであり、40mmがより好ましい。また、曲率半径R2の円弧部92a及び直線部92bからなるガイド壁面92の長さLは、好ましくは30〜80mmであり、50〜60mmがより好ましい。
第2吐水口26の下流領域(ボウル部8の後方領域)のリム部18の内周面22は、平面視で、ガイド壁面92とほぼ同一方向(平面視で、平行な方向)に形成されている。
また、第2吐水口26の下流領域(ボウル部8の後方領域)のリム部18の内周面22の底部22a(汚物受け面16の上端領域でもある)と、第1リム吐水口24の直ぐ上流側のリム部18の内周面22の底部22a(汚物受け面16の上端領域でもある)とが、連続した平坦面(汚物受け面16の上端領域)で形成されている。
次に、上述した本発明の実施形態による水洗大便器1による作用効果を説明する。先ず、使用者が給水装置4の手動レバー40を操作すると、給水弁装置38により外部の給水源から供給される洗浄水がジェットノズル44に到達し、ジェットノズル44から洗浄水がスロート管42の吸引口42aに向けて噴射される。このとき、スロート管412の吸引口42a付近は負圧となるので、貯水タンク5内に貯水された洗浄水もスロート管42内に吸引され、給水装置4により外部から供給される洗浄水と貯水タンク5内に洗浄水が一緒になってスロート管42内を流れ、便器本体1に供給され、ボウル部8の洗浄が開始される。このとき、給水装置4からは、図10に示すように、一定の大流量の洗浄水が所定時間継続して便器本体2へ供給される。
便器本体1においては、第1リム吐水口24は、洗浄水を前方に向けてほぼ水平方向に吐水し、第2リム吐水口26は、洗浄水を後方に向けてほぼ水平方向に吐水し、同一方向(反時計回り)に旋回する旋回流を形成するようになっている。
第1リム吐水口24から前方に吐水された洗浄水は、リム部18の内周面22の通水路に沿って流れ、ボウル部8の前端を通過して、反対側にある第2リム吐水口26まで、到達する。一方、第2リム吐水口26から吐水された洗浄水は、同様に、リム部18の内周面22の通水路に沿って流れ、同一方向に旋回する旋回流となる。
このとき、第1リム吐水口24から吐水され第2リム吐水口26の直ぐ上流側にあるガイド壁面92に沿って流れる洗浄水F1の方向は、第2リム吐水口26から吐水される洗浄水F2の方向とほぼ同じ方向になる(平面視で平行となる)。
上述した本発明の実施形態による水洗大便器1においては、給水装置4により一定の大流量の洗浄水が所定時間継続して便器本体2へ供給される場合であっても、第2リム吐水口26の直ぐ上流側の領域のリム部18の内周面22に第1リム吐水口24から吐水された洗浄水F1の方向をガイドするガイド部90が設けられ、このガイド部90が、第1リム吐水口24から吐水され第2リム吐水口26に到達する洗浄水F1の方向と、第2リム吐水口26から吐水される洗浄水F2の方向が、ほぼ同一方向(平面視で平行となる)ように形成されているので、第1リム吐水口24から吐水され第2リム吐水口26に到達する洗浄水F1と第2リム吐水口26から吐水された洗浄水F2とが、第2リム吐水口26の下流領域(ボウル部8の後方領域)で、スムーズに合流し、両者が激しく衝突することがない。その結果、本実施形態による水洗大便器1によれば、第2リム吐水口26の下流領域で水溢れが発生することを防止することができる。さらに、第2リム吐水口26から吐水された洗浄水F2に第1リム吐水口24からの洗浄水F1が、第2リム吐水口26の下流領域で、スムーズに合流して、その合流した乱れが抑制された勢いのある洗浄水によりボウル部を洗浄することができ、洗浄性能を向上させることができる。
また、本実施形態による水洗大便器1においては、ガイド部90が、リム部18の内周面22の一部により形成され、平面視で所定の角度だけ内側に屈曲したガイド壁面92であるので、第1リム吐水口24から吐水された洗浄水F1の方向を洗浄水の乱れを抑制してスムーズに変えることができる。
また、ガイド部90のガイド壁面92は、平面視で、第2吐水口26近傍の第2通水路30とほぼ同一方向に形成されているので、第2リム吐水口26から吐水される洗浄水F2の方向が第2通水路30により確実に規定され、ガイド部90のガイド壁面92が、この第2通水路30とほぼ同一方向に形成されているために、第2リム吐水口26から吐水された洗浄水F2と第1リム吐水口24から吐水された洗浄水F1を、第2リム吐水口26の下流領域で確実にスムーズに合流させることができる。
また、第2吐水口26の下流領域のリム部18の内周面22は、平面視で、ガイド部90のガイド壁面92とほぼ同一方向に(ほぼ平行に)形成されているので、第2リム吐水口26から吐水された洗浄水F2に第1リム吐水口から吐水された洗浄水F1が合流した後も、スムーズに乱れが抑制された状態で流すことができる。
また、第2吐水口26の下流領域のリム部18の内周面22の底部22bと、第2リム吐水口26の直ぐ上流側の領域のリム部18の内周面22の底部22aとが、連続した平坦面で形成されているので、第2リム吐水口26から吐水された洗浄水F2と第1リム吐水口24から吐水された洗浄水F1とが合流する際に、リム部18の内周面22の底面22bから受ける乱れを抑制することができるため、第2リム吐水口26から吐水された洗浄水F2と第1リム吐水口24から吐水された洗浄水F1を、第2リム吐水口26の下流領域で、よりスムーズに合流させることができる。
さらに、本実施形態による水洗大便器1において、給水装置4が、一定の大流量の洗浄水を所定時間継続して便器本体へ供給するジェットポンプユニット6であっても、第2リム吐水口26の下流領域で水溢れを防止しつつ洗浄性能を向上させることができる。また、節水化しても便器洗浄性能が良好となる。
1 水洗大便器
2 便器本体
4 給水装置
5 貯水タンク
6 ジェットポンプユニット
8 ボウル部
16 汚物受け面
18 リム部
22 リム部の内周面
22a リム部の内周面の底部
24 第1リム吐水口
26 第2リム吐水口
28 第1通水路
30 第2通水路
90 ガイド部
92 ガイド壁面
R2 ガイド壁面の円弧部の曲率半径
L ガイド壁面の長さ
α ガイド壁面の屈曲角度

Claims (8)

  1. 洗浄水を便器本体に供給して洗浄する水洗大便器であって、
    一定の大流量の洗浄水を所定時間継続して便器本体へ供給する給水装置と、
    ボウル形状の汚物受け面と、上縁に位置し内側に露出する内周面を有するリム部と、を備えたボウル部と、
    上記リム部の内周面に沿って洗浄水を吐水して旋回流を形成する第1リム吐水部と、
    上記リム部の内周面に沿って上記第1リム吐水部により形成される旋回流と同一方向に洗浄水を吐水する第2リム吐水部と、
    上記給水装置からの洗浄水を第1リム吐水部に供給する第1通水路と、
    上記給水装置からの洗浄水を第2リム吐水部に供給する第2通水路と、を有し、
    上記第2リム吐水部の直ぐ上流側の領域の上記リム部の内周面に上記第1リム吐水部から吐水された洗浄水の方向をガイドするガイド部が設けられ、
    このガイド部は、上記第1リム吐水部から吐水され上記第2リム吐水部に到達する洗浄水の方向と、上記第2リム吐水部から吐水される洗浄水の方向が、ほぼ同一方向となるように形成されていることを特徴とする水洗大便器。
  2. 上記ガイド部は、上記リム部の内周面の一部により形成され、平面視で所定の角度だけ内側に屈曲したガイド壁面である請求項1に記載の水洗大便器。
  3. 上記ガイド部のガイド壁面は、平面視で、上記第2吐水部近傍の上記第2通水路とほぼ同一方向に形成されている請求項2に記載の水洗大便器。
  4. 上記第2吐水部の下流領域のリム部の内周面は、平面視で、上記ガイド部のガイド壁面とほぼ同一方向に形成されている請求項3に記載の何れか記載の水洗大便器。
  5. 上記第2吐水部の下流領域のリム部の内周面の底部と、上記第2リム吐水部の直ぐ上流側の領域の上記リム部の内周面の底面とが、連続した平坦面で形成されている請求項1乃至4の何れか1項に記載の水洗大便器。
  6. 上記ガイド部のガイド壁面の曲率半径は、平面視で、30〜60mmである請求項2乃至5の何れか1項に記載の水洗大便器。
  7. 上記ガイド部のガイド壁面の洗浄水の流れ方向に沿った長さは、30〜80mmである請求項2乃至6の何れか1項に記載の水洗大便器。
  8. 上記給水装置は、洗浄水を貯水する貯水タンクと、少なくともその一部が上記貯水タンク内で水没した状態で配置されたジェットポンプユニットを備えている請求項1乃至7に記載の水洗大便器。
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