JP2015158318A - 空気調和機の室内機 - Google Patents
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Abstract
【課題】風速の低下する吹出し口長手方向両端での風速を速くすることで、結露を防止する。
【解決手段】天板および側板からなる筐体と、前記筐体の下側において中央側に吸込み口、該吸込み口の外周側に吹出し口を設けたパネルと、前記筐体の内部に配置されたモータと、該モータの回転軸に締結された遠心送風機と、該遠心送風機の外周側に配置された熱交換器と、該熱交換器の下側に配置された水受けと、を設けた空気調和機の室内機において、前記熱交換器の外周側と前記側板との間に形成される流路を、前記吹出し口に対応する位置において、かつ、前記吹出し口の短手方向に沿って仕切る仕切り板を設けた。
【選択図】図1
【解決手段】天板および側板からなる筐体と、前記筐体の下側において中央側に吸込み口、該吸込み口の外周側に吹出し口を設けたパネルと、前記筐体の内部に配置されたモータと、該モータの回転軸に締結された遠心送風機と、該遠心送風機の外周側に配置された熱交換器と、該熱交換器の下側に配置された水受けと、を設けた空気調和機の室内機において、前記熱交換器の外周側と前記側板との間に形成される流路を、前記吹出し口に対応する位置において、かつ、前記吹出し口の短手方向に沿って仕切る仕切り板を設けた。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の吹出口を有する空気調和機の室内機に関する。
空気調和機には室内機に複数の吹出口があるものがある。例えば、個人宅やオフィスビルなどの天井に埋め込まれ、複数の吹出口から異なる方向に冷風や温風を送る埋め込み型の室内機が利用されている。この種の室内機には吹出し口近傍での露付きを防止するための様々な工夫がなされている(特許文献1、2、3参照)。
特許文献1では、吹出し口の長手方向における端部は中央部より空気の風路を拡大する凹部が設けられており、凹部は空気の上流側よりも下流側の方が吹出し口の長手方向における幅が小さく、壁面の端部の空気の上流側の端辺が吹出し口の長手方向の端に向かうにつれて、壁面の中央部の方向へ傾斜させることで、長手方向端部から吹出される空気の速度を大きくすることで結露を防止している。
また、特許文献2では、吹出し口の長手方向の長さを内側より外側が長くなるように構成することで、速度勾配により生じる乱れや剥離が抑制でき、吹出し口近傍の結露を防止している。
さらに、特許文献3では、吹出し口を部分的に塞ぐ閉鎖部材を設け、閉鎖部材の両側の開口に冷風を分かれて流れさせ風向羽根の端部の結露を防止している。
吹出し口が複数ある室内機においては、各吹出し口で風速分布が異なり、また、一つの吹出し口の中でも長手方向の風速分布が均一ではなく、左右対称でもない。よって、上述した特許文献1、2、3のように各吹出し口近傍だけで流れを制御するだけでは、ある吹出し口では効果があるが、別の吹出し口では効果が得られない場合がある。
そこで本発明は、風速の低下する吹出し口長手方向両端での風速を速くすることで、結露を防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、
「天板および側板からなる筐体と、
前記筐体の下側において中央側に吸込み口、該吸込み口の外周側に吹出し口を設けたパネルと、
前記筐体の内部に配置されたモータと、
該モータの回転軸に締結された遠心送風機と、
該遠心送風機の外周側に配置された熱交換器と、
該熱交換器の下側に配置された水受けと、を設けた空気調和機の室内機において、
前記熱交換器の外周側と前記側板との間に形成される流路を、前記吹出し口に対応する位置において、かつ、前記吹出し口の短手方向に沿って仕切る仕切り板を設けたこと」を特徴とする。
「天板および側板からなる筐体と、
前記筐体の下側において中央側に吸込み口、該吸込み口の外周側に吹出し口を設けたパネルと、
前記筐体の内部に配置されたモータと、
該モータの回転軸に締結された遠心送風機と、
該遠心送風機の外周側に配置された熱交換器と、
該熱交換器の下側に配置された水受けと、を設けた空気調和機の室内機において、
前記熱交換器の外周側と前記側板との間に形成される流路を、前記吹出し口に対応する位置において、かつ、前記吹出し口の短手方向に沿って仕切る仕切り板を設けたこと」を特徴とする。
上記した本発明の空気調和機の室内機によれば、特に風速の低下する吹出し口長手方向両端での風速を速くすることが可能となるので、結露を防止することが可能となる。本発明のその他の構成、作用、効果については、以下の実施例において詳細に説明する。
以下、本発明の空気調和機の実施例について、図面に基づいて説明する。
図5は本実施例の室内機20の断面図を示しており、室内機20の筺体は、天板11と該天板11の周縁部から下方に向かって配置された側板12により構成される。また筺体内部には、前記天板11の略中央部にファンモータ24が配置され、前記ファンモータ24のシャフト(回転軸)に遠心送風機23が締結され、ファンモータ24が駆動することでシャフトを介して遠心送風機23が回転駆動する。そして遠心送風機23の下側には室内空気を遠心送風機23に案内するためのベルマウス25、遠心送風機23の外周側には熱交換器21、熱交換器21の下側にはドレンパン26(水受け)が配置されている。
図5は本実施例の室内機20の断面図を示しており、室内機20の筺体は、天板11と該天板11の周縁部から下方に向かって配置された側板12により構成される。また筺体内部には、前記天板11の略中央部にファンモータ24が配置され、前記ファンモータ24のシャフト(回転軸)に遠心送風機23が締結され、ファンモータ24が駆動することでシャフトを介して遠心送風機23が回転駆動する。そして遠心送風機23の下側には室内空気を遠心送風機23に案内するためのベルマウス25、遠心送風機23の外周側には熱交換器21、熱交換器21の下側にはドレンパン26(水受け)が配置されている。
また、室内機20の下方には中央部に吸込みグリル81、吸込みグリル81の外周部に吹出し口82を有し、吹出し口82には風向を制御する風向板83を有する化粧パネル8が配置されている。この化粧パネル8は天井板9に固定されている。
次に図3および図4により冷房時の空気の流れについて説明する。室内機20は室外機(図示せず)とガス冷媒配管2と液冷媒配管3により接続される。冷房運転時は液冷媒配管3から液冷媒が室内機20に流入し、熱交換器21において、遠心送風機23により室内から化粧パネル8の吸込みグリル81、ベルマウス26を介して吸込まれた空気と流入した冷媒とで熱交換を行う。熱交換後の空気は、熱交換器21の外周側と側板12との間に形成された流路を通り、化粧パネル8の吹出し口82から室内に吹出される。この際、室内の暖かい空気と熱交換された冷たい空気が吹出し口82の近傍で混ざり合うため結露を生じやすくなる。
特に吹出し口82の両端は図3および図4に示すように、略ロ形に形成された熱交換器21のR部(曲げ部)から流れ出てきた風は、直下に吹出し口82が無いため、熱交換器21の直線部直下にある吹出し口82の方向に向かい、熱交換器21の直線部から吹出してきた風を吹出し口82の中央部方向に向けてしまう。結果、吹出し口82の両端部の風速が低下してしまい結露が生じやすくなる。
このような問題に対し、いろいろな対応策が行われているが、いずれも吹出し口82の近傍での対応策のため、流れの方向を確実に変更することは困難である。すなわち、各吹出し口毎の風速分布が異なっているため、各吹出し口近傍だけで流れを制御するだけでは、ある吹出し口では効果があるが、別の吹出し口では効果が得られないことがあり、結露対策としては不十分である。
そこで、本発明によれば、図1および図2に示すように、熱交換器21の外周側と側板12との間に形成される流路32を、吹出し口82に対応する位置において、かつ、吹出し口82の短手方向に沿って仕切る仕切り板31を設けた。この仕切り板31を設けることにより、略ロ形に形成された熱交換器21のR部(曲げ部)から流れ出てきた風により、吹出し口82の中央部方向に向かってしまう風の方向を垂直方向にすることができ、吹出し口82の両端部の風速の低下を防止することが可能になるため、結露を防止することができる。
また熱交換器21の外周と側板12間の流路での風速分布は、側板12側の風速が早くなるため、仕切り板31は、側板12とは密着している必要がある。更に、冷房時は、熱交換器21は結露を生じており、仕切り板31は熱交換器21に接触していると結露水が仕切り板31を介し吹出し口82から落下してしまう可能性があるため、隙間を設ける必要がある。すなわち、本実施例の仕切り板31は、熱交換器21とは接触しないように取り付けられるようにするものである。
また、図6に示すように仕切り板31を傾斜させることで、さらに吹出し口82の両端側の風速を早くすることができるため、結露防止の効果が向上すると共に、より広範囲に風を吹出すことができるため、快適性も向上する。すなわち、仕切り板31は、天板11の側から吹出し口82の側に向かって傾斜するように構成される。
更に、仕切り板31は、回転支点30を設け任意に回転できる構成とすることで、天板側から前記吹出し口側に向かった仕切り板31の傾斜の角度を調整できる角度調整機構が設けられることが望ましい。例えば、冷房時は前述の図6に示したように、吹出し口82の両端側の風速が早くなる方向に傾斜させ、暖房時は、図7に示す方向に仕切り板31を傾斜させる。これにより、各吹出し口82毎に中央部の風速を増加させ、温風到達距離を向上することが可能となり、快適性の向上を図ることができる。
また、側板12の内壁には結露防止のために断熱材が設けられている。一般的には発泡樹脂が用いられているため、仕切り板31は前述の側板12の断熱材で構成することで、安価に形成できる。
1:配管部、2:ガス冷媒配管、3:液冷媒配管、8:化粧パネル、11:天板、12:側板、20:室内機、21:熱交換器、23:遠心送風機、24:モータ、30:仕切り板回転支点、31:仕切り板、32:熱交換器外周と側板間流路、81:吸込みグリル、82:吹出し口、83:風向板。
Claims (5)
- 天板および側板からなる筐体と、
前記筐体の下側において中央側に吸込み口、該吸込み口の外周側に吹出し口を設けたパネルと、
前記筐体の内部に配置されたモータと、
該モータの回転軸に締結された遠心送風機と、
該遠心送風機の外周側に配置された熱交換器と、
該熱交換器の下側に配置された水受けと、を設けた空気調和機の室内機において、
前記熱交換器の外周側と前記側板との間に形成される流路を、前記吹出し口に対応する位置において、かつ、前記吹出し口の短手方向に沿って仕切る仕切り板を設けたことを特徴とする空気調和機。 - 前記仕切り板は、熱交換器とは接触しないように取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記仕切り板は、前記天板側から前記吹出し口側に向かって傾斜するように構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和機。
- 前記天板側から前記吹出し口側に向かった傾斜の角度を調整できる角度調整機構が設けられたことを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
- 前記仕切り板は、前記側板を構成する断熱材により構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014033545A JP2015158318A (ja) | 2014-02-25 | 2014-02-25 | 空気調和機の室内機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014033545A JP2015158318A (ja) | 2014-02-25 | 2014-02-25 | 空気調和機の室内機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015158318A true JP2015158318A (ja) | 2015-09-03 |
Family
ID=54182433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014033545A Pending JP2015158318A (ja) | 2014-02-25 | 2014-02-25 | 空気調和機の室内機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015158318A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106642341A (zh) * | 2016-12-27 | 2017-05-10 | 深圳沃海森科技有限公司 | 超薄型风管机 |
CN107421091A (zh) * | 2017-05-04 | 2017-12-01 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调室内机 |
KR20190021419A (ko) | 2016-08-10 | 2019-03-05 | 히타치 존슨 컨트롤즈 쿠쵸 가부시키가이샤 | 실내기 및 공기 조화기 |
CN107166518B (zh) * | 2017-05-04 | 2020-03-31 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调室内机 |
-
2014
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