JP2015152682A - 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法および画像形成制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法および画像形成制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】測定用など、後処理を完成していないサンプル出力を行う際の課金を適正に行うことを可能にする。
【解決手段】画像データーと印刷設定内容とを含むジョブに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部と、画像形成を制御し、印刷物の出力に応じて料金を課す課金モードを有する制御部とを備え、制御部は、所定のジョブに対し、課金モードで後処理を行った印刷物を出力する第1の出力モードと、課金モードで後処理を完成することなくジョブの全部または一部の印刷物を出力する第2の出力モードとが選択可能であり、第2の出力モードで印刷物が出力され、その後、第1の出力モードで出力される場合、第2の出力モードの出力に際し課金を行った後、第1の出力モードの出力に際し二つの出力モードによる課金が第1の出力モードのみで出力された場合の課金に応じた料金になるように処理を行う。
【選択図】図7

Description

この発明は、後処理を含む印刷物の出力または出力指示が可能であって、前記印刷物に対する課金モードを有する画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法および画像形成制御プログラムに関するものである。
画像形成を行う画像形成装置や画像形成システムでは、ユーザーが冊子の仕上がりを確認するため、実際の冊子作成に使う後処理装置で実際と同じモードで冊子作成を行うサンプル出力が可能となったものがある。また、冊子処理を行う際に、トナーの付着量で用紙の縮む割合や厚さが変わる場合があり、その測定を行いたいという要望がある。装置によってはこのような寸法や厚さを測定することが可能になったものもあるが、後処理装置として、画像形成装置とは異なるサードパーティ製の製品などを用いると、測定データーのやりとりができず、仕上がり確認用とは異なる別のサンプル出力として、測定用サンプル出力が必要になってきている。例えば、あるサードパーティ製の中綴じ機では、折りを実施する前に、折り前の正確な用紙サイズ(定着後に用紙が縮むこともある)や冊子の折り前の厚さを測定してサードパーティ製中綴じ機の設定として後処理機側に入力する必要がある。
このような測定用サンプル出力は、実際に処理を行う後処理装置で後処理を完成して出力するのではなく、連結された別の後処理装置のサブトレイなどに冊子としては完成されない形で出力される。測定が終わったらインラインの後処理装置の場合はこの紙は不要となる。但し、オフラインの後処理装置を有する場合には、測定した半完成の冊子を後処理機に運んで処理させればいいので、捨てなくて済む場合もある。
ところで、冊子処理された印刷物に対する課金を行う画像形成装置や画像形成システムが提案されており、これら装置やシステムにおいてもサンプル出力を行いたいという要望がある。このような場合、従来からサンプル出力と本出力に対し、それぞれ課金を行っており、ミスコピーに対しては課金を行わないものとした画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。
一方で、サンプル出力に対する課金を行うと、その分の料金分はユーザーの負担になるため、サンプル出力で試し画像を付加することで料金を課さないようにした画像形成装置も提案されている(特許文献2参照)。
特開平11−249512号公報 特開2009−83236号公報
また、測定用サンプル出力は、後処理が完成しておらず、そのままでは使いものにならないので、これに課金するのはユーザーの理解は得られないので課金はしたくない。しかしながら、課金しないと他の後処理装置に持ち込むなどしてユーザ一に悪用されて、ただのりでプリントされてしまう可能性がある。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、ユーザーの理解を得つつ、ユーザーによるただ乗りを防止することができる画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法および画像形成制御プログラムを提供することを目的とする。
すなわち、本発明の画像形成装置のうち、第1の本発明は、画像データーと印刷設定内容とを含むジョブに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成を制御し、印刷物の出力に応じて料金を課す課金モードを有する制御部とを備え、
前記制御部は、所定のジョブに対し、課金モードで後処理を行った印刷物を出力する第1の出力モードと、課金モードで後処理を完成することなく前記ジョブの全部または一部の印刷物を出力する第2の出力モードとが選択可能であり、前記第2の出力モードで印刷物が出力され、その後、前記第1の出力モードで出力される場合、前記第2の出力モードの出力に際し課金を行った後、前記第1の出力モードの出力に際し二つの出力モードによる課金が前記第1の出力モードのみで出力された場合の課金に応じた料金になるように処理を行うことを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成装置は、前記本発明の画像形成装置において、前記制御部は、前記第2の出力モードで印刷物が出力され、その後、前記第1の出力モードで出力される場合、前記第2の出力モードの出力に際し課金を行った後、前記第1の出力モードの出力に際し課金を行うとともに前記第2の出力モードにおける前記課金を取り消す処理を行うことを特徴とする。
本発明のさらに他の形態の画像形成装置は、前記本発明の画像形成装置において、前記制御部は、前記第2の出力モードで前記第1の出力モードの印刷物の一部が出力された後、前記第1の出力モードで印刷物を出力する場合、前記第2の出力モードの出力に際し印刷枚数分の課金を行い、前記第1の出力モードの出力に際し前記第2の出力モードにおける印刷枚数分の前記課金を取り消す処理を行うことを特徴とする。
本発明のさらに他の形態の画像形成装置は、前記本発明の画像形成装置において、前記制御部は、前記第2の出力モードで印刷物が出力され、その後、前記第1の出力モードで出力される場合、前記第2の出力モードの出力に際し課金を行った後、前記第1の出力モードの出力に際し課金を行わないか、前記第2の出力モードの出力物以外の印刷枚数の課金を行うことを特徴とする。
本発明のさらに他の形態の画像形成装置は、前記本発明の画像形成装置において、前記後処理を完成する装置がインラインで接続されていることを特徴とする。
本発明のさらに他の形態の画像形成装置は、前記本発明の画像形成装置において、前記後処理を完成する装置がインラインで接続されていない場合、前記制御部は、前記第2の出力モードで前記第1の出力モードの印刷物の一部を出力するときは、前記第2の出力モードの出力に際し印刷枚数分の課金を行い、前記第2の出力モードで前記第1の出力モードの印刷物の全部を出力するときは印刷枚数全部に対する課金を行うことを特徴とする。
本発明のさらに他の形態の画像形成装置は、前記本発明の画像形成装置において、前記制御部は、所定のジョブに対し、課金モードで後処理を行った印刷物をサンプルとして出力する第3の出力モードを有し、前記第3の出力モードに際し課金を行った後、前記第1の出力モードで出力される場合、通常の課金を行うことを特徴とする。
本発明のさらに他の形態の画像形成装置は、前記本発明の画像形成装置において、前記制御部は、前記第1の出力モードが本番出力または本番出力および印刷物をサンプルとしてサンプル出力するものであることを特徴とする。
本発明のさらに他の形態の画像形成装置は、前記本発明の画像形成装置において、前記制御部は、所定のジョブが選択されている間に、前記第2の出力モードと前記第1の出力モードが選択された場合に前記処理を行うことを特徴とする。
本発明の画像形成システムは、前記本発明のいずれかの画像形成装置と、後処理を行う後処理装置とを備えることを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成システムは、前記本発明の画像形成装置において、前記後処理装置が、後処理を完成する1または2以上の後処理装置または、後処理の一部を行う1または2以上の後処理装置であることを特徴とする。
本発明のさらに他の形態の画像形成システムは、前記本発明の画像形成装置において、前記後処理装置は、前記画像形成装置とインラインに接続された後処理装置と、前記画像形成装置とオフラインの後処理装置の一方または両方であることを特徴とする。
本発明の画像形成方法は、画像データーと印刷設定内容とを含むジョブに基づいて出力を行い、印刷物の出力に応じて料金を課す画像形成方法において、所定のジョブに対し、課金を行って後処理を行った印刷物を出力する第1の出力モードと、課金を行って後処理を完成することなく前記ジョブの全部または一部の印刷物を出力する第2の出力モードとを有し、前記第2の出力モードで印刷物が出力され、その後、前記第1の出力モードで出力される場合、前記第2の出力モードの出力に際し課金を行った後、前記第1の出力モードの出力に際し二つの出力モードによる課金が前記第1の出力モードのみで出力された場合の課金に応じた料金になるように処理を行うことを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成方法は、前記画像形成方法において、前記後処理をオフラインの後処理装置で完成する場合、前記第2の出力モードで前記第1の出力モードの印刷物の一部を出力するときは、前記第2の出力モードの出力に際し印刷枚数分の課金を行い、前記第2の出力モードで前記第1の出力モードの印刷物の全部を出力するときは印刷枚数全部に対する課金を行うことを特徴とする。
本発明の画像形成制御プログラムは、画像データーと印刷設定内容とを含むジョブに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成を制御し、印刷物の出力に応じて料金を課す課金モードを有する制御部とを備える画像形成装置を制御する画像形成制御プログラムであって、所定のジョブに対し、課金を行って後処理を行った印刷物を出力する第1の出力モードと、課金を行って後処理を完成することなく前記ジョブの全部または一部の印刷物を出力する第2の出力モードとを選択可能にするステップと、前記第2の出力モードで印刷物が出力され、その後、前記第1の出力モードで出力される場合、前記第2の出力モードの出力に際し課金を行うステップと、前記第1の出力モードの出力に際し二つの出力モードによる課金が前記第1の出力モードのみで出力された場合の課金に応じた料金になるように処理を行うステップとを実行することを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成制御プログラムは、前記本発明の画像形成制御プログラムにおいて、前記後処理を完成するステップを実行しない場合、前記第2の出力モードで前記第1の出力モードの印刷物の一部を出力するときは、前記第2の出力モードの出力に際し印刷枚数分の課金を行うステップを実行し、前記第2の出力モードで前記第1の出力モードの印刷物の全部を出力するときは印刷枚数全部に対する課金を行うステップを実行することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザーが後処理を完成していないサンプル出力を行う際に、ユーザーに課金負担を課題にすることなく、またサンプル出力を不正に使用して、課金を行わないで印刷物を得るのを防ぐことができる。
本願発明の画像形成システムの一実施形態における機械的概要を示す図である。 同じく、制御ブロックを示す図である。 本願発明の他の画像形成システムの一実施形態における機械的概要を示す図である。 同じく、制御ブロックを示す図である。 同じく、測定用サンプル出力を行う状況を説明する図である。 同じく、測定用サンプル出力を含む実行内容を設定できる操作画面を示す図である。 同じく、課金を伴う出力手順を説明するフローチャートである。
以下に、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
本実施形態の画像形成システム1は、用紙に画像形成を行う画像形成装置10と、第1後処理装置20と、第2後処理装置30とが順に接続されている。なお、本実施形態の画像形成システムでは、これら装置が必須のものであるが、本発明としては、これに限定されるものではなく、後処理装置を一つ備えるものや、オフラインの後処理装置で後処理が完成されるものであってもよい。また、画像形成装置に後処理装置を内蔵するものであってもよい。
画像形成装置10は、上部側に自動原稿給送装置(ADF)13が設けられており、自動原稿給送装置(ADF)13で給送される原稿は図示しない画像読取部で画像読取が可能になっている。なお、原稿は、図示しないプラテンガラス上で読み込むこともできる。
また、画像形成装置10の本体上部側で、プラテンガラスが位置しない箇所に、操作表示部140のLCD14が設置されている。LCD14はタッチパネルで構成されており、操作者による操作および情報の表示が可能になっている。LCD14は、操作部と表示部を兼用している。なお、操作部をマウスやタブレットなどで構成し、表示部とは別体で構成することも可能である。また、LCD14は移動可能となっているものであってもよい。
画像形成装置10の本体下部側には、複数の給紙トレイ11(図では2段)が配置されている。画像形成装置10内には、いずれかの給紙トレイ11から給紙される用紙を搬送する搬送経路12に接続されている。搬送経路12は、第1後処理装置20の搬送経路22に接続されるいる。搬送経路12の途中には、画像形成部110が設けられている。画像形成部110は、感光体110Aと、感光体110Aの周囲に配置した図示しない、帯電器、LD、現像器、転写部を有しており、さらに感光体110Aの下流側の搬送経路12には定着器110Bが配置されている。
定着器110Bの下流側で、搬送経路12は第1後処理装置20の搬送経路22に接続されている。
画像形成部110では、帯電器により、画像書込み前に感光体110Aの表面を一様に帯電し、LDにより表面が一様に帯電された感光体110Aに半導体レーザを照射することにより感光体110Aに静電潜像を形成する。現像器は、LDによって感光体110Aに形成された静電潜像をトナー部材によって現像する。この現像処理によって感光体110Aにトナー画像が形成される。転写部は、給紙トレイ11から搬送されてきた用紙に感光体110Aのトナー画像を転写する。トナー画像が転写された用紙は、感光体110Aから分離されて定着器110Bに搬送される。感光体110Aに残留したトナー部材は図示しない、クリーニング部によって除去される。
定着器110Bは、搬送された用紙を加熱することにより用紙の表面側に転写されたトナー画像を出力画像として定着する。定着処理が施された用紙は、搬送経路12によって第1後処理装置20に搬送される。なお、図示していないが、定着器110Bの下流側で分岐して反転搬送経路に接続され、反転搬送経路で用紙の表裏を反転した後、画像形成部110の上流側で搬送経路12に返流される構成を有していてもよい。
第1後処理装置20には、画像形成装置10の搬送経路12に接続され、後段の第2後処理装置30に接続される搬送経路22を有している。搬送経路22には、搬送経路22を搬送される用紙を所定枚数重ね合わせて搬送するスタッカ部230を有しており、スタッカ部230に用紙を搬送する重ね合わせ経路22Bが前記搬送経路22から分岐している。
スタッカ部230でスタックされた用紙は、そのまま取り出すことができ、また所定のタイミングで第2後処理装置30側に搬送することができる。また、スタッカ部230に用紙をスタックすることなく搬送経路22を通して第2後処理装置30側に用紙を搬送することもできる。
また、第1後処理装置20の搬送経路22では、重ね合わせ経路22Bが分岐する位置の上流側で排紙経路22Aが分岐しており、排紙経路22Aの下流端は排紙トレイ25(サブトレイ1)に接続されている。搬送経路22Aを搬送される用紙は、後処理を行うことなく排紙トレイ25に排紙することができる。
第2後処理装置30では、第1後処理装置20の搬送経路22に接続される搬送経路32を有しており、搬送経路32は、冊子トレイ35と図示しない排紙トレイ(サブトレイ2)に接続されている。また、該搬送経路32の途中に、冊子処理を行うための後処理部を有している。後処理部については後述する。
なお、冊子処理としては、平綴じ、中綴じ、中折り、製本処理などを挙げることができ、本願発明としては特定の処理に限定されるものではない。
また、第2後処理装置30では、操作部340におけるタッチパネル式のLCD34を有しており、各種操作を行うことが可能になっている。
次に、画像形成システム1の機能構成を図2のブロック図に基づいて説明する。
画像形成装置10は、画像処理部105、画像読取部130、画像形成部110、操作表示部140、CPU100、ROM101、RAM102、用紙搬送部120、後段I/F150等から構成されている。
画像処理部105は、画像読取部130によって読み取られた原稿画像の画像データーや図示しないHDDなどに格納された画像データーに対して、各種画像処理を施す。
画像読取部130は、原稿に対して図示しない光源により光を照射し、その反射光に基づいて原稿画像の画像データーを読み取る。読み取られた画像データーは、画像形成部110に通知されるとともに、HDDなどに格納される。
用紙搬送部120は、搬送経路22や図示しない搬送ローラなどを有しており、給紙トレイ11からの給紙および搬送を行う。
画像形成部110は、画像読取部130により読み取られ、画像処理部105により画像処理が施された画像データーや外部から取得した画像データーなどに基づいて、用紙に画像を形成する。用紙に対して画像を形成する方法としては、電子写真方式、インクジェット方式、レーザプリント方式等が考えられる。
操作表示部140は、表示部と操作部またはこれらが合体した装置により構成することができ、この実施形態では、LCD14によって表示部と操作部とが一体になって構成されている。操作表示部140は、用紙に対する画像形成や後処理に関する各種設定を入力することが可能であり、入力された各種設定の内容に応じて、画像形成装置10、第1後処理装置20、第2後処理装置30はそれぞれ用紙に対して画像を形成し、後処理を施す。また、操作表示部140からは、用紙の紙種や斤量に関する情報を入力することも可能である。
CPU100は、画像形成制御プログラムに基づいて動作し、画像形成装置10内の各部から通知される情報に基づいて、画像形成装置10全体の動作を制御することができる。また、CPU100は、第1後処理装置20や第2後処理装置30に制御指令を送信してこれら装置を制御することができる。すなわち、CPU100は、本願発明の制御部として機能する。
また、CPU100では、ジョブデーターに含まれる課金情報に基づいて課金処理を行うことができる。課金は現金やクレジットカードなどを用いて行うことができ、本発明としては特定の処理方法に限定されるものではない。
また、CPU100では、課金を伴う本番出力(第1の出力モードとする)と、課金を伴い、後処理が完成していない測定サンプル出力(第2の出力モードとする)とが可能になっており、さらに、後処理が完成した仕上がり確認用サンプル出力(第3の出力モードとする)が可能になっているものであってもよい。
ROM101には、各種のプログラムあるいはデーターが格納されており、CPU100はROM101からプログラムあるいはデーターを読み出して画像形成装置10を制御する。
RAM102は、CPU100が画像形成装置10を制御する際に必要なプログラムあるいはデーターを一時的に記憶する場所である。HDDなどには、画像読取部130により読み取られた画像データー等が格納される。
後段I/F150は、第1後処理装置20や第2後処理装置30との間で各種情報のやり取りを行うインターフェースである。
第1後処理装置20では、画像形成装置10の後段I/F150と通信するための前段I/F210を有している。
第1後処理装置20内では、搬送経路22や排紙経路22A、重ね合わせ経路22B、図示しない搬送ローラなどを含む用紙搬送部220を有しており、搬送経路22から分岐した重ね合わせ経路22Bに複数枚の用紙を重ね合わせるスタッカ部230が設けられている。
CPU200は、第1後処理装置20内の各部から通知される情報に基づいて、第1後処理装置20全体の動作を制御する。また、画像形成装置10のCPU100からの指示によって動作して第1後処理装置20を制御することができる。
ROM201には、各種のプログラムあるいはデーターが格納されており、CPU200はROM201からプログラムあるいはデーターを読み出して第1後処理装置20を制御する。
RAM202は、CPU200が第1後処理装置20を制御する際に必要なプログラムあるいはデーターを一時的に記憶する場所である。
入力部240は、各種入力情報を受けてCPU200に情報を伝達するものであり、センサ241で搬送される用紙の検出などを行い、検出結果をCPU200に送信する。これにより、例えば用紙の搬送検知やスタッカ部230における用紙のスタックを検知することができる。
出力部250は、各種の負荷251に対し必要な駆動電圧を出力するものであり、用紙搬送部220の搬送ローラなどを駆動させる。
後段I/F260は、第2後処理装置30との間でやり取りを行うインターフェースである。
第2後処理装置30は、前段I/F310を有しており、前段I/F310は、第1後処理装置20の後段I/F260と情報のやり取りを行うインターフェースである。
第2後処理装置30には、搬送経路32を有する用紙搬送部320を有しており、第2後処理装置30内での用紙の搬送を行う。
整合部330は、冊子処理に備えてスタックされた用紙の整合を行うものである。
折り部331は、冊子処理に備えて用紙の折り処理を行うものである。
ステープル部332は、複数枚の用紙に対し平綴じ、中綴じなどのステープルを行って冊子を作成するものである。
CPU300は、第2後処理装置30内の各部から通知される情報に基づいて、第2後処理装置30全体の動作を制御する。また、画像形成装置10のCPU100からの指示によって動作して第2後処理装置30を制御することができる。
ROM301には、各種のプログラムあるいはデーターが格納されており、CPU300はROM301からプログラムあるいはデーターを読み出して第2後処理装置30を制御する。
RAM302は、CPU300が後処理装置30を制御する際に必要なプログラムあるいはデーターを一時的に記憶する場所である。
入力部350は、各種入力情報を受けてCPU300に情報を伝達するものであり、センサ351で搬送される用紙の検出を行い、検出結果を入力部350に送信する。これにより用紙の到達などを検知して冊子処理の開始などを行うことができる。
出力部360は、駆動電圧を出力するものであり、各種の負荷361に駆動電圧を供給することができる。例えば、搬送ローラの駆動や冊子処理の開始に伴ってステープル部332の駆動負荷を動作させる。
操作部340は、操作を行う操作部などにより構成することができ、この実施形態では、LCD34によって表示部と操作部とが一体になって構成されている。操作部340は、用紙に対する後処理設定などを入力することが可能である。
次に、他の実施形態の画像形成システムを図3に基づいて説明する。
この画像形成システム1Aでは、画像形成装置10と第1後処理装置20とがインラインで接続されており、後処理を完成するオフライン後処理装置40が、これら装置とオフラインで設置されている。画像形成装置10とオフライン後処理装置40とは、機械的(用紙の搬送)にも電気的(通信)にも接続されていない。
なお、本実施形態では、画像形成装置10と、第1後処理装置20と、オフライン後処理装置40で画像形成システムが構成されているものであってもよく、また、画像形成装置10と第1後処理装置20とで画像形成システムが構成され、オフライン後処理装置40は、システム外の装置として使用が想定されているものであってもよい。
画像形成装置10で画像形成された用紙は、第1後処理装置20の排紙トレイ25やスタッカ部230に積載され、積載後にオペレータの手によりオフライン後処理装置40へと運ばれ、用紙をオフライン後処理装置40の給紙部に載せ換える。オフライン後処理装置40を操作・起動し、所定の後処理を行う。また、オフラインの場合も後処理対象紙の長さや厚さを、操作部440を通してオフライン後処理装置40に事前に入力することができる。
次に、上記画像形成システム1Aの制御構成を図4のブロック図に基づいて説明する。
画像形成装置10は、画像処理部105、画像読取部130、画像形成部110、操作表示部140、CPU100、ROM101、RAM102、用紙搬送部120、後段I/F150等から構成されている。
画像処理部105は、画像読取部130によって読み取られた原稿画像の画像データーや図示しないHDDなどに格納された画像データーに対して、各種画像処理を施す。
画像読取部130は、原稿に対して図示しない光源により光を照射し、その反射光に基づいて原稿画像の画像データーを読み取る。読み取られた画像データーは、画像形成部110に通知されるとともに、HDDなどに格納される。
用紙搬送部120は、搬送経路22や図示しない搬送ローラなどを含んでおり、給紙トレイ11からの給紙および搬送を行う。
画像形成部110は、画像読取部130により読み取られ、画像処理部105により画像処理が施された画像データーや外部から取得した画像データーなどに基づいて、用紙に画像を形成する。用紙に対して画像を形成する方法としては、電子写真方式、インクジェット方式、レーザプリント方式等が考えられる。
操作表示部140は、表示部と操作部またはこれらが合体した装置により構成することができ、この実施形態では、LCD14によって表示部と操作部とが一体になって構成されている。操作表示部140は、用紙に対する画像形成や後処理に関する各種設定を入力することが可能であり、入力された各種設定の内容に応じて、画像形成装置10、第1後処理装置20はそれぞれ用紙に対して画像を形成し、後処理を施す。また、操作表示部140からは、用紙の紙種や斤量に関する情報を入力することも可能である。
CPU100は、画像形成制御プログラムに基づいて動作し、画像形成装置10内の各部から通知される情報に基づいて、画像形成装置10全体の動作を制御することができる。また、CPU100は、第1後処理装置20に制御指令を送信してこれら装置を制御することができる。すなわち、CPU100は、本願発明の制御部として機能する。
また、CPU100では、ジョブデーターに含まれる課金情報に基づいて課金処理を行うことができる。課金は現金やクレジットカードなどを用いて行うことができ、本発明としては特定の処理方法に限定されるものではない。
また、CPU100では、課金を伴う出力処理が可能になっている。
ROM101には、各種のプログラムあるいはデーターが格納されており、CPU100はROM101からプログラムあるいはデーターを読み出して画像形成装置10を制御する。
RAM102は、CPU100が画像形成装置10を制御する際に必要なプログラムあるいはデーターを一時的に記憶する場所である。HDDなどには、画像読取部130により読み取られた画像データー等が格納される。
後段I/F150は、第1後処理装置20との間で各種情報のやり取りを行うインターフェースである。
第1後処理装置20では、画像形成装置10の後段I/F150と通信するための前段I/F210を有している。
第1後処理装置20内では、搬送経路22や図示しない搬送ローラなどを含む用紙搬送部220を有しており、搬送経路22から分岐した重ね合わせ経路22Bに複数枚の用紙を重ね合わせるスタッカ部230が設けられている。
CPU200は、第1後処理装置20内の各部から通知される情報に基づいて、第1後処理装置20全体の動作を制御する。また、画像形成装置10のCPU100からの指示によって動作して第1後処理装置20を制御することができる。
ROM201には、各種のプログラムあるいはデーターが格納されており、CPU200はROM201からプログラムあるいはデーターを読み出して第1後処理装置20を制御する。
RAM202は、CPU200が第1後処理装置20を制御する際に必要なプログラムあるいはデーターを一時的に記憶する場所である。
入力部240は、各種入力情報を受けてCPU200に情報を伝達するものであり、センサ241で搬送される用紙の検出などを行い、検出結果をCPU200に送信する。これにより、例えばスタッカ部230における用紙のスタックを検知することができる。
出力部250は、各種の負荷251に対し必要な駆動電圧を出力するものであり、用紙搬送部220の搬送ローラなどを駆動させる。
後段I/F260は、後段側に接続される装置との間でやり取りを行うインターフェースであり、この実施形態では、後段側の装置接続はなされていない。
オフライン後処理装置40は、用紙搬送部420を有しており、オフライン後処理装置40内での用紙の搬送を行う。
整合部430は、冊子処理に備えてスタックされた用紙の整合を行うものである。
折り部431は、冊子処理に備えて用紙の折り処理を行うものである。
ステープル部432は、複数枚の用紙に対しステープルを行って冊子を作成するものである。
CPU400は、オフライン後処理装置40全体の動作を制御する。
ROM401には、各種のプログラムあるいはデーターが格納されており、CPU400はROM401からプログラムあるいはデーターを読み出してオフライン後処理装置40を制御する。
RAM402は、CPU400がオフライン後処理装置40を制御する際に必要なプログラムあるいはデーターを一時的に記憶する場所である。
入力部450は、各種入力情報を受けてCPU400に情報を伝達するものであり、センサ451で搬送される用紙の検出を行い、検出結果を入力部450に送信する。これにより用紙の到達などを検知して冊子処理の開始などを行うことができる。
出力部460は、駆動電圧を出力するものであり、各種の負荷461に駆動電圧を供給することができる。例えば、搬送ローラの駆動や冊子処理の開始に伴ってステープル部432の駆動負荷を動作させる。
操作部440は、操作を行う操作部などにより構成することができる。操作部440は、用紙に対する後処理設定などを入力することが可能である。
次に、画像形成システムにおける測定用サンプル出力について説明する。
後処理前の正確な用紙サイズ(定着後に用紙が縮むこともある)や冊子の厚さを測定して、後処理を完成する装置(サードパーティ製などの装置)の設定として後処理装置側に入力する必要があるような場合、実際に処理を行う後処理装置で後処理をして出力するのではなく、連結された別の後処理装置のサブトレイなどに出力を行うのが測定用サンプル出力であり、本発明の第2の出力モードに対応する。なお、本発明の第2の出力モードは、用紙のサイズや厚さを測定するものに限定されず、後処理がなされないか、後処理が完成しないで出力されるサンプル出力全般を含むものである。
図5に測定用サンプル出力の具体的な手順を示す。
測定用サンプル出力が行われた用紙では、印刷後の用紙の長さ、厚さ等が測定される。得られた情報は、第2後処理装置30の操作部340のLCD34で設定する。測定用サンプル出力が行われた用紙は、通常は使用しないため、そのまま破棄される。その後、本番出力を行うことができる。
測定用サンプル出力はそのままでは使いものにならないので、これに課金するのはユーザーの理解は得られないため課金はしたくない。しかしながら、課金しないとユーザーに悪用されて、ただでプリントされてしまう可能性がある。
そこで、表1に示すように、以下の課金処理を行う。
すなわち、測定用サンプル出力を利用したタダどりを防ぐために、測定用サンプル出力には一旦課金を行うこととする。
その後、同条件で本番出力や仕上がり確認用サンプル出力を行ったときに、測定用サンプル出力で課金した分を元に戻すことで測定後不要となる紙に対して課金を行うことなく、かつユーザーの悪用を防ぐことができる。また、本番出力や確認用サンプル出力の際に該当するページ分を課金しないようにしてもよい。
オフライン後処理装置を利用する場合にも、後処理対象紙の長さや厚さをオフライン後処理装置に事前に入力する必要があるが、測定用サンプル出力で冊子の全ページを印刷した場合は、図3に示したように、本番用としても利用できるため、この場合は測定用サンプル出力に対しても通常通り課金を行う。
Figure 2015152682
次に、インラインの画像形成システムでサンプル出力を行う操作画面を図6に示す。
操作画面1400は、実行対象のジョブと実行内容と排紙先を選択することができる。図示の画面は、実行対象のジョブが選択された後に表示される操作画面を示している。
操作画面1400中で、実行内容を選択する領域では、選択されたジョブがジョブ表示部1410に表示されており、これに対する実行内容として、測定用サンプル出力を指示する測定用サンプル出力釦1411と、仕上がり確認用サンプル出力を指示する仕上がり確認用サンプル出力釦1412と、通常プリントを指示する本番出力釦1413とが押下げ可能に表示されている。いずれかの釦が押し下げられると、ボタン表示が変更されて、選択された釦が視認可能になっている。図6では、測定用サンプル出力が選択された状態を示している。
また、操作画面1400中では、排出先を選択可能になっている。
測定用サンプル出力については、第1後処理装置20のスタッカ部230を選択するスタッカ釦1421と排紙トレイ25(画面では、サブトレイ1で表示)を選択するサブトレイ1釦1422、第2後処理装置30の排紙トレイ(図ではサブトレイ2)を選択するサブトレイ2釦1423が選択可能になっており、画面では、サブトレイ1が選択された状態を示している。なお、第2後処理装置30では、冊子処理された冊子を積載する冊子トレイ35を有しているが、この実施形態では測定用サンプル出力は後処理が行われていないため、冊子トレイを選択する冊子トレイ釦1420は選択不可になっている。
また、仕上がり確認用サンプル出力および本番出力では、第2後処理装置30の冊子トレイを選択する冊子トレイ釦1430と冊子トレイ釦1440のみが選択可能になっている。
選択された内容は、OK釦1460の押下によって確定し、キャンセル釦1461の押下によって設定内容がキャンセルされる。
次に、画像形成装置で出力を行う場合の手順を図7のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の手順は、画像形成制御プログラムによって動作するCPU100によって実行される。
処理がスタートすると、ジョブ設定が行われる(ステップs1)。ジョブ設定には、後処理を含む印刷設定が含まれており、さらに実行内容として、測定用サンプル出力、仕上がり確認用サンプル出力、本番出力の設定が行われる。なお、CPU100では、ジョブ内容に応じて、課金を行うかを決定する。この処理では、いずれの場合も課金モードで処理される。
ジョブ設定後、サンプル出力であるかの判定がなされる(ステップs2)。出力内容は、図6の操作画面などによって設定されている。なお、デフォルトでは、本番出力が行われるように設定しておいてもよい。
サンプル出力でない場合(ステップs2、No)、本番出力かの判定がなされる(ステップs3)。本番出力でなければ(ステップs3、No)、ステップs1に戻る。
本番出力の場合(ステップs3、Yes)、本番出力を実行し(ステップs4)、本番出力の枚数分を課金して(ステップs5)、処理を終了する。
ステップs2で、サンプル出力である場合(ステップs2、Yes)、測定用サンプル出力かの判定を行う(ステップs10)。測定用サンプル出力でない場合(ステップs10、No)、仕上がり確認用サンプル出力を行い(ステップs11)、出力枚数分の課金を行う(ステップs12)。その後、ステップs3に移行し、上記と同様の処理が行われる。仕上がり確認用サンプル出力を行う場合、その後、本番出力を行っても、それぞれの出力に対し課金が行われる。
ステップs10で測定用サンプル出力であると判定される場合(ステップs10、Yes)、オフライン機で後処理予定かを判定する。オフライン機で後処理予定かは、画像形成システムに接続されている装置構成によってCPU100によって判定することができる(ステップs15)。また、操作画面にオフライン機使用予定かを問い合わせ、オペレータが指示することで判定を行うことも可能である。
オフライン機で後処理予定の場合(ステップs15、Yes)、測定用サンプルで冊子の全ページを出力するかを判定する(ステップs16)。出力ページは、ジョブ設定によって判定することができる。冊子の全ページを出力する場合(ステップs16、Yes)、測定用サンプル出力を行い(ステップs17)、出力枚数分の課金を行う(ステップs18)。その後、ステップs3に移行し、上記と同様の処理が行われる。オフライン機を使用する場合は、測定用サンプル出力の全ページを出力する場合、本番出力と同様に課金処理を行う。すなわち、オフライン後処理装置での後処理のために測定用サンプルを冊子の全ページ分出力した場合は、測定用で出力した冊子をオフライン機にセットして本番用として使用することができるため通常の課金(元に戻さない課金)を行う。
ステップs15で、オフライン機を使用しない場合(ステップs15、No)、または、オフライン機で後処理予定(ステップs15、Yes)でステップs16で、冊子の全ページを出力するものではない場合(ステップs16、No)、測定用サンプル出力を行い(ステップs20)、出力枚数分の課金を行う(ステップs21)。その後、同条件で本番出力を行うかを判定する。該判定は、操作画面におけるオペレータの操作に基づいて行うことができる。例えば、図6の操作画面で、測定用サンプル出力が選択されて実行される場合、測定用のフラグを立てておき、さらに操作画面で本番出力が選択された場合に、同条件で本番出力が行われたものと判定することができる。測定用サンプル出力が選択された後、他の処理が選択された場合、フラグを解除することで、その後、ジョブが設定されて本番出力された際の二重課金を防止できる。
同条件で本番出力しない場合(ステップs22、No)、課金処理はそのままにして、ステップs1に移行する。
同条件で本番出力する場合(ステップs22、Yes)、測定用サンプル出力枚数分の課金を元に戻す処理を行う(ステップs23)。なお、この場合、本番出力に際し、測定用サンプル出力における出力枚数分の課金を行わないようにしてもよい。なお、課金を戻す方法は特に限定されるものではなく、課金した料金を実際に戻すものでもよく、課金データーから戻す分を減額して処理するようにしてもよく、その処理方法は特に限定されるものではない。結果的にユーザーに対する課金額が本番出力と合わせて、本番出力のみの場合と同じ課金になるようにすることができる。また、課金を元に戻す処理は、本フローチャートに示すように、本番出力前に行ってもよく、上記のように本番出力の課金を減額してもよく、さらに、本番出力の後に課金を戻す処理や本番出力の課金を減額する処理を行ってもよい。
その後は、ステップs4に移行して本番出力(ステップs4)と本番出力枚数分の課金を行い(ステップs5)、処理を終了する。
なお、上記では、インライン装置で測定用サンプル出力を行った後、同条件で本番出力をする場合、測定用サンプル出力枚数分の課金を元に戻すか、本番出力でその分の課金を行わないようにすることができるが、測定用サンプル出力を行った後、同条件で仕上がり確認用サンプル出力を行う場合に、同様に課金を元に戻すか、仕上がり確認用サンプル出力でその分の課金を行わないようにしてもよい。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明の範囲をしない限りは適宜の変更が可能であり、本発明の範囲内となるものである。
1 画像形成システム
10 画像形成装置
12 搬送経路
20 第1後処理装置
22 搬送経路
30 第2後処理装置
32 搬送経路
40 オフライン後処理装置
100 CPU
110 画像形成部
150 後段I/F
200 CPU
210 前段I/F
230 スタッカ部
260 後段I/F
310 前段I/F
332 ステイプル部

Claims (16)

  1. 画像データーと印刷設定内容とを含むジョブに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成を制御し、印刷物の出力に応じて料金を課す課金モードを有する制御部とを備え、
    前記制御部は、所定のジョブに対し、課金モードで後処理を行った印刷物を出力する第1の出力モードと、課金モードで後処理を完成することなく前記ジョブの全部または一部の印刷物を出力する第2の出力モードとが選択可能であり、前記第2の出力モードで印刷物が出力され、その後、前記第1の出力モードで出力される場合、前記第2の出力モードの出力に際し課金を行った後、前記第1の出力モードの出力に際し二つの出力モードによる課金が前記第1の出力モードのみで出力された場合の課金に応じた料金になるように処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記第2の出力モードで印刷物が出力され、その後、前記第1の出力モードで出力される場合、前記第2の出力モードの出力に際し課金を行った後、前記第1の出力モードの出力に際し課金を行うとともに前記第2の出力モードにおける前記課金を取り消す処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記第2の出力モードで前記第1の出力モードの印刷物の一部が出力された後、前記第1の出力モードで印刷物を出力する場合、前記第2の出力モードの出力に際し印刷枚数分の課金を行い、前記第1の出力モードの出力に際し前記第2の出力モードにおける印刷枚数分の前記課金を取り消す処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記第2の出力モードで印刷物が出力され、その後、前記第1の出力モードで出力される場合、前記第2の出力モードの出力に際し課金を行った後、前記第1の出力モードの出力に際し課金を行わないか、前記第2の出力モードの出力物以外の印刷枚数の課金を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記後処理を完成する装置がインラインで接続されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記後処理を完成する装置がインラインで接続されていない場合、前記制御部は、前記第2の出力モードで前記第1の出力モードの印刷物の一部を出力するときは、前記第2の出力モードの出力に際し印刷枚数分の課金を行い、前記第2の出力モードで前記第1の出力モードの印刷物の全部を出力するときは印刷枚数全部に対する課金を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、所定のジョブに対し、課金モードで後処理を行った印刷物をサンプルとして出力する第3の出力モードを有し、前記第3の出力モードに際し課金を行った後、前記第1の出力モードで出力される場合、通常の課金を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記第1の出力モードが本番出力または本番出力および印刷物をサンプルとしてサンプル出力するものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、所定のジョブが選択されている間に、前記第2の出力モードと前記第1の出力モードが選択された場合に前記処理を行うことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置と、後処理を行う後処理装置とを備えることを特徴とする画像形成システム。
  11. 前記後処理装置が、後処理を完成する1または2以上の後処理装置または、後処理の一部を行う1または2以上の後処理装置であることを特徴とする請求項10記載の画像形成システム。
  12. 前記後処理装置は、前記画像形成装置とインラインに接続された後処理装置と、前記画像形成装置とオフラインの後処理装置の一方または両方であることを特徴とする請求項10または11に記載の画像形成システム。
  13. 画像データーと印刷設定内容とを含むジョブに基づいて出力を行い、印刷物の出力に応じて料金を課す画像形成方法において、
    所定のジョブに対し、課金を行って後処理を行った印刷物を出力する第1の出力モードと、課金を行って後処理を完成することなく前記ジョブの全部または一部の印刷物を出力する第2の出力モードとを有し、前記第2の出力モードで印刷物が出力され、その後、前記第1の出力モードで出力される場合、前記第2の出力モードの出力に際し課金を行った後、前記第1の出力モードの出力に際し二つの出力モードによる課金が前記第1の出力モードのみで出力された場合の課金に応じた料金になるように処理を行うことを特徴とする画像形成方法。
  14. 前記後処理をオフラインの後処理装置で完成する場合、前記第2の出力モードで前記第1の出力モードの印刷物の一部を出力するときは、前記第2の出力モードの出力に際し印刷枚数分の課金を行い、前記第2の出力モードで前記第1の出力モードの印刷物の全部を出力するときは印刷枚数全部に対する課金を行うことを特徴とする請求項14に記載の画像形成方法。
  15. 画像データーと印刷設定内容とを含むジョブに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成を制御し、印刷物の出力に応じて料金を課す課金モードを有する制御部とを備える画像形成装置を制御する画像形成制御プログラムであって、
    所定のジョブに対し、課金を行って後処理を行った印刷物を出力する第1の出力モードと、課金を行って後処理を完成することなく前記ジョブの全部または一部の印刷物を出力する第2の出力モードとを選択可能にするステップと、前記第2の出力モードで印刷物が出力され、その後、前記第1の出力モードで出力される場合、前記第2の出力モードの出力に際し課金を行うステップと、前記第1の出力モードの出力に際し二つの出力モードによる課金が前記第1の出力モードのみで出力された場合の課金に応じた料金になるように処理を行うステップとを実行することを特徴とする画像形成制御プログラム。
  16. 前記後処理を完成するステップを実行しない場合、前記第2の出力モードで前記第1の出力モードの印刷物の一部を出力するときは、前記第2の出力モードの出力に際し印刷枚数分の課金を行うステップを実行し、前記第2の出力モードで前記第1の出力モードの印刷物の全部を出力するときは印刷枚数全部に対する課金を行うステップを実行することを特徴とする請求項15に記載の画像形成制御プログラム。
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