JP2010002463A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成装置のヤレ紙判定に際し、ヤレ紙としてNGになった位置を探すことが容易で、機械停止を行うことなくヤレをユーザーが判断し、また検知レベルの変更や補正を行うことを可能にする。
【解決手段】画像データを記憶する記憶部と、画像データに基づいて用紙に画像形成を行う画像形成部と、用紙のヤレを検出するヤレ検出部と、ヤレ検出部の出力を受けて、設定されたヤレ紙判定基準に基づいて用紙のヤレ紙判定を行う制御部と、画像形成が行われた用紙を排紙する排紙部とを備え、前記制御部は、ヤレ紙判定においてヤレ紙であると判定した場合、画像形成の動作を停止させることなく、ヤレ紙判定の目印となる用紙をヤレ紙でないと判定される用紙とともに排紙部に排紙し、ヤレ紙判定でヤレ紙と判定された用紙の画像を再出力用として前記記憶部に記憶しておく。
【選択図】図4
【解決手段】画像データを記憶する記憶部と、画像データに基づいて用紙に画像形成を行う画像形成部と、用紙のヤレを検出するヤレ検出部と、ヤレ検出部の出力を受けて、設定されたヤレ紙判定基準に基づいて用紙のヤレ紙判定を行う制御部と、画像形成が行われた用紙を排紙する排紙部とを備え、前記制御部は、ヤレ紙判定においてヤレ紙であると判定した場合、画像形成の動作を停止させることなく、ヤレ紙判定の目印となる用紙をヤレ紙でないと判定される用紙とともに排紙部に排紙し、ヤレ紙判定でヤレ紙と判定された用紙の画像を再出力用として前記記憶部に記憶しておく。
【選択図】図4
Description
この発明は、画像データに基づいて用紙に画像形成を行い、該用紙のヤレ紙判定を行うことができる画像形成装置に関する。
画像データに基づいて画像形成を行う複写機、プリンタ、ファクシミリや複合機などでは、設定された画像形成条件(画像形成位置、色、濃度など)に従い、画像データに基づいて用紙に画像形成を行う。この画像形成条件は、画像形成装置の稼働に伴って一時的にまたは次第に変化したりすることがあるため、各種の自動補正動作や調整モード設定により品質維持を図っている。
しかし、画像品質が想定以上に劣化すると、印刷物としての品質を維持できないため、ある程度以上に品質が損なわれた印刷物はヤレ紙として製品から除外することが行われる場合がある。特にプロダクションプリントにおけるヤレ紙のチェック方法は目視検査が主流とされ、チェック側の判断基準の相違、納品期限の都合等によりヤレ紙扱いとなるレベルが異なってしまう。これに対しては、ヤレ紙の判定を行う手段を備え、この判定手段によってヤレ紙の検出を自動的に行うことができる画像形成装置も提案されている。しかし、このような画像形成装置では、ヤレ紙としてNGになった位置を探すのが面倒であり、また、ヤレ紙が検知された場合、ユーザーが判断し検知レベルの変更や補正を行うためには機械を停止させなければならず作業効率が悪いという課題がある。
各種の仕切りを明確にするために、例えば、シート束を未綴じ状態でスタックする場合にシート束の境界を明確にするために白紙を挿入し境界を明確にする画像形成装置(特許文献1参照)や、画像形成の区切り(JOB)を検知し区切り用紙を給紙してから次画像形成(JOB)をする画像形成装置(特許文献2参照)や、排出トレイの状況積載の可否を検知して満載であれば自動で別トレイに排出、積載可能であれば仕切り紙を入れ積載する画像形成装置が提案されている(特許文献3参照)。
特開平9−30715号公報
特開平9−114328号公報
特開平10−330018号公報
しかし、上記特許文献に示される画像形成装置では、ヤレ紙のように異常が生じた場合に仕切りを設けることはできてもユーザーがヤレ紙を判断し検知レベルの変更や補正を行うためには機械停止を行わなければならず、作業効率が悪いという課題を解消することは困難である。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、ユーザーがヤレを判断し、また検知レベルの変更や補正を行うために機械停止を行うことを要さず、またヤレ紙としてNGになった位置を探すことが容易となる画像形成装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の画像形成装置は、画像データを記憶する記憶部と、画像データに基づいて用紙に画像形成を行う画像形成部と、前記用紙のヤレを検出するヤレ検出部と、該ヤレ検出部の出力を受けて、設定されたヤレ紙判定基準に基づいて前記用紙のヤレ紙判定を行う制御部と、前記画像形成が行われた用紙を排紙する排紙部とを備え、前記制御部は、前記ヤレ紙判定においてヤレ紙であると判定した場合、前記画像形成の動作を停止させることなく、ヤレ紙判定の目印となる用紙をヤレ紙でないと判定される用紙とともに前記排紙部に排紙し、前記ヤレ紙判定でヤレ紙と判定された用紙の画像を再出力用として前記記憶部に記憶しておくことを特徴とする。
以上説明したように、本発明の画像形成装置によれば、画像データを記憶する記憶部と、画像データに基づいて用紙に画像形成を行う画像形成部と、前記用紙のヤレを検出するヤレ検出部と、該ヤレ検出部の出力を受けて、設定されたヤレ紙判定基準に基づいて前記用紙のヤレ紙判定を行う制御部と、前記画像形成が行われた用紙を排紙する排紙部とを備え、前記制御部は、前記ヤレ紙判定においてヤレ紙であると判定した場合、前記画像形成の動作を停止させることなく、ヤレ紙判定の目印となる用紙をヤレ紙でないと判定される用紙とともに前記排紙部に排紙し、前記ヤレ紙判定でヤレ紙と判定された用紙の画像を再出力用として前記記憶部に記憶しておくので、ヤレ紙判定の場合にも機械を止めずに画像形成を続行して、画像形成終了後や画像形成中にもヤレ紙判定位置を容易に確認することができ、さらに操作者によるヤレの判断や検知レベルの変更や補正を行ったりすることができる。再出力用として記憶部に記憶された画像データは、所望によりそのまま又はヤレ紙判定のための検知レベルを変えたり、画像形成条件を変えたりする等して再出力することができる。
以下に、本発明の一実施形態における画像形成装置を図1〜図3に基づいて説明する。
図1は、画像形成装置1の機械的な概略構成を示す図である。
図1において、10は画像形成部、20は複数の給紙トレイ、大容量トレイユニットを含む給紙部、30は搬送部、40は原稿を自動で搬送する自動原稿搬送装置である。また、画像形成装置1の上部側には、タッチパネルなどによって構成される表示操作部50を有しており、該表示操作部50では種々の情報表示や操作入力が可能になっている。
図1は、画像形成装置1の機械的な概略構成を示す図である。
図1において、10は画像形成部、20は複数の給紙トレイ、大容量トレイユニットを含む給紙部、30は搬送部、40は原稿を自動で搬送する自動原稿搬送装置である。また、画像形成装置1の上部側には、タッチパネルなどによって構成される表示操作部50を有しており、該表示操作部50では種々の情報表示や操作入力が可能になっている。
また画像形成装置本体1aの下流側にはステイプル機構101を有する後処理装置100が接続されており、該後処理装置100には、インターシート用の複数の給紙トレイを備える給紙部110、画像形成装置本体1aから搬送される用紙やインターシート用の用紙を搬送する搬送部120を備えており、該搬送部120の排紙先に、メイン排紙トレイ130、サブ排紙トレイ131が設けられている。これらメイン排紙トレイ130およびサブ排紙トレイ131が本発明の排紙部を構成しており、排紙先の切り替えが可能になっている。インターシート機能は種類の異なる用紙が複数のトレイに搭載されていて、表紙や途中の区切りに色紙や白紙を挿入したり、または設定によって表や裏に画像形成した用紙を挿入するなどするものである。
自動原稿搬送装置40で搬送される原稿などの画像は、原稿読み取り部(図示しない)で読み取られ、一旦、図3に示す記憶部3の画像メモリに記録される。
画像形成部10は駆動回転する感光体の周線部に帯電器、像露光器、現像器が配設されていており、帯電器によって帯電した感光体表面は、記憶部3に記録された原稿の画像情報によって像露光器の像露光が行われ、感光体表面に潜像が形成される。該潜像は現像器によって現像がなされてトナー像となる。
画像形成部10は駆動回転する感光体の周線部に帯電器、像露光器、現像器が配設されていており、帯電器によって帯電した感光体表面は、記憶部3に記録された原稿の画像情報によって像露光器の像露光が行われ、感光体表面に潜像が形成される。該潜像は現像器によって現像がなされてトナー像となる。
画像形成装置1には、前記画像形成部10の下方側に、用紙をそれぞれ収納する複数の給紙トレイが上下段(図では2段)に配置され、さらに画像形成装置本体1aの側部に大容量の給紙トレイが配置されている。これら給紙トレイ、大容量の給紙トレイによって給紙部20が構成されている。
画像形成装置1には、上記したように給紙部20から給紙された用紙を画像形成部10にまで搬送し、画像形成後の用紙を後処理装置100に搬送する搬送部30を備えている。搬送部30は、搬送経路や搬送ローラなどにより構成されている。
搬送部30には、搬送される用紙の紙曲がりを検知する紙曲がり検知部35がヤレ検知部として設けられている。紙曲がり検知部35は、搬送方向と交差する方向に二つのセンサが配置され、該センサで用紙先端を検知する際の時間差によって紙曲がり量を検出するものである。なお、紙曲がり検知部35は、画像形成部10の上流側に配置されており、画像形成前の用紙曲がりを検知することで、結果的に画像形成された用紙のヤレを検知可能にしている。ヤレ検知部は、当然に画像形成部10の下流側に配置されるものであってもよい。
搬送部30には、搬送される用紙の紙曲がりを検知する紙曲がり検知部35がヤレ検知部として設けられている。紙曲がり検知部35は、搬送方向と交差する方向に二つのセンサが配置され、該センサで用紙先端を検知する際の時間差によって紙曲がり量を検出するものである。なお、紙曲がり検知部35は、画像形成部10の上流側に配置されており、画像形成前の用紙曲がりを検知することで、結果的に画像形成された用紙のヤレを検知可能にしている。ヤレ検知部は、当然に画像形成部10の下流側に配置されるものであってもよい。
前記搬送部30を通して搬送される用紙には、画像形成部10において前記感光体上のトナー像が転写される。トナー像を保持した用紙は定着部によって加圧・加熱がなされて定着され、前記後処理装置100に搬送される。
次に、図3は、画像形成装置1の制御ブロック図を示すものである。
画像形成装置1は、画像形成装置全体を制御する制御部2を有しており、該制御部2は、CPUとこれを動作させるプログラムとを主として構成されている。制御部2には、画像メモリや不揮発メモリを有する記憶部3に接続されている。記憶部3の不揮発メモリには、原稿の読み取りによって取得した画像データや、画像形成装置1の設定データ、プロセス制御パラメータ、ヤレ紙判定を行う際の基準となる紙曲がり量データなどが格納されており、必要に応じて制御部2によって読み書きされる。これらのデータは、初期値として設定されているものでもよく、また、操作者が必要に応じて、前記表示操作部50を通して設定入力するものであってもよい。
画像形成装置1は、画像形成装置全体を制御する制御部2を有しており、該制御部2は、CPUとこれを動作させるプログラムとを主として構成されている。制御部2には、画像メモリや不揮発メモリを有する記憶部3に接続されている。記憶部3の不揮発メモリには、原稿の読み取りによって取得した画像データや、画像形成装置1の設定データ、プロセス制御パラメータ、ヤレ紙判定を行う際の基準となる紙曲がり量データなどが格納されており、必要に応じて制御部2によって読み書きされる。これらのデータは、初期値として設定されているものでもよく、また、操作者が必要に応じて、前記表示操作部50を通して設定入力するものであってもよい。
また、制御部2には、前記した画像形成部10が接続されており、画像データに基づいて用紙に画像を形成する制御が行われる。
さらに、制御部2には、上記のように表示操作部50が制御可能に接続されている。表示操作部50は、制御部2によって制御され、利用者が画像形成装置1に対し所定の操作を行うことができる。表示操作部50では、表示と操作とは独立してなされるものであってもよく、また、LCDタッチパネルのように表示画面上で操作を行えるようにしたものであっても良い。
さらに、制御部2には、上記のように表示操作部50が制御可能に接続されている。表示操作部50は、制御部2によって制御され、利用者が画像形成装置1に対し所定の操作を行うことができる。表示操作部50では、表示と操作とは独立してなされるものであってもよく、また、LCDタッチパネルのように表示画面上で操作を行えるようにしたものであっても良い。
また、制御部2には、上記のように、各給紙トレイを備える給紙部20が制御可能に接続されている。また、制御部2では、給紙部20から給紙される用紙を画像形成部10の転写位置にまで搬送し、その後、定着位置から後処理装置100まで搬送する搬送部30が制御可能に接続されている。
さらに、制御部2には、後処理装置100が制御可能に接続されており、該後処理装置100に備える給紙部110、搬送部120の制御が可能になっている。
さらに、制御部2には、後処理装置100が制御可能に接続されており、該後処理装置100に備える給紙部110、搬送部120の制御が可能になっている。
上記画像形成装置1におけるヤレ紙判定の手順について図4のフローチャートを参照して以下に説明する。
記憶部3に記憶された画像データを用いたジョブが開始されると、給紙部20の給紙トレイから用紙が搬送部30を介して搬送され、紙曲がり検知部35で紙曲がりが検出される。紙曲がり検知部35の検知結果は制御部2に送信されている。制御部2では、ヤレ紙判定を行う基準となる紙曲がり量を前記記憶部3から読み出し、検知結果と比較して、検知結果が基準曲がり以上の場合、ヤレ紙と判定し、基準曲がり未満の場合、ヤレ紙ではないと判定する(ステップs1)。ヤレ紙でないと判定されると(ステップs1、NO)、画像形成を行った用紙を指定された排紙トレイ(例えばメイン排紙トレイ130)に排出し(ステップs5)、JOBが終了するまで、各頁毎に上記ヤレ紙判定(ステップs1)を継続する。
記憶部3に記憶された画像データを用いたジョブが開始されると、給紙部20の給紙トレイから用紙が搬送部30を介して搬送され、紙曲がり検知部35で紙曲がりが検出される。紙曲がり検知部35の検知結果は制御部2に送信されている。制御部2では、ヤレ紙判定を行う基準となる紙曲がり量を前記記憶部3から読み出し、検知結果と比較して、検知結果が基準曲がり以上の場合、ヤレ紙と判定し、基準曲がり未満の場合、ヤレ紙ではないと判定する(ステップs1)。ヤレ紙でないと判定されると(ステップs1、NO)、画像形成を行った用紙を指定された排紙トレイ(例えばメイン排紙トレイ130)に排出し(ステップs5)、JOBが終了するまで、各頁毎に上記ヤレ紙判定(ステップs1)を継続する。
一方、上記ヤレ紙判定(ステップs1)でヤレ紙判定がなされると、ヤレ紙判定された用紙の画像情報を再出力用として記憶部3に記憶する(ステップs2)。画像形成に際し記憶部3に記憶されている画像データは、通常は画像形成に伴って消去される。このため、上記再出力用としては、該当する画像データを新たに記憶部3に記憶する。該記憶は、記憶部3内で画像データをシフトすることによって行っても良い。また、画像形成後も画像データを消去しない場合には、ヤレ紙判定された用紙の画像データのアドレスなどを記憶部に記憶することで、再出力用として記憶部3に画像データが記憶されたものとなる。
再出力用に記憶部3に画像データを記憶した後、ヤレ紙判定された用紙の次に、ヤレ紙判定の目印となる用紙として白紙を挿入する(ステップs3)。該白紙は、ヤレ紙判定された用紙の次に搬送部30で搬送されている用紙を、画像形成部10で画像を形成することなく搬送することで挿入することができる。また、後処理装置100において、インターシートとして給紙部110から白紙を挿入するものであっても良い。
なお、この形態では、ヤレ紙判定の目印となる用紙として白紙を用いているが、画像形成を行っている用紙とサイズが異なる異形紙や、異なる紙種、異なる紙色の用紙を使用しても良い。要は、操作者が目印として容易に探すことができるものであればよい。さらに、この形態では、ヤレ紙判定された用紙の次に目印となる用紙を挿入したが、ヤレ紙判定の内容や、判定位置によっては間に合わない場合もあるので、ヤレ紙判定された用紙よりも数頁後などに目印となる用紙を挿入するようにしてもよい。この際には、操作者が、何頁前でヤレ紙と判定されたが理解できるように目印となる用紙に当該情報を表示するのが望ましい。
なお、この形態では、ヤレ紙判定の目印となる用紙として白紙を用いているが、画像形成を行っている用紙とサイズが異なる異形紙や、異なる紙種、異なる紙色の用紙を使用しても良い。要は、操作者が目印として容易に探すことができるものであればよい。さらに、この形態では、ヤレ紙判定された用紙の次に目印となる用紙を挿入したが、ヤレ紙判定の内容や、判定位置によっては間に合わない場合もあるので、ヤレ紙判定された用紙よりも数頁後などに目印となる用紙を挿入するようにしてもよい。この際には、操作者が、何頁前でヤレ紙と判定されたが理解できるように目印となる用紙に当該情報を表示するのが望ましい。
上記目印となる用紙を挿入した後、ヤレ紙判定された用紙の排紙トレイが通常時と異なる設定であるか否かの判定がなされる(ステップs4)。該設定は予め記憶部3に記憶されており、制御部2によって該設定データが予め読み込まれている。なお、該設定は、操作者が表示操作部50によって変更できるようにしてもよい。ヤレ紙の排紙先を変更する設定がなされていない場合(ステップs4、なし)、指定された排紙トレイ(例えばメイン排紙トレイ130)に排出し(ステップs5)、JOBが終了するまで、各頁毎に上記ヤレ紙判定(ステップs1)を継続する。
一方、ヤレ紙の排紙先を変更する設定がなされている場合(ステップs4、あり)、該設定に従って、ヤレ紙をヤレ紙排紙用の排紙トレイ(例えばサブ排紙トレイ131)に排出し(ステップs6)、JOBが終了するまで、各頁毎に上記ヤレ紙判定(ステップs1)を継続する。
一方、ヤレ紙の排紙先を変更する設定がなされている場合(ステップs4、あり)、該設定に従って、ヤレ紙をヤレ紙排紙用の排紙トレイ(例えばサブ排紙トレイ131)に排出し(ステップs6)、JOBが終了するまで、各頁毎に上記ヤレ紙判定(ステップs1)を継続する。
JOB終了後(ステップs7、YES)、制御部2は、図5に示すように、表示操作部50にヤレ紙画像再出力選択画面51を表示し、ヤレ紙の再出力を行うか否かを操作者が選択できるようにする。この際に、ヤレ紙判定のための検知レベルの変更や補正を行うことも可能である。
ヤレ紙画像再出力選択画面51では、ヤレ紙判定がされた用紙の情報を表示するヤレ紙表示部52を有している。該ヤレ紙表示部52では、ヤレ紙判定された用紙の頁位置表示や、画像の簡易表示などによって操作者がヤレ紙の内容を容易に把握できるようにしてある。複数のヤレ紙がある場合には、該ヤレ紙表示部52に各ヤレ紙の情報をそれぞれ選択可能に表示し、いずれかの情報表示を押釦することで、当該ヤレ紙を選択することが可能になっている。また、ヤレ紙画像再出力選択画面51には、印刷釦53と消去釦54とが操作可能に表示されている。印刷釦53は、ヤレ紙表示部52に表示され、操作者によって選択されたヤレ紙の画像を新たな用紙に再出力するように指示するための釦であり、消去釦54は、ヤレ紙表示部52に表示され、操作者によって選択されたヤレ紙の画像を記憶部3から消去するための釦である。キャンセル釦55は、ヤレ紙画像の再出力手順をキャンセルし、処理を終了するための釦である。
ヤレ紙画像再出力選択画面51では、ヤレ紙判定がされた用紙の情報を表示するヤレ紙表示部52を有している。該ヤレ紙表示部52では、ヤレ紙判定された用紙の頁位置表示や、画像の簡易表示などによって操作者がヤレ紙の内容を容易に把握できるようにしてある。複数のヤレ紙がある場合には、該ヤレ紙表示部52に各ヤレ紙の情報をそれぞれ選択可能に表示し、いずれかの情報表示を押釦することで、当該ヤレ紙を選択することが可能になっている。また、ヤレ紙画像再出力選択画面51には、印刷釦53と消去釦54とが操作可能に表示されている。印刷釦53は、ヤレ紙表示部52に表示され、操作者によって選択されたヤレ紙の画像を新たな用紙に再出力するように指示するための釦であり、消去釦54は、ヤレ紙表示部52に表示され、操作者によって選択されたヤレ紙の画像を記憶部3から消去するための釦である。キャンセル釦55は、ヤレ紙画像の再出力手順をキャンセルし、処理を終了するための釦である。
上記ヤレ紙表示部52に表示され、操作者によって選択されたヤレ紙は、印刷釦53が押されると(ステップs8、あり)、制御部2では、記憶部3に再出力用に記憶されている画像データを読み出し、新たな用紙に再出力して排紙する(ステップs9)。該用紙に対しては、前記と同様にヤレ紙判定手順を行うことができる(ステップs1へ)。再出力が選択されない場合(ステップs8、無)、処理を終了する。
上記により、機械を停止することなく、ヤレ紙判定された目印が排紙されるとともに、所望によりヤレ紙と判定された画像を再出力することができる。
上記により、機械を停止することなく、ヤレ紙判定された目印が排紙されるとともに、所望によりヤレ紙と判定された画像を再出力することができる。
次に、ヤレ紙判定された用紙の排紙方法を変更した他の実施形態を図6のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、ジョブの開始とともに、前記と同様に各頁毎にヤレ紙の判定を行う(ステップs10)。ヤレ紙でないと判定されると(ステップs10、NO)、画像形成を行った用紙を指定された排紙トレイに排出し(ステップs15)、JOBが終了するまで、各頁毎に上記ヤレ紙判定(ステップs10)を継続する。
先ず、ジョブの開始とともに、前記と同様に各頁毎にヤレ紙の判定を行う(ステップs10)。ヤレ紙でないと判定されると(ステップs10、NO)、画像形成を行った用紙を指定された排紙トレイに排出し(ステップs15)、JOBが終了するまで、各頁毎に上記ヤレ紙判定(ステップs10)を継続する。
ヤレ紙判定(ステップs10)でヤレ紙判定がなされると(ステップs10、YES)、ヤレ紙判定された用紙の画像情報を再出力用として記憶部3に記憶する(ステップs11)。次いで、ヤレ紙判定された用紙の次に、ヤレ紙判定の目印となる用紙として白紙を挿入する(ステップs12)。ヤレ紙判定がされた用紙および目印となる用紙は、ヤレ紙判定がなされない用紙と同様に指定排紙トレイに排紙されるが、その際に、ヤレ紙判定がなされていない用紙に対し、ヤレ紙判定がされた用紙およびヤレ紙判定の目印となる用紙をシフトして排紙する(ステップs13)。シフト排紙は、排紙部において排紙位置を左右などに変えて仕分けを容易にする機能であり、本発明ではこの機能を利用してヤレ紙および目印となる用紙をシフト排紙する。なお、この形態では、ヤレ紙および目印となる用紙の両方をシフト排紙しているが、例えばヤレ紙や目印となる用紙のみをシフト排紙するものであってもよい。
JOB終了後(ステップs14、YES)は、前記形態と同様に、表示操作部50にヤレ紙画像再出力選択画面51を表示し、再出力を行うか否かを操作者が選択できるようにする。上記ヤレ紙表示部52に表示されたヤレ紙の画像情報が選択されて印刷釦53が押されると(ステップs16、あり)、制御部2では、記憶部3に再出力用に記憶されている画像データを読み出し、新たな用紙に再出力して排紙する(ステップs17)。該用紙に対しては、前記と同様にヤレ紙判定手順を行う(ステップs10へ)。再出力が選択されない場合(ステップs16、無)、処理を終了する。
上記実施形態では、ヤレ紙判定方法として紙曲がり検知により行ったが、ヤレ紙判定の方法がこれに限定されるものでないことは当然である。
上記実施形態では、ヤレ紙判定方法として紙曲がり検知により行ったが、ヤレ紙判定の方法がこれに限定されるものでないことは当然である。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
1 画像形成装置
2 制御部
3 記憶部
10 画像形成部
20 給紙部
30 搬送部
50 表示操作部
100 後処理装置
110 給紙部
120 搬送部
130 メイン排紙トレイ
131 サブ排紙トレイ
2 制御部
3 記憶部
10 画像形成部
20 給紙部
30 搬送部
50 表示操作部
100 後処理装置
110 給紙部
120 搬送部
130 メイン排紙トレイ
131 サブ排紙トレイ
Claims (8)
- 画像データを記憶する記憶部と、画像データに基づいて用紙に画像形成を行う画像形成部と、前記用紙のヤレを検出するヤレ検出部と、該ヤレ検出部の出力を受けて、設定されたヤレ紙判定基準に基づいて前記用紙のヤレ紙判定を行う制御部と、前記画像形成が行われた用紙を排紙する排紙部とを備え、
前記制御部は、前記ヤレ紙判定においてヤレ紙であると判定した場合、前記画像形成の動作を停止させることなく、ヤレ紙判定の目印となる用紙をヤレ紙でないと判定される用紙とともに前記排紙部に排紙し、前記ヤレ紙判定でヤレ紙と判定された用紙の画像を再出力用として前記記憶部に記憶しておくことを特徴とする画像形成装置。 - 操作者による入力操作が可能な表示操作部を備え、該表示操作部では、ヤレ紙と判定されて前記記憶部に記憶された画像データに基づいて用紙に再度画像形成を行うか否かの選択が可能であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、ヤレ紙判定の目印となる用紙をヤレ紙が検知された際に挿入して排紙することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、ヤレ紙判定の目印となる用紙として白紙を用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記排紙部は、複数の排紙先を備えており、前記制御部は、前記ヤレ紙判定でヤレ紙と判定された用紙をヤレ紙でないと判定された用紙とは異なる排紙先に排紙することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、ヤレ紙判定の目印となる用紙として、画像形成が行われる用紙と、サイズ、紙種または紙色が異なる用紙を用いることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、ヤレ紙判定の目印となる用紙をヤレ紙でないと判定される用紙に対しシフト出力することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、ヤレ紙と判定された用紙をヤレ紙でないと判定される用紙に対しシフト出力することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
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