JP2015148106A - 浴室における照明装置兼点検口蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】 浴室内全体を均一に照明することができると共に浴室の天井面をシルプルにして意匠的にも優れた外観を呈し、また、天井裏の点検時には点検箇所の照明にも使用することができる浴室における照明装置兼点検口蓋を提供する。【解決手段】 天井の中央部に設けられた点検口4を塞ぐ点検口蓋3の蓋本体3aを点検口4に嵌合する枠体に形成して、この枠体からなる蓋本体3aに、複数個の発光ダイオード11と、これらの発光ダイオード11から出射される照明光を浴室に向かって照射する光拡散板12とを備えてなる面状照明装置10を一体に組み入れてあり、照明装置を点検口蓋3とは別に天井面に設けることなく天井面のシンプル化を図ると共に天井の中央部に設けている面状照明装置10から浴室内全体に照明光を均一に出射させるように構成している。【選択図】 図4

Description

本発明は、浴室において、天井に設けられた点検口を閉塞する点検口蓋に浴室内を照明する照明装置を兼備させた照明装置兼点検口蓋に関する。
浴室における照明装置としては、従来から、例えば、特許文献1に記載されているように、浴室の壁面にグローブによって覆われた白熱灯からなる光源を配設してなる照明装置や、特許文献2に記載されているように浴室の天井に透光性カバー等によって覆われた白熱灯や蛍光灯からなる光源を配設してなる照明装置が広く知られている。
一方、特許文献3には、浴室における天井の下面に、白熱灯や蛍光灯に代えて発光ダイオードからなる多数の光源を配設して面状発光体を形成してなる照明装置が開示されている。
特開平9−97509号公報 特開平2−215429号公報 特開2001−40891号公報
しかしながら、浴室の天井面や壁面に、白熱灯や蛍光灯を光源とする照明装置を配設するには、天井面や壁面に照明装置を取付けるための穴加工や防水処理等が必要となり、また、白熱灯や蛍光灯は大電流を用いるために絶縁対策も必要となって取付作業が煩雑化すると共に消費電力も大きくなる。さらに、蛍光灯を用いた照明装置の場合には、寿命が短くて短期間毎に蛍光灯の交換が必要となり、白熱灯を用いた照明装置の場合には、白熱灯を覆うグローブが天井面や壁面から浴室内に向かって突出しているので、室内空間が狭められたような違和感を与える虞れがある。
また、天井の中央部には点検口が設けられていると共にこの点検口の近傍部には換気扇が配設されているため、上記照明装置を天井に取り付ける場合には、照明装置の取付位置が天井の外周部分に制限され、従って、一灯の照明装置では浴室内の照度を均一に保つことができなくなるので、二灯以上の照明装置を配設する必要が生じ、点検口や換気扇と共にこれらの照明装置の設置によって天井が雑然とした外観を呈して美観を損するといった問題点がある。
その上、点検口から天井裏の配線や換気設備等の保守点検を行う際に、天井面から下方に突出している白熱灯を光源とする上記照明装置が点検口を塞いでいる点検口蓋の開閉操作の障害となり、また、このような装置を天井裏側に取付けることもできるが、そうすると天井裏に充分な作業空間や設備設置スペースの確保が困難となる。
一方、天井の下面に配設した多数の発光ダイオードを光源とする面状発光体からなる上記照明装置によれば、白熱灯を用いた上記照明装置に比べて消費電力が少なく且つ寿命も長いが、面発光を行わせるには発光ダイオードの数を増やす必要があると共に、輝度の不均一やまぶしさ等の所謂グレアを抑えるには発光ダイオードをシェードとなる部分から比較的大きく離間させる必要があり、そのため、消費電力が大きくなり、且つ、照明装置の厚みも厚くなって天井裏のスペースを圧迫して充分な作業空間の確保ができなくなるといった問題点がある。
さらに、この発光ダイオードを光源とする照明装置も上記白熱灯等を光源とする照明装置と同様に、天井に対して容易に取り外すことできないように固着されているので、点検口から天井裏の配線や換気設備等の保守点検を行う際にはこれらの照明装置を使用することができず、懐中電灯によって天井裏を照らしながらの作業となって作業能率が低下するといった問題点がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、発光ダイオードを光源とする面状照明装置を天井の中央部に設けている点検口の位置に配設して浴室内全体の均一な照明を可能にすると共に天井面をシンプルにして意匠的にも優れた外観を呈し、且つ、浴室内を広く感じさせて快適な入浴を可能にし、さらに、天井面に対する配設も天井裏に充分なスペースを確保した状態となるように簡単に配設することができると共に、天井裏の配線や換気設備等の保守点検を行う際には、天井裏の照明に使用可能にして円滑に作業を行うことができるようにした浴室における照明装置兼点検口蓋を提供するにある。
上記目的を達成するために本発明の浴室における照明装置兼点検口蓋は、請求項1に記載したように、浴室の天井に設けている点検口蓋の蓋本体を点検口に挿脱自在に嵌合する枠体に形成してあり、この枠体によって囲まれた空間部に、発光ダイオードからなる光源とこの光源から出射される照明光を浴室に向かって照射する光拡散板とを備えてなる面状照明装置を設けた構造としている。
このように構成した浴室における照明装置兼点検口蓋において、請求項2に係る発明は蓋本体を形成している枠体の上端部外周面に、点検口の周縁の天井上面に掛止させるフランジ部を突設していることを特徴とする。
さらに、請求項3に係る発明は、蓋本体内に配設されている上記面状照明装置を、蓋本体を形成している枠体の下端開口部に下面が天井下面に対して面一状となるように取付けられた光拡散板と、枠体の内周面に周方向に小間隔毎に装着されて枠体内に向かって光を出射する発光ダイオードと、枠体の上端開口部に取付けられている光反射板と、この光反射板と上記光拡散板及び発光ダイオードを装着している上記枠体の内周面とによって囲まれた枠体空間部内に配設されている導光板とから構成していることを特徴とする。
一方、請求項4に係る発明は、蓋本体内に配設されている上記面状照明装置を、蓋本体を形成している枠体の下端開口部に下面が天井下面に対して面一状となるように取付けられた光拡散板と、上記蓋本体の上部内に配設され、内周面を上端から下端に向かって拡開する方向に傾斜した光反射面に形成している多数の凹部を前後左右に小間隔毎に設けてなる光反射板と、この光反射板の各凹部の奥底内底面に配設されその光出射方向を上記光拡散板に向けている発光ダイオードとから構成していることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、浴室の天井に設けている点検口蓋の蓋本体を点検口に挿脱自在に嵌合する枠体に形成してあり、この枠体によって囲まれた空間部に、発光ダイオードからなる光源とこの光源から出射される照明光を浴室内に向かって照射する光拡散板を備えてなる面状照明装置を設けているので、点検口蓋に面状照明装置を兼備させた構造となって浴室の天井や壁面に面状照明装置を取付ける施工工事をなくして点検口に点検口蓋を取付けるだけで天井に浴室を照明する面状照明装置を設けることができ、シルプルにして優れた外観を呈する体裁のよい天井構造を提供することができると共に、面状照明装置が天井の中央部に配設された構造となってこの面状照明装置一灯で浴室全体を略均一に照明することができる。
さらに、上述したように照明装置を点検口蓋の蓋本体に内蔵した状態となるように配設しているため、天井が高くて浴室内が広くなった感じを与えることができるばかりでなく天井裏に充分なスペースを確保することができ、また、天井裏の配線や換気設備等の保守点検時においては面状照明装置が作業の邪魔になる虞れもなく、その上、点検口から外した点検口蓋を、その面状照明装置の光出射面を点検すべき箇所に向けて天井裏に設置することにより、懐中電灯等を使用することなく面状照明装置からの照明光で点検箇所を照らしながら配線や換気設備等の保守点検作業が円滑に行うことができる。
また、請求項2に係る発明によれば、上記蓋本体を形成している枠体の上端部外周面に点検口の周縁の天井上面に掛止させるフランジ部を突設しているので、天井に設けている点検口に面状照明装置を備えた点検口蓋の蓋本体を上方から挿嵌させることによってフランジが点検口の周縁の天井上面に掛止して点検口蓋を点検口に簡単且つ安定した嵌合状態となるように配設することができると共に、天井裏内の配線等の保守点検を行う際には、浴室内側から点検口蓋を上方に押し上げることによって容易に点検口を開口させることができる。
請求項3に係る発明によれば、蓋本体内に配設されている上記面状照明装置は、蓋本体を形成している枠体の下端開口部に下面が天井下面に対して面一状となるように取付けられた光拡散板と、枠体の内周面に周方向に小間隔毎に装着されて枠体内に向かって光を出射する発光ダイオードと、枠体の上端開口部に取付けられている光反射板と、この光反射板と上記光拡散板及び発光ダイオードを装着している上記枠体の内周面とによって囲まれた枠体空間部内に配設されている導光板とから構成されているので、照明装置の厚みを薄くすることができて、点検口蓋の蓋本体を形成している枠体内に容易に組み込むことができ、そのため、この点検口蓋を点検口に配設しても天井裏に充分なスペースを確保することができると共に、蓋本体の下面側においては該蓋本体の下端開口部に取付けているシェード面となる光拡散板の下面が天井下面に対して蓋本体の下端面を介し面一状に連続させているので、入浴者に天井が高くて浴室内が広くなった感覚を与えることができると共に、天井面と共にこの面状照明装置を備えた点検口蓋の下面の清掃が容易に行うことができる。
さらに、上記面状照明装置において、発光ダイオードを導光板の側面に対向する蓋本体である枠体の内周面にのみ配設しているので、発光ダイオードを面状に配設している面状発光体に比べて消費電力を抑えることができるのは勿論、枠体の内周面に設けているこれらの発光ダイオードから導光板の側端面を通じてこの導光板内に入射した照明光を、導光板内を伝播中に導光板の上面と下面との間で多重反射を繰り返しながら拡散すると共に導光板から光拡散板を通過してこの光拡散板から浴室内に均一に出射させることができ、そのため、輝度の不均一やまぶしさ等のグレアの発生をなくすることができると共に照明装置の薄型化を図ることができる。
請求項4に係る発明によれば、蓋本体内に配設されている上記面状照明装置は、蓋本体を形成している枠体の下端開口部に下面が天井下面と面一面となるように取付けられた光拡散板と、上記蓋本体の上部内に配設され、内周面を上端から下端に向かって拡開する方向に傾斜した光反射面に形成している多数の凹部を前後左右に小間隔毎に設けてなる光反射板と、この光反射板の各凹部の奥底内底面に配設されその光出射方向を上記光拡散板に向けている発光ダイオードとから構成しているので、上記請求項3に記載の面状照明装置と同様に、照明装置の厚みを薄くすることができて蓋本体である枠体内に容易に組み込むことができ、従って、この点検口蓋を点検口に配設しても天井裏に充分なスペースを確保することができると共に、蓋本体の下面側においては該蓋本体の下端開口部に取付けているシェード面となる光拡散板の下面が天井下面に対して蓋本体の下端面を介し面一状に連続させているので、室内空間が広くなった感覚を与えることができるばかりでなく、天井面と共にこの面状照明装置を備えた点検口蓋の下面の清掃が容易に行うことができる。
さらに、この面状照明装置によれば、光反射板の各凹部の奥底内底面に配設された発光ダイオードから出射する光を光反射板の各凹部の傾斜した内周面にて反射させて分散化させることができると共に、この光反射板と蓋本体の下端開口部に取付けている光拡散板との間で多重反射を繰り返しながら光拡散板を通過させて浴室内に均一に出射させることができ、そのため、輝度のムラやまぶしさ等のグレアの発生をなくすることができると共に照明装置の薄型化を図ることができる。
本発明照明装置兼点検口蓋を設けた浴室内の簡略斜視図。 その天井部分の簡略下面図。 天井に配設した点検口と換気扇との簡略縦断側面図。 点検口に配設した点検口蓋の縦断正面図。 点検口蓋の上面図。 照明装置の別な構造を示す縦断正面図。
本発明の具体的な実施例を図面について説明すると、図1〜図3において、浴室1の天井板(以下、単に天井2という)の中央部には点検口蓋3によって塞がれている点検口4が設けられている。
上記点検口蓋3は、図4、図5に示すように、その蓋本体3aを点検口4内に挿脱自在に嵌合する不透明な材料よりなる枠体によって形成されている。例えば、これらの図に示すように、点検口4が平面矩形状であれば、蓋本体3aを形成している枠体は、その外周面が点検口4の内周面に沿って嵌合する矩形状の枠体に形成されてあり、点検口4が平面円形状である場合には、枠体は円環状の枠体に形成されていて、この枠体の内周面で囲まれた空間部5に面状照明装置10を設けることによって、点検口4を塞ぐこの点検口蓋3を照明装置兼用の蓋構造に構成している。
上記点検口蓋3の蓋本体3aを形成している枠体(以下、矩形状に形成された枠体として説明する)は、点検口4に嵌合する平面矩形状の周枠部3a1 と、この周枠部3a1 の下端部内周面から中央に向かって突設している一定の突出幅を有する内側フランジ部3a2 と、周枠部3a1 の上端部外周面から外側方に向かって水平状に突設している一定の突出幅を有する外側フランジ部3a3 とを有し、この蓋本体3aの周枠部3a1 を点検口4の上方から点検口4に嵌入させて外側フランジ部3a3 を点検口4の周縁の天井上面に掛止させた閉蓋状態においては、周枠部3a1 の下端面が内側フランジ部3a2 の下端面と共に天井下面に対して同一水平面となるように面一状に連続している。なお、上記外側フランジ部3a3 は、点検口4の上端開口縁周囲の天井上面に密接する防水シール6によって被覆されている。
蓋本体3aに配設されている上記面状照明装置10の具体的な構造を述べると、この面状照明装置10は、蓋本体3aを形成している枠体における上記内側フランジ部3a2 上において、上記周枠部3a1 の四方の内周面に周方向に一定の小間隔毎に配設、固定されている複数個の発光ダイオード11と、枠体の下端開口部を形成している内側フランジ部3a2 の内周端面で囲まれた空間部内に配設されてその四方外周端面を内側フランジ部3a2の四方内周端面に密接、固定させている透光性を有するアクリル樹脂よりなる光拡散板12と、枠体の周枠部3a1 の上端開口部を密閉するように配設されてその四方周端面を、発光ダイオード11を装着しているこの周枠部3a1 の上端開口部内周面に接した状態で取付けられている光反射板13と、この光反射板13と上記光拡散板12及び上記発光ダイオード11を装着している上記枠体における周枠部3a1 の内周面とによって囲まれた断面横長長方形状の空間部内に配設されている透明な合成樹脂板よりなる導光板14とから構成されている。
なお、発光ダイオード11は周枠部3a1 の四方の内周面に周方向に一定の小間隔毎に配設、固定されているが、周枠部3a1 の四方の内周面における一つの面にのみ導光板14の一つの側端面に対向するように周方向に配設しておいてもよい。
この導光板14は上記周枠部3a1 内に配設可能な一定厚みを有する平面矩形状に形成されてあり、その四方側端面に対向して周枠部3a1 の四方の内周面に配設されている複数個の発光ダイオード11からの出射光をこれらの発光ダイオード11に対向する導光板導光板14の側端面から導光板14内に入射するように構成している。なお、枠体の周枠部3a1 の上端開口部に配設されている上記光反射板13は、下面外周部を周枠部3a1の上端面に防水シール15を介して固定した覆い板部材16によって被覆されている。
このように構成した照明装置兼点検口蓋は、浴室1の天井2の中央部に設けている点検口4に、天井2の上方側から蓋本体3aを形成している枠体の周枠部3a1 を挿嵌して周枠部3a1 の外周面上端部に突設している外側フランジ部3a3 を点検口4の周縁の天井上面に掛止させることによって点検口4を塞いだ状態となるように取付けられ、この取付状態においては、枠体の下端開口部に設けている上記光拡散板12は、その光出射面である下面が枠体の周枠部3a1 の下端面と共に天井下面に対して水平方向に面一状に連続している。
浴室1は図1に示すように、浴槽や洗い場を設けている床7と、給湯栓やシャワーユニット、化粧鏡等を配設している壁8と、上記天井2等とからなる浴室ユニットに形成されてあり、天井に配した上記点検蓋3に一体に組み込んでいる面状照明装置10によって浴室内を照明するように構成している。また、天井2にはこの面状照明装置10に隣接するようにして換気扇9が設けられている。
上記面状照明装置10によって浴室内を照明するには、蓋本体3aを形成している枠体の内周面に周方向に小間隔毎に並設した光源となる発光ダイオード11に通電してこれらの発光ダイオード11から出射される光を導光板14の側端面から導光板14内に入射させると、入射した照明光は、導光板14内を伝播中に、導光板14の上面と下面との間で多重反射を繰り返しながら拡散すると共に導光板14から光拡散板12を透過して光出射面を形成している光拡散板12の下面から浴室1内に出射して天井2の中央部から浴室内全体を均一に照明することができる。
また、天井裏の配線や換気扇9を備えた換気設備等を点検するには、面状照明装置10を備えている点検口蓋3を浴室内から天井裏側に押し上げると、蓋本体3aの周枠部上端に外側方に向かって突設している外側フランジ部3a3 が点検口4周縁の天井上面から外れて点検口4が開口する。この状態にして作業員が点検口4を通じて天井裏の点検を行う。この際、天井裏側に押し上げた点検口蓋3を天井裏の天井上面に、面状照明装置10の光出射面が点検すべき箇所に向くように点検口蓋3を設置することによって、懐中電灯等を使用することなく面状照明装置からの照明光で点検箇所を照らしながら配線や換気設備等の保守点検作業を行うことができる。
点検口蓋3に一体に設けている上記面状照明装置10は導光板14を備えた照明装置であるが、導光板14を備えていない構造の面状照明装置を点検口蓋3に配設しても本発明を満足させることができる。
図6はその照明装置兼点検口蓋の実施例を示すもので、点検口蓋3の構造は上記実施例と同様に、点検口4が矩形状に形成されている場合には、蓋本体3aをその点検口4に挿脱自在に嵌合する不透明な材料よりなる枠体によって形成されてあり、点検口4に嵌合する平面矩形状の周枠部3a1 と、この周枠部3a1 の下端部内周面に内方に向かって水平に突設している一定の突出幅を有する内側フランジ部3a2 と、周枠部3a1の上端部外周面から外側方に向かって水平状に突設している一定の突出幅を有する外側フランジ部3a3 とを有している。さらに、上記外側フランジ部3a3 は、点検口4の上端開口縁周囲の天井上面に密接する防水シール6によって被覆されている。
一方、蓋本体3aに配設されている面状照明装置10’の具体的な構造を述べると、この面状照明装置10’は、枠体の下端開口部を形成している内側フランジ部3a2 の内周端面で囲まれた空間部内に配設されてその四方外周端面を内側フランジ部3a2 の四方内周端面に密接、固定させている透光性を有するアクリル樹脂よりなる光拡散板12’と、枠体の周枠部3a1 の上端開口部を密閉するように配設されてその四方周端面をこの周枠部3a1 の上端面に固定している被覆板15’と、上記蓋本体3aの上部内に配設され、内周面を上端から下端に向かって拡開する方向に傾斜した光反射面13a に形成している多数の凹部13b を前後左右に小間隔毎に設けてなる光反射板13’と、この光反射板13’の各凹部13b の奥底内底面に配設されその光出射方向を上記光拡散板12’に向けている発光ダイオード11’とから構成している。
上記光反射板13’の具体的な構造を述べると、上記凹部13b は、上端面13b1が小さな正方形状の壁面に形成されていてこの上端壁面13b1の四方端縁から下方に向かって同一角度でもって外方に傾斜した一定長さの四方周壁面13b2を設けることにより、裁頭四角錐形状に形成されてあり、凹部13b の四方周壁面13b2の内面を上記光反射面13a に形成していると共に、前後左右に隣接する凹部13b 、13b の四方周壁面13b2の下端間は水平帯状の下端壁面13b3によって一体に接続している。
このように構成した照明装置兼点検口蓋を天井2の中央部に設けている点検口4に取付けるには、上記実施例と同様に、蓋本体3aを点検口4に上方から挿嵌して周枠部3a1 の外周面上端部に突設している外側フランジ部3a3 を点検口4の周縁の天井上面に掛止させることによって行う。
また、蓋本体3aに組み込んでいる面状照明装置10’によって浴室内を照明するには、光反射板13’の凹部13b の奥底内底面に配設している光源となる発光ダイオード11’に通電してこれらの発光ダイオード11’から照明光を出射すると、この出射光は、凹部内面の光反射面13a によって反射して分散すると共に、分散しながら光拡散板12’に入射して一部の光は光拡散板12’を透過する一方、その他の光はこの光拡散板12’によって光反射板13’側に反射して凹部内面の光反射面13a や上記水平帯状の下端壁面13b3の下面によって再び光拡散板12’側に反射し、これらの光反射板13’と光拡散板12’との間で多重反射を繰り返しながら光拡散板12’を通過して浴室内全体を均一に照明することができる。
なお、この面状照明装置10’を備えた上記点検口蓋3を点検口4から外して面状照明装置10’で点検すべき箇所を照明しながら天井裏の配線や換気扇9等を点検する態様については上記実施例と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
1 浴室
2 天井
3 点検口蓋
3a 蓋本体
4 点検口
10 面状照明装置
11 発光ダイオード
12 光拡散板
13 光反射板
14 導光板

Claims (4)

  1. 浴室の天井に設けている点検口蓋の蓋本体を点検口に挿脱自在に嵌合する枠体に形成してあり、この枠体によって囲まれた空間部に、発光ダイオードからなる光源とこの光源から出射される照明光を浴室に向かって照射する光拡散板とを備えてなる面状照明装置を設けていることを特徴とする浴室における照明装置兼点検口蓋。
  2. 蓋本体を形成している枠体の上端部外周面に、点検口の周縁の天井上面に掛止させるフランジ部を突設していることを特徴とする請求項1に記載の浴室における照明装置兼点検口蓋。
  3. 蓋本体内に配設されている照明装置は、蓋本体を形成している枠体の下端開口部に下面が天井下面に対して面一状となるように取付けられた光拡散板と、枠体の内周面に周方向に小間隔毎に装着されて枠体内に向かって光を出射する発光ダイオードと、枠体の上端開口部に取付けられている反射板と、この反射板と上記光拡散板及び発光ダイオードを装着している上記枠体の内周面とによって囲まれた枠体空間部内に配設されている導光板とから構成された面状照明装置であることを特徴とする請求項1に記載の浴室における照明装置兼点検口蓋。
  4. 蓋本体内に配設されている照明装置は、蓋本体を形成している枠体の下端開口部に下面が天井下面に対して面一状となるように取付けられた光拡散板と、上記蓋本体の上部内に配設され、内周面を上端から下端に向かって拡開する方向に傾斜した光反射面に形成している多数の凹部を前後左右に小間隔毎に設けてなる光反射板と、この光反射板の各凹部の奥底内底面に配設されその光出射方向を上記光拡散板に向けている発光ダイオードとから構成された面状照明装置であることを特徴とする請求項1に記載の浴室における照明装置兼点検口蓋。
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