JP2015145569A - 多重ガラス障子 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に製造でき、優れた断熱性能が得られる多重ガラス障子を提供する。
【解決手段】2層の複層ガラスからなる第1のガラス板10及び3層の複層ガラスからなる第2のガラス板20が、枠体30に保持されて、5層構造の多重ガラス障子1が構成される。第1のガラス板10及び第2のガラス板20は、枠体30に備えられた第1の溝部37A及び第2の溝部37Bに嵌め込まれて、枠体30に取り付けられる。第1のガラス板10及び第2のガラス板20は、シール部材36によって枠体30との間に生じる隙間が封止される。これにより、第1のガラス板10と第2のガラス板20の間に密閉された空間38が備えられ、5層の複層ガラスを使用した場合と同じ機能を実現できる。
【選択図】図3
【解決手段】2層の複層ガラスからなる第1のガラス板10及び3層の複層ガラスからなる第2のガラス板20が、枠体30に保持されて、5層構造の多重ガラス障子1が構成される。第1のガラス板10及び第2のガラス板20は、枠体30に備えられた第1の溝部37A及び第2の溝部37Bに嵌め込まれて、枠体30に取り付けられる。第1のガラス板10及び第2のガラス板20は、シール部材36によって枠体30との間に生じる隙間が封止される。これにより、第1のガラス板10と第2のガラス板20の間に密閉された空間38が備えられ、5層の複層ガラスを使用した場合と同じ機能を実現できる。
【選択図】図3
Description
本発明は、複数枚のガラス板が隔置された多重ガラス障子に関する。
建築物の外壁に使用される窓ガラスには、室内の冷暖房の効率を高めるため、所定の断熱性能(熱貫流率:U値(JIS R3107:1998年)、単位:W/m2・K)が要求される。このため、近年では、単板のガラス板と比較して断熱性能が高い(U値が低い)複層ガラスが、窓ガラスのガラス板として使用される傾向にある。
複層ガラスの窓のガラス板に使用する場合、通常、複層ガラスの周縁部に框を組み付けて障子を構成し、これを建築物の外壁に備えられた枠に納めて使用する。
特許文献1には、周縁部に凹陥部が形成されるように2枚のガラス板をスペーサーで隔置して複層ガラスを構成し、凹陥部に框を構成する保持枠を取り付けた構成の障子(複層ガラス障子)が開示されている。
ところで、複層ガラスは、各ガラス板の間に配置される中空層の数が増えるに従い断熱性能が向上する。
しかしながら、複層ガラスは、中空層の数が増えるに従い、その製造が難しくなるという問題がある。すなわち、中空層の数が増えるに従い、使用するガラス板の枚数が多くなり、各ガラス板をズレなく組みつけることが難しくなるという問題がある。また、中空層の数が増えるに従い、全体の板厚の管理も難しくなるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、容易に製造でき、優れた断熱性能が得られる多重ガラス障子を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段は、次のとおりである。
(1)複層ガラスからなる第1のガラス板と、複層ガラス又は単板ガラスからなる第2のガラス板と、第1のガラス板及び第2のガラス板を間隔をおいて平行に保持する枠体と、を備えた多重ガラス障子。
本態様によれば、複層ガラスからなる第1のガラス板、及び、複層ガラス又は単板ガラスからなる第2のガラス板が、枠体に保持されることにより、複数枚のガラス板が隔置(間隔をおいて平行に配置すること)された多重ガラス障子が構成される。複数枚の複層ガラスを組み合わせて、又は、複層ガラスと単板ガラスとを組み合わせて、多層構造の障子を構成するので、同じ構成の複層ガラスを製造して障子を構成する場合(ガラス板の構成枚数が同じ複層ガラスを製造し、これに框を組みつけて障子を構成する場合)に比べて、容易に製造できる。
(2)枠体は、框部と、框部の内周部に備えられ、第1のガラス板及び第2のガラス板を隔置するスペーサー部と、を備える、上記(1)に記載の多重ガラス障子。
本態様によれば、枠体が、框部とスペーサー部とを備え、スペーサー部によって、第1のガラス板及び第2のガラス板が隔置される。これにより、第1のガラス板及び第2のガラス板を精度よく隔置できる。
(3)枠体と第1のガラス板及び第2のガラス板の間を封止するシール部材を更に備える、上記(2)に記載の多重ガラス障子。
本態様によれば、枠体と第1のガラス板及び第2のガラス板の間を封止するシール部材が備えられる。これにより、第1のガラス板及び第2のガラス板の間の空間(複層ガラスの中空層に相当)の気密性が向上する。
(4)隣り合うスペーサー部の対向する壁面に弾性材料からなるリップ部を備え、スペーサー部の間に配置される第1のガラス板又は第2のガラス板をリップ部で挟持して保持する、上記(2)又は(3)記載の多重ガラス障子。
本態様によれば、隣り合うスペーサー部の対向する壁面に弾性材料からなるリップ部が備えられる。スペーサー部の間に配置される第1のガラス板又は第2のガラス板は、このリップ部に挟持されて枠体に保持される。第1のガラス板又は第2のガラス板は、スペーサー部の間に差し込むだけで枠体に装着できるので、簡単に組み付けることができる。また、リップ部がシール部材を兼ねるので、部品点数を削減しつつ気密性を向上できる。
(5)框部は、内周部に第1のガラス板及び第2のガラス板が嵌め込まれる凹条部を備え、凹条部内にスペーサー部が配置される、上記(2)から(4)のいずれか1に記載の多重ガラス障子。
本態様によれば、框部の内周部に第1のガラス板及び第2のガラス板が嵌め込まれる凹条部が備えられる。第1のガラス板及び第2のガラス板は、凹条部に嵌め込まれて、枠体に保持される。これにより、第1のガラス板及び第2のガラス板を確実に保持できる。
(6)凹条部の内壁面、及び、凹条部の内壁面に対向するスペーサー部の壁面に弾性材料からなるリップ部を備え、スペーサー部と凹条部の内壁面との間に配置される第1のガラス板又は第2のガラス板をリップ部で挟持して保持する、上記(5)に記載の多重ガラス障子。
本態様によれば、凹条部の内壁面、及び、凹条部の内壁面に対向するスペーサー部の壁面に弾性材料からなるリップ部が備えられる。スペーサー部と凹条部の内壁面との間に配置される第1のガラス板又は第2のガラス板は、このリップ部に挟持されて枠体に保持される。第1のガラス板又は第2のガラス板は、スペーサー部と凹条部の内壁面との間に差し込むだけで枠体に装着できるので、簡単に組み付けることができる。また、リップ部がシール部材を兼ねるので、部品点数を削減しつつシール性を向上できる。
(7)スペーサー部は、乾燥剤が収納される空間部と、空間部に連通する通気孔と、を更に備える、上記(2)から(6)のいずれか1に記載の多重ガラス障子。
本態様によれば、スペーサー部に、乾燥剤を収納する空間部と、その空間部に連通する通気孔と、が備えられる。これにより、第1のガラス板及び第2のガラス板との間の空間(中空層)の乾燥状態を長期間維持できる。
(8)枠体は、ビスホールを更に備える上記(1)から(7)のいずれか1に記載の多重ガラス障子。
本態様によれば、枠体にビスホールが備えられる。これにより、多重ガラス障子の組み付けを容易に行うことができる。
本発明によれば、容易に製造でき、優れた断熱性能を得られる。
以下、添付図面に従って本発明を実施するための好ましい形態について詳説する。
なお、図面は、本発明の好ましい実施形態を例示したものであり、本発明は例示の図面とその説明に限定されない。
[第1の実施の形態]
《全体構成》
図1は、多重ガラス障子の第1の実施の形態の正面図、図2は、図1に示した多重ガラス障子の2−2断面図である。また、図3は、図2の円Aで囲んだ部分の拡大図、図4は、多重ガラス障子の組み立て時の要部拡大図である。
《全体構成》
図1は、多重ガラス障子の第1の実施の形態の正面図、図2は、図1に示した多重ガラス障子の2−2断面図である。また、図3は、図2の円Aで囲んだ部分の拡大図、図4は、多重ガラス障子の組み立て時の要部拡大図である。
本実施の形態の多重ガラス障子1は、5層構造の多重ガラス障子であり、2層の複層ガラスで構成される第1のガラス板10と、3層の複層ガラスで構成される第2のガラス板20と、第1のガラス板10及び第2のガラス板20を間隔をおいて平行に保持する枠体30と、を備えて構成される。
〈第1のガラス板〉
第1のガラス板10は、矩形の平板形状を有する2枚のガラス板10A、10Bをスペーサー12で隔置し、周縁をシール部材13で封止して構成される。このように構成される第1のガラス板10には、2枚のガラス板10A、10Bの間に密閉された中空層11が備えられる。
第1のガラス板10は、矩形の平板形状を有する2枚のガラス板10A、10Bをスペーサー12で隔置し、周縁をシール部材13で封止して構成される。このように構成される第1のガラス板10には、2枚のガラス板10A、10Bの間に密閉された中空層11が備えられる。
〈第2のガラス板〉
第2のガラス板20は、矩形の平板形状を有する3枚のガラス板20A、20B、20Cをスペーサー22A、22Bで隔置し、周縁をシール部材23A、23Bで封止して構成される。このように構成される第2のガラス板20には、隣り合うガラス板の間(ガラス板20A及びガラス板20Bの間、並びに、ガラス板20B及びガラス板20Cの間)に密閉された中空層21A、21Bが備えられる。
第2のガラス板20は、矩形の平板形状を有する3枚のガラス板20A、20B、20Cをスペーサー22A、22Bで隔置し、周縁をシール部材23A、23Bで封止して構成される。このように構成される第2のガラス板20には、隣り合うガラス板の間(ガラス板20A及びガラス板20Bの間、並びに、ガラス板20B及びガラス板20Cの間)に密閉された中空層21A、21Bが備えられる。
〈枠体〉
枠体30は、第1のガラス板10及び第2のガラス板20の外周形状に対応した矩形の枠形状を有し、その内周部において、第1のガラス板10及び第2のガラス板20の周縁部分を保持して、第1のガラス板10及び第2のガラス板20を一定の間隔で平行に保持する。
枠体30は、第1のガラス板10及び第2のガラス板20の外周形状に対応した矩形の枠形状を有し、その内周部において、第1のガラス板10及び第2のガラス板20の周縁部分を保持して、第1のガラス板10及び第2のガラス板20を一定の間隔で平行に保持する。
枠体30は、ベースとなる枠状の框部31と、その框部31の内周部に配置されるスペーサー部32と、を備えて構成される。
框部31は、内周部の全周にわたって凹条部33を備える。凹条部33は、一対の内壁面部33A、33Bと、底面部33Cと、を備えて構成される。一対の内壁面部33A、33Bは、第1のガラス板10及び第2のガラス板20の主面と平行に設けられる。底面部33Cは、第1のガラス板10及び第2のガラス板20の主面と直交して設けられる。第1のガラス板10及び第2のガラス板20は、この凹条部33に周縁部分が嵌め込まれて、枠体30に保持される。
スペーサー部32は、所定の幅、高さを有する凸条部として框部31の内周部の全周にわたって配置される。スペーサー部32は、凹条部33の内側に配置され、一対の側壁面部32A、32Bと、内面部32Cと、を備えて構成される。一対の側壁面部32A、32Bは、凹条部33の内壁面部33A、33Bと平行に設けられ、内面部32Cは、凹条部33の底面部33Cと平行に設けられる。第1のガラス板10及び第2のガラス板20は、このスペーサー部32によって隔置される。
スペーサー部32は中空構造とされ、その空間部32Dには乾燥剤34が収納される。スペーサー部32の内面部32Cには、空間部32Dに連通する通気孔32Eが長手方向(各辺の方向)に沿って一定の間隔で備えられる。
凹条部33の内壁面部33A、33B及びスペーサー部32の側壁面部32A、32Bには、弾性材料からなるシール部材36が取り付けられる。
以上のように構成される枠体30は、凹条部33とスペーサー部32とによって、その内周部に第1の溝部37Aと第2の溝部37Bとが備えられる。第1のガラス板10は、第1の溝部37Aに嵌め込まれ、第2のガラス板20は第2の溝部37Bに嵌め込まれて、枠体30に取り付けられる。
なお、枠体30は、枠体30の上辺を構成する部分(上枠体部)と、下辺を構成する部分(下枠体部)と、左辺を構成する部分(左枠体部)と、右辺を構成する部分(右枠体部)と、に分けて製造し、各部を組み合わせて矩形の枠形状に構成する。この際、各コーナー部にコーナーブロックを用いて各部を連結する構成とすることができる。このような分割構造とすることにより、多重ガラス障子1の組み立てを容易に行うことができる。
《多重ガラス障子の組み立て》
多重ガラス障子1は、枠体30に第1のガラス板10及び第2のガラス板20を嵌め込んで組み立てられる。
多重ガラス障子1は、枠体30に第1のガラス板10及び第2のガラス板20を嵌め込んで組み立てられる。
上記のように、枠体30は、上下左右の辺ごとに分割可能に構成されているので、第1のガラス板10及び第2のガラス板20の各辺に分割された枠体30を取り付けて、多重ガラス障子1を組み立てる。この際、図4に示すように、第1のガラス板10は第1の溝部37Aに嵌め込み、第2のガラス板20は第2の溝部37Bに嵌め込んで、枠体30を取り付ける。
組み立てられた多重ガラス障子1は、第1のガラス板10及び第2のガラス板20が隔置されて枠体30に保持され、第1のガラス板10と第2のガラス板20との間に一定の厚さの空間38が備えられる。
ここで、枠体30に保持された第1のガラス板10及び第2のガラス板20は、シール部材36によって枠体30との隙間が封止されるので、第1のガラス板10と第2のガラス板20との間の空間38は密閉される。すなわち、複層ガラスの中空層と同じ機能を呈する。更に、この空間38は、スペーサー部32の通気孔32Eを介して乾燥剤34が収納された空間部32Dに連通されるので、乾燥状態を維持できる。
このように、本実施の形態の多重ガラス障子1によれば、2層の複層ガラスからなる第1のガラス板10と、3層の複層ガラスからなる第2のガラス板20とを組み合わせて、5層の複層ガラスを使用した障子と同じ機能を呈する障子を実現できる。本実施の形態の多重ガラス障子1は、比較的構成枚数の少ない複層ガラスを組み合わせて使用するので、容易に製造できる。
[第2の実施の形態]
図5は、多重ガラス障子の第2の実施の形態の要部を拡大した断面図である。
図5は、多重ガラス障子の第2の実施の形態の要部を拡大した断面図である。
この多重ガラス障子100も5層構造の多重ガラス障子であるが、使用するガラス板の構成が、第1の実施の形態の多重ガラス障子1と異なる。
図5に示すように、本実施の形態の多重ガラス障子100は、2層の複層ガラスからなる第1のガラス板110を2枚と、単板ガラスからなる第2のガラス板120を1枚使用して5層構造の多重ガラス障子を構成している。この場合、枠体30には、スペーサー部32が2つ備えられる。また、各ガラス板を枠体に取り付けると、各ガラス板の間に密閉された空間38が備えられる(合計2つの空間が備えられる。)。
このように、多重ガラス障子は、複層ガラスと単板ガラスとを組み合わせて構成することもできる。
本発明の多重ガラス障子は、2枚以上のガラス板を使用し、そのうち少なくとも1枚が複層ガラスで構成されていればよい。したがって、最小の構成は、2層の複層ガラスを1枚と、単板ガラスを1枚使用した3層の構造となる。上限については、特に限定されない。
使用する複層ガラスの層数(ガラス板の枚数)は、特に限定されないが、複層ガラスは、使用するガラス板の枚数が増えるに従い、その製造が困難になるので、層数の少ない複層ガラスを使用することが好ましい。したがって、2層あるいは3層の複層ガラスを使用することが好ましい。
また、ガラス板を配置する順番についても特に限定されないが、強度の低いガラス板を内側に配置し、強度の高いガラス板を外側に配置することが好ましい。
[第3の実施の形態]
図6は、多重ガラス障子の第3の実施の形態の要部を拡大した断面図である。
図6は、多重ガラス障子の第3の実施の形態の要部を拡大した断面図である。
この多重ガラス障子200も5層構造の多重ガラス障子であるが、使用するガラス板の構成、及び、枠体の構成が、第1の実施の形態の多重ガラス障子1と異なる。
図6に示すように、本実施の形態の多重ガラス障子200は、3層の複層ガラスからなる第1のガラス板210を1枚と、単板ガラスからなる第2のガラス板220を2枚使用して5層構造の多重ガラス障子を構成している。
また、本実施の形態の多重ガラス障子200の枠体230は、框部231に凹条部が備えられておらず、外側2枚のガラス板(本実施の形態では、単板ガラスからなる2枚の第2のガラス板220)をスペーサー部232の側壁面部232A、232Bに接着材240で貼り付けて保持する構造とされている(内側に配置されるガラス板(本実施の形態では、3層の複層ガラスからなる1枚の第1のガラス板210)は、スペーサー部232の間に備えられた溝部に嵌め込まれて枠体230に保持されている。)。
このように、ガラス板を保持する構造は、溝部に嵌め込んで保持する構造に限らず、スペーサー部の側壁面部に貼り付けて保持する構造とすることもできる。この場合、スペーサー部へのガラス板の貼り付けは、接着材に限らず粘着テープで行うこともできる。
図7は、第3の実施の形態の多重ガラス障子の枠体の変形例を示す断面図である。
同図に示すように、本例の枠体230は、框部231の側面に延長部231A、231Bを備えている。延長部231A、231Bは、外側2枚のガラス板が貼り付けられるスペーサー部232の側壁面部232A、232Bと同一面を構成し、ガラス板が貼り付け可能に構成される。
このように、框部231に延長部231A、231Bを備えることにより、外側2枚のガラス板の接着面積を拡大でき、外側2枚のガラス板の保持力を高めることができる。
また、このように框部231に延長部231A、231Bを備えることにより、框部231の外周部分に外周溝部231Cを備えることができる。この外周溝部231Cは、戸車、戸車支持部材、外れ止め部品、その他の障子機能部材の取り付け部として利用できる。また、必要に応じて、カバーで塞ぐ構造とすることもできる。
なお、図7に示す例では、延長部231A、231Bの先端部分に屈曲部231A1、231B1が備えられているが、屈曲部231A1、231B1を備えない構成とすることもできる。なお、この屈曲部231A1、231B1を備えることにより、延長部231A、231Bに接着されるガラス板の端面を保護できる。
[その他の実施の形態]
《シール部材》
図8は、シール部材の他の実施の形態を示す断面図である。
《シール部材》
図8は、シール部材の他の実施の形態を示す断面図である。
シール部材は、ガラス板が嵌め込まれる溝部の内周形状に合わせて、断面U字形状のシール部材50を使用してもよい。これにより、封止と同時にガラス板の端面の保護が可能になる。
また、ガラス板が嵌め込まれる溝部の対向する内壁面(凹条部33の内壁面部33A、33B、及び/又は、スペーサー部32の側壁面部32A、32B)に弾性材料からなるヒレ状のリップ部52A、52Bを設け、このリップ部52A、52Bをシール部材として機能させることもできる。リップ部52A、52Bは、溝部の長手方向に沿って設けられ、溝部に嵌め込まれたガラス板を両側から挟持する。また、これと同時に枠体とガラス板との隙間を封止する。
なお、リップ部52A、52Bは、同じ高さの位置に配置することもできるが、図8に示すように、段違いに配置することが好ましい。これにより、溝部へのガラス板の嵌め込みが容易になる。
また、リップ部52A、52Bを配置した溝部の底部には、弾性材料からなるシート状のクッション部材54を配置することが好ましい。これにより、溝部に嵌め込まれるガラス板の端面を保護でき、位置決めを確実にできる。
この他、ガラス板と枠体との隙間は、ガスケットやグレージングチャンネルで封止する構造としてもよい。
《ガラス板》
第1のガラス板及び/又は第2のガラス板として使用する複層ガラスには、建築用として用いられている一般的な複層ガラスを使用することができる。同様に、第2のガラス板として使用する単板ガラスには、建築用として用いられている一般的なガラス板を使用することができる。
第1のガラス板及び/又は第2のガラス板として使用する複層ガラスには、建築用として用いられている一般的な複層ガラスを使用することができる。同様に、第2のガラス板として使用する単板ガラスには、建築用として用いられている一般的なガラス板を使用することができる。
なお、複層ガラスを構成するガラス板、及び、単板ガラスを構成するガラス板に化学強化ガラスを使用することにより、充分な強度を確保しつつ障子の薄型化を図ることができる。
また、複層ガラスについては、中空層にアルゴンガスやクリプトンガスなどの不活性ガスが封入された複層ガラスを使用することにより、より断熱性を高めることができる。また、中空層を真空状にした複層ガラス(真空ガラス)を使用しても同様の効果が得られる。
なお、第1のガラス板及び第2のガラス板を枠体で保持することによって各ガラス板の間に備えられる空間にもアルゴンガスやクリプトンガスなどの不活性ガスを封入することができる。これにより、より断熱性を高めることができる。
また、第1のガラス板及び/又は第2のガラス板には、低放射膜(Low−E膜)を備えたガラス板を使用することができる。これにより、より断熱性を高めることができる。
また、ガラス板は、無色透明なものに限らず、有色のもの、半透明のものを使用することもできる。
《枠体》
枠体は、框部とスペーサー部とで構成されるが、框部とスペーサー部とは一体成型することが好ましい。特に、枠体を上下左右の各辺ごとに製造する構成とし、押し出し成型法、共押し出し成型法、あるいは、射出成型法等の一体成型法により成型することが好ましい。これにより、枠体を簡便に製造することが可能になる。
枠体は、框部とスペーサー部とで構成されるが、框部とスペーサー部とは一体成型することが好ましい。特に、枠体を上下左右の各辺ごとに製造する構成とし、押し出し成型法、共押し出し成型法、あるいは、射出成型法等の一体成型法により成型することが好ましい。これにより、枠体を簡便に製造することが可能になる。
枠体を構成する材料は、特に限定されないが、框部とスペーサー部とを一体成型する場合は、合成樹脂材料を使用することが好ましく、特に熱可塑性合成樹脂材料を使用することが好ましい。熱可塑性合成樹脂材料としては、たとえば、硬質塩化ビニル樹脂材料、アクリロニトリル・スチレン樹脂材料及びこれらにガラス繊維材を入れたものを使用できる。硬質塩化ビニル樹脂材料やアクリロニトリル・スチレン樹脂材料により一体成型した枠体は、障子として用いたときに、断熱性に優れており、一体成型が容易で、耐久性に優れ、安価であるので特に好ましい。枠体は、この他、アルミニウム材料を使用することもできる。
なお、枠体は、複数種類の材料を用いて複合構造とすることもできる。たとえば、異なる合成樹脂材料を共押し出し成型法により部分的に異なる合成樹脂材料からなる複合構造の枠体とすることもできる。また、枠体は、部分的に異なる材料が接合された構造とすることもできる。
また、枠体に備えられるスペーサー部については、その幅を調整することにより、保持するガラス板の間隔を調整することができる。上記のように、ガラス板の間に備えられる空間は密閉され、複層ガラスの中空層と同じ機能を呈する。この空間の厚さによって、断熱性能が変化するので、スペーサー部の幅は、最適な断熱性能が得られる幅に設定することが好ましい。
また、上下左右の辺ごとに製造される枠体は、その組み付けを容易にするため、ビスホールを備えることが好ましい。ビスホールは、たとえば、図8に示すように、枠体30の框部31の外周部に備えることができる。なお、同図に示す例では、一対のビスホール39を枠体30の長手方向に沿って設けている。このようにビスホール39が備えられた枠体30は、コーナー部において、各辺を構成する部分(上枠体部、下枠体部、左枠体部、右枠体部)をコーナーブロックに接続する際、ビスホール39を用いてコーナーブロックに接続することが可能になる(ビスホールを利用してコーナーブロックにビスで固定することが可能になる。)。また、枠体30の各辺を直接接続する場合も、このビスホール39を用いて、相互にビスで接続することが可能になる。
《接着材》
ガラス板を枠体に接着して取り付ける場合、使用する接着材は、接着強度、透湿防止性、耐久性、接着工程等を考慮して選択される。たとえば、スペーサー部が、硬質塩化ビニル樹脂やアクリロニトリル・スチレン樹脂等の合成樹脂材料からなる場合は、シリコーン系接着剤、ポリサルファイド系接着剤、ブチル系接着剤、ホットメルト系接着剤、エポキシ系接着剤を接着材として使用することができる。
ガラス板を枠体に接着して取り付ける場合、使用する接着材は、接着強度、透湿防止性、耐久性、接着工程等を考慮して選択される。たとえば、スペーサー部が、硬質塩化ビニル樹脂やアクリロニトリル・スチレン樹脂等の合成樹脂材料からなる場合は、シリコーン系接着剤、ポリサルファイド系接着剤、ブチル系接着剤、ホットメルト系接着剤、エポキシ系接着剤を接着材として使用することができる。
また、接着材は、透明接着材であっても、黒色系や、その他の所望に応じて適宜の色調を有する接着材であってもよい。透明接着材を使用すれば、枠体を多重ガラス障子の意匠面とすることができる。また、黒色系や、その他の所望に応じて適宜の色調を有する接着材を使用すれば、この接着材層を多重ガラス障子の意匠面とすることができる。
また、ガラス板は、両面テープを使用して取り付ける構造とすることもできる。
1…多重ガラス障子、10…第1のガラス板(2層の複層ガラス)、10A、10B…第1のガラス板を構成するガラス板、11…第1のガラス板の中空層、12…第1のガラス板のスペーサー、13…シール部材、20…第2のガラス板(3層の複層ガラス)、20A、20B、20C…第2のガラス板を構成するガラス板、21A、21B…第2のガラス板の中空層、22A、22B…第2のガラス板のスペーサー、23A、23B…シール部材、30…枠体、31…枠体の框部、32…枠体のスペーサー部、32A、32B…スペーサー部の側壁面部、32C…スペーサー部の内面部、32D…スペーサー部の空間部、32E…スペーサー部の通気孔、33…框部の凹条部、33A、33B…凹条部の内壁面部、33C…凹条部の底面部、34…乾燥剤、36…シール部材、37A…第1の溝部、37B…第2の溝部、38…空間、50…シール部材、52A、52B…リップ部、54…クッション部材、100…多重ガラス障子、110…第1のガラス板(2層の複層ガラス)、120…第2のガラス板(単板ガラス)、200…多重ガラス障子、210…第1のガラス板(複層ガラス)、第2のガラス板(単板ガラス)、230…枠体、231…枠体の框部、231A、231B…框部の延長部、231A1、231B1…延長部の屈曲部、231C…框部の外周溝部、232…枠体のスペーサー部、232A、232B…スペーサー部の側壁面部、240…接着材
Claims (8)
- 複層ガラスからなる第1のガラス板と、
複層ガラス又は単板ガラスからなる第2のガラス板と、
前記第1のガラス板及び前記第2のガラス板を間隔をおいて平行に保持する枠体と、
を備えた多重ガラス障子。 - 前記枠体は、
框部と、
前記框部の内周部に備えられ、前記第1のガラス板及び前記第2のガラス板を隔置するスペーサー部と、
を備える、請求項1に記載の多重ガラス障子。 - 前記枠体と前記第1のガラス板及び前記第2のガラス板の間を封止するシール部材を更に備える、請求項2に記載の多重ガラス障子。
- 隣り合う前記スペーサー部の対向する壁面に弾性材料からなるリップ部を備え、前記スペーサー部の間に配置される前記第1のガラス板又は前記第2のガラス板を前記リップ部で挟持して保持する、請求項2又は3に記載の多重ガラス障子。
- 前記框部は、前記内周部に前記第1のガラス板及び前記第2のガラス板が嵌め込まれる凹条部を備え、前記凹条部内に前記スペーサー部が配置される、請求項2から4のいずれか1項に記載の多重ガラス障子。
- 前記凹条部の内壁面、及び、前記凹条部の内壁面に対向する前記スペーサー部の壁面に弾性材料からなるリップ部を備え、前記スペーサー部と前記凹条部の内壁面との間に配置される前記第1のガラス板又は前記第2のガラス板を前記リップ部で挟持して保持する、請求項5に記載の多重ガラス障子。
- 前記スペーサー部は、
乾燥剤が収納される空間部と、
前記空間部に連通する通気孔と、
を更に備える、請求項2から6のいずれか1項に記載の多重ガラス障子。 - 前記枠体は、ビスホールを更に備える、請求項1から7のいずれか1項に記載の多重ガラス障子。
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-
2014
- 2014-02-03 JP JP2014018458A patent/JP2015145569A/ja active Pending
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