JP2015142627A - 縫製システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ミシンと異なる位置で作業する場合でも、特定のミシンを一時停止できる縫製システムを提供する。
【解決手段】縫製システムは操作盤400を備える。操作盤400はミシン1A〜1Cの夫々に対応する操作盤側一時停止スイッチ401〜403を備える。操作盤側一時停止スイッチ401〜403は、ミシン1A〜1Cの夫々に設けたミシン側一時停止スイッチ78と独立して、対応するミシン1A〜1Cを一時停止できる。縫製システムが運転中、ミシン1Aに異常が生じた場合、作業者は点検等でミシン1Aの近くで作業していた場合、ミシン1Aのミシン側一時停止スイッチ78を押下する。作業者はミシン1Aとは異なる位置で作業していた場合、操作盤400の操作盤側一時停止スイッチ401を押下する。故に作業者はミシン1Aと異なる位置で作業する場合でも、異常を生じたミシン1Aを速やかに一時停止できる。
【選択図】図7
【解決手段】縫製システムは操作盤400を備える。操作盤400はミシン1A〜1Cの夫々に対応する操作盤側一時停止スイッチ401〜403を備える。操作盤側一時停止スイッチ401〜403は、ミシン1A〜1Cの夫々に設けたミシン側一時停止スイッチ78と独立して、対応するミシン1A〜1Cを一時停止できる。縫製システムが運転中、ミシン1Aに異常が生じた場合、作業者は点検等でミシン1Aの近くで作業していた場合、ミシン1Aのミシン側一時停止スイッチ78を押下する。作業者はミシン1Aとは異なる位置で作業していた場合、操作盤400の操作盤側一時停止スイッチ401を押下する。故に作業者はミシン1Aと異なる位置で作業する場合でも、異常を生じたミシン1Aを速やかに一時停止できる。
【選択図】図7
Description
本発明は、縫製システムに関する。
特許文献1はミシンネットワークシステムを開示する。ミシンネットワークシステムは、複数台のミシンとこれら各ミシンを制御する制御手段とを通信手段を介して接続して構成する。複数台のミシンは縫製対象物に対して夫々の縫製工程を実行する。複数台のミシンの夫々は一時停止スイッチを備える。一時停止スイッチは稼働中のミシンを一時的に停止するスイッチである。作業者はミシンに糸切れ等の異常を発見した場合、該異常を発見したミシンの一時停止スイッチを押す。ミシンは運転を一時停止する。作業者はミシンに生じた異常原因を取り除いた後、ミシンの一時停止を解除する。
上記縫製システムでは、作業者は複数台のミシンを一人で監視することが多い。該場合、作業者は複数台のミシンとは異なる位置で作業を行う。縫製中の複数台のミシンのうち何れかに糸切れ等の異常が生じた場合、作業者は異常が生じたミシンまで移動して一時停止スイッチを押す必要がある。作業者は該ミシンとは異なる位置で作業を行うので、作業者から離れたミシンの一時停止スイッチをすぐに押すことができないという問題点があった。
本発明の目的は、ミシンと異なる位置で作業する場合でも、特定のミシンを一時停止できる縫製システムを提供することにある。
本発明の請求項1に係る縫製システムは、水平方向に平行な上面を有するテーブルと、前記テーブルの周囲に配置し、縫製対象物に対して夫々の縫製工程を実行する複数のミシンとを備えた縫製システムにおいて、前記複数のミシンの夫々に設け、水平移動することで前記縫製対象物を保持する保持体を受け取り可能な複数のミシン側受渡機構と、前記テーブルの前記上面に前記複数のミシンの夫々に対応して設け、前記テーブルの外側及び内側に水平移動することで、対応する前記ミシン側受渡機構との間で前記保持体を受け渡し可能な複数のテーブル側受渡機構とを備え、前記複数のミシンは、前記ミシン側受渡機構が前記テーブル側受渡機構から受け取った前記保持体を使用して前記縫製工程を行う縫製制御手段を備え、前記複数のミシンの夫々に設け、前記縫製制御手段が前記縫製工程を行う場合に自身の前記縫製工程を一時的に停止する第一スイッチと、前記複数のミシンと異なる位置に設け、前記複数のミシンの夫々に対応して電気的に接続し、対応する前記ミシンの前記縫製制御手段が前記縫製工程を行う場合に、前記第一スイッチとは独立して前記縫製工程を一時的に停止する複数の第二スイッチを集約して備える操作盤とを備えたことを特徴とする。運転中のミシンに異常が発生した時に、作業者は点検等で異常が発生したミシンの近くで作業をしていた場合は、第一スイッチを作動する。作業者は異常が発生したミシンとは異なる位置で作業をしていた場合は、操作盤の第二スイッチを作動する。故に作業者は何れの位置で作業していても特定のミシンを速やかに一時停止できる。
請求項2に係る発明の縫製システムは、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記第一スイッチ及び前記第二スイッチはC接点構造であることを特徴とする。故に縫製システムは、対応するミシンに対して第一スイッチ又は第二スイッチが未接続、又は第一スイッチ又は第二スイッチが押された状態で元に戻らない等の故障を認識できる。作業者は事前に第一スイッチと第二スイッチの不具合を認識し対処できるので、必要時に第一スイッチ又は第二スイッチが作動しない等の異常を防止できる。
請求項3に係る発明の縫製システムは、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記第一スイッチ及び前記第二スイッチは、非作動時に導通状態となる常閉接点部と、作動時に導通状態となる常開接点部とを夫々有し、前記第一スイッチの前記常閉接点部と前記第二スイッチの前記常閉接点部は、互いに直列に接続した状態で、対応する同一の前記ミシンの接続部に電気的に接続し、前記第一スイッチの前記常開接点部と前記第二スイッチの前記常開接点部は、前記接続部に対し、互いに並列に接続することを特徴とする。故に縫製システムは、同一のミシンの接続部に対し、C接点構造の第一スイッチと第二スイッチを接続できる。第一スイッチと第二スイッチは、対応する同一のミシンの接続部に接続する。故に縫製システムは接続部の増設が不要であり、制御用のプログラムを変更する必要も無い。
請求項4に係る発明の縫製システムは、請求項1から3の何れか一つに記載の発明の構成に加え、前記テーブルの周囲に、前記テーブル側受渡機構に前記保持体を取り付ける作業、及び前記テーブル側受渡機構から取り外す作業を行う為の作業領域を設け、前記操作盤は前記作業領域に設けることを特徴とする。操作盤は作業台に設ける。故に作業者は作業領域で作業を行っている場合は、操作盤が備える第二スイッチを作動することで、異常が発生したミシンを一時停止できる。
請求項5に係る発明の縫製システムは、請求項4に記載の発明の構成に加え、前記テーブルは略円形であり、前記テーブルを回転する回転装置と、前記回転装置の駆動を制御する回転制御手段とを備え、前記テーブル側受渡機構は、前記テーブルの回転軸を中心に前記テーブル上の周方向に複数配置され、前記テーブルの外側及び内側に向かって水平移動可能であり、前記複数のミシンと前記作業領域は、前記テーブルの周囲に周方向に並べて配置され、前記回転制御手段は、前記テーブルを回転し、前記テーブル側受渡機構を夫々対応する前記ミシン側受渡機構に対向する位置に配置することを特徴とする。縫製システムはテーブルの大きさを最小限にでき、複数のミシンと作業領域のスペースを最小限にできる。故に縫製システムは運転中のミシンに異常が発生した場合、作業者が作業領域で作業を行っている時、ミシンの近くで異常を発見できる。
図面を参照し本発明の実施形態を説明する。図1、図2を参照し、縫製システム300の構成を説明する。以下説明は図中に矢印で示す上下、左右、前後を使用する。
図1に示すように、縫製システム300は、パレット供給装置200を中心に、三台のミシン1A,1B,1Cと二つの作業机251、252を平面視放射状に配置する。ミシン1Aはパーツ供給装置91を側部に配置する。本実施形態のミシン1A〜1Cは、ミシン1Aがパーツ供給装置91を有する以外は夫々同一の構成である。縫製システム300は特定形状を有する生地(縫製対象物)の縫製動作を三つの工程に分ける。ミシン1A〜1Cは各工程を夫々縫製する。生地はパレット80(図2参照)が保持する。パレット80はパレット供給装置200がミシン1A〜1Cに夫々供給する。尚、縫製システム300は三台のミシン1A〜1Cを備えるが、複数であればよく、二台、又は三台より多くてもよい。
パレット供給装置200は、土台部201、回転テーブル202、操作パネル240(図6参照)を備える。土台部201は金属製の棒材を立方体状に組んだ枠体である。土台部201は下端部に車輪(図示略)を備え、移動可能である。土台部201は上部に平面視円形状の回転テーブル202を回転可能に支持する。回転テーブル202上面の高さは、ミシン1A〜1Cの夫々の後述する作業台5(図2参照)上面と略同一高さである。回転テーブル202上面の高さは、ミシン1A〜1Cの夫々の作業台5上面より僅かに低くてもよい。土台部201は内部にテーブル回転モータ221(図6参照)を備える。テーブル回転モータ221は回転テーブル202の回転軸(図示略)に接続する。テーブル回転モータ221の駆動に伴い、回転テーブル202の回転軸は回転する。回転テーブル202の回転軸の回転に伴い、回転テーブル202は水平面内で回転する。操作パネル240(図6参照)は縫製システム300の操作機器である。
パレット供給装置200は、回転テーブル202上面に、複数(本実施形態では五つ)のパレット供給機構230を備える。パレット供給機構230の数は、三台のミシン1A〜1Cと二つの作業机251、252とを合わせた数と同数である。回転テーブル202は、各パレット供給機構230を回転テーブル202の回転軸を中心に平面視放射状に配置する。パレット供給機構230は回転テーブル202上面の周方向に等間隔に並ぶ。
図2に示すように、パレット供給機構230は夫々エアシリンダ231、パレット保持部235を備える。図2は、一つのパレット供給機構230を図示し、他の四つのパレット供給機構230の図示を省略する。エアシリンダ231は回転テーブル202上面に固定する。エアシリンダ231のピストンロッド231A(図5参照)は回転テーブル202の径方向に進退する。ピストンロッド231Aは回転テーブル202の径方向外側先端にパレット保持部235を設ける。パレット保持部235はパレット80を着脱可能である。パレット保持部235の構成は、ミシン1A〜1Cが備えるパレット保持部70と略同様の構成である。
図5に示すように、パレット供給機構230は、コンプレッサ(図示略)が供給するエアでエアシリンダ231(図2参照)を駆動し、パレット保持部235を供給位置と待避位置の間で移動する。供給位置は、ピストンロッド231Aがミシン1A〜1C又は作業机251,252側に進出した位置である。供給位置では、パレット保持部235がパレット80を保持した状態で、パレット80の第一ピン841(図4参照)を、送り機構6のパレット保持部70に設けた支持溝72(図3参照)内に配置可能である。該位置で、パレット保持部235とパレット保持部70はパレット80を受け渡すことができる。待避位置は、ピストンロッド231Aがパレット供給装置200側に退入した位置である。待避位置では、パレット保持部235がパレット80を保持した状態で、回転テーブル202が回転してもパレット80がミシン1A〜1Cに干渉しない。パレット80は、縫製対象物(例えば生地)を上板82と下板81の間に上下から挟んで保持する。パレット80の構成の説明は後述する。
図1に示すように、パレット供給装置200は、土台部201に、制御装置210(図6参照)を格納する制御箱(図示略)を備える。制御装置210はCPU211(図6参照)を備える。CPU211は回転テーブル202の回転とパレット供給機構230の駆動を制御する。本実施形態では、CPU211は、回転テーブル202を例えば平面視反時計回りに72度ずつ回転し、各パレット供給機構230を夫々対応するミシン1A〜1Cと作業机251,252に配置する。三台のパレット供給機構230は、ミシン1A〜1Cに夫々設けたパレット保持部70に対向する。パレット供給装置200は、全てのパレット供給機構230を駆動し、ミシン1A〜1Cと作業机251、252に対しパレット80の供給と回収を行う。
図1に示すように、作業机251、252は作業領域500に配置する。作業領域500は、回転テーブル202の周囲で且つミシン1Aとミシン1Cの間に設ける。ミシン1Aは縫製動作の最初の工程を行うミシンである。ミシン1Cは縫製動作の最終工程を行うミシンである。作業机251は作業領域500内のミシン1A側に配置する。作業机251はパレット供給機構230がパレット80を保持する位置に、縫製前の縫製対象物を保持するパレット80を作業者が設置する為の机である。尚、作業机251は上面に後述する操作盤400を備える。作業者は操作盤400を用いることで、作業領域500に居たままで運転中のミシン1A〜1Cを選択的に一時停止できる。
作業机252は作業領域500内のミシン1C側に配置する。作業机252はミシン1Cが縫製を終え、パレット供給機構230が保持を解除したパレット80を作業者が回収する為の机である。作業机251,252上面の高さは、夫々回転テーブル202上面と略同一高さである。作業机251,252上面の高さは、夫々回転テーブル202上面より僅かに高くてもよい。作業者は、作業机251、252の間に立ち、パレット80の配置と回収を行い、且つミシン1A〜1Cの夫々の運転状況を監視する。
パーツ供給装置91は、ミシン1Aのテーブル95(図2参照)に設ける。パーツ供給装置91は、ミシン1Aの側方に位置する。パーツ供給装置91は、ミシン1Aのパレット保持部70がパレット80を保持する状態で、パレット80の貫通穴826(図4参照)内に特定形状の生地を配置する装置である。パーツ供給装置91は、収納箱(図示略)に収納した特定形状の生地をノズル部(図示略)で吸引して保持し、生地の配置位置(貫通穴826上)に移動する。ミシン1Aは、パレット80が予め上板82と下板81(図4参照)の間に挟んで保持する生地に、パーツ供給装置91が貫通穴826内に配置した特定形状の生地を縫製する。尚、パーツ供給装置91は、縫製動作の内容に応じて、ミシン1B、1Cにも取り付けることができる。また、パーツ供給装置91は、縫製動作の内容に応じて省略してもよい。パーツ供給装置91の詳細な説明は省略する。
ミシン1A〜1Cの構成を説明する。ミシン1A〜1Cの構成は略同じである。故に、以下ではミシン1Bの構成の説明を、他のミシン1A,1Cの構成の説明に準用する。図2に示すように、ミシン1Bはベッド部2、脚柱部3、アーム部4を備える。ベッド部2はテーブル95上に配置する。テーブル95は支持台96上に固定し、作業台5上面の高さを回転テーブル202上面に揃える。ベッド部2は前後方向に延び、内部に垂直釜(図示略)等を備える。脚柱部3はベッド部2後側から上方に延びる。脚柱部3は内部にミシンモータ112(図7参照)等を備える。アーム部4は脚柱部3上端からベッド部2上面に対向して前方に延び、前端に前端部7を備える。アーム部4は内部に主軸、針棒駆動機構(図示略)等を備える。主軸は前後方向に延び、前端が針棒駆動機構と接続する。主軸はミシンモータ112の駆動で回転する。主軸の回転に伴い、針棒駆動機構は針棒10を上下動する。針棒10は前端部7の下端から下方へ延びる。縫針11は針棒10の下端に着脱可能である。
ミシン1Bは前端部7の左側にミシン側一時停止スイッチ78を備える。ミシン側一時停止スイッチ78は、ミシンモータ112、X軸モータ114、Y軸モータ116の通電を一時的に遮断して、運転中のミシン1Bを一時的に停止する為のスイッチである。ミシン1Bに糸切れ等の異常が発生した場合、作業者はミシン側一時停止スイッチ78を押下する。運転中のミシン1Bは一時停止する。ミシン1Bの一時停止中に作業者は異常原因を取り除く。その後、作業者は一時停止を解除する為に、解除スイッチ79(図7参照)を押下する。解除スイッチ79はミシン1Bに設ける。ミシン1Bは、解除スイッチ79の押下を検出した場合、一時停止を解除し針棒10と後述する送り機構6の原点検出を行った後、送り機構6を縫製開始位置に戻す。ミシン側一時停止スイッチ78は、C接点構造のスイッチであり、ミシン1Bの入出力I/F106(図7参照)に電気的に接続する。入出力I/F106に対するミシン側一時停止スイッチ78の配線接続方法については後述する。
ミシン1Bはテーブル95下方に制御箱(図示略)を備える。制御箱は制御装置100(図7参照)を格納する。ミシン1Bはベッド部2の上方に作業台5と送り機構6を備える。作業台5は針棒10よりも下方に位置し、水平方向に延びる上面を有する。作業台5は針板(図示略)を備える。針板上面と作業台5上面は略同一高さである。針板は、針棒10に装着した縫針11直下の位置に、縫針11が挿通可能な針穴13を有する。
送り機構6は、パレット保持部70、枠支持部65、腕部64、昇降部62、押え枠63、エアシリンダ(図示略)、X軸移動機構(図示略)、Y軸移動機構(図示略)を備える。枠支持部65は作業台5の後方に位置する。枠支持部65は、前方に延びる腕部64を備え、腕部64の下方にパレット保持部70を固定する。パレット保持部70は左右方向に延び、パレット80を着脱可能な構成を有する。腕部64は先端に昇降部62を昇降可能に支持する。エアシリンダは腕部64に設け、昇降部62に接続する。送り機構6はコンプレッサ(図示略)が供給するエアでエアシリンダを駆動し、昇降部62を昇降する。昇降部62は下端に押え枠63を連結する。押え枠63は矩形枠状の板部材である。昇降部62が下方に移動すると、押え枠63は下降する。押え枠63は縫製時にパレット保持部70が保持するパレット80を作業台5との間に上方から押さえ、パレット80の浮き上がりを防止する。送り機構6は枠支持部65が支持する押え枠63とパレット保持部70をX軸方向(左右方向)とY軸方向(前後方向)に移動する。X軸移動機構とY軸移動機構は、ベッド部2内部に設ける。X軸移動機構は、X軸モータ114(図7参照)を駆動源とし、枠支持部65とパレット保持部70をX軸方向へ移動する。Y軸移動機構は、Y軸モータ116(図7参照)を駆動源とし、枠支持部65とパレット保持部70をY軸方向へ移動する。
パレット保持部70、235の構成を説明する。尚、パレット供給機構230が備えるパレット保持部235は、パレット保持部70と同様の構成を有する。故に、パレット保持部235の構成の詳細な説明は、パレット保持部70の構成の説明を準用する。
図3に示すように、パレット保持部70は、本体部71、エアシリンダ73、左右一対の連結部74、左右一対の把持部75、二つのパレットセンサ76を備える。本体部71は左右方向に延びる。本体部71の左右両端部は、夫々前端から後方へ向けて平面視U字状に形成した支持溝72を有する。支持溝72は前端側の左右方向の溝幅を後端側よりも大きく形成する。支持溝72はパレット80の第一ピン841(図4参照)が嵌まる溝である。エアシリンダ73は本体部71上面の左右方向中央部に設ける。連結部74はエアシリンダ73の左右両端から夫々左右に延びる。左側の連結部74はエアシリンダ73に固定する。右側の連結部74はエアシリンダ73のピストンロッド(図示略)に固定する。
把持部75の一端部は連結部74の先端部に回動可能に連結する。把持部75の他端部は鉤状を呈する。把持部75は本体部71の左右両端部の下方に夫々配置する。把持部75は中央部で本体部71に回動可能に固定する。エアシリンダ73が駆動しピストンロッドが進出すると、左側の連結部74は左方に移動し、右側の連結部74は右方に移動する。エアシリンダ73の駆動に応じて一対の連結部74が夫々左右に移動すると、一対の把持部75は本体部71の固定位置を中心に夫々回動する。左側の把持部75と右側の把持部75は互いに平面視反対方向に回動する。把持部75は、支持溝72が本体部71前方に開放した状態となる開放位置と、支持溝72前端を塞ぐ把持位置に回動する。把持部75と支持溝72は、把持部75が把持位置にある場合にパレット80の第一ピン841を協働して把持する。二つのパレットセンサ76は夫々本体部71左右両端部よりも中央側に設ける。パレットセンサ76は周知の近接センサであり、所定の検出範囲内でパレット80を検出するとON状態となる。
図5に示すように、パレット保持部235は、上述のパレット保持部70と同様に、本体部236、エアシリンダ237、一対の連結部238、一対の把持部239を備える。支持溝2361は、本体部236の左右両端部に設け、夫々後端から前方へ向けて平面視U字状に形成する。支持溝2361はパレット80の第二ピン842が嵌まる溝である。パレット保持部235は、パレット保持部70の二つのパレットセンサ76に相当する構成を有さない。
パレット80の構成を説明する。以下説明において、パレット80の向きは、ミシン1Bのパレット保持部70がパレット80を保持した状態(図2参照)におけるミシン1Bの向きに倣うものとする。図4に示すように、パレット80は矩形板状の下板81と上板82を備える。本実施形態の下板81、上板82は合成樹脂製である。尚、下板81、上板82は、例えば金属製であってもよい。上板82の大きさは下板81の大きさよりも小さい。上板82は下板81の上方に配置する。下板81の後端部811は上板82の後端よりも後方に突出し、上面に、左右方向に延びる板状の金属プレート831を備える。金属プレート831の左右方向の長さは、ミシン1Bのパレット保持部70に設けた二つのパレットセンサ76の位置に対応する。下板81の前端部812は上板82の前端よりも前方に突出し、上面に、左右方向に延びる板状の金属プレート832を備える。金属プレート832の左右方向の長さは、金属プレート831の左右方向の長さと略同一である。上板82は、後端の二箇所を蝶番824で下板81の金属プレート831に固定する。蝶番824は、可撓性を有する板材である。上板82は、蝶番824を支点に前端が上下方向に揺動可能である。パレット80に生地を保持する場合、作業者は、上板82の下面と下板81の上面を離間して下板81上に生地を配置し、上板82の下面と下板81の上面を近づけて上板82と下板81の間に生地を挟む。
パレット80は後端部811に一対の第一ピン841を有する。一対の第一ピン841は、夫々左右方向に離間する。本実施形態では、一対の第一ピン841は、金属プレート831の左右両端部近傍に設け、金属プレート831の上面から上方へ突出する。パレット80は、前端部812に一対の第二ピン842を有する。一対の第二ピン842は、夫々左右方向に離間する。本実施形態では、一対の第二ピン842は、金属プレート832の左右両端部近傍に設け、金属プレート832の上面から上方へ突出する。尚、本実施形態では、パレット保持部235がパレット80を保持した状態で、ミシン1B側の第一ピン841が作業台5の上方に位置し、パレット供給装置200側の第二ピン842が回転テーブル202の上方に位置する。故に、パレット保持部235がパレット80を保持した状態では、パレット80は常に作業台5と回転テーブル202との間を跨いだ状態となる。
下板81は、中央部に、下板81を上下方向に貫通する貫通穴(図示略)と、上面から下面へ向けて窪んだ部分である窪み部(図示略)を有する。貫通穴は窪み部内に形成する。パレット80は特定形状を有する生地を縫製する時に使用する部材である。窪み部は生地の特定形状に対応する形状を有する。作業者は窪み部に生地を嵌め込み、縫製中の生地の位置ずれを防ぐ。貫通穴は、縫製時に縫針11が通過する穴である。
上板82は、中央部に、縫製時に縫針11が通過する経路828、829に対応する貫通穴825、826を有する。貫通穴825、826は、上板82の下面と下板81の上面が近接する場合に下板81の貫通穴と重なる位置にある。例えば、ミシン1A〜1Cのうち1台のミシンは、パレット80に対して相対的に縫針11を移動し、経路828に沿って縫製する。他の1台のミシンは、貫通穴826内に配置した特定形状の生地に経路829に沿って模様を縫製する。残り1台のミシンは、他の特定形状の生地に特定の模様を縫製する。
操作盤400を説明する。図1に示すように、操作盤400は、作業机251上面の回転テーブル202から離れる側で且つミシン1A側の角部近傍に設ける。操作盤400は側面視台形状で上面に操作面を有する。操作面は作業者側に傾斜し且つ3つの操作盤側一時停止スイッチ401〜403を横一列に集約して備える。操作盤側一時停止スイッチ401〜403の夫々は、ミシン1A〜1Cの夫々のミシン側一時停止スイッチ78と同じ機能を備える。
操作盤側一時停止スイッチ401は、ミシン1Aのミシンモータ112、X軸モータ114、Y軸モータ116(図7参照)の通電を一時的に遮断して、運転中のミシン1Aを一時的に停止する為のスイッチである。操作盤側一時停止スイッチ402は、ミシン1Bのミシンモータ112、X軸モータ114、Y軸モータ116の通電を一時的に遮断して、運転中のミシン1Bを一時的に停止する為のスイッチである。操作盤側一時停止スイッチ403は、ミシン1Cのミシンモータ112、X軸モータ114、Y軸モータ116の通電を一時的に遮断して、運転中のミシン1Cを一時的に停止する為のスイッチである。操作盤側一時停止スイッチ401〜403は、何れもC接点構造のスイッチであり、夫々が対応するミシン1A〜1Cの入出力I/F106に配線を介して接続する。入出力I/F106に対する配線接続方法については後述する。
ミシン1A〜1Cの何れかに異常が発生した場合の対処方法を説明する。ミシン1A〜1Cが夫々運転中、ミシン1Bに糸切れ等の異常が発生した場合、作業者はミシン1Bを速やかに停止する必要がある。作業者は、作業領域500でパレット80の設置と回収の作業を行っている場合、作業机251上に設けた操作盤400の操作盤側一時停止スイッチ402を押下すればよい。他方、作業者は、縫製システム300の点検等でミシン1Bの近くにいる場合は、ミシン1Bに設けたミシン側一時停止スイッチ78を押下すればよい。つまり、作業者はミシン1Bの近くにいる場合でも、離れている場合でも、異常が発生したミシン1Bを速やかに一時停止できる。異常が発生したミシン1Bを速やかに一時停止できるので、異常を生じた状態でミシン1Bが縫製を継続するのを防止できる。操作盤400では、作業者は、操作盤側一時停止スイッチ401〜403を選択的に押下できるので、異常を生じた特定のミシンのみを一時停止できる。故に正常運転中のミシンは縫製をそのまま続行できる。尚、一時停止中のミシンの異常原因を取り除いた後、作業者は一時停止を解除する為に、上記と同様に、一時停止中のミシンに設けた解除スイッチ79を押下すればよい。
本実施形態では、パレット供給装置200は、全てのパレット供給機構230を駆動し、ミシン1A〜1Cと作業机251、252に対しパレット80の供給と回収を行う。故に、パレット供給装置200は、全てのミシン1A〜1Cが夫々の縫製工程を終えた場合に全てのパレット供給機構230を駆動する。即ち、正常運転中のミシンが縫製を続行して縫製工程を終えても、異常を生じたミシンが一時停止しているので、パレット供給装置200は、パレット供給機構230を駆動しない。パレット供給装置200は、一時停止中のミシンの一時停止を解除後、運転を再開したミシンの縫製工程が終わるまでパレット供給機構230の駆動を待機する。
図6,図7を参照し、パレット供給装置200、ミシン1A〜1C、操作盤400の電気的構成を説明する。先ず、図6を参照し、パレット供給装置200の制御装置210の電気的構成を説明する。制御装置210は、CPU211、ROM212、RAM213、バス215、入出力インターフェース(I/F)216、駆動回路217、通信I/F218を備える。CPU211、ROM212、RAM213はバス215を介して入出力I/F216と電気的に接続する。
CPU211はパレット供給装置200の制御を司り、ROM212が記憶する各種プログラムに従って処理を実行する。ROM212は、各種プログラム、各種初期設定パラメータ等を記憶する。RAM213はCPU211の演算結果、各種データ等を一時的に記憶する。駆動回路217は入出力I/F216と電気的に接続する。駆動回路217はテーブル回転モータ221と電気的に接続する。テーブル回転モータ221はステッピングモータである。CPU211は駆動回路217を制御し、テーブル回転モータ221を駆動する。テーブル回転モータ221は回転軸(図示略)を介して回転テーブル202を回転する。通信I/F218は、入出力I/F216と電気的に接続する。通信I/F218は、例えばシリアル通信用のインターフェースである。通信I/F218はミシン1A〜1Cの夫々の通信I/F127に接続する。
入出力I/F216は、テーブルエンコーダ222、テーブル原点センサ223、保持部移動電磁弁224、把持部開閉電磁弁225、テーブル固定電磁弁226、テーブル固定センサ227、パレットセンサ228、投入センサ229、操作パネル240、パーツ供給装置91と電気的に接続する。
テーブルエンコーダ222は、テーブル回転モータ221の回転軸の回転角度を検出するセンサである。CPU211はテーブルエンコーダ222が出力する回転角度に基づいて回転テーブル202の現在の回転位置を求め、RAM213に記憶する。テーブル原点センサ223は、回転テーブル202の回転位置が原点位置にあるか否か検出するセンサである。CPU211はテーブル原点センサ223が検出した原点位置を基準に、テーブルエンコーダ222が検出した現在の回転位置に基づいてテーブル回転モータ221を駆動し、回転テーブル202を所定の回転位置に回転する。
保持部移動電磁弁224は、コンプレッサ(図示略)がパレット供給機構230のエアシリンダ231へ供給するエアの供給経路に設けた電磁弁である。CPU211は保持部移動電磁弁224を開閉し、エアシリンダ231のピストンロッド231Aの駆動を制御して、パレット保持部235を移動する。把持部開閉電磁弁225は、コンプレッサがパレット保持部235のエアシリンダ237へ供給するエアの供給経路に設けた電磁弁である。CPU211は把持部開閉電磁弁225を開閉し、エアシリンダ237に接続する左右一対の連結部238の駆動を制御して、把持部239を開放位置と把持位置の間で回動する。
テーブル固定電磁弁226は、回転テーブル202を所定の回転位置に位置決めする固定ピン(図示略)を動作するエアシリンダ(図示略)へ供給するエアの供給経路に設けた電磁弁である。CPU211はテーブル固定電磁弁226を開閉し、エアシリンダに接続する固定ピンの動作を制御して、回転テーブル202を所定の回転位置に位置決め又は位置決め解除する。テーブル固定センサ227は、固定ピンが回転テーブル202を所定の回転位置に正しく位置決めしたか否か検出するセンサである。CPU211は、テーブル固定センサ227の検出結果に基づいて、回転テーブル202が所定の回転位置にあるか否か判断する。
パレットセンサ228はパレット供給装置200の土台部201上端側に設け、パレット保持部235が待避位置に移動し、且つパレット80がパレット保持部235に保持した状態にある場合にON状態となる周知のセンサである。投入センサ229は、作業机251に設け、パレット80が作業机251の所定位置にある場合にON状態となる周知のセンサである。作業机251の所定位置は、パレット供給機構230がパレット保持部235を供給位置に移動した場合に、パレット保持部235がパレット80を保持可能な位置である。CPU211は、投入センサ229がON状態にある場合、作業者がパレット80を所定位置に配置したと判断する。操作パネル240は、縫製システム300を操作する為の各種キー(図示略)を備える。
図7を参照し、ミシン1Aの制御装置100の電気的構成を説明する。ミシン1B、1Cの制御装置は、制御装置100と同じ構成であるので説明を省略する。制御装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、不揮発性メモリ104、バス105、入出力I/F106、駆動回路113、115、117、通信I/F127を備える。CPU101、ROM102、RAM103、不揮発性メモリ104はバス105を介して入出力I/F106と電気的に接続する。
CPU101はミシン1Aの制御を行い、ROM102が記憶する各種プログラムに従い、縫製に関わる各種演算と処理を実行する。ROM102は各種プログラム、各種初期設定パラメータ等を記憶する。RAM103はCPU101の演算結果、ポインタ、カウンタ等を一時的に記憶する。不揮発性メモリ104は、複数の模様(縫目線、縫目模様、刺繍模様等)の縫製データ、作業者が入力した各種設定情報等を記憶する。
縫製データは、模様を縫製する為の複数の針落ち点が順に縫針11の直下に位置するように、枠支持部65とパレット保持部70を移動する為のデータである。針落ち点は、針棒10と共に縫針11が下方に移動した時に縫針11が刺さる生地(縫製対象物)上の予定位置である。本実施形態の縫製データは、枠支持部65とパレット保持部70を縫製開始位置から順に針落ち点に対応する位置へ移動する為、針落ち点の座標を順に並べたデータである。針落ち点の座標は、枠支持部65とパレット保持部70の原点位置を基準位置とした座標である。本実施形態では、枠支持部65とパレット保持部70の原点位置は、パレット80を装着した時、パレット80の中心点が縫針11の直下にある位置である。枠支持部65とパレット保持部70が原点位置にある時、パレット80も原点位置にある。枠支持部65とパレット保持部70の原点位置は、本実施形態の例に限らず、パレット80の他の位置が針穴13の真上にある位置、枠支持部65とパレット保持部70が可動範囲のうち左右方向の中心且つ最も後方にある位置等、その他の位置に定めてもよい。X軸正方向はミシン1Aの右へ向かう方向である。Y軸正方向はミシン1Aの後ろへ向かう方向である。
駆動回路113、115、117は入出力I/F106と電気的に接続する。駆動回路113はミシンモータ112と電気的に接続する。CPU101は駆動回路113を制御し、ミシンモータ112を駆動する。ミシンモータ112は主軸を回転する。駆動回路115はX軸モータ114と電気的に接続する。駆動回路117はY軸モータ116と電気的に接続する。CPU101は駆動回路115、117を制御し、X軸モータ114とY軸モータ116を夫々駆動する。X軸モータ114、Y軸モータ116は夫々ステッピングモータである。X軸モータ114、Y軸モータ116は夫々X軸移動機構、Y軸移動機構を駆動し、枠支持部65とパレット保持部70をX軸方向、Y軸方向に移動する。
X軸モータ114、Y軸モータ116は、出力軸に夫々X軸エンコーダ114A、Y軸エンコーダ116Aを備える。X軸エンコーダ114A、Y軸エンコーダ116Aは、夫々入出力I/F106に接続する。X軸エンコーダ114A、Y軸エンコーダ116Aは、夫々X軸モータ114、Y軸モータ116の出力軸の回転角度に対応するカウント値を検出し、CPU101に出力する。CPU101は、X軸エンコーダ114A、Y軸エンコーダ116Aが出力するカウント値に基づいて枠支持部65とパレット保持部70の現在位置の座標を演算し、RAM103に記憶する。
CPU101は縫製時にミシンモータ112を駆動して主軸を回転し、針棒10の上下動と垂直釜の駆動を制御する。CPU101は、ミシンモータ112の駆動と同時に縫製データに基づきX軸モータ114、Y軸モータ116を駆動し、送り機構6を駆動制御し、パレット80が保持する生地を縫製する。通信I/F127は、入出力I/F106と電気的に接続する。通信I/F127は、例えばシリアル通信用のインターフェースである。通信I/F127はパレット供給装置200の通信I/F218に接続する。
入出力I/F106は、把持部開閉電磁弁77、X方向原点センサ118、Y方向原点センサ119、枠昇降電磁弁122、パレットセンサ76、ミシン側一時停止スイッチ78、解除スイッチ79、操作盤400に設けた操作盤側一時停止スイッチ401と夫々電気的に接続する。操作盤側一時停止スイッチ401はミシン1Aに対応する一時停止スイッチである。
把持部開閉電磁弁77は、コンプレッサ(図示略)がパレット保持部70のエアシリンダ73へ供給するエアの供給経路に設けた電磁弁である。CPU101は把持部開閉電磁弁77を開閉し、エアシリンダ73に接続する左右一対の連結部74の駆動を制御して、把持部75を開放位置と把持位置の間で回動する。
X方向原点センサ118は枠支持部65とパレット保持部70の原点設定に用いる周知の構成のセンサであり、X軸移動機構(図示略)に設ける。Y方向原点センサ119は枠支持部65とパレット保持部70の原点設定に用いる周知の構成のセンサであり、Y軸移動機構(図示略)に設ける。CPU101は、X方向原点センサ118、Y方向原点センサ119の検出結果に基づきX軸モータ114、Y軸モータ116の駆動制御を行い、縫製開始前に枠支持部65とパレット保持部70を原点位置へ移動する。
枠昇降電磁弁122は、コンプレッサ(図示略)が送り機構6の腕部64に設けたエアシリンダ(図示略)へ供給するエアの供給経路に設けた電磁弁である。CPU101は枠昇降電磁弁122を開閉してエアシリンダを駆動し、昇降部62に連結する押え枠63を昇降する。パレットセンサ76はパレット保持部70に設けた周知の近接センサであり、所定の検出範囲内で物体を検出するとON状態となる。CPU101は、二つのパレットセンサ76が何れもON状態にある場合、パレット80がパレット保持部70に保持した状態にあると判断する。尚、ミシン側一時停止スイッチ78、解除スイッチ79、操作盤400については上記の通りである。
図8を参照し、ミシン1Aにおけるミシン側一時停止スイッチ78と操作盤側一時停止スイッチ401の夫々の配線接続方法を説明する。尚、ミシン1B,1Cにおける各スイッチの配線接続方法はミシン1Aと同じであるので説明を省略する。ミシン側一時停止スイッチ78と操作盤側一時停止スイッチ401は何れもC接点構造であり、ミシン1Aの入出力I/F106に対し電気的に接続する。
ミシン側一時停止スイッチ78は、常閉接点部41、常開接点部42、操作部43を備える。常閉接点部41は、互いに離間する接点41A、41Bを備える。常開接点部42は、互いに離間する接点42A、42Bを備える。操作部43は常閉接点部41と常開接点部42との間を往復移動可能に設け、作業者により押下操作される。図示外のバネは操作部43を常閉接点部41に向けて常時付勢するので、操作部43の導通部分は接点41A、41Bに接触する。故に、常閉接点部41は導通状態、常開接点部42は非導通状態となる。
一方、操作盤側一時停止スイッチ401は、ミシン側一時停止スイッチ78と同様に、常閉接点部51、常開接点部52、操作部53を備える。常閉接点部51は互いに離間する接点51A、51Bを備える。常開接点部52は互いに離間する接点52A、52Bを備える。操作部53は常閉接点部51と常開接点部52との間を往復移動可能に設け、作業者により押下操作される。図示外のバネは操作部53を常閉接点部51に向けて常時付勢するので、操作部53の導通部分は接点51A、51Bに接触する。故に、常閉接点部51は導通状態、常開接点部52は非導通状態となる。
接点41Aは、配線21を介して、接点51Bに電気的に接続する。接点41Bは、配線22を介して、入出力I/F106のCOM端子(Common端子)に接続する。接点51Aは、配線23を介して、入出力I/F106のNC端子(Normally-Close端子)に接続する。接点42Aは、配線24を介して、入出力I/F106のNO端子(Normally-Open端子)に接続する。接点42Bは、配線25を介して、配線22に設けた分岐部22Aに接続する。接点52Aは、配線26を介して、配線24に設けた分岐部24Aに接続する。接点52Bは、配線27を介して、配線22に設けた分岐部22Bに接続する。分岐部22Bは、配線22における分岐部22AとCOM端子に接続する端部との間に設ける。
図8に示すように、通常、ミシン側一時停止スイッチ78の常閉接点部41と、操作盤側一時停止スイッチ401の常閉接点部51は何れも導通状態である。ミシン側一時停止スイッチ78の常開接点部42と、操作盤側一時停止スイッチ401の常開接点部52は何れも非導通状態である。NC端子とCOM端子は、配線23、常閉接点部51、配線21、常閉接点部41、配線22を介して互いに導通する。NO端子とCOM端子は、常開接点部42と常開接点部52は何れも開いているので、導通しない。故に、CPU101は、ミシン側一時停止スイッチ78、操作盤側一時停止スイッチ401の何れもオフ(非作動)であることを認識できる。
図9に示すように、作業者がミシン側一時停止スイッチ78の操作部43を押下した場合、バネの付勢に抗して、操作部43の導通部分は、接点41A、41Bから離れ、常開接点部42の接点42A、42Bに接触する。ミシン側一時停止スイッチ78の常閉接点部41は非導通状態となり、常開接点部42は導通状態となる。NC端子とCOM端子の導通は遮断する。NO端子とCOM端子は、配線24、常開接点部42、配線25、分岐部22A、配線22を介して互いに導通する。故に、CPU101は、ミシン側一時停止スイッチ78及び操作盤側一時停止スイッチ401の何れかが押下されてオン(作動)したことを認識できる。CPU101は運転中のミシン1Aを一時停止する。
図10に示すように、作業者が操作盤側一時停止スイッチ401の操作部53を押下した場合、バネの付勢に抗して、操作部53の導通部分は、接点51A、51Bから離れ、常開接点部52の接点52A、52Bに接触する。操作盤側一時停止スイッチ401の常閉接点部51は非導通状態となり、常開接点部52は導通状態となる。NC端子とCOM端子はそれまでの導通が遮断する。NO端子とCOM端子は、配線24、分岐部24A、配線26、常開接点部52、配線27、分岐部22B、配線22を介して互いに導通する。故に、CPU101は、ミシン側一時停止スイッチ78及び操作盤側一時停止スイッチ401の何れかが押下されてオン(作動)したことを認識できる。CPU101は運転中のミシン1Aを一時停止する。
このように、ミシン側一時停止スイッチ78と操作盤側一時停止スイッチ401は、何れもC接点構造である。例えば、ミシン側一時停止スイッチ78の操作部43を押下した場合、正常であれば、NC端子とCOM端子の導通は遮断すると同時に、NO端子とCOM端子は導通する。NC端子とCOM端子の導通が遮断したにも関わらず、NO端子とCOM端子が導通しない場合、ミシン側一時停止スイッチ78は故障の可能性がある。操作盤側一時停止スイッチ401においても同様である。該場合、操作部43、53又は常開接点部42、52が故障している。故に、作業者はミシン側一時停止スイッチ78又は操作盤側一時停止スイッチ401の故障を速やかに発見できる。また、ミシン側一時停止スイッチ78と操作盤側一時停止スイッチ401は、操作部43、53を所定量押下しなければ作動しない。故に縫製システム300は、ミシン側一時停止スイッチ78と操作盤側一時停止スイッチ401が誤作動するのを防止できる。
例えば、ミシン側一時停止スイッチ78の操作部43を押下した場合、操作部43はバネの付勢に抗して、常閉接点部41から離れ、常開接点部42に接触する。操作部43から手が離れると、バネは操作部43を再び押し上げる。ミシン側一時停止スイッチ78が正常であれば、操作部43は常開接点部42から離れ、常閉接点部41に接触する。操作部43から手が離れたにも関わらず、NO端子とCOM端子が導通したままで、NC端子とCOM端子が導通しない場合、ミシン側一時停止スイッチ78は故障の可能性がある。操作盤側一時停止スイッチ401においても同様である。該場合、操作部43、53又は常閉接点部41、51が故障している。例えばバネが変形していた場合、操作部43はスムーズに往復移動できない可能性がある。作業者は、故障したミシン側一時停止スイッチ78又は操作盤側一時停止スイッチ401を修理することにより、必要時にミシン側一時停止スイッチ78又は操作盤側一時停止スイッチ401が作動しない等の不具合を防止できる。
以上説明にて、回転テーブル202が本発明のテーブルに相当する。パレット80が本発明の保持体に相当する。送り機構6が本発明のミシン側受渡機構に相当する。パレット供給機構230が本発明のテーブル側受渡機構に相当する。ミシン1A〜1CのCPU101が本発明の縫製制御手段に相当する。ミシン側一時停止スイッチ78が本発明の第一スイッチに相当する。操作盤側一時停止スイッチ401〜403が本発明の第二スイッチに相当する。操作盤400が本発明の操作盤に相当する。パレット供給装置200のCPU211が本発明の回転制御手段に相当する。
以上説明したように、本実施形態の縫製システム300は、回転テーブル202の周囲に三台のミシン1A〜1Cを配置する。ミシン1A〜1Cは、縫製対象物に対して夫々の縫製工程を実行する。回転テーブル202は、上面にパレット供給装置200を備える。パレット供給装置200は、複数のパレット供給機構230を備える。複数のパレット供給機構230はミシン1A〜1Cの夫々に対応し、回転テーブル202の外側と内側に水平移動することで、対応するミシン1A〜1Cとの間でパレット80を受け渡す。パレット80は縫製対象物である生地を保持する部材である。ミシン1A〜1Cの夫々は送り機構6を備える。送り機構6はパレット保持部70を水平移動し、パレット供給機構230との間でパレット80を受け渡す。
ミシン1A〜1Cの夫々は、ミシン側一時停止スイッチ78を備える。ミシン側一時停止スイッチ78は、ミシンが通常運転中に糸切れ等の異常が発生した場合に、そのミシンを一時停止させる為のスイッチである。縫製システム300は操作盤400を備える。操作盤400はミシン1A〜1Cの夫々に対応する操作盤側一時停止スイッチ401〜403を備える。操作盤側一時停止スイッチ401〜403は、ミシン1A〜1Cの夫々のミシン側一時停止スイッチ78と独立して、対応するミシン1A〜1Cを一時停止するスイッチである。例えば、縫製システム300が通常運転中、ミシン1Aに異常が生じた場合、作業者はミシン1Aの近くで作業をしていれば、ミシン1Aのミシン側一時停止スイッチ78を押下することで、ミシン1Aを一時停止できる。作業者はミシン1Aとは異なる位置で作業をしていた場合でも、操作盤400の操作盤側一時停止スイッチ401を押下することで、ミシン1Aを一時停止できる。
また、上記実施形態では、ミシン1A〜1Cの夫々のミシン側一時停止スイッチ78と、操作盤側一時停止スイッチ401〜403はC接点構造である。故に、縫製システム300は、ミシン1A〜1Cに対し、ミシン側一時停止スイッチ78と操作盤側一時停止スイッチ401〜403が未接続であること、又は押された状態のままで元に戻らないこと等の異常を速やかに認識できる。作業者が異常原因を取り除くことで、ミシン側一時停止スイッチ78と操作盤側一時停止スイッチ401〜403が必要時に作動しない等の不具合を防止できる。
また、上記実施形態では、操作盤側一時停止スイッチ401〜403を、対応するミシン1A〜1Cの夫々の入出力I/F106に接続するので、コネクタ等の増設が不要であり、制御プログラムを変更する必要も無い。
また、上記実施形態では、縫製システム300は、平面視円形状の回転テーブル202を有するパレット供給装置200を中心に、三台のミシン1A〜1Cと二つの作業机251、252を平面視放射状に配置する。縫製システム300は、回転テーブル202の大きさを最小限にでき、ミシン1A〜1Cと作業机251、252を配置する作業領域500とのスペースを最小限にできる。故に、縫製システム300は運転中のミシン1A〜1Cに異常が発生した場合、作業者が作業領域で作業を行っている時、ミシン1A〜1Cの近くで異常を発見できる。
尚、本発明は、上記実施形態の他に種々の変更が可能である。本発明は、複数台のミシンを上面に配置するテーブルについて、上記実施形態のような回転テーブル202に限定せず、例えば、位置が固定したテーブルでもよい。複数台のミシンを配置するテーブル形状についても円形に限定せず、例えば三角形、矩形、楕円形等のものでもよい。
上記実施形態では、ミシン側一時停止スイッチ78と操作盤側一時停止スイッチ401〜403はC接点構造であるが、これ以外の構造のスイッチでもよい。例えば、作業者が操作しない通常状態で開いているA接点構造のスイッチ、通常状態では閉じているB接点構造のスイッチを用いてもよい。
上記実施形態では、操作盤400は作業机251上面にあるが、これ以外の位置でもよい。作業者は作業領域500内で作業するので、操作盤400は作業領域500内に設けるか、作業領域500内に居る作業者が操作可能な位置に設けるのが好ましい。例えば、操作盤400はミシン1A〜1Cから離れた場所に設けた制御装置に実装してもよい。
1A〜1C ミシン
6 送り機構
41 常閉接点部
42 常開接点部
51 常閉接点部
52 常開接点部
70 パレット保持部
78 ミシン側一時停止スイッチ
80 パレット
95 テーブル
100 制御装置
101 CPU
106 入出力I/F
200 パレット供給装置
211 CPU
230 パレット供給機構
251 作業机
252 作業机
300 縫製システム
400 操作盤
401〜403 操作盤側一時停止スイッチ
500 作業領域
6 送り機構
41 常閉接点部
42 常開接点部
51 常閉接点部
52 常開接点部
70 パレット保持部
78 ミシン側一時停止スイッチ
80 パレット
95 テーブル
100 制御装置
101 CPU
106 入出力I/F
200 パレット供給装置
211 CPU
230 パレット供給機構
251 作業机
252 作業机
300 縫製システム
400 操作盤
401〜403 操作盤側一時停止スイッチ
500 作業領域
Claims (5)
- 水平方向に平行な上面を有するテーブルと、
前記テーブルの周囲に配置し、縫製対象物に対して夫々の縫製工程を実行する複数のミシンと
を備えた縫製システムにおいて、
前記複数のミシンの夫々に設け、水平移動することで前記縫製対象物を保持する保持体を受け取り可能な複数のミシン側受渡機構と、
前記テーブルの前記上面に前記複数のミシンの夫々に対応して設け、前記テーブルの外側及び内側に水平移動することで、対応する前記ミシン側受渡機構との間で前記保持体を受け渡し可能な複数のテーブル側受渡機構と
を備え、
前記複数のミシンは、前記ミシン側受渡機構が前記テーブル側受渡機構から受け取った前記保持体を使用して前記縫製工程を行う縫製制御手段を備え、
前記複数のミシンの夫々に設け、前記縫製制御手段が前記縫製工程を行う場合に自身の前記縫製工程を一時的に停止する第一スイッチと、
前記複数のミシンと異なる位置に設け、前記複数のミシンの夫々に対応して電気的に接続し、対応する前記ミシンの前記縫製制御手段が前記縫製工程を行う場合に、前記第一スイッチとは独立して前記縫製工程を一時的に停止する複数の第二スイッチを集約して備える操作盤と
を備えたことを特徴とする縫製システム。 - 前記第一スイッチ及び前記第二スイッチはC接点構造であることを特徴とする請求項1に記載の縫製システム。
- 前記第一スイッチ及び前記第二スイッチは、
非作動時に導通状態となる常閉接点部と、
作動時に導通状態となる常開接点部と
を夫々有し、
前記第一スイッチの前記常閉接点部と前記第二スイッチの前記常閉接点部は、互いに直列に接続した状態で、対応する同一の前記ミシンの接続部に電気的に接続し、
前記第一スイッチの前記常開接点部と前記第二スイッチの前記常開接点部は、前記接続部に対し、互いに並列に接続することを特徴とする請求項2に記載の縫製システム。 - 前記テーブルの周囲に、前記テーブル側受渡機構に前記保持体を取り付ける作業、及び前記テーブル側受渡機構から取り外す作業を行う為の作業領域を設け、
前記操作盤は前記作業領域に設けることを特徴とする請求項1から3の何れか一つに記載の縫製システム。 - 前記テーブルは略円形であり、
前記テーブルを回転する回転装置と、
前記回転装置の駆動を制御する回転制御手段と
を備え、
前記テーブル側受渡機構は、前記テーブルの回転軸を中心に前記テーブル上の周方向に複数配置され、前記テーブルの外側及び内側に向かって水平移動可能であり、
前記複数のミシンと前記作業領域は、前記テーブルの周囲に周方向に並べて配置され、
前記回転制御手段は、前記テーブルを回転し、前記テーブル側受渡機構を夫々対応する前記ミシン側受渡機構に対向する位置に配置することを特徴とする請求項4に記載の縫製システム。
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