JP2015141583A - ロボット装置の位置決め精度補正方法 - Google Patents

ロボット装置の位置決め精度補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】各駆動装置が複数のリンクの夫々に与える熱的影響を考慮し、温度変化によるリンクの長さ変化をより高精度に補正してロボットアームの位置決め精度を向上させる。【解決手段】リンク5,7〜12の温度変化は複数の駆動装置17‐1〜17‐6の温度変化に基づくと共に、複数の駆動装置17‐1〜17‐6の温度変化は夫々複数のリンク5,7〜12の全ての温度変化に影響を与え、所望の制御点間の長さL1〜L4の変化は、リンク5,7〜12の温度変化による膨張収縮によるもので、且つ、所望の制御点間の長さL1〜L4の変化は、当該所望の制御点間の基準温度における基準長さに、駆動装置17‐1〜17‐6の夫々について所望の制御点間の長さL1〜L4の変化に与える程度を表わす補正係数と複数の駆動装置17‐1〜17‐6の夫々について基準温度に対する温度変化値との積の総和を乗じて求める。【選択図】図3

Description

本発明は、温度変化によるリンクの長さ変化を補正し、位置決め精度の低下を補正するロボット装置の位置決め精度補正方法に関する。
垂直多関節型ロボットでは、複数のリンクを回転関節により結合してロボットアームを構成し、そのロボットアームの先端にハンドなどのツ−ルを取り付けるようにしている。ロボットアームの動作位置は3次元の直交座標で表した位置データで与えられる。制御装置は、ロボットアームの先端を与えられた座標位置に移動させるに必要な各リンクの回転角度を演算し、各リンクの回転角度を制御してロボットアームの先端を当該与えられた座標位置に移動させる。
ところが、実際にロボットアームを動作させると、モータなどの発熱によりリンクの温度が上昇し、それによってリンクの長さが変化する。すると、各リンクを演算により求めた角度だけ回転させても、ロボットアームの先端の移動位置が与えられた座標位置からずれるようになる。
温度変化によるリンクの長さ変化を補正し、位置決め精度を補償するために、例えば特許文献1では、予めリンクの温度上昇値と長さ変化値との相関関係を求めておき、実際のロボットの動作時においては、リンクの適宜の位置に設けられた温度センサによってリンクの温度を計測し、温度上昇値から求められるリンクの長さの補正値によってリンクの位置を補正するように構成している。
また、特許文献2では、ロボットアームを駆動する複数のモータのロータリーエンコーダに温度センサが設けられているので、その温度センサの温度データの平均値と位置決め精度のデータとから予め補正関数を求めておき、実際の運転時に上記温度データの平均値に応じた補正関数により位置決め精度を補償するように構成している。
特開平7‐314367号公報 特開2006‐285301号公報
リンクの温度上昇は主として駆動装置、即ちモータや当該モータの回転を減速してリンクに伝達する歯車減速装置が発生する熱によるものである。各リンクは一様に動作するものではなく、頻繁に高速度で動作するリンク、間欠的に低速度で動作するリンクなど、その動作形態は様々で、駆動装置によって発熱量は大小異なるものとなる。このため、複数の温度センサの温度データの平均値は同じであっても、個々のリンクの温度をみると、動作形態により様々な異なる温度を呈する。
特許文献2では、複数の温度センサの温度データの平均値に応じた補正関数によって位置決め精度を補償するものであるから、温度データの平均値が同じであって、各リンクの温度が異なる場合には、高い位置精度を維持することができなくなる。
ところで、各リンクは隣のリンクと回転関節により結合されているので、その結合部分では、隣のリンクから熱を受けたり、隣のリンクに熱を与えたりする。このため、リンクの結合部分については、隣のリンクの温度の影響を強く受ける傾向にある。
特許文献1では、複数のリンクの温度を別々の温度センサにより検出するので、リンク毎の温度の違いには対応することができるように考えられる。しかしながら、各リンクは、隣のリンクとの結合部分で隣のリンクの温度の影響を強く受けるため、温度センサを設けた部分の温度が同じ場合であっても、隣のリンクとの結合部分の温度が高い場合には、リンク全体としての伸び量は大きくなり、逆に結合部分の温度が低い場合には、リンク全体としての伸び量は小さくなる。特許文献1の方法では、隣のリンクとの結合部分の温度が当該隣のリンクの温度の影響を受けることについて何ら考慮していないため、補正値でリンクの伸び量を補正しても位置決め精度の向上はそれ程高くは望み得ない。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、各駆動装置が複数のリンクの夫々に与える熱的影響を考慮し、温度変化によるリンクの長さ変化をより高精度に補正して位置決め精度を向上させることができるロボット装置の位置決め精度補正方法を提供するところにある。
本発明は、基準温度において複数の制御点のうち所望の制御点間の長さを計測し、且つ、ロボットを動作させた後、複数の温度センサの計測温度により基準温度からの複数の駆動装置の温度変化値を求めると共に、所望の制御点間の長さを計測して基準温度時からの長さ変化を求め、これら温度変化値と所望の制御点間の長さ変化値とに基づいて複数の駆動装置の夫々について所望の制御点間の長さ変化に対する補正係数を求め、実運転に際し、複数の温度センサの計測温度により基準温度からの温度変化値を求め、所望の制御点間の長さ変化を、当該所望の制御点間に対する複数の駆動装置の夫々の補正係数に複数の駆動装置の基準温度からの温度変化値を乗じた積の和によって求めることを特徴とする。
本発明によれば、各駆動装置が複数のリンクの夫々に与える熱的影響を考慮し、温度変化によるリンクの長さ変化を補正するので、隣のリンクとの結合部分の温度が当該隣のリンクの温度の影響を強く受けるという事情があっても、ロボットの位置を高精度に補正し、位置決め精度を向上させることができる。
本発明の一実施形態を示すロボット装置の斜視図 回転関節の基本構成を示す断面図 ロボットの側面図 制御点を示す斜視図 ロボット装置の電気的構成を示すブロック図 ロボットアーム先端の斜視図 下アームの回転中心を測定するための動作を示す側面図 回転中心を測定するための原理を示す斜視図
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1には、多関節型ロボット、例えば6軸の垂直多関節型のロボット装置1が示されている。このロボット装置1は6軸垂直多関節型ロボット(以下、単にロボットと称する)2と、ロボット2の動作を制御する制御装置(ロボット制御手段)3と、制御装置3に接続されたティ−チングペンダント4とを備えている。
ロボット2は、工場の床面などの据え付け面に固定されるベース(ベースリンク)5に、ロボットアーム6を構成するショルダ(第1リンク)7、下アーム(第2リンク)8、第1の上アーム(第3リンク)9、第2の上アーム(第4リンク)10と、手首アーム(第5リンク)11、フランジ(第6リンク)12を第1〜第6の各回転関節J1〜J6(図1には中心線Lc‐1〜Lc‐6で図示)により順次連結して構成されている。
つまり、ショルダ7はベース5上に第1回転関節J1によって第1軸Lc‐1を中心に水平方向に旋回可能に連結され、下アーム8はショルダ7の上端部に第2回転関節J2によって第2軸Lc‐2を中心に上下(鉛直)方向に旋回可能に支持され、第1の上アーム9は下アーム8の先端部に第3回転関節J3によって第3軸Lc‐3を中心に上下方向に旋回可能に支持され、第2の上アーム10は第1の上アーム9の先端部に第4回転関節J4によって第4軸Lc‐4を中心に捻り回転可能に支持され、手首アーム11は第2の上アーム10の先端部に第5回転関節J5によって第5軸Lc‐5を中心に上下方向に旋回可能に支持され、フランジ12は手首アーム11の先端部に第6回転関節J6によって第6軸Lc‐6を中心に捻り回転可能に支持されている。
前記第1〜第6の各回転関節J1〜J6は、図2にその概略が示されている。図2に示す通り、各リンク7〜12の回転関節J1〜J6は、前段のリンクに軸受13を介して回転可能に支持された回転軸14からなり、この回転軸14に次段のリンクが直接或いは継ぎ手材を介して連結されている。各回転軸14は、サ−ボモータからなるモータ15と、このモータの回転を減速する例えば歯車減速装置16からなる駆動装置17によって回転駆動され、この回転軸14の回転によってリンクが旋回動作或いは捻り回転動作を行うようになっている。前記第1軸Lc‐1〜第6軸Lc‐6は、第1〜第6の各回転関節J1〜J6の回転軸14の回転中心線Lcに相当するものである。
ショルダ7、下アーム8、第1の上アーム9、第2の上アーム10、手首アーム11およびフランジ12には、図4に示すように、それぞれ3次元の座標R1〜R6が規定されている。これらの座標R1〜R6の原点O1〜O6は、ショルダ7、下アーム8、第1の上アーム9、第2の上アーム10、手首アーム11およびフランジ12の回転中心線である第1軸Lc‐1〜第6軸Lc‐6上の所定位置に定められ、各座標R1〜R6のZ軸であるZ1〜Z6軸は第1軸Lc‐1〜第6軸Lc‐6と一致している。
ベース5およびロボットアーム6の先端であるフランジ12の先端面にも座標R0およびRfが規定されている。上記座標R1〜R6がショルダ7、下アーム8、第1の上アーム9、第2の上アーム10、手首アーム11およびフランジ12の回転に伴って位置と向きが変化するのに対して、ベース5の座標R0は不動(固定)であり、ロボット座標とされている。このロボット座標R0の原点O0は、ショルダ7の回転中心線である第1軸Lc‐1上にあって本実施形態ではベース5の底面と一致した位置に定められている。また、Z軸であるZ0軸は第1軸Lc‐1に一致し、X軸であるX0軸およびY軸であるY0軸は、ショルダ7が原点位置にあるときの当該ショルダ7の座標R1のX1軸およびY1軸と平行になっている。
フランジ12の先端面の座標Rfは手先座標とされ、その原点Ofは、第6軸Lc‐6とフランジ12の先端面との交点と一致するように定められている。そして、フランジ12の先端面の中心がロボットアーム6の先端である手先として定められている。
以上の座標R0〜R6,Rfの原点O0〜O6,Ofは、本実施形態においては、座標R1のX1軸とZ1軸を含む一つの平面(鉛直面)を仮定したとき、この一平面上に位置されている。
本実施形態において、座標R0〜R6,Rfの原点O1〜O6,Ofは、ロボットアーム6の動作時に位置制御される制御点として機能する。
前記制御装置3は、図5に示すように、CPU(制御手段)18と、駆動回路(駆動手段)19と、位置検出回路(位置検出手段)20とを備えている。CPU18には、ロボット2全体のシステムプログラムや動作プログラムを作成するためのロボット言語やDHパラメ−タなどの各種データなどを記憶するROM21およびロボット2の動作プログラムを記憶するRAM22が接続されていると共に、ティ−チング作業などを行う際に使用する前記ティ−チングペンダント4が接続されている。
位置検出回路20には、各モータ15の回転軸(図示せず)に連結されたロータリーエンコーダ23が接続されている。位置検出回路20は、各ロータリーエンコーダ23の回転角検出情報に基づいてショルダ7、下アーム8、第1の上アーム9、第2の上アーム10、手首アーム11およびフランジ12の回転角度を検出し、その回転角検出情報をCPU18に与える。
更に、前記ロータリーエンコーダ23には温度センサ24が設けられている。この温度センサ24はロータリーエンコーダ23の温度、ひいてはモータ15の温度を検出し、検出温度データはCPU18に与えられる。CPU18は温度センサ24の検出温度が所定値を超えるとロボットアーム6の運転を停止し、モータ15を過熱から保護する。
以下の説明で、モータ15、歯車減速装置16、駆動装置17、ロータリーエンコーダ23、温度センサ24について、個々のモータ、歯車減速装置、駆動装置、ロータリーエンコーダ、温度センサを他のものと区別して表わす場合、夫々の駆動装置が駆動する回転関節の数字符号(アルファベットを除く)をハイフン(‐)以下の添え字にして表わすこととする。例えば、ショルダ7の回転関節J1を駆動するモータ、歯車減速装置、駆動装置は、モータ15‐1、歯車減速装置16‐1、駆動装置17‐1、ロータリーエンコーダ23‐1、温度センサ24‐1と表わすこととする。
まず、各駆動装置17が設けられている個所について説明すると、図1および図3に示すように、回転関節J1の駆動装置17‐1はベース5の内部、回転関節J2の駆動装置17‐2はショルダ7の内部、回転関節J3の駆動装置17‐3は第1の上アーム9の下部内部、回転関節J4の駆動装置17‐4は第1の上アーム9の上部内部、回転関節J5の駆動装置17‐5は第2の上アーム10の内部、回転関節J6の駆動装置17‐6は手首アーム11の内部に夫々配設されている。
前記CPU18は、動作プログラムから手先の目標位置(手先座標Rfの原点Ofの目標位置)と姿勢(手先座標RfのXf軸、Yf軸の向き)を取得すると、その手先の目標位置からショルダ7、下アーム8、第1の上アーム9、第2の上アーム10、手首アーム11およびフランジ12の目標動作角度を演算し、その目標動作角度に基づいた動作指令を駆動回路19に与える。駆動回路19は与えられた動作指令に基づいて各モータ15を駆動する。このとき、CPU18は、位置検出回路20から与えられるショルダ7、下アーム8、第1の上アーム9、第2の上アーム10、手首アーム11およびフランジ12の回転角検出情報をフィ−ドバック情報として各モータ15をフィ−ドバック制御する。
ロボットアーム6を動作(運転)させると、モータ15および歯車減速装置16が発熱する。また、モータ15の停止時には、当該モータ15および歯車減速装置16は放熱により温度低下する。更に、ロボットアーム6の動作によっては、複数のモータ15および歯車減速装置16のうち、頻繁に高速度で動作するもの、間欠的に低速度で動作するもの、或いは、停止している期間の長いものなど、その動作に違いが出てくる。このため、モータ15および歯車減速装置16の発熱程度は夫々異なる。
モータ15および歯車減速装置16の熱はリンク5,7〜12に伝えられる。リンク5,7〜12は、モータ15および歯車減速装置16から受ける熱量や表面からの放熱の程度により、温度上昇したり、或いは温度低下したりする。この温度変化によりリンク5,7〜12は伸縮する。リンク5〜12が伸縮すると、各リンク6〜12の動作角度によって各制御点の位置、ひいては手先の位置を制御する場合、位置決め精度が低下し、高精度の位置決めができなくなる。
本発明は、リンク5,7〜12の温度変化による長さ変化を補正し、高精度の位置決めができるようにするものである。
本発明の特徴は、各モータ15および歯車減速装置16の熱は当該モータ15および歯車減速装置16が設けられたリンクのみならず、全てのリンクに伝えられることを考慮したところにある。
つまり、各リンク5〜12は隣のリンクと回転関節J1〜J6により結合されているから、その結合部分において隣のリンクとの間で互いに熱の授受がある。このため、各モータ15および歯車減速装置16の熱は、まず当該モータ15および歯車減速装置16が設けられたリンクに伝えられ、そのリンクから隣のリンク、更にその隣のリンクへと伝えられてゆく。従って、各モータ15および歯車減速装置16が発した熱は全てのリンク5,7〜12の温度に影響を与えるのである。
本発明は、この各駆動装置17は全てのリンク5,7〜12に対して熱的影響を及ぼし、その長さ変化に影響を与えるという考え方の下で、ロボットアーム6の先端である手先の位置決め制御のために必要な制御点間(任意の制御点間)の長さに対し、各駆動装置17が影響を及ぼす程度を補正係数(熱膨張係数に相当)で表わし、この補正係数によって上記任意の制御点間の長さ変化を推定して補正を行おうとするものである。
ここで、手先の位置決め精度向上のためには、座標R1の原点O1(回転中心Lc‐1)と座標R2の原点O2(回転中心Lc‐2)との間の長さ(図4においてa1で示す長さ)、座標R3の原点O3(回転中心Lc‐3)と座標R4の原点O4(回転中心Lc‐4)との間の長さ(図4においてa2で示す長さ)の変化も補正する必要があるが、本実施形態では説明の簡単化のために、リンクの長さが変化することによって回転角度に影響を及ぼす任意の制御点間の長さとして、ベース5の底面(ロボット座標Z0の原点O0のある面)と下アーム8の座標R2の原点O2(回転中心Lc‐2)との間の長さL1、下アーム8の座標R2の原点O2(回転中心Lc‐2)と第1の上アーム9の座標R3の原点O3(回転中心Lc‐3)との間の長さL2、第1の上アーム9の座標R3の原点O3(回転中心Lc‐3)と手首アーム11の座標R5の原点O5(回転中心Lc‐5)との間の長さL3、手首アーム11の座標R5の原点O5(回転中心Lc‐5)とフランジ12の先端面の回転中心である手先座標Rfの原点Ofとの間の長さL4を用いることとする。
補正係数を熱膨張係数として捉えると、L1〜L4の長さ変化ΔL1〜ΔL4と駆動装置17‐1〜17‐6の温度変化との関係は次の(1)〜(6)の各式で表わすことができる。なお、補正係数のディメンションは〔m/℃〕である。
〔数1〕
(La1−Lb1)=KL1D1×(Da1−Db1)+KL1D2×(Da2−Db2)+KL1D3×(Da3−Db3)+KL1D4×(Da4−Db4)KL1D5×(Da5−Db5)+KL1D6×(Da6−Db6)…(1)
〔数2〕
(La2−Lb2)=KL2D1×(Da1−Db1)+KL2D2×(Da2−Db2)+KL2D3×(Da3−Db3)+KL2D4×(Da4−Db4)KL2D5×(Da5−Db5)+KL2D6×(Da6−Db6)…(2)
〔数3〕
(La3−Lb3)=KL3D1×(Da1−Db1)+KL3D2×(Da2−Db2)+KL3D3×(Da3−Db3)+KL3D4×(Da4−Db4)KL3D5×(Da5−D5b)+KL3D6×(Da6−Db6)…(3)
〔数4〕
(La4−Lb4)=KL4D1×(Da1−Db1)+KL4D2×(Da2−Db2)+KL4D3×(Da3−Db3)+KL4D4×(Da4−Db4)KL4D5×(Da5−D5b)+KL4D6×(Da6−Db6)…(4)
上記(1)式〜(4)式に用いた符号の意味は次の通りである。
Lb1〜Lb4:L1〜L4の常温(例えば27℃)での長さ
La1〜La4:L1〜L4の現在の長さ
(La1−Lb1)〜(La4−Lba4):L1〜L4の長さ変化Δ1〜Δ4
L1D1〜KL1D6:各駆動装置17‐1〜17‐6の温度変化がL1の長さ変化に与える程度を表わす補正係数
L2D1〜KL2D6:各駆動装置17‐1〜17‐6の温度変化がL2の長さ変化に与える程度を表わす補正係数
L3D1〜KL3D6:各駆動装置17‐1〜17‐6の温度変化がL3の長さ変化に与える程度を表わす補正係数
L4D1〜KL4D6:各駆動装置17‐1〜17‐6の温度変化がL4の長さ変化に与える程度を表わす補正係数
Db1〜Db6:常温のときの各駆動装置17‐1〜17‐6の温度
Da1〜Da6:現在の各駆動装置17‐1〜17‐6の温度
(Da1−Db1)〜(Da6−Db6):各駆動装置17‐1〜17‐6の温度変化値
本発明は、実際のロボット作業を行う運転(実運転)の前に、補正係数KL1D1〜KL1D6、KL2D1〜KL2D6、KL3D1〜KL3D6、KL4D1〜KL4D6を求める測定用運転を行う。この測定用運転によって各駆動装置17の温度変化とリンク5〜12の任意の制御点間の長さL1〜L4変化を求め、その温度変化値と長さ変化値とから各駆動装置17の温度変化が任意の制御点間の長さL1〜L4に与える影響の程度を表わす補正係数KL1D1〜KL1D6、KL2D1〜KL2D6、KL3D1〜KL3D6、KL4D1〜KL4D6を求める。
L1〜L4の長さを測定するには、図5に示す3次元計測器(3次元計測手段)25を用いる3次元計測器25は、例えば3台のCCDカメラを備えた3次元計測器(例えば、株式会社東洋テクニカ;ロボットキャリブレーションROCALシステム)からなる。なお3次元計測器25はレーザトラッカなどであっても良い。
3次元計測器25の測定情報はパソコンからなる測定制御装置(測定制御手段)26に入力される。この測定制御装置26はロボット2の制御装置3のCPU18に接続され、各ロータリーエンコーダ23の温度センサ24による計測温度情報を取得することができるようになっている。
3次元計測器25による計測位置は、測定制御装置26によって3次元計測器25に予め設定された3次元座標(以下、カメラ座標という。)Rc上の位置で示される。ロボットアーム6が移動した場合、その実際の移動距離は、カメラ座標Rc上での移動距離を演算することにより求めることができるようになっている。
L1〜L4の長さ変化のうち、L1の長さ変化は、ロボット2を据え付けた床面の位置に変化がないのであるから、実際にL1の長さを測定しなくとも、Lc‐2の位置の上下方向変化によって求めることができる。つまり、常温でのLc‐2の位置(Pb1)と温度変化後のLc‐2の位置(Pa1)を測定し、その差を求めればL1の長さ変化(La1−Lb1)を求めることができるのである。
残るL2〜L4の長さ変化の測定には、座標R2の原点O2、座標R3の原点O3、座標R5の原点O5、座標Rfの原点Ofの位置を測定する必要がある。この場合、原点O2,O3,O5の位置については、Lc‐2,Lc‐3,Lc‐5の位置に代えることができる。
Lc‐2,Lc‐3,Lc‐5,Ofの位置の計測は次のようにして行う。まず、フランジ12の先端面の任意の位置に、図6に示すように×印などの目印Mを付す。
Lc‐2の位置を測定するには、第1の上アーム9、第2の上アーム10、手首アーム11、フランジ12を固定した状態で、図7に示すように下アーム8をLc‐2を中心に任意角度回転させる。すると、目印Mが図8に示すように、Lc‐2を中心にして円形の回転軌跡Eを辿るので3次元計測器25によって目印Mの回転軌跡E上の位置を、互いに異なる3点以上の複数位置d1,d2,…dnにおいて測定する。測定制御装置26は3次元計測器25によって計測された目印Mの回転軌跡E上の複数位置d1,d2,…dnから、最小二乗法により目印Mの回転中心Oの位置を求めると共に、目印Mの回転軌跡Eを含む一平面を求める。中心OはLc‐2上の一点であるから、次に、目印Mの回転軌跡Eを含む一平面に直交する直線Lvを求め、このLvと平行で且つ中心Oを通る直線を求めると、この直線がLc‐2である。
Lc‐3を求めるには、上記と同様にしてLc‐3を中心にして第1の上アーム9を回転させると、目印Mの回転軌跡からLc‐3を求めることができる。このLc‐3と先に求めたLc‐2との間の長さを求めると、これがL2となる。
Lc‐5を求めるには、上記と同様にしてLc‐5を中心にして手首アーム11だけを回転させると、目印Mの回転軌跡からLc‐5を求めることができる。このLc‐5とLc‐3との間の長さを求めると、これがL3となる。
最後に、フランジ12だけを回転させる。そして、上記したと同様にして目印Mの回転中心の位置を求める。この回転軌跡の中心がOfであるので、このOfから先に求めたLc‐5上に垂線を下ろせば、この垂線の長さがL4として求まる。
以上のようにしてL1〜L4を求める動作を常温(例えば27℃)において行う。この場合、室温を長時間常温に保持し、ロボット2全体が常温となったと思われる時期に、Lc‐2の位置Pb1、L2〜L4の長さLb1〜Lb6を求める。このときの温度センサ24‐1〜24‐6の計測温度Db1〜Db6は常温(27℃)を示す。
次に、ロボット2を測定用運転し、各温度センサ24‐1〜24‐6の検出温度Db1〜Db6を求めると共に、Lc‐2の位置、L2〜L4を求める。測定用運転後のLc‐2の位置をPa1、L2〜L4をLa2〜La4とする。このとき、未知数が24(KL1D1〜KL1D6、KL2D1〜KL2D6、KL3D1〜KL3D6、KL4D1〜KL4D6の24)あるため、Lc‐1の位置、L2〜L4を少なくとも異なる6つの温度で測定する。
次に、測定した温度Da1〜Da6とPa1,La2〜La4を、前記(1)式〜(4)式に代入する。なお、(La1−Lb1)は(Pa1−Pb1)で求める。
そして、この24の式からなる連立方程式を解いて補正係数KL1D1〜KL1D6、KL2D1〜KL2D6、KL3D1〜KL3D6、KL4D1〜KL4D6を求める。
この連立方程式を解くには、例えば最小二乗法を使用する。最小二乗法を使って補正係数K(KL1D1〜KL1D6、KL2D1〜KL2D6、KL3D1〜KL3D6、KL4D1〜KL4D6)を求める場合、次の(5)式により誤差最小となる補正係数Kを求める。
K=(ΔD・ΔD)‐1・(ΔD・ΔL) … (5)
上記(5)式いおいて、ΔDは温度変化値、ΔLはL1〜L4の長さ変化値である。また、上付き添え字Tは転置行列であることを表わす。
(5)式で算出した補正係数が負や0に近い値となるものは除き、改めてロボット2を測定用運転して温度変化およびL1〜L4の長さ変化を求めて補正係数を再計算する。
以上のようにして補正係数KL1D1〜KL1D6、KL2D1〜KL2D6、KL3D1〜KL3D6、KL4D1〜KL4D6を求めた後、ロボットを実運転する。この実運転では、例えば一定時間毎に温度センサ24の検出温度を取得し、常温との温度差を算出して前記(1)〜(4)式により長さ変化ΔL1〜ΔL4を求めてL1〜L4を補正する。そして、補正後のL1〜L4を用いて各制御点の位置を演算し、求めた位置に各制御点が移動するように各モータ15を制御する。これにより、ロボットアーム6の手先が目標とした位置(与えられたロボット座標位置)に移動する。
以上のようにして補正したL1〜L4を用いて制御した場合のロボットアーム6の手先の位置と、目標位置との誤差を計測したところ、精度の高い位置決め補正を行うことができた。
このように本実施形態によれば、リンク5,7〜12の加熱源である駆動装置17‐1〜17‐6の夫々の温度変化がリンク5,7〜12の一つ一つの長さ変化に与える影響の程度を表わす補正係数KL1D1〜KL1D6、KL2D1〜KL2D6、KL3D1〜KL3D6、KL4D1〜KL4D6を用いて各リンク5,7〜12の長さ変化を求めるので、リンク5,7〜12の夫々の温度を計測する温度センサを別途設けなくとも済む。
また、各駆動装置17‐1〜17‐6の温度の平均値を用いてロボットアーム6全体としての長さ変化を求めるもの(特許文献2)では、駆動装置の温度の平均値は同じであっても、個々の駆動装置の温度をみてみると、ロボットアームの動作状況によって高低異なるという場合が頻繁に生ずることが考えられ、このような場合には、高精度の位置決め補償ができないという問題がある。これに対し、本実施形態によれば、各駆動装置17‐1〜17‐6の温度変化がリンク5,7〜12の一つ一つの長さ変化に与える影響を基にしてリンク5,7〜12の長さ変化を求めるので、個々の駆動装置17の温度をみたとき、ロボットアーム6の動作状況によって高低異なる場合が頻繁に生じたとしても、常に高い位置決め精度を補償することができる。
更に、リンクの夫々に温度センサを設けてリンクの一つ一つの長さ変化を求めるもの(特許文献1)では、リンクの温度センサを設けた部位から離れた隣のリンクとの結合部分では、当該隣のリンクからの熱の授受があって場合によって高低異なる温度を呈することが頻繁に生ずるため、温度センサの検出温度が同じであっても、一つのリンク全体としてみたとき、平均温度が場合によって異なり、従ってリンクの長さ変化も異なるという問題を生ずる。
これに対し、本実施形態では、各リンクは隣のリンクとの結合部分において当該隣のリンクとの間で熱の授受を生ずることを考慮し、各駆動装置17の温度変化がリンク5,7〜12の一つ一つの長さ変化に与える影響を基にしてL1〜L4の長さ変化を求めるので、各駆動装置17の温度変化が同じであるが、隣のリンクとの結合部分では当該隣のリンクとの間で熱の授受があっても、L1〜L4の長さ変化をより正確に把握でき、高い位置決め補償を行うことができる。
本発明は上記し且つ図面に示す実施形態に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは変更が可能である。
各駆動装置17を設ける位置は上記一実施形態のものに限られない。
駆動装置17は、モータ15と歯車減速装置16とを離して設置し、両者間をベルト伝導機構など動力伝達機構で連結する構成のものであっても良い。
複数の制御点のうち、計測する所望の制御点間の長さは、複数の制御点の全ての制御点間の長さであっても良い。
図面中、2はロボット、3は制御装置、5,7〜12はリンク、15はモータ、16は歯車減速装置、17は駆動装置、23はロータリーエンコーダ、24は温度センサを示す。

Claims (1)

  1. 複数のリンクを関節により連結して構成したロボットと、
    ロータリーエンコーダを備えたモータおよび当該モータの回転を減速する減速装置を備え、前記リンクを駆動する複数の駆動装置と、
    前記複数のモータのロータリーエンコーダに夫々設けられた温度センサと、
    前記ロボットに定められた複数の制御点の位置を制御することにより前記ロボットの動作位置を制御する制御装置を備えたロボット装置において、
    基準温度において、前記複数の制御点のうち所望の制御点間の長さを計測し、且つ、前記ロボットを動作させた後、前記複数の温度センサの計測温度により前記基準温度からの前記複数の駆動装置の温度変化値を求めると共に、前記所望の制御点間の長さを計測して前記基準温度時からの長さ変化を求め、
    前記リンクの温度変化は前記複数の駆動装置の温度変化に基づくと共に、前記複数の駆動装置の温度変化は夫々前記複数のリンクの全ての温度変化に影響を与え、前記所望の制御点間の長さ変化は、前記リンクの温度変化による膨張収縮によるもので、且つ、前記所望の制御点間の長さ変化は、前記駆動装置の夫々の温度変化が前記所望の制御点間の夫々の長さ変化に与える影響の程度を表わす補正係数と前記複数の駆動装置の夫々の温度変化値との積の総和から求められるとして、
    前記ロボットを動作させた後の前記基準温度からの温度変化値と前記所望の制御点間の前記基準温度時からの長さ変化値とに基づいて前記複数の駆動装置の夫々について前記所望の制御点間の長さ変化に対する前記補正係数を求め、
    前記制御装置による前記ロボットの実運転に際し、前記複数の温度センサの計測温度により前記基準温度からの温度変化値を求め、前記所望の制御点間の長さ変化を、当該所望の制御点間に対する前記複数の駆動装置の夫々の前記補正係数に前記複数の駆動装置の夫々の前記基準温度からの温度変化値を乗じた積の和によって求めることを特徴とするロボット装置の位置決め精度補正方法。
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