JP2015134681A - 自己診断機能を有するエレベータのかご位置検出装置、及びエレベータのかご位置検出機能の自己診断方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】自己診断にかかる時間を短縮するとともに、エレベータ装置の信頼性の向上を図ることができるエレベータのかご位置検出装置、及び自己診断方法を得る。
【解決手段】昇降路1内に設置され、着床中である状態を第1状態、着床中でない状態を第2状態として、エレベータのかご位置を検出する複数の光電センサ31、各光電センサ31に供給される電源を外部指令により電源遮断状態に切り替え可能なセーフティリレー部40、及び電源供給状態における各光電センサ31によるセンサ出力を読み取ることでエレベータのかご位置を把握するとともに、外部指令として自己診断開始指令をセーフティリレー部40に対して所望のタイミングで出力することで、電源遮断状態における複数の光電センサによるセンサ出力の変化状態を読み取ることで複数の光電センサ31のセンサ出力の自己診断を行う制御部4を備えている。
【選択図】図3
【解決手段】昇降路1内に設置され、着床中である状態を第1状態、着床中でない状態を第2状態として、エレベータのかご位置を検出する複数の光電センサ31、各光電センサ31に供給される電源を外部指令により電源遮断状態に切り替え可能なセーフティリレー部40、及び電源供給状態における各光電センサ31によるセンサ出力を読み取ることでエレベータのかご位置を把握するとともに、外部指令として自己診断開始指令をセーフティリレー部40に対して所望のタイミングで出力することで、電源遮断状態における複数の光電センサによるセンサ出力の変化状態を読み取ることで複数の光電センサ31のセンサ出力の自己診断を行う制御部4を備えている。
【選択図】図3
Description
この発明は、エレベータのかご位置検出に関して、自己診断機能を有するエレベータのかご位置検出装置、及びエレベータのかご位置検出機能の自己診断方法に関するものである。
従来のエレベータかご位置を検出する方法としては、投光側と受光側とを備えた非接触形光電式スイッチを各階床に設置し、各階床の停止位置で、投光側から発光される光を、かご側に取り付けられた検出板が遮ることによって、受光側で光を受光できないことで、位置検出を行っている。このような検出方法においては、着床中でない階床の非接触形光電式スイッチを自己診断することは可能であるが、着床中の階床に設置されている非接触形光電式スイッチは、受光側で受光していない状態となり、このままでは、受光側が光を受光している状態から受光していない状態に正常に切り替わるか否かを自己診断することはできない。
そこで、乗りかごが着床中の場合でも、着床中の階床に設置されている非接触形光電式スイッチの自己診断を可能にするために、非接触形光電式スイッチの位置を動かすための駆動装置が設けられ、投光側からの光を受光側で受光できる状態を作り出すエレベータ制御装置が従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に開示された位置検出装置は、あらかじめ登録された周期でエレベータ制御装置から送信される自己診断開始指令を受信すると、自己診断を開始する。
位置検出装置が自己診断を開始する際に、乗りかごが着床中のために自己診断が不能である非接触形光電式スイッチが存在する場合には、エレベータ制御装置は、当該非接触形光電式スイッチを駆動装置により自己診断に差し支えない位置まで移動させた後、自己診断を行っている。
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
特許文献1に示されているエレベータ制御装置は、あらかじめ登録された周期で自己診断開始指令を位置検出装置に送信しているので、乗りかごが着床中のために自己診断が不能な非接触形光電式スイッチが存在する状態が頻繁に起こる。このため、そのままの位置では自己診断ができない非接触形光電式スイッチを、自己診断可能な位置に移動させる駆動装置を、自己診断のためにのみ設ける必要があり、コストが高くなるという問題があった。
特許文献1に示されているエレベータ制御装置は、あらかじめ登録された周期で自己診断開始指令を位置検出装置に送信しているので、乗りかごが着床中のために自己診断が不能な非接触形光電式スイッチが存在する状態が頻繁に起こる。このため、そのままの位置では自己診断ができない非接触形光電式スイッチを、自己診断可能な位置に移動させる駆動装置を、自己診断のためにのみ設ける必要があり、コストが高くなるという問題があった。
また、非接触形光電式スイッチを駆動装置により移動させる動作が加わることにより、自己診断にかかる時間が長くなってしまうという問題があった。さらに、非接触形光電式スイッチに駆動装置を設けることで、構造が複雑となり、構造が複雑になることに伴い、位置検出装置の故障率が増加してしまうおそれがあった。これにより、自己診断を正しく行うことができず、エレベータ制御装置の信頼性の低下に繋がってしまうという問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、かご位置検出に用いる光電センサの自己診断を、従来よりも短時間且つ、所望のタイミングで実施することができる自己診断機能を有するエレベータのかご位置検出装置、及びエレベータのかご位置検出機能の自己診断方法を得ることを目的とする。
この発明による自己診断機能を有する位置検出装置は、昇降路内の階床ごとに設置され、着床中である状態を第1状態として、着床中でない状態を第2状態として、エレベータのかご位置を検出する複数の光電センサ、複数の光電センサのそれぞれに供給される電源を外部指令により電源遮断状態に切り替え可能なセーフティリレー部、及び電源供給状態における複数の光電センサによるセンサ出力を読み取ることでエレベータのかご位置を把握するとともに、外部指令として自己診断開始指令をセーフティリレー部に対して所望のタイミングで出力して、電源遮断状態における複数の光電センサによるセンサ出力の変化状態を読み取ることで複数の光電センサのセンサ出力の自己診断を行う制御部を備えている。
また、この発明によるエレベータのかご位置検出機能の自己診断方法は、昇降路内の階床ごとに設置され、着床中である状態を第1状態として、着床中でない状態を第2状態として、エレベータのかご位置を検出する複数の光電センサ、複数の光電センサのそれぞれに供給される電源を外部指令により電源遮断状態に切り替え可能なセーフティリレー部、及び電源供給状態における複数の光電センサによるセンサ出力を読み取ることでエレベータのかご位置を把握するとともに、複数の光電センサの自己診断を行う制御部を備えた自己診断機能を有するエレベータのかご位置検出装置において実行されるエレベータのかご位置検出機能の自己診断方法であって、制御部は、外部指令として自己診断開始指令をセーフティリレー部に対して所望のタイミングで出力する指令送信ステップ、及び電源遮断状態における複数の光電センサによるセンサ出力の変化状態を読み取ることで複数の光電センサのセンサ出力の自己診断を行う診断ステップを有する。
この発明によれば、制御部が自己診断開始指令を出すタイミングは、所望のタイミングに設定されている。これにより、かごと光電センサの相対的な位置によって自己診断不能になることを防ぐことが可能であり、全ての光電センサに対して同時に自己診断を行うことができる。また、自己診断用に別途装置を設ける必要がないので、構造を簡素化することができる。従って、自己診断にかかる時間を短縮するとともに、エレベータ装置の信頼性の向上を図ることができる自己診断機能を有するエレベータのかご位置検出装置、及びエレベータのかご位置検出機能の自己診断方法を得ることができる。
以下、本発明の自己診断機能を有するエレベータのかご位置検出装置、及びエレベータのかご位置検出機能の自己診断方法の好適な実施の形態につき、図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による自己診断対象となるエレベータ装置の全体構成図である。図1において、昇降路1の上部には、綱車を有する巻上機2と、そらせ車3と、制御部4と、調速機5と、が配置されている。巻上機2とそらせ車3とには、主索(例えば、ロープまたはベルト)6が巻き掛けられている。昇降路1内には、主索6によって、かご7及び釣合おもり8が吊り下げられている。かご7及び釣合おもり8は、巻上機2の駆動力によって昇降路1内を昇降される。巻上機2の動作は、エレベータの運転を制御する制御部4によって制御される。
図1は、本発明の実施の形態1による自己診断対象となるエレベータ装置の全体構成図である。図1において、昇降路1の上部には、綱車を有する巻上機2と、そらせ車3と、制御部4と、調速機5と、が配置されている。巻上機2とそらせ車3とには、主索(例えば、ロープまたはベルト)6が巻き掛けられている。昇降路1内には、主索6によって、かご7及び釣合おもり8が吊り下げられている。かご7及び釣合おもり8は、巻上機2の駆動力によって昇降路1内を昇降される。巻上機2の動作は、エレベータの運転を制御する制御部4によって制御される。
制御部4は、調速機5に設けられたエンコーダ(図示せず)から送信されてくる信号を基に、かご7の移動量及び移動方向を検出している。調速機5には、図示しない非常止めが設けられており、かご7の異常増速を検知すると、非常止めが動作してかご7の移動が停止される。かご7と調速機5とは、調速機5のシーブと、昇降路1の下部に配置されたテンションシーブ9と、に掛け回された無端状の調速機ロープ10によって連結されている。
また、制御部4は、エレベータのかご位置検出装置30(以下、単に位置検出装置30と称す)から送信されてくる信号を基に、かご7の昇降路1内での位置を把握している。位置検出装置30は、各階床の乗場敷居11の昇降路1内側にそれぞれ設けられた複数の光電センサ31と、各階床の乗場敷居11が設けられている昇降路1の面と対向するかご7の面に設けられた検出板32と、で構成されている。
光電センサ31は、各階床の乗場敷居11のそれぞれに設けられている。従って、光電センサ31は、昇降路1内で、かつ、昇降路1の高さ方向(図1の上下方向)について互いに任意の間隔で配置されている。また、光電センサ31は、かご7が着床中である状態を第1状態として、着床中でない状態を第2状態として検出している。図2は、図1の光電センサ31を示す拡大図である。図2に示すように、光電センサ31は、投光部31aと、投光部31aに対向して配置された受光部31bと、投光部31aと受光部31bとを繋ぐ接続部31cとで構成されている。
また、光電センサ31は、互いに対向する一対の投光部31aと受光部31bとを繋ぐ接続部31cにより一体構造になっており、略U字形(略コ字形)になっている。光電センサ31は、投光部31a及び受光部31bが乗場敷居11側から昇降路1内に向かって突出した状態で、乗場敷居11に取り付けられている。なお、光電センサ31は、昇降路壁、レールに固定された腕(図示しない)に取り付けられていてもよい。また、投光部31a及び受光部31bは、昇降路1の幅方向(図1の奥行き方向)について互いに距離を置いて対向した状態で配置されている。
投光部31aは、外部(本実施の形態1では、後述するリレー用電源41)から電源が供給される(即ち、電源供給状態である)と、内部に設けられた発光素子310aが発光する。受光部31bは、発光素子310aが発した光を受光部31bの内部に設けられた受光素子311bで受光する。また、受光部31bは、投光部31aからの受光量が所定レベル以上の場合には、「Lowレベル」(以下、Lレベルと称す)、受光量が所定レベル未満の場合には、「Highレベル」(以下、Hレベルと称す)としたセンサ出力信号を制御部4に出力する。
検出板32は、図1に示すように、投光部31aと受光部31bとの間を通過可能になるように、かご7から乗場敷居11側に向かって突出して設けられている。この例では、検出板32は、かご7の下部に取り付けられている。
従って、制御部4は、かご7の移動に伴って、検出板32が、どの階床の乗場敷居11に設けられた光電センサ31の投光部31aと受光部31bとの間の光を遮ったかを、それぞれの階床の受光部31bからのセンサ出力信号を受信することで判断でき、かご7の位置を把握することが可能になっている。
これにより、本実施の形態1での「Lレベル」の出力信号は、投光部31aから発光された光が、検出板32で遮られていない場合、即ち第2状態において出力される。また、「Hレベル」のセンサ出力信号は、投光部31aから発光された光が、検出板32で遮られている場合、即ち第1状態において出力される。
また、本発明の制御部4は、各階床の位置検出装置30による、かご7の位置に応じたセンサ出力信号を受信することでかご7の位置を検出することに加えて、各階床の位置検出装置30が、正しく動作しているか否か(故障しているか否か)を確認する自己診断機能を備えている。以下、自己診断機能を有する位置検出装置30の詳細を、図3を用いて説明する。
図3は、本発明の実施の形態1による自己診断機能を有するエレベータのかご位置検出装置30を示すブロック図である。図3に示すように、位置検出装置30は、制御部4に設けられ、位置検出装置30を制御するCPU4aと、各階床に設置されたN個(Nは任意の自然数)の光電センサ31と、各光電センサ31へ電源を供給するか否かを切り換えるセーフティリレー部40(以下、RL部40と称す)と、各光電センサ31からのセンサ出力信号をデジタル変換してCPU4aへ送信する複数の伝達部50と、が配線ケーブルで接続された構成になっている。この例では、各光電センサ31には、共通のセーフティリレー部40が接続されている。
CPU4aは、RL部40のドライバIC43に接続されており、所望のタイミングで、各光電センサ31の自己診断開始指令を出力してドライバIC43をONさせることで、セーフティリレーRL1のコイル42をONさせることができる。所望のタイミングとは、例えば、全ての光電センサ31の自己診断を同時に行いたいときであれば、それぞれの階床の位置検出装置30からのセンサ出力により、かご7がすべての階床の乗場にいないことを確認したときである。具体的には、乗客が呼び登録及び行先登録を行うことで、かご7が移動して階床間にいるときがあげられる。
RL部40は、リレー用電源41と、セーフティリレーRL1のコイル42と、コイル42のON/OFF状態を切り換えるドライバIC43と、コイル42のON/OFF状態により切り換わる切換部44と、を有している。
ドライバIC43は、CPU4aと接続されており、CPU4aから自己診断開始指令を受信したとき、コイル42をON状態にする。コイル42のON状態とは、リレー用電源41が、コイル42に電源を通電可能になった状態のことを指している。ドライバIC43としては、例えば、MOSFET(Metal−Oxide−Semiconductor Field−Effect Transistor)を用いている。
コイル42がON状態になると、切換部44が切り換わる。切換部44は、セーフティリレーRL1のメーク接点(Normally Open:NO)44a(以下、NO接点44aと称す)と、強制ガイド(図示せず)によりNO接点44aと連動して可動するセーフティリレーRL1のブレーク接点(Normally Close:NC)44b(以下、NC接点44b)と、を有している。
NC接点44bでは、一端部がリレー用電源41と接続され、他端部が各光電センサ31と接続されている。NC接点44bは、通常閉じた状態(ON状態)であり、コイル42がON状態になったとき、開いた状態になる(OFF状態になる)。
従って、各光電センサ31には、通常、NC接点44bを介して、外部の電源であるリレー用電源41から電源が供給されている。一方、ドライバIC43が、CPU4aから自己診断開始指令を受信してON状態になったとき、切換部44では、NC接点44bがOFF状態になり、リレー用電源41から各光電センサ31への電源が遮断される。即ち、切換部44は、光電センサ31への電源供給を電源供給状態と電源遮断状態とで切り換え可能になっている。
各光電センサ31では、投光部31a側がNC接点44bと接続されており、受光部31b側が各伝達部50と接続されている。また、受光部31bから伝達部50へ入力されるセンサ出力信号は、例えば、投光部31aと受光部31bとの間に光が通っているとき「Lowレベル」(以下、Lレベルと称す)とされ、投光部31aと受光部31bとの間に光が通っていないとき「Highレベル」(以下、Hレベルと称す)とされている。
従って、受光部31bは、リレー用電源41からの電源が遮断されたとき、あるいは投光部31aと受光部31bとの間を検出板32が通過している第1状態では、センサ出力信号として「Hレベル」を出力し、リレー用電源41からの電源が供給されており、かつ、投光部31aと受光部31bとの間に検出板32が存在しない第2状態では、センサ出力信号として「Lレベル」を出力する。
伝達部50は、光電センサ31のそれぞれに対して1つずつ設けられている。各伝達部50は、センサ出力信号をデジタル信号に変換するフォトカプラ51と、フォトカプラ51の1次側に電源を供給する1次側電源52とを有している。フォトカプラ51は、1次側に配置された発光素子となるLED(発光ダイオード)51aと、2次側に配置された受光素子となるトランジスタ51bとで構成されている。
LED51aでは、一端部が対応する各受光部31bと接続されており、他端部が1次側電源52と接続されている。1次側電源52は、センサ出力信号がLレベルのとき、LED51aに電源の供給を行う。一方、1次側電源52は、センサ出力信号がHレベルのとき、LED51aに電源の供給を行わない。
1次側電源52から電源供給を受けたとき、LED51aは発光する。LED51aが発光すると、トランジスタ51bが動作して(ON状態になり)、接地の電位になる。従って、トランジスタ51bの出力信号(以下、レベル信号と称す)は、Lレベルに引かれることになる。これにより、CPU4aは、Lレベルのレベル信号を受け取ることになる。
一方、1次側電源52から電源供給を受けないとき、LED51aは発光しない。LED51aが発光しないとき、トランジスタ51bは動作しない(OFF状態になる)ため、プルアップ抵抗に接続されている電位に引き上げられる。従って、レベル信号は、Hレベルに引き上げられることになる。これにより、CPU4aは、Hレベルのレベル信号を受け取ることになる。即ち、伝達部50は、光電センサ31に電源が供給されているか否かで異なるレベル信号をCPU4aに送信している。
次に、制御部4のCPU4aが、かご7の位置情報の検出を行う動作について説明する。CPU4aは、かご7の位置情報の検出を行っているときには、ドライバIC43に自己診断開始指令を送信することはない。このため、ドライバIC43は、OFF状態になっているので、切換部44では、NO接点44aはOFF状態、NC接点44bはON状態になっている。
従って、リレー用電源41は、NC接点44bを介して各光電センサ31に電源を供給している。各光電センサ31に電源が供給されている電源供給状態であるので、投光部31aの発光素子は、受光部31bに向けて発光している。即ち、投光部31aと受光部31bとの間には、光が通っている。このとき、CPU4aは、伝達部50を介してLレベルのレベル信号を受けている。
この投光部31aから受光部31bへの光を、かご7の移動に伴って検出板32が遮ったとき、CPU4aは、検出板32により光が遮られた受光部31bと接続された伝達部50からHレベルのレベル信号を受け取る。これにより、CPU4aは、Hレベルのレベル信号を受け取った階床にかご7がいることを把握することができる。このようにして、制御部4は、かご7の位置情報の検出を行っている。
次に、各光電センサ31が、正しく動作しているか否かを同時に確認する自己診断動作について説明する。先ず、CPU4aは、所望のタイミングで、ドライバIC43に自己診断開始指令を送信する(指令送信ステップ)。所望のタイミングは、ここでは、一例として、光電センサ31全ての自己診断を同時に行うために、乗客が呼び登録及び行先登録を行い、かご7が移動して階床間にいるタイミングとして説明する。
自己診断開始指令を受信したドライバIC43は、ON状態になるので、コイル42にリレー用電源41から電源が供給される。これに伴って、切換部44のNO接点44aがON状態になり、NC接点44bがOFF状態へと切り換わる。これにより、リレー用電源41から各光電センサ31への電源供給が一斉に停止される。
各光電センサ31は、電源供給が停止される電源遮断状態になると、投光部31aの発光素子の発光がなくなるので、受光部31bは伝達部50にセンサ出力信号を送信しなくなる。これにより、CPU4aが、伝達部50から受け取るレベル信号が、一斉にLレベルからHレベルに切り換わる。
CPU4aは、全てのレベル信号がLレベルからHレベルに切り換わった場合、各光電センサ31は正しく動作していると診断する。一方、レベル信号が1つでもLレベルのままである場合、CPU4aは、光電センサ31、または伝達部50が故障していると診断する(診断ステップ)。CPU4aは、光電センサ31、または伝達部50が故障していると診断すると、保守点検を促す信号をエレベータの管理者及びメンテナンス会社に送信する。
なお、上記では、同時に全ての光電センサ31の自己診断を行うために、所望のタイミングを、乗客が呼び登録及び行先登録を行い、かご7が移動して階床間にいるタイミングとしたが、これに限るものではない。例えば、先ず、かご7がn階の乗場に停車しているとき、n階に設けられた光電センサ31以外の自己診断を行い、その後、かご7がn階以外の乗場に移動して停車したタイミングで、再度自己診断を行う(nは、任意の自然数)。このようなタイミングに分けて自己診断を行っても、全ての光電センサ31の自己診断が可能である。
以上のように、実施の形態1における位置検出装置では、CPUが、あらかじめ登録された周期でのタイミングではなく、所望のタイミングで自己診断開始指令をRL1部に送信している。このようなタイミングで位置検出装置の自己診断を行うことにより、自己診断のために光電センサを移動させるような装置を別途装置設けることなく位置検出装置の自己診断を行うことができる。すなわち、着床時に確実にLレベルからHレベルに切り替わる信号検出ができることを、実際には着床していない状態で自己診断することができる。
また、別途装置を設けることなく位置検出装置の自己診断を行うことができるので、位置検出装置の構造が複雑化することを防止することができる。従って、位置検出装置の複雑化に伴う故障率の増加も防ぐことができ、エレベータ装置の信頼性の向上を図ることができる。さらに、別途装置によるコストの増加を抑制することができる。
また、所望のタイミングを、かごがn階の乗場に停車しているときと、その後、かごがn階から移動してn階とn−1階との間、またはn階とn+1階との間にいるタイミングとすると、全ての光電センサの自己診断を2回で行うことができる。これにより、必要ないタイミングでの無駄な自己診断を行うことを防止することができる。従って、自己診断の効率化を図ることができる。
さらに、所望のタイミングを、乗客が呼び登録及び行先登録を行い、かごが移動して階床間にいるタイミングとすると、全ての光電センサに対して同時に(一括して)自己診断を行うことができる。これにより、自己診断の効率化を図るとともに、自己診断にかかる時間を短縮することができる。
また、乗客により呼び登録及び行先登録が行われた毎に位置検出装置の健全性を確認した上で、エレベータの運転が可能になる。従って、位置検出装置の故障が潜在化した不安定な状態で、エレベータの運転が行われることを防止することができる。この結果、エレベータ装置の安全性の向上を図ることができる。
実施の形態2.
先の実施の形態1の構成では、RL部40の切換部44のNC接点44bの固着及びオープン故障により切換部44が切り換わらないとき、位置検出装置30の自己診断が正しく行われないことになる。そこで、本実施の形態2では、RL部40自体が正しく機能しているか否かの自己診断も合わせて行うことができる構成について説明する。
先の実施の形態1の構成では、RL部40の切換部44のNC接点44bの固着及びオープン故障により切換部44が切り換わらないとき、位置検出装置30の自己診断が正しく行われないことになる。そこで、本実施の形態2では、RL部40自体が正しく機能しているか否かの自己診断も合わせて行うことができる構成について説明する。
図4は、本発明の実施の形態2による位置検出装置30を示すブロック図である。図4に示すように、NO接点44aの一端部は、リレー用電源41(プラス側)と接続されており、他端部は、RL1用フォトカプラ(セーフティリレー用伝達部)60を介してCPU4aに接続されている。RL1用フォトカプラ60の構成は、先の実施の形態1のフォトカプラ51と同様の構成である。
即ち、1次側に配置された発光素子となるLED(発光ダイオード)60aと、2次側に配置された受光素子となるトランジスタ60bとで構成されている。その他の構成は、先の実施の形態1と同様である。
次に、RL1用フォトカプラ60の動作について説明する。先ず、位置検出装置の自己診断と同様に、所望のタイミングで、CPU4aは、ドライバIC43に自己診断開始指令を送信する。
このため、ドライバIC43は、ON状態になるので、コイル42にリレー用電源41から電源が供給される。これに伴って、切換部44のNO接点44aがON状態になり、NC接点44bがOFF状態へと切り換わる。
これにより、リレー用電源41が供給する電源は、NO接点44aを介してRL1用フォトカプラ60に供給される。このとき、トランジスタ60bからCPU4aに送信される出力信号(以下、フィードバック信号と称す)が、例えば、HレベルからLレベルに切り換わった場合、CPU4aは、RL部40の切換部44が正しく切り換わっていることを診断することができる。
一方、トランジスタ60bからCPU4aに送信されるフィードバック信号が切り換わらない場合、CPU4aは、RL部40の切換部44の異常を検出する。即ち、RL1用フォトカプラ60は、自己診断開始指令により、切換部44が切り換わるか否かで異なるフィードバック信号をCPU4aに送信している。
CPU4aは、切換部44の異常を検出すると、保守点検を促す信号をエレベータの管理者及びメンテナンス会社に送信する。
以上のように、実施の形態2によれば、RL1部のNO接点の一端部を、RL1用フォトカプラを介してCPUに接続している。このような構成を備えることで、NC接点の固着、及びオープン故障の検出を可能にすることができる。これにより、位置検出装置が故障しているか否かの自己診断だけでなく、RL1部が故障しているか否かの自己診断も行うことができる。この結果、エレベータの信頼性、及び安全性の向上をさらに図ることができる。
実施の形態3.
先の実施の形態1では、かご7が乗場に停車している第1状態のときは、光電センサ31の全てを同時に自己診断することはできない。そこで、本実施の形態3では、かご7が乗場に停車している状態の後に、全ての光電センサ31を同時に自己診断が可能な位置検出装置について説明する。ただし、構成は、先の実施の形態1と同様である。
先の実施の形態1では、かご7が乗場に停車している第1状態のときは、光電センサ31の全てを同時に自己診断することはできない。そこで、本実施の形態3では、かご7が乗場に停車している状態の後に、全ての光電センサ31を同時に自己診断が可能な位置検出装置について説明する。ただし、構成は、先の実施の形態1と同様である。
かご7が乗場に停車している第1状態の場合の位置検出装置30の自己診断方法について説明する。CPU4aは、かご7が乗場に停止していることを位置検出装置30から検出すると、あらかじめ設定されている検出板32のエレベータの高さ方向についての長さ以上の距離、かご7を移動させる。即ち、光電センサ31が第1状態から第2状態に代わる位置までかご7を移動させる。かご7を移動させる距離は、調速機5に設けられているエンコーダで検出及び演算する。
かご7を乗場から移動させた後、CPU4aは、ドライバIC43に自己診断開始指令を出す。この後の動作は、先の実施の形態1と同様であり、切換部44が切り換わることで、レベル信号がLレベルからHレベルに切り換わるか否かで診断を行う。
以上のように、実施の形態3によれば、CPUは、光電センサの自己診断を行う際に、かごが乗場に停止していることを位置検出装置から検出しているとき、かごを検出板の長さ以上移動させる。このような構成を備えることで、自己診断用に別途装置を設ける必要がなく、エレベータの運転において元々備えられている必要な装置のみで全ての位置検出装置の自己診断を同時に行うことができる。また、CPUが移動させるかごの移動最小距離は、数十センチである検出板の長さとすることができる。この結果、かごを必要以上に移動させることなく、全ての位置検出装置の自己診断を同時に行うことができるという効果を得ることができる。
なお、本実施の形態3の位置検出装置30を、先の実施の形態2の位置検出装置30に用いてもよい。
実施の形態4.
先の実施の形態1〜3では、複数の光電センサ31が、共通のRL部40に接続されている。この構成では、RL部40が故障すると、RL部40に接続されている全ての光電センサ31に故障の影響が及んでしまう。
先の実施の形態1〜3では、複数の光電センサ31が、共通のRL部40に接続されている。この構成では、RL部40が故障すると、RL部40に接続されている全ての光電センサ31に故障の影響が及んでしまう。
そこで、本実施の形態4では、各光電センサ31が、それぞれに別々のRL部40に接続されている例について説明する。図5は、本発明の実施の形態4による位置検出装置30を示すブロック図である。
図5に示すように、各光電センサ31には、それぞれ別々のRL部40に接続されている。即ち、RL部40は、光電センサ31の個数に合わせて、N個設けられている。その他の構成は、先の実施の形態2と同様である。
以上のように、実施の形態4によれば、各光電センサには、それぞれ別々のRL1部が接続されている。このような構成を備えることで、複数の光電センサのうち、1つが故障したときでも、他の階床に設けられた光電センサに影響が及ぶことを防ぐことができる。
従って、異常を検出した光電センサ以外は、正常に動作していることが確認できるので、作業員がメンテナンスを行う際に、全てを確認する必要を無くすことができる。これにより、メンテナンスに要する時間の削減が可能になるとともに、作業員の手間も省くことができる。
1 昇降路、4 制御盤、5 調速機、31 光電センサ、40 RL1部(セーフティリレー部)、44 切換部、50 伝達部、60 RL1用フォトカプラ(セーフティリレー用伝達部)。
Claims (7)
- 昇降路内の階床ごとに設置され、着床中である状態を第1状態として、着床中でない状態を第2状態として、エレベータのかご位置を検出する複数の光電センサ、
上記複数の光電センサのそれぞれに供給される電源を外部指令により電源遮断状態に切り換え可能なセーフティリレー部、及び
電源供給状態における上記複数の光電センサによるセンサ出力を読み取ることで上記エレベータのかご位置を把握するとともに、上記外部指令として自己診断開始指令を上記セーフティリレー部に対して所望のタイミングで出力して、上記電源遮断状態における上記複数の光電センサによるセンサ出力の変化状態を読み取ることで上記複数の光電センサの上記センサ出力の自己診断を行う制御部
を備えた自己診断機能を有するエレベータのかご位置検出装置。 - 上記複数の光電センサのそれぞれは、
対向配置された一対の投光部および受光部を有し、
エレベータのかご側に設けられた検出板により、上記投光部から発光された光が遮られた場合には、上記受光部において所定量以上の光量を受光できない上記第1状態を上記センサ出力として出力し、
上記投光部から発光された光が上記検出板により遮られていない場合には、上記受光部において上記所定量以上の光量を受光できる上記第2状態を上記センサ出力として出力し、
上記電源遮断状態においては、上記発光部からの発光がなくなることで上記第1状態を上記センサ出力として出力し、
上記制御部は、上記自己診断開始指令を出力することで、上記検出板により上記投光部から上記投光部に向けて発光された光が遮られていない光電センサの上記センサ出力が、上記第2状態から上記第1状態に変化した場合には、当該光電センサが正常であると診断する
請求項1に記載の自己診断機能を有するエレベータのかご位置検出装置。 - 上記制御部は、上記電源遮断状態であるか否かでオン・オフ状態が切り替わる上記セーフティリレー部の接点と接続されており、上記自己診断開始指令を出力した状態で、上記接点の状態を読み取ることで上記電源遮断状態が正常に確立したか否かを判断する
請求項1または請求項2に記載の自己診断機能を有するエレベータのかご位置検出装置。 - 上記セーフティリレー部は、上記複数の光電センサに対して共通に設けられており、
上記制御部は、上記自己診断開始指令を出力することで、上記複数の光電センサを一括して上記電源遮断状態とする
請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の自己診断機能を有するエレベータのかご位置検出装置。 - 上記セーフティリレー部は、上記複数の光電センサに対して個別に設けられており、
上記制御部は、個別に設けられたセーフティリレー部に対応した個別の自己診断開始指令出力することで、上記複数の光電センサを個別に上記電源遮断状態とする
請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の自己診断機能を有するエレベータのかご位置検出装置。 - 上記制御部は、かごが乗場に停車していることで上記第1状態となっている光電センサが存在する場合には、当該光電センサが上記第1状態から上記第2状態に変わる位置まで上記かごを移動させた後、上記セーフティリレー部に上記自己診断開始指令を出力することで上記自己診断を行う
請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の自己診断機能を有するエレベータのかご位置検出装置。 - 昇降路内の階床ごとに設置され、着床中である状態を第1状態として、着床中でない状態を第2状態として、エレベータのかご位置を検出する複数の光電センサ、
上記複数の光電センサのそれぞれに供給される電源を外部指令により電源遮断状態に切り換え可能なセーフティリレー部、及び
電源供給状態における上記複数の光電センサによるセンサ出力を読み取ることで上記エレベータのかご位置を把握するとともに、上記複数の光電センサの自己診断を行う制御部
を備えた自己診断機能を有するエレベータのかご位置検出装置において実行されるエレベータのかご位置検出機能の自己診断方法であって、
上記制御部において、
上記外部指令として自己診断開始指令を上記セーフティリレー部に対して所望のタイミングで出力する指令送信ステップ、及び
上記電源遮断状態における上記複数の光電センサによるセンサ出力の変化状態を読み取ることで上記複数の光電センサの上記センサ出力の自己診断を行う診断ステップ
を有するエレベータのかご位置検出機能の自己診断方法。
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