JP2015128562A - 生体情報収集装置と生体情報収集装置用粘着部材 - Google Patents

生体情報収集装置と生体情報収集装置用粘着部材 Download PDF

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Abstract

【課題】安定して利用者の皮膚に固定することが出来ると共に、生体情報収集の機能を向上させることが可能な生体情報収集装置と生体情報収集装置用粘着部材を提供する。【解決手段】第1の主面と第2の主面を有する枠構造を有し、第1の主面側が生体センサ筐体1に固定される基材シート30と、基材シート30の第2の主面上に形成されるゲル状の導電性粘着剤層41,42とを備える生体情報収集装置用粘着部材が提供される。生体情報収集装置用粘着部材が生体センサ筐体1に固定された状態で生体センサ筐体1側から平面透視した場合に、基材シート30の輪郭全体が生体センサ筐体1の輪郭の外側に位置し、導電性粘着剤層41,42の少なくとも1/2以上の輪郭が基材シート30の外側輪郭と生体センサ筐体1の輪郭の間に位置する。【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、生体情報収集装置と生体情報収集装置用粘着部材に関する。
従来、種々の生体情報を収集する生体情報収集装置、及び、その生体情報収集装置をゲル状の粘着剤が塗布された粘着テープで覆って利用者の皮膚に固定する技術が開示されている。
生体情報収集装置は、利用者が装着している間は安定して皮膚に固定されていることが望ましい。また、生体情報収集装置が収集する生体情報の種類、あるいは生体情報収集装置の機能に応じて、利用者の皮膚への固定手段にも工夫が必要である。
特開2013−99651号公報
本発明の一つの実施形態は、安定して利用者の皮膚に固定することが出来ると共に、生体情報収集の機能を向上させることが可能な生体情報収集装置と生体情報収集装置用粘着部材を提供することを目的とする。
本発明の一つの実施形態によれば、第1の主面と第2の主面を有する枠構造を有し、前記第1の主面側が生体センサ筐体に固定される基材シートと、前記基材シートの第2の主面上に形成されるゲル状の導電性粘着剤層とを備える生体情報収集装置用粘着部材が提供される。生体情報収集装置用粘着部材が生体センサ筐体に固定された状態で生体センサ筐体側から平面透視した場合に、前記基材シートの外側輪郭全体が前記生体センサ筐体の輪郭の外側に位置し、前記導電性粘着剤層の少なくとも1/2以上の輪郭が前記基材シートの外側輪郭と前記生体センサ筐体の輪郭の間に位置する。
図1は、生体情報収集装置の一つの実施形態を示す図である。 図2は、生体情報収集装置の筐体の一つの実施形態を示す図である。 図3は、生体情報収集装置が利用者に装着される状態の一つの実施形態を示す図である。 図4は、生体情報収集装置の筐体を利用者の皮膚に固定する生体情報収集装置用粘着部材の一つの実施形態を詳細に説明する為の図である。 図5は、生体情報収集装置が利用者に装着される状態の一つの実施形態を示す図である。 図6は、生体情報収集装置の筐体を利用者の皮膚に固定する生体情報収集装置用粘着部材の一つの実施形態を詳細に説明する為の図である。 図7は、生体情報収集装置用粘着部材を保管する構成の一つの実施形態を示す図である。 図8は、生体情報収集装置用粘着部材の粘着補強部材を保管する構成の一つの実施形態を示す図である。 図9は、生体情報収集装置が利用者に装着される状態の一つの実施形態を示す図である。 図10は、袋状の収納体を有する生体情報収集装置用粘着部材を備えた生体情報収集装置の一つの実施形態を示す図である。 図11は、袋状の収納体を有する生体情報収集装置用粘着部材を備えた生体情報収集装置の他の一つの実施形態を示す図である。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる生体情報収集装置と生体情報収集装置用粘着部材を詳細に説明する。なお、これら実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、生体情報収集装置の構成の一つの実施形態を示す図である。生体情報収集装置100は、例えば、脈波センサ2、第1の電極3、第2の電極4、及び、体温センサ5を備える。脈波センサ2は、例えば、発光素子(図示せず)と受光素子(図示せず)を有しており、光電脈波方式を採用している。第1の電極3と第2の電極4は、例えば、金属製の電極であり、利用者の皮膚に接触することにより心電信号を検知するセンサとして用いられる。体温センサ5は、例えば、金属電極で構成され、利用者の皮膚に接触して体表温を検知する。赤外線センサを用いて構成することも可能である。
脈波センサ2、第1の電極3、第2の電極4、及び、体温センサ5からの信号が、信号処理部6に供給される。信号処理部6の出力信号は、送受信部7に供給され、無線信号として送出される。送受信部7から送出された信号は、例えば、受信機能を有するスマートフォン(図示せず)やタブレット端末(図示せず)で受信される。生体情報収集装置100は、例えば、充電式のバッテリー8を備えている。バッテリー8により、脈波センサ2、信号処理部6、及び、送受信部7がバイアスされる。バッテリー8の電圧を電圧変換して、脈波センサ2、信号処理部6、及び、送受信部7に供給する電圧変換回路を備えるが、省略している。脈波センサ2、第1の電極3、第2の電極4、体温センサ5、信号処理部6、送受信部7、及びバッテリー8が生体センサ筐体1に一体的に組み込まれ、生体情報収集装置100が構成される。
(第2の実施形態)
図2は、生体情報収集装置100を構成する生体センサ筐体1の一つの実施形態を示す図である。図2(A)は、生体センサ筐体1を、側面から示す図であり、図2(B)は、生体センサ筐体1を、下面10側から示す図である。
生体センサ筐体1は、下面10側、すなわち、利用者の皮膚に固定される側に、突出部20を有する。突出部20には、例えば、脈波センサ2と体温センサ5が配備される。突出部20を利用者の皮膚に密着させることで、生体情報の収集が容易になる。突出部20の両側には、第1の電極3と第2の電極4が配備される。第1の電極3と第2の電極4は、その表面が生体センサ筐体1の下面10の表面に露出するように設けられる。生体センサ筐体1は、例えば、ABS樹脂で構成される。
(第3の実施形態)
図3は、生体情報収集装置100が利用者に装着される状態の一つの実施形態を示す図である。図3(A)は、生体センサ筐体1が、粘着基材シート30に固定された状態を平面的に示す図である。図3(B)は、図3(A)の一点鎖線I−Iにおける概略的な断面構造を示す。粘着基材シート30は、例えば、不織布で構成される。粘着基材シート30の第1の主面、すなわち上面側に生体センサ筐体1が設けられる。粘着基材シート30の第2の主面、すなわち、利用者の皮膚に固定される側の面には、分割された2枚のゲル状の導電性粘着剤層、すなわち、第1の導電性粘着剤層41と第2の導電性粘着材層42が取り付けられる。第1の導電性粘着剤層41の右側輪郭410と第2の導電性粘着剤層42の左側輪郭420の間に生体センサ筐体1の突出部20が位置する。
生体センサ筐体1は、導電性粘着剤層(41、42)により利用者の皮膚に固定されると共に、生体センサ筐体1に設けられた第1の電極3と第2の電極4は、導電性粘着剤層(41、42)により、利用者の皮膚に電気的に繋がる。第1の電極3と第2の電極4を、分割された2枚の導電性粘着剤層(41、42)により利用者の皮膚にそれぞれ固定することにより、第1の電極3と第2の電極4は、相互に電気的に絶縁された状態で、利用者の皮膚に固定される。
図3(A)に示す様に、生体情報収集装置用粘着部材(以降、粘着部材)9が生体センサ筐体1に固定された状態で生体センサ筐体1側から平面透視した場合、粘着基材シート30の外側輪郭31は、全体に亘って生体センサ筐体1の輪郭11の外側に位置する。第1の導電性粘着剤層41は、粘着基材シート30の平面形状に応じた平面形状を有しており、第1の導電性粘着剤層41の右側輪郭410が、生体センサ筐体1の突出部20に接する。尚、第1の導電性粘着剤層41の右側輪郭410が、生体センサ筐体1の突出部20に接しない構成とすることも可能である。第1の導電性粘着剤層41の右側輪郭410を除く3つの辺の輪郭は、粘着基材シート30の外側輪郭31上に位置する。第1の導電性粘着剤層41の右側輪郭410を除く3つの辺の輪郭を、粘着基材シート30の外側輪郭31上ではなく、生体センサ筐体1の輪郭11と粘着基材シート30の外側輪郭31の間の任意の地点に位置させることも出来る。第1の導電性粘着剤層41の右側輪郭410を除く3つの辺の輪郭を、粘着基材シート30の外側輪郭31上、あるいは、外側輪郭31と生体センサ筐体1の輪郭11の間の任意の地点に位置させることにより、第1の導電性粘着剤層41の略3/4の輪郭が、粘着基材シート30上で、粘着基材シート30の外側輪郭31と生体センサ筐体1の輪郭11の間に位置する構成となる。かかる構成により、第1の導電性粘着剤層41は、生体センサ筐体1の下面10に接する領域の範囲のみならず、生体センサ筐体1の輪郭11を越えた外側の領域においても利用者の皮膚に接触し、生体センサ筐体1を利用者の皮膚に固定することが出来る。
第2の導電性粘着剤層42の左側輪郭420は、生体センサ筐体1の突出部20に接し、第2の導電性粘着剤層42の右側輪郭422は、生体センサ筐体1の輪郭11の外側で、粘着基材シート30の外側輪郭31の内側に位置する。第2の導電性粘着剤層42の残る2辺の輪郭は、粘着基材シート30の外側輪郭31上に位置する。第2の導電性粘着剤層42の上側輪郭と下側輪郭を、粘着基材シート30の外側輪郭31上ではなく、生体センサ筐体1の輪郭11と粘着基材シート30の外側輪郭31の間の任意の地点に位置させることも出来る。第2の導電性粘着剤層42の左側輪郭420を除く3つの辺の輪郭を、粘着基材シート30の外側輪郭31上、あるいは、外側輪郭31と生体センサ筐体1の輪郭11の間の任意の地点に位置させることにより、第2の導電性粘着剤層42の略3/4の輪郭が、粘着基材シート30上で、粘着基材シート30の外側輪郭31と生体センサ筐体1の輪郭11の間に位置する構成となる。かかる構成により、第2の導電性粘着剤層42は、生体センサ筐体1の下面10に接する領域の範囲のみならず、生体センサ筐体1の輪郭11を越えた外側の領域においても利用者の皮膚に接触し、生体センサ筐体1を利用者の皮膚に固定することが出来る。尚、第2の導電性粘着剤層42の左側輪郭420が、生体センサ筐体1の突出部20に接しない構成とすることも可能である。粘着基材シート30の寸法を適宜調整して導電性粘着剤層(41、42)の面積を調整することにより、生体センサ筐体1を利用者の皮膚に固定する粘着力を調整することが出来る。
本実施形態によれば、導電性粘着剤層(41、42)が、生体センサ筐体1の下面10に設けられる突出部20を除き、生体センサ筐体1の下面10の略全面に接触する。また、導電性粘着剤層(41、42)は、生体センサ筐体1側から平面透視した場合に、生体センサ筐体1の輪郭11を越えた領域においても、粘着基材シート30と一体化し、生体センサ筐体1を利用者の皮膚に固定する構成となる。従って、生体センサ筐体1を利用者の皮膚表面に安定的に固定することが可能となる。また、導電性粘着剤層(41、42)の表面側、すなわち、生体センサ筐体1が装着される側は粘着基材シート30で覆われる。従って、生体センサ筐体1を利用者が装着した状態において、導電性粘着剤層(41、42)が、被服に付着する事態を回避することが可能である。粘着基材シート30、及び、導電性粘着剤層(41、42)の寸法を調整することにより、生体センサ筐体1を固定する強度を調整することが可能である。また、生体センサ筐体1に設けられる電極(3、4)は、粘着部材9を介して利用者の皮膚に接触する為、例えば利用の都度、粘着部材9を取り替えることにより、生体センサ筐体1の電極(3、4)を清潔な状態に維持することが可能で有る。尚、粘着基材シート30に導電性粘着剤層(41、42)が形成されない領域32を設ける効果については、後述する。
(第4の実施形態)
図4は、図3の実施形態で説明した粘着部材9の一つの実施形態を詳細に説明する為の図である。粘着部材9の各構成要素と、各構成要素を一体化した状態を示す。図4(A)は、粘着基材シート30を示す。粘着基材シート30は、生体センサ筐体1側の第1の主面と、利用者の皮膚に固定される側の第2の主面を有する。粘着基材シート30は、外側輪郭31と内側輪郭34で示す枠構造を有しており、内側輪郭34で示す開口33を有する。開口33の寸法は、例えば、生体センサ筐体1の輪郭11に応じて調整される。
図4(B)は、第1の導電性粘着剤層41と第2の導電性粘着剤層42を示す。第1の導電性粘着剤層41は、粘着基材シート30に応じた4角形の外形を有しており、4辺の輪郭410から413を有する。第2の導電性粘着剤層42も、略4角形の形状を有しており、4辺の輪郭420から423を有する。第1の導電性粘着剤層41と第2の導電性粘着剤層42は、粘着基材シート30の第2の主面に取り付けられる。粘着基材シート30において、導電性粘着剤層(41、42)が取り付けられた側が、利用者の皮膚に固定される側となる。
図4(C)は、粘着基材シート30に第1の導電性粘着剤層41と第2の導電性粘着剤層42が取り付けられた状態の粘着部材9を、導電性粘着剤層(41、42)側から示す。第1の導電性粘着剤層41と第2の導電性粘着剤層42が、例えば、生体センサ筐体1の突出部20の寸法に応じた間隔を保つように、粘着基材シート30の第2の主面、すなわち、利用者の皮膚に固定される側の主面に取り付けられる。第1の導電性粘着剤層41の右側輪郭410と第2の導電性粘着剤層42の左側輪郭420が示す導電性粘着剤層(41、42)間の隙間と粘着基材シート30の内側輪郭34により、例えば、生体センサ筐体1の突出部20に対応した開口46が構成される。
第1の導電性粘着剤層41の3辺の輪郭411から413は、粘着基材シート30の外側輪郭31上に位置する。第2の導電性粘着剤層42の上側の輪郭421と下側の輪郭423は、粘着基材シート30の外側輪郭31上に位置する。第2の導電性粘着剤層42の右側輪郭422は、粘着基材シート30上に位置する。すなわち、第1の導電性粘着剤層41と第2の導電性粘着剤層42の輪郭の略3/4が粘着基材シート30の上に存在する。換言すれば、粘着部材9が生体センサ筐体1に固定された状態で生体センサ筐体1から平面透視した場合に、粘着基材シート30の輪郭全体が生体センサ筐体1の輪郭11の外側に位置し、第1の導電性粘着剤層41と第2の導電性粘着剤層42の略3/4の輪郭が粘着基材シート30の外側輪郭31と生体センサ筐体1の輪郭11の間に位置するため、第1の導電性粘着剤層41と第2の導電性粘着剤層42の少なくとも1/2以上の輪郭が、粘着基材シート30の外側輪郭31と生体センサ筐体1の輪郭11の間に位置することになる。かかる構成により、導電性粘着剤層(41、42)が、生体センサ筐体1の輪郭11を越えた領域においても、生体センサ筐体1を利用者の皮膚に固定する構成となる。粘着基材シート30の外側輪郭31と第2の導電性粘着剤層42の右側輪郭422で示す様に、粘着基材シート30には、導電性粘着剤層が形成されない領域32が粘着基材シート30の外周周辺の一部に設けられる。粘着基材シート30は、例えば、不織布で構成される。また、導電性粘着剤層(41、42)は、アクリル系樹脂に多価アルコール、電界質中世塩類、及び、安定剤と水を添加することにより構成される。
(第5の実施形態)
図5は、生体情報収集装置100が利用者に装着される状態の一つの実施形態を示す図である。既述の実施形態に対応する構成要素には同一符号を付し、説明を省略する。図5(A)は、生体センサ筐体1が、粘着基材シート30に固定された状態を平面的に示す図である。図5(B)は、図5(A)の一点鎖線J−Jでの概略的な断面構造を示す。本実施形態においては、導電性粘着剤層(41、42)と生体センサ筐体1の間に粘着補強部材50を備える。粘着補強部材50は、例えば、両面に粘着剤が塗布された両面粘着シートで構成される。粘着補強部材50は、生体センサ筐体1の表面に形成された第1の電極3と第2の電極4の形成位置に対応した箇所に開口51と開口52を有する。第1の電極3と第2の電極4は、この開口51と開口52に充填される導電性粘着剤層(41、42)を介して、利用者の皮膚に電気的に繋がる。
本実施形態によれば、導電性粘着剤層(41、42)と生体センサ筐体1の間に粘着補強部材50を設けることにより、導電性粘着剤層(41、42)と生体センサ筐体1との粘着力を高めることが出来る。導電性粘着剤層(41、42)と生体センサ筐体1との粘着力を高めることにより、例えば、使用後に生体センサ筐体1を皮膚から取り外す際に、生体センサ筐体1から導電性粘着剤層(41、42)が剥離し、皮膚に残ったままになるといった事態を回避することが可能である。粘着補強部材50は、一部を突出させて形成したつまみ部54を備える。つまみ部54の効果については、後述する。
(第6の実施形態)
図6は、図5の実施形態で説明した粘着部材9の一つの実施形態を詳細に説明する為の図である。粘着部材9を構成する各構成要素と、各構成要素を一体化した状態を示す。既述の実施形態に対応する構成要素には同一符号を付し、説明を省略する。図6(A)は、粘着補強部材50を示す。粘着補強部材50は、3つの開口(51、52、53)を有する。開口51と開口52は、生体センサ筐体1の下面10の表面に形成された第1の電極3と第2の電極4の形成位置に対応して設けられる。開口53は、生体センサ筐体1の突出部20の形成位置に対応して設けられる。粘着補強部材50は、一部を突出させて形成したつまみ部54を有する。
図6(B)は、粘着基材シート30を示す。粘着基材シート30は、生体センサ筐体1側の第1の主面と、利用者の皮膚に固定される側の第2の主面を有する。粘着基材シート30は、外側輪郭31と内側輪郭34で示す枠構造を有しており、内側輪郭34で示す開口33を有する。開口33の寸法は、例えば、生体センサ筐体1の輪郭11に応じて調整される。
図6(C)は、第1の導電性粘着剤層41と第2の導電性粘着剤層42を示す。第1の導電性粘着剤層41と第2の導電性粘着剤層42は、粘着基材シート30の第2の主面、すなわち、利用者の皮膚に固定される面側に取り付けられる。粘着基材シート30において、第1の導電性粘着剤層41と第2の導電性粘着剤層42が取り付けられた側が、利用者の皮膚に固定される側となる。
図6(D)は、粘着基材シート30に、粘着補強部材50と導電性粘着剤層(41、42)が取り付けられた状態を、粘着補強部材50側から示す。粘着補強部材50は、粘着基材シート30の第1の主面、すなわち、生体センサ筐体1側に貼り付けられる。粘着補強部材50は、例えば、導電性粘着剤層(41、42)と生体センサ筐体1との間の粘着強度を強固にしたいと利用者が判断した場合に用いられる。粘着補強部材50のつまみ部54は、粘着基材シート30の枠上に延在する。つまみ部54を粘着基材シート30から剥離することにより、粘着補強部材50のみを単独で導電性粘着剤層(41、42)から剥離することが容易となる。つまみ部54は、利用者が粘着補強部材50を粘着基材シート30に貼付し直す場合等において、利便性を有する。
(第7の実施形態)
図7は、粘着部材9を保管する構成の一つの実施形態を示す図である。図7(A)は、粘着基材シート30の表面に上面側保護シート60と下面側保護シート70が設けられた状態を平面的に示す図である。図7(B)は、図7(A)の一点鎖線K−Kでの概略的な断面構造を示す。図7(B)で示す様に、第1の導電性粘着剤層41と第2の導電性粘着剤層42の下側表面には、下面側保護シート70が設けられる。粘着基材シート30に導電性粘着剤層(41、42)が取り付けられた状態を、上面側保護シート60と下面側保護シート70で保護して保存することにより、導電性粘着剤層(41、42)の粘着性を維持したままの状態で保存することが可能である。また、粘着部材9を取り扱う際も、導電性粘着剤層(41、42)との接触が保護シート(60、70)により回避できるため、手や被服に導電性粘着剤層(41、42)が付着することを回避することが出来る。また、粘着基材シート30には、導電性粘着剤層が形成されない領域32が設けられている為、下面側保護シート70を粘着部材9から容易に剥離することが可能である。尚、粘着部材9に上面側保護シート60と下面側保護シート70が貼付された形態で、商取引の対象とすることも出来る。使用する場合には、例えば、上面側保護シート60を剥離し、粘着部材9を生体センサ筐体1に取り付ける。例えば、下面側保護シート70を貼付した状態で粘着部材9の下面側に圧力を加えることにより導電性粘着剤層(41、42)が粘着基材シート30の開口33に充填され、生体センサ筐体1と導電性粘着剤層(41、42)が接触する。その後に、下面側保護シート70を剥離して、生体センサ筐体1を利用者の皮膚に固定して、使用する。
(第8の実施形態)
図8は、粘着補強部材50を保管する構成の一つの実施形態を示す図である。図8(A)は、粘着補強部材50の表面に上面側保護シート80と下面側保護シート90が設けられた状態を平面的に示す図で有る。図8(B)は、図8(A)の一点鎖線L−Lでの概略的な断面構造を示す。図8(B)で示す様に、粘着補強部材50の下側表面に、下面側保護シート90が設けられる。上面側保護シート80は、粘着補強部材50の形状に対応した形状を有しており、粘着補強部材50に設けられる開口(51、52、53)に対応した開口(81、82、83)、並びに、つまみ部54に対応した突起部84を有する。両面に粘着剤が塗布された粘着補強部材50を、上面側に設けられた上面側保護シート80と下面側保護シート90で保護して保存することにより、粘着補強部材50の粘着性を維持したままの状態で保存することが可能である。また、取り扱いの際も、粘着補強部材50の両面の粘着剤層との接触が保護シート(80、90)で回避できるため、手や被服に粘着補強部材50の粘着剤が接触することを回避することが出来る。尚、粘着補強部材50に上面側保護シート80と下面側保護シート90が貼付された形態で、商取引の対象とすることも出来る。使用する場合には、例えば、上面側保護シート80と下面側保護シート90を剥離し、粘着部材9に取り付けられた導電性粘着剤層(41、42)の表面に貼付する。
(第9の実施形態)
図9は、生体情報収集装置100が利用者に装着される状態の一つの実施形態を示す図である。既述の実施形態に対応する構成要素には同一符号を付し、説明を省略する。図9(A)は、生体センサ筐体1に、粘着基材シート30と導電性粘着剤層(41、42)が取り付けられた状態を概略的な断面で示している。図9(B)は、下側、すなわち、生体センサ筐体1が利用者の皮膚に固定される側から見た図である。図9(A)は、図9(B)の一点鎖線M−Mにおける断面に相当する。
本実施形態においては、生体センサ筐体1の突出部20、すなわち、脈波センサ2と体温センサ5が配備される箇所の周辺を取り囲む遮光性部材95を有する。脈波センサ2として、発光素子と受光素子を有する光電脈波方式を採用する場合に、周囲からの光の混入を防ぐことにより、脈波情報の収集精度を向上させることが出来る。遮光性部材95は、導電性粘着剤層(41、42)とは別に、絶縁性のゲル状粘着剤層に遮光性の材料を混入させた部材を、突出部20の周囲に設ける構成とすることが出来る。尚、突出部20に近接する粘着基材シート30にも遮光性の材料を混入させることにより、更に遮光効果を向上させることが可能である。
導電性粘着剤層(41、42)に血管拡張を促す薬剤を添加する構成とすることも出来る。環境温の影響等で血管が細くなり脈波振幅が小さくなって計測し難い状況になった場合に効果的である。血管拡張を促す薬剤としては、例えば、カプサイシンやβブロッカー等を用いることが出来る。
導電性粘着剤層(41、42)に、水分を吸収すると色の変わる成分を添加する構成とすることも出来る。導電性粘着剤層(41、42)が吸湿状態にあり、例えば、生体センサ筐体1が脱落しやすい状態になっていることを利用者に知らせるためである。水分を吸収すると色の変わる成分としては、例えば、塩化コバルト等を用いることが出来る。尚、入浴中に生体情報収集装置100を使用する必要が有る場合には、粘着部材9で固定された生体センサ筐体1を、粘着性の防水シート(図示せず)等で覆った状態で皮膚に固定して使用することが出来る。
(第10の実施形態)
図10は、袋状の収納体500を有する生体情報収集装置用粘着部材を備えた生体情報収集装置100の一つの実施形態を示す図である。既述の実施形態に対応する構成要素には同一符号を付している。図10(A)は、概略的な断面を示しており、図10(B)は、下側、すなわち、生体センサ筐体1が利用者の皮膚に固定される側から見た図である。図10(A)は、図10(B)の一点鎖線N−Nにおける断面に相当する。
袋状の収納体500は、挿入口550を有する。挿入口550から生体センサ筐体1が挿入される。また、袋状の収納体500は、第1の開口501、第2の開口502、および第3の開口503を有する。第1の開口501は、生体センサ筐体1に設けられている第1の電極3(図2(B)参照)に対応した位置に設けられており、同様に、第2の開口502は第2の電極4に対応した位置に設けられている。また、第3の開口503は、突出部20に対応した位置に設けられている。第1の開口501と第2の開口502は、生体センサ筐体1に設けられている電極(3、4)に応じた寸法及び形状を有することが好ましいが、必ずしも、生体センサ筐体1に設けられている電極(3、4)と同じ形状、同じ寸法にする必要はない。第1の開口501と第2の開口502の形状及び寸法を、生体センサ筐体1に設けられている電極(3、4)の形状及び寸法に対して、ある程度の余裕度を持った形状、並びに寸法にすることが可能である。第3の開口503と突出部20の関係についても同様である。本実施形態においては、第3の開口503の輪郭が、突出部20の輪郭に一致している場合を示す。
第1の開口501と第2の開口502には、ゲル状の第1の導電性粘着剤層510とゲル状の第2の導電性粘着剤層511が夫々充填される。生体センサ筐体1が挿入された袋状の収納体500を手で押しつけることにより、生体情報収集装置100が利用者の皮膚に取り付けられる。生体情報収集装置100が利用者の皮膚に取り付けられた際に、ゲル状の導電性粘着剤層(510、511)は、利用者の皮膚に接すると共に、生体センサ筐体1に設けられた電極(図示せず)に接する。これにより、利用者の皮膚と生体センサ筐体1に設けられた電極が電気的に繋がる。
ゲル状の第1の導電性粘着剤層510と第2の導電性粘着剤層511の間は、端部531と端部532で示される空間領域によって分離される。すなわち、ゲル状の第1の導電性粘着剤層510と第2の導電性粘着剤層511の間は、電気的に分離されている。ゲル状の第1の導電性粘着剤層510の端部531と第2の導電性粘着剤層511の端部532の間隔は、例えば、突出部20の幅に対応する。
袋状の収納体500は、例えば、不織布等の布製とすることが出来る。柔らかい材質とすることにより、生体センサ筐体1を挿入しない状態では袋状の収納体500の厚みが薄くなるため、生体情報収集装置用粘着部材をコンパクトに保管することが可能である。また、袋状の収納体500の材料として、発泡ウレタン等、定型性が維持できる材質の材料を用いることも可能である。定型性が維持できる袋状の収納体500の形態にした場合には、袋状の収納体500に設けられる開口(501から503)の位置が固定される為、生体センサ筐体1を収納体500に挿入した際の生体センサ筐体1に設けられた電極(3、4)と収納体500の開口(501、502)の位置合わせが容易になる。
本実施形態によれば、袋状の収納体500に生体センサ筐体1を挿入して利用者の皮膚に固定する形態となる為、生体センサ筐体1の装着が容易である。袋状の収納体500の形状及び寸法を生体センサ筐体1の形状及び寸法に応じて設定しておくことにより、袋状の収納体500の終端部まで生体センサ筐体1を挿入することで、生体センサ筐体1に設けられた電極(3、4)と袋状の収納体500に形成した開口(501、502)との位置合わせが行われる構成とすることが出来る。また、袋状の収納体500とすることにより、生体センサ筐体1を保護する構造が提供できる。尚、袋状の収納体500の挿入口550側の寸法を長めに設定し、生体センサ筐体1が収納された状態で挿入口550が収納体500で覆われる構成としても良い。
(第11の実施形態)
図11は、袋状の収納体500を有する生体情報収集装置用粘着部材を備えた生体情報収集装置100の他の一つの実施形態を示す図である。既述の実施形態に対応する構成要素には同一符号を付している。図11(A)は、概略的な断面を示しており、図11(B)は、下側、すなわち、生体センサ筐体1が利用者の皮膚に固定される側から見た図である。図11(A)は、図11(B)の一点鎖線O−Oにおける断面に相当する。
本実施形態においては、ゲル状の第1の導電性粘着剤層520と第2の導電性粘着剤層521の周囲には、ゲル状の第1と第2の導電性粘着剤層(520、521)の外周に接する絶縁性粘着剤層522が設けられている。すなわち、ゲル状の第1の導電性粘着剤層520と第2の導電性粘着剤層521は、絶縁性粘着剤層522により電気的に分離されている。ゲル状の導電性粘着剤層は絶縁性粘着剤層に比べてコスト的に高くなる為、袋状の収納体500を利用者の皮膚に固定する粘着剤層の一部を絶縁性粘着剤層とすることにより、コストを抑制することが可能である。また、利用者の皮膚に接する側の袋状の収納体500の面全体をゲル状の導電性粘着剤層(520、521)と絶縁性粘着剤層522により覆う構造にすることが出来る為、袋状の収納体500と利用者の皮膚との間の粘着力を高めることが可能である。
実施形態で説明した生体センサ筐体1は、脈波センサ2と体温センサ5が配備された突出部20を備える。生体情報収集装置100の仕様により、袋状の収納体500に設けられる開口の配置は相違する。例えば、脈波センサ2と体温センサ5が配備された突出部20を備えない構成の生体センサ筐体1を有する生体情報収集装置100の場合には、袋状の収納体500は生体センサ筐体1に設けられた電極(3、4)に対応した開口(501、502)のみを有する形態とすることが出来る。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 生体センサ筐体、2 脈波センサ、3 第1の電極、4 第2の電極、5 体温センサ、6 信号処理部、7 送受信部、8 バッテリー、9 粘着部材、30 粘着基材シート、41及び42 導電性粘着剤層、50 粘着補強部材、60及び80 上面側保護シート、70及び90 下面側保護シート、95 遮光性部材、500 袋状の収納体、501から503 開口、510及び511 導電性粘着剤層、520及び521 導電性粘着剤層、522 絶縁性粘着剤層、550 挿入口。

Claims (11)

  1. 利用者の生体情報を収集する生体センサが組み込まれた生体センサ筐体を利用者の皮膚に固定する為の生体情報収集装置用粘着部材であって、前記生体情報収集装置用粘着部材は、
    第1の主面と第2の主面を有する枠構造を有し、前記第1の主面側が前記生体センサ筐体に固定される基材シートと、
    前記基材シートの第2の主面側に形成されるゲル状の導電性粘着剤層と、
    を具備し、前記生体情報収集装置用粘着部材が前記生体センサ筐体に固定された状態で前記生体センサ筐体側から平面透視した場合に、前記基材シートの外側輪郭全体が前記生体センサ筐体の輪郭の外側に位置し、前記導電性粘着剤層の少なくとも1/2以上の輪郭が前記基材シートの外側輪郭と前記生体センサ筐体の輪郭の間に位置することを特徴とする生体情報収集装置用粘着部材。
  2. 両面に粘着剤層が形成された粘着補強部材を前記基材シートの第1の主面側に備えることを特徴とする請求項1に記載の生体情報収集装置用粘着部材。
  3. 前記基材シートの第2の主面の外周周辺の一部に、前記導電性粘着剤層が形成されない領域を有することを特徴とする請求項1または2に記載の生体情報収集装置用粘着部材。
  4. 前記生体センサは、少なくとも、利用者の脈波情報を収集する機能を有し、前記導電性粘着剤層は、血管拡張作用を有する成分を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の生体情報収集装置用粘着部材。
  5. 前記生体センサ筐体の表面に配置される第1の電極と第2の電極を備え、前記導電性粘着剤層は、前記第1の電極と前記第2の電極の配置位置をそれぞれ覆うように分割されて前記基材シートに形成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の生体情報収集装置用粘着部材。
  6. 利用者の生体情報を収集する生体センサが組み込まれた生体センサ筐体を利用者の皮膚に固定する為の生体情報収集装置用粘着部材であって、前記生体情報収集装置用粘着部材は、
    第1の主面と第2の主面を有する枠構造を有し、前記第1の主面側が前記生体センサ筐体に固定される基材シートと、
    前記基材シートの第2の主面側に形成されるゲル状の導電性粘着剤層と、
    前記基材シートの第1の主面側に設けられる、両面に粘着剤層が形成された粘着補強部材と、
    を具備することを特徴とする生体情報収集装置用粘着部材。
  7. 利用者の生体情報を収集する生体センサが組み込まれた生体センサ筐体と、
    前記生体センサ筐体を利用者の皮膚に固定する為の粘着部材と、
    を備えた生体情報収集装置において、
    前記粘着部材は、
    第1の主面と第2の主面を有する枠構造を有し、前記第1の主面側が前記生体センサ筐体に固定される基材シートと、
    前記基材シートの第2の主面上に形成されるゲル状の導電性粘着剤層と、
    を具備し、前記粘着部材が前記生体センサ筐体に固定された状態で前記生体センサ筐体側から平面透視した場合に、前記基材シートの外側輪郭全体が前記生体センサ筐体の輪郭の外側に位置し、前記導電性粘着剤層の少なくとも1/2以上の輪郭が前記基材シートの外側輪郭と前記生体センサ筐体の輪郭の間に位置することを特徴とする生体情報収集装置。
  8. 利用者の皮膚に生体センサ筐体を固定する側の面に少なくとも2つ以上の開口を有する収納体と、
    相互に電気的に絶縁された状態で前記開口の内の少なくとも2つに充填されるゲル状の導電性粘着剤層と、
    を備えることを特徴とする生体情報収集装置用粘着部材。
  9. 前記ゲル状の導電性粘着剤層が充填される開口は、前記生体センサ筐体に設けられた電極の位置に対応して形成されていることを特徴とする請求項8に記載の生体情報収集装置用粘着部材。
  10. 前記ゲル状の導電性粘着剤層の外周に接し、前記生体センサ筐体を固定する側の袋状の収納体の面に設けられる絶縁性の粘着剤層を備えることを特徴とする請求項8または9に記載の生体情報収集用粘着部材。
  11. 利用者の生体情報を収集する生体センサが組み込まれた生体センサ筐体と、
    前記生体センサ筐体を利用者の皮膚に固定する為の粘着部材と、
    を備えた生体情報収集装置において、
    前記粘着部材は、
    利用者の皮膚に生体センサ筐体を固定する側の面に少なくとも2つ以上の開口を有する収納体と、
    相互に電気的に絶縁された状態で前記開口の内の少なくとも2つに充填されるゲル状の導電性粘着剤層と、
    を具備することを特徴とする生体情報収集装置。
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