JP2016131808A - 生体情報収集装置と生体情報収集装置用装着部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】一つの実施形態は、装着が容易で、且つ、低コスト化が図られた生体情報収集装置と生体情報収集装置用装着部材を提供することを目的とする。【解決手段】一つの実施形態によれば、生体情報収集装置用装着部材は、第1の主表面と前記第1の主表面に対向し少なくとも2つの電極が形成された第2の主表面を有する生体センサ筐体を収納して利用者の皮膚に固定する。前記生体情報収集装置用装着部材は、前記生体センサ筐体の第1の主表面側を覆う第1の被覆部材を有する。前記第1の被覆部材から延在する延在部が第1の折り曲げ部で折り曲げられ、前記第1の被覆部材と接合されて前記生体センサ筐体の第2の主表面側を覆う第2の被覆部材を有する。前記第2の被覆部材は、前記生体センサ筐体が収納された状態において前記生体センサ筐体の第2の主表面に形成された前記電極の少なくとも一つの電極の表面を覆うゲル状の導電性粘着剤層を有する。【選択図】図3
Description
本実施形態は、生体情報収集装置と生体情報収集装置用装着部材に関する。
従来、種々の生体情報を収集する生体情報収集装置、及び、その生体情報収集装置をゲル状の粘着剤が塗布された粘着テープで覆って利用者の皮膚に固定する技術が開示されている。
生体情報収集装置は、利用者が装着している間は安定して皮膚に固定されていることが望ましい。また、入浴中に装着される可能性も有る為、防水性の配慮も必要である。利用者の皮膚に装着されることから、生体情報収集装置用装着部材を使用の都度取り替えて使用されることが想定される。この為、生体情報収集装置用装着部材は、生体情報収集装置の装着が容易で低コストであることが望まれる。
一つの実施形態は、装着が容易で、且つ、低コスト化が図られた生体情報収集装置と生体情報収集装置用装着部材を提供することを目的とする。
一つの実施形態によれば、生体情報収集装置用装着部材は、第1の主表面と前記第1の主表面に対向し少なくとも2つの電極が形成された第2の主表面を有する生体センサ筐体を収納して利用者の皮膚に固定する。生体情報収集装置用装着部材は、前記生体センサ筐体の第1の主表面側を覆う第1の被覆部材を有する。前記第1の被覆部材から延在する延在部が第1の折り曲げ部で折り曲げられ、前記第1の被覆部材と接合されて前記生体センサ筐体の第2の主表面側を覆う第2の被覆部材を有する。前記第2の被覆部材は、前記生体センサ筐体が収納された状態において前記電極の少なくとも一つの表面を覆うゲル状の導電性粘着剤層を有する。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる生体情報収集装置と生体情報収集装置用装着部材を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の生体情報収集装置の構成を示す図である。生体情報収集装置100は、例えば、第1の電極3、第2の電極4を備える。第1の電極3と第2の電極4は、例えば、金属製の電極であり、利用者の皮膚に接触することにより心電信号を検知するセンサとして用いられる。
図1は、第1の実施形態の生体情報収集装置の構成を示す図である。生体情報収集装置100は、例えば、第1の電極3、第2の電極4を備える。第1の電極3と第2の電極4は、例えば、金属製の電極であり、利用者の皮膚に接触することにより心電信号を検知するセンサとして用いられる。
第1の電極3、第2の電極4からの信号が、信号処理部6に供給される。信号処理部6の出力信号は、送受信部7に供給され、無線信号として送出される。送受信部7から送出された信号は、例えば、受信機能を有するスマートフォン(図示せず)やタブレット端末(図示せず)で受信される。生体情報収集装置100は、例えば、充電式のバッテリー8を備えている。バッテリー8により信号処理部6、及び、送受信部7がバイアスされる。バッテリー8の電圧を電圧変換して、信号処理部6、及び、送受信部7に供給する電圧変換回路を備えるが、省略している。第1の電極3、第2の電極4、信号処理部6、送受信部7、及びバッテリー8が生体センサ筐体1に一体的に組み込まれ、生体情報収集装置100が構成される。
(第2の実施形態)
図2は、生体情報収集装置100を構成する生体センサ筐体1の一つの実施形態を示す図である。図2(A)は、生体センサ筐体1を、側面から示す図であり、図2(B)は、生体センサ筐体1を、下面側から示す図である。
図2は、生体情報収集装置100を構成する生体センサ筐体1の一つの実施形態を示す図である。図2(A)は、生体センサ筐体1を、側面から示す図であり、図2(B)は、生体センサ筐体1を、下面側から示す図である。
生体センサ筐体1は、上面側に第1の主表面9を有し、第1の主表面9に対向する第2の主表面10、すなわち利用者の皮膚に固定される下面側に、第1の電極3と第2の電極4が配備される。第1の電極3と第2の電極4は、その表面が生体センサ筐体1の第2の主表面10の表面に露出するように設けられる。生体センサ筐体1は、例えば、ABS樹脂で構成される。
(第3の実施形態)
図3は生体情報収集装置100の図2に示す生体センサ筐体1を覆う生体情報収集装置用装着部材200の一つの実施形態を示す図である。図3(A)は、生体情報収集装置100を断面的に示す図である。図3(B)は、生体情報収集装置100の下面、すなわち、人体の皮膚に装着される側から見た概略図である。図3(A)は、図3(B)に示す一点鎖線I―Iにおける断面図に相当する。図3(C)は、図3(B)に示す一点鎖線II―IIにおける断面図に相当する。
図3は生体情報収集装置100の図2に示す生体センサ筐体1を覆う生体情報収集装置用装着部材200の一つの実施形態を示す図である。図3(A)は、生体情報収集装置100を断面的に示す図である。図3(B)は、生体情報収集装置100の下面、すなわち、人体の皮膚に装着される側から見た概略図である。図3(A)は、図3(B)に示す一点鎖線I―Iにおける断面図に相当する。図3(C)は、図3(B)に示す一点鎖線II―IIにおける断面図に相当する。
生体情報収集装置用装着部材200は、生体センサ筐体1の第1の主表面9側を覆う第1の被覆部材206を有する。第1の被覆部材206は、生体センサ筐体1を収納する筐体収納部300を有する。図3(A)は、筐体収納部300に生体センサ筐体1が収納された状態を示す。便宜的に、第1の被覆部材206と生体センサ筐体1の表面との間に隙間を設けて示しているが、第1の被覆部材206と生体センサ筐体1の表面は密着する構成であっても良い。
第1の被覆部材206は、外周方向に延在する接合部(201、202、204、205)を有する。第2の被覆部材230は、第1の被覆部材206の接合部202の折り曲げ部235で折り曲げられて生体センサ筐体1の第2の主表面10側に延在し、接合部201で第1の被覆部材206と接合される。第1の被覆部材206と第2の被覆部材230の接合は、絶縁性粘着剤層240によって行われる。
第2の被覆部材230は、生体センサ筐体1の第2の主表面10側に形成された電極(3、4)に対応した位置に形成された開口(233、234)を有する。第1の開口233は、例えば、図2(B)に示す第1の電極3に対応した位置に設けられる。第2の開口234は、同様に、図2(B)に示す第2の電極4に対応した位置に設けられる。第1の開口233は、ゲル状の導電性粘着剤層210によって充填される。ゲル状の導電性粘着剤層210は、第2の被覆部材230が第1の接合部材206と接合された状態において第1の電極3の表面を覆う。利用者の皮膚に装着された時に、第1の電極3は、第1のゲル状の導電性粘着剤層210を介して利用者の皮膚に電極的に繋がる。同様に、第2の開口234は、第2のゲル状の導電性粘着剤層211によって充填される。第2のゲル状の導電性粘着剤層211は、第2の被覆部材230が第1の被覆部材206と接合された状態において第2の電極4の表面を覆う。利用者の皮膚に装着された時に、第2の電極4は、第2のゲル状の導電性粘着剤層211を介して利用者の皮膚に電極的に繋がる。
第2の被覆部材230と生体センサ筐体1の第2の主表面10側は、第2の被覆部材230に形成された絶縁性粘着剤層240によって結合される。第2の被覆部材230の下面側、すなわち、利用者に装着される側には絶縁性粘着剤層220が形成される。生体センサ筐体1が収納された状態で、生体情報収集装置100は絶縁性粘着剤層220により利用者の皮膚に固定される。
本実施形態によれば、第1の被覆部材206と第2の被覆部材230を有する生体情報収集装置用装着部材200に生体センサ筐体1が収納されて利用者の皮膚に装着される。第1の被覆部材206と第2の被覆部材230により生体センサ筐体1を覆う構成とすることで、生体センサ筐体1を保護する構造を提供することが出来る。生体センサ筐体1の第2の主表面10側に設けられた電極(3、4)は、第2の被覆部材230に設けられたゲル状の導電性粘着剤層(210、211)によって利用者の皮膚に電気的に繋がる。ゲル状の導電性粘着剤層(210、211)は、絶縁性粘着剤層(220、240)に比べてコスト的に高くなる。従って、ゲル状の導電性粘着剤層(210、211)を、生体センサ筐体1に形成された電極(3、4)を覆う位置に限定して設けることにより、コストを抑えることが出来る。第2の被覆部材230に形成された開口(233、234)はゲル状の導電性粘着剤層(210、211)によって充填され、また、電極(3、4)の表面は、ゲル状の導電性粘着剤層(210、211)によって覆われる為、例えば、利用者が入浴中に装着した場合でも、生体センサ筐体1に形成された電極(3、4)が風呂水に触れる事態を回避することが出来る。ゲル状の導電性粘着剤層(210、211)の間には、絶縁性粘着剤層240が設けられる為、第1の電極3と第2の電極4の間の絶縁性を維持することが出来る。
図4は、既述した第3の実施形態の生体情報収集装置用装着部材200の構成を説明する為の図である。既述した実施形態に対応する構成要素には同一の符号を付している。図4(A)は、生体情報収集装置用装着部材200を下面側、すなわち、利用者の皮膚に装着される側から見た図である。図4(B)は、図4(A)の一点鎖線III−IIIにおける断面図を示す。図4(B)は、生体センサ筐体1が第1の被覆部材206の筐体収納部300に収納された状態を点線で示す。
第2の被覆部材230は、第1の被覆部材206から延在し、図4(B)の点線の円Aで示す位置で折り曲げられて、生体センサ筐体1の第2の主表面10側を覆うと共に、接合部(201、202)において、絶縁性粘着剤層240によって第1の被覆部材206側に接合される。第1の被覆部材206の接合部(201、202)に接合する箇所が第2の被覆部材230側の接合部を構成する。図4(B)の点線の円Aで示す箇所は、図3(A)の折り曲げ部235に相当し、切欠き部400を有する。切欠き部400を設けることにより、第2の被覆部材230の折り曲げを容易に行うことが出来る。生体情報収集装置用装着部材200の材料としては、例えば、発泡ウレタンを用いる。切欠き部400は、例えば、生体情報収集装置用装着部材200の成型時に形成することが出来る。また、発泡ウレタン等、定型性が維持できる材質の材料を用いることにより、生体センサ筐体1に形成された電極(3、4)と、第2の被覆部材230に形成されたゲル状の導電性粘着剤層(210、211)の位置合わせを精度良く行うことが出来る。
例えば、第1の被覆部材206に設けられた筐体収納部300に生体センサ筐体1を収納した状態で第2の被覆部材230を生体センサ筐体1の第2の主表面10側に折り曲げて、接合部(201、202)で第1の被覆部材206と第2の被覆部材230を接合させる。第2の被覆部材230は、結合部(201、202)の接合面207において、絶縁性粘着剤層240によって第1の被覆部材206と接合される。また、第1の被覆部材206と第2の被覆部材230が接合した状態で第1の被覆部材206と第2の被覆部材230間に圧力を加えることで、第2の被覆部材230に設けられたゲル状の導電性粘着剤層(210、211)が生体センサ筐体1に形成された電極(3、4)と接触し、その表面を覆う。同時に、生体センサ筐体1の第2の主表面10側は、絶縁性粘着剤層240によって第2の被覆部材230に固定される。すなわち、第2の被覆部材230を折り曲げて生体センサ筐体1の第2の主表面10側に接触させ、加圧することで容易に生体情報収集装置100を利用者の皮膚に装着可能な状態にすることが出来る。
(第4の実施形態)
図5は、生体情報収集装置100の他の一つの実施形態を示す図である。既述の実施形態に対応する構成要素には同一の符号を付している。本実施形態の生体情報収集装置100は、例えば、図1の実施形態の生体情報収集装置100に加えて、脈波センサ2と体温センサ5を備える。脈波センサ2は、例えば、発光素子(図示せず)と受光素子(図示せず)を有しており、光電脈波方式を採用している。体温センサ5は、例えば、金属電極で構成され、利用者の皮膚に接触して体表温を検知する。赤外線センサを用いて構成することも可能である。
図5は、生体情報収集装置100の他の一つの実施形態を示す図である。既述の実施形態に対応する構成要素には同一の符号を付している。本実施形態の生体情報収集装置100は、例えば、図1の実施形態の生体情報収集装置100に加えて、脈波センサ2と体温センサ5を備える。脈波センサ2は、例えば、発光素子(図示せず)と受光素子(図示せず)を有しており、光電脈波方式を採用している。体温センサ5は、例えば、金属電極で構成され、利用者の皮膚に接触して体表温を検知する。赤外線センサを用いて構成することも可能である。
脈波センサ2、及び、体温センサ5からの信号は、信号処理部6に供給される。バッテリー8により、脈波センサ2はバイアスされる。脈波センサ2と体温センサ5は、第1の電極3、第2の電極4、信号処理部6、送受信部7、及びバッテリー8と共に、生体センサ筐体1に一体的に組み込まれ、生体情報収集装置100が構成される。
(第5の実施形態)
図6は、既述した第4の実施形態の生体情報収集装置100を構成する生体センサ筐体1の一つの実施形態を示す図である。図6(A)は、生体センサ筐体1を、側面から示す図であり、図6(B)は、生体センサ筐体1を、第2の主表面10側から示す図である。
図6は、既述した第4の実施形態の生体情報収集装置100を構成する生体センサ筐体1の一つの実施形態を示す図である。図6(A)は、生体センサ筐体1を、側面から示す図であり、図6(B)は、生体センサ筐体1を、第2の主表面10側から示す図である。
生体センサ筐体1は、第2の主表面10側、すなわち、利用者の皮膚に固定される第1の主平面側に、突出部20を有する。突出部20には、例えば、脈波センサ2と体温センサ5が配備される。突出部20を利用者の皮膚に密着させることで、生体情報の収集が容易になる。突出部20の両側には、第1の電極3と第2の電極4が配備される。第1の電極3と第2の電極4は、その表面が生体センサ筐体1の第2の主表面10の表面に露出するように設けられる。
(第6の実施形態)
図7は、既述した図6に示す生体情報収集装置100の生体センサ筐体1を覆う生体情報収集装置用装着部材200の一つの実施形態を示す図である。図7(A)は、生体情報収集装置100を断面的に示す図である。図7(B)は、生体情報収集装置100の下面、すなわち、人体の皮膚に装着される側から見た図である。図7(A)は、図7(B)に示す一点鎖線IV―IVにおける断面図である。図7(C)は、図7(B)に示す一点鎖線V―Vにおける断面図である。
図7は、既述した図6に示す生体情報収集装置100の生体センサ筐体1を覆う生体情報収集装置用装着部材200の一つの実施形態を示す図である。図7(A)は、生体情報収集装置100を断面的に示す図である。図7(B)は、生体情報収集装置100の下面、すなわち、人体の皮膚に装着される側から見た図である。図7(A)は、図7(B)に示す一点鎖線IV―IVにおける断面図である。図7(C)は、図7(B)に示す一点鎖線V―Vにおける断面図である。
生体情報収集装置用装着部材200は、生体センサ筐体1の第1の主表面9側を覆う第1の被覆部材206を有する。第1の被覆部材206は、生体センサ筐体1を収納する筐体収納部300を有する。図7(A)は、筐体収納部300に生体センサ筐体1が収納された状態を示す。便宜的に、第1の被覆部材206の内側表面と生体センサ筐体1の表面との間に隙間を設けて示しているが、第1の被覆部材206と生体センサ筐体1の表面は密着する構成であっても良い。
第1の被覆部材206は、外周方向に延在する接合部(202、203、204、205)を有する。第2の被覆部材230は、第1の被覆部材206の接合部202の折り曲げ部235で折り曲げられて生体センサ筐体1の第2の主表面10側に延在し、生体センサ筐体1の第2の主表面10側を覆う。第2の被覆部材230は、絶縁性粘着剤層240により、第1の被覆部材206の接合部202と接合されると共に、生体センサ筐体1の第2の主表面10と接合される。第2の被覆部材230は、生体センサ筐体1の第2の主表面10側に形成された第2の電極3を覆う。
本実施形態は、第3の被覆部材231を有する。第3の被覆部材231は、第1の被覆部材206の第2の折り曲げ部236で折り曲げられて生体センサ筐体1の第2の主表面10側に延在し、生体センサ筐体1の第2の主表面10側を覆う。第3の被覆部材231は、絶縁性粘着剤層240により、第1の被覆部材206の接合部203と接合されると共に、生体センサ筐体1の第2の主表面10と接合される。第3の被覆部材231は、生体センサ筐体1の第2の主表面10側に形成された第2の電極4を覆う。
第2の被覆部材230は、生体センサ筐体1の第2の主表面10側に形成された第1の電極3に対応した位置に形成された第1の開口233を有する。第3の被覆部材231は、生体センサ筐体1の第2の主表面10側に形成された第2の電極4に対応した位置に形成された第2の開口234を有する。第2の被覆部材230と第3の被覆部材231は、折り曲げられて生体センサ筐体1の第2の主表面10側を覆う状態の時に、生体センサ筐体1に形成された突起部20を露出させる寸法に調整される。第1の開口233は、ゲル状の導電性粘着剤層210によって充填される。ゲル状の導電性粘着剤層210は、第2の被覆部材230が第1の被覆部材206と接合された状態において第1の電極3の表面を覆う。第2の開口234は、ゲル状の導電性粘着剤層211によって充填される。ゲル状の導電性粘着剤層211は、第3の被覆部材231が第1の被覆部材206と接合された状態において第2の電極4の表面を覆う。利用者の皮膚に装着された時に、第1の電極3は、ゲル状の導電性粘着剤層210を介して利用者の皮膚に電気的に繋がり、第2の電極4は、ゲル状の導電性粘着剤層211を介して利用者の皮膚に電気的に繋がる。
第2の被覆部材230と第3の被覆部材231の下面側、すなわち、利用者に装着される側には絶縁性粘着剤層220が形成される。生体センサ筐体1が第1の被覆部材206、第2の被覆部材230、及び第3の被覆部材231で被覆され、筐体収納部300に収納された状態で、生体情報収集装置100は絶縁性粘着剤層220により、利用者の皮膚に固定される。
本実施形態によれば、第1の被覆部材206の外周に設けられた接合部(202、204、205)で第1の被覆部材206に接合された第2の被覆部材230と、第1の被覆部材206の外周に設けられた接合部(203、204、205)で第1の被覆部材206に接合された第3の被覆部材231とを有する生体情報収集装置用装着部材200に生体センサ筐体1が収納されて利用者の皮膚に装着される。コスト的に高くなるゲル状の導電性粘着剤層(210、211)を、生体センサ筐体1に形成された電極(3、4)を覆う位置に限定して設けることにより、コストを抑えることが出来る。生体センサ筐体1が突起部20を有する場合に、第2の被覆部材230と第3の被覆部材231の寸法を調整して突起部20を露出させる構成とすることにより、突起部20が備える脈波センサ2と体温センサ5を利用者の皮膚に密着させることが出来る。第2の被覆部材230に形成された開口233はゲル状の導電性粘着剤層210によって充填され、電極3の表面は、ゲル状の導電性粘着剤層210によって覆われる。同様に、第3の被覆部材231に形成された開口234はゲル状の導電性粘着剤層211によって充填され、電極4の表面は、ゲル状の導電性粘着剤層211によって覆われる。従って、利用者が入浴中に装着した場合でも、生体センサ筐体1に形成された電極(3、4)が風呂水に触れる事態を回避することが出来る。
図8は、既述した第6の実施形態の生体情報収集装置用装着部材200の構成を説明する為の図である。既述の実施形態に対応する構成要素には同一の符号を付している。図8(A)は、生体情報収集装置用装着部材200を下面側、すなわち、利用者の皮膚に装着される側から見た図である。図8(B)は、図8(A)の一点鎖線VI−VIにおける断面図を示す。第1の被覆部材206は、生体センサ筐体1を収納する筐体収納部300を有する。図8(B)において、生体センサ筐体1が筐体収納部300に収納された状態を点線で示す。
第2の被覆部材230は、第1の被覆部材206の左側の接合部202から延在する。第2の被覆部材230は、図8(B)の点線の円Aで示す位置で折り曲げられて、生体センサ筐体1の第2の主表面10側を覆うと共に、接合部202において、絶縁性粘着剤層240によって第1の被覆部材206に接合される。図8(B)の点線の円Aで示す箇所には、切欠き部400が設けられる。切欠き部400を設けることにより、第2の被覆部材230の折り曲げを容易に行うことが出来る。
第3の被覆部材231は、第1の被覆部材206の右側の接合部203、すなわち、筐体収納部300を中心にして、左側の接合部202に対して反対側に位置する右側の接合部203から延在する。第3の被覆部材231は、図8(B)の点線の円Bで示す位置で折り曲げられて、生体センサ筐体1の第2の主表面10側を覆うと共に、接合部203において、絶縁性粘着剤層240によって第1の被覆部材206に接合される。図8(B)の点線の円Bで示す箇所には、切欠き部401が設けられる。切欠き部401を設けることにより、第3の被覆部材231の折り曲げを容易に行うことが出来る。第2の被覆部材230と第3の被覆部材231は、第1の被覆部材206に結合されて生体センサ筐体1の第2の主表面10側を覆う状態において、突起部20が露出する寸法に調整される。
例えば、第1の被覆部材206に設けられた筐体収納部300に生体センサ筐体1を収納した状態で図8(B)の点線の円Aで示す位置で第2の被覆部材230を生体センサ筐体1の第2の主表面10側に折り曲げて、接合部202で第1の被覆部材206と第2の被覆部材230を接合させる。図8(B)の点線の円Aで示す位置は、図7(A)に示す折り曲げ部235に相当する。第2の被覆部材230に設けられた絶縁性粘着剤層240によって、結合部202の下面側、すなわち接合面207において第1の被覆部材206と第2の被覆部材230が接合される。また、この状態で第1の被覆部材206と第2の被覆部材230間に圧力を加えることで、第2の被覆部材230に設けられたゲル状の導電性粘着剤層210が生体センサ筐体1に形成された電極3と接触し、その表面を覆う。同時に、生体センサ筐体1の第2の主表面10側は、絶縁性粘着剤層240によって第2の被覆部材230に固定される。
同様に、第1の被覆部材206に設けられた筐体収納部300に生体センサ筐体1を収納した状態で図8(B)の点線の円Bで示す位置で第3の被覆部材231を生体センサ筐体1の第2の主表面10側に折り曲げて、接合部203で第1の被覆部材206と第3の被覆部材231を接合させる。図8(B)の点線の円Bで示す位置は、図7(A)に示す折り曲げ部236に相当する。第3の被覆部材231に設けられた絶縁性粘着剤層240によって、結合部203の下面側、すなわち接合面207において第1の被覆部材206と第3の被覆部材231が接合される。また、この状態で第1の被覆部材206と第3の被覆部材231間に圧力を加えることで、第3の被覆部材231に設けられたゲル状の導電性粘着剤層211が生体センサ筐体1に形成された電極4と接触し、その表面を覆う。同時に、生体センサ筐体1の第2の主表面10側は、絶縁性粘着剤層240によって第3の被覆部材231に固定される。
本実施形態によれば、第2の被覆部材230と第3の被覆部材231を折り曲げて生体センサ筐体1の第2の主表面10側に接触させ、加圧することで容易に生体情報収集装置100を装着可能な状態にすることが出来る。また、第2の被覆部材230と第3の被覆部材231は、生体センサ筐体1の第2の主表面10側全体を覆う構成ではなく分割された短い寸法を有する為、ゲル状の導電性粘着剤層(210、211)と夫々対応する電極(3、4)との位置合わせは容易である。
(第7の実施形態)
図9は、生体情報収集装置用装着部材200の更に他の一つの実施形態を示す図である。既述の実施形態に対応する構成要素には同一の符号を付している。図9(A)は、生体情報収集装置用装着部材200を下面側、すなわち、利用者の皮膚に装着される側から見た図である。図9(B)は、図9(A)の一点鎖線VII−VIIにおける断面図を示す。第1の被覆部材206は、生体センサ筐体1を収納する筐体収納部300を有する。図9(B)において、生体センサ筐体1が筐体収納部300に収納された状態を点線で示す。
図9は、生体情報収集装置用装着部材200の更に他の一つの実施形態を示す図である。既述の実施形態に対応する構成要素には同一の符号を付している。図9(A)は、生体情報収集装置用装着部材200を下面側、すなわち、利用者の皮膚に装着される側から見た図である。図9(B)は、図9(A)の一点鎖線VII−VIIにおける断面図を示す。第1の被覆部材206は、生体センサ筐体1を収納する筐体収納部300を有する。図9(B)において、生体センサ筐体1が筐体収納部300に収納された状態を点線で示す。
第2の被覆部材230は、第1の被覆部材206から延在し、図9(B)の点線の円Aで示す位置で折り曲げられて、生体センサ筐体1の第2の主表面10側を覆うと共に、接合部201において、第2の被覆部材230の下面側外周部に形成された絶縁性粘着剤層241によって第1の被覆部材206に接合される。第2の被覆部材230には凸部411が設けられる。凸部411は、例えば、第2の被覆部材230の下面側、すなわち、第1の被覆部材206と接合される側の外周に連続して設けられる。第1の被覆部材206の接合部201の接合面207は、第2の被覆部材230の凸部411に対応した位置に凹部421を有する。すなわち、凸部411と凹部421は第2の被覆部材230が点線の円Aで示す折り曲げ部で折り曲げられ、第1の被覆部材206と接合されて生体センサ筐体1を覆う状態になった時に、互いに当接する様に設けられる。第1の被覆部材206側の接合部と接合する箇所が第2の被覆部材230側の接合部を構成する。
図10は、本実施形態の生体情報収集装置用装着部材200を用いる効果を説明する為の図である。第2の被覆部材230が図9(B)の点線の円Aで示す折り曲げ部で折り曲げられ、第1の被覆部材206と接合して生体センサ筐体1を覆う状態になった時の図9(B)の点線の円Dにおける状態を模式的に示す。第1の被覆部材206と第2の被覆部材230が接合した状態で、凸部411と凹部421が当接する。便宜上、凸部411と凹部421の間に隙間を設けて示している。第1の被覆部材206の接合部201に設けられた凹部421と、第2の被覆部材230に設けられた凸部411が当接して結合されることにより、例えば、図10に矢印で示す横方向からの水の浸入を防ぐ効果を向上させることが出来る。これにより、生体情報収集装置用装着部材200に収納された生体センサ筐体1への水の浸入を防ぐ効果を高めることが出来る為、生体情報収集装置100の防水性が向上する。
本実施形態においては、第1の被覆部材206に凹部421を設け、第2の被覆部材230に凸部411を設けて、生体センサ筐体1を収納した時に凹部421と凸部411を結合させる構成とする。これにより、生体情報収集装置100を装着した際の防水性を向上させることが出来る。
(第8の実施形態)
図11は、生体情報収集装置用装着部材200の更に他の一つの実施形態を示す図である。既述した実施形態に対応する構成要素には同一の符号を付している。図11(A)は、生体情報収集装置用装着部材200を下側、すなわち、利用者の皮膚に装着される側から見た図である。図11(B)は、図11(A)の一点鎖線VIII−VIIIにおける断面図を示す。第1の被覆部材206は、生体センサ筐体1を収納する筐体収納部300を有する。図11(B)において、生体センサ筐体1が収納された状態を点線で示す。
図11は、生体情報収集装置用装着部材200の更に他の一つの実施形態を示す図である。既述した実施形態に対応する構成要素には同一の符号を付している。図11(A)は、生体情報収集装置用装着部材200を下側、すなわち、利用者の皮膚に装着される側から見た図である。図11(B)は、図11(A)の一点鎖線VIII−VIIIにおける断面図を示す。第1の被覆部材206は、生体センサ筐体1を収納する筐体収納部300を有する。図11(B)において、生体センサ筐体1が収納された状態を点線で示す。
本実施形態においては、第2の被覆部材230の下面側、すなわち、第1の被覆部材206と接合される側の外周部に凸部430を備える。第2の被覆部材230が図11(B)の点線の円Aで示す折り曲げ部で折り曲げられて生体センサ筐体1を覆う状態になった時に、凸部430が生体センサ筐体1の第2の主平面10側の外周と第1の被覆部材206の筐体収納部300の内周との間に位置する様に、すなわち、図11(B)において点線の円Cで示す位置に配置されるように、凸部430の形成位置は調整される。第2の被覆部材230は、折り曲げられた時に、接合部201の接合面207において凸部430の外側の下面側に形成された絶縁性粘着剤層241によって第1の被覆部材206と接合される。
図12は、本実施形態の生体情報収集装置用装着部材200を用いる効果を説明する為の図である。第2の被覆部材230が図11(B)の点線の円Aで示す折り曲げ部で折り曲げられ、生体センサ筐体1を覆う状態になった時に凸部430が生体センサ筐体1の第2の主表面10側の外周と第1の被覆部材206の筐体収納部300の下側の内周との間に配置される状態を模式的に示している。凸部430が第1の被覆部材206の筐体収納部300の内周に沿って存在することにより、例えば、図12に矢印で示す横方向からの水の浸入を防ぐ効果を高めることが出来る。すなわち、生体情報収集装置用装着部材200の防水性を高めることが出来る。また、凸部430の形成位置は筐体収納部300の内周との位置関係で調整出来る為、形成位置の調整が容易である。
(第9の実施形態)
図13は、生体情報収集装置用装着部材200の更に他の一つの実施形態を示す図である。既述した実施形態に対応する構成要素には同一の符号を付している。図13(A)は、生体情報収集装置用装着部材200を下面側、すなわち、利用者の皮膚に装着される側から見た図である。図13(B)は、図13(A)の一点鎖線IX−IXにおける断面図を示す。第1の被覆部材206は、生体センサ筐体1を収納する筐体収納部300を有する。図13(B)において、生体センサ筐体1が収納された状態を点線で示す。第1の被覆部材206は、第1の接合部2071と第2の接合部2072を有する。
図13は、生体情報収集装置用装着部材200の更に他の一つの実施形態を示す図である。既述した実施形態に対応する構成要素には同一の符号を付している。図13(A)は、生体情報収集装置用装着部材200を下面側、すなわち、利用者の皮膚に装着される側から見た図である。図13(B)は、図13(A)の一点鎖線IX−IXにおける断面図を示す。第1の被覆部材206は、生体センサ筐体1を収納する筐体収納部300を有する。図13(B)において、生体センサ筐体1が収納された状態を点線で示す。第1の被覆部材206は、第1の接合部2071と第2の接合部2072を有する。
生体情報収集装置用装着部材200は、第2の被覆部材230を有する。第2の被覆部材230は、第1の被覆部2301を有する。第1の被覆部2301は第2の被覆部材230が図13(B)に点線の円Bで示す折り曲げ部で折り曲げられて生体センサ筐体1の第2の主表面10側を覆う状態になった時に、生体センサ筐体1の第2の主表面10に形成された電極3を覆う。第2の被覆部材230は、第2の被覆部2302を有する。第2の被覆部2302は、図13(A)において下側に示す第1の被覆部材206の接合部2072で第1の被覆部材206と結合される。第2の被覆部2302は、第1の被覆部材206の接合部2072の端部、すなわち、第3の被覆部材231の折り曲げ部まで達する寸法を有する。
生体情報収集装置用装着部材200は、第3の被覆部材231を有する。第3の被覆部材231は、第3の被覆部2303を有する。第3の被覆部2303は第3の被覆部材231が図13(B)に点線の円Bで示す折り曲げ部で折り曲げられて生体センサ筐体1の第2の主表面10側を覆う状態になった時に、生体センサ筐体1の第2の主表面10に形成された電極4を覆う。第3の被覆部材231は、第4の被覆部2304を有する。第4の被覆部2304は、図13(A)において上側に示す第1の被覆部材206の接合部2071において第1の被覆部材206と接合される。第4の被覆部2304は、第1の被覆部材206の接合部2071の端部、すなわち、第2の被覆部材230の折り曲げ部まで達する寸法を有する。
第2の被覆部材230の第1の被覆部2301は、図13(A)において上下方向に示す第1の被覆部材206の幅に対して、w1だけ幅が狭い。このw1は、第3の被覆部材231の第4の被覆部2304の幅w1に相当する。同様に、第3の被覆部材231の第3の被覆部2303は、第1の被覆部材206に対してw2だけ幅が狭い。このw2は、第2の被覆部材230の第2の被覆部2302の幅w2に相当する。第2の被覆部材230の第1の被覆部2301と第3の被覆部材231の第3の被覆部2303の幅の調整は、第2の被覆部材230と第3の被覆部材231が折り曲げられた時に、両者が重なり合わない様にする為である。幅w1と幅w2は同じ寸法にすることが出来る。
図14は、本実施形態の生体情報収集装置用装着部材200による効果を説明する為の図である。図14(A)は、生体情報収集装置用装着部材200が生体センサ筐体1を収納した状態を正面から見た概略図である。点線で、生体センサ筐体1を示す。図14(B)は、生体情報収集装置用装着部材200が生体センサ筐体1を収納した状態を下面側、すなわち、利用者の皮膚に装着する側から見た概略図である。図14(C)は、生体情報収集装置用装着部材200が生体センサ筐体1を収納した状態を右側面から見た概略図である。
本実施形態によれば、第2の被覆部材230の第2の接合部2302が第1の被覆部材206の接合部2072全体に亘って接合する。従って、図14(B)において点線の楕円Eで示す様に、生体センサ筐体1の突起部20の下側に位置する部分、すなわち図14(B)の下側に点線の楕円Eで示す部分も第2の被覆部材230で覆われる。同様に、第3の被覆部材231の第4の接合部2304が第1の被覆部材206の接合部2071全体に亘って接合する。これにより、図14(B)に示す様に、生体センサ筐体1の突起部20の外周が第2の被覆部材230と第3の被覆部材231によって取り囲まれる構成となる。この為、図14(A)に示す様に、生体センサ筐体1を収納した状態で生体情報収集装置用装着部材200を絶縁性粘着剤層220により利用者の皮膚に装着した場合に、生体センサ筐体1の突起部20の位置に対応する点線Dで示す箇所においても、生体センサ筐体1を隙間のない状態で利用者の皮膚に固定することが出来る。これにより、生体情報収集装置100を装着して入浴した場合の防水効果を高めることが可能である。尚、表示の便宜上、第2の被覆部材230と第3の被覆部材231の下側表面、すなわち、利用者の皮膚に装着される側に形成される絶縁性粘着剤層220の間に隙間を設けているが、第2の被覆部材230と第3の被覆部材231の下側表面全面に絶縁性粘着剤層220を形成することにより、生体センサ筐体1の突起部20側への水の浸入を防ぐ効果を高めた構成とすることが出来る。
生体情報収集装置用装着部材200は、不織布等の布製とすることが出来る。不織布に防水加工を施すことにより、防水効果を持たせることが可能である。柔らかい材質とすることにより、生体センサ筐体1を挿入しない状態では生体情報収集装置用装着部材200の厚みが薄くなるため、生体情報収集装置用装着部材200をコンパクトに保管することが可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 生体センサ筐体、2 脈波センサ、3 第1の電極、4 第2の電極、5 体温センサ、6 信号処理部、7 送受信部、8 バッテリー、9 第1の主表面、10 第2の主表面、206 第1の被覆部材、210及び211 導電性粘着剤層、220 絶縁性粘着剤層、230 第2の被覆部材、231 第3の被覆部材、240及び241 絶縁性粘着剤層、235及び236 折り曲げ部、400及び401 切欠き部、411 凸部、421 凹部、430 凸部。
Claims (9)
- 第1の主表面と、前記第1の主表面に対向し少なくとも2つの電極が形成された第2の主表面を有する生体センサ筐体を収納して利用者の皮膚に固定する為の生体情報収集装置用装着部材であって、前記生体情報収集装置用装着部材は、
前記生体センサ筐体の第1の主表面側を覆う第1の被覆部材と、
前記第1の被覆部材から延在し、前記生体センサ筐体の第2の主表面側を覆う第2の被覆部材とを有し、
前記第2の被覆部材は、前記電極の少なくとも一つの表面を覆うゲル状の導電性粘着剤層を有することを特徴とする生体情報収集装置用装着部材。 - 前記第1の被覆部材は第1の接合部を有し、前記第2の被覆部材は第2の接合部を有し、前記第1の被覆部材と前記第2の被覆部材は前記第1および第2の接合部において接合されることを特徴とする請求項1に記載の生体情報収集装置用装着部材。
- 前記第2の被覆部材は、前記生体センサ筐体の第2の主表面に形成された電極の数に等しい個数のゲル状の導電性粘着剤層を有することを特徴とする請求項1または2に記載の生体情報収集装置用装着部材。
- 前記第1の接合部には凹部が設けられ、前記第2の接合部には前記第1の接合部と接合された時に前記凹部に当接する凸部が設けられていることを特徴とする請求項2から3のいずれか一項に記載の生体情報収集装置用装着部材。
- 前記第1の被覆部材には前記生体センサ筐体を収納する筐体収納部が設けられ、前記第2の被覆部材には、前記第1の被覆部材と接合された時に前記生体センサ筐体の第2の主表面の外周と前記筐体収納部の内周との間に位置する様に形成された凸部が設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の生体情報収集装置用装着部材。
- 前記第1の被覆部材から延在し、前記生体センサ筐体の第2の主表面側を覆う第3の被覆部材を有し、前記第3の被覆部材は、前記生体センサ筐体が収納された状態において前記電極の少なくとも一つの表面を覆うゲル状の導電性粘着剤層を有することを特徴とする請求項1に記載の生体情報収集装置用装着部材。
- 前記第2の被覆部材は、前記電極の少なくとも一つを覆う第1の被覆部と前記生体センサ筐体の一辺に沿って延在する第2の被覆部とを有し、前記第3の被覆部材は、残りの電極の少なくとも一つを覆う第3の被覆部と前記第2の被覆部に対向し前記生体センサ筐体の一辺に沿って延在する第4の被覆部とを有することを特徴とする請求項6に記載の生体情報収集装置用装着部材。
- 前記第1の被覆部材と前記第2の被覆部材は折り曲げ部で折り曲げられ、前記折り曲げ部には切欠き部が設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の生体情報収集装置用装着部材。
- 第1の主表面と、前記第1の主表面に対向し少なくとも2つの電極が形成された第2の主表面を有し、利用者の生体情報を収集する生体センサが組み込まれた生体センサ筐体と、
前記生体センサ筐体を利用者の皮膚に固定する為の生体情報収集装置用装着部材と、
を備えた生体情報収集装置において、
前記生体情報収集装置用装着部材は、
前記生体センサ筐体の第1の主表面側を覆う第1の被覆部材と、
前記第1の被覆部材から延在し、前記生体センサ筐体の第2の主表面側を覆う第2の被覆部材とを有し、
前記第2の被覆部材は、前記生体センサ筐体が収納された状態において前記電極の少なくとも一つの表面を覆うゲル状の導電性粘着剤層を有することを特徴とする生体情報収集装置。
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CN107497044A (zh) * | 2017-09-30 | 2017-12-22 | 武汉资联虹康科技股份有限公司 | 一种分块均布式电极片 |
KR20220044420A (ko) | 2020-10-01 | 2022-04-08 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 플루오로폴리에테르기 함유 폴리머 조성물, 코팅제 및 물품 |
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2015
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