JP2015123921A - リアワイパモータの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイパ軸部材を挿通するために後部ウィンドに形成された取付孔への弾性体のシール部材を省略したにもかかわらず、ワイパ軸部材を挿通した取付孔の縁部が破損等することなく、取付孔とワイパ軸部材等との隙間をより小さくして雨水等の浸入を防止することが可能な、リアワイパモータの取付構造を提供する。【解決手段】車両の後部ウィンドである樹脂製のアウタパネル10にリアワイパモータ20を取り付けるためのリアワイパモータの取付構造において、アウタパネルには、リアワイパモータをアウタパネルに固定するためのリアワイパモータ保持部14と、リアワイパが取り付けられるワイパ軸部材21が挿通される貫通孔であるワイパ孔13と、が一体成形されており、リアワイパモータに設けられたワイパ軸部材がワイパ孔13に固定されることなく挿通され、リアワイパモータに設けられた取付部22がリアワイパモータ保持部に固定されている。【選択図】図3

Description

本発明は、車両におけるリアワイパモータの取付構造に関する。
近年では、セダンタイプの車両のリアウィンドや、2BOXタイプやワゴンタイプの車両のバックドアウィンドには、リアワイパが設けられている場合が多い。
リアウィンドやバックドアウィンド(以下、後部ウィンドと記載する)にリアワイパを設ける場合、後部ウィンド又はアウタパネルにリアワイパを往復旋回駆動するワイパ軸部材を貫通させるための貫通孔が設けられており、当該貫通孔にワイパ軸部材が挿通されている。そして当該貫通孔とワイパ軸部材との隙間には、雨水等の浸入を防止するための、ゴム製のグロメットやシールパッキン等が設けられている。
例えば特許文献1に記載のリアワイパモータの取付構造では、図8及び図9に示すように、後部ウィンド110に、車外側と車内側とを連通する取付孔110a、110bを設け、取付孔110aに嵌め込んだシール部材132(グロメット等)の貫通孔132aにモータ軸129が挿通され、モータ軸129の段差129cと平ワッシャ134、及びナット136とワッシャ138、にてシール部材132を挟み込むことで、取付孔110aにモータ軸129が固定されている。また、取付孔110bに嵌め込んだシール部材140(グロメット等)の貫通孔140aにボルト142が挿通され、ナット146と支持ブラケット122とマウントラバー148とワッシャ144、及びボルト142のフランジ部、にてシール部材140を挟み込むことで、取付孔110bにボルト142が固定されており、当該ボルト142に、支持ブラケット122を介してリアワイパモータユニット126が固定されている。
特開平10−167021号公報
図8及び図9に示す特許文献1に記載されたリアワイパモータの取付構造では、後部ウィンド110に車外側と車内側とを連通するように設けられた取付孔110a、110bからの雨水等の浸入を防止するために、シール部材132、140が嵌め込まれており、このシール部材132、140を介してモータ軸129及びボルト142が取付孔110a、110bに固定されている。
なお、弾性体のシール部材132、140は経年変化で劣化してシール性能が低下する可能性があるので、あまり好ましくない。図8及び図9に示す従来のリアワイパモータの取付構造に対して、シール部材132とシール部材140を廃止して、取付孔110a、110bの径を小さくしてモータ軸129と取付孔110aとの隙間、及びボルト142と取付孔110bとの隙間、を雨水等が浸入しにくくなるように小さくすることは技術的には可能である。しかし、リアワイパモータユニット126の重量や、リアワイパ動作時による反動等によって取付孔110a、110bの縁部に直接的に種々の応力がかかり、取付孔110a、110bの縁部が破損等する可能性があるので、シール部材132、140を廃止することは非常に困難である。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、ワイパ軸部材を挿通するために後部ウィンドに形成された取付孔への弾性体のシール部材を省略したにもかかわらず、ワイパ軸部材を挿通した取付孔の縁部が破損等することなく、取付孔とワイパ軸部材等との隙間をより小さくして雨水等の浸入を防止することが可能な、リアワイパモータの取付構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るリアワイパモータの取付構造は次の手段をとる。
まず、本発明の第1の発明は、車両の後部ウィンドである樹脂製のアウタパネルにリアワイパモータを取り付けるためのリアワイパモータの取付構造において、前記アウタパネルには、前記リアワイパモータを前記アウタパネルに固定するためのリアワイパモータ保持部と、前記リアワイパモータにおけるリアワイパが取り付けられるワイパ軸部材が挿通される貫通孔であるワイパ孔と、が一体成形されており、前記リアワイパモータに設けられた前記ワイパ軸部材が前記ワイパ孔に固定されることなく挿通され、前記リアワイパモータに設けられた取付部が前記リアワイパモータ保持部に固定されている、リアワイパモータの取付構造である。
この第1の発明では、リアワイパモータ保持部とワイパ孔と、がアウタパネルと一体成形されており、リアワイパモータが、リアワイパモータ保持部に固定された構造を有する。この構造にて、リアワイパモータは、ワイパ孔に固定されるのではなく、リアワイパモータ保持部に固定される。
なお、リアワイパモータ保持部とワイパ孔は、アウタパネルに一体成形されているので、ワイパ孔の位置に対するリアワイパモータ保持部の位置の誤差は、非常に小さい。このため、ワイパ孔に対するワイパ軸部材の位置決め精度を非常に高くすることが可能となり、ワイパ孔の径を小さくしてワイパ孔とワイパ軸部材との間の隙間を非常に小さくすることができる。
以上により、ワイパ孔にはワイパ軸部材が固定されていないので、ワイパ孔とワイパ軸部材との隙間を非常に小さくしても、ワイパ孔の縁部に種々の応力がかかることがない。従って、ワイパ孔への弾性体のシール部材を省略することができる。
また、ワイパ孔は樹脂製のアウタパネルに形成されているので、ワイパ軸部材との位置のずれが多少有っても、ワイパ軸部材の往復旋回駆動によってワイパ孔の周囲が適度に磨耗し、位置決めの誤差が自動的に解消されることが期待できる。
次に、本発明の第2の発明は、上記第1の発明に係るリアワイパモータの取付構造であって、前記リアワイパモータ保持部は、前記アウタパネルに一体成形されているとともに前記アウタパネルの車内側に膨出した取付面を有しており、前記リアワイパモータの前記取付部は、前記取付面に固定されている。
この第2の発明では、アウタパネルに一体成形されて車内側に膨出した取付面を有し、前記取付部が前記取付面に固定されている。
例えばボルトを用いて、リアワイパモータの取付部を取付面に固定する場合、車内側から取り付けられたボルトは、アウタパネルを貫通して車外側へと飛び出すことが防止され、リアワイパモータの取付部は取付面に適切に固定される。このようにリアワイパモータ保持部の取付面は車内側に膨出しており、リアワイパモータ保持部には車外側と車内側とを連通する貫通孔を設ける必要が無いので、車外側からの見栄えが良く意匠性が向上され、シール性も向上される。
次に、本発明の第3の発明は、上記第1または第2の発明に係るリアワイパモータの取付構造であって、前記ワイパ孔は、前記アウタパネルが車両に取り付けられた場合に車両の外側に向かう方向に突出するように前記アウタパネルに一体成形された突出部に設けられている。
この第3の発明では、ワイパ孔は、車両の外側に向かう方向に突出するようにアウタパネルに一体成形された突出部に設けられている。
この突出部により、アウタパネルの面を伝ってきた雨水等がワイパ孔に達することを防止することができるので、弾性体のシール部材を省略しているにもかかわらず、雨水等の浸入を、更に適切に防止することができる。
次に、本発明の第4の発明は、上記第1の発明〜第3の発明のいずれか1つに係るリアワイパモータの取付構造であって、前記アウタパネルは、車両に取り付けられた場合に車両の外側となる透明なクリア層と、車両に取り付けられた場合に車両の内側となる非透明な有色層と、の2層にて一体成形されており、前記ワイパ孔の周囲は、前記クリア層を有しておらず、前記有色層にて成形されており、前記有色層における少なくとも前記ワイパ孔の周囲には、前記ワイパ軸部材との摩擦を低減する添加剤が含まれている。
この第4の発明では、ワイパ孔の内周面とワイパ軸部材との間の摩擦を適切に低減し、リアワイパの往復旋回駆動の動作を、より滑らかな動作とすることができる。
また、透明なクリア層に添加剤を含ませると曇り等が発生して見栄えがよくないが、ワイパ孔の周囲を非透明な有色層として添加剤を含ませることで、見栄えを悪くすることなく、摩擦の低減を実現することができる。
次に、本発明の第5の発明は、上記第1の発明〜第4の発明のいずれか1つに係るリアワイパモータの取付構造であって、前記ワイパ孔の周囲のワイパ孔内周面と前記ワイパ軸部材との間には軸受が設けられている。
この第5の発明では、ワイパ孔の内周面とワイパ軸部材との間に軸受が設けられている。当該軸受は、摩擦の低減とシール機能の、2つの機能を兼用している。
例えばメタル軸受を用いれば、弾性体のシール部材と比較して経年変化による劣化や磨耗がほとんど無く、摩擦の低減とシール機能を長期に渡って維持することができる。
次に、本発明の第6の発明は、上記第1の発明〜第4の発明のいずれか1つに係るリアワイパモータの取付構造であって、前記ワイパ軸部材は、前記リアワイパモータに取り付けられた円筒状のスリーブに収容されており、前記スリーブが前記ワイパ孔に挿通されている。
この第6の発明では、ワイパ軸部材はスリーブの内側で往復旋回駆動され、スリーブがワイパ孔に挿通されている。
仮に、スリーブとワイパ孔との間に隙間がほぼ無い状態であっても、往復旋回駆動するのはスリーブでなくワイパ軸部材であるので、ワイパ軸部材を適切に往復旋回駆動させることができる。
従って、ワイパ孔の径を極限まで小さくすることが可能であり、ワイパ孔とスリーブとの隙間からの雨水等の浸入をより確実に防止することができる。
第1の実施の形態における樹脂製のアウタパネルの外観の例を説明する図、及びリアワイパモータ保持部の拡大図(斜視図及び断面図)である。 図1に示すアウタパネルのリアワイパモータ保持部にリアワイパモータを取り付けた状態を示す図、及びリアワイパモータ保持部の周囲の拡大図(斜視図及び断面図)である。 図2におけるA−A断面図である。 ワイパ軸部材とワイパ孔の構造における第2の実施の形態を説明する図である。 ワイパ軸部材とワイパ孔の構造における第3の実施の形態を説明する図である。 ワイパ軸部材とワイパ孔の構造における第4の実施の形態を説明する図である。 ワイパ軸部材とワイパ孔の構造における第5の実施の形態を説明する図である。 従来のリアワイパモータの取付構造の例を説明する図である。 図8において後部ウィンドの取付孔にリアワイパモータユニットを取り付けた場合におけるM−M断面とN−N断面を説明する図である。
以下に本発明を実施するための形態を図面を用いて説明する。
まず図1〜図3を用いて、第1の実施の形態のリアワイパモータの取付構造について説明する。
●[第1の実施の形態のリアワイパモータの取付構造(図1〜図3)]
図1は、リアワイパモータを取り付けるアウタパネル10の外観、及びリアワイパモータ保持部14の拡大図(斜視図及び断面図)を示している。
また図2は、アウタパネル10のリアワイパモータ保持部14の取付面にリアワイパモータ20を取り付けた状態、及びリアワイパモータ保持部14の周囲の拡大図(斜視図及び断面図)を示している。
また図3は、図2におけるA−A断面の拡大図を示しており、図8及び図9に示す従来の取付構造とは異なり、リアワイパモータ20のワイパ軸部材21が、ワイパ孔13に固定されておらず、リアワイパモータ20の取付部22が、車内側に膨出したリアワイパモータ保持部14の取付面14Mに取り付けられている状態を示している。
●[アウタパネルの外観(図1)と、アウタパネルにリアワイパモータを取り付けた状態(図2、図3)]
図1に示すように、車両の後部ウィンドであるアウタパネル10は、所定の形状に形成された樹脂製の板状のパネルである。
アウタパネル10は、車両の後部ウィンド部10A(透明部)と、ウィンド周辺部10B(非透明部)が形成されるように、透明なクリア層11と、非透明な有色層12と、の2層の樹脂が二色成形にて一体成形されている。そして、後部ウィンド部10Aはクリア層11のみで形成され、ウィンド周辺部10Bはクリア層11と有色層12にて形成されている。
またアウタパネル10には、リアワイパモータ20を(直接)取り付けるためのリアワイパモータ保持部14と、リアワイパモータ20におけるリアワイパが取り付けられるワイパ軸部材を挿通する貫通孔であるワイパ孔13と、が一体成形されている。
そして図1におけるリアワイパモータ保持部14の拡大図(斜視図及び断面図)に示すように、リアワイパモータ保持部14は、車内側に膨出するようにアウタパネル10と一体成形されている。また、リアワイパモータ保持部14の外観は、少なくとも一方の側面が無く(少なくとも一方の側面方向に開口部14Bを有しており)、箱状のボスである。そしてリアワイパモータ保持部14は、アウタパネル10に一体成形されているとともに車内側に膨出した取付面14Mと、取付面14Mに設けられた貫通孔である取付孔14Aと、を有している。
また取付面14Mは、ワイパ孔13の軸線(例えば、ワイパ孔に挿通した軸部材の中心軸線)と直交する平面と平行な面である。
また、リアワイパモータ保持部14は、少なくとも2個所に形成されており、より安定的にリアワイパモータを取り付けるために、3個所以上形成されていることが、より好ましい。また、ワイパ孔13に対するリアワイパモータの支持を安定させるために、ワイパ孔13の位置を、リアワイパモータ保持部14を結ぶ直線上や、リアワイパモータ保持部14を結ぶ直線で囲まれる範囲内に配置させることが、より好ましい。
そして図2及び図3に示すように、ワイパ孔13にはリアワイパモータ20のワイパ軸部材21が挿通され、リアワイパモータ保持部14の取付面14Mにはリアワイパモータ20の取付部22が取り付けられる。図2及び図3の例では、取付部22が、緩衝材44を介して取付面14Mに取り付けられた例を示しているが、取付部22を取付面14に直接取り付けるようにしてもよい。なお緩衝材44は、リアワイパモータ及びリアワイパの重量やリアワイパ動作時の反動等による応力を吸収するが、シール性能は不要である。
また図2及び図3に示すように、例えばボルトBTとナットNTにて取付部22を取付面14Mに取付ける場合、取付面14Mが車内側に膨出した位置にあるので、車内側から取り付けられたボルトBTは、アウタパネル10を貫通して車外側へと飛び出すことが防止され、リアワイパモータの取付部22はリアワイパモータ保持部14に適切に固定される。またリアワイパモータ保持部14は車内側に膨出しているので、リアワイパモータ保持部14の位置には、車外側と車内側とを連通する貫通孔を設ける必要が無い。
図8及び図9に示す従来の取付構造では、取付孔110bに固定されたボルト142が車外側に露出しているので見栄えが良くなかった。しかし、図3に示す本実施の形態の取付構造では、図8及び図9に示す従来の取付構造では必須であった取付孔110bと車外側に露出していたボルト142とが無いので、車外側からの見栄えが良く意匠性が向上されている。また、リアワイパモータ保持部14の位置には、車外側と車内側とを連通する取付孔(図8における取付孔110b)が無いので、シール性も向上される。
図2及び図3に示す本実施の形態のリアワイパモータの取付構造では、リアワイパモータ20の取付部22が、緩衝材44を介してアウタパネル10のリアワイパモータ保持部14の取付面14Mに固定されている。また、ワイパ軸部材21は、ワイパ孔13に挿通されているがワイパ孔13に固定されているわけではないので、ワイパ孔13にリアワイパ20の重量やリアワイパ動作時の反動等による応力がかからない。従って、ワイパ孔13の縁部が破損等することも無い。
このように、アウタパネル10のワイパ孔13の位置に対するワイパ軸部材21の位置決め精度が従来よりも非常に高く、ワイパ孔13の径DWを非常に小さく設定することができる(ワイパ軸部材21の径よりもわずかに大きい程度に設定できる)。
従って、ワイパ孔13とワイパ軸部材21との隙間を非常に小さくすることができるので、ワイパ孔13への弾性体のシール部材を省略しても雨水等の浸入を抑制することができる。
また、ワイパ軸部材21をリアワイパモータ20の組付基準にすることができるので、リアワイパ60の位置精度が高くなり、ワイパ性能を向上させることができる(払拭性の向上、びびりや異音の低減等)。
またワイパ孔13の周囲は樹脂製のクリア層11及び有色層12に形成されているので、仮にワイパ孔13の縁部とワイパ軸部材21とが位置決めの誤差によって接触していても、ワイパ軸部材21の往復旋回運動にてクリア層11及び有色層12が磨耗していくので、位置決めの誤差が自動的に解消される。
また、リアワイパモータ20をアウタパネル10の裏側(アウタパネル10を車両に取り付けた場合における車両の内側)に、カバー部材等を挟むことなく固定しているので、リアワイパモータ20とアウタパネル10との距離が従来よりも短くなり、車内側へのリアワイパモータ20の突出量が減少され、ワイパ軸部材21の軸長さLWは従来よりも短くなっている。図8及び図9に示す従来の取付構造では、後部ウィンド110とリアワイパモータユニット126との間におけるモータ軸129(ワイパ軸部材に相当)上に、カバー部材118(119)やシール部材132が挟まれているので車内側へのリアワイパモータの突出量が多い。また、取付孔110aの車外側にナット136等との嵌合部を必要としているので、モータ軸129が長くなってしまっている。また図8及び図9に示す従来の取付構造では、モータ軸129(ワイパ軸部材に相当)の径が非常に大きく、モータ軸129の重量が増加している。モータ軸129の径が大きい理由は、モータ軸129が取付孔100aに直接固定されてモータ軸129でリアワイパモータユニット126の重量等を支える必要があるためと、平ワッシャ134をシール部材132に押付けるための段差129cを設ける必要があるためである。これに対して本実施の形態の取付構造では、ワイパ軸部材21は、リアワイパモータの重量を支える必要がなく、段差も必要がないので、従来よりも径をより小さくすることができる。
本実施の形態の取付構造では、ワイパ軸部材21の一方端には比較的重量の有るリアワイパ60が取り付けられ、ワイパ軸部材21の他方端はリアワイパモータに取り付けられているのは図8及び図9に示す従来の取付構造と同じであるが、ワイパ軸部材21の軸長さLWがより短くなっていることに加えて径がより小さくなっており、さらにワイパ軸部材21はワイパ孔13に固定されているのでなく、むしろワイパ孔13にて支持されているので、ワイパ軸部材21の剛性が向上している。従って、必要な剛性を確保できる程度にワイパ軸部材やワイパモータを、従来よりも軽量化することが可能となる。
なお、符号70はバックドアガーニッシュである。
また、雨水等の浸入をより確実に防止するために、ワイパ孔13は、アウタパネル10が車両に取り付けられた場合に車両の外側に向かう方向に突出するようにアウタパネル10に一体成形された突出部15に設けられている。この突出部15の突出量HWにより、アウタパネル10の表面を伝ってきた雨水等がワイパ孔13に達することを確実に防止することができるので、ワイパ孔13への弾性体のシール部材を省略しても、雨水等の浸入をより適切に防止することができる。
また図3に示すように、リアワイパ60は、突出部15を覆うようにワイパ軸部材21に取り付けられるので、ワイパ孔13からの雨水等の浸入の防止に寄与している。
なお、図3に示す例では、クリア層11と有色層12とでワイパ孔13の周囲の突出部15を一体形成した例を示している(ワイパ軸部材21の軸方向から見て、有色層12がリアワイパ60及び突出部15と重畳する位置まで配置されている)が、ワイパ軸部材21とワイパ孔13の構造における他の実施の形態(第2〜第5の実施の形態)については後述する。
本実施の形態のリアワイパモータの取付構造では、リアワイパモータ保持部14とワイパ孔13がアウタパネル10に一体成形されているので、ワイパ孔13の位置に対するリアワイパモータ保持部14の位置の誤差をより低減することが可能である。
従って、アウタパネル10のワイパ孔13の位置に対するリアワイパモータ20のワイパ軸部材21の位置の誤差をより低減することが可能であり、ワイパ孔13に対するワイパ軸部材21の位置決め精度を非常に高くすることが可能となり、ワイパ孔13の径をより小さくしてワイパ孔13とワイパ軸部材21との間の隙間を非常に小さくすることができる。
またワイパ軸部材21は、ワイパ孔13に固定されることなく挿通されているのみであり、リアワイパモータ20はリアワイパモータ保持部14の取付面14Mに固定されているので、ワイパ孔13の縁部には、ワイパ軸部材21からの応力がかかることが無い。
従って、ワイパ孔13へ取付ける弾性体のシール部材(グロメット等)を省略することができる。
●[ワイパ軸部材とワイパ孔の構造における第2の実施の形態(図4)]
次に図4を用いて、ワイパ軸部材21とワイパ孔13の構造における第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、ワイパ孔13の周囲が、クリア層11のみで形成されており、突出部15がクリア層11のみでアウタパネル10に一体成形されている。
この場合、二色成形で有色層12がワイパ孔13の周囲に形成されていないので、突出部15及びワイパ孔13の成形が比較的容易である。
●[ワイパ軸部材とワイパ孔の構造における第3の実施の形態(図5)]
次に図5を用いて、ワイパ軸部材21とワイパ孔13の構造における第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態では、第2の実施の形態に対して、ワイパ孔13の内周面とワイパ軸部材21との間に、軸受50(例えばメタル軸受)が設けられている点が異なる。
軸受50を設けることで、ワイパ孔13とワイパ軸部材21との摩擦をより低減し、ワイパ性能をより向上させることができる。またシール性の向上も期待できる。
また軸受50は、弾性体のシール部材と比較して経年変化による劣化や磨耗がほとんど無く、摩擦の低減とシール機能を長期に渡って維持することができる。
●[ワイパ軸部材とワイパ孔の構造における第4の実施の形態(図6)]
次に図6を用いて、ワイパ軸部材21とワイパ孔13の構造における第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態では、第2の実施の形態に対して、ワイパ孔13の周囲が、有色層12のみで形成されており、突出部15が有色層12のみでアウタパネル10に一体成形されている点が異なる。
ワイパ孔13の周囲のアウタパネル10は、ワイパ軸部材21との摩擦を低減するための添加剤が含まれていると、より好ましい。
しかし、透明なクリア層11に添加剤を含ませると曇り等が発生して見栄えがよくないので、好ましくない。そこで、ワイパ孔13の周囲を非透明な有色層12として添加剤を含ませることで、見栄えを悪くすることなく、摩擦の低減を実現することができる。
なお添加剤としては、例えばカーボンやタルク等を使用することができる。
●[ワイパ軸部材とワイパ孔の構造における第5の実施の形態(図7)]
次に図7を用いて、ワイパ軸部材21とワイパ孔13の構造における第5の実施の形態について説明する。第5の実施の形態では、第2の実施の形態に対して、ワイパ軸部材21がスリーブ23内に収容されており、当該スリーブ23がワイパ孔13に挿通されている点が異なる。
第5の実施の形態の構造では、ワイパ軸部材21がワイパ孔13に接触することがないので、ワイパ軸部材21の往復旋回運動を、より滑らかにすることが可能であり、ワイパ性能をより向上させることができる。
また、スリーブ23とワイパ軸部材21との隙間に軸受51(メタル軸受等)を設けると、シール機能を長期に渡って維持することが可能であるとともに、摩擦が低減されてワイパ性能をさらに向上させることができる。
以上、第1〜第5の実施の形態のリアワイパモータの取付構造では、ボルトやナット等の固定部材を用いてワイパ軸部材をワイパ孔に固定することなく、ワイパ孔にワイパ軸部材を挿通しており、リアワイパモータの取付部を、リアワイパモータ保持部の取付面に、ボルトやナット等の固定部材を用いて固定している。そして、ワイパ孔への弾性体のシール部材を省略している。
また、第1〜第5の実施の形態の説明では、ワイパ孔13を突出部15に形成した例を説明したが、突出部15を形成せずにワイパ孔13の周囲を平坦な形状(突出させない形状)としてもよい。
また突出部15の突出量HWは、車両の種類や取り付けられるリアワイパ60に応じて適宜設定される。
本発明のリアワイパモータの取付構造は、本実施の形態で説明した構造、形状、外観等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
また、第1の実施の形態〜第5の実施の形態の取付構造を、適宜組み合わせてもよい。例えば第4の実施の形態の取付構造(図6)に、第3の実施の形態の取付構造(図5)に示す軸受50を組み合わせてもよい。
10 アウタパネル
11 クリア層
12 有色層
13 ワイパ孔
14 リアワイパモータ保持部
14M 取付面
15 突出部
20 リアワイパモータ
21 ワイパ軸部材
22 取付部
23 スリーブ
50、51 軸受
60 リアワイパ

Claims (6)

  1. 車両の後部ウィンドである樹脂製のアウタパネルにリアワイパモータを取り付けるためのリアワイパモータの取付構造において、
    前記アウタパネルには、
    前記リアワイパモータを前記アウタパネルに固定するためのリアワイパモータ保持部と、
    前記リアワイパモータにおけるリアワイパが取り付けられるワイパ軸部材が挿通される貫通孔であるワイパ孔と、が一体成形されており、
    前記リアワイパモータに設けられた前記ワイパ軸部材が前記ワイパ孔に固定されることなく挿通され、前記リアワイパモータに設けられた取付部が前記リアワイパモータ保持部に固定されている、
    リアワイパモータの取付構造。
  2. 請求項1に記載のリアワイパモータの取付構造であって、
    前記リアワイパモータ保持部は、前記アウタパネルに一体成形されているとともに前記アウタパネルの車内側に膨出した取付面を有しており、
    前記リアワイパモータの前記取付部は、前記取付面に固定されている、
    リアワイパモータの取付構造。
  3. 請求項1または2に記載のリアワイパモータの取付構造であって、
    前記ワイパ孔は、前記アウタパネルが車両に取り付けられた場合に車両の外側に向かう方向に突出するように前記アウタパネルに一体成形された突出部に設けられている、
    リアワイパモータの取付構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のリアワイパモータの取付構造であって、
    前記アウタパネルは、車両に取り付けられた場合に車両の外側となる透明なクリア層と、車両に取り付けられた場合に車両の内側となる非透明な有色層と、の2層にて一体成形されており、
    前記ワイパ孔の周囲は、前記クリア層を有しておらず、前記有色層にて成形されており、
    前記有色層における少なくとも前記ワイパ孔の周囲には、前記ワイパ軸部材との摩擦を低減する添加剤が含まれている、
    リアワイパモータの取付構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のリアワイパモータの取付構造であって、
    前記ワイパ孔の周囲のワイパ孔内周面と前記ワイパ軸部材との間には軸受が設けられている、
    リアワイパモータの取付構造。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のリアワイパモータの取付構造であって、
    前記ワイパ軸部材は、前記リアワイパモータに取り付けられた円筒状のスリーブに収容されており、
    前記スリーブが前記ワイパ孔に挿通されている、
    リアワイパモータの取付構造。
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