JP2015120130A - ヘッドキャリッジ、液滴吐出装置 - Google Patents

ヘッドキャリッジ、液滴吐出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】フィルターにおける圧力損失を低減して濾過したインクを複数の液滴吐出ヘッドに供給可能なヘッドキャリッジ、当該ヘッドキャリッジを備えた液滴吐出装置を提供すること。【解決手段】ヘッドキャリッジ8は、複数のノズルからインクを液滴として吐出可能な複数の液滴吐出ヘッド50と、インクが濾過されるフィルター84と、を備え、フィルター84は、インクが供給される供給口85と、濾過されたインクを排出する複数の排出口86とを有し、複数の排出口86のそれぞれと、複数の液滴吐出ヘッド50のそれぞれとが接続されている。【選択図】図5

Description

本発明は、液滴吐出ヘッドが搭載されるヘッドキャリッジ、液滴吐出装置に関する。
インクジェットプリンターなどの液滴吐出装置は、インクをノズルから液滴として吐出する液滴吐出ヘッドを備えている。液滴吐出ヘッドのノズルからインクを安定的に吐出するために、インク中に含まれる異物などを除去するためのフィルターがインク供給経路に備えられている。
例えば、特許文献1には、ノズル形成面に形成された複数のノズルを含むノズル開口列と、ノズル開口列に連通する圧力発生室と、圧力発生室に連通する複数のインク供給路と、インクが供給されるインク供給針と、インク供給針と複数のインク供給路との間に設けられ、複数のインク供給路に亘って配置されたフィルターを含むフィルター室とを備えたインクジェット式記録ヘッドが開示されている。
特開平11−314376号公報
しかしながら、上記特許文献1のインクジェット式記録ヘッドを工業用途に用いるとき、インク中に含まれる微小異物を除去しようとして、フィルターの孔径を小さくすると、インクの濾過においてインク供給における圧力損失が増大し、ノズルからのインクの吐出が不安定になるおそれがある。
加えて、同時に複数のインクジェット式記録ヘッドを用いてインクを吐出する場合には、複数のインクジェット式記録ヘッドの間でインク吐出特性がばらつくおそれがある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例]本適用例に係るヘッドキャリッジは、複数のノズルからインクを液滴として吐出可能な複数の液滴吐出ヘッドと、インクが濾過されるフィルターと、を備え、前記フィルターは、インクが供給される供給口と、濾過されたインクを排出する複数の排出口とを有し、前記複数の排出口のそれぞれと、前記複数の液滴吐出ヘッドのそれぞれとが接続されていることを特徴とする。
本適用例によれば、ヘッドキャリッジには、複数の液滴吐出ヘッドに対してフィルターが共通して設けられている。したがって、インク中の微小異物を除去しようとして、フィルターの孔径を小さくしても、液滴吐出ヘッドごとにフィルターを設ける場合に比べて、フィルター自体の容量を大きくすることで濾過によるインク供給の圧力損失(以降、圧損と呼ぶ)を低減することができる。ゆえに、複数の液滴吐出ヘッドに対して濾過されたインクを安定的に供給可能なヘッドキャリッジを提供することができる。さらに、ヘッドキャリッジを交換することで、複数の液滴吐出ヘッドとフィルターとを同時期にメンテナンスすることが可能となる。
上記適用例に記載のヘッドキャリッジにおいて、前記複数の排出口のそれぞれと、前記複数の液滴吐出ヘッドのそれぞれとを繋ぐインク供給経路の長さが同一であることが好ましい。
この構成によれば、フィルターによって濾過されたインクを複数の液滴吐出ヘッドに対して供給量のばらつきを抑えて、より安定的に供給することができる。
上記適用例に記載のヘッドキャリッジにおいて、前記フィルターにインクを供給するインク供給経路と、前記フィルターの前記供給口との間に圧力調整弁が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、圧力調整弁を設けることにより、一定の圧力でインクをフィルターに送り込むことができるので、複数の液滴吐出ヘッドに対して供給量のばらつきをさらに抑えて、インクを安定的に供給することができる。
上記適用例に記載のヘッドキャリッジにおいて、前記圧力調整弁と前記フィルターとを介して最大4つの液滴吐出ヘッドにインクを供給可能であることを特徴とする。
この構成によれば、圧力調整弁に連結可能な液滴吐出ヘッドの数を最大4つの範囲で調整できる。
上記適用例に記載のヘッドキャリッジにおいて、前記フィルターは、メンブレン方式のフィルター部を有し、前記複数の排出口のそれぞれは、前記フィルター部の中心に対して同心円上において均等な間隔で配置されていることが好ましい。
この構成によれば、複数の液滴吐出ヘッドに対して供給量のばらつきをさらに抑えて、インクを安定的に供給することができる。
上記適用例に記載のヘッドキャリッジにおいて、前記フィルター部の孔径は、0.05μm〜0.5μmであることを特徴とする。
この構成によれば、サブミクロン単位の異物をフィルター部で濾過して複数の液滴吐出ヘッドに供給することができる。
上記適用例に記載のヘッドキャリッジにおいて、前記フィルターと前記複数の液滴吐出ヘッドとを1つのインク供給系として、複数のインク供給系が取り付けられていることを特徴とする。
この構成によれば、ヘッドキャリッジに搭載された複数の液滴吐出ヘッドを単位として、複数種のインクを吐出させることができる。
[適用例]本適用例に係る液滴吐出装置は、液滴吐出ヘッドの複数のノズルからインクを液滴としてワークに吐出する液滴吐出装置であって、上記適用例に記載のヘッドキャリッジと、前記ワークが載置されるワーク載置台と、前記ヘッドキャリッジと前記ワーク載置台とを対向させて配置した状態で、相対的に移動可能な移動機構と、を備えたことを特徴とする。
本適用例によれば、複数の液滴吐出ヘッドに対して濾過されたインクを安定的に供給可能なヘッドキャリッジを備えているので、ワークに対して必要な量のインクを精度よく吐出することが可能な液滴吐出装置を提供できる。また、ヘッドキャリッジを交換することで、複数の液滴吐出ヘッドとフィルターとを同時期にメンテナンスすることが可能な液滴吐出装置を提供することができる。
液滴吐出装置の構成を示す概略斜視図。 (a)は液滴吐出ヘッドの構成を示す概略斜視図、(b)は液滴吐出ヘッドにおける加圧部の構造を示す概略斜視図、(c)は液滴吐出ヘッドのノズルを含む構造を示す概略断面図。 ヘッドユニットにおける液滴吐出ヘッドの配置を示す概略平面図。 液滴吐出装置における制御系を示すブロック図。 ヘッドキャリッジにおける圧力調整弁、フィルター、液滴吐出ヘッドの配置を説明する図。 (a)はフィルターの構造を示す概略斜視図、(b)はフィルター部に対するインクの供給口と排出口の位置を示す平面図。 ヘッドキャリッジにおけるインク供給系を示す模式図。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。なお、使用する図面は、説明する部分が認識可能な状態となるように、適宜拡大または縮小して表示している。
<液滴吐出装置>
まず、本実施形態のヘッドキャリッジを備えた液滴吐出装置について、図1〜図4を参照して説明する。図1は液滴吐出装置の構成を示す概略斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の液滴吐出装置10は、複数のノズルを有する液滴吐出ヘッド50(図2(a)参照)から機能性材料を含む液体(インク)を、被吐出物である例えば平板状のワークWに吐出する装置である。液滴吐出装置10は、ワークWを主走査方向(Y軸方向)に移動させるワーク移動機構20と、ヘッドキャリッジ8を主走査方向に直交する副走査方向(X軸方向)に移動させるキャリッジ移動機構30とを備えている。液滴吐出ヘッド50はヘッドキャリッジ8のヘッドユニット9に搭載されている。
ワーク移動機構20は、一対のガイドレール21と、一対のガイドレール21に沿って移動する移動台22と、移動台22上に回転機構6を介して配設されたワークWを載置するワーク載置台としてのステージ5とを備えている。
移動台22は、ガイドレール21の内部に設けられたエアスライダーとリニアモーター(図示省略)により主走査方向(Y軸方向)に移動する。移動台22には、タイミング信号生成部としてのエンコーダー12(図4参照)が設けられている。
エンコーダー12は、移動台22の主走査方向(Y軸方向)への相対移動に伴って、ガイドレール21に並設されたリニアスケール(図示省略)の目盛を読み取って、タイミング信号としてのエンコーダーパルスを生成する。なお、エンコーダー12の配設は、これに限らず、例えば、移動台22を回転軸に沿って主走査方向(Y軸方向)に相対移動するように構成し、回転軸を回転させる駆動部を設けた場合には、エンコーダー12を駆動部に設けてもよい。駆動部としては、サーボモーターなどが挙げられる。
ステージ5はワークWを吸着固定可能であると共に、回転機構6によってワークW内の基準軸を正確に主走査方向(Y軸方向)、副走査方向(X軸方向)に合わせることが可能となっている。
また、ワークW上において液体(インク)が吐出される吐出領域(膜形成領域とも呼ぶ)の配置に応じて、ワークWを例えば90度旋回させることも可能である。
キャリッジ移動機構30は、一対のガイドレール31と、一対のガイドレール31に沿って移動する移動台32とを備えている。移動台32には、回転機構7を介して吊設されたヘッドキャリッジ8が設けられている。
ヘッドキャリッジ8には、複数の液滴吐出ヘッド50(図2参照)がヘッドプレート9aに搭載されたヘッドユニット9が取り付けられている。
また、ヘッドキャリッジ8には、液滴吐出ヘッド50に液体(インク)を供給するためのインク供給機構80(図4参照)の一部と、複数の液滴吐出ヘッド50の電気的な駆動制御を行うためのヘッドドライバー72(図4参照)とが設けられている。
移動台32がヘッドキャリッジ8を副走査方向(X軸方向)に移動させてヘッドユニット9をワークWに対して対向配置する。
液滴吐出装置10は、上記構成の他にも、ヘッドユニット9に搭載された複数の液滴吐出ヘッド50のメンテナンスを行うメンテナンス機構を備えている。メンテナンス機構としては、ノズルの目詰まりを解消させる吸引装置90(図4参照)、ノズル面の異物や汚れの除去を行うワイピング装置(図示省略)が挙げられる。
また、液滴吐出装置10は、メンテナンス機構として、液滴吐出ヘッド50のノズルから吐出された液体(インク)を受けて、吐出された液体(インク)の重量を計測する重量測定装置(図示省略)や、吐出された液体(インク)の着弾状態を観察できる観察装置(図示省略)を備えていてもよい。そして、これらの構成を統括的に制御する制御部40を備えている。なお、図1では、上記メンテナンス機構を図示していない。以降、液滴吐出ヘッド50に供給される機能性材料を含む液体をインクとして呼ぶこととする。
図2(a)は液滴吐出ヘッドの構成を示す概略斜視図、図2(b)は液滴吐出ヘッドにおける加圧部の構造を示す概略斜視図、図2(c)は液滴吐出ヘッドのノズルを含む構造を示す概略断面図である。
図2(a)に示すように、液滴吐出ヘッド50は、所謂2連のものであり、2連の接続針52を有するインクの導入部51と、導入部51に積層されたヘッド基板53と、ヘッド基板53上に配置され内部にインクのヘッド内流路が形成されたヘッド本体54とを備えている。接続針52は、前述したインク供給機構80に配管を経由して接続され、インクをヘッド内流路に供給する。ヘッド基板53には、フレキシブルフラットケーブル(図示省略)を介してヘッドドライバー72(図4参照)に接続される2連のコネクター57が設けられている。
ヘッド本体54は、駆動手段(アクチュエーター)としての圧電素子で構成された加圧室を有する加圧部55と、ノズル面58pに2つのノズル列58a,58bが相互に平行に形成されたノズルプレート56とを有している。
2つのノズル列58a,58bは、それぞれ複数(例えば180個)のノズル58がピッチP1でほぼ等間隔に並べられており、互いにピッチP1の半分のピッチP2ずれた状態でノズル面58pに配設されている。本実施形態において、ピッチP1は、例えばおよそ141μmである。よって、2つのノズル列58a,58bにより構成されるノズル列58cに直交する方向から見ると360個のノズル58がおよそ70.5μmのノズルピッチで配列した状態となっている。また、ノズル58の径は、およそ27μmである。
図2(b)に示すように、液滴吐出ヘッド50は、複数のノズル58が形成されたノズルプレート56と、振動板62と、ノズルプレート56と振動板62との間に挟まれたキャビティプレート61とを有している。
加圧部55を構成するキャビティプレート61には、複数のノズル58をそれぞれ仕切る隔壁部67と、インクが貯留されるキャビティ65とが形成されている。ノズルプレート56と振動板62との間で隔壁部67によってノズル58ごとに仕切られた空間が加圧室68となる。各隔壁部67には加圧室68とキャビティ65とを連通させるオリフィス(溝)66が形成されている。振動板62には、キャビティ65に通ずる液体供給口63が設けられている。液体供給口63は図2(a)に示した接続針52と繋がっており、インクをキャビティ65と各加圧室68とに充填することができる。また、振動板62には、各加圧室68に対応して圧電素子69が設けられている。このようなキャビティプレート61の構成は、2つのノズル列58a,58bのそれぞれに対応して形成されている。具体的には、2つのノズル列58a,58bに対応する各加圧室68が、キャビティ65を挟んで配列している。
図2(c)に示すように、液滴吐出ヘッド50は、ヘッドドライバー72から電気信号としての駆動信号が圧電素子69に印加されると振動板62が変形し、隔壁部67で仕切られた加圧室68の体積変動が起こる。加圧室68の体積変動によるポンプ作用で加圧室68に充填されたインクが加圧され、ノズル58からインクを液滴Dとして吐出することができる。ノズルプレート56のノズル面58pには、ノズル面58pが傷つくことを保護すると共にインクがノズル面58pに付着することを防ぐ撥液処理が施された保護層56aが形成されている。
液滴吐出ヘッド50においてノズル58ごとに設けられる駆動手段(アクチュエーター)は、圧電素子69に限らない。アクチュエーターとしての振動板62を静電吸着により変位させる電気機械変換素子や、インクを加熱してノズル58から液滴Dとして吐出させる電気熱変換素子でもよい。
図3はヘッドユニットにおける液滴吐出ヘッドの配置を示す概略平面図である。詳しくは、ワークWに対向する側から見た図である。
図3に示すように、ヘッドユニット9は、複数の液滴吐出ヘッド50が配設されるヘッドプレート9aを備えている。本実施形態では、ヘッドプレート9aに12個の液滴吐出ヘッド50が搭載されている。各液滴吐出ヘッド50は、ノズル列58cが副走査方向(X軸方向)に沿うように配置されている。また、主走査方向に等間隔で配置された6個の液滴吐出ヘッド50を1つのヘッド群として、2つのヘッド群が副走査方向(X軸方向)に並列して配置されている。各ヘッド群において、6個の液滴吐出ヘッド50は、互いに副走査方向(X軸方向)にずれた状態で配置されている。具体的には、2つのヘッド群に分けて配置された12個の液滴吐出ヘッド50に対して、図3に示すように、符号H1〜符号H12を与える。そうすると、主走査方向から見たときに、液滴吐出ヘッドH1のノズル列58c、液滴吐出ヘッドH7のノズル列58c、液滴吐出ヘッドH2のノズル列58c、液滴吐出ヘッドH8のノズル列58cが所定のノズルピッチで連続するようにヘッドプレート9aに配置されている。より具体的には、1つの液滴吐出ヘッド50によって描画可能な描画幅をL0とし、これをノズル列58cの有効長とすると、主走査方向(Y軸方向)において隣り合う液滴吐出ヘッド50は、該有効長の1/3の長さで副走査方向(X軸方向)にずれて配置されている。ノズル列58cは、前述したように、それぞれに180個のノズル58を有する2つのノズル列58a,58bからなる。したがって、有効長は360個のノズル58によって描画可能な描画幅L0である。なお、有効長は、360個のノズル58によるものに限定されず、ノズル列58cの両端側に位置するいくつかのノズル58を省いて描画可能な描画幅であるとしてもよい。他の4つの液滴吐出ヘッドH3,H4,H9,H10及び4つの液滴吐出ヘッドH5,H6,H11,H12の配置についても、主走査方向から見たときに、ノズル列58cのうち有効な部分が所定のノズルピッチで連続するようにヘッドプレート9aに配置されている。
このようなヘッドプレート9aにおける複数(12個)の液滴吐出ヘッド50の配置によれば、描画幅L0の4倍の長さの描画幅L1で、最大3種の異なるインクを吐出可能である。
なお、液滴吐出ヘッド50に設けられるノズル列58cは、2連に限らず、1連でもよい。また、ヘッドユニット9における液滴吐出ヘッド50の配置は、これに限定されるものではない。
このような液滴吐出ヘッド50を用いて、ノズル58から液滴DをワークWの膜形成領域に着弾させて固化し、膜形成領域にインクに含まれる機能性材料からなる薄膜を形成する方法は、液滴吐出法(インクジェット法)と呼ばれている。
液滴吐出法を用いて機能性材料からなる薄膜を形成する場合、インク中に異物が含まれていると、形成された薄膜に異物が混入して、膜厚が変動したり、所望の特性が得られないおそれがある。例えば、機能性材料として有機エレクトロルミネッセンス材料を用い、発光層を形成する場合には、サブミクロンの大きさの異物が発光層に混入しても、異物を含めた周辺領域まで発光が得られないダークスポット(暗点)が発生する。すなわち、大きさがサブミクロンの異物でミクロン単位の大きさのダークスポットが発生するおそれがある。詳しくは後述するが、本実施形態では、インク中の微小異物を取り除くフィルター84(図5参照)がヘッドキャリッジ8のインク供給経路に設けられている。
次に液滴吐出装置10の制御系について図4を参照して説明する。図4は液滴吐出装置における制御系を示すブロック図である。図4に示すように、液滴吐出装置10の制御系は、ワーク移動機構20、キャリッジ移動機構30、液滴吐出ヘッド50、インク供給機構80、吸引装置90などのメンテナンス機構を駆動する各種ドライバーを有する駆動部70と、駆動部70を含め液滴吐出装置10を統括的に制御する制御部40とを備えている。
駆動部70は、ワーク移動機構20及びキャリッジ移動機構30の各リニアモーターをそれぞれ駆動制御する移動用ドライバー71と、液滴吐出ヘッド50を駆動制御するヘッドドライバー72と、インク供給機構80を駆動制御するインク供給用ドライバー73と、メンテナンス機構を駆動制御するメンテナンス用ドライバー74とを備えている。
制御部40は、CPU41と、ROM42と、RAM43と、P−CON44とを備え、これらは互いにバス45を介して接続されている。P−CON44には、上位コンピューター11が接続されている。ROM42は、CPU41で処理する制御プログラムなどを記憶する制御プログラム領域と、描画動作や液滴吐出ヘッド50へのインク供給、液滴吐出ヘッド50のメンテナンス処理などを行うための制御データなどを記憶する制御データ領域とを有している。
RAM43は、ワークWに描画を行うための描画データを記憶する描画データ記憶部、ワークW及び液滴吐出ヘッド50(実際には、ノズル列58c)の位置データを記憶する位置データ記憶部などの各種記憶部を有し、制御処理のための各種作業領域として使用される。P−CON44には、駆動部70の各種ドライバーなどが接続されており、CPU41の機能を補うと共に、周辺回路とのインタフェース信号を取り扱うための論理回路が構成されて組み込まれている。このため、P−CON44は、上位コンピューター11からの各種指令などをそのままあるいは加工してバス45に取り込むと共に、CPU41と連動して、CPU41などからバス45に出力されたデータや制御信号を、そのままあるいは加工して駆動部70に出力する。
そして、CPU41は、ROM42内の制御プログラムに従って、P−CON44を介して各種検出信号、各種指令、各種データなどを入力し、RAM43内の各種データなどを処理した後、P−CON44を介して駆動部70などに各種の制御信号を出力することにより、液滴吐出装置10全体を制御している。例えば、CPU41は、液滴吐出ヘッド50、ワーク移動機構20及びキャリッジ移動機構30を制御して、ヘッドキャリッジ8(ヘッドユニット9)とワークWとを対向配置させる。そして、ヘッドキャリッジ8(ヘッドユニット9)とワークWとの相対移動に同期して、ヘッドユニット9に搭載された各液滴吐出ヘッド50の複数のノズル58からワークWにインクを液滴Dとして吐出するようにヘッドドライバー72に制御信号を送出する。本実施形態では、Y軸方向へのワークWの移動に同期してインクを吐出することを主走査と呼び、主走査に対してX軸方向にヘッドキャリッジ8を移動させることを副走査と呼ぶ。本実施形態の液滴吐出装置10は、主走査と副走査とを組み合わせて複数回繰り返すことによりインクをワークWに吐出することができる。主走査は、液滴吐出ヘッド50に対して一方向へのワークWの移動に限らず、ワークWを往復させて行うこともできる。
エンコーダー12は、ヘッドドライバー72に電気的に接続され、主走査に伴ってエンコーダーパルスを生成する。主走査では、所定の移動速度で移動台22を移動させるので、エンコーダーパルスが周期的に発生する。
例えば、主走査における移動台22の移動速度を200mm/sec、液滴吐出ヘッド50を駆動する駆動周波数(言い換えれば、連続して液滴Dを吐出する場合の吐出タイミング)を20kHzとすると、主走査方向における液滴Dの吐出分解能は、移動速度を駆動周波数で除することにより得られるので、10μmとなる。すなわち、10μmのピッチで液滴DをワークW上に配置することが可能である。実際の液滴Dの吐出タイミングは、周期的に発生するエンコーダーパルスをカウントして生成されるラッチ信号に基づいている。
上位コンピューター11は、制御プログラムや制御データなどの制御情報を液滴吐出装置10に送出する。また、ワークW上の膜形成領域ごとに所定量のインクを液滴Dとして配置する吐出制御データとしての配置情報を生成する配置情報生成部の機能を有している。配置情報は、膜形成領域における液滴Dの吐出位置(言い換えれば、ワークWとノズル58との相対位置)、液滴Dの配置数(言い換えれば、ノズル58ごとの吐出数)、主走査における複数のノズル58のON/OFFすなわちノズル58の選択/非選択、吐出タイミングなどの情報を、例えば、ビットマップとして表したものである。上位コンピューター11は、上記配置情報を生成するだけでなく、RAM43に一旦格納された上記配置情報を修正することも可能である。
また、上位コンピューター11は、ROM42に格納されたインク供給用プログラムに基づいて、インク供給機構80から液滴吐出ヘッド50にインクを供給する。
また、上位コンピューター11は、ROM42に格納されたメンテナンス用プログラムに基づいて、液滴吐出ヘッド50を吸引装置90に対向する位置に配置させ、吸引装置90を駆動して、液滴吐出ヘッド50の複数のノズル58から液滴吐出ヘッド50に充填されたインクを吸引させる。これにより、複数のノズル58(ノズル列58c)の目詰まりを解消させることができる。
<ヘッドキャリッジ>
次に、ヘッドキャリッジ8に搭載される各種の構成について、図5を参照して説明する。
図5はヘッドキャリッジにおける圧力調整弁、フィルター、液滴吐出ヘッドの配置を説明する図である。
図5に示すように、ヘッドキャリッジ8には、圧力調整弁82と、フィルター84と、複数の液滴吐出ヘッド50とが少なくとも取り付けられている。
圧力調整弁82にインクを供給するインク供給経路88a、圧力調整弁82とフィルター84とを繋ぐインク供給経路88b、フィルター84と液滴吐出ヘッド50とを繋ぐインク供給経路88cはいずれも可撓性の例えばポリエチレンテレフタレートなどのチューブが用いられている。また、本実施形態では、インクとして例えば有機エレクトロルミネッセンス材料を含むものや、紫外線硬化型のインクを用いた場合でも、インクが変質したり、劣化するなどの不具合が生じないように、遮光性を有するチューブが用いられている。
本実施形態では、1つのフィルター84に対して4つの液滴吐出ヘッド50がインク供給経路88cを介して繋がれている。これは、前述したように、ヘッドユニット9のヘッドプレート9aには12個の液滴吐出ヘッド50が搭載されており、4つの液滴吐出ヘッド50を1組として描画幅L1でインクを吐出可能な構成となっているからである(図3参照)。言い換えれば、図5は、ヘッドキャリッジ8に搭載された複数の液滴吐出ヘッド50に対してインクを種類ごとに供給できる構成を示している。したがって、図5には図示していないが、実際には、12個の液滴吐出ヘッド50に対してインクを供給するため、ヘッドキャリッジ8には3つの圧力調整弁82と、3つのフィルター84とが取り付けられている。
圧力調整弁82は、例えばダイヤフラム方式の自己封止バルブである。圧力調整弁82を設けることで、圧力調整弁82を介してフィルター84に供給されるインクの水頭圧を一定の状態に保つことができると共に、液滴吐出ヘッド50のキャビティ65の負圧状態に応じて、過不足なく液滴吐出ヘッド50にインクを供給できる。
フィルター84には1つの供給口85と、4つの排出口86とが設けられている。供給口85と圧力調整弁82とがインク供給経路88bで繋がれている。4つの排出口86のそれぞれにインク供給経路88cを介して液滴吐出ヘッド50が繋がれている。4つのインク供給経路88cの長さはそれぞれ同じである。また、フィルター84と4つの液滴吐出ヘッド50とをそれぞれできるだけ短い距離で繋ぐように、インク供給経路88cの長さが調整されている。これにより、複数(4個)の液滴吐出ヘッド50の間でインクの供給量が変動し難い構成となっている。
また、フィルター84と液滴吐出ヘッド50とを繋ぐインク供給経路88cの長さができるだけ短くなるように調整されているので、フィルター84を交換するときに、排出が必要なインク量を抑えることができる。つまり、高価なインクを用いても、フィルター84の交換時におけるインクの経済的な無駄を抑えることができる。
さらに、フィルター84は、排出口86が上方に向かうようにヘッドキャリッジ8に取り付けられている。これにより、濾過後のインクに気泡が含まれていてもフィルター84から容易に気泡を排出可能となっている。言い換えれば、フィルター84内に気泡が留まることに起因するインク供給圧力の低下を防ぐことができる。
図6(a)はフィルターの構造を示す概略斜視図、図6(b)はフィルター部に対するインクの供給口と排出口の位置を示す平面図である。
図6(a)に示すように、フィルター84は、例えばメンブレン方式を採用することができる。フィルター84は、筒状の筐体84aと、筐体84aの一方の端に設けられたインクの供給口85と、筐体84aの他方の端に設けられた4つのインクの排出口86と、供給口85と排出口86との間に設けられたメンブレン方式のフィルター部87とを有する。言い換えれば、フィルター84には最大で4つの液滴吐出ヘッド50を接続可能である。
フィルター部87における孔径は、例えば0.05μm〜0.5μmである。つまり、フィルター部87によってインク中に含まれるサブミクロン単位の微小異物を濾過することができる。また、フィルター84がヘッドキャリッジ8の液滴吐出ヘッド50に近い位置に取り付けられているので、インク供給経路においてインク中に微小異物が混入したとしてもフィルター84で濾過して、微小異物を含むインクが液滴吐出ヘッド50に供給されることを防ぐことができる。
図6(b)に示すように、供給口85は平面視でフィルター部87の中心に配置されている。4つの排出口86は、フィルター部87の中心に対して同心円87a上に等間隔で配置されている。これにより、濾過後に4つの排出口86から均等な排出量でインクを排出可能な構成となっている。
図7は、ヘッドキャリッジにおけるインク供給系を示す模式図である。
図7に示すように、ヘッドキャリッジ8には、3つのインク供給系が設けられている。
第1のインク供給系は、インク供給経路88から圧力調整弁82とフィルター84とを介して4つの液滴吐出ヘッド50(H1、H7、H2、H8)にインク1Aが供給されるものである。
また、第2のインク供給系は、インク供給経路88から圧力調整弁82とフィルター84とを介して4つの液滴吐出ヘッド50(H3、H9、H4、H10)にインク1Bが供給されるものである。
また、第3のインク供給系は、インク供給経路88から圧力調整弁82とフィルター84とを介して4つの液滴吐出ヘッド50(H5、H11、H6、H12)にインク1Cが供給されるものである。
インク1A,1B,1Cはそれぞれ異なった種類でもよいし、同じ種類でもよい。また、3つのインク1A,1B,1Cのうちの2つが同じで1つが異なる種類でもよい。
例えば、有機エレクトロルミネッセンス素子(以降、有機EL素子と言う)は、陽極と、陰極との間に、正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層などが介装された構造となっている。陽極からキャリアとしての正孔が注入され、陰極からキャリアとしての電子が注入される。発光層において注入された正孔と電子が再結合することによって生ずるエネルギーが発光となって取り出される。
液滴吐出法を用いて、例えば正孔注入層、正孔輸送層、発光層を形成することができる。インク1Aとして正孔注入材料を含むインクを採用し、インク1Bとして正孔輸送材料を含むインクを採用し、インク1Cとして発光材料を含むインクを採用する。1つのヘッドキャリッジ8からワークWに吐出されたインク1A、インク1B、インク1Cのそれぞれを固化することにより、有機EL素子における正孔注入層、正孔輸送層、発光層を連続して形成することができる。
また、インク1A,1B,1Cのそれぞれに異なる発光色が得られる発光材料を含むインクを採用してもよい。これにより、異なる発光色が得られる発光層を連続的に形成することができる。
また、異なる発光色が得られる発光層に対応させて、発光効率が向上するように、正孔注入材料や正孔輸送材料を異ならせて連続的に形成することも可能となる。
上記実施形態の効果は、以下の通りである。
(1)ヘッドキャリッジ8には、複数(4つ)の液滴吐出ヘッド50に対してフィルター84が共通して設けられている。したがって、インク中の微小異物を除去しようとして、フィルター84の孔径を小さくしても、液滴吐出ヘッド50ごとにフィルターを設ける場合に比べて、フィルター自体の容量を大きくすることで濾過によるインク供給の圧損を低減することができる。ゆえに、複数の液滴吐出ヘッド50に対して濾過されたインクを安定的に供給可能なヘッドキャリッジ8を提供することができる。
(2)フィルター84の複数の排出口86のそれぞれと、複数(4つ)の液滴吐出ヘッド50のそれぞれとを繋ぐインク供給経路88cの長さが同一である。したがって、液滴吐出ヘッド50ごとに供給量のばらつきを抑えてインクを供給することができる。
(3)フィルター84は、メンブレン方式のフィルター部87を有し、供給口85は平面視でフィルター部87の中心に配置され、複数(4つ)の排出口86のそれぞれは、フィルター部87の中心に対して同心円87a上において均等な間隔で配置されている。したがって、フィルター部87で濾過されたインクを複数(4つ)の排出口86のそれぞれから排出量のばらつきを抑えて均等に排出することができる。
(4)ヘッドキャリッジ8には、圧力調整弁82とフィルター84と複数(4つ)の液滴吐出ヘッド50とを1つのインク供給系として、複数(3つ)のインク供給系が取り付けられている。したがって、1つのヘッドキャリッジ8に搭載された複数(12個)の液滴吐出ヘッド50から最大で3種のインクをほぼ同時に吐出することができる。
(5)液滴吐出装置10は、複数の液滴吐出ヘッド50に対して濾過されたインクを安定的に供給可能なヘッドキャリッジ8を備えているので、ワークWに対して必要な量のインクを精度よく吐出することができる。また、ヘッドキャリッジ8を交換することで、複数の液滴吐出ヘッド50とフィルター84とを同時期にメンテナンスすることが可能な液滴吐出装置10を提供することができる。
本発明は、上記した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うヘッドキャリッジ及び該ヘッドキャリッジを適用する液滴吐出装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。上記実施形態以外にも様々な変形例が考えられる。以下、変形例を挙げて説明する。
(変形例1)上記液滴吐出装置10は、1つのヘッドキャリッジ8を備えることに限定されず、例えばワークWの大きさに応じて複数のヘッドキャリッジ8を備える構成としてもよい。また、ヘッドキャリッジ8に搭載される液滴吐出ヘッド50の数や配置については、適宜変更することが可能である。
(変形例2)ヘッドキャリッジ8には、圧力調整弁82、フィルター84、液滴吐出ヘッド50の他にも、例えばインクを一時的に貯留するサブタンクなどが取り付けられていてもよい。また、フィルター84は1つに限定されず、異なる孔径のフィルター部を有するフィルターがフィルター84と圧力調整弁82との間に直列に接続されていてもよい。これによれば、インク中の微小異物を大きさによって段階的に濾過することができる。
5…ワーク載置台としてのステージ、8…ヘッドキャリッジ、10…液滴吐出装置、20…ワーク移動機構、30…キャリッジ移動機構、40…制御部、50…液滴吐出ヘッド、80…インク供給機構、82…圧力調整弁、84…フィルター、85…インクの供給口、86…インクの排出口、87…フィルター部、88,88a,88b,88c…インク供給経路、90…吸引装置、W…ワーク。

Claims (8)

  1. 複数のノズルからインクを液滴として吐出可能な複数の液滴吐出ヘッドと、
    インクが濾過されるフィルターと、を備え、
    前記フィルターは、インクが供給される供給口と、濾過されたインクを排出する複数の排出口とを有し、前記複数の排出口のそれぞれと、前記複数の液滴吐出ヘッドのそれぞれとが接続されていることを特徴とするヘッドキャリッジ。
  2. 前記複数の排出口のそれぞれと、前記複数の液滴吐出ヘッドのそれぞれとを繋ぐインク供給経路の長さが同一であることを特徴とする請求項1に記載のヘッドキャリッジ。
  3. 前記フィルターにインクを供給するインク供給経路と、前記フィルターの前記供給口との間に圧力調整弁が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のヘッドキャリッジ。
  4. 前記圧力調整弁と前記フィルターとを介して最大4つの液滴吐出ヘッドにインクを供給可能であることを特徴とする請求項3に記載のヘッドキャリッジ。
  5. 前記フィルターは、メンブレン方式のフィルター部を有し、
    前記複数の排出口のそれぞれは、前記フィルター部の中心に対して同心円上において均等な間隔で配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のヘッドキャリッジ。
  6. 前記フィルター部の孔径は、0.05μm〜0.5μmであることを特徴とする請求項5に記載のヘッドキャリッジ。
  7. 前記フィルターと前記複数の液滴吐出ヘッドとを1つのインク供給系として、複数の前記インク供給系が取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のヘッドキャリッジ。
  8. 液滴吐出ヘッドの複数のノズルからインクを液滴としてワークに吐出する液滴吐出装置であって、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載のヘッドキャリッジと、
    前記ワークが載置されるワーク載置台と、
    前記ヘッドキャリッジと前記ワーク載置台とを対向させて配置した状態で、相対的に移動可能な移動機構と、を備えたことを特徴とする液滴吐出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022172762A1 (ja) * 2021-02-10 2022-08-18 東京エレクトロン株式会社 液滴吐出装置及び液滴吐出方法

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