JP2015119555A - 過電流保護回路及び回路装置 - Google Patents

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【課題】スイッチング素子の導通/非導通の切り替えを制御する制御回路などの故障が発生した場合であっても、スイッチング素子を非導通状態として過電流が流れることを阻止できる過電流保護回路及び回路装置を提供する。
【解決手段】DC−DCコンバータは、過電流検知部10が過電流を検知した場合、スイッチSW1の切替制御を行うことで電源22から制御回路21への電力供給を遮断する。過電流検知部10が過電流を検知した場合に、スイッチSW2の切替制御を行うことでFET5及びFET6のゲートに蓄積された電荷を放電する。過電流検知回路11は、出力電圧Vout、抵抗Rに加わる電圧V1、及び、逆接続保護用のFET7に加わる電圧V2等に基づいて過電流を検知する。検知信号ラッチ回路12が過電流検知回路11の検知結果を保持し、検知信号ラッチ回路12が保持した検知結果によりスイッチSW1及びSW2の切替制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、過電流が流れることによる故障などから被保護回路を保護する過電流保護回路及び回路装置に関する。
特許文献1においては、スイッチング素子がオンした場合に、スイッチ電流が所定の閾値を超えている過電流状態であるか否かを判定する判定部と、判定部の判定結果に応じてカウンタ出力が増減するオフ期間設定カウンタ部と、スイッチング素子をオンするタイミング間隔がオフ期間設定カウンタ部のカウンタ出力に応じた長さとなるように、スイッチング素子の駆動信号を生成する駆動信号生成部とを含んだ過電流保護回路が提案されている。
また特許文献2においては、負荷に供給される電流に比例する入力電流を監視して過電流を検出する過電流検出部と、負荷への電流経路に設けられたスイッチング素子と、検出された過電流の値が第1の値未満のときにスイッチング素子をオン状態に保持し、過電流の値が第1の値以上で第2の値未満のとき過電流の値に応じて幅が変化するパルスにてスイッチング素子を動作させ、過電流の値が第2の値以上のときスイッチング素子を遮断させる制御回路部とを備えたDC−DCコンバータの過電流保護回路が提案されている。
特開2012−10577号公報 特開平5−199740号公報
しかしながら特許文献1及び2に記載の過電流保護回路では、過電流を検知した場合であってもDC−DCコンバータは動作を継続する構成であるため、例えばスイッチング素子の導通/非導通の切り替えを制御する制御回路などが故障し、スイッチング素子が常時導通状態となった場合に過電流が流れ続けて回路の破壊などが発生する虞がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、スイッチング素子の導通/非導通の切り替えを制御する制御回路などの故障が発生した場合であっても、スイッチング素子を非導通状態として過電流が流れることを阻止できる過電流保護回路及び回路装置を提供することにある。
本発明に係る過電流保護回路は、スイッチング素子及び該スイッチング素子の導通/非導通の切り替えを制御する制御信号を出力する制御部を有する被保護回路に過電流が流れることを防止する過電流保護回路において、前記被保護回路に過電流が流れたことを検知する過電流検知部と、該過電流検知部が過電流を検知した場合に、前記制御部への電力供給を遮断する遮断部とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る過電流保護回路は、前記スイッチング素子が、前記制御部からの制御信号が入力される入力端子を有し、前記過電流検知部が過電流を検知した場合に、前記入力端子に蓄積された電荷を放電する放電部を備え、該放電部の放電により前記スイッチング素子を非導通状態とするようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る過電流保護回路は、前記過電流検知部が、前記スイッチング素子に直列接続された抵抗に加わる電圧に基づいて過電流の検知を行うようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る過電流保護回路は、前記被保護回路が、入力電圧に対して前記スイッチング素子の制御により電圧値を変更した出力電圧を出力する回路であり、前記過電流検知部は、前記出力電圧値に基づいて過電流の検知を行うようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る過電流保護回路は、前記過電流検知部が、前記被保護回路及び固定電位間に接続された回路素子に加わる電圧に基づいて過電流の検知を行うようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る過電流保護回路は、前記過電流検知部の検知結果を保持する保持部を備え、前記遮断部は、前記保持部が保持した検知結果に基づいて遮断を行うようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る回路装置は、上述の過電流保護回路と、前記被保護回路とを備えることを特徴とする。
本発明においては、スイッチング素子及びこれの導通/非導通の切替制御の制御信号を出力する制御部を有するDC−DCコンバータなどの被保護回路に過電流が流れたことを検知した場合、被保護回路の制御部への電力供給を遮断する。これにより制御部の動作が停止され、スイッチング素子への制御信号が出力されなくなるため、スイッチング素子が非導通状態となり、スイッチング素子を通して過電流が流れることを防止できる。なおスイッチング素子は、制御部から制御信号が与えられない場合には、非導通状態となる素子であるものとする。
また、本発明においては、スイッチング素子は制御部からの制御信号が入力される入力端子(例えばFET(Field Effect Transistor)のゲートなど)を有し、過電流保護回路は過電流を検知した場合にスイッチング素子の入力端子に蓄積された電荷を放電し、スイッチング素子を非導通状態とする。これにより、過電流の検知により制御部の動作を停止した後、入力端子に蓄積された電荷の影響によりスイッチング素子の導通状態が維持されることを防止し、過電流の検知から遮断までの遅延時間を短縮することができる。
過電流の検知は、例えばスイッチング素子に直列接続された抵抗に加わる電圧に基づいて行うことができる。また例えば、被保護回路がDC−DCコンバータなどである場合、出力電圧値に基づいて過電流の検知を行うことができる。また例えば、被保護回路及び固定電位(例えば接地電位)間に回路素子が接続されている場合、この回路素子に加わる電圧に基づいて過電流の検知を行うことができる。なおこの回路素子には、例えば電源の逆接続から被保護回路を保護するためのトランジスタ又はダイオード等の保護素子が利用できる。
また、本発明においては、過電流の検知結果を保持する保持部(例えばラッチ回路など)を備え、保持部が保持した検知結果に基づいて過電流の遮断を行う。遮断により過電流が検知されなくなった場合に、過電流の遮断が解除されることを防止でき、過電流の発生及びその遮断が繰り返して行われることを防止できる。
本発明による場合は、被保護回路に過電流が流れたことを検知した場合に、スイッチング素子の導通/非導通の切替制御を行う制御部への電力供給を遮断する構成とすることにより、制御部に故障が発生した場合であっても、スイッチング素子を非導通状態として過電流が流れることを阻止することができる。
本実施の形態に係るDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。 本実施の形態に係るDC−DCコンバータのおける過電流保護を説明するための模式図である。 変形例1に係るDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。 変形例2に係るDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。 変形例3に係るDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。図1は、本実施の形態に係るDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。本実施の形態に係るDC−DCコンバータは、同期整流型昇圧DC−DCコンバータであり、電源1の電圧を昇圧してVoutとして負荷3へ出力する回路である。DC−DCコンバータは、コイルL、コンデンサC、抵抗R及びFET5〜7等の回路素子と、これら回路素子にて構成される回路の動作を制御する制御管理部2とを備えて構成されている。制御管理部2は、FET5、6の導通/非導通の切り替えを制御するための制御信号を生成して出力する制御回路21と、この制御回路21へ電力を供給する電源22とを有している。
本実施の形態に係るDC−DCコンバータは、電源1の正側端子にコイルLの一端が接続され、コイルLの他端にFET5のドレインが接続され、FET5のソースに抵抗Rの一端が接続されている。またコイルLの他端にはFET6のドレインが接続され、FET6のソースにコンデンサの一端が接続されている。FET6及びコンデンサCを接続するノードには負荷3の一端が接続され、このノードの電圧が出力電圧Voutとして負荷3に印加される。
抵抗Rの他端、コンデンサCの他端及び負荷3の他端はFET7のソースに接続され、FET7のドレインが接地電位(又は電源1の負側端子)に接続されている。FET7のゲートは電源1の正側端子に接続されている。FET7は、電源1の正負が逆接続された場合に、DC−DCコンバータ内の回路素子に逆方向の電圧が印加されて回路素子が破壊されることを防止するためのものである。
FET5及びFET6は、そのゲートが制御管理部2の制御回路21にそれぞれ個別に接続されており、制御回路21が出力する制御信号により導通/非導通の切り替えが制御されている。制御回路21は、FET5及びFET6を所定のデューティ比で交互に導通/非導通を切り替えることにより、電源1からの入力電圧を昇圧する。なお制御回路21は、電源22から供給される電力により動作している。
また本実施の形態に係るDC−DCコンバータは、過電流保護機能に関し、ダイオードD1及びD2、スイッチSW1及びSW2、並びに、過電流検知部10等を備えている。スイッチSW1は、制御管理部2内の電源22から制御回路21への電力供給経路中に配され、この電力供給経路の接続/遮断を切り替えるスイッチである。スイッチSW1は、過電流検知部10から与えられる検知信号により接続/遮断の切替制御がなされる。なおスイッチSW1は、通常状態(過電流検知部10からの検知信号が与えられていない状態)において閉状態を維持する。よって通常状態では、制御回路21は電源22からの電力供給がなされ、動作が可能である。
ダイオードD1のアノードはFET5のゲートに接続され、ダイオードD2のアノードはFET6のゲートに接続され、ダイオードD1及びD2のカソードは共にスイッチSW2を介してFET7のソースに接続されている。スイッチSW2は、FET5及びFET6のゲートに蓄積された電荷を、ダイオードD1、D2及びFET7を介して接地電位へ放電するためのスイッチである。スイッチSW2は、過電流検知部10から与えられる検知信号により接続/遮断の切替制御がなされる。なおスイッチSW2は、スイッチSW1とは逆に、通常状態において開状態を維持する。よって通常状態では、スイッチSW2による放電は行われない。
過電流検知部10は、過電流検知回路11及び検知信号ラッチ回路12を有している。過電流検知回路11は、DC−DCコンバータ内の各部の電圧又は電流を監視することにより、過電流が流れたことを検知する。本実施の形態において過電流検知回路11は、DC−DCコンバータの出力電圧Vout、抵抗Rの両端間の電圧V1、及び、FET7のソース−ドレイン間の電圧V2を監視し、これらの電圧が閾値を超えた場合に過電流が流れたと判断して検知信号を出力する。
検知信号ラッチ回路12は、過電流検知回路11が出力する検知信号が入力され、入力された検知信号(の過電流検知状態)を保持する。例えば検知信号は過電流が検知されない場合にローレベルであり、過電流が検知された場合にハイレベルに変化する信号である場合、検知信号ラッチ回路12は、検知信号がローレベルからハイレベルに変化した際に、このハイレベル状態を保持する。その後、検知信号ラッチ回路12は、検知信号がハイレベルからローレベルへ変化した場合であってもハイレベル状態を保持し続ける。検知信号ラッチ回路12は、例えばDC−DCコンバータに対するリセット又は電源オフ等がなされるまで検知信号を保持し続ける。
過電流検知部10は、検知信号ラッチ回路12が保持した検知信号を出力し、この信号によりスイッチSW1及びSW2の切替制御がなされる。上記の例に従えば、過電流が検知されずに過電流検知部10が出力する検知信号がローレベルである場合、スイッチSW1は接続状態となって電源22から制御回路21へ電力が供給されると共に、スイッチSW2は遮断状態となってFET5及びFET6のゲートの放電は行われない。過電流が検知されて検知信号がハイレベルへ変化した場合、スイッチSW1は遮断状態となって電源22から制御回路21への電力供給が遮断される。またスイッチSW2は接続状態となってFET5及びFET6のゲートに蓄積された電荷が放電され、FET5及びFET6はオフ状態となる。
図2は、本実施の形態に係るDC−DCコンバータのおける過電流保護を説明するための模式図である。図2においては上から順に、DC−DCコンバータを流れる電流の時間変化、過電流検知部10が出力する検知信号の時間変化、制御回路21へ供給される電源電圧の時間変化、FET5及びFET6のゲート電圧の時間変化を示してある。
例えば故障又は回路の動作異常等の要因によりDC−DCコンバータに流れる電流が増大した場合、Vout、V1又はV2の電圧が増大する。過電流検知部10はこれらの電圧値が閾値を超えた場合にハイレベルの検知信号を出力する(図中の時刻t1を参照)。過電流検知部10が出力する検知信号がハイレベルとなることにより、スイッチSW1が遮断状態へ切り替えられ、電源22からの電力供給が遮断されるため制御回路21の電源電圧は徐々に低下していく。これにより制御回路2は動作が停止され、FET5及びFET6への制御信号の出力が停止される。また検知信号がハイレベルとなることにより、スイッチSW2が接続状態へ切り替えられ、FET5及びFET6のゲートに蓄積された電荷が放電されるため、このゲート電圧は徐々に低下していく。ゲート電圧がFET5及びFET6をオンするために必要な電圧に満たなくなった場合(図中の時刻t2を参照)、FET5及びFET6がオフ状態となり、過電流が遮断されるため、DC−DCコンバータに流れる電流は徐々に低下していく。
以上の構成の本実施の形態に係るDC−DCコンバータは、過電流検知部10がDC−DCコンバータに過電流が流れたことを検知した場合、スイッチSW1の切替制御を行うことで電源22から制御回路21への電力供給を遮断する。これにより制御部21の動作が停止され、FET5及びFET6への制御信号が出力されなくなるため、FET5及びFET6が非導通状態となり、FET5及びFET6を通して過電流が流れることを防止できる。
またFET5及びFET6はそのゲート端子に制御回路21からの制御信号がそれぞれ入力され、過電流検知部10が過電流を検知した場合に、スイッチSW2の切替制御を行うことでFET5及びFET6のゲートに蓄積された電荷を放電する。これにより、過電流の検知により制御回路21の動作を停止した後、ゲートに蓄積された電荷の影響によりFET5及びFET6の導通状態が維持されることを防止し、過電流の検知から遮断までの遅延時間を短縮することができる。
また過電流検知部10の過電流検知回路11は、DC−DCコンバータの出力電圧Vout、FET5に直列接続された抵抗Rに加わる電圧V1、及び、DC−DCコンバータ及び接地電位間に接続された逆接続保護用のFET7に加わる電圧V2等に基づいて過電流を検知することができる。また過電流検知部10の検知信号ラッチ回路12が過電流検知回路11の検知結果を保持し、検知信号ラッチ回路12が保持した検知結果によりスイッチSW1及びSW2の切替制御を行う。これにより、例えば過電流を検知して遮断を行った後、この遮断により過電流検知回路11にて過電流が検知されなくなった場合に、過電流の遮断が解除されることを防止でき、過電流の発生及びその遮断が繰り返して行われることを防止できる。
なお本実施の形態においては、過電流からの保護を行う被保護回路としてDC−DCコンバータを例に説明を行ったが、被保護回路はDC−DCコンバータに限らず、その他の種々の回路としてよい。また電源1の逆接続保護のためにFET7をDC−DCコンバータ及び接地電位間に設ける構成としたが、FET7は設けられていなくてもよい。また電源1及び電源22をそれぞれ個別の電源としたが、これらを共通の電源としてもよい。また図1に示したDC−DCコンバータの回路構成は一例であり、これに限るものではない。これ以外の回路構成例を、以下の変形例1〜3に示す。
(変形例1)
図3は、変形例1に係るDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。変形例1に係るDC−DCコンバータは、非同期整流型昇圧DC−DCコンバータである。変形例1に係る非同期整流型昇圧DC−DCコンバータは、図1に示した同期整流型昇圧DC−DCコンバータのFET6をダイオードD10に置き換えた構成である。即ちコイルL及びFET5のドレインにダイオードD10のアノードが接続され、ダイオードD10のカソードがコンデンサCに接続された構成である。変形例1に係るDC−DCコンバータは、FET6が存在しないことから、図1のダイオードD2を備える必要はない。変形例1に係る非同期整流型昇圧DC−DCコンバータのその他の構成及び過電流保護の方法等は、図1に示した同期整流型DC−DCコンバータと略同じである。
(変形例2)
図4は、変形例2に係るDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。変形例2に係るDC−DCコンバータは、同期整流型降圧DC−DCコンバータである。変形例2に係る同期整流型降圧DC−DCコンバータは、図1に示した同期整流型昇圧DC−DCコンバータと比較して、コイルL、抵抗R、FET5及びFET6の配置が異なる。
変形例2に係るDC−DCコンバータは、電源1の正側端子に抵抗Rの一端が接続され、抵抗Rの他端にFET5のドレインが接続され、FET5のソースにコイルLの一端及びFET6のドレインが接続されている。コイルLの他端にはコンデンサCの一端が接続されている。コイルL及びコンデンサCを接続するノードには負荷3の一端が接続され、このノードの電圧が出力電圧Voutとして負荷3に印加される。FET6のソース、コンデンサCの他端及び負荷3の他端はFET7のソースに接続され、FET7のドレインが接地電位に接続されている。FET5及びFET6のゲートは制御回路21にそれぞれ接続されている。
変形例2に係る同期整流型降圧DC−DCコンバータのその他の構成及び過電流保護の方法等は、図1に示した同期整流型DC−DCコンバータと略同じである。
(変形例3)
図5は、変形例3に係るDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。変形例3に係るDC−DCコンバータは、非同期整流型降圧DC−DCコンバータである。変形例3に係る非同期整流型降圧DC−DCコンバータは、図4に示した変形例2に係る同期整流型降圧DC−DCコンバータのFET6をダイオードD20に置き換えた構成である。即ちFET5のソース及びコイルLにダイオードD20のカソードが接続され、ダイオードD20のアノードがFET7のソースに接続された構成である。変形例3に係るDC−DCコンバータは、FET6が存在しないことから、図4のダイオードD2を備える必要はない。変形例3に係る非同期整流型降圧DC−DCコンバータのその他の構成及び過電流保護の方法等は、図1に示した同期整流型DC−DCコンバータと略同じである。
1 電源
2 制御管理部
3 負荷
5〜7 FET(スイッチング素子)
10 過電流検知部(遮断部、放電部)
11 過電流検知回路
12 検知信号ラッチ回路(保持部)
21 制御回路(制御部)
22 電源
C コンデンサ
D1、D2 ダイオード
L コイル
SW1 スイッチ(遮断部)
SW2 スイッチ(放電部)

Claims (7)

  1. スイッチング素子及び該スイッチング素子の導通/非導通の切り替えを制御する制御信号を出力する制御部を有する被保護回路に過電流が流れることを防止する過電流保護回路において、
    前記被保護回路に過電流が流れたことを検知する過電流検知部と、
    該過電流検知部が過電流を検知した場合に、前記制御部への電力供給を遮断する遮断部と
    を備えることを特徴とする過電流保護回路。
  2. 前記スイッチング素子は、前記制御部からの制御信号が入力される入力端子を有し、
    前記過電流検知部が過電流を検知した場合に、前記入力端子に蓄積された電荷を放電する放電部を備え、
    該放電部の放電により前記スイッチング素子を非導通状態とするようにしてあること
    を特徴とする請求項1に記載の過電流保護回路。
  3. 前記過電流検知部は、前記スイッチング素子に直列接続された抵抗に加わる電圧に基づいて過電流の検知を行うようにしてあること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の過電流保護回路。
  4. 前記被保護回路は、入力電圧に対して前記スイッチング素子の制御により電圧値を変更した出力電圧を出力する回路であり、
    前記過電流検知部は、前記出力電圧値に基づいて過電流の検知を行うようにしてあること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の過電流保護回路。
  5. 前記過電流検知部は、前記被保護回路及び固定電位間に接続された回路素子に加わる電圧に基づいて過電流の検知を行うようにしてあること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の過電流保護回路。
  6. 前記過電流検知部の検知結果を保持する保持部を備え、
    前記遮断部は、前記保持部が保持した検知結果に基づいて遮断を行うようにしてあること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の過電流保護回路。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の過電流保護回路と、
    前記被保護回路と
    を備えることを特徴とする回路装置。
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