JP2015116277A - 部材連結構造および腕時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】 工具を用いずに、簡単に部材同士を着脱できる部材連結構造およびそれを備えた腕時計を提供する。
【解決手段】 取付孔6を有するバンド取付部4が突出して設けられた腕時計ケース1と、バンド取付部4の両側を弾力的に挟む一対の弾性突起部8を有し、これら一対の弾性突起部8に設けられて、バンド取付部4の取付孔6に両側から挿入する一対の挿入部9を有する時計バンド5と、を備えている。従って、時計バンド5の一対の弾性突起部8を弾力的に押し広げるだけで、一対の挿入部9をバンド取付部4の取付孔6に両側から挿入させることができ、また時計バンド5の一対の弾性突起部8を弾力的に押し広げるだけで、一対の挿入部9をバンド取付部4の取付孔6から抜き出すことができる。これにより、工具を用いずに、時計バンド5と腕時計ケース1とを簡単にかつ容易に取り付けたり取り外したりすることができる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、腕時計、鞄、バッグなどのバンドに用いられる部材連結構造およびそれを備えた腕時計に関する。
例えば、腕時計のバンド取付構造である部材連結構造においては、特許文献1に記載されているように、腕時計ケースに設けられた一対の取付突起部間に時計バンドの端部を配置し、この時計バンドの端部の貫通孔と一対の取付突起部の各取付孔とに連結パイプを挿入し、この連結パイプの両端部にねじ部材を取り付けることにより、腕時計ケースに時計バンドを取り付けるように構成したものが知られている。
特開平11−211号公報
しかしながら、このようなバンド取付構造である部材連結構造では、腕時計ケースに時計バンドを取り付ける際に、連結パイプの両端部にねじ部材をドライバーなどの工具を用いて取り付けなければならず、また腕時計ケースから時計バンドを取り外す際にも、ドライバーなどの工具を用いてねじ部材を連結パイプから取り外さなければならないため、腕時計ケースに対する時計バンドの着脱作業が面倒でかつ不便であるという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、工具を用いずに、簡単に部材同士を着脱することができる部材連結構造およびそれを備えた腕時計を提供することである。
この発明は、取付孔を有する部材取付部が突出して設けられた第1の部材と、前記部材取付部の両側を弾力的に挟む一対の弾性突起部を有し、これら一対の弾性突起部に設けられ、かつ前記部材取付部の前記取付孔に両側から挿入する一対の挿入部を有する第2の部材と、を備えていることを特徴とする部材連結構造である。
この発明によれば、第2の部材の一対の弾性突起部を弾力的に押し広げるだけで、一対の挿入部を第1の部材の取付孔に挿入させることができるので、第1の部材と第2の部材とを簡単にかつ容易に連結することができ、また第2の部材の一対の弾性突起部を弾力的に押し広げるだけで、一対の挿入部を第1の部材の取付孔から抜き出すことができるので、第1の部材と第2の部材とを簡単にかつ容易に取り外すことができる。このため、工具を用いずに、簡単に部材同士を着脱することができる。
この発明を腕時計のバンド取付構造に適用した第1実施形態を示した要部の拡大正面図である。 図1に示された腕時計のA−A矢視における拡大断面図である。 図1に示された腕時計のバンド取付構造において、その一部を破断して示した要部の拡大正面図である。 図3に示された時計バンドの端部を示した拡大正面図である。 図1に示された腕時計のバンド取付構造のB−B矢視における要部の拡大断面図である。 図5に示されたバンド取付構造のキャップ部を示した拡大斜視図である。 この発明を時計バンドに適用した第2実施形態を示し、(a)はその要部の拡大正面図、(b)はその一部を破断して示した要部の拡大裏面図である。 図7示された時計バンドを示し、(a)はそのバンド駒と連結駒とを分解して示した拡大正面図、(b)は図7(b)に示された時計バンドのC−C矢視において、上下反転させた状態を示した拡大断面図である。 この発明における弾性突起部に対する挿入部の取付構造の変形例を示した要部の拡大断面図である。
(第1実施形態)
以下、図1〜図6を参照して、この発明を腕時計のバンド取付構造に適用した第1実施形態について説明する。
この腕時計は、図1および図2に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1は、硬質の合成樹脂からなるケース本体1aと、このケース本体1aの外周面に設けられた軟質の合成樹脂からなるベゼル部1bとを有している。この場合、ケース本体1aには、金属製の補強部材1cが埋め込まれている。
この腕時計ケース1の上部開口部、つまりケース本体1aの上部開口部には、図2に示すように、時計ガラス2がパッキン2aを介して取り付けられている。この腕時計ケース1の下部、つまりケース本体1aの下部には、裏蓋3が防水リング3aを介して取り付けられている。この腕時計ケース1の内部、つまりケース本体1aの内部には、時計モジュール(図示せず)が設けられている。
また、この腕時計ケース1の12時側と6時側とには、図1および図2に示すように、時計バンド5が取り付けられるバンド取付部4がそれぞれ側方(図2では左右方向)に突出して設けられている。このバンド取付部4は、腕時計ケース1のケース本体1aに一体に形成された取付本体部4aと、腕時計ケース1のベゼル部1bに一体に形成された取付ベゼル部4bとを有し、この取付ベゼル部4bが取付本体部4aの外面を覆って設けられた構成になっている。
このバンド取付部4には、図3および図5に示すように、取付孔6が3時9時方向(図3では左右方向)に貫通して設けられている。また、このバンド取付部4の両側部には、図5に示すように、庇部7がそれぞれ設けられている。この庇部7は、その下側に位置する取付ベゼル部4bの端部を切欠くことによって形成されているこの庇部7の下面は、取付ベゼル部4bの端面の上部から下側に向けて食い込むように傾斜する傾斜部に形成されている。
時計バンド5は、ウレタン樹脂などの軟質の合成樹脂からなり、図2〜図5に示すように、その端部5aに設けられてバンド取付部4の両側部を弾力的に挟む一対の弾性突起部8と、これら一対の弾性突起部8に設けられてバンド取付部4の取付孔6にその両側からそれぞれ挿入する一対の挿入部9と、一対の弾性突起部8間に位置する端部5aに設けられて裏蓋3の縁部を押させる押え部10と、を備えている。
一対の弾性突起部8は、図3および図4に示すように、時計バンド5の端部5aにおける両側部に時計バンド5の長手方向に向けて突出して設けられ、バンド取付部4の両側に位置する各庇部7の下側にそれぞれ配置されるように構成されている。すなわち、一対の弾性突起部8は、それぞれバンド取付部4の両側に位置する各庇部7の下側の切欠き部とほぼ同じ形状に形成されている。
このため、一対の弾性突起部8は、図3〜図5に示すように、その各突出長さがバンド取付部4の突出長さと同じ長さで、かつ突出方向と直交する方向の長さ(幅)が、各庇部7の突出長さ、つまり庇部7の下側に位置する切欠き部の食い込み長さとほぼ同じ長さで形成されている。この場合、一対の弾性突起部8は、その上面が庇部7の下面の傾斜部と同じ形状の傾斜部に形成されている。
これにより、一対の弾性突起部8は、図3〜図5において時計バンド5の長手方向に対して直交する方向に押し広げられるように弾性変形して、バンド取付部4の両側部に対応し、この状態で元の形状に弾性復帰すると、バンド取付部4の各庇部7の下側にそれぞれ配置されて、バンド取付部4の両側部に弾接することにより、バンド取付部4の両側部を弾力的に挟み付けるように構成されている。
一方、一対の挿入部9は、図3〜図5に示すように、それぞれ金属製の円筒状に形成されている。これら一対の挿入部9は、その各一端部9aが一対の弾性突起部8内にそれぞれ埋め込まれ、各他端部9bが一対の弾性突起部8間に向けて突出し、この突出した各端部9bが同一軸上で互いに対向するように構成されている。すなわち、一対の挿入部9は、時計バンド5を成型する際に、一対の弾性突起部8にインサート成型によって一体に形成されている。
この場合、一対の挿入部9は、図3〜図5に示すように、一対の弾性突起部8間に向けて突出する突出長さ、つまり挿入部9の軸方向における突出長さが、時計バンド5の長手方向と直交する方向における弾性突起部8の長さ(厚み)と同じか、それよりも少し長く突出すように形成されている。すなわち、これら一対の挿入部9は、一対の弾性突起部8を押し広げてバンド取付部4の両側部を弾力的に挟み付ける際に、互いに対向する各端部9bが時計バンド5の取付孔6にそれぞれ両側から挿入する長さに形成されている。
また、押え部10は、図2および図5に示すように、一対の弾性突起部8間に位置する時計バンド5の端部5aからバンド取付部4の裏面側に沿って腕時計ケース1に向けて延び、この延びた先端部が裏蓋3の裏面における縁部を押えるように構成されている。この場合、押え部10は、時計バンド5の長手方向と直交する方向の長さが、図4に示すように、一対の挿入部9の互いに対向する各端部9b間の長さよりも短く形成されている。
ところで、一対の挿入部9は、図3および図5に示すように、その各内部に1本の棒状部材11が連続して挿入されるように構成されている。この棒状部材11は、ステンレスなどの金属棒であり、その外径が挿入部9の内径とほぼ同じで、その長さがバンド取付部4の取付孔6の長さとほぼ同じか、それよりも少し長く形成されている。このため、棒状部材11は、一対の挿入部9に挿入された際に、その両端部が一対の挿入部9の内部に少し引っ込んだ状態で配置されるように構成されている。
また、一対の挿入部9の各端部9aには、図5および図6に示すように、キャップ部12がそれぞれ着脱可能に取り付けられている。すなわち、このキャップ部12は、ウレタン樹脂などの軟質の合成樹脂からなり、一対の挿入部9の各端部9aをそれぞれ塞ぐように構成されている。すなわち、このキャップ部12は、挿入部9の端部9a内に嵌合する嵌合部12aと、この嵌合部12aの端部に設けられた頭部12bと、を備えている。
嵌合部12aは、図5および図6に示すように、その外径が挿入部9の内径とほぼ同じで、その長さが挿入部9の軸方向における一対の弾性突起部8の長さよりも短い長さで形成されている。頭部12bは、その外径が挿入部9の外径よりも大きく形成されている。これにより、頭部12bは、嵌合部12aが挿入部9に嵌合した際に、挿入部9の端部9aを覆い隠して弾性突起部8の外面に接するように構成されている。
この場合、頭部12bには、図6に示すように、切込溝12cが設けられている。この切込溝12cは、頭部12bが弾性突起部8の外面に接した際に、頭部12bと弾性突起部8の外面との間に指先の爪が挿入する程度の隙間を形成するように構成されている。これにより、キャップ部12は、嵌合部12aが一対の挿入部9にそれぞれ嵌合して一対の挿入部9の各端部9aを塞ぐことにより、棒状部材11が一対の挿入部9内にから抜け出さないように構成されている。
また、このキャップ部12は、図4〜図6に示すように、頭部12bが弾性突起部8の外面に接した状態で、嵌合部12aを一対の挿入部9から取り外す際に、頭部12bに設けられた切込溝12cによって頭部12bと弾性突起部8の外面との間に隙間が形成され、この隙間Sに指先の爪を引っ掛けて嵌合部12aを一対の挿入部9の各端部9a内から引き出すことにより、一対の挿入部9から取り外せるように構成されている。
次に、このような腕時計のバンド取付構造の作用について説明する。
腕時計ケース1に時計バンド5を取り付ける場合には、時計バンド5の端部5aに設けられた一対の弾性突起部8を弾力的に押し広げて腕時計ケース1のバンド取付部4の両側に配置する。このときには、一対の弾性突起部8に設けられた一対の挿入部9の互いに対向する端部9bがバンド取付部4の両側に配置する程度に、一対の弾性突起部8を弾力的に押し広げる。
この状態で、一対の挿入部9の互いに対向する端部9bをバンド取付部4の取付孔6にその両側から挿入し、一対の弾性突起部8を元の形状に弾性復帰させてバンド取付部4の両側面に押し付ける。このときには、図5に示すように、一対の弾性突起部8がバンド取付部4の両側に位置する各庇部7の下側にそれぞれ配置される。このため、一対の弾性突起部8は、各庇部7によってバンド取付部4の上方から見えないように隠される。
これにより、時計バンド5の端部5aがバンド取付部4に取り付けられる。このときには、図2に示すように、時計バンド5の端部5aに設けられた押え部10がバンド取付部4の裏面に配置されると共に、この押え部10の先端部が裏蓋3に延び、この延びた先端部が裏蓋3の裏面における縁部を腕時計ケース1の下部に押え付ける。これにより、時計バンド5は、一対の挿入部9を中心に回転する際に、裏蓋3側への回転が規制されている。
そして、一対の挿入部9のうち、一方の挿入部9の端部9aからその内部に棒状部材11を挿入し、バンド取付部4の取付孔6を通して他方の挿入部9内に挿入する。これにより、棒状部材11が一対の挿入部9内に連続した状態で配置される。この状態では、一対の挿入部9が棒状部材11の軸方向に対して傾くことがないので、一対の弾性突起部8を弾力的に押し広げることができない。このため、時計バンド5の端部5aがバンド取付部4に確実にかつ強固に取り付けられる。
この状態で、一対の挿入部9の各端部9aにキャップ部12をそれぞれ取り付ける。このときには、キャップ部12の嵌合部12aを一対の挿入部9の各端部9a内にそれぞれ嵌入させて各頭部12bを挿入部9の端部9aに押し付ける。これにより、各頭部12bがそれぞれ各挿入部9の端部9aを覆い隠して弾性突起部8の外面に接する。この状態では、棒状部材11が一対の挿入部9から抜け出すことがない。
また、時計バンド5を腕時計ケース1から取り外す場合には、まず、キャップ部12を一対の挿入部9からそれぞれ取り外す。このときには、頭部12bに設けられた切込溝12cによって頭部12bと弾性突起部8の外面との間に隙間が形成され、この隙間に指先の爪を引っ掛けて嵌合部12aを一対の挿入部9の各端部9a内から引き出す。これにより、キャップ部12を一対の挿入部9からそれぞれ取り外すことができる。
この状態で、棒状部材11が上下方向に傾くように、腕時計ケース1を傾けて振ると、棒状部材11が一対の挿入部9から抜け出す。これにより、棒状部材11を一対の挿入部9内から簡単に取り出すことができる。この状態では、一対の弾性突起部8を弾力的に押し広げることができる。このため、一対の弾性突起部8を弾力的に押し広げて、一対の挿入部9をバンド取付部4の取付孔6内からそれぞれ抜き出す。これにより、時計バンド5の端部5aを腕時計ケース1のバンド取付部4から取り外すことができる。
このように、この腕時計のバンド取付構造によれば、取付孔6を有する部材取付部であるバンド取付部4が突出して設けられた腕時計ケース1と、バンド取付部4の両側を弾力的に挟む一対の弾性突起部8を有し、これら一対の弾性突起部8に設けられて、バンド取付部4の取付孔6に両側から挿入する一対の挿入部9を有する時計バンド5と、を備えているので、工具を用いずに、簡単に時計バンド5を腕時計ケース1に対して取り付けたり取り外したりすることができる。
すなわち、この腕時計のバンド取付構造では、時計バンド3の一対の弾性突起部8を弾力的に押し広げるだけで、一対の挿入部9をバンド取付部4の取付孔6に両側から挿入させることができるので、時計バンド5を腕時計ケース1に簡単にかつ容易に取り付けることができる。
また、このバンド取付構造では、時計バンド5の一対の弾性突起部8を弾力的に押し広げるだけで、一対の挿入部9をバンド取付部4の取付孔6から抜き出すことができるので、時計バンド5を腕時計ケース1から簡単にかつ容易に取り外すことができる。このため、工具を用いずに、簡単に時計バンド5を腕時計ケース1に対して着脱することができる。
この場合、バンド取付部4の両側部には、庇部7がそれぞれ設けられているので、この両側の各庇部7の下側に一対の弾性突起部8をそれぞれ配置することができる。このため、一対の弾性突起部8を各庇部7によってバンド取付部4の上方から見えないように覆い隠すことができるので、外観がすっきりし、デザイン的に好ましいものを提供することができる。
また、このバンド取付構造では、一対の挿入部9がそれぞれ円筒状に形成され、これら一対の挿入部9の各内部に金属製の棒状部材11が連続して挿入される構成であるから、一対の挿入部9内にバンド取付部4の取付孔6を通して棒状部材11が連続した状態で配置されると、一対の挿入部9が棒状部材11の軸方向に対して傾かないようにすることができる。このため、一対の弾性突起部8を弾力的に押し広げることができないので、時計バンド5の端部5aをバンド取付部4に確実にかつ強固に取り付けることができる。
また、一対の挿入部9は、それぞれ金属製の円筒状に形成され、一対の弾性突起部8にインサート成型によって一体に形成されていることにより、その製作が簡単で容易にできると共に、一対の挿入部9を一対の弾性突起部8に確実にかつ強固に取り付けることができ、これにより時計バンド5の端部5aをバンド取付部4に確実にかつ強固に取り付けることができる。
さらに、一対の挿入部9は、バンド取付部4の取付孔6と反対側に位置する各端部9aが一対の弾性突起部8から外部に露呈し、この露呈した各端部9aにキャップ部12がそれぞれ着脱可能に取り付けられることにより、一対の挿入部9内に挿入された棒状部材11が不用意に一対の挿入部9から抜け出してしまうのを確実に防ぐことができる。
すなわち、棒状部材11は、腕時計ケース1を傾けて振ると、一対の挿入部9内から簡単に取り出せる構成であっても、一対の挿入部9の各端部9aにキャップ部12がそれぞれ取り付けられることにより、不用意に一対の挿入部9から抜け出さないようにすることができる。
この場合、キャップ部12は、挿入部9の端部9a内に嵌入する嵌合部12aと、この嵌合部12aの端部に設けられた頭部12bと、を備えているので、嵌合部12aを一対の挿入部9の端部9a内にそれぞれ嵌入させて各頭部12bを挿入部9の端部9aに押し付けるだけで、簡単にかつ容易に一対の挿入部9の端部9aに取り付けることができる。これにより、各頭部12bを弾性突起部8の外面に接触させることができるので、各頭部12bによってそれぞれ各挿入部9の端部9aを覆い隠すことができる。
また、このキャップ部12は、頭部12bに切込溝12cが設けられているので、この切込溝12cによって頭部12bと弾性突起部8の外面との間に隙間を形成することができ、この隙間に指先の爪を引っ掛けて嵌合部12aを一対の挿入部9内から引き出すことができるので、キャップ部12を一対の挿入部9の各端部9aから簡単にかつ容易に取り外すことができる。
(第2実施形態)
次に、図7および図8を参照して、この発明を時計バンドに適用した第2実施形態について説明する。なお、図1〜図6に示された第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明する。
この時計バンド20は、図7および図8に示すように、複数のバンド駒21と複数の連結駒22とを有し、これら複数のバンド駒21を複数の連結駒22によって順次連結するように構成されている。
バンド駒21は、図7および図8に示すように、駒本体23と、この駒本体23における時計バンド20の長手方向に位置する両端部(図7では上下辺に位置する各端部)にそれぞれ突出して設けられた一対の取付突起部24とを有し、これらが金属によって一体に形成された構成になっている。この場合、駒本体23は、時計バンド20の長手方向と直交する方向の長さが、時計バンド20の長手方向の長さよりも長い横長の長方形状に形成されている。
一対の取付突起部24は、図7および図8に示すように、時計バンド20の長手方向に位置する駒本体23の上辺と下辺との各端部の中間部にそれぞれ位置し、時計バンド20の長手方向と直交する方向の長さが、駒本体23の長さよりも短く形成されている。これら一対の取付突起部24には、時計バンド20の長手方向と直交する方向に取付孔25がそれぞれ貫通して設けられている。
また、一対の取付突起部24の各両側部には、図7および図8に示すように、庇部24aがそれぞれ設けられている。この庇部24aは、その下側が切欠き部に形成されている。これにより、バンド駒21は、その上方から見た際に、全体が平坦な長方形状になるように形成されている。
一方、連結駒22は、図7および図8に示すように、2つのバンド駒21の間に配置されて、バンド駒21同士を連結するものであり、ウレタン樹脂などの軟質の合成樹脂からなる本体部26を有している。この連結駒22は、本体部26における時計バンド20の長手方向に位置する両端部(図7では上下辺に位置する各端部)にそれぞれ一対の弾性突起部27が設けられ、これら一対の弾性突起部27に一対の挿入部28がそれぞれ設けられた構成になっている。
この場合、連結駒22の本体部26は、図7および図8に示すように、バンド駒21の駒本体23とほぼ同じ大きさの長方形状に形成されている。一対の弾性突起部27は、本体部26の上辺側と下辺側とに位置する各端部の両側にそれぞれ時計バンド20の長手方向に向けて突出して設けられ、バンド駒21の取付突起部24の両側に配置された状態で、取付突起部24の両側を弾力的に挟むように構成されている。
すなわち、一対の弾性突起部27は、図7および図8に示すように、その突出長さがバンド駒21の取付突起部24の突出長さとほぼ同じ長さに形成されている。また、これら一対の弾性突起部27は、バンド駒21の取付突起部24の両側に配置された状態のときに、バンド駒21の四隅に位置する各庇部24aの下側に配置されるように構成されている。このため、一対の弾性突起部27は、各庇部24aによってバンド駒21の上方から見えないように隠れるように構成されている。
一対の挿入部28は、第1実施形態と同様、それぞれ金属製の円筒状に形成されている。これら一対の挿入部28は、その各一端部28aが一対の弾性突起部27内にそれぞれ埋め込まれ、各他端部28bが一対の弾性突起部27間に向けて突出し、この突出した各端部28bが互いに対向するように構成されている。これら一対の挿入部28は、連結駒22を成型する際に、一対の弾性突起部27にインサート成型によって一体に形成されている。
この場合、一対の挿入部28は、図7および図8に示すように、一対の弾性突起部27間に向けて突出する突出長さ、つまり弾性突起部27から突出する挿入部28の軸方向における突出長さが、時計バンド20の長手方向と直交する方向における弾性突起部27の長さ(厚み)とほぼ同じ長さに形成されている。
すなわち、これら一対の挿入部28は、図7および図8に示すように、一対の弾性突起部27を押し広げてバンド駒21の取付突起部24の両側部を弾力的に挟み付ける際に、互いに対向する各端部28bが取付突起部24の取付孔25にそれぞれ両側から挿入する長さに形成されている。
また、一対の挿入部28は、図7および図8に示すように、その各内部に1本の棒状部材11が連続して挿入されるように構成されている。この棒状部材11は、第1実施形態と同様、ステンレスなどの金属棒であり、その外径が挿入部28の内径とほぼ同じで、その長さがバンド駒21の取付孔25の長さよりも少し長く形成されている。このため、棒状部材11は、一対の挿入部28に挿入された際に、その両端部が一対の挿入部28の内部に少し引っ込んだ状態で配置されるように構成されている。
また、一対の挿入部28の各端部28aには、図7および図8に示すように、キャップ部12がそれぞれ着脱可能に取り付けられている。このキャップ部12も、第1実施形態と同様、ウレタン樹脂などの軟質の合成樹脂からなり、一対の挿入部28の各端部28aをそれぞれ塞ぐように構成されている。すなわち、このキャップ部12は、挿入部28の端部28a内に嵌合する嵌合部12aと、この嵌合部12aの端部に設けられた頭部12bと、を備えている。
この場合にも、頭部12bには、図7および図8に示すように、切込溝12cが設けられている。この切込溝12cは、第1実施形態と同様、頭部12bが弾性突起部27の外面に接した際に、頭部12bと弾性突起部27の外面との間に指先の爪が挿入する程度の隙間を形成するように構成されている。
これにより、このキャップ部12は、第1実施形態と同様、一対の挿入部28から取り外す際に、頭部12bに設けられた切込溝12cによって頭部12bと弾性突起部29の外面との間に形成された隙間に、指先の爪を引っ掛けて嵌合部12aを一対の挿入部28内から引き出すことにより、一対の挿入部28から取り外せるように構成されている。
次に、このような時計バンド20の作用について説明する。
時計バンド20のバンド駒21を連結駒22によって連結する場合には、連結駒22に設けられた一対の弾性突起部27を弾力的に押し広げてバンド駒21の取付突起部24の両側に配置する。このときには、一対の弾性突起部27に設けられた一対の挿入部28の互いに対向する端部28bが取付突起部24の両側に配置する程度に、一対の弾性突起部27を弾力的に押し広げる。
この状態で、一対の挿入部28の互いに対向する端部28bを取付突起部24の取付孔25にその両側から挿入し、一対の弾性突起部27を元の形状に弾性復帰させて取付突起部24の両側面に押し付ける。このときには、一対の弾性突起部27が取付突起部24の両側に位置する各庇部24aの下側に配置される。このため、一対の弾性突起部27は、各庇部24aによってバンド駒21の上方から見えないように隠される。これにより、連結駒22の一方の端部がバンド駒21の一方の取付突起部24に取り付けられ、バンド駒21と連結駒22とが連結される。
そして、一対の挿入部28のうち、一方の挿入部28の端部28aからその内部に棒状部材11を挿入し、取付突起部24の取付孔25を通して他方の挿入部28内に挿入する。これにより、棒状部材11が一対の挿入部28内に連続した状態で配置される。この状態では、一対の挿入部28が棒状部材11の軸方向に対して傾くことがないので、一対の弾性突起部27を弾力的に押し広げることができない。このため、連結駒22がバンド駒21の取付突起部24に確実にかつ強固に取り付けられる。
この状態で、一対の挿入部28の各端部28aにキャップ部12をそれぞれ取り付ける。このときには、キャップ部12の嵌合部12aを一対の挿入部28の各端部28a内にそれぞれ嵌入させて、キャップ部12の頭部12bを挿入部28の端部28aに押し付ける。これにより、キャップ部12の頭部12bがそれぞれ各挿入部28の端部28aを覆い隠して弾性突起部27の外面にそれぞれ接する。この状態では、棒状部材11が一対の挿入部28から抜け出すことがない。
このように、1つのバンド駒21が連結された連結駒22の他方の端部側に設けられた一対の弾性突起部27を他のバンド駒21の取付突起部24に取り付ける。このときには、上述した場合と同様、一対の弾性突起部27を弾力的に押し広げて一対の挿入部28を他のバンド駒21の取付突起部24の取付孔25にその両側からそれぞれ挿入させる。
この状態で、上述した場合と同様、一対の挿入部28に棒状部材11を挿入して、一対の挿入部28の各端部28aにキャップ部12を取り付ける。これにより、1つのバンド駒21が連結された連結駒22に他のバンド駒21が連結される。このようにして、複数のバンド駒21を複数の連結駒22によって順次連結することにより、時計バンド20が組み立てられる。
また、バンド駒21と連結駒22とを取り外す場合には、まず、キャップ部12を一対の挿入部28からそれぞれ取り外す。このときには、第1実施形態と同様、頭部12bに設けられた切込溝12cによって頭部12bと弾性突起部27の外面との間に隙間が形成され、この隙間に指先の爪を引っ掛けて嵌合部12aを一対の挿入部28の各端部28a内からそれぞれ引き出す。これにより、キャップ部12を一対の挿入部28からそれぞれ取り外すことができる。
この状態で、棒状部材11が上下方向に傾くように、時計バンド20を傾けて振ると、棒状部材11が一対の挿入部28から抜け出す。これにより、棒状部材11を一対の挿入部28内から簡単に取り出すことができる。この状態では、一対の弾性突起部27を弾力的に押し広げることができる。このため、一対の弾性突起部27を弾力的に押し広げて、一対の挿入部28をバンド駒21の取付突起部24の取付孔25内からそれぞれ抜き出す。これにより、連結駒22をバンド駒21の取付突起部24から取り外すことができる。
このように、この時計バンド20によれば、取付孔25を有する部材取付部である取付突起部24が突出して設けられたバンド駒21と、このバンド駒21の取付突起部24の両側を弾力的に挟む一対の弾性突起部27を有し、これら一対の弾性突起部27に設けられて、バンド駒21の取付突起部24の取付孔25に両側から挿入する一対の挿入部28を有する連結駒22と、を備えていることにより、工具を用いずに、簡単にバンド駒21と連結駒22とを連結したり取り外したりすることができる。
すなわち、この時計バンド20では、連結駒22の一対の弾性突起部27を弾力的に押し広げるだけで、一対の挿入部28をバンド駒21の取付孔25にその両側からそれぞれ挿入させることができるので、連結駒22とバンド駒21とを簡単にかつ容易に連結することができる。
また、この時計バンド20では、連結駒22の一対の弾性突起部27を弾力的に押し広げるだけで、一対の挿入部28をバンド駒21の取付孔25から抜き出すことができるので、バンド駒21と連結駒22とを簡単にかつ容易に取り外すことができる。このため、工具を用いずに、簡単にバンド駒21と連結駒22とを着脱することができる。
この場合にも、バンド駒21の取付突起部24の両側部には、庇部24aがそれぞれ設けられているので、この両側の各庇部24aの下側に一対の弾性突起部27をそれぞれ配置することができる。このため、一対の弾性突起部27を各庇部24aによってバンド駒21の上方から見えないように覆い隠すことができるので、外観がすっきりし、デザイン的に好ましいものを提供することができる。
また、この時計バンド20では、一対の挿入部28がそれぞれ円筒状に形成され、これら一対の挿入部28の各内部に金属製の棒状部材11が連続して挿入される構成であるから、第1実施形態と同様、一対の挿入部28内にバンド駒21の取付突起部24の取付孔25を通して棒状部材11が連続した状態で配置されると、一対の挿入部28が棒状部材11の軸方向に対して傾かないようにすることができる。このため、一対の弾性突起部27を弾力的に押し広げることができないので、連結駒22をバンド駒21の取付突起部24に確実にかつ強固に取り付けることができる。
また、一対の挿入部28は、それぞれ金属製の円筒状に形成され、一対の弾性突起部27にインサート成型によって一体に形成されていることにより、第1実施形態と同様、その製作が簡単で容易にできると共に、一対の挿入部28を一対の弾性突起部27に確実にかつ強固に取り付けることができ、これにより連結駒22をバンド駒21の取付突起部24に確実にかつ強固に取り付けることができる。
さらに、一対の挿入部28は、バンド駒21の取付突起部24の取付孔25と反対側に位置する各端部28aが一対の弾性突起部27から外部に露呈し、この露呈した各端部28aにキャップ部12がそれぞれ着脱可能に取り付けられることにより、第1実施形態と同様、一対の挿入部28内に挿入された棒状部材11が不用意に一対の挿入部28から抜け出してしまうのを確実に防ぐことができる。
すなわち、棒状部材11は、第1実施形態と同様、時計バンド20を傾けて振ると、一対の挿入部28内から簡単に取り出せる構成であっても、一対の挿入部28の各端部28aにキャップ部12がそれぞれ取り付けられることにより、不用意に一対の挿入部28から抜け出さないようにすることができる。
この場合にも、キャップ部12は、挿入部28の端部28a内に嵌合する嵌合部12aと、この嵌合部12aの端部に設けられた頭部12bと、を備えているので、第1実施形態と同様、嵌合部12aを一対の挿入部28の各端部28a内にそれぞれ嵌入させて各頭部12bを挿入部28の端部28aに押し付けるだけで、簡単にかつ容易に一対の挿入部28の各端部28aに取り付けることができる。これにより、各頭部12bを弾性突起部27の外面に接触させることができるので、各頭部12bによってそれぞれ各挿入部28の端部28aを覆い隠すことができる。
また、このキャップ部12は、頭部12bに切込溝12cが設けられているので、第1実施形態と同様、切込溝12cによって頭部12bと弾性突起部27の外面との間に隙間を形成することができ、この隙間に指先の爪を引っ掛けて嵌合部12aを一対の挿入部28内から引き出すことができるので、キャップ部12を一対の挿入部28の各端部28aから簡単にかつ容易に取り外すことができる。
なお、上述した第2実施形態では、バンド駒21を金属で形成した場合について述べたが、これに限らず、バンド駒を合成樹脂で形成しても良い。このように構成しても、第2実施形態と同様の作用効果がある。
また、上述した第1、第2の各実施形態では、一対の挿入部9、28の互いに対向する端部9b、28bと反対側に位置する各端部9a、28aが一対の弾性突起部8、27からそれぞれ外部に露出するように構成した場合について述べたが、これに限らず、例えば図9に示す変形例のように、一対の挿入部9、28のうち、いずれか一方の挿入部9、28の端部9a、28aを弾性突起部8、27で塞ぐように構成しても良い。
このように構成された変形例では、一対の挿入部9、28に棒状部材11を挿入した際に、一方の挿入部9、28の端部9a、28aが塞がれているので、棒状部材11を所定位置に配置することができると共に、他方の挿入部9、28の端部9a、28aのみにキャップ部12を取り付けるだけで良いので、部品点数を削減することができ、キャップ部12の取付作業を簡素化することができる。
また、上述した第1、第2の各実施形態では、一対の挿入部9、28が金属製の円筒状に形成され、インサート成型によって一対の弾性突起部8、27に一体に形成されている場合について述べたが、これに限らず、一対の挿入部をそれぞれ一対の弾性突起部8、27と同じ合成樹脂によって円筒状に形成しても良い。
この場合には、一対の弾性突起部8、27を成型する際に、一対の挿入部を一対の弾性突起部8、27に一体に形成することができるので、第1、第2の各実施形態よりも簡単にかつ容易に製作することができる。このように一対の挿入部を合成樹脂で形成しても、第1、第2の各実施形態と同様の作用効果がある。
さらに、上述した第1、第2の各実施形態では、一対の挿入部9、28を円筒状に形成した場合について述べた、必ずしも円筒状に形成する必要はなく、四角形、五角形、六角形などの角筒状に形成しても良く、また必ずしも筒状に形成する必要はなく、棒状に形成しても良い。
また、上述した第1、第2の各実施形態では、キャップ部12を軟質の合成樹脂で形成した場合について述べたが、必ずしも軟質の合成樹脂で形成する必要はなく、硬質の合成樹脂で形成しても良く、また金属で形成しても良い。
さらに、上述した第1、第2の各実施形態では、腕時計と時計バンド20とに適用した場合について述べたが、これに限らず、例えば腕に装着する使用する腕装着型の電子機器、あるいは鞄、またはバッグなどにも適用することができる。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、取付孔を有する部材取付部が突出して設けられた第1の部材と、前記部材取付部の両側を弾力的に挟む一対の弾性突起部を有し、これら一対の弾性突起部に設けられ、かつ前記部材取付部の前記取付孔に両側から挿入する一対の挿入部を有する第2の部材と、を備えていることを特徴とする部材連結構造である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の部材連結構造において、前記一対の挿入部は、それぞれ筒状に形成され、その各内部に棒状部材が前記一対の挿入部に亘り挿入されていることを特徴とする部材連結構造である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の部材連結構造において、前記第1の部材はケースであり、前記第2の部材はバンドであることを特徴とする部材連結構造である。
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の部材連結構造において、前記第1の部材はバンド駒であり、前記第2の部材は連結駒であることを特徴とする部材連結構造。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の部材連結構造において、前記一対の挿入部は、それぞれ金属製の筒状に形成され、前記一対の弾性突起部にインサート成型によって一体に形成されていることを特徴とする部材連結構造である。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の部材連結構造において、前記一対の挿入部は、それぞれ合成樹脂製の筒状に形成され、前記一対の弾性突起部に一体に形成されていることを特徴とする部材連結構造である。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の部材連結構造において、前記一対の挿入部のうち、いずれか一方の挿入部は、前記部材取付部の前記取付孔と反対側の端部が前記弾性突起部によって塞がれていることを特徴とする部材連結構造である。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の部材連結構造において、前記挿入部は、前記部材取付部の前記取付孔と反対側に位置する端部が前記弾性突起部から外部に露呈し、この露呈した前記端部にキャップ部が着脱可能に取り付けられていることを特徴とする部材連結構造である。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項8のいずれかに記載されている部材連結構造を備えていることを特徴とする腕時計である。
1 腕時計ケース
4 バンド取付部
5、20 時計バンド
6、25 取付孔
8、27 一対の弾性突起部
9、28 一対の挿入部
11 棒状部材
12 キャップ部
21 バンド駒
22 連結駒
24 取付突起部

Claims (9)

  1. 取付孔を有する部材取付部が突出して設けられた第1の部材と、
    前記部材取付部の両側を弾力的に挟む一対の弾性突起部を有し、これら一対の弾性突起部に設けられ、かつ前記部材取付部の前記取付孔に両側から挿入する一対の挿入部を有する第2の部材と、
    を備えていることを特徴とする部材連結構造。
  2. 請求項1に記載の部材連結構造において、前記一対の挿入部は、それぞれ筒状に形成され、その各内部に棒状部材が前記一対の挿入部に亘り挿入されていることを特徴とする部材連結構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の部材連結構造において、前記第1の部材はケースであり、前記第2の部材はバンドであることを特徴とする部材連結構造。
  4. 請求項1または請求項2に記載の部材連結構造において、前記第1の部材はバンド駒であり、前記第2の部材は連結駒であることを特徴とする部材連結構造。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の部材連結構造において、前記一対の挿入部は、それぞれ金属製の筒状に形成され、前記一対の弾性突起部にインサート成型によって一体に形成されていることを特徴とする部材連結構造。
  6. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の部材連結構造において、前記一対の挿入部は、それぞれ合成樹脂製の筒状に形成され、前記一対の弾性突起部に一体に形成されていることを特徴とする部材連結構造。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の部材連結構造において、前記一対の挿入部のうち、いずれか一方の挿入部は、前記部材取付部の前記取付孔と反対側の端部が前記弾性突起部によって塞がれていることを特徴とする部材連結構造。
  8. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の部材連結構造において、前記挿入部は、前記部材取付部の前記取付孔と反対側に位置する端部が前記弾性突起部から外部に露呈し、この露呈した前記端部にキャップ部が着脱可能に取り付けられていることを特徴とする部材連結構造。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載されている部材連結構造を備えていることを特徴とする腕時計。
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