JP2015113122A - 容器の封止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】中栓を容器に嵌着させる際に中栓の分離部が押し込まれて本体部分から分離され開封が行われてしまうことを阻止できる容器の封止装置を提供すること。
【解決手段】第1螺合部51の第1リードR1と第2螺合部52の第2リードR2と第2螺合部の遊びLとは、第2螺合部52を利用して上蓋20に予め中栓10を固定した状態で、封止のために第1螺合部51を利用して上蓋20を容器1の口部1aにねじ込むとともに中栓10を容器1の口部1aに嵌着させる際に、中栓10が緩むことによって分離部12が押し込まれて本体部分10bから分離されることを阻止するように設定されている。このため、中栓10を容器1に嵌着させる際に本体部分10bから分離され意図しない開封が行われてしまうことを阻止できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ボトル状の容器に装着される容器の封止装置に関する。
蓋付容器に用いられている公知のキャップ構造(封止装置)として、中栓と上蓋とを備え、中栓において、ボトルの開口部に嵌着される環状の本体部分と、その中央側にスコアーを介して連設されている分離部とを設けたものが存在する(特許文献1の図1及び2参照)。
このキャップ構造では、予め上蓋を中栓の分離部に例えば逆ねじによって螺合させてあり、開栓時にボトルの開口部(順ねじ)から上蓋を外すようにねじ戻すことによって中栓の分離部と上蓋との間に移動差を生じさせ、それによって中栓の筒状部から分離部を分離するとともに、その分離部を上蓋に保持させることとしている。このキャップ構造によれば、上蓋を緩めるだけで簡単に開栓を行うことができ、開栓によって分離された分離部を上蓋の上端内筒に保持させることとしているので、分離後の分離部を開栓後においてシールとして機能させることができ、分離部がいわゆるゴミとなることがない。
ところで、特許文献1のキャップ構造については、予め上蓋に中栓をねじ付けた組立体を準備し、このような組立体をボトルの開口部にねじ付けることで、中栓に設けた本体部分をボトルの開口部に嵌着させて容器の封止(キャッピング)を行うことが考えられる。このような場合、上記組立体をボトルにねじ付けるキャッピング動作又は組立動作に伴って、中栓が上蓋に対して緩む方向に回転する可能性があり、これが問題となることが本発明者の研究・検討により判明した。すなわち、中栓の嵌着に際して、中栓が上蓋に対して過度に緩むように回転すると、中栓の分離部が上蓋によって押し込まれて本体部分から分離され、容器の封止の前に分離部の開封が行われてしまうおそれがあることが分かった。なお、組立体をボトルの開口部にねじ付ける際に中栓がボトルの開口部に対して低摩擦で滑動又はスリップする場合、中栓が上蓋に対して緩むように回転すること(以後、緩み回転とも呼ぶ)が過度になることを回避でき、上記のような問題は生じないが、中栓をボトルの開口部に対して滑動又はスリップさせることは、材料や形状の制約上容易でない。
国際公開第WO2007/126062号公報
本発明は、上記背景技術に鑑みてなされたものであり、上蓋を中栓の分離部に逆ねじによって螺合させたタイプのキャップ構造において、中栓を容器に嵌着させる際に中栓の分離部が押し込まれて本体部分から分離され意図しない開封が行われてしまうことを阻止できる容器の封止装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る容器の封止装置は、(a)容器に対して嵌着によって固定される本体部分と、開栓時に前記本体部分から分離されて開口を形成する分離部とを有する中栓と、(b)中栓を覆うように容器に装着される上蓋と、(c)上蓋と容器との間に設けられ、上蓋の着脱を可能にする第1螺合部と、(d)上蓋と中栓との間に設けられ、開栓に際して分離部を捕捉して当該分離部を中栓から分離することを可能にする第2螺合部と、を備える容器の封止装置であって、(e)第2螺合部は、第1螺合部に対し逆の螺進関係にあり、(f)第1螺合部の第1リードと第2螺合部の第2リードと第2螺合部の遊びとは、第2螺合部を利用して上蓋に予め中栓を固定した状態で、封止のために第1螺合部を利用して上蓋を容器にねじ込むとともに中栓を容器に嵌着させる際に、中栓が緩むことによって分離部が押し込まれて本体部分から分離されることを阻止するように設定されている。
上記容器の封止装置において、第1螺合部の第1リードと第2螺合部の第2リードと第2螺合部の遊びとは、上蓋及び中栓を予め固定した状態で封止のために第1螺合部を利用して上蓋を容器にねじ込むとともに中栓を容器に嵌着させる際に、中栓が上蓋に対して緩むことによって分離部が押し込まれて本体部分から分離されることを阻止するように設定されている。このため、中栓を容器に嵌着させる際に分離部が本体部分から分離され意図しない開封が行われてしまうことを阻止できる。
なお、開栓に際しては、上蓋を容器に対して緩める方向に回転させる。これにより、第1螺合部を緩めることになり、これに伴って第2螺合部の締め付けが行われ、上蓋に対して分離部がロックされるように捕捉される。さらに上蓋を緩める方向に回転させることで、分離部を中栓の本体部分から分離することができ、分離後すなわち開栓後は分離部が上蓋から離脱しにくく保持が確実になる。
本発明の具体的な態様又は観点では、上記容器の封止装置において、第1螺合部の第1リードをR1とし、第2螺合部の第2リードをR2とし、第2螺合部の遊びをLとし、中栓の本体部分を容器に嵌着させるために要するストロークをSとしたときに、以下の関係式
L/S≧R2/R1
を満たす。この場合、第2螺合部の遊びLを角度に換算した遊び角θ2=L/R2×360〔°〕が中栓に生じ得る緩み回転の最大角θ1に相当するS/R1×360〔°〕以上となり、中栓に生じる実際の緩み回転の大小に関わらず、封止に際して分離部が本体部分から分離され開封が行われてしまうことを確実に防止できる。なお、上蓋に予め中栓を固定した組立体を準備し、この組立体の上蓋を容器にねじ込んで中栓を容器に嵌着させる際、第1及び第2螺合部が逆の関係にあることに起因して中栓が容器に対してスリップしないで容器とともに緩むように回転する。このように中栓が上蓋に対して緩むように強制回転させられる現象を中栓の緩み回転と呼ぶものとする。
本発明の別の観点では、上記容器の封止装置において、第1螺合部の第1リードをR1とし、第2螺合部の第2リードをR2とし、第2螺合部の遊びをLとし、中栓の本体部分を容器に嵌着させるために要するストロークをSとし、中栓が容器に対してスリップする角度をφとしたときに、以下の関係式
L/(S−(R1×φ/360))≧(R2/R1)
を満たす。この場合、上蓋を容器にねじ込む際に中栓が緩み回転しないで容器に対してスリップする角度を織り込んで遊びL等を設定することになるので、分離部が本体部分から分離され開封が行われてしまうことを対象に即して防止できる。
本発明のさらに別の観点では、支持部は、上蓋の天井壁下面から下方に延びる内筒部を有し、分離部は、中栓の本体部分に連結された封止体から上方に延びる筒状部を有し、第2螺合部は、支持部の内筒部と分離部の筒状部との間に設けられている。この場合、分離部は、これに設けた筒状部を介して上蓋から下方に延びる内筒部にねじ付けられて上蓋側に捕捉されることになる。
本発明のさらに別の観点では、第2螺合部は、支持部の内筒部の外側面に形成された雄ねじと、分離部の筒状部の内側面に形成された雌ねじとを有する。この場合、支持部に固定された分離部が支持部を覆うので分離部又は開口が比較的大きな径を有するものとなる。
本発明のさらに別の観点では、支持部の下端と分離部の上端との少なくとも一方に設けられて、相互の組み付け間隔を規定するストッパーを備える。予め第2螺合部を利用して分離部を上蓋に組み付ける際に、支持部と分離部との当接を利用して分離部と上蓋との組み付け間隔を調整することができる。
本発明のさらに別の観点では、上蓋に、分離部の封止体から上方に延びる筒状部の先端が収納される凹部を有する。この場合、凹部との摩擦抵抗によって、分離部の上蓋への保持がより強固になる。
本発明のさらに別の観点では、中栓の本体部分と分離部との間にスコアーが設けられている。この場合、分離部による中栓の封止が確実になり、分離部の分離も容易になる。
本発明に係る容器の封止装置の一実施形態を説明するための分解断面斜視図である。 図1に示した封止装置の中栓と上蓋とを示した断面図である。 (A)は、図2に示した中栓を容器に組み付ける前の状態を示した断面図であり、(B)は、(A)中栓を容器に組み付けた後の状態を示した断面図である。 (A)は、図3(A)のA部を拡大して示した部分拡大図であり、(B)は、図3(B)のA部を拡大して示した部分拡大図である。 中栓を上蓋に組み付ける工程を説明する図である。 中栓及び上蓋の組立体を容器に嵌着させる工程を説明する図である。 封止装置の開封の前半を説明する図である。 封止装置の開封の後半を説明する図である。 (A)及び(B)は、図4(A)及び(B)等に対応する比較例を説明する図である。
図1及び図2等は、本発明に係る容器の封止装置の一実施形態を示している。
図示した封止装置100は、容器1の口部1aに嵌着等によって係止又は固定される中栓10と、中栓10の抽出口10aを覆うようにして容器1の口部1aに螺着される上蓋20とによって構成されている。
中栓10は、樹脂製の一体成形品であり、容器1に係止される本体部分10bと分離部12とを備える。
図2等に示すように、中栓10の本体部分10bは、容器1の内容物の抽出口10aを形成するものであり、軸心AXに沿って延びる筒状基部11aと、該筒状基部11aの中間部外周面から半径方向外方に張り出すフランジ部11bと、フランジ部11bの外端から下方に延びる環状壁部11cとを有している。これらの筒状基部11aとフランジ部11bと環状壁部11cとによって、容器1の口部1aと嵌合する環状凹部13が画成されている。また、筒状基部11aの上端には、外側に拡がるリップ部14が形成されている。
中栓10の分離部12は、底部に配置された円板状の封止体12sと、この封止体12sの外縁から上方に延びる円筒状の筒状部16とを備えている。この封止体12sの外縁と筒状部16の下部との外周側境界部は、環状の連結部15によって中栓10の本体部分10bに連結されている。連結部15の下面には、環状のノッチ18が形成されている。このノッチ18は、開栓時に切断されるスコアー15aの一部となっている。筒状部16は、外側の筒状基部11aの同芯内部に離間して配置されている。筒状部16の内周面には、後述する上蓋20の小径筒部20dに設けられた雄ねじ22と螺合する雌ねじ17が形成されている。
上蓋20は、樹脂製の一体成形品であり、外観を形成する円筒状の周壁部20aと、該周壁部20aと同芯の内部に、大径筒部(第2内筒部)20bと、中径筒部20cと、小径筒部(第1内筒部)20dとを備え、それらは天井壁20eによって連設されている。そして、周壁部20aの内周面には、容器1の口部1aの外周面に形成された雄ねじ2に螺合する雌ねじ21が形成され、小径筒部(第1内筒部)20dの外周面には、中栓10に設けた分離部12の筒状部16の内周側面に形成された雌ねじ17に螺合する雄ねじ22が形成されている。
以上において、上蓋20の周壁部20aの雌ねじ21と、容器1の口部1aの雄ねじ2とは、上蓋20の容器1に対する着脱を可能にする第1螺合部51を構成している。また、中栓10の筒状部16の雌ねじ17と、上蓋20の小径筒部(第1内筒部)20dの雄ねじ22とは、中栓10のうち分離部12を上蓋20の小径筒部20dに締め付けて固定するための第2螺合部52を構成している。つまり、上蓋20の小径筒部20dは、第2螺合部52によって分離部12を捕捉して当該分離部12を中栓10から分離するための支持部として機能している。第1螺合部51と第2螺合部52とは、互いに逆の螺進関係にある。すなわち、上蓋20の周壁部20aを上から見て反時計方向に回転させる場合、第1螺合部51が緩むようにねじ戻され、上蓋20の小径筒部(支持部)20dを反時計方向に回転させることになって、第2螺合部52が締め込まれる。ここで、例えば第2螺合部52の螺進方向等について説明する。筒状部16の軸心AXに沿った上側が、小径筒部20dに対して下から見て反時計方向の回転によってねじ込みを行う螺進方向になっており、軸心AXに沿った下側が、小径筒部20dに対して下から見て時計方向の回転によってねじ戻しを行う反螺進方向になっている。また、小径筒部20dの軸心AXに沿った下側が筒状部16に対して上から見て反時計方向の相対的回転によってねじ込みを行う螺進方向になっており、軸心AXに沿った上側が筒状部16に対して上から見て時計方向の相対的回転によってねじ戻しを行う反螺進方向になっている。
図3(A)及び3(B)を参照して、封止時又はキャッピング時に中栓10が緩むことによって分離部12が押し込まれて本体部分10bから分離されることを阻止するための構造について説明する。
図3(A)は、中栓10及び上蓋20の組立体である封止装置100を容器1に組み付けるキャッピング前の状態を概念的に説明する図であり、中栓10に設けた本体部分10bのうち筒状基部11aの下端と環状壁部11cの下端とが容器1の口部1aの上端に接した状態となっている。ここで、第1螺合部51の第1リードをR1とし、第2螺合部52の第2リードをR2とし、第2螺合部52の遊びをLとし、中栓10の本体部分10bを容器1に嵌着させるために要するストロークをSとしたときに、以下の関係式
L/S≧R2/R1 … (1)
が成り立つようになっている。なお、リードとは、ねじ部分が1回転する際に軸心AX方向に相対的に移動する長さである。また、遊びとは、締め付ける方向に回転させてねじ山同士が接触した状態から緩める方向に回転させてねじ山の反対側同士が接触するまでにねじ部分が軸心AX方向に相対的に移動する長さである。
図4(A)は、図3(A)のA部を拡大して示す図であり、中栓10を取り付けた上蓋20を容器1の口部1aにねじ付け始めた状態を示し、予め上蓋20に中栓10をねじ付けて固定することで得た組立体(キャッピング前の封止装置100)の状態が維持されている。つまり、逆ねじとなっている第2螺合部52を構成する筒状部16の雌ねじ17と小径筒部20dの雄ねじ22とは、噛み合って締め付けた状態となっている。
この場合、中栓10の筒状部16の先端部16tは、上蓋20の中径筒部20cの基部と小径筒部20dの基部との間に露出する上蓋20の天井壁20eの下面20tと当接している。同様に、上蓋20の小径筒部20dの先端部20uは、中栓10の分離部12の内面隅部12uと当接している。筒状部16の先端部16tや小径筒部20dの先端部20uは、中栓10の分離部12と上蓋20との間において、これら相互の組み付け間隔を規定する第1のストッパーとして機能している。さらに、上蓋20の大径筒部20bの先端部20vは、中栓10のフランジ部11bの上面11vと当接している。大径筒部20bの先端部20vは、上蓋20と中栓10の本体部分10bとの間において、これら相互の組み付け間隔を規定する第2のストッパーとして機能している。なお、上蓋20に設けた中径筒部20cの先端部20gと、中栓10の筒状基部11aと封止体12sとの連結部15とは互いに密着している。これにより、開栓後の封止時には、容器1内を液密に保つことができる。
図3(B)及び図4(B)は、中栓10及び上蓋20の組立体を容器1に組み付けたキャッピング後の状態を概念的に説明する図であり、中栓10に設けた本体部分10bの環状凹部13に容器1の口部1aが嵌着し固定された状態となっている。この場合、中栓10が上蓋20や小径筒部20dに対して緩む方に回転して緩みが最大となっており、第2螺合部52が遊びLを略使い切った状態となっている。つまり、逆ねじとなっている第2螺合部52を構成する筒状部16の雌ねじ17と小径筒部20dの雄ねじ22とは、最も緩め合って筒状部16を介して分離部12を下方に押し始める直前の状態となっている。ここで、第2螺合部52の遊びLを角度に換算した遊び角θ2は、θ2=L/R2×360〔°〕である。また、中栓10の小径筒部20dに対する緩み回転の最大角に対応する上蓋20の必要回転角θ1は、上蓋20を容器1の口部1aにねじ付け終わるための上蓋20の回転角度に相当し、S/R1×360〔°〕で与えられる。よって、緩み回転の最大角又は必要回転角θ1が遊び角θ2を超えなければ、第2螺合部52が遊びL以上に緩められることが無くなり、キャッピングにおける上蓋20の最終締め付け段階で分離部12が第2螺合部52によって強制的に押し下げられて、分離部12が本体部分10bから切り取られることを防止できる。このように、遊び角θ2が緩み回転の最大角に相当する必要回転角θ1よりも大きいことで、関係式(1)が満たされる。
以下、図1等に示す封止装置100を容器1に取り付けることによって封止又はキャッピングを行う工程について説明する。
図5に示すように、それぞれ独立して成形された中栓10と上蓋20とは、上蓋20の逆ねじの雄ねじ22に中栓10の逆ねじの雌ねじ17を係合させ、中栓10を中栓10側から見て反時計方向に回転させ或いは上蓋20を上蓋20側から見て反時計方向に回転させることによって螺合される。上蓋20と中栓10とは、通常最も奥まで締め付けられて一体化される。つまり、上蓋20の小径筒部(第1内筒部)20dは、筒状部16の先端部16tが上蓋20の天井壁20eの下面20tに当接する状態まで、中栓10内に押し込まれるように嵌め込まれ、或いは小径筒部20dの先端部20uが中栓10の分離部12の内面隅部12uに当接する状態まで、中栓10内にねじ込まれる。この際、上蓋20の大径筒部(第2内筒部)20bの先端部20vは、中栓10のフランジ部11bの上面11vと当接する。
このようにして中栓10と上蓋20とが互いに係合された状態では、中栓10と上蓋20との間隔が調整され、図4(A)等に示すように、中径筒部20cと小径筒部20dとの基部に形成される凹部23に、筒状部16の先端部16tが収容される。また、筒状基部11aの先端に形成されたリップ部14が上蓋20の天井壁20eの下面20tに当接した状態に位置される。
そして、図6に示すように、組立てられたキャップ(中栓10及び上蓋20の組立体)は、中栓10の筒状基部11aとフランジ部11bと環状壁部11cとによって画成される環状凹部13を容器1の口部1aに嵌着させることによって容器1に係止される。つまり、上蓋20が容器1の口部1aに螺着され、中栓10の本体部分10bが口部1aに対して気密に嵌着した状態となる。具体的には、例えば容器1の口部1aに形成された順ねじの雄ねじ2に上蓋20の周壁部20aに形成された順ねじの雌ねじ21を係合させ、上蓋20を上蓋20側から見て時計方向に回転させ或いは容器1を反時計方向に回転させることによって、両者を螺合させる。ここで、中栓10については、環状壁部11c等が容器1の口部1aの先端1bを乗り越える際に、左ねじのトルクを受けてねじ戻すような作用を受け、口部1aに対してスリップしないならば小径筒部20dに対して緩み回転することになる。しかしながら、中栓10が最大限緩み回転して上蓋20に対してθ1=S/R1×360〔°〕回転したとしても、関係式(1)が満たされているので、第2螺合部52の遊び角θ2=L/R2×360〔°〕が使われるだけであり、第2螺合部52から分離部12を押し込むような不必要な力が付与されることを回避できる。
以下、上記実施形態のキャップ構造のユーザーによる開栓動作又は開封動作について図7及び図8を参照しながら説明する。
まず、図6に示す状態から上蓋20を若干緩める方向、即ち反時計回りに回転させることで、図7に示すように、上蓋20が遊びを解消するようにねじ戻されるとともに第2螺合部52が遊びを解消するようにねじ込まれる。この結果、第2螺合部52を構成する筒状部16の雌ねじ17と小径筒部20dの雄ねじ22とが噛み合って、上蓋20と分離部12とが締め付け合って最も奥まで螺合した状態となる。この状態では、分離部12と筒状部16とが結合状態、すなわち、連結部15のスコアー15aが破断されていない状態に維持されており、封止装置100の抽出口10aはまだ封止された状態に維持されている。以上の段階は、封止装置100の開封の前段として緩みを解消するものである。
この状態から、上蓋20をさらに緩める方向、即ち反時計回りに回転させる。この場合、上蓋20は、これに付随する第1螺合部51の遊びがなくなっていれば、回転に伴って上蓋20が上方に移動される。また、分離部12は、上蓋20と逆ねじによって締め付けられて固定されているので、上蓋20に対して上方に移動するような作用を受ける。この際、分離部12に付随する第2螺合部52は、上蓋20と逆ねじによって最も奥まで螺合されているので、これ以上の締め付けが行われず或いは締め付けが若干進行し、分離部12の上蓋20方向への移動が阻止されたロック状態となる。つまり、分離部12は、本体部分10bに対して上から見て反時計回りに回転しながら、上蓋20が上方に移動する場合これにともなって上方に移動される。その間に中栓10のノッチ18又はスコアー15aに応力が集中するために連結部15がせん断されて、分離部12は筒状基部11aから離脱され、開栓される。かかる開栓に際しては、分離部12が上蓋20とともに回転するので、スコアー15aの破断によって分離部12が筒状基部11aから分離する際に、明確な開封感を生じさせることができる。つまり、開栓に際してパキンと音がし、上蓋20の回転に必要なトルクが急激に減少する。
この状態においては、分離部12は、例えば筒状部16の先端部16tが凹部23において下面20tに当接し、それによって螺合による係止状態が維持され、上蓋20に保持される。
さらに、図8に示すように、上蓋20を緩める方向に回転させると、上蓋20は筒状基部11aから離れ、それによって容器1内の内容物を注ぐことができるようになる。その際、分離部12は、上蓋20に確保され上蓋20に対してロック状態となっているので、離脱するおそれはない。つまり、一旦開栓が行われた後は、中栓10側に固定されていた分離部12が上蓋20側に固定されることになる。
図2等に戻って開栓後について説明すると、上蓋20の雌ねじ21を容器1の口部1aの雄ねじ21に螺合させ、上蓋20を時計方向に回転させると、中栓10の筒状基部11aの上端に形成されているリップ部14が上蓋20の天井壁20eの下面20tに当接し、かつ、中径筒部20cの先端部20gが筒状基部11aの抽出口10aに望む連結部15の上面に密着する。これによって、抽出口10aのシールが図られる。なお、図2等では、スコアー15aが切断されていないが、正確には、一旦開栓が行われた後はスコアー15aが切断された状態となっている。
以下、具体的な実施例について説明する。実施例の封止装置100において、上蓋20と容器1の口部1aとの間に設けられた第1螺合部51は、順ねじであり、その条数は2であり、そのピッチは3.80mmであり、そのリードは7.60mmである。上蓋20と分離部12との間に設けられた第2螺合部52は、逆ねじであり、その条数は1であり、そのピッチは4.00mmであり、そのリードは4.00mmである。さらに、図3(A)に示す中栓10及び上蓋20の組立体を容器1の口部1aにねじ付け始めた状態で、容器1に設けられた口部1aの先端1bの上端面1mと中栓10のフランジ部11bの下面11mとの距離は、4.33mmであり、中栓10の本体部分10bを容器1に嵌着させるために要するストロークSに相当するものとなっている。つまり、中栓10を容器1に嵌着によって固定するためには、S=4.33mm締め込む必要がある。このときの上蓋20の必要回転角θ1は、(4.33mm/7.60mm)×360〔°〕=205°となる。一方、上蓋20と分離部12との間に設けられた第2螺合部52のガタである遊びLは、2.32mmとなっている。よって、中栓10及び上蓋20の組立体を容器1の口部1aにねじ付けるキャッピングに際して、中栓10の本体部分10bが容器1の口部1aに食い付いて本体部分10bが回転(スリップ)しなかった場合、上蓋20に対して中栓10の本体部分10bが緩み方向に回転するが、この際の第2螺合部52の進み量は、(205°/360°)×4mm=2.28mmとなる。つまり、第2螺合部52の進み量2.28mmは、第2螺合部52の遊びL=2.32mmよりも0.04mm小さいので、分離部12が強制的に押し下げられて、分離部12が本体部分10bから切り離されることを防止できる。
以下、図1、図9(A)及び9(B)等を参照して、具体的な比較例について説明する。比較例の封止装置において、上蓋20と容器1の口部1aとの間に設けられた第1螺合部51は、順ねじであり、その条数は2であり、そのピッチは3.18mmであり、そのリードは6.36mmである。上蓋20と分離部12との間に設けられた第2螺合部52は、上記実施例と同一のものとなっている。さらに、中栓10及び上蓋20の組立体を容器1の口部1aにねじ付け始めた状態で、容器1の口部1aの上端面と中栓10のフランジ部11bの下面との距離、すなわちストロークSも、上記実施例同様に4.33mmであるとする。比較例の場合、上蓋20の必要回転角θ1は、(4.33mm/6.36mm)×360〔°〕=245°となる。一方、上蓋20と分離部12との間に設けられた第2螺合部52のガタである遊びLは、上記実施例同様に2.32mmとなっている。よって、中栓10及び上蓋20の組立体を容器1の口部1aにねじ付けるキャッピングに際して、中栓10の本体部分10bが容器1の口部1aに食い付いて本体部分10bが回転(スリップ)しなかった場合、上蓋20に対して中栓10の本体部分10bが緩み方向に回転すると、この際の第2螺合部52の進み量は、(245°/360°)×4mm=2.72mmとなる。つまり、第2螺合部52の進み量2.72mmは、第2螺合部52の遊びL=2.32mmよりも0.40mm大きいので(図9(A)参照)、分離部12が強制的に押し下げられて、分離部12が本体部分10bから切り離されるおそれがある(図9(B)参照)。
以上説明した容器の封止装置100によれば、第1螺合部51の第1リードR1と第2螺合部52の第2リードR2と第2螺合部の遊びLとは、第2螺合部52を利用して上蓋20に予め中栓10を固定した状態で、封止のために第1螺合部51を利用して上蓋20を容器1の口部1aにねじ込むとともに中栓10を容器1の口部1aに嵌着させる際に、中栓10が緩むことによって分離部12が押し込まれて本体部分10bから分離されることを阻止するように設定されている。このため、中栓10を容器1に嵌着させる際に分離部12が本体部分10bから分離され意図しない開封が行われてしまうことを阻止できる。
以上、本実施形態に係る容器の封止装置について説明したが、本発明に係る容器の封止装置は上記のものには限られない。例えば、上記ストロークS、遊びL等に関する関係式(1)に代えて、以下の関係式(2)
L/(S−(R1×φ/360))≧(R2/R1) … (2)
を満たすように設定することもできる。ここで、第1螺合部51の第1リードをR1とし、第2螺合部52の第2リードをR2とし、第2螺合部52の遊びをLとし、中栓10と容器1との嵌着に要するストロークをSとし、中栓10が容器1の口部1aに対してスリップする角度をφ〔°〕とする。左辺の分母(S−(R2×φ/360))は、中栓10を容器1の口部1aに対してスリップさせること、すなわち中栓10を上蓋20の小径筒部20dに対して緩み回転させないようにすることによって、ストロークSを見かけ上減少させ得ることを意味している。つまり、実際の緩み回転角θ3が最大値S/360×R1となる場合、スリップ角φは最小限の0°となり、関係式(2)は関係式(1)と一致する。他方、緩み回転角θ3がないと仮定した場合、スリップ角φは最大値S/360×R1となって、関係式(2)が常に満たされる。
なお、スリップ角φ〔°〕は、製造される封止装置100を構成する中栓10において現実に生じるスリップ角に相当するものとすることができるが、中栓10の見込みのスリップ角とすることもできる。以上のような中栓10のスリップ角φを利用することにより、第2螺合部52の遊びL、第1及び第2リードR1,R2等を製品ごとに適切に設定できる。なお、スリップ角φが見込みのスリップ角である場合、スリップ角φは、例えば中栓10及び上蓋20の材料、形状、当接面の滑らかさ等の影響で変動するものであり、実験や試作による予測に対して誤差も見込んで適切な値に設定することが望ましい。
上記実施形態において、第1螺合部51を構成している雄ねじ2及び雌ねじ21のピッチ、巻き数、ねじ山高さ等の仕様は、関係式(1)、(2)等を満たす範囲内で、用途等に応じて変更することができる。また、第2螺合部52を構成している雄ねじ22及び雌ねじ17のピッチ、巻き数、ねじ山高さ等の仕様も、関係式(1)、(2)等を満たす範囲内で、用途等に応じて変更することができる。
中栓10の筒状部16と上蓋20の小径筒部20dとは、内外を入れ替えることもできる。この場合も、筒状部16の雄ねじと小径筒部20dの雌ねじとは、第1螺合部51に対して逆の螺進関係の第2螺合部52を構成する。
図示を省略するが、開栓前の状態として、上蓋20の小径筒部20dの先端部20uは、分離部12の内面隅部12uから離間させることもできる。或いは、中栓10の筒状部16の先端部16tは、上蓋20の天井壁20eの下面20tから離間させることもできる。ただし、先端部20u,16tのいずれかを離間させる場合、内側の先端部20uを天井壁20eから離間させる方が、第2螺合部52を容器の内容物から保護して分離部12の脱落等を防止する観点で望ましい。
以上の説明では、封止前に上蓋20に中栓10をセットした状態で両者が最も奥まで締め付けられているとしたが、その際、第2のストッパーとして機能する大径筒部20bの先端部20vは、中栓10のフランジ部11bの上面11vから若干離間させることもできる。ただし、先端部20vと上面11vとの間隔が広くなり過ぎると、上蓋20を中栓10とともに容器1にねじ込んで嵌着させる際に、筒状基部11aと筒状部16との間に応力が付与されやすく注意を要する。
第2螺合部52を構成する雌ねじ17や雄ねじ22は、連続的に螺旋状に形成されるものに限らず、分離した複数の部分からなるものとできる。
以上では、容器1がペットボトルその他のボトル状であることを前提としているが、容器1は、上記のようなボトルに限らず、フィルムからなる袋状の部材に口部を設けたものとすることができ、或いは多面体その他の紙パックとすることができる。
1…容器、1a…口部、 2…雄ねじ、 10…中栓、 10a…抽出口、 10b…本体部分、 11a…筒状基部、 11b…フランジ部、 11c…環状壁部、 12…分離部、 12s…封止体、 13…環状凹部、 14…リップ部、 15…連結部、 15a…スコアー、 16…筒状部、 17…雌ねじ、 18…ノッチ、 20…上蓋、 20a…周壁、 20b…大径筒部、 20c…中径筒部、 20d…小径筒部、 20e…天井壁、 21…雌ねじ、 22…雄ねじ、 23…凹部、 51…第1螺合部、 52…第2螺合部

Claims (8)

  1. 容器に対して嵌着によって固定される本体部分と、開栓時に前記本体部分から分離されて開口を形成する分離部とを有する中栓と、
    前記中栓を覆うように前記容器に装着される上蓋と、
    前記上蓋と前記容器との間に設けられ、前記上蓋の着脱を可能にする第1螺合部と、
    前記上蓋と前記中栓との間に設けられ、開栓に際して前記分離部を捕捉して当該分離部を前記中栓から分離することを可能にする第2螺合部と、を備える容器の封止装置であって、
    前記第2螺合部は、前記第1螺合部に対し逆の螺進関係にあり、
    前記第1螺合部の第1リードと前記第2螺合部の第2リードと前記第2螺合部の遊びとは、前記第2螺合部を利用して前記上蓋に予め前記中栓を固定した状態で、封止のために前記第1螺合部を利用して前記上蓋を前記容器にねじ込むとともに前記中栓を容器に嵌着させる際に、前記中栓が緩むことによって前記分離部が押し込まれて前記本体部分から分離されることを阻止するように設定されていることを特徴とする容器の封止装置。
  2. 前記第1螺合部の前記第1リードをR1とし、前記第2螺合部の前記第2リードをR2とし、前記第2螺合部の遊びをLとし、前記中栓の前記本体部分を前記容器に嵌着させるために要するストロークをSとしたときに、以下の関係式
    L/S≧R2/R1
    を満たすことを特徴とする請求項1に記載の容器の封止装置。
  3. 前記第1螺合部の前記第1リードをR1とし、前記第2螺合部の前記第2リードをR2とし、前記第2螺合部の遊びをLとし、前記中栓の前記本体部分を前記容器に嵌着させるために要するストロークをSとし、中栓が容器に対してスリップする角度をφとしたときに、以下の関係式
    L/(S−(R1×φ/360))≧(R2/R1)
    を満たすことを特徴とする請求項1に記載の容器の封止装置。
  4. 前記支持部は、前記上蓋の天井壁下面から下方に延びる内筒部を有し、前記分離部は、前記中栓の前記本体部分に連結された封止体から上方に延びる筒状部を有し、前記第2螺合部は、前記支持部の前記内筒部と前記分離部の前記筒状部との間に設けられていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一項に記載の容器の封止装置。
  5. 前記第2螺合部は、前記支持部の前記内筒部の外側面に形成された雄ねじと、前記分離部の筒状部の内側面に形成された雌ねじとを有することを特徴とする請求項4に記載の容器の封止装置。
  6. 前記支持部の下端と前記分離部の上端との少なくとも一方に設けられて、相互の組み付け間隔を規定するストッパーを備えることを特徴とする請求項1から5までのいずれか一項に記載の容器の封止装置。
  7. 前記上蓋に、前記分離部の封止体から上方に延びる筒状部の先端が収納される凹部を有することを特徴とする請求項1から6までのいずれか一項に記載の容器の封止装置。
  8. 前記中栓の本体部分と前記分離部との間にスコアーが設けられていることを特徴とする請求項1から7までのいずれか一項に記載の容器の封止装置。
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