JP2015106881A - 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム、記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム、記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】カラー画像の状態では目視で認識できる色の差異をモノクロ画像の状態でも目視で認識可能にする必要性が高い画像についてカラーからモノクロへ変換する場合、前記の色の差異が認識困難になることを抑制する。【解決手段】画像処理装置11は、LCHの色空間のカラー画像データを、グレー階調値からなるモノクロ画像データに変換する変換処理を行うモノクロ画像出力部24を備える。モノクロ画像出力部24は、前記変換処理において、L値に相関するグレー階調値を出力する明暗強調モードと、明暗強調モードよりもH値に対する相関が強いグレー階調値を出力する色差強調モードとを切り替える。【選択図】図1

Description

本発明は、カラー画像を示すカラー画像データを、モノクロ画像を示すモノクロ画像データに変換する画像処理装置に関する。
カラーの原稿を読み取って得られたカラー画像データ(例えばRGBの信号)をモノクロ画像データ(グレーの階調値からなる信号)に変換し、このモノクロ画像データに基づいてモノクロ画像を出力(例えば印刷)することが従来からなされている。例えば、特許文献1には、RGBの色信号をLCHの色信号に変換し、LCHの色信号に対して色調整処理を行った後、LCHの色信号をRGBの色信号に逆変換し、逆変換後のRGBの色信号を、モノクロ画像データに変換する印刷装置が示されている。
特開2001−16459号公報
前記の従来技術によってカラー画像データをモノクロ画像データに変換した場合、カラー画像の状態では目視で認識できる色の差異がモノクロ画像の状態では目視で認識困難になるという現象が生じるが、画像の種類によっては当該現象が不都合になることもある。例えば、文章の重要性や注目度に応じて文字の色(黒文字、赤文字、青文字等)を使い分けている文書においては、文字の色の違いをわかり易く示さなければならないが、このような文書を示すカラー画像データをモノクロ画像データに変換した場合、文字の色の違いが不明確になるという不都合がある。
本発明は、カラー画像の状態では目視で認識できる色の差異をモノクロ画像の状態でも目視で認識可能にする必要性が高い画像については、カラー画像データをモノクロ画像データに変換しても前記の色の差異が認識困難になることを抑制できる画像処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る画像処理装置は、明度に相関する明暗値と、色相角度および/または彩度に相関する色彩値とを少なくとも座標値として含む色空間のカラー画像データを、グレー階調値によって示されるモノクロ画像データに変換する変換処理を行う画像変換部を有し、前記画像変換部は、前記変換処理において、少なくとも前記明暗値に相関する前記グレー階調値を出力する第1モードと、前記第1モードよりも前記色彩値に対する相関が強い前記グレー階調値を出力する第2モードとを切り替えることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、カラー画像の状態では目視で認識できる色の差異をモノクロ画像の状態でも目視で認識可能にする必要性が高い画像については、前記の第2モードに切り替えて前記変換処理を行うことにより、前記の色の差異が認識困難になることを抑制できるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係るモノクロ画像印刷装置の概略構成を示すブロック図である。 従来技術の画像処理装置において、カラー文書から読み取ったカラー画像データをモノクロ画像データに変換した場合の結果を示す説明図である。 本発明の実施形態1に係るモノクロ画像印刷装置において、カラー文書から読み取ったカラー画像データをモノクロ画像データに変換した場合の結果を示す説明図である。 本発明の実施形態1に係るモノクロ画像印刷装置における処理順序を示したフローチャートである。
〔実施形態1〕
(実施形態1の概要)
まずは実施形態1の概要について説明する。本実施形態のモノクロ画像印刷装置(以下単に「印刷装置」と称す)は、LCH色空間のカラー画像データを、K信号(グレーの階調値を示す階調信号)からなるモノクロ画像データに変換する変換処理を行い、モノクロ画像の印刷を行うものである。
特に、本実施形態の印刷装置は、前記変換処理において、(1)LCH色空間におけるC値およびH値を使用せずにL値のみからK信号を出力する明暗強調モードと、(2)H値の重みを最も重くして、L値とC値とH値との加重平均値を求め、この加重平均値をK信号として出力する色差強調モードとを切り替えるようになっている。特に、本実施形態の印刷装置は、印刷写真領域または印画紙写真領域に属する画素については明暗強調モード(第1モード)にて前記変換処理を行い、文字領域に属する画素については色差強調モード(第2モード)にて前記変換処理を行うようになっている。
これにより、カラー画像の状態では目視で認識できる色の差異をモノクロ画像の状態でも目視で認識可能にする必要性が高い画像(文字)については、カラーからモノクロに変換した後でも前記の色の差異が認識困難になることを抑制できる。
(実施形態1の詳細)
つぎに、実施形態1を詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る印刷装置(画像形成装置)の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の印刷装置1は、画像入力装置10と画像処理装置11と画像出力装置12とを備える。画像入力装置10は、カラー原稿を読み取ることにより、RGBの3色の色情報に分解されたカラー画像データ(つまりRGBの色空間の画像データ)を生成する。なお、Rは赤を意味し、Gは緑を意味し、Bは青を意味する。画像処理装置11は、画像入力装置10から画像データを入力し、この画像データに対して所定の画像処理を施す装置である。画像処理装置11の詳細については後述する。画像出力装置12は、画像処理装置11にて画像処理の施された後の画像データを入力し、この画像データの画像をシートに印刷(出力)する装置である。
つぎに、画像処理装置11の構成を詳細に説明する。図1に示すように、画像処理装置11は、前処理部21と、領域分離処理部22と、色変換処理部23と、モノクロ画像出力部(画像変換部)24と、中間調処理部25とを備える。また、前処理部21は、メモリ処理部211とRGB補正部222とライン間調整部233とを備える。
メモリ処理部211は、画像入力装置10にて生成されたRGBの画像データをFIFO(first in first out)メモリに一旦記憶させる処理を行うブロックである。また、メモリ処理部211は、FIFOメモリに格納された画像データを原稿1枚分毎に読み出してRGB補正部222へ伝送する。
RGB補正部222は、FIFOメモリから読み出されたRGBの画像データを入力し、この画像データにγ補正等のカラースキャナの特性の補正を行うブロックである。
ライン間調整部233は、RGB補正部222による補正が行われた後の画像データをライン間調整用RAMに展開し、ライン間の画素値補正処理を行うブロックである。
領域分離処理部22は、前処理部21における一連の処理を終えた後のRGBの画像データを入力し、この画像データを参照して領域分離処理を行うブロックである。具体的には、領域分離処理部22は、画素毎(若しくは複数画素からなるブロック毎)に、当該画素(若しくはブロック)が文字画像領域、網点画像領域、写真画像領域等のいずれの画像領域に属するかを判定し、いずれの画像領域であるかを示した領域判別信号を出力する。なお、領域分離処理部22に入力したRGBの画像データは、領域分離処理の後に、色変換処理部23に送られる。
色変換処理部23は、RGB色空間のカラー画像信号であるRGBの画像データを、人間の色感覚に近いLCH色空間のカラー画像信号であるLCHの画像データに変換するブロックである。ここで、Lは明度値、Cは彩度値、Hは色相角度を示す。
具体的には、色変換処理部23は、図1に示すように、L変換部23a、C変換部23b、H変換部23cを有している。L変換部23aは、RGBの画像データをL値に変換するブロックである。C変換部23bは、RGBの画像データをCデータに変換するブロックである。H変換部23cは、RGBの画像データをHデータに変換するブロックである。
L変換部23aにおける変換手法については、詳細な説明は省略するが、例えば1画素毎にRGBの信号をL信号に変換すればよく、周知の変換式によって変換できる。また、C変換部23b、H変換部23cについても、L変換部23aと同様、例えば1画素毎に変換処理を行えばよく、周知の変換式によって変換できる。
なお、本実施形態では、RGBの値は、各々、8ビット(0〜255)である一方、RGBの値から変換されるL値の数値範囲は0(暗)〜99(明)であり、RGBの値から変換されるC(彩度値)の数値範囲は0(くすんだ)〜99(鮮やか)であり、L、C共に100段階で表される。また、RGBの値から変換されるH(色相角度)の数値範囲は0〜359度であり、360段階で表される(例えば、0〜59:赤〜黄色、60〜119:黄色〜緑、120〜179:緑〜水色、180〜239:水色〜青、240〜299:青〜紫、300〜359:紫〜赤)。
これに対し、本実施形態において、色変換処理部23の後段のモノクロ画像出力部24では、8ビットのLCHの値から8ビット(0〜255)のグレー階調値を出力するようになっている。そこで、本実施形態の色変換処理部23では、R値、G値、B値からL値、C値、H値を変換した後、さらに、L値、C値、H値の各々を8ビットのデータに正規化した上で、L値、C値、H値のカラー画像データをモノクロ画像出力部24へ出力するようになっている。
つまり、L変換部23aは、0〜99のL値を0〜255のL値に正規化し、C変換部23bは、0〜99のC値を0〜255のC値に正規化し、H変換部23cは、0〜359のH値を0〜255のH値に正規化する。そして、正規化されたL値、C値、H値のカラー画像データが、色変換処理部23からモノクロ画像出力部24に伝送される。
モノクロ画像出力部24は、色変換処理部23から送られてくるカラー画像データを、K信号(グレー階調値)にて示されるモノクロ画像データに変換する変換処理を行うブロックである。なお、モノクロ画像出力部24の処理の詳細については後述する。
中間調処理部25は、モノクロ画像出力部24にて変換されたモノクロ画像データを入力し、擬似階調法(誤差拡散、ディザ等)によって、モノクロ画像データに対して中間調処理を施す。この際、中間調処理部25は、領域分離処理部22から領域判別信号を入力し、この領域判別信号を参照して、文字領域、印刷写真(網点写真)、印画紙写真の各画像領域に対し、領域毎に適した中間調処理を行うようになっている。
中間調処理部25にて中間調処理の施された後のモノクロ画像データは、中間調処理部25から画像出力装置12へ伝送される。そして、画像出力装置12は、中間調処理部25から伝送されてきたモノクロ画像データに基づいてシートへモノクロ画像を印刷する。
なお、前処理部21による前処理以降の処理の流れは図3のようになる。つまり、画素毎に領域分離処理が行われ(S11)、S11の後でRGBの画像データをLCHの画像データに変換する処理が行われる(S12a〜12c)。その後、L値、C値、H値を用いてグレー階調値が生成され(S13)、グレー階調値からなるモノクロ画像データに対して中間調処理が施される(S14)。
(モノクロ画像出力部について)
つぎにモノクロ画像出力部24を詳細に説明する。本実施形態のモノクロ画像出力部24は、前述したように、カラー画像データをモノクロ画像データに変換する変換処理を行うブロックであるが、領域分離処理部22の判定結果に応じて前記変換処理の内容を切り替えるようになっている。
具体的には、モノクロ画像出力部24は、印刷写真領域または印画紙写真領域に属する画素については明暗強調モードを実行し、文字画像領域に属する画素については色差強調モードを実行するようになっている。
明暗強調モード(第1モード)は、C値、H値の夫々よりもL値に対する相関が強いK値を出力するモードであり、本実施形態では、下記の式1に示すようにL値をそのままK値として出力するようになっている。
Figure 2015106881
これに対して、色差強調モード(第2モード)は、明暗強調モードよりもH値に対する相関が強いK値を出力するモードであり、本実施形態ではH値に与える重みを最も重くした上でL値とC値とH値との加重平均を求め、この加重平均をK値として出力するようになっている。具体的には、上記の式2によってK値を出力するようになっている。
これにより、処理対象の画像が印刷写真または印画紙写真である場合、明度に対する相関が強いグレー階調のモノクロ画像が出力され、処理対象の画像が文字画像(文書等)である場合、色相角度に対する相関が強いグレー階調のモノクロ画像が出力されることになる。
つまり、(1)印刷写真または印画紙写真については、従来技術と同様に明度に対する相関の強いグレー階調のモノクロ画像に変換していることから、自然な感じを損なうことなくモノクロ画像を出力でき、(2)カラー画像の状態では目視で認識できる色の差異をモノクロ画像の状態でも目視で認識可能にする必要性が高い文字画像については、色相角度に対する相関が強いグレー階調のモノクロ画像を出力しているため、前記の色の差異が認識困難になることを抑制することが可能になるという効果を奏する。
つぎに、従来技術と比較した、本実施形態の利点を説明する。図2Aは、(R,G,B)=(0,0,0)の黒文字と、(R,G,B)=(255,0,0)の赤文字と、(R,G,B)=(0,0,255)の青文字とが示されているカラー文書から読み取ったカラー画像データからモノクロ画像データを生成する処理を従来技術の画像処理装置にて行った場合の結果を示す説明図である。図2Bは、前記のカラーの文書から読み取ったカラー画像データからモノクロ画像データを生成する処理を本実施形態の画像処理装置11にて行った場合の結果を示す説明図である。
従来技術の画像処理装置では、画像領域の種類に関係なく、図2Aに示す変換式によってR値とG値とB値との加重平均をK値とするようになっている。よって、従来技術によれば、図2Aに示すように、黒文字、赤文字、青文字の間で生じるグレー階調値の差分の平均が51であり、差分の最小が28.05となる。
これに対し、本実施形態の画像処理装置11では、文字画像領域については、前記色差強調モードが選択されるため、前記の式2によってK値を求めることになる。よって、本実施形態の画像処理装置11によれば、図2Bに示すように、黒文字、赤文字、青文字の間で生じるグレー階調値の差分の平均が136であり、差分の最小が102となる。
すなわち、本実施形態の画像処理装置11の色差強調モードによれば、黒文字、赤文字、青文字を含むカラー画像から変換されたモノクロ画像において、前記黒文字に対応する画素のグレー階調値と前記赤文字に対応する画素のグレー階調値と前記青文字に対応する画素のグレー階調値との差を従来技術の画像処理装置よりも大きくできる。それゆえ、本実施形態によれば、従来技術の画像処理装置よりも、カラーの文字画像をモノクロ画像に変換した場合、モノクロ画像においてカラーであった時の色の差異が不明確になることを抑制できる。
なお、以上の実施形態では、印刷写真画像または印画紙写真に属する画素については明暗強調モードが選択されることになるが、明暗強調モードでは、モノクロ画像出力部24は、C値、H値を用いずにL値のみからK値を出力するようになっている。そこで、図1に示すように領域分離信号を色変換処理部23にも入力し、印刷写真または印画紙写真に属する画素の場合にはC変換部23bおよびH変換部23cの処理を中止してL変換部23aのみに処理を行わせ、文字画像に属する画素の場合には、L変換部23a、C変換部23b、H変換部23cの全てに処理を行わせるようになっていてもよい。これにより、無駄な処理を省略できる。
(変形例)
以上の色差強調モードでは、H値に与える重みを最も重くした上で式2によってK値を出力する構成であるが、当該構成に限定されるものではない。要は、明度に相関する座標値(明暗値)と、前記明暗値よりも明度との相関が弱く且つ色相角度および/または彩度に対する相関が強い座標値(色彩値)とを少なくとも含む色空間の画像データをモノクロ画像データに変換する場合において、明暗強調モードよりも、前記色彩値との相関が強いグレー階調のモノクロ画像データが出力されるようになっていればよい。
例えば、明暗強調モードでは式1によってK値を出力するようになっている場合、色差強調モードでは、前記色彩値(C値またはH値)に与える重みを最も重くした上で前記色空間の各座標値の加重平均を求め、この加重平均をK値として出力するようにさえなっていればよい(つまり、式2においてbまたはcを最も大きくする)。また、色差強調モードでは、いずれか1種の色彩値(C値またはH値)に与える重みを1として、他の座標値に与える重みをゼロとして加重平均を求め、この加重平均をK値として出力するようになっていてもよい。つまり、この場合、色差強調モードでは、C値をそのままK値として出力するか、H値をそのままK値として出力することになる。
また、以上の明暗強調モードでは、式1に示すようにL値をそのままK値として出力する構成になっているが、当該構成に限定されるものではない。要は、出力されるグレー階調値が、C値(色彩値)、H値(色彩値)の夫々よりもL値(明暗値)に対する相関が強くなっていればよい。例えば、L値(明暗値)の重みを最も重くした上で、L値とC値(色彩値)とH値(色彩値)との加重平均を求め、この加重平均をK値として出力するようになっていてもよい。
また、モノクロ画像出力部24から出力されるモノクロ画像データは、印刷処理に用いられる画像データに限定されるものではなく、PDFファイルやTIFFファイルを生成するファイリング処理や、インターネットファックスによる送信処理に用いられてもよい。
〔実施形態2〕
実施形態1においては、モノクロ画像出力部24は、領域分離処理の結果に応じて明暗強調モードと色差強調モードとを切り替えるようになっているが、領域分離処理の結果をモード切り替えのトリガーとする形態に限られるものではなく、ユーザの指示をモード切り替えのトリガーとしてもよい。
例えば、モノクロ画像印刷装置1の操作パネルにおいて、通常原稿処理モードを示すボタンと色差強調モードを示すボタンとを表示し、ユーザが通常モードを選択した場合にはモノクロ画像出力部24が明暗強調モードで処理を行い、ユーザが色差強調モードを選択した場合にはモノクロ画像出力部24が色差強調モードで処理を行うようになっていてもよい。
〔実施形態3〕
また、実施形態1では画像入力装置10において原稿から読み取られたカラー画像データをモノクロ画像データに変換して印刷する例を説明したが、勿論、モノクロ画像印刷装置1はネットワーク等を介して接続されている端末装置から送信されてくるカラー画像データをモノクロ画像データに変換して印刷するようになっていてもよい。この場合、画像処理装置11は、端末装置から送信されてくるカラー画像データに付加されているタグ情報を参照して各画素の属する画像領域を判定する領域判定部を備えている。ここで判定される画像領域とは、文字画像、グラフ、写真画像等である。そして、色変換処理部23が、前記のカラー画像データからLCH値を出力するようになっており、モノクロ画像出力部24が、写真については明暗強調モードで処理を行い、文字画像またはグラフについては色差強調モードで処理を行うようになっている。
〔実施形態4〕
実施形態1では、RGB色空間の画像データをLCH色空間の画像データに変換し、LCH色空間の画像データをモノクロ画像データに変換するようになっているが、LCH色空間以外の色空間のカラー画像データをモノクロ画像データに変換するようになっていてもよい。具体的には、明度に相関する座標値(明暗値)と、彩度または色相角度の少なくともいずれかに相関する座標値(色彩値)とを少なくとも含む色空間であれば、LCH色空間に限定されるものではない。
例えば、LCH色空間の代わりにL色空間を用いてもよい(Lが前記明暗値に相当し、a値、b値が前記色彩値に相当する)。この場合の実施形態の一例として以下の構成が挙げられる。例えば、色変換処理部23が、RGBの画像データをLの画像データに変換する。そして、モノクロ画像出力部24が、明暗強調モードにおいて、L値をそのままK値としてとして出力し、色差強調モードにおいて、a値およびb値のうちの一方の重みを最も重くしてL値とa値とb値との加重平均を求め、この加重平均をK値として出力する。
また、LCH色空間の代わりにL色空間を用いてもよい(Lが前記明暗値に相当し、u値、v値が前記色彩値に相当する)。この場合の実施形態の一例として以下の構成が挙げられる。色変換処理部23が、RGBの画像データをLの画像データに変換する。そして、モノクロ画像出力部24が、明暗強調モードにおいて、L値をそのままK値としてとして出力し、色差強調モードにおいて、u値およびv値のうちの一方の重みを最も重くしてL値とu値とv値との加重平均を求め、この加重平均をK値として出力する。
或いは、LCH色空間の代わりにXYZ色空間を用いてもよい(Y値が前記明暗値に相当し、X値、Z値が前記色彩値に相当する)。この場合の実施形態の一例として以下の構成が挙げられる。色変換処理部23が、RGBの画像データをXYZの画像データに変換する。そして、モノクロ画像出力部24が、明暗強調モードにおいて、Y値をそのままK値としてとして出力し、色差強調モードにおいて、X値およびZ値のうちの一方の重みを最も重くしてX値とY値とZ値との加重平均を求め、この加重平均をK値として出力する。
〔ソフトウェアによる実現例〕
本実施形態の画像処理装置11の制御ブロック(領域分離処理部22、色変換処理部23、モノクロ画像出力部24)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、画像処理装置11は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る画像処理装置は、明度に相関する明暗値と、色相角度および/または彩度に相関する色彩値とを少なくとも座標値として含む色空間のカラー画像データを、グレー階調値によって示されるモノクロ画像データに変換する変換処理を行う画像変換部を有し、前記画像変換部は、前記変換処理において、少なくとも前記明暗値に相関する前記グレー階調値を出力する第1モードと、前記第1モードよりも前記色彩値に対する相関が強い前記グレー階調値を出力する第2モードとを切り替えることを特徴とする。
前記態様1の構成によれば、カラー画像の状態では目視で認識できる色の差異をモノクロ画像の状態でも目視で認識可能にする必要性が高い画像については、前記の第2モードに切り替えて前記変換処理を行うことにより、前記の色の差異が認識困難になることを抑制できるという効果を奏する。
また、本発明の態様2に係る画像処理装置は、前記態様1の構成に加え、前記画像変換部が、前記第1モードにおいて、前記明暗値を前記グレー階調値として出力し、前記第2モードにおいて、前記色彩値に与える重みを最も重くした上で前記色空間の各座標値の加重平均を求め、この加重平均を前記グレー階調値として出力するようになっていることを特徴とする。
前記態様2の構成によれば、前記第1モードでは、前記明暗値に相関する前記グレー階調値を出力でき、前記第2モードでは、前記第1モードよりも前記色彩値に対する相関が強い前記グレー階調値を出力できる。
また、本発明の態様3に係る画像処理装置は、態様1または態様2の構成に加え、前記色空間が、LCH色空間、XYZ色空間、L色空間、L色空間のうちのいずれかの色空間であり、(a)前記色空間が前記LCH色空間である場合、前記明暗値はL値であり、前記色彩値はC値およびH値のうちのいずれか一方であり、(b)前記色空間が前記XYZ色空間である場合、前記明暗値はY値であり、前記色彩値はX値およびZ値のうちのいずれか一方であり、(c)前記色空間がL色空間のデータである場合、前記明暗値はL値であり、前記色彩値はa値およびb値のうちのいずれか一方であり、(d)前記色空間がL色空間である場合、前記明暗値はL値であり、前記色彩値はu値およびv値のうちのいずれか一方であることを特徴とする。
また、本発明の態様4に係る画像処理装置は、態様1〜態様3のいずれかの構成に加え、前記カラー画像データに基づいて領域分離処理を行う領域分離処理部を有し、前記画像変換部は、前記領域分離処理において印刷写真または印画紙写真と判定された画像領域については前記第1モードによって前記変換処理を行い、前記領域分離処理において文字と判定された画像領域については前記第2モードによって前記変換処理を行うことを特徴とする。
これにより、カラー画像の状態では目視で認識できる色の差異をモノクロ画像の状態でも目視で認識可能にする必要性が高い画像(文字)については第2モードで処理を行い、前記の必要性の低い画像(写真)については第1モードで処理を行うことになるが、第1モードと第2モードとの切り替えを自動で行うことができる。
また、写真と文字とが混在しているような画像についてカラー画像データをモノクロ画像データに変換する場合、写真領域に属する画素については第1モードで処理を行い、文字領域に属する画素については第2モードで処理を行うといったことが可能になる。
また、本発明の態様5に係る画像形成装置は、前記態様1〜4のいずれかの画像処理装置を備えていることを特徴とする。
また、本発明の態様6に係る画像処理方法は、明度に相関する明暗値と、色相角度および/または彩度に相関する色彩値とを少なくとも座標値として含む色空間のカラー画像データを、グレー階調値によって示されるモノクロ画像データに変換する変換工程を有し、前記変換工程では、少なくとも前記明暗値に相関する前記グレー階調値を出力する第1モードと、前記第1モードよりも前記色彩値に対する相関が強い前記グレー階調値を出力する第2モードとが切り替わるようになっていることを特徴とする。
また、本発明の各態様に係る画像処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記画像処理装置が備える各部として動作させることにより上記画像処理装置をコンピュータにて実現させる画像処理プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、デジタル画像データを処理する画像処理装置に利用できる。
1 モノクロ画像印刷装置(印刷装置、画像形成装置)
11 画像処理装置
22 領域分離処理部
24 モノクロ画像出力部(画像変換部)

Claims (8)

  1. 明度に相関する明暗値と、色相角度および/または彩度に相関する色彩値とを少なくとも座標値として含む色空間のカラー画像データを、グレー階調値によって示されるモノクロ画像データに変換する変換処理を行う画像変換部を有し、
    前記画像変換部は、前記変換処理において、少なくとも前記明暗値に相関する前記グレー階調値を出力する第1モードと、前記第1モードよりも前記色彩値に対する相関が強い前記グレー階調値を出力する第2モードとを切り替えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像変換部は、
    前記第1モードにおいて、前記明暗値を前記グレー階調値として出力し、
    前記第2モードにおいて、前記色彩値に与える重みを最も重くした上で前記色空間の各座標値の加重平均を求め、この加重平均を前記グレー階調値として出力するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記色空間は、LCH色空間、XYZ色空間、L色空間、L色空間のうちのいずれかの色空間であり、
    (a)前記色空間が前記LCH色空間である場合、前記明暗値はL値であり、前記色彩値はC値およびH値のうちのいずれか一方であり、
    (b)前記色空間が前記XYZ色空間である場合、前記明暗値はY値であり、前記色彩値はX値およびZ値のうちのいずれか一方であり、
    (c)前記色空間がL色空間のデータである場合、前記明暗値はL値であり、前記色彩値はa値およびb値のうちのいずれか一方であり、
    (d)前記色空間がL色空間である場合、前記明暗値はL値であり、前記色彩値はu値およびv値のうちのいずれか一方であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記カラー画像データに基づいて領域分離処理を行う領域分離処理部を有し、
    前記画像変換部は、前記領域分離処理において印刷写真または印画紙写真と判定された画像領域については前記第1モードによって前記変換処理を行い、前記領域分離処理において文字と判定された画像領域については前記第2モードによって前記変換処理を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 明度に相関する明暗値と、色相角度および/または彩度に相関する色彩値とを少なくとも座標値として含む色空間のカラー画像データを、グレー階調値によって示されるモノクロ画像データに変換する変換工程を有し、
    前記変換工程では、少なくとも前記明暗値に相関する前記グレー階調値を出力する第1モードと、前記第1モードよりも前記色彩値に対する相関が強い前記グレー階調値を出力する第2モードとが切り替わるようになっていることを特徴とする画像処理方法。
  7. 請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置としてコンピュータを機能させるための画像処理プログラムであって、コンピュータを上記各部として機能させるための画像処理プログラム。
  8. 請求項7に記載の画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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