JP2015101994A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】グロープラグ通電による発熱を利用した自動停止制御を行うことのできる内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】ECUは、デポジット堆積量の推定プログラムを実行する(ステップS100)。ECUは、自動停止条件が成立したか否かを判定する判定処理を実行する(ステップS102)。この自動停止条件は、エンジンの冷却水温が閾温度CTthに達したか否かを条件の一つに含んでいる。デポジット堆積量およびエンジン冷却水温に基づいて、自動停止制御禁止領域と自動停止制御実施領域のどちらに現在の運転条件が属しているのかが判別される。ECUは、ステップS102で自動停止条件が成立したと判定されたら、自動停止制御処理を開始し(ステップS104)、グロープラグ部に通電を開始する処理を実行する(ステップS106)。
【選択図】図5

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
従来、例えば、特開2003−278594号公報に開示されているように、酸素センサに堆積したデポジットを燃焼除去することができる内燃機関の制御装置が知られている。この公報では、内燃機関のアイドリングストップ中に酸素センサを昇温させることで、ガス流れによる冷却がされにくい状況下で酸素センサを昇温させることができる。その結果、電力消費量を節約しつつ、酸素センサを昇温させることができる。
特開2003−278594号公報 特開2011−074809号公報
車両に搭載した内燃機関は、所定条件の成立時に、アイドリングストップあるいはフリーラン等の自動停止を行うことがある。フリーランは、駆動輪に駆動力および減速力を伝達させずに惰性により走行するものである。一般に、内燃機関で自動停止を実行する場合には、自動停止条件として内燃機関の冷却水温および油温が含まれている。内燃機関の冷却水温および油温が所定の閾値を越えていない低温環境下においては、自動停止は実行されない。従来は、一律の閾値を用いて自動停止の可否を判定するのが一般的である。
グロープラグにおいてデポジットの堆積が問題となる。グロープラグに通電してこれに堆積したデポジットを燃焼除去する場合に、その通電を上述の自動停止中に行うことが考えられる。これにより、ガス流れによる冷却がされにくい状況下でグロープラグを昇温させることができる。その結果、電力消費量を節約しつつデポジットを除去することができる。
グロープラグに通電させると気筒内の雰囲気温度が高まる。この雰囲気温度上昇は自動停止からの再始動性を向上させる。つまり、自動停止中にグロープラグに通電すれば、エンジン冷却水温等が低温であっても自動停止およびその再始動を実行可能な環境を作り出すことができる。従来はこのような物理現象が着目されておらず、内燃機関の自動停止を行う機会を無駄にしているという問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、グロープラグ通電による発熱を利用した自動停止制御を行うことのできる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するために、内燃機関の制御装置であって、
内燃機関の冷却水温又は油温が閾温度以上であることを含む自動停止条件が成立したか否かを判定する自動停止条件判定手段と、
前記自動停止条件が成立したときには、前記内燃機関を停止する自動停止制御を行う自動停止手段と、
前記内燃機関の自動停止中に前記内燃機関に設けられたグロープラグのデポジットを除去するように前記グロープラグに通電する第1グロープラグ通電手段と、
前記グロープラグのデポジット堆積量が多いほど、前記閾温度を低くする設定手段と、
を備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記設定手段は、
前記グロープラグのデポジット堆積量が第1堆積量である場合には前記閾温度を第1温度に設定し、前記グロープラグのデポジット堆積量が前記第1堆積量より多い第2堆積量である場合には前記閾温度を前記第1温度より低い第2温度に設定し、
前記グロープラグのデポジット堆積量が前記第1堆積量と前記第2堆積量との間で多ければ多いほど前記第1温度から前記第2温度にかけて前記閾温度を低くすることを特徴とする。
また、第3の発明は、第2の発明において、
前記設定手段は、前記グロープラグのデポジット堆積量が前記第2堆積量よりも多い場合には前記閾温度を前記第2温度に保持することを特徴とする。
また、第4の発明は、第2または第3の発明において、
前記設定手段は、前記グロープラグのデポジット堆積量が前記第1堆積量よりも少ない場合には前記閾温度を前記第1温度に保持することを特徴とする。
また、第5の発明は、第1〜4の発明のいずれか1つにおいて、
前記内燃機関の運転中に前記グロープラグのデポジットを除去するように前記グロープラグに通電する第2グロープラグ通電手段を備え、
前記グロープラグのデポジット堆積量が第3堆積量であるときには前記第1グロープラグ通電手段および前記第2グロープラグ通電手段で前記グロープラグのデポジットを除去し、前記グロープラグのデポジット堆積量が前記第3堆積量より少ない第4堆積量であるときには前記第1グロープラグ通電手段で前記グロープラグのデポジットを除去し前記第2グロープラグ通電手段によるデポジット除去は行わないことを特徴とする。
また、第6の発明は、第5の発明において、
前記内燃機関の始動手段に電力を供給するバッテリの充電状態を検知するバッテリ検知手段と、
前記内燃機関の駆動力を利用して電力を発生させる発電手段と、
を備え、
前記バッテリ検知手段で検知した充電状態が第1状態であるときには前記発電手段で発電させながら前記第1グロープラグ通電手段で前記グロープラグに通電し、
前記バッテリ検知手段で検知した充電状態が前記第1状態よりも高い第2状態であるときには前記発電手段の発電の有無にかかわらず前記第1グロープラグ通電手段で前記グロープラグに通電することを特徴とする。
また、第7の発明は、第6の発明において、
前記バッテリ検知手段で検知した充電状態と比較するための充電閾値を有し、前記充電状態が前記充電閾値以下である場合には前記第1状態であると判定し、前記充電状態が前記充電閾値を越えている場合には前記第2状態であると判定し、
前記グロープラグのデポジット堆積量が多いほど前記充電閾値を大きくすることを特徴とする。
また、第8の発明は、第1〜4の発明のいずれか1つにおいて、
前記内燃機関の始動手段に電力を供給するバッテリの充電状態を検知するバッテリ検知手段と、
前記内燃機関の駆動力を利用して電力を発生させる発電手段と、
前記内燃機関の運転中に前記グロープラグのデポジットを除去するように前記グロープラグに通電する第2グロープラグ通電手段を備え、
前記グロープラグのデポジット堆積量および前記バッテリ検知手段で検知した充電状態に応じて前記第1グロープラグ通電手段および前記第2グロープラグ通電手段による前記グロープラグへの通電を許可する条件を切り替える通電制御選択手段と、
を備え、
前記通電制御選択手段は、
前記バッテリ検知手段で検知した充電状態と比較するための充電閾値を有し、
前記バッテリ検知手段で検知した充電状態が前記充電閾値以下の場合には前記発電手段で発電させながら前記第1グロープラグ通電手段および前記第2グロープラグ通電手段で前記グロープラグに通電し、
前記バッテリ検知手段で検知した充電状態が前記充電閾値よりも高くかつ前記グロープラグのデポジット堆積量が所定堆積量よりも多いときには、前記第1グロープラグ通電手段および前記第2グロープラグ通電手段で前記グロープラグに通電し、
前記バッテリ検知手段で検知した充電状態が前記充電閾値よりも高くかつ前記グロープラグのデポジット堆積量が前記所定堆積量以下であるときには、前記第1グロープラグ通電手段および前記第2グロープラグ通電手段のうち前記第1グロープラグ通電手段でのみ前記グロープラグに通電することを特徴とする。
また、第9の発明は、第8の発明において、
前記グロープラグのデポジット堆積量が多いほど前記充電閾値を大きな値に設定することを特徴とする。
また、第10の発明は、第1〜9の発明のいずれか1つにおいて、
前記内燃機関は、前記内燃機関の減速時に生ずる回生電力をバッテリに充電する回生手段に接続されており、
前記内燃機関の始動手段に電力を供給するバッテリの充電状態を検知するバッテリ検知手段を備え、
前記第1グロープラグ通電手段は、前記充電状態が所定値以上である場合に前記回生手段の回生電力を用いて前記グロープラグに通電することを特徴とする。
また、第11の発明は、第10の発明において、
前記所定値は、前記回生電力で前記バッテリが充電されなくなるほどに高い充電状態であることを特徴とする。
また、第12の発明は、第1〜11の発明において、
前記グロープラグは、筒内圧センサと一体型のグロープラグであることを特徴とする。
また、第13の発明は、第1〜12の発明において、
前記グロープラグのデポジット堆積量を推定する推定手段を備えることを特徴とする。
第1の発明によれば、デポジット堆積量に応じて閾温度を可変に設定するので、グロープラグ通電による発熱を利用して自動停止制御を実行されやすくすることができる。
第2の発明によれば、デポジット堆積量の増加に応じて閾温度を増加させるように両者に相関を持たせたので、閾温度をより細かく適正に設定することができる。
第3の発明によれば、閾温度の低減を第2温度までとすることで、グロープラグ通電による発熱を加味してもエンジン冷却水温または油温が低すぎるのに自動停止制御が行われるという事態を、抑制することができる。
第4の発明によれば、デポジット堆積量がある程度以上の場合に限り閾温度を変化させて自動停止制御を実行されやすくすることができる。その一方で、デポジット堆積量が少ない場合には閾温度を一定値に保つことができる。
第5の発明によれば、デポジット堆積量が多い場合には内燃機関の自動停止中のみならず内燃機関の運転中にもグロープラグに通電してデポジットを除去することができる。
第7の発明によれば、デポジット堆積量が多いほどデポジット除去のためにグロープラグに通電すべき電力が大きくなるので、この傾向に合わせてバッテリ充電状態の判別用の充電閾値を適正化することができる。
第8の発明によれば、推定したデポジット堆積量および検知した充電状態に応じて3種類の通電条件を適正に使い分けることができる。
第9の発明によれば、デポジット堆積量が多いほどデポジット除去のためにグロープラグに通電すべき電力が大きくなるので、この傾向に合わせてバッテリ充電状態の判別用の充電閾値を適正化することができる。
第10の発明によれば、バッテリの充電が十分である場合には回生電力をグロープラグ通電に有効利用することができる。
第11の発明によれば、回生電力をグロープラグ通電への活用することより、バッテリに充電できず回生電力が捨てられてしまう事態を防ぐことができる。
第12の発明によれば、筒内圧センサの測定が困難になるほどにデポジットが堆積した場合、デポジットを、グロープラグに通電することで除去することができる。
第13の発明によれば、デポジット堆積量を推定するための手段を用いて第1〜12の発明に必要なデポジット堆積量を推定することができる。
本発明の実施の形態1にかかる内燃機関の制御装置を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1におけるグロープラグ温度とグロープラグ消費電力の関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態1にかかる内燃機関の制御装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1にかかる内燃機関の制御装置が記憶するマップである。 本発明の実施の形態1にかかる内燃機関の制御装置が実行するルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態2にかかる内燃機関の制御装置が記憶するマップである。 本発明の実施の形態2にかかる内燃機関の制御装置が実行するルーチンのフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態3にかかる内燃機関の制御装置が記憶するマップである。 本発明の実施の形態3にかかる内燃機関の制御装置が実行するルーチンのフローチャートを示す図である。
実施の形態1.
[実施の形態1の装置の構成]
図1は、本発明の実施の形態1にかかる内燃機関の制御装置を示すブロック図である。本実施形態の内燃機関10(以下、単にエンジン10とも称す)は、複数の気筒を有するディーゼル4サイクルエンジンである。図1のブロック図ではエンジン10の構造の図示を省略している。また、エンジン10は、図示しない車両に搭載され、この車両の動力源となる。
本実施の形態にかかるエンジンは、複数の気筒が形成された機関本体を備えている。詳細は図示しないが、機関本体は、複数の気筒を構成するシリンダブロックおよびシリンダヘッドを備えている。
エンジン10は、いずれも図示しないが、複数の気筒内に燃焼室を形成する複数のピストンと、それら複数のピストンがコネクティングロッドを介して連結されたクランク軸と、を内蔵している。また、エンジン10は、燃焼室の上部側で開閉する吸気弁および排気弁と、吸気弁および排気弁をクランク軸の回転に伴うピストンのストローク位置に応じて開閉動作させる動弁機構と、を備えている。
エンジン10は、燃焼室内を臨むように設けられたグロープラグ一体型筒内圧センサ15を備えている。グロープラグ一体型筒内圧センサ15は、グロープラグ部15aと、筒内圧センサ部15bとを備えている。
エンジン10のシリンダヘッドの短手方向一方側には、複数の気筒に対応する複数の吸気ポート(符号無し)が形成されており、それぞれの吸気ポートの内端側に吸気弁が設けられている。そして、各吸気弁の開弁時にその吸気弁に対応する燃焼室内に空気および燃料の混合ガスを吸入(吸気)させることができるよう、エンジン10のシリンダヘッドには、複数の吸気ポートに対応する複数の吸気枝管とこれら吸気枝管が接続されたサージタンクが連通している。吸気管には、空気の流量QAを計測するエアフローメータ24が装着されている。サージタンク内の圧力PIはバキュームセンサ19によって検出される。
エンジン10のシリンダヘッドには、筒内直接噴射用の複数のインジェクタ(燃料噴射弁)が装着されている。複数のインジェクタは、それぞれに対応する噴射駆動回路34(図2参照)によって、対応する気筒毎の所定の燃料噴射期間中に開弁駆動されるようになっている。
エンジン10のシリンダヘッドの短手方向他方側には、各排気弁の開弁時に対応する燃焼室内から排気ガスを排出させることができるよう、排気マニホールドおよびその下流の排気管が連通している。排気管には、エンジン10の排気浄化を担う触媒、および排気空燃比を検出する公知の空燃比センサ48が装着されている。
一方、エンジン10には、図示しないクランク軸が所定角度(例えば10°)回転する毎にパルス信号CAを出力するクランク角センサ51と、エンジン10の冷却水温度に対応した電気信号TWを出力する水温センサ52とが取り付けられている。
また、エンジン10およびクラッチ機構の結合部近傍には、スタータモータ61が取り付けられている。スタータモータ61は、エンジン10の始動時にバッテリをエネルギ源としてフライホイールを回転作動し、エンジン10をクランキングする機能を有している。
エンジン10には、さらに、図示しないクランクプーリおよびベルトを介してクランク軸の先端部に連結された発電機構65が取り付けられている。この発電機構65は、例えばオルタネータ、レギュレータ、コントローラ等からなる。
以上のように構成されたエンジン10は、機関制御用の電子制御ユニットであるECU70によって電子制御されるようになっている。ECU70が本発明の実施の形態1にかかる制御装置である。
ECU70には、前述のアクセル開度センサ7、ブレーキペダルの操作/非操作を検出するブレーキスイッチ9、車室内に設置されたシフトレバーの操作位置を検出するシフト位置センサ27、バキュームセンサ19、エアフローメータ24、空燃比センサ48、クランク角センサ51、水温センサ52、発電機構65の電圧検出部(符号なし)に加え、車両の走行速度を検出する車速センサ55、エンジン10に備えられたバッテリの放電電流量および充電電流量の積算値からバッテリの充電状態(State Of Charge)を算出するSOCコントローラ38等の各種センサが配線接続され、各種センサの出力信号がECU70に取り込まれるようになっている。さらに、ECU70には、スタータスイッチ56のオン/オフ信号と、イグニッションスイッチ57のオン/オフ信号とが入力されるようになっている。
ECU70は、グロープラグ一体型筒内圧センサ15と接続している。これにより、ECU70は、グロープラグ部15aに対する通電のオンオフを制御するとともに、筒内圧センサ部15bからの出力信号を受けて各気筒の筒内圧を検知することができる。
ECU70には、インジェクタを駆動する噴射駆動回路34、前述のスタータモータ61および発電機構65が、それぞれ配線接続されている。そして、ECU70は、各種センサの出力信号をパラメータとして、噴射駆動回路34、スタータモータ61あるいは発電機構65等に制御信号を出力する機能を有している。
ECU70は、内部メモリに記憶されたアプリケーションプログラムに従って動作し、各種センサの出力信号をパラメータとして燃料噴射制御等を実行するとともに、本実施の形態にかかる自動停止制御を実行する機能を有している。本実施の形態にかかる自動停止制御はアイドリングストップ制御である。
ECU70の内部メモリには、自動停止制御の実行の可否を判定する処理(すなわちアイドリングストップ可否の判定処理)や、その判定結果に応じた自動停止制御の選択的な実行を行うための制御プログラム等が格納されている。さらに、これらの制御プログラムで用いられる処理条件や判定条件等が記憶格納されている。ECU70の内部メモリに格納される自動停止制御プログラムは、予め設定された自動停止条件が成立するか否か(成否)を所定時間毎に判定する。この、自動停止条件が成立すると、自動停止制御(すなわち自動再始動可能な自動停止処理)の実行が許可される。
ECU70の内部メモリには、グロープラグ一体型筒内圧センサ15のデポジット堆積量を推定するための推定プログラムも記憶されている。この推定プログラムは、例えば特開2008−19287号公報に記載されているような、筒内圧センサ部15bの温度を測定してデポジット堆積量を推定するプログラムであってもよい。あるいは、筒内圧センサ部15bで検知した圧力の低下度合いに応じてデポジット堆積量を推定してもよい。なお、これら以外の各種公知のデポジット推定技術を適用しても良い。
[実施の形態1の装置の動作]
図2は、本発明の実施の形態1におけるグロープラグ温度とグロープラグ消費電力の関係を示すグラフである。図2(a)に示す温度特性Temp1およびTemp2は、それぞれグロープラグ部15aに通電したときのグロープラグ温度が時間の経過とともに上昇する様子を示している。実線の温度特性Temp1はエンジン10の停止中に、破線の温度特性Temp2はエンジン10の運転中に、それぞれグロープラグ部15aに通電したときの特性である。
図2(b)に示す消費電力特性P1およびP2は、グロープラグ部15aの消費電力特性が時間の経過とともに変化する様子を示している。実線の消費電力特性P1はエンジン停止中にグロープラグ部15aに通電したときの特性であり、破線の消費電力特性P2はエンジン運転中にグロープラグ部15aに通電したときの特性である。
本実施の形態では、ECU70は、エンジン10の自動停止中にグロープラグ一体型筒内圧センサ15のデポジットを除去するようにグロープラグ部15aに通電する「第1通電制御」を実行することができる。この第1通電制御によれば、上記の温度特性Temp1および消費電力特性P1に従ってグロープラグ部15aを作動させることができる。
エンジン10の自動停止中には、クランク軸が静止しておりピストン上下動が無いので、気筒内にガス流動が無い。ガス流動が無い環境下でグロープラグ部15aに通電すると、図2(a)に示すようにグロープラグ温度が短時間で上昇させることができる。このため、図2(b)に示すように、省電力および短時間でデポジットを除去することができる。また、エンジン10の自動停止中にグロープラグ部15aに通電しておくことにより、エンジン10を再始動させるときに良好な燃焼が可能となる。
なお、ECU70は、エンジン10の運転中にグロープラグ一体型筒内圧センサ15のデポジットを除去するようにグロープラグ部15aに通電する「第2通電制御」を実行することもできる。この第2通電制御によれば、上記の温度特性Temp2および消費電力特性P2に従ってグロープラグ部15aを作動させることとなる。
図3は、本発明の実施の形態1にかかるエンジン10の制御装置の動作を示すタイミングチャートである。時刻t1から時刻t2までの期間Tssが、エンジン10の自動停止中であり、グロープラグ通電がONとされている。その後、グロープラグ温度の上昇とともにデポジット堆積量も低下している。デポジット堆積量の低下に対して、グロープラグ消費電力は時刻t3をピークとしてその後速やかに低下し、その後は低消費電力の期間となっている。
図4は、本発明の実施の形態1にかかるエンジン10の制御装置が記憶するマップである。実施の形態1では、エンジン冷却水温THWおよびデポジット詰り度合を変数とする二次元マップ中に、閾温度CTthで区分けされた自動停止制御実施領域と自動停止制御禁止領域とを設定している。閾温度CTthは、自動停止制御を実施する閾値となる温度である。現在のエンジン冷却水温が閾温度CTth以下である場合には、自動停止制御は行われない。
デポジット詰り度合Ddは、前述したデポジット堆積量の推定プログラムで推定した堆積量と正の相関を有する値である。デポジット堆積量は、グロープラグ一体型筒内圧センサ15に堆積したデポジットの量が多いか少ないかを示す値である。これに対し、デポジット詰り度合Ddは、デポジットがグロープラグ一体型筒内圧センサ15の表面を覆う度合いを表している。デポジット詰り度合は、例えば、デポジットが全く無い状態を0%として、グロープラグ一体型筒内圧センサ15における燃焼室内に露出する表面がデポジットで完全に覆われたときに100%となるように定めることができる。
図4に示すマップでは、デポジット詰り度合Ddが第1詰り度合Dd1である場合には閾温度を第1温度Tth1に設定し、デポジット詰り度合Ddが第1詰り度合Dd1より多い第2詰り度合Dd2である場合には閾温度を第1温度Tth1より低い第2温度Tth2に設定するようにしている。さらに、推定したデポジット詰り度合Ddが第1詰り度合Dd1と第2詰り度合Dd2との間で多ければ多いほど、比例的に、第1温度Tth1から第2温度Tth1にかけて閾温度CTthを低くする。デポジット詰り度合Ddが高ければ高いほど、グロープラグ部15aをより長時間かつより高温にしなければならない。その結果、気筒内の雰囲気温度が高くなる。
雰囲気温度が高ければ、エンジン10がより低温であってもエンジン10の再始動が可能である。この点、図4に示すマップでは、デポジット詰り度合Ddの増加に応じて閾温度CTthを増加させるように両者に相関を持たせたので、閾温度CTthをより細かく適正に設定することができる。これは、閾温度CTthを第1温度Tth1で固定している場合と比べると、領域A1の分だけ自動停止制御可能領域を拡大したことになる。
図4のマップでは、推定したデポジット詰り度合Ddが第2詰り度合Dd2よりも多い場合には、閾温度CTthを第2温度Tth1に保持する。閾温度CTthの低減を第2温度Tth1までとすることで、グロープラグ一体型筒内圧センサ15への通電による発熱を加味してもエンジン冷却水温または油温が低すぎるのに自動停止制御が行われるという事態を、抑制することができる。
推定したデポジット詰り度合Ddが第1詰り度合Dd1よりも少ない場合には、閾温度CTthを第1温度Tth1に保持する。これにより、デポジット詰り度合Ddがある程度以上の場合に限り閾温度CTthを変化させて、自動停止制御を実行されやすくすることができる。その一方で、デポジット詰り度合Ddが少ない場合には閾温度CTthを一定値に保つことができる。
[実施の形態1における具体的処理]
図5は、本発明の実施の形態1にかかるエンジン10の制御装置が実行するルーチンのフローチャートである。図5のルーチンでは、先ず、ECU70は、デポジット堆積量の推定プログラムを実行する(ステップS100)。
次に、ECU70は、自動停止条件が成立したか否かを判定する判定処理を実行する(ステップS102)。実施の形態1では、すなわちアイドリングストップを行うか否か判定処理である。
「自動停止条件」は、実施の形態1においては、車速センサ55の検出値VSP(車速(km/h)またはそれに代わる出力回転速度(rpm))が0である、シフト位置センサ27の検出値SHTが「ニュートラル位置」を示す信号である、クランク角センサ51の出力信号CAに基づいて算出されたエンジン回転数NE[rpm]が所定回転数以下である、アクセル開度センサ7の検出アクセル開度ACCP(アクセルペダルの踏込み率)がゼロである等のうち少なくとも1つを含む。また、自動停止条件は、所定車速以下の低速域でアクセル開度ゼロであってブレーキスイッチ9の検出信号BRKがON(ブレーキ操作有り)の状態となり、車両停止に至る可能性が大である場合にも成立するように設定されてもよい。
実施の形態1では、この自動停止条件は、エンジン10の冷却水温が閾温度CTth以上か否かを条件の1つとして含んでいる。つまり、図4のマップからステップS100で推定したデポジット堆積量および水温センサ52で検知した現在のエンジン冷却水温に基づいて、自動停止制御禁止領域と自動停止制御実施領域のどちらに現在の運転条件が属しているのかが判別される。
ECU70は、ステップS102で自動停止条件が成立したと判定されたら、エンジン10の自動停止制御処理を開始する(ステップS104)。
次に、ECU70は、グロープラグ一体型筒内圧センサ15のデポジットを除去するようにグロープラグ部15aに通電を開始する処理を実行する(ステップS106)。これは、上述した第1通電制御に相当する。
次に、ECU70は、自動再始動条件が成立したか否かを判定する判定処理を実行する(ステップS108)。実施の形態1では、すなわち自動停止から復帰してエンジン10を再始動させるか否かを判定する。
「自動再始動条件」は、実施の形態1においては、自動停止中にドライバによりブレーキペダルの踏込み解除操作がなされたこと、自動停止中にアクセルペダルの踏込み操作がなされたこと、シフトレバーのドライブレンジへの操作がなされたこと、バッテリ充電制御システムやエアコン等の車載機器の制御システムから再始動要求が発生したこと、のうち少なくとも1つを含む。この自動再始動条件は、ブレーキ解除方向へのブレーキペダルの踏込み量やマスターシリンダ液圧の変化速度(単位時間当たりの変化量)が所定の判定閾値未満であるときにも成立する条件とすることもできる。
ステップS108で自動再始動条件が成立したと判定されない場合には、ルーチンはステップS108に戻り、自動停止制御中のグロープラグ通電が継続される。
ステップS108で自動再始動条件が成立した場合には、グロープラグ部15aがオフとされ(ステップS110)、さらにエンジン10が再始動される(ステップS112)。その後、今回のルーチンが終了する。
以上説明したように、実施の形態1によれば、デポジット詰り度合Ddに応じて閾温度を可変に設定するので、グロープラグ一体型筒内圧センサ15の通電による発熱を利用して自動停止制御を実行されやすくすることができる。
[実施の形態1の変形例]
実施の形態1では、自動停止制御としてアイドリングストップ制御を行ったが、本発明はこれに限定されるものではない。自動停止制御として所定条件成立時に各種公知のフリーランを行うときにも、本発明を適用することができる。この場合には、図5のフローチャートにおける「アイドリングストップ」に関する制御を、フリーランを行うための制御に置き換えればよい。フリーラン走行時には早期再始動が必要なため、グロープラグ部15aへの通電により得られるメリットが高い。
なお、フリーランには大きく分けて3つの類型がある。車両のシフトがニュートラルのときにエンジンをアイドリングするものと、エンジンの気筒休止と、車両のシフトがニュートラルのときにエンジンを停止するもの、の3つである。本実施の形態は吸気の流れがないときにグロープラグ通電によるデポジット除去を行うので、上記の類型のうちエンジン10の停止を伴うフリーランに対して本発明を適用することができる。
実施の形態1では、水温センサ52の出力信号を用いて図4のマップを参照して、自動停止条件の成否を判定した。しかしながら本発明はこれに限られるものではない。エンジン10に設けられた図示しない油温センサで水温センサ52を代替してもよく、油温センサの出力信号を図4のマップの横軸としてもよい。
なお、実施の形態1では、推定プログラムを実行することによりデポジット堆積量を推定した。しかしながら本発明はこれに限られるものではない。デポジット堆積量を推定するだけではなく、デポジット堆積量と相関を有するパラメータを検出又は推定してもよい。検出又は推定したこのパラメータに基づいて、閾温度を変更してもよい。
上記のステップS104とステップS106の間に、デポジット詰り度合が所定度合Ddg以上であればグロープラグ通電を行い、デポジット詰り度合が所定度合Ddg未満であればグロープラグ通電を行わない、という分岐ステップを加えてもよい。この分岐ステップを加えることで、デポジット詰り度合が所定度合Ddg未満であれば、グロープラグをオンせずにエンジン再始動条件成立まで自動停止を継続するという動作が実現される。所定度合Ddgは、図4のマップに示した第1度合Dd1と等しい値か、あるいは第1度合Dd1未満の値である。
ステップS106の後に、ステップS108のエンジン再始動条件成立前にデポジット除去が完了したか否かを判定するデポジット除去完了判定処理を加えてもよい。このデポジット除去完了判定処理の条件が不成立である間は、グロープラグ通電が継続される。デポジット除去完了判定処理の条件が成立した場合には、下記の制御(1)〜(4)の少なくとも1つを実行する。
(1)グロープラグ通電をオフとした後、直ちにエンジン10を再始動する。
(2)グロープラグ通電をオフとするとともに、冷却水温がその時点でのデポジット量に応じた閾温度CTth以上であるか否かを判定する。デポジット除去完了判定処理でデポジットが完全に除去されることを条件とする場合には、冷却水温がデポジット量が零のときの閾温度CTth以上か否かを判定する。この判定結果に応じて自動停止を継続するか否かを決定する。
(3)グロープラグ通電をオフとした後、筒内温度を推定し、筒内温度が所定温度以下となったらエンジン10を再始動する。
なお、本実施の形態では、「デポジット詰り度合」を用いて図5のルーチンなどの各種制御を行っている。しかしながら、本発明はこれに限られるものではない。デポジット詰り度合の代わりにデポジット堆積量そのものを用いて図5のルーチンなどの各種制御を行っても良い。具体的には、実施の形態1では図4のマップにおいてデポジット詰り度合Ddを縦軸にとっているけれども、デポジット堆積量そのものを縦軸にとってもよい。また、デポジット詰り度合を用いた比較判定処理を、デポジット堆積量を用いた比較判定処理に適宜に置換してもよい。
実施の形態2.
実施の形態2にかかる内燃機関は、実施の形態1のエンジン10と同じハードウェア構成を備えているものとする。実施の形態2は、バッテリの充電状態を検知するSOCコントローラ38の出力信号と、デポジット詰り度合Ddとに基づいて、グロープラグ部15aの作動条件を変更する点が、実施の形態1と異なっている。バッテリSOCを考慮に入れてグロープラグ部15aの作動条件を使い分けることで、自動停止制御中のバッテリ上がりによるエンジン10の再始動不良が発生することを抑制できる。
図6は、本発明の実施の形態2にかかる内燃機関の制御装置(すなわちECU70)が記憶するマップである。このマップは、バッテリSOCとデポジット詰り度合に応じて、領域ANOT、領域AGEN、領域AIDLSTP、および領域AOPEに区分されている。
ECU70は、デポジット詰り度合DdおよびSOCコントローラ38で検知したバッテリ充電状態(SOC)に応じて第1通電制御および第2通電制御を許可する条件を切り替える。図6に示すマップには、バッテリSOCと比較するための比較値として、充電閾値CRthが定められている。
バッテリSOCが充電閾値CRth以下の場合には、領域AGENである。領域AGENでは、発電機構65で発電させながら第1通電制御および第2通電制御でグロープラグ一体型筒内圧センサ15に通電する。
バッテリSOCが充電閾値CRthよりも高くかつデポジット詰り度合Ddが所定度合Dd3よりも多いときには、領域AOPEである。領域AOPEでは、第1通電制御および第2通電制御でグロープラグ部15aに通電する。つまり、自動停止中およびエンジン10の運転中の両方において、グロープラグ部15aに通電する。
バッテリSOCが充電閾値CRthよりも高くかつデポジット詰り度合Ddが所定度合Dd3以下であるときには、第1通電制御および第2通電制御のうち第1通電制御でのみグロープラグ部15aに通電する。つまり、この場合には第2通電制御は行わない。
なお、デポジット詰り度合Ddが所定度合Dd4以下である場合には、領域ANOTである。領域ANOTでは、デポジット詰り度合が高くないので、グロープラグ部15aに通電しない。
以上説明したように、実施の形態2では、デポジット詰り度合DdおよびバッテリSOCに応じて、複数種類の通電条件を適正に使い分けることができる。デポジット詰り度合Ddが多い場合には、エンジン10の自動停止中のみならずエンジン10の運転中にもグロープラグ部15aに通電してデポジットを除去することができる。また、バッテリ充電状態(state of charge)が低いときにはバッテリ以外の電力も利用してグロープラグ部15aに通電することができる。
なお図6のマップでは、デポジット詰り度合Ddが多いほど充電閾値CRthを大きな値に設定している。具体的には、デポジット詰り度合Ddが所定度合Dd4であるときに充電閾値CRthが第1の値L1となるようにし、デポジット詰り度合Ddが所定度合Dd3(ただしDd4<Dd3)であるときに充電閾値CRthが第2の値L2(ただしL1<L2)となるように、充電閾値CRthを決定している。これらの2つの点を通る一次関数として充電閾値CRthを設定している。デポジット詰り度合Ddが多いほどデポジット除去のためにグロープラグ部15aに通電すべき電力が大きくなるので、この傾向に合わせてバッテリ充電状態判別用の充電閾値CRthを適正化することができる。
図7は、本発明の実施の形態2にかかる内燃機関の制御装置が実行するルーチンのフローチャートを示す図である。図7のルーチンでは先ず、図5のステップS100と同じくエンジン冷却水温検知およびデポジット堆積量の推定が行われる。
次に、ECU70は、SOCコントローラ38の出力信号からバッテリSOCを検知する処理を実行する(ステップS200)。
次に、ECU70は、デポジット詰り度合Ddが所定度合Dd4よりも高いか否かを判定する処理を実行する(ステップS202)。このステップの条件が成立しない場合には、図6のマップで言うところの領域ANOTに属するので、デポジット除去のための通電制御は行われない(ステップS204)。その後、今回のルーチンが終了する。
ステップS202の条件が成立している場合には、次に、ECU70は、内部メモリから図6のマップを読み出して参照する(ステップS206)。ECU70は、ステップS100から求めたデポジット詰り度合DdおよびステップS200で検知したバッテリSOCに基づいて、現時点のエンジン10の状況が領域AGEN、AOPE、AIDLSTPのいずれの領域に該当するのかを判別する。
その後、領域AGEN、AOPE、AIDLSTPのうち該当する領域に設定した制御内容にしたがって、第1通電制御と第2通電制御をそれぞれ実施する(ステップS208)。その後、今回のルーチンが終了する。
実施の形態3.
実施の形態3にかかる内燃機関は、実施の形態1のエンジン10と同じハードウェア構成を備えているとともに、ハイブリッド車両にこのエンジン10が搭載されているものとする。ハイブリッド車両の具体的構造や制御システムは既に公知のため、ここではその説明は省略する。公知のハイブリッド車両のシステムと同様に、実施の形態3においてもエンジン10の減速時に生ずる回生電力をバッテリに充電するための構成を備えている。
図8は、本発明の実施の形態3にかかる内燃機関の制御装置が記憶するマップである。実施の形態3では、図6のマップに換えて、図8のマップを使用した制御を行う。図8のマップは、図6のマップ上に、さらに、領域AOPEREGおよび領域AIDLSTOPREGを設定したものである。領域AOPEREGおよび領域AIDLSTOPREGは、バッテリSOCが第3の値L3(ただしL2<L3)以上の領域である。
この領域AOPEREG、AIDLSTOPREGでは、第1通電制御は、バッテリSOCが第3の値L3以上である場合に回生電力を用いてグロープラグ一体型筒内圧センサ15に通電する。領域AOPEREGでは、領域AOPEと同様に第1通電制御および第2通電制御を実施するものの、ハイブリッド車両の減速時にこれにより生ずる回生電力をグロープラグ部15aへ供給する。領域AIDLSTPREGでは、領域AIDLSTPと同様に第1通電制御を実施し第2通電制御は実施しないものの、ハイブリッド車両の減速時にこれにより生ずる回生電力をグロープラグ部15aへ供給する。
バッテリSOCがある程度高い場合、減速時に回生電力がバッテリに充電されない。このため、ハイブリッド車両では、回生電力を低減させ、ブレーキにエネルギを捨てる措置がとられている。この点、実施の形態3によれば、バッテリの充電が十分である場合には回生電力をグロープラグ部15aへの通電に有効利用することができる。この観点から、第3の値L3は、回生電力でバッテリが充電されなくなるほどに高い充電状態を示す値であることが好ましい。回生電力をグロープラグ部15aへの通電に活用することより、バッテリに充電できず回生電力が捨てられてしまう事態を防ぐことができる。
図9は、本発明の実施の形態3にかかる内燃機関の制御装置が実行するルーチンのフローチャートを示す図である。図9のフローチャートは、ステップS300、S302を追加した点を除いては、図7のフローチャートと同じである。
図9のフローチャートでは、ECU70が、ステップS206で図8のマップを参照した後、次に、バッテリSOCが第3の値L3より高いか否かを判定する処理を実行する(ステップS300)。
ステップS300の条件が成立している場合には、ECU70は、領域AIDLSTPREG、領域AOPEREGに設定した処理を実行する(ステップS302)。これにより、ハイブリッド車両の減速時に、回生電力でグロープラグ通電を行うモードに制御内容を切り替えることができる。その後今回のルーチンが終了する。
7 アクセル開度センサ
9 ブレーキスイッチ
10 エンジン
15 グロープラグ一体型筒内圧センサ
15a グロープラグ部
15b 筒内圧センサ部
19 バキュームセンサ
24 エアフローメータ
27 シフト位置センサ
34 噴射駆動回路
38 SOCコントローラ
48 空燃比センサ
51 クランク角センサ
52 水温センサ
55 車速センサ
56 スタータスイッチ
57 イグニッションスイッチ
61 スタータモータ
65 発電機構

Claims (13)

  1. 内燃機関の冷却水温又は油温が閾温度以上であることを含む自動停止条件が成立したか否かを判定する自動停止条件判定手段と、
    前記自動停止条件が成立したときには、前記内燃機関を停止する自動停止制御を行う自動停止手段と、
    前記内燃機関の自動停止中に前記内燃機関に設けられたグロープラグのデポジットを除去するように前記グロープラグに通電する第1グロープラグ通電手段と、
    前記グロープラグのデポジット堆積量が多いほど、前記閾温度を低くする設定手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記設定手段は、
    前記グロープラグのデポジット堆積量が第1堆積量である場合には前記閾温度を第1温度に設定し、前記グロープラグのデポジット堆積量が前記第1堆積量より多い第2堆積量である場合には前記閾温度を前記第1温度より低い第2温度に設定し、
    前記グロープラグのデポジット堆積量が前記第1堆積量と前記第2堆積量との間で多ければ多いほど前記第1温度から前記第2温度にかけて前記閾温度を低くすることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記設定手段は、前記グロープラグのデポジット堆積量が前記第2堆積量よりも多い場合には前記閾温度を前記第2温度に保持することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記設定手段は、前記グロープラグのデポジット堆積量が前記第1堆積量よりも少ない場合には前記閾温度を前記第1温度に保持することを特徴とする請求項2または3に記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記内燃機関の運転中に前記グロープラグのデポジットを除去するように前記グロープラグに通電する第2グロープラグ通電手段を備え、
    前記グロープラグのデポジット堆積量が第3堆積量であるときには前記第1グロープラグ通電手段および前記第2グロープラグ通電手段で前記グロープラグのデポジットを除去し、前記グロープラグのデポジット堆積量が前記第3堆積量より少ない第4堆積量であるときには前記第1グロープラグ通電手段で前記グロープラグのデポジットを除去し前記第2グロープラグ通電手段によるデポジット除去は行わないことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置。
  6. 前記内燃機関の始動手段に電力を供給するバッテリの充電状態を検知するバッテリ検知手段と、
    前記内燃機関の駆動力を利用して電力を発生させる発電手段と、
    を備え、
    前記バッテリ検知手段で検知した充電状態が第1状態であるときには前記発電手段で発電させながら前記第1グロープラグ通電手段で前記グロープラグに通電し、
    前記バッテリ検知手段で検知した充電状態が前記第1状態よりも高い第2状態であるときには前記発電手段の発電の有無にかかわらず前記第1グロープラグ通電手段で前記グロープラグに通電することを特徴とする請求項5に記載の内燃機関の制御装置。
  7. 前記バッテリ検知手段で検知した充電状態と比較するための充電閾値を有し、前記充電状態が前記充電閾値以下である場合には前記第1状態であると判定し、前記充電状態が前記充電閾値を越えている場合には前記第2状態であると判定し、
    前記グロープラグのデポジット堆積量が多いほど前記充電閾値を大きくすることを特徴とする請求項6に記載の内燃機関の制御装置。
  8. 前記内燃機関の始動手段に電力を供給するバッテリの充電状態を検知するバッテリ検知手段と、
    前記内燃機関の駆動力を利用して電力を発生させる発電手段と、
    前記内燃機関の運転中に前記グロープラグのデポジットを除去するように前記グロープラグに通電する第2グロープラグ通電手段を備え、
    前記グロープラグのデポジット堆積量および前記バッテリ検知手段で検知した充電状態に応じて前記第1グロープラグ通電手段および前記第2グロープラグ通電手段による前記グロープラグへの通電を許可する条件を切り替える通電制御選択手段と、
    を備え、
    前記通電制御選択手段は、
    前記バッテリ検知手段で検知した充電状態と比較するための充電閾値を有し、
    前記バッテリ検知手段で検知した充電状態が前記充電閾値以下の場合には前記発電手段で発電させながら前記第1グロープラグ通電手段および前記第2グロープラグ通電手段で前記グロープラグに通電し、
    前記バッテリ検知手段で検知した充電状態が前記充電閾値よりも高くかつ前記グロープラグのデポジット堆積量が所定堆積量よりも多いときには、前記第1グロープラグ通電手段および前記第2グロープラグ通電手段で前記グロープラグに通電し、
    前記バッテリ検知手段で検知した充電状態が前記充電閾値よりも高くかつ前記グロープラグのデポジット堆積量が前記所定堆積量以下であるときには、前記第1グロープラグ通電手段および前記第2グロープラグ通電手段のうち前記第1グロープラグ通電手段でのみ前記グロープラグに通電することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置。
  9. 前記グロープラグのデポジット堆積量が多いほど前記充電閾値を大きな値に設定することを特徴とする請求項8に記載の内燃機関の制御装置。
  10. 前記内燃機関は、前記内燃機関の減速時に生ずる回生電力をバッテリに充電する回生手段に接続されており、
    前記内燃機関の始動手段に電力を供給するバッテリの充電状態を検知するバッテリ検知手段を備え、
    前記第1グロープラグ通電手段は、前記充電状態が所定値以上である場合に前記回生手段の回生電力を用いて前記グロープラグに通電することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置。
  11. 前記所定値は、前記回生電力で前記バッテリが充電されなくなるほどに高い充電状態であることを特徴とする請求項10に記載の内燃機関の制御装置。
  12. 前記グロープラグは、筒内圧センサと一体型のグロープラグであることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置。
  13. 前記グロープラグのデポジット堆積量を推定する推定手段を備えることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置。
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