JP2015096445A - フォークリフト用フォーク保護部材 - Google Patents

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【課題】フォークリフト用フォークの根元部分の損傷を防止できると共に、フォークリフト運転手や荷役作業フロアへの衝撃の伝播を防止することができる、簡単な構造でフォークへの着脱が容易なフォークリフト用フォーク保護部材を提供する。
【解決手段】合成樹脂からなる矩形のフロントパネル(12)を有し、そのフロントパネル(12)には、下端から間隔を置いてフォーク水平片差込長孔(14)が穿設される。そして、フロントパネル(12)におけるフォーク水平片差込長孔(14)の下側には、使用の際にフォークリフト用フォーク(F)の水平片(f1)と垂直片(f2)とが連結する根元部分(B)の水平片(f1)下面側に配置される下側保護部(16)が形成される。
【選択図】図1

Description

この発明は、フォークリフトのフォークを保護するフォークリフト用フォーク保護部材に関する。
この種のフォークリフト用フォーク保護部材には、従来では、下記の特許文献1(日本国・特開2004−352468号公報)に記載されたものがある。その従来技術は、次のように構成されている。
荷物が載置されるパレットを移動させる長尺なフォークを覆うフォークカバーであって、前記パレットに形成されたフォーク挿入口に前記フォークを差し込んだ場合に、前記フォークと前記パレットとの間に配設されるように、前記フォークの一部の外周を覆うようにして保持固定させる。また、このフォークカバーは弾性体で形成されている。
特開2004−352468号公報
しかしながら、フォークリフト用フォーク(以下、単に「フォーク」ともいう。)とパレットとの間にフォークカバーが配設される上記の従来技術では、パレットが傷付くのを防止することはできるものの、次のような問題があった。
すなわち、鋼鉄製のフォークは、安全のため、フォークリフトのエンジン停止時に荷役作業フロアの床面へ下ろすように義務付けられている。このようにフォークを床面へ下ろす際、当該フォークの水平片と垂直片とを連結する根元部分が床面に衝突する場合があり、このような衝突が繰り返されることによって当該根元部分に歪み応力が蓄積されるようになる。そして、古くなったフォークでは、かかる歪み応力の蓄積によって上記の根元部分に金属疲労が生じ、使用時に折損事故を起こすといった問題が生じていた。
また、フォークを床面へ下ろす際に当該フォーク根元部分が床面から受ける衝撃は、フォークだけに留まらず、フォークリフトの運転手に対しても不快な衝撃(振動)として伝播される。さらに、鋼鉄製のフォークリフト用フォークを下ろす際に、当該フォークの根元部分が荷役作業フロアの床面を傷付けるという問題もあった。
それゆえに、本発明の主たる課題は、フォークリフト用フォークの根元部分の損傷を防止できると共に、フォークリフト運転手や荷役作業フロアへの衝撃の伝播を防止することができる、簡単な構造でフォークへの着脱が容易なフォークリフト用フォーク保護部材を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、例えば、図1から図5に示すように、フォークリフト用フォーク保護部材10を次のように構成した。
合成樹脂からなる矩形のフロントパネル12を有し、そのフロントパネル12には、下端から間隔を置いてフォーク水平片差込長孔14が穿設される。そして、フロントパネル12におけるフォーク水平片差込長孔14の下側には、使用の際にフォークリフト用フォークFの水平片f1と垂直片f2とが連結する根元部分Bの水平片下面側に配置される下側保護部16が形成される。
ここで、フォークリフト用フォーク保護部材10を構成する「合成樹脂」とは、例えばウレタンゴム或いは合成ゴム等のエラストマーや、ナイロンなどの熱可塑性樹脂のうち軟質なもの、すなわち、弾性或いは高可撓性を有するものをいう。
上記の発明は、次のような作用を奏する。
根元部分Bに上記フォークリフト用フォーク保護部材10が装着されたフォークリフト用フォークFを荷役作業フロアの床面へ下ろすと、上記の根元部分Bではなく下側保護部16が当該床面に衝突するようになる。合成樹脂で形成されたこの下側保護部16は弾性或いは高可撓性を有するためダンパーとして機能し、衝突時の衝撃を減衰させる。その結果、床面との衝突により鋼鉄製のフォークFの根元部分Bに歪み応力が蓄積するのを低減させることができると共に、フォークリフト運転手への不快な衝撃(振動)の伝播も低減させることができる。
また、床面との衝突の際に合成樹脂で形成された下側保護部16自らが磨滅或いは破損することで、荷役作業フロアの床面が傷付くのを防止することができる。
さらに、本発明のフォークリフト用フォーク保護部材10は、簡単な構造であり、フォーク水平片差込長孔14にフォークFの水平片f1の先端を挿入し、根元部分Bに向けて差し込んで行くだけで簡単に取付けが完了する。
本発明では、例えば、図1から図3に示すように、フロントパネル12の左右両端を後方に向けて延設すると共にその延設部分の先端を内側に折設し、前記根元部分Bの垂直片f2背面側に係止する一対の係止部18を設けるのが好ましい。
この場合、フォークリフト用フォーク保護部材10をフォークFの根元部分Bに確実に固定させ続けることができるという作用効果を奏する。
また、本発明は、例えば、図5に示すように、フロントパネル12の上端部を上方へ向けて延設し、前記垂直片f2の前面に配設する垂直片保護部24を形成するのが好ましい。
この場合、フォークFで吊り上げた荷物が鋼鉄製の垂直片f2に直接当たって傷付くのを防止できるという作用効果を奏する。
本発明によれば、フォークリフト用フォークの根元部分の損傷を防止できると共に、フォークリフト運転手や荷役作業フロアへの衝撃の伝播を防止することができる、簡単な構造でフォークへの着脱が容易なフォークリフト用フォーク保護部材を提供することができる。
本発明における一実施例のフォークリフト用フォーク保護部材の使用態様を示す説明図である。 本発明における一実施例のフォークリフト用フォーク保護部材の背面、平面及び左側面を表す斜視図である。 本発明における一実施例のフォークリフト用フォーク保護部材を表す図で、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は平面図、(d)は底面図、(e)は右側面図、(f)は(a)におけるA−A線断面図、(g)は(e)におけるB−B線断面図である。 本発明における他の実施例のフォークリフト用フォーク保護部材を表す図で、(a)は背面、平面及び左側面を表す斜視図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は(b)におけるA−A線断面図である。 本発明における他の実施例のフォークリフト用フォーク保護部材を表す図で、(a)は背面側の斜視図、(b)は使用態様を示す説明図である。
以下、本発明を図示実施例に従って説明する。
図1は、本発明のフォークリフト用フォーク保護部材10の使用態様を示す説明図であり、図2及び図3はそのフォークリフト用フォーク保護部材10自体を表す図である。なお、図3において左側面図を記載していないが、左側面図は右側面図と対称に表れるため省略している。
これらの図が示すように、本発明のフォークリフト用フォーク保護部材10(以下、単に「保護部材10」ともいう。)は、フォークリフト用フォークFの水平片f1と垂直片f2とが連結する根元部分Bに装着して使用するもので、フロントパネル12、フォーク水平片差込長孔14、下側保護部16及び係止部18で大略構成されている。
フロントパネル12は、例えばウレタンゴム或いは合成ゴム等のエラストマーや、ナイロンなどの熱可塑性樹脂のうち軟質なもの(これらを纏めて単に「合成樹脂」と云う。)で構成された矩形の厚板状部材である。
このフロントパネル12には、その下端から間隔を置いてフォーク水平片差込長孔14が穿設されている。
下側保護部16は、上記フロントパネル12におけるフォーク水平片差込長孔14よりも下側の部分である。図示実施形態では、この下側保護部16に該当するフロントパネル12の部分が後ろに向けて延設されて水平厚板状に形成されている。
係止部18は、フロントパネル12の左右両端を後方に向けて延設すると共にその延設部分の先端を内側に折設して平面視鉤状に形成した部分で、左右一対の係止部18先端の鉤状部分をフォークFの根元部分Bにおける垂直片f2背面に係止させることにより、フォークFの根元部分Bに固定したフォークリフト用フォーク保護部材10が脱落しないようにすることができる。
以上のように構成されたフォークリフト用フォーク保護部材10は、上述した合成樹脂材料を型成形や削り出しすることによって製造することができる。
そして、以上のように構成したフォークリフト用フォーク保護部材10を使用する際には、まず始めに、フォーク水平片差込長孔14にフォークFの水平片f1の先端を挿入した後、当該保護部材10を根元部分Bに向けて差し込んで行く。そして、この保護部材10が根元部分Bに到達した後、係止部18の先端を弾性変形させて垂直片f2背面側に係止させる。これにより、フォークFへの保護部材10の取付けが完了する。
本実施形態のフォークリフト用フォーク保護部材10によれば、この保護部材10が装着されたフォークリフト用フォークFを荷役作業フロアの床面へ下ろすと、下側保護部16が当該床面に衝突するようになる。合成樹脂で形成されたこの下側保護部16は弾性或いは高可撓性を有するためダンパーとして機能し、衝突時の衝撃を減衰させる。その結果、床面との衝突により鋼鉄製のフォークFの根元部分Bに歪み応力が蓄積するのを低減させることができると共に、フォークリフト運転手への不快な衝撃(振動)の伝播も低減させることができるようになる。
また、床面との衝突の際に合成樹脂で形成された下側保護部16自らが磨滅或いは破損することで、荷役作業フロアの床面が傷付くのを防止することができる。
そして、係止部18が設けられているため、フォークリフト用フォーク保護部材10をフォークFの根元部分Bに確実に固定させ続けることができる。
なお、上述の実施形態では、平面視鉤状に形成された係止部18を設ける場合を示したが、フォーク水平片差込長孔14の大きさや形状を調整することにより、このような係止部18を設けなくても保護部材10をフォークFの根元部分Bに安定して固定できる場合には、当該係止部18を省略してもよい。
また、係止部の形状は、図1から図3に示したもの(係止部18)に限定されるものではなく、例えば、図4で示す係止部20のように、フロントパネル12の左右両端を後方に向けて延設させると共にその延設された部分の先端側それぞれにボルト孔22を設け、フォークFの根元部分Bにおける垂直片f2背面側にてこのボルト孔22に図示しないボルトを通して固定する形状のものであってもよい。この場合、保護部材10の構造がよりシンプルになることから、金型を用いて型成形する際の金型脱型性が向上する。
また、上述の実施形態では、保護部材10がフォークFの根元部分Bにのみ取付けられる形状のものを示したが、図5に示すように、フロントパネル12の上端部をさらに上方へ向けて延設し、垂直片f2の前面に配設する垂直片保護部24を設けるようにしてもよい。このような垂直片保護部24を設けることにより、フォークFで吊り上げた荷物が鋼鉄製の垂直片f2に直接当たって傷付くのを防止することができる。
なお、図5中の符号26は、垂直片保護部24を垂直片f2の前面に固定するため、垂直片f2の背面側に係止される係止部である。
10…フォークリフト用フォーク保護部材
12…フロントパネル
14…フォーク水平片差込長孔
16…下側保護部
18…係止部
20…係止部
22…ボルト孔
24…垂直片保護部
26…(垂直片保護部の)係止部
F…フォークリフト用フォーク
f1…水平片
f2…垂直片
B…根元部分


Claims (3)

  1. 合成樹脂からなる矩形のフロントパネル(12)と、
    上記フロントパネル(12)の下端から間隔を置いて穿設されたフォーク水平片差込長孔(14)と、
    上記フロントパネル(12)における上記フォーク水平片差込長孔(14)の下側に形成され、使用の際にフォークリフト用フォーク(F)の水平片(f1)と垂直片(f2)とが連結する根元部分(B)の水平片(f1)下面側に配置される下側保護部(16)とを備える、
    ことを特徴とするフォークリフト用フォーク保護部材。
  2. 請求項1のフォークリフト用フォーク保護部材において、
    前記フロントパネル(12)の左右両端を後方に向けて延設すると共にその延設部分の先端を内側に折設し、前記根元部分(B)の垂直片(f2)背面側に係止する一対の係止部(18)が設けられる、ことを特徴とするフォークリフト用フォーク保護部材。
  3. 請求項1又は2のフォークリフト用フォーク保護部材において、
    前記フロントパネル(12)の上端部を上方へ向けて延設し、前記垂直片(f2)の前面に配設する垂直片保護部(24)が形成される、ことを特徴とするフォークリフト用フォーク保護部材。


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