JP2015094812A - 波長可変光源 - Google Patents

波長可変光源 Download PDF

Info

Publication number
JP2015094812A
JP2015094812A JP2013232988A JP2013232988A JP2015094812A JP 2015094812 A JP2015094812 A JP 2015094812A JP 2013232988 A JP2013232988 A JP 2013232988A JP 2013232988 A JP2013232988 A JP 2013232988A JP 2015094812 A JP2015094812 A JP 2015094812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
output
unit
wavelength tunable
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013232988A
Other languages
English (en)
Inventor
慈 金澤
Shigeru Kanazawa
慈 金澤
常祐 尾崎
Tsunesuke Ozaki
常祐 尾崎
伸浩 布谷
Nobuhiro Nunotani
伸浩 布谷
菊池 順裕
Nobuhiro Kikuchi
順裕 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2013232988A priority Critical patent/JP2015094812A/ja
Publication of JP2015094812A publication Critical patent/JP2015094812A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】本発明は、小型かつ2出力の光パワーを個別に調整可能な波長可変光源を提供する。
【解決手段】本発明に係る波長可変光源は、レーザ光を出力する波長可変光源部と、前記波長可変光源部から出力されるレーザ光を増幅する光増幅部と、前記光増幅部で増幅されて出力されたレーザ光を2分岐する分岐部とを備え、前記分岐部は、マッハツェンダ干渉計又は方向性結合器であり、前記分岐部には、前記分岐部における光の分岐比を調整するための電極が接続されていることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、大容量光通信網の構成要素である波長可変光源に関する。
長距離通信網の高速化に伴い、多値変調を用いた通信方式が使用され始めている。図1は、非特許文献1に示されるような多値変調用トランシーバの構成の一例を示す。図1には、光受信部110と、デジタル信号処理部120と、光送信部130とを備えた多値変調用トランシーバ100が示されている。
光受信部110は、伝送されてきた光を受信して分波する偏波分波器PBSと、光受信部110内で干渉光を生成する受信用波長可変光源LOと、2つの90度光ハイブリッド回路111と、8つの受光器112とを備える。デジタル信号処理部120は、アナログ・デジタル変換部ADCを含む。光送信部130は、変調光の元となる光を生成する送信用波長可変光源LDと、送信用波長可変光源LDで生成された光を変調する2つの変調器131と、偏波合波器PBCとを含む。
光受信信号は、偏波分波器PBSによって分波され、受信用波長可変光源LOの出力光と干渉させるコヒーレント検波を行った上で、受光器112によって電気信号に変換されて、デジタル信号処理部120に出力される。
デジタル信号処理部120に出力された電気信号は、アナログ・デジタル変換部ADCに入力されてアナログ・デジタル変換が行われ、変換されたデジタル信号に対して波長分散(CD)、偏波モード分散(PMD)の補償等が行われて、光送信部130に出力される。
光送信部130において、送信用波長可変光源LDから出力された光は、2つの変調器131に入力され、変調器131においてデジタル信号処理部120から出力された信号に基づいて変調が行われ、偏波合波器PBCによって合波された上で4値変調(QPSK:Quadrature Phase Shift Keying)の光送信信号として出力される。
ここで重要なのは、図1に示される多値変調用トランシーバ100においては、送信用波長可変光源LDと受信用波長可変光源LOとの2つの波長可変光源を必要とすることである。多値変調用トランシーバで使用される波長可変光源としては、非特許文献2乃至4に示される波長可変光源が挙げられる。以下、図2及び図3を用いて、多値変調用トランシーバで使用される従来の波長可変光源を示す。
図2は、分布反射型レーザ(以下、DBRレーザ)を用いた従来の波長可変光源を示す。図2に示される波長可変光源200は、例えば超周期構造回折格子反射器(SSG−DBR)を波長選択器として用いたレーザであって、光増幅部210及び波長可変光源部220を備える。
波長可変光源部220は、前側ミラー部221、後側ミラー部222、位相調整部223及び光利得部224(活性領域)の4領域からなる。前側ミラー部221及び後側ミラー部222はそれぞれSSG−DBRであり、前側ミラー部221及び後側ミラー部222には周期的な位相変調が施された回折格子が形成され、その結果、反射特性には波長軸上に複数のピークが形成される。前後の反射ピークの間隔が異なるため、ただ一箇所、前後の反射ピークが一致する点でのみレーザ発振が生じる。前側ミラー部221及び後側ミラー部222への電流注入により反射ピークの組み合わせを変えることにより、大きな波長変化が得られる。位相調整部223への電流は、縦モードの制御に使用する。
波長可変光源部220から出力された光は、波長可変光源部220の前方に設置された光増幅部210で増幅されて出力される。
図3は、半導体レーザアレイを用いた従来の波長可変光源を示す。図3に示される波長可変光源300は、分布帰還型レーザ(以下、DFBレーザ)321を複数並べた半導体レーザアレイを用いており、光増幅部310及び波長可変光源部320を備える。波長可変光源部320は、5個のDFBレーザ321及び光合波器322を含む。
図3に示される波長可変光源300において、DFBレーザ321の発振光周波数は、共振器内に形成されている回折格子の周期によって決まる。5個のDFBレーザ321の発振光周波数は、回折格子の周期を少しずつ変化させて形成することによって、幅の広い波長にわたって波長を変えることができる。さらに、DFBレーザ321の発振光周波数は、チップ温度1℃あたり約12GHzの割合で変化するため、5個のDFBレーザ321のうち、どれか1つのみに電流を流して発振させ、さらにレーザチップの温度を調整することにより、所望の光周波数(波長)を得ることができる。
波長可変光源部320から出力された光は、波長可変光源部320の前方に設置された光増幅部310で増幅されて出力される。
鈴木扇太 他、「光通信ネットワークの大容量化に向けたディジタルコヒーレント信号処理技術の研究開発」、電子情報通信学会誌、2012年、Vol.95、No.12、p.1100-1116 石井啓之 他、「SSG−DBRレーザによる波長可変幅の拡大」、電子情報通信学会エレクトロニクスソサイエティ大会、1995年、SC-2-8、p.355-356 Naoki Fujiwara 他、「Suppression of thermal wavelength drift in SSG-DBR laser with thermal drift compensation structure」、Semiconductor Laser Conference、2006年、(ISLC 2006) Conference Digest. 2006 IEEE 20th International、p.31-32 石井啓之 他、「高機能波長可変光源技術」、NTT技術ジャーナル、2007年11月、p.66-69
先に述べたように、多値変調用トランシーバは、上述したような波長可変光源を、送信用・受信用にそれぞれ1つ、すなわちトランシーバ内に2台搭載している。このとき、二台の波長可変光源から出力される光は同じ波長である必要がある。今後はトランシーバの小型や低消費電力化のために、波長可変光源一台で送信用と受信用とを兼ねる必要がある。
しかし、波長可変光源一台で送信用と受信用とを兼ねるためには、波長可変光源の出力光を分岐する光分岐部が新たに必要であるが、構造が複雑化するという問題があった。
図4は、従来の2出力波長可変光源の第1の例を示す。図4には、図2に示される波長可変光源200と、レンズ410と、ビームスプリッタ420とを備えた2出力波長可変光源400が示されている。図4に示される2出力波長可変光源400は、図2に示される波長可変光源200から出力されるレーザ光を、レンズ410を通してビームスプリッタ420(光分岐部)に入力して、上部と左部に分岐した例である。
同様に、図5は、従来の2出力波長可変光源の第2の例を示す。図5には、図3に示される波長可変光源300と、レンズ410と、ビームスプリッタ420とを備えた2出力波長可変光源500が示されている。図5に示される2出力波長可変光源400は、図3に示される波長可変光源300から出力されるレーザ光を、レンズ410を通してビームスプリッタ420(光分岐部)に入力し、上部と左部に分岐した例である。
しかしながら、図4及び図5に示されるような従来の2出力波長可変光源においては、ビームスプリッタ420では決められた分岐比でのみ光を分岐するため、分岐比が固定されてしまうという問題があった。一般的に、送信用に必要な光強度と受信用に必要な光強度は異なるために、送信及び受信それぞれに最適な光強度に分岐する必要があるが、従来の2出力波長可変光源では動的に分岐比をコントロールして送信及び受信それぞれに最適な光パワーを送ることが困難であった。また、図4及び図5に示されるような従来の2出力波長可変光源においては、レンズ410及びビームスプリッタ420からなる空間光学系を使用しているため、構造が複雑化し装置が大型化するという問題があった。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の波長可変光源は、レーザ光を出力する波長可変光源部と、前記波長可変光源部から出力されるレーザ光を増幅する光増幅部と、第1の出力導波路及び第2の出力導波路を有し、前記光増幅部で増幅されて出力されたレーザ光を前記第1の出力導波路と前記第2の出力導波路とに2分岐する分岐部とを備え、前記分岐部は、マッハツェンダ干渉計又は方向性結合器であり、前記分岐部には、前記第1の出力導波路及び前記第2の出力導波路における光の分岐比を調整するための電極が接続されていることを特徴とする。
請求項2に記載の波長可変光源は、レーザ光を出力する波長可変光源部と、前記波長可変光源部から出力されるレーザ光を2分岐する分岐部と、前記分岐部の第1の出力導波路から出力された光を増幅する第1の光増幅部と、前記分岐部の第2の出力導波路から出力された光を増幅する第2の光増幅部とを備え、前記分岐部は、マッハツェンダ干渉計又は方向性結合器であり、前記第1の光増幅器及び前記第2の光増幅器における光の増幅度を調整することにより、前記第1の出力導波路及び前記第2の出力導波路から出力される光の強度を制御可能であることを特徴とする。
請求項3に記載の波長可変光源は、請求項1又は2に記載の波長可変光源であって、前記第1の出力導波路を導波する光の方向は、前記第2の出力導波路を導波する光の方向に対して90度又は180度異なっていることを特徴とする。
請求項4に記載の波長可変光源は、請求項1乃至3のいずれかに記載の波長可変光源であって、前記波長可変光源部は、分布帰還型半導体レーザ又は分布反射型半導体レーザであることを特徴とする。
請求項5に記載の波長可変光源は、請求項1乃至3のいずれかに記載の波長可変光源であって、前記波長可変光源部は、n個(nは2以上の整数)の半導体レーザをアレイ状に並べた半導体レーザアレイと、前記半導体レーザアレイから出力された光をそれぞれ合波して出力するn入力1出力の合波部とを含み、前記半導体レーザは、分布帰還型半導体レーザ又は分布反射型半導体レーザであることを特徴とする。
請求項6に記載の波長可変光源は、請求項5に記載の波長可変光源であって、前記分波部及び前記合波部は一体化されており、前記分波部及び前記合波部によりn入力2出力の合分波器が構成されていることを特徴とする。
本発明に係る2出力波長可変光源によると、小型かつ2出力の光パワーを個別に調整可能な波長可変光源が実現可能となる。
多値変調用トランシーバの構成の一例を示す図である。 従来の波長可変光源(DBRレーザ)を示す図である。 従来の波長可変光源(DFBレーザアレイ)を示す図である。 従来の2出力波長可変光源の第1の例を示す図である。 従来の2出力波長可変光源の第2の例を示す図である。 本発明の実施例1に係る波長可変光源(両端SOA集積DBRレーザ)を示す図である。 MZ干渉型分波器の構成を示す図である。 本発明の実施例2に係る波長可変光源(両端SOA集積DFBレーザアレイ)を示す図である。
以下に本発明の具体的な実施形態を例にして説明する。以下に示される実施例は、本発明の効果を示す1つの例示であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を行い得ることは言うまでもない。
(実施例1)
図6(a)は、本発明の実施例1に係る2出力波長可変光源を示す。図6(a)には、光増幅部610と、波長可変光源部620と、マッハツェンダ干渉型分岐器(以下、MZ干渉型分岐器とする)630とを備えた2出力波長可変光源600が示されている。本発明の実施例1に係る2出力波長可変光源600では、DBRレーザを波長可変光源部620として用いており、波長可変光源部620は、前側ミラー部621、後側ミラー部622、位相調整部623及び光利得部624(活性領域)を含む。
実施例1に係る2出力波長可変光源600では、光分岐部としてMZ干渉型分岐器630を用いている。MZ干渉型分岐器630には、分岐比調整電極640が接続されている。光増幅部610としては、半導体光増幅器(SOA:Semiconductor Optical Amplifier)を用いることができる。
図7は、MZ干渉型分波器630の構成を示す。図7に示されるMZ干渉型分波器630は、1入力2出力の分波器になっており、入力用導波路631と、第1の出力導波路632と、第2の出力導波路633と、1入力2出力の多モード干渉型導波路カプラ(以下、MMIカプラとする)634と、2入力2出力のMMIカプラ635と、2本のアーム導波路636及び637と、位相調整領域638とを備える。
MMIカプラ634は入力用導波路631に入力した光を2本のアーム導波路636及び637に分岐する。位相調整領域638は、印加された電圧に応じて、アーム導波路637を伝搬する光の位相を調整する。MZ干渉型分波器630に接続された分岐比調整電極640を介して位相調整領域638に電圧を印加することで、入力用導波路631に入力した光を2本のアーム導波路636及び637において任意の分岐比で分岐することができる。2本のアーム導波路636及び637において分岐比が調整された各光は、MMIカプラ635を介して第1の出力導波路632及び第2の出力導波路633からそれぞれ出力される。
実施例1に係る2出力波長可変光源600では、MZ干渉型分岐器630を集積することにより、外部に光分岐部が不要となり、小型の2出力波長可変光源を実現可能となる。また、MZ干渉型分岐器630は、分岐比調整電極640に電圧を印加することにより、動的に光の分岐比を調整して、第1の出力導波路632及び第2の出力導波路633から出力することが可能である。
図6(b)は、本発明の実施例1に係る2出力波長可変光源の他の例を示す。図6(a)に示される2出力波長可変光源600は、MZ干渉型分岐器630の第1の出力導波路632からの出力を左部に、第2の出力導波路633からの出力を右部に出しており、第1の出力導波路632と第2の出力導波路633とで光の導波方向が略180度異なっているが、図6(b)に示される2出力波長可変光源601のように、第1の出力導波路632からの出力を左部に、第2の出力導波路633からの出力を下部に出すようにして、第1の出力導波路632と第2の出力導波路633とで光の導波方向を略90度異なるようにすることもできる。出力する面を変えることで、空間光学系のレンズ構成が容易になる。また、空間光学系でなく、例えば石英系導波路に接続する光学系を考える場合には、第1の出力導波路632及び第2の出力導波路633の出力を双方とも左部に出すことも有効である。
図6(c)は、本発明の実施例1に係る2出力波長可変光源のさらに他の例を示す。図6(c)に示される2出力波長可変光源602は、図6(a)及び(b)に示される2出力波長可変光源600及び601とは異なり、波長可変光源部620の出力を1入力2出力の光分岐部650で2つに分岐した後に、第1の光増幅部611及び第2の光増幅部612という2つの光増幅部を通すものである。
図6(c)に示される2出力波長可変光源602によれば、第1の光増幅部611及び第2の光増幅部612における光の増幅度を調整することで、図6(a)及び(b)に示される2出力波長可変光源600及び601よりも自由な分岐比の調整が可能になる。例えば、図6(a)及び(b)に示される2出力波長可変光源600及び601の最高出力強度は、光増幅部610の飽和出力からMZ干渉型分岐器630の光損失を引いた値になるが、図6(c)に示される2出力波長可変光源602の最高出力強度は、第1の光増幅部611の飽和出力そのものになり、2出力波長可変光源600、601及び602で同じ光増幅部を使用した場合、図6(c)に示される2出力波長可変光源602ではより強い最高出力強度を得ることができる。
また、図6(c)に示される2出力波長可変光源602においては、光分岐部650の分岐比が固定であっても(例えばY分岐導波路はMMIカプラを使っても)、第1の光増幅部611及び第2の光増幅部612における光の増幅度を調整することにより、自由な分岐比を得ることができる。
図6(a)及び(b)に示されるMZ干渉型分岐器630では、分岐比調整電極640及び位相調整領域638を介してアーム導波路の一方にのみ電圧を印加しているが、両アームに印加しても構わない。また、図6(a)及び(b)に示される2出力波長可変光源では、MZ干渉型分岐器を用いたが、光方向性結合器を使い、方向性結合器の一方または両方の導波路に電圧を印加しても構わない。
図6(c)は左部と右部に出力しているが、左部と下部、もしくは両方とも左部でも構わない。また2つの出力のうち、一方の出力光強度が弱くて構わない(通常、受信用光源LOに必要な光強度は、送信用光源LDに必要な光強度よりも弱い)場合には、2つの光増幅部の素子長を同一にせず、一方の(弱い方の)素子長を短くしても構わない。
以下に、本発明の実施例1に係る2出力波長可変光源の作成方法を示す。
半導体層の結晶成長には有機金属気相成長(MOVPE:Metal-Oganic Vapor Phase Epitaxy)法を用い、n−InP基板上に結晶成長した。光増幅部610及び光利得部624の活性層には、バンドギャップ波長1.59ミクロンのInGaAsP多重量子井戸(MQW:Multi-Quantum Well)層を用い、ウェル数は6で、1%の圧出歪を与えた。光増幅部610及び光利得部624の活性層の下部にはn−InPクラッド層を設け、上部にはp−InPクラッド層を設け、2つのクラッド層で活性層を挟むダブルヘテロ構造とした。p−InPクラッド層の上には、p−InGaAsPコンタクト層を成長した。
前側ミラー部621、後側ミラー部622、位相調整部623、MZ干渉型分岐器630のコア層は、バンドギャップ波長1.3ミクロンのノンドープInGaAsPコア層とし、光増幅部610及び光利得部624とバットジョイントした。コア層の下部にはn−InPクラッド層、上部にはノンドープInPクラッド層を設けた。前側ミラー部621及び後側ミラー部622の回折格子は、ノンドープInPクラッド層に形成した。回折格子の深さは40nmとした。ノンドープInPクラッド層の上には、p−InGaAsコンタクト層を成長した。メサ幅は1.2ミクロンとし、Cl反応性イオンエッチング(RIE:Reactive ion etching)で形成したメサの両脇はpn電流ブロック層による埋込成長で埋めた。
p側の電極はAuZn/Auとし、光増幅部610、前側ミラー部621、後側ミラー部622、位相調整部623、光利得部624及び分岐比調整電極640を分離するために、AuZn/Au電極とp−InGaAsPコンタクト層とを分離した。n側の電極はAuGe/Auとした。素子の劈開後、端面の反射を減らすため、両端に無反射(AR:anti-reflecting)コートを施した。ARコートの反射率は0.5%以下とした。
光増幅部610、前側ミラー部621、後側ミラー部622、位相調整部623、光利得部624の長さは、それぞれ500ミクロン、400ミクロン、600ミクロン、150ミクロン、350ミクロンとした。また、MZ干渉型分波器630の長さは、2000ミクロンとした。
図4に示される従来の2出力波長可変光源400と実施例1に係る2出力波長可変光源600とで、サイズ比較を行った。実施例1に係る2出力波長可変光源600では、長さ3.0mm、幅0.5mmであったのに対して、従来の2出力波長可変光源400では、長さ5.0mm、幅1.5mmであった。このことから、実施例1に係る2出力波長可変光源600は、従来の2出力波長可変光源400に比べて小型化に適していることがわかる。
次に、従来の2出力波長可変光源400と実施例1に係る2出力波長可変光源600とで、光出力パワーを確認した。このとき、それぞれの光利得部には100mAのバイアス電流、光増幅部には200mAのバイアス電流を印加した。従来の2出力波長可変光源400では、分岐した光は上部へは+13.1dBm、左部へは+12.9dBmとなったが、分岐比が固定されており、光パワーを調整できなかった。
それに対して、実施例1に係る2出力波長可変光源600では、左部へ+13.2dBm、右部へ+12.6dBmとなった。また、実施例1に係る2出力波長可変光源600の分岐比調整電極640を介してMZ干渉型分岐器630に1.0Vの電圧を印加すると、光パワーは左部へ+10.2dBm、右部へ+14.6dBmずつとなった。さらに、分岐比調整電極640を介してMZ干渉型分岐器630に−1.0Vの電圧を印加すると、光パワーは左部へ+13.2dBm、右部へ+12.7dBmずつとなった。この結果から、実施例1に係る2出力波長可変光源600においては、分岐比調整電極640による印加電圧を調整することによって、受信側及び送信側のそれぞれに必要な光パワーを任意で設定できることが確認できた。
以上より、2出力の光パワーを個別に調整可能な小型波長可変光源が実現可能であることが明らかである。
なお、図6(a)〜(c)に示される2出力波長可変光源では、波長可変光源部620として図2に示される波長可変光源部220を用いているが、図3に示される波長可変光源部320を用いてもよいことは言うまでもない。
さらに図2の220の波長可変光源部は「前側ミラー部」と「位相調整部」と「光利得部」と「後側ミラー部」を有する、いわゆる「SSG−DBR」型のもので説明しているが、波長可変光源部を「サンプルドグレーティング(SG)を有するDFB型の光利得部」と「サンプルドグレーティング(SG)をわずかにチャープさせたミラー部」を有する(「位相長調整部」を有さない)いわゆる「SG−DBR」型のものでも構わない。
また「前側ミラー部」「後側ミラー部」「サンプルドグレーティング(SG)をわずかにチャープさせたミラー部」を調整するために、対応する電極から電流注入しても構わないし、ヒータ電極を設けて局所発熱をしても構わない。
(実施例2)
図8(a)は、本発明の実施例2に係る2出力波長可変光源を示す。図8(a)には、第1の光増幅部810と、第2の光増幅部815と、波長可変光源部820と、光分波器830とを備えた2出力波長可変光源800が示されている。実施例2に係る2出力波長可変光源800において、波長可変光源部820は、複数のDFBレーザ821と、光合波器822とを含む。
図8(a)に示されるように、実施例2に係る2出力波長可変光源800では、波長可変光源部820としてDFBレーザアレイを用い、光合波器822として5入力1出力のMMIカプラを、光分岐部830として1入力2出力のMMIカプラを用いた構成となっている。また、光分岐部830の第1の出力導波路832に第1の光増幅器810を接続し、光分岐部830の第2の出力導波路833に第2の光増幅器815を接続した構成となっている。第1の光増幅部810及び第2の光増幅部815はSOAとすることができ、SOA長は共に1.2mmとした。
図8(b)は、本発明の実施例2に係る2出力波長可変光源の他の例を示す。図8(b)には、第1の光増幅部810と、第2の光増幅部815と、波長可変光源部840とを備えた2出力波長可変光源801が示されている。2出力波長可変光源801において、波長可変光源部840は、複数のDFBレーザ821と、MMIカプラ(光合分波部)841とを含む。
図8(b)に示される2出力波長可変光源801では、図8(a)に示される2出力波長可変光源800における5入力1出力のMMIカプラ(光合波部)822と1入力2出力のMMIカプラ(光分波部)830とが一体化されており、5入力2出力のMMIカプラ841を構成している。
ここで、図8(a)及び図8(b)に示される2出力波長可変光源800及び801においては、第1の出力導波路832及び第2の出力導波路833を介して左部と下部から光を出力するようにしているが、左部と右部から光を出力するようにしても構わない。また、空間光学系でなく、例えば石英系導波路に接続する光学系を考える場合には、分岐部の出力の双方とも左部に出すことも有効である。
以下に、本発明の実施例2に係る2出力波長可変光源800の作成方法を示す。
半導体層の結晶成長にはMOVPE法を用い、n−InP基板上に結晶成長した。DFBレーザ821、第1の光増幅部810及び第2の光増幅部815の活性層には、InGaAsP多重量子井戸(MQW)層を用いた。DFBレーザ821、第1の光増幅部810及び第2の光増幅部815の活性層の下部にはn−InPクラッド層を設け、上部にはp−InPクラッド層を設け、2つのクラッド層で活性層を挟むダブルヘテロ構造とした。p−InPクラッド層の上にはp−InGaAsPコンタクト層を成長した。
導波路やMMIカプラのコア層は厚さ0.3ミクロンのノンドープInGaAsPコア層とし、DFBレーザ821や第1の光増幅部810及び第2の光増幅部815とそれぞれとバットジョイントした。コア層の下部にはn−InPクラッド層を設け、上部にはノンドープInPクラッド層を設けた。
曲導波路の最小半径は250ミクロン、DFBレーザ821の共振長は450ミクロン、第1の光増幅部810及び第2の光増幅部815の長さは1200ミクロンとした。メサ幅は1.5ミクロンとし、Cl反応性イオンエッチング(RIE)で形成したメサの両脇はpn電流ブロック層による埋込成長で埋めた。
DFBレーザ821、第1の光増幅部810及び第2の光増幅部815のp側電極はAuZn/Auとし、n側電極はAuGe/Auとした。素子の劈開後、端面の反射を減らすため、両端にASコートを施した。ARコートの反射率は0.5%以下とした。
図5に示される従来の2出力波長可変光源500と実施例2に係る2出力波長可変光源800とで、サイズ比較を行った。実施例2に係る2出力波長可変光源800では、長さ4.0mm、幅1.3mmであったのに対して、従来の2出力波長可変光源500では、長さ6.0mm、幅1.5mmであった。このことから、実施例2に係る2出力波長可変光源800は従来の2出力波長可変光源500に比べて小型化に適していることがわかる。
次に、図5に示される従来の2出力波長可変光源500と実施例2に係る2出力波長可変光源800とで、光出力パワーを確認した。このとき、DFBレーザの光利得部には100mAのバイアス電流、従来の2出力波長可変光源500における光増幅部310には200mAのバイアス電流、実施例2に係る2出力波長可変光源800における第1の光増幅部810及び第2の光増幅部815にはそれぞれの110mAのバイアス電流を印加した。従来の2出力波長可変光源500では分岐した光の光パワーは左部へは+10.1dBm、上部へは+9.9dBmであったが、分岐比が固定されており、光パワーを調整できなかった。
それに対して、実施例2に係る2出力波長可変光源800では、光パワーは左部へは+9.8dBm、下部へは+10.2dBmであった。また、実施例2に係る2出力波長可変光源800における第1の光増幅部810のバイアス電流を150mAにし、第2の光増幅部815のバイアス電流を80mAにすることにより、光パワーは左部へは+13.0dBm、下部へは+8.2dBmとなった。さらに、第1の光増幅部810のバイアス電流を80mAにし、第2の光増幅部815のバイアス電流を150mAにすることにより、光パワーは左部へは+8.1dBm、下部へは+13.3dBmとなった。この結果から、第1の光増幅部810及び第2の光増幅部815の電流値をそれぞれ調整することで、受信側と送信側とのそれぞれに必要なパワーを任意で設定できることが確認できた。
以上より、2出力の光パワーを個別に調整可能な小型波長可変光源が実現可能であることが明らかである。
なお、図8(a)及び図8(b)に示される例では、DFBレーザ821のアレイを用いて説明したが、図2に示される波長可変光源部を複数個並べたDBRレーザアレイでも構わない。また、図8(a)及び図8(b)では、DFBレーザアレイとして、5個のDFBレーザ821を用いた例を図示しているが、DFBレーザの個数は5個に限定されるものではない。DFBレーザ821の個数は例えば12個でも構わない。
また、実施例2では、合波器、分波器としてMMIカプラの例を挙げているが、MZ干渉型、方向性結合器型、Y分岐型の合波器、分波器を使うこともでき、さらにはこれらの種々を組み合わせてもいい。
実施例1及び2においては、活性層やコア層の組成としてInGaAsP系を使用した例を示しているが、活性層やコア層の組成としてInGaAlAs系やAlGaAs系を使用してもよい。さらに、Si、Al、Ga、In、As、P、Sbの中の少なくとも2種類以上の元素からなるIII−V族化合物半導体であっても構わない。また、p側電極はAuZn/Auとしたが、例えばTi/Pt/Auでもよく、オーミックコンタクトさえ取れればどんなものでも構わない。n側電極はAuGe/Auとしたが、例えばAuGeNi/Auでもよく、オーミックコンタクトさえ取れればどんなものでも構わない。
多値変調用トランシーバ 100
光受信部 110
90度光ハイブリッド回路 111
受光器 112
デジタル信号処理部 120
光送信部 130
変調器 131
偏波分波器 PBS
偏波合波器 PBC
受信用波長可変光源 LO
送信用波長可変光源 LD
アナログ・デジタル変換部 ADC
波長可変光源 200、300
光増幅部 210、310、610
波長可変光源部 220、320、620、820、840
前側ミラー部 221、621
後側ミラー部 222、622
位相調整部 223、623
光利得部 224、624
DFBレーザ 321、821
光合波器 322、822
2出力波長可変光源 400、500、600、601、602、800、801
レンズ 410
ビームスプリッタ 420
第1の光増幅部 611、810
第2の光増幅部 612、815
MZ干渉型分波器 630
入力用導波路 631
第1の出力導波路 632、832
第2の出力導波路 633、833
MMIカプラ 634、635
アーム導波路 636、637
位相調整領域 638
分岐比調整電極 640
光分岐部 650、830
光合分波部 841

Claims (6)

  1. レーザ光を出力する波長可変光源部と、
    前記波長可変光源部から出力されるレーザ光を増幅する光増幅部と、
    第1の出力導波路及び第2の出力導波路を有し、前記光増幅部で増幅されて出力されたレーザ光を前記第1の出力導波路と前記第2の出力導波路とに2分岐する分岐部と
    を備え、
    前記分岐部は、マッハツェンダ干渉計又は方向性結合器であり、
    前記分岐部には、前記第1の出力導波路及び前記第2の出力導波路における光の分岐比を調整するための電極が接続されていることを特徴とする波長可変光源。
  2. レーザ光を出力する波長可変光源部と、
    前記波長可変光源部から出力されるレーザ光を2分岐する分岐部と、
    前記分岐部の第1の出力導波路から出力された光を増幅する第1の光増幅部と、
    前記分岐部の第2の出力導波路から出力された光を増幅する第2の光増幅部と
    を備え、
    前記分岐部は、マッハツェンダ干渉計又は方向性結合器であり、
    前記第1の光増幅器及び前記第2の光増幅器における光の増幅度を調整することにより、前記第1の出力導波路及び前記第2の出力導波路から出力される光の強度を制御可能であることを特徴とする波長可変光源。
  3. 前記第1の出力導波路を導波する光の方向は、前記第2の出力導波路を導波する光の方向に対して90度又は180度異なっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の波長可変光源。
  4. 前記波長可変光源部は、分布帰還型半導体レーザ又は分布反射型半導体レーザであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の波長可変光源。
  5. 前記波長可変光源部は、
    n個(nは2以上の整数)の半導体レーザをアレイ状に並べた半導体レーザアレイと、
    前記半導体レーザアレイから出力された光をそれぞれ合波して出力するn入力1出力の合波部と
    を含み、
    前記半導体レーザは、分布帰還型半導体レーザ又は分布反射型半導体レーザであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の波長可変光源。
  6. 前記分波部及び前記合波部は一体化されており、前記分波部及び前記合波部によりn入力2出力の合分波器が構成されていることを特徴とする請求項5に記載の波長可変光源。
JP2013232988A 2013-11-11 2013-11-11 波長可変光源 Pending JP2015094812A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013232988A JP2015094812A (ja) 2013-11-11 2013-11-11 波長可変光源

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013232988A JP2015094812A (ja) 2013-11-11 2013-11-11 波長可変光源

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015094812A true JP2015094812A (ja) 2015-05-18

Family

ID=53197260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013232988A Pending JP2015094812A (ja) 2013-11-11 2013-11-11 波長可変光源

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015094812A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6180666B1 (ja) * 2016-05-16 2017-08-16 三菱電機株式会社 波長可変光源および波長可変光源の波長切り替え制御方法
JP2019148794A (ja) * 2018-02-22 2019-09-05 株式会社東芝 量子通信システムのための送信機、量子通信システム、及び強度変調された光子パルスを生成する方法
JP2020046673A (ja) * 2015-07-09 2020-03-26 日本電気株式会社 プラガブル光モジュール及び光通信システム
US20210126421A1 (en) * 2019-10-24 2021-04-29 Fujitsu Limited Wavelength tunable light source, optical transmission apparatus using the same, and method of controlling wavelength tunable light source
WO2021162064A1 (ja) * 2020-02-12 2021-08-19 古河電気工業株式会社 レーザ装置
WO2022254727A1 (ja) * 2021-06-04 2022-12-08 日本電信電話株式会社 光遅延回路および波長可変光源

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007158057A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Hitachi Ltd 集積レーザ装置
JP2008170831A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Oki Electric Ind Co Ltd 光変調器
JP2010283644A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光アクセス網、光通信方法および光加入者装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007158057A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Hitachi Ltd 集積レーザ装置
JP2008170831A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Oki Electric Ind Co Ltd 光変調器
JP2010283644A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光アクセス網、光通信方法および光加入者装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11606144B2 (en) 2015-07-09 2023-03-14 Nec Corporation Pluggable optical module and optical communication system
JP7342922B2 (ja) 2015-07-09 2023-09-12 日本電気株式会社 プラガブル光トランシーバ及び光通信システム
JP2020046673A (ja) * 2015-07-09 2020-03-26 日本電気株式会社 プラガブル光モジュール及び光通信システム
JP2022020662A (ja) * 2015-07-09 2022-02-01 日本電気株式会社 プラガブル光トランシーバ及び光通信システム
US11899256B2 (en) 2015-07-09 2024-02-13 Nec Corporation Pluggable optical module and optical communication system
WO2017199294A1 (ja) * 2016-05-16 2017-11-23 三菱電機株式会社 波長可変光源および波長可変光源の波長切り替え制御方法
JP6180666B1 (ja) * 2016-05-16 2017-08-16 三菱電機株式会社 波長可変光源および波長可変光源の波長切り替え制御方法
JP2019148794A (ja) * 2018-02-22 2019-09-05 株式会社東芝 量子通信システムのための送信機、量子通信システム、及び強度変調された光子パルスを生成する方法
US10951324B2 (en) 2018-02-22 2021-03-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Transmitter for a quantum communication system, a quantum communication system and a method of generating intensity modulated photon pulses
US20210126421A1 (en) * 2019-10-24 2021-04-29 Fujitsu Limited Wavelength tunable light source, optical transmission apparatus using the same, and method of controlling wavelength tunable light source
US11664644B2 (en) * 2019-10-24 2023-05-30 Fujitsu Limited Wavelength tunable light source, optical transmission apparatus using the same, and method of controlling wavelength tunable light source
WO2021162064A1 (ja) * 2020-02-12 2021-08-19 古河電気工業株式会社 レーザ装置
JP7433957B2 (ja) 2020-02-12 2024-02-20 古河電気工業株式会社 レーザ装置
WO2022254727A1 (ja) * 2021-06-04 2022-12-08 日本電信電話株式会社 光遅延回路および波長可変光源

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Coldren et al. High performance InP-based photonic ICs—A tutorial
JP3323725B2 (ja) 偏波変調レーザ、その駆動方法及びそれを用いた光通信システム
US6008675A (en) Polarization-mode selective semiconductor laser with a bending channel stripe, apparatus including the same and optical communication system using the same
US9164349B2 (en) Optical semiconductor modulator device and optical module
JP5542071B2 (ja) 光集積回路
JP2017098362A (ja) 光集積素子及び光通信装置
JP2015094812A (ja) 波長可変光源
US6282345B1 (en) Device for coupling waveguides to one another
US9148227B2 (en) Reflective colorless optical transmitter
JP5545847B2 (ja) 光半導体装置
KR20110138016A (ko) 레이저 모듈
JP6320192B2 (ja) 波長可変光源および波長可変光源モジュール
JP2015095513A (ja) 波長可変光源
JP6454256B2 (ja) 波長多重光送信器
JP6173206B2 (ja) 光集積素子
JP2015138847A (ja) 波長多重送信器
JP6038059B2 (ja) 波長可変光源および波長可変光源モジュール
Calò et al. Hybrid InP-SiN microring-resonator based tunable laser with high output power and narrow linewidth for high capacity coherent systems
JP2016149529A (ja) 波長可変光源および波長可変光源モジュール
Sasahata et al. Tunable DFB laser array integrated with Mach–Zehnder modulators for 44.6 Gb/s DQPSK transmitter
JP3270626B2 (ja) 直接偏波変調光源制御方法及び集積半導体装置の駆動方法
Zhang et al. Widely tunable electro-absorption modulated V-cavity laser
JP6381507B2 (ja) 光結合器、波長可変光源及び波長可変光源モジュール
JP6093312B2 (ja) 波長多重送信器
JPH07307527A (ja) 光半導体装置、光通信用光源の駆動方法、それを用いた光通信方式、及び光通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160809

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170307