JP2015091767A - 被覆錠剤 - Google Patents

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和也 高塚
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中原  崇
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秀明 郷原
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英生 山田
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行雄 関口
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陽子 深水
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Abstract

【課題】酵素分解ローヤルゼリーの褐変を防ぎ且つ臭気をマスキングできる上に、コーティングのスリム化が可能である被覆錠剤を提供する。【解決手段】素錠と該素錠を被覆する被覆層とを有する被覆錠剤であって、該被覆層が、コーティング成分、還元麦芽糖及び増粘剤を含有する、被覆錠剤。【選択図】図2

Description

本発明は、被覆錠剤に関する。
ローヤルゼリーは、有用な天然素材であるが、一方でアレルギー反応を引き起こす場合があることが知られている。そこで、アレルゲンとなりえるタンパク質を分解、低分子化してアレルゲン量を低減させる方法が種々検討されている。
例えば、ローヤルゼリーについてアレルゲン量を低減させる方法、言い換えれば低アレルゲン化ローヤルゼリーを調製する方法としては、ローヤルゼリーに糖分解酵素処理及び蛋白質分解酵素処理を施す方法(特許文献1)、ローヤルゼリーにエンド型中性ぺプチダーゼ処理を施す方法(特許文献2)、エンドペプチダーゼ作用とエキソペプチダーゼ作用の両方を有するアルカリ性ペプチダーゼで一段階酵素処理をする方法(特許文献3)、及びエンドペプチダーゼ作用を有する酵素とエキソペプチダーゼ作用を有する酵素を用いて同時又は逐次的に酵素処理をする方法(特許文献4)などが提案されている。
特に特許文献3に記載されている方法は、エンドペプチダーゼとエキソペプチダーゼを併用した場合に生じる生理活性の消失又は大幅な低減を防止し、ローヤルゼリーが有する有用な生理活性を維持しながら、アレルギー性が低減できる点で有用な方法である。
しかし、ペプチダーゼによりタンパク質を分解し、低アレルゲン化されたローヤルゼリー(酵素分解ローヤルゼリー)は、酵素処理していないローヤルゼリーと比べて温度や湿度の影響を受けやすく、褐変化して着色しやすい。かかる着色は、酵素処理によって断片化されたペプチドやアミノ酸のアミド基と還元糖のアノメリック炭素との間に起こるメイラード反応によるものと考えられる。
さらに、酵素分解ローヤルゼリーには、臭気が強いという問題も存在している。そのため、酵素分解ローヤルゼリーを健康食品として販売する際には、褐変を防ぎ、臭気をマスキングする処理を行う必要がある。市販されている酵素分解ローヤルゼリーの健康食品としては、例えば、酵素分解ローヤルゼリーの素錠を糖衣によりコーティングした錠剤の形態のものがある。
特許文献5には、乾燥粉末ローヤルゼリー、賦形剤および滑沢剤よりなる素錠と、該素錠表面に形成された腸溶性皮膜と、前記皮膜を被覆する糖衣層と、この糖衣層上に光沢出し層が形成されていることを特徴とするローヤルゼリー錠剤について記載され、該ローヤルゼリー錠剤は、胃液により溶解されず、優れた腸溶性を有するとともに、長期間にわたり安定した品質を維持できることが記載されている。
特開2002-112715号公報 特開2005-287411号公報 特開2007-295919号公報 特開2007-295920号公報 特開平10-191904号公報
しかしながら、臭気をマスキングするために酵素分解ローヤルゼリーの素錠を糖衣によりコーティングした場合には、糖衣のコーティングが厚くなりやすいという問題がある。
また、特許文献5にはローヤルゼリーの錠剤について開示されているが、酵素分解ローヤルゼリーについての記載は無く、酵素分解ローヤルゼリーの褐変を防ぎ、臭気をマスキングすることを目的としたコーティングについては開示されていない。
そこで、本発明は、酵素分解ローヤルゼリーの褐変を防ぎ且つ臭気をマスキングできる上に、コーティングのスリム化が可能である被覆錠剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、酵素分解ローヤルゼリーを含む素錠を、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(以下、HPMCと略記することもある)を含有する層、HPMC及びゼラチン又はアラビアガムを含有する層、還元麦芽糖を含有する層の3層により被覆することによって、上記目的を達成することができるという知見を得た。
本発明は、これら知見に基づき、更に検討を重ねて完成されたものであり、次の被覆錠剤を提供するものである。
(I) 被覆錠剤
(I-1) 素錠と該素錠を被覆する被覆層とを有する被覆錠剤であって、該被覆層が、コーティング成分、還元麦芽糖及び増粘剤を含有する、被覆錠剤。
(I-2) 前記コーティング成分が、セルロース系フィルム形成成分である、(I-1)に記載の被覆錠剤。
(I-3) 前記セルロース系フィルム形成成分が、ヒドロキシプロピルメチルセルロースである、(I-2)に記載の被覆錠剤。
(I-4) 前記増粘剤が、ゼラチン及び/又はアラビアガムである、(I-1)〜(I-3)のいずれか一項に記載の被覆錠剤。
(I-5) 前記被覆層が、3層構造を有する、(I-1)〜(I-4)のいずれか一項に記載の被覆錠剤。
(I-6) 前記3層が、下記(A)〜(C)に示される層からなる、(I-5)に記載の被覆錠剤:
(A) コーティング成分を含有する層、
(B) コーティング成分及び増粘剤を含有する層、並びに
(C) 還元麦芽糖を含有する層。
(I-7) 前記素錠が、高吸湿性物質を含有する、(I-1)〜(I-6)のいずれか一項に記載の被覆錠剤。
(I-8) 前記素錠が、酵素分解ローヤルゼリー、ローヤルゼリー抽出物又は生ローヤルゼリー乾燥粉末を含有する、(I-1)〜(I-6)のいずれか一項に記載の被覆錠剤。
(I-9) 食品として用いられる、(I-1)〜(I-8)のいずれか一項に記載の被覆錠剤。
本発明の被覆錠剤は、素錠に含まれる物質(特に、酵素分解ローヤルゼリー)の褐変を防ぎ且つ臭気をマスキングできる上に、糖衣のみのコーティングに比べて被覆層をスリム化することができる。
試験例1(褐変評価)の結果を示すグラフである。 試験例2(臭気評価)の結果を示すグラフである。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の被覆錠剤は、素錠と該素錠を被覆する被覆層とを有する被覆錠剤であって、該被覆層が、コーティング成分、還元麦芽糖及び増粘剤を含有することを特徴とする。
本発明において、素錠は、褐変を防ぎ且つ臭気をマスキングする必要のある成分(以下、成分αという)以外に、賦形剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤、着色剤等を含有していてもよい。これらの賦形剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤、着色剤としては、特に限定されず、錠剤の製造に使用される公知のものを使用することができる。素錠は、例えば、成分αを、賦形剤、崩壊剤、結合剤等と共に造粒及び整粒した後、得られた整粒末に滑沢剤を混合し打錠することにより製造することができる。素錠中の成分αの含量は、好ましくは10〜100重量%、より好ましくは70〜100重量%である。
素錠に含まれる成分αは、医薬又は食品のいずれであってもよい。成分αとしては、温度や湿度の影響により変色し易く強い臭気を有する物質が好適である。成分αとしては、例えば、高吸湿性物質を挙げることができる。ここで、高吸湿性物質とは、湿度75%、温度40℃の条件下、20分間で重量の増加率が2%以上になるものを意味する。成分αとしては、酵素分解ローヤルゼリー、ローヤルゼリー抽出物又は生ローヤルゼリー乾燥粉末が好適であり、酵素分解ローヤルゼリーが特に好適である。
ローヤルゼリーは、蜜蜂のうち日齢3〜12日の働き蜂が下咽頭腺及び大腮腺から分泌する分泌物を混合して作る乳白色のゼリー状物質である。ローヤルゼリー中の主な生理活性成分としては、例えば、ローヤルゼリーに特有な10-ハイドロキシデセン酸(以下、「デセン酸」と記載する)等の有機酸類をはじめ、タンパク質、脂質、糖類、ビタミンB類や葉酸、ニコチン酸、パントテン酸等のビタミン類、各種ミネラル類等が挙げられる。このローヤルゼリーの生理活性や薬理作用としては、抗菌作用、免疫増強作用、抗うつ作用、抗腫瘍作用、抗炎症作用、血流量増加作用等が知られている。また、制癌剤の副作用低減や放射線傷害時の延命効果も報告されている。
酵素分解ローヤルゼリーの製造に用いられるローヤルゼリーとしては、制限されないが、生ローヤルゼリー、生ローヤルゼリーを乾燥させて粉末化したローヤルゼリー粉末、又は生ローヤルゼリーを水若しくは含水エタノール等により抽出したものを使用することができる。
本発明でいう「ローヤルゼリー」という用語には、特に言及しない限り、生ローヤルゼリーに加えて、当該生ローヤルゼリーに乾燥又は粉砕処理を施した加工物が含まれる。
ローヤルゼリーの産地は、制限されず、日本、中国、ブラジル、ヨーロッパ諸国、オセアニア諸国、アメリカ等のいずれであってもよい。
本発明が対象とする酵素分解ローヤルゼリーは、ローヤルゼリーをタンパク質分解酵素(ペプチダーゼ)で処理したものである。好ましくは、ペプチダーゼ処理によってローヤルゼリーに含まれるタンパク質に起因するアレルギー反応が抑制されてなる、低アレルゲン化酵素分解ローヤルゼリーである。したがって、本発明の酵素分解ローヤルゼリーには、ローヤルゼリー中に含まれるタンパク質のペプチダーゼ分解物の他に、前述するデセン酸等の有機酸類、脂質、糖類、ビタミン類、及び各種ミネラル類が含まれ得る。
ローヤルゼリーを酵素分解するのに使用される酵素としては、ペプチダーゼを好適に挙げることができる。使用されるペプチダーゼは、エンドペプチダーゼ作用とエキソペプチダーゼ作用の少なくとも一方を有していればよいが、好ましくは少なくともエンドペプチダーゼ作用を有するもの、より好ましくはこれら両方の作用を有するものである。
本発明の酵素分解ローヤルゼリーは、好ましくはローヤルゼリーに含まれるタンパク質を加水分解して低アレルゲン化されたものである。このためには、ローヤルゼリーを、少なくともエンドペプチダーゼ作用を有するペプチダーゼ(エンドペプチダーゼ)を用いて、好ましくはエンドペプチダーゼ作用とエキソペプチダーゼ作用の両方を有するペプチダーゼを用いて、加水分解することが好ましい。ここで、エンドペプチダーゼ作用とエキソペプチダーゼ作用の両方を有するペプチダーゼとして、これら両方の作用を同時に有するペプチダーゼを単独で使用してもよいし、またエンドペプチダーゼ作用を有するペプチダーゼ(エンドペプチダーゼ)とエキソペプチダーゼ作用を有するペプチダーゼ(エキソペプチダーゼ)とを組み合わせて使用してもよい。
本発明で使用することができるエンドペプチダーゼとしては、少なくともエンドペプチダーゼ活性を有するタンパク質分解酵素であれば如何なるものであってもよい。例えば、動物由来(例えば、トリプシン、キモトリプシン等)、植物由来(例えば、パパイン等)、又は微生物由来(例えば、乳酸菌、酵母、カビ、枯草菌、放線菌等)のエンドペプチダーゼを広く例示することができる。
エキソペプチダーゼとしては、少なくともエキソペプチダーゼ活性を有するタンパク質分解酵素であれば如何なるものであってもよい。例えば、カルボキシペプチダーゼ、アミノペプチダーゼ、若しくは微生物由来(例えば、乳酸菌、アスペルギルス属菌、リゾープス属菌等)のエキソペプチダーゼ、又はエンドペプチダーゼ活性も併せて有するパンクレアチン、ペプシン等を例示することができる。
ところでペプチダーゼには、実質的にエキソペプチダーゼ作用のみを有するエキソペプチダーゼ、実質的にエンドペプチダーゼ作用のみを有するエンドペプチダーゼ、並びにエキソペプチダーゼ作用とエンドペプチダーゼ作用の両方を有するペプチダーゼが存在する。これらのうち、エキソペプチダーゼ作用とエンドペプチダーゼ作用の両方を有する酵素は、エンドペプチダーゼ作用が強力な場合には「エンドペプチダーゼ」として使用可能であり、エキソペプチダーゼ作用が強力な場合には「エキソペプチダーゼ」として使用可能であり、エキソペプチダーゼ作用とエンドペプチダーゼ作用が同等又はほぼ同等の場合には、エンドペプチダーゼ作用とエキソペプチダーゼ作用を同時に有するペプチダーゼとして使用可能である。
このようなペプチダーゼのうち、エキソペプチダーゼ作用を有する酵素の好ましい例としては、例えばアスペルギルス・オリゼー(Aspergillus orizae)産生ペプチダーゼ(商品名:ウマミザイムG、Promod 192P、Promod 194P、スミチームFLAP)、アスペルギルス・ソーエ(Aspergillus sojae)産生ペプチダーゼ(商品名:Sternzyme B15024)、アスペルギルス属産生ペプチダーゼ(商品名:コクラーゼP)、リゾプス・オリゼー(Rhizopus oryzae)産生ペプチダーゼ(商品名:ペプチダーゼR)を挙げることができる。
また、エンドペプチダーゼ作用を有するペプチダーゼの好ましい例としては、例えばバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)産生ペプチダーゼ(商品名:オリエンターゼ22BF、ヌクレイシン)、バチルス・リシェニフォルミス(Bacillus licheniformis)産生ペプチダーゼ(商品名:アルカラーゼ)、バチルス・ステアロサーモフィラス(Bacillus stearothermophilus)産生ペプチダーゼ(商品名:プロテアーゼS)、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)産生ペプチダーゼ(商品名:ニュートラーゼ)、バチルス属産生ペプチダーゼ(商品名:プロタメックス)を挙げることができる。
さらに、エキソペプチダーゼ作用とエンドペプチダーゼ作用の両方を有するペプチダーゼ、特にアルカリ性ペプチダーゼの好ましい例としては、例えばストレプトマイセス・グリセウス(Streptomyces griseus)産生ペプチダーゼ(商品名:アクチナーゼAS)、アスペルギルス・オリゼー(Aspergillus orizae)産生ペプチダーゼ(商品名:プロテアーゼA、フレーバーザイム)、アスペルギルス・メレウス(Aspergillus melleus)産生ペプチダーゼ(商品名:プロテアーゼP)を挙げることができる。かかるペプチダーゼを使用した酵素処理によれば、一段階酵素処理でタンパク質を低分子化することができるので、操作が簡便であるとともに、ローヤルゼリーに含まれる有用成分の生理活性の消失や大幅な低減を防止することができるという利点がある。
ローヤルゼリーに対するペプチダーゼの使用量は、使用するローヤルゼリー濃度、酵素力価、反応温度及び反応時間により異なるが、一般的には、ローヤルゼリーに含まれるタンパク質1 g当り50〜10000作用単位の割合でペプチダーゼを用いることが好ましい。なお、このとき、ペプチダーゼのローヤルゼリーへの添加は、一度に添加してもよく、少量ずつ分割して添加してもよい。
ペプチダーゼ処理に際してローヤルゼリーのpHは、使用酵素の至適pHに対応して、pH2〜12、好ましくはpH7.5〜10、より好ましくはpH7.8〜9の範囲から選択される。具体的には、前記ローヤルゼリーにペプチダーゼを添加する前に、使用酵素の種類によりpH2〜12、好ましくはpH7.5〜10、より好ましくはpH7.8〜9の範囲内になるように、酸、アルカリ剤、あるいは緩衝剤の添加により所望のpHに調整される。この場合、酸としては、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、酢酸等を;アルカリ剤としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム等を;また、緩衝剤としては、リン酸緩衝剤、クエン酸緩衝剤等をそれぞれ例示することができる。
ペプチダーゼ処理の温度は、特に制限はなく、ペプチダーゼ作用、好ましくはエンドペプチダーゼ作用、より好ましくはエンドペプチダーゼ作用とエキソペプチダーゼ作用の両作用が発現する最適温度範囲を含む、実用に供せられ得る範囲、即ち、通常30〜70℃の範囲から選択される。温度をペプチダーゼの至適温度(好ましくは約40〜50℃)より低温又は高温、例えば50〜60℃の範囲に維持することによりペプチダーゼ処理工程での腐敗を防止することもできる。ペプチダーゼ処理の時間は、使用酵素の種類、反応温度、pH等の反応条件に依存し、特に限定されない。
なお、ローヤルゼリーは、そのまま、又は水に溶解若しくは分散させた状態でタンパク質分解酵素処理に供することができるが、これらが乾燥形態である場合は、水に溶解させた状態でタンパク質分解酵素処理に供することが好ましい。
ペプチダーゼ処理の停止は、ペプチダーゼを失活又は除去することにより行う。失活操作は加熱処理(例えば、85℃で15分間等)により行うことができる。
本発明における酵素分解ローヤルゼリーは、少なくとも前述するようにペプチダーゼで処理したローヤルゼリーであればよく、ペプチダーゼ処理だけでなく、その他の酵素との組み合わせ処理、例えばペプチダーゼ処理と合わせて糖分解酵素処理したローヤルゼリーも含まれる。
本発明が対象とするローヤルゼリー抽出物は、ローヤルゼリー(生、乾燥物及び粉砕物を含む)を水又は含水エタノール等により抽出したものである。
また、本発明が対象とする生ローヤルゼリー乾燥粉末は、生ローヤルゼリーを乾燥させて粉末化したものである。
本発明におけるコーティング成分としては、本発明の効果が得られるものであれば特に限定されないが、好ましくはセルロース系フィルム形成成分である。当該セルロース系フィルム形成成分は、セルロースの水酸基に疎水性基(例えば、メチル基、ヒドロキシプロピル基等)及び/又は親水性基が所定の割合で導入されたセルロース誘導体を意味する。セルロース系フィルム形成剤としては、例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(ヒプロメロース)(HPMC2910、HPMC2208、HPMC2906等)、ヒドロキシプロピルセルロース、低置換度ヒドロキシプロピルメチルセルロースなどを挙げることができ、ヒドロキシプロピルメチルセルロースが特に好ましい。コーティング成分は、1種単独で用いても、又は2種以上を併用してよい。
還元麦芽糖は、マルチット、マルチトールとも呼ばれ、4-α-D-グルコピラノシル-D-グルシトールの構造を有する二糖アルコールである。還元麦芽糖は、マルトースを還元することにより得ることができる。
本発明における増粘剤としては、本発明の効果が得られるものであれば特に限定されないが、好ましくはゼラチン又はアラビアガムである。
ゼラチンとは、動物の骨、皮、腱等に含まれる繊維状タンパク質コラーゲンを、水と共に加熱、酸又はアルカリ処理して可溶化し、精製したものである。ゼラチンは、動物性の種々の原料から、種々の精製度で得ることができ、それにより物理化学的性質が異なることがあるが、本発明の効果が得られる限り、あらゆる起源及び精製度のゼラチンを用いることができる。
アラビアガムとは、アラビアゴムとも称され、主にマメ科アカシア属の樹木から採取することができる水溶性、低粘性の酸性へテロ多糖である。一般的には分子量が2×105〜3×105程度であり、L-アラビノース、D-ガラクトース、D-グルクロンサン、L-ラムノース等から構成されている。このアラビアガムを水等の溶媒に溶解後、ろ過、殺菌等の処理を施し、乾燥したスプレードライ品等の加工品が市販されているので、これらを使用することもできる。
本発明において、素錠を被覆する被覆層は、3層構造を有することが好ましい。上記3層は、好ましくは、(A) コーティング成分を含有する層、(B) コーティング成分及び増粘剤を含有する層、並びに(C) 還元麦芽糖を含有する層、の3層からなる。当該(A)〜(C)層は、下掛け層、中掛け層、上掛け層のいずれかに対応する層である。素錠への被覆は、下掛け層、中掛け層、上掛け層の順で行う。本発明の被覆錠剤は、上記3層以外の層を有していてもよい。
(A)層には、コーティング成分以外にも、増粘剤(ゼラチン、アラビアガムなど)、吸着剤(軽質無水ケイ酸、含水二酸化ケイ素、ケイ酸マグネシウムなど)、着色剤(酸化チタンなど)、滑沢剤(グリセリン、タルクなど)、結合剤(でんぷん、デキストリン、アラビアガムなど)などが含まれていてもよい。コーティング成分の使用量は、好ましくは(A)層コーティング液に対して1〜20重量%である。このような(A)層は、素錠に含まれる物質の吸湿を防ぐ目的で形成される。
(A)層は、(A)層用の成分を水等の溶媒に溶解又は懸濁させてコーティング液を調製した後、公知のフィルムコーティング形成方法を使用して該コーティング液によりコーティングすることで形成することができる。
(B)層には、コーティング成分及び増粘剤以外にも、吸着剤(軽質無水ケイ酸、含水二酸化ケイ素、ケイ酸マグネシウムなど)、着色剤(酸化チタンなど)、流動性を改善する滑沢剤(グリセリン、タルクなど)、結合剤(でんぷん、デキストリン、アラビアガムなど)などが含まれていてもよい。コーティング成分の使用量は、好ましくは(B)層コーティング液に対して1〜20重量%であり、増粘剤の使用量は、好ましくは(B)層コーティング液に対して1〜20重量%である。このような(B)層は、素錠に含まれる物質の褐変を防ぐ目的及び吸湿を防ぐ目的で形成される。
(B)層は、(B)層用の成分を水等の溶媒に溶解又は懸濁させてコーティング液を調製した後、公知のフィルムコーティング形成方法を使用して該コーティング液によりコーティングすることにより形成することができる。
(C)層には、還元麦芽糖以外にも、増量剤(タルク、沈降炭酸カルシウム、リン酸水素カルシウム、リン酸カルシウム、硫酸カルシウムなど)、界面活性剤(ポリエチレングリコールなど)、崩壊剤(カルメロースカルシウム、低置換度ヒドロキシプロピルメチルセルロース、でんぷん、寒天末など)、分散剤(軽質無水ケイ酸など)、着色剤(酸化チタンなど)、結合剤(でんぷん、デキストリン、アラビアガムなど)、増粘剤(アラビアガムなど)などが含まれていてもよい。還元麦芽糖の使用量は、好ましくは(C)層コーティング液に対して1〜40重量%である。このような(C)層は、素錠に含まれる物質の吸湿を防ぐ目的及び臭気をマスキングする目的で形成される。
(C)層は、通常使用されるコーティング機を用いて、公知の糖衣形成方法を使用し(C)層用の成分を水等の溶媒に溶解又は懸濁させたコーティング液の注加、展延、乾燥を繰り返して形成することができる。
また、上掛け層を形成後に、公知の方法により光沢化剤で艶出しを行ってもよい。光沢化剤としては、カルナウバロウ、ハクロウ、ミツロウ、セラック、ヒマシ油等が挙げられる。
本発明の被覆錠剤は、医薬品又は食品として使用することができ、特に食品として好適に使用することができる。
本発明の被覆錠剤は、被覆層により素錠に含まれる物質の褐変を防ぎ且つ臭気をマスキングすることができる。また、メイラード反応の抑制(褐変の抑制)は、即ち、酸化を抑制することになり、本発明の被覆錠剤は、素錠に含まれる物質の酸化抑制という効果を有しているものと考えられる。さらに、本発明により、糖衣のみのコーティングと比較して、被覆層の重量を3分の1程度にまで減少させても上記効果を得ることが可能である。そのため、本発明によると、コーティングをスリム化でき、結果として錠剤を小さくすることができるので、飲みやすい錠剤の製造が可能となる。
以下、本発明を更に詳しく説明するため実施例を挙げる。しかし、本発明はこれら実施例等になんら限定されるものではない。
実施例1
まず、表1に記載の原材料をボーレコンテナーミキサー(寿工業)で混合し、得られた混合末を打錠機(HT-CVX-MS、畑鉄工所)で重量;330 mgとなるように製錠した。得られた素錠1錠に対して、表2に示す原料で調製した下掛けコート溶液、表3に示す原料で調製した中掛けコート溶液、表4に示す原料で調製した上掛けコート溶液、表5に示す仕上げの原料を用い、コーティング機(DRC-1400DS、パウレック)で80 mgのコーティングを行い、錠径×錠厚;9.5×5.8 mm, 重量;410 mgとなるフィルムコーティング錠を得た。
Figure 2015091767
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実施例2
まず、表1に記載の原材料をボーレコンテナーミキサー(寿工業)で混合し、得られた混合末を打錠機(HT-CVX-MS、畑鉄工所)で重量;330 mgとなるように製錠した。得られた素錠1錠に対して、表6に示す原料で調製した下掛けコート溶液、表7に示す原料で調製した中掛けコート溶液、表8に示す原料で調製した上掛けコート溶液、表9に示す仕上げの原料を用い、コーティング機(DRC-1400DS、パウレック)で76 mgのコーティングを行い、錠径×錠厚;9.4×5.9mm, 重量;406mgとなるフィルムコーティング錠を得た。
Figure 2015091767
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実施例3
下掛けコート溶液中の原材料であるゼラチンに代えてアラビアガムを、中掛けコート溶液中の原材料であるゼラチンに代えてアラビアガムを使用した以外は、実施例1と同様の製法で錠径×錠厚;9.5×5.8 mm, 重量;410 mgとなるフィルムコーティング錠を得た。
比較例1
まず、表10に記載の原材料をボーレコンテナーミキサー(寿工業)で混合し、得られた混合末を打錠機(HT-CVX-MS、畑鉄工所)で重量;300 mgとなるように製錠した。得られた素錠1錠に対して、表11に示す原料で調製したゼインコート溶液、表12に示す原料で調製した下掛けコート溶液、表13に示す原料で調製した上掛けコート溶液、表14に示す仕上げの原料を用い、コーティング機(DRC-1400DS、パウレック)で290 mgのコーティングを行い、錠径×錠厚;10.5×6.5 mm, 重量;590 mgとなる糖衣コーティング錠を得た。
Figure 2015091767
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比較例2
まず、表1に記載の原材料をボーレコンテナーミキサー(寿工業)で混合し、得られた混合末を打錠機(HT-CVX-MS、畑鉄工所)で重量;330 mgとなるように製錠した。得られた素錠1錠に対して、表15に示す原料で調製した下掛けコート溶液、表16に示す原料で調製した中掛けコート溶液、表17に示す原料で調製した上掛けコート溶液、表18に示す仕上げの原料を用い、コーティング機(DRC-1400DS、パウレック)で58 mgのコーティングを行い、錠径×錠厚;9.4×5.8 mm, 重量;388 mgとなるフィルムコーティング錠を得た。
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比較例3
まず、表1に記載の原材料をボーレコンテナーミキサー(寿工業)で混合し、得られた混合末を打錠機(HT-CVX-MS、畑鉄工所)で重量;330 mgとなるように製錠した。得られた素錠1錠に対して、表19に示す原料で調製した下掛けコート溶液、表20に示す原料で調製した中掛けコート溶液、表21に示す原料で調製した上掛けコート溶液、表22に示す仕上げの原料を用い、コーティング機(DRC-1400DS、パウレック)で67 mgのコーティングを行い、錠径×錠厚;9.4×5.7 mm, 重量;397 mgとなるフィルムコーティング錠を得た。
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実施例1〜3及び比較例1〜3の錠剤の被覆層に含まれる成分について表23に示す。
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試験例1:褐変評価
錠剤100粒及びケアドライCP1M(大江化学工業(株)製) 1個を茶褐色フロスト瓶(PS No.11)に封入した。錠剤を封入した茶褐色フロスト瓶を電子冷熱恒温恒湿器(ADVANTEC製)に温度40℃湿度75%の環境下で4週間静置した。4週間後、錠剤断面を分光式色彩計(SE-2000/日本電色工業(株)製)で測定した。値は明度を示すL値を読み取り記録した。L値は0−100で表され、0に近ければ黒を、100に近ければ白を示す。
結果を表24及び図1に示す。
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実施例1及び比較例2〜3に共通するのは、コーティング剤にHPMCを使用していることである。糖衣コーティングからHPMCコーティングへの変更により、課題であった酵素分解ローヤルゼリーを含む素錠の褐変を抑えることが可能となっていた。
試験例2:臭気評価
錠剤100粒及びケアドライCP1M(大江化学工業(株)製) 1個を茶褐色フロスト瓶(PS No.11)に封入した。瓶を電子冷熱恒温恒湿器(ADVANTEC製)に温度50℃湿度75%の環境下で3日間静置した。3日後、ポータブル型臭いセンサー(新コスモス電機(株)製)で揮発する臭いの測定を行った。その時の臭い強度を記録した。
結果を表25及び図2に示す。
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糖衣コーティングを外し、HPMCコーティングに変更しただけでは錠剤から発生する臭いの漏れは抑えることができなかった。HPMC+増粘剤+還元麦芽糖の組み合わせを用いたものでは大幅に臭いの漏れを抑えることが確認された。

Claims (9)

  1. 素錠と該素錠を被覆する被覆層とを有する被覆錠剤であって、該被覆層が、コーティング成分、還元麦芽糖及び増粘剤を含有する、被覆錠剤。
  2. 前記コーティング成分が、セルロース系フィルム形成成分である、請求項1に記載の被覆錠剤。
  3. 前記セルロース系フィルム形成成分が、ヒドロキシプロピルメチルセルロースである、請求項2に記載の被覆錠剤。
  4. 前記増粘剤が、ゼラチン及び/又はアラビアガムである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の被覆錠剤。
  5. 前記被覆層が、3層構造を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の被覆錠剤。
  6. 前記3層が、下記(A)〜(C)に示される層からなる、請求項5に記載の被覆錠剤:
    (A) コーティング成分を含有する層、
    (B) コーティング成分及び増粘剤を含有する層、並びに
    (C) 還元麦芽糖を含有する層。
  7. 前記素錠が、高吸湿性物質を含有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の被覆錠剤。
  8. 前記素錠が、酵素分解ローヤルゼリー、ローヤルゼリー抽出物又は生ローヤルゼリー乾燥粉末を含有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の被覆錠剤。
  9. 食品として用いられる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の被覆錠剤。
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