JP2015089993A - 保線作業用防音・吸音装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】軌道レールRの方向に所定長さで、かつ、2本の軌道レールRの間を覆うように少なくとも前後左右側面に防音部材または吸音部材の少なくともいずれか一方を設け、構造材によって立設させた防音・吸音部11と、防音・吸音部11が軌道レールRに沿って移動するようにガイドするガイド機構部12Aとを有する。ここで、ガイド機構部12Aは、各軌道レールRの外側の道床に軌道レールRに沿って杭打ちされて固定される複数の杭12A1と、各杭12A1に設けられたガイドレール支持部材12A2と、軌道レールRに沿ってガイドレール支持部材12A2に設けられたガイドレール12A3と、防音・吸音部11の下端部に設けられガイドレール12A3に沿って走行するガイドローラー12A4とを有する。
【選択図】図2
Description
ここで、前記ガイド機構部は、各軌道レールの外側の道床に軌道レールに沿って杭打ちされて固定される複数の杭と、各杭に設けられたガイドレール支持部材と、ガイドレール支持部材に設けられ、軌道レールに沿って延びるガイドレールと、前記防音・吸音部の構造材の下端部に設けられ、前記ガイドレールに沿って走行するガイドローラー部とを有するようにすると良い。
また、前記ガイド機構部は、各軌道レールの外側のマクラギに軌道レールに沿って固定される複数のマクラギ固定部材と、各マクラギ固定部材に設けられたガイドレール支持部材と、ガイドレール支持部材に設けられ、軌道レールに沿って延びるガイドレールと、前記防音・吸音部の構造材の下端部に設けられ、前記ガイドレールに沿って走行するガイドローラー部とを有するようにしても良い。
また、前記ガイド機構部は、各軌道レールの底部に基端部が取付けられ、先端部は各軌道レールから遠ざかる方向に延びる複数のレール底部固定部材と、各レール底部固定部材に設けられたガイドレール支持部材と、ガイドレール支持部材に設けられ、軌道レールに沿って延びるガイドレールと、前記防音・吸音部の構造材の下端部に設けられ、前記ガイドレールに沿って走行するガイドローラー部とを有するようにしても良い。
また、前記ガイド機構部は、各軌道レールをマクラギに固定するためのレール締結装置に軌道レールに沿って固定される複数のレール締結装置固定部材と、各レール締結装置固定部材に設けられたガイドレール支持部材と、ガイドレール支持部材に設けられ、軌道レールに沿って延びるガイドレールと、前記防音・吸音部の構造材の下端部に設けられ、前記ガイドレールに沿って走行するガイドローラー部とを有するようにしても良い。
また、前記ガイドレール支持部材は、前記ガイド機構部の上部に設けられる防音・吸音部の幅の変更に容易に対応できるように回動可能に取り付けられているとさらに良い。
また、前記ガイドレールは、長尺の角パイプであり、その下側面には下方に延びるフランジ板部が設けられ、そのフランジ板部がその両側から前記ガイドレール支持部材によって挟持されることによって支持されるとさらに良い。
また、前記ガイド機構部は、各軌道レール上を走行するガイドローラー部と、そのガイドローラーに設けられ、前記柱材の下端部を支持するベース部材とを有すると良い。
また、前記ベース部材は、前記ガイドローラー部に固定される太パイプロッド材と、その太パイプロッドの中に挿入されて適宜の長さで固定され、先端部においてそれぞれ防音・吸音部の構造材の下端部を固定する細ロッド材とを有し、太パイプロッド材に対し細ロッド材の固定位置を調整することにより、防音・吸音部の幅の変更に容易に対応できるように構成するとさらに良い。
また、ガイドローラー部は、保線作業機械に対し連結棒を介して連結可能で、本装置は、当該保線作業機械の移動と共に移動可能であると良い。
まず、道床に杭を打ち、その杭にガイド機構部を取り付ける実施形態1の保線作業用防音・吸音装置1Aについて説明する。
次に、実施形態2の保線作業用防音・吸音装置1Bについて説明する。実施形態2の保線作業用防音・吸音装置1Bは、マクラギMに固定する仕様である。なお、上述したように、防音・吸音部11は、上述した実施形態1の防音・吸音部11と同じであるので、実施形態2以降、防音・吸音部11の説明や図示を省略して、特徴部分であるガイド機構部12B〜12Eを説明する。
次に、実施形態3の保線作業用防音・吸音装置1Cについて説明する。実施形態3の保線作業用防音・吸音装置1Cは、レールRの底部に固定する仕様である。
次に、実施形態4の保線作業用防音・吸音装置1Dについて説明する。実施形態4の保線作業用防音・吸音装置1Dは、レールRの締結装置であるレール締結装置に固定する仕様である。
次に、実施形態5の保線作業用防音・吸音装置1Eについて説明する。実施形態5の保線作業用防音・吸音装置1Eは、上述の実施形態1〜4の保線作業用防音・吸音装置1A〜1Dとは異なり、ガイドレール12A3〜12D3を使用せずに、軌道レールRの上を走行させるトロリー仕様である。
11 防音・吸音部
11a 防音・吸音シート
11b 構造材
11b1 柱材
11b2 天井構成材
12A1 杭
12A2 ガイドレール支持部材
12A3 ガイドレール
12A4 ガイドローラー部
1B 保線作業用防音・吸音装置(実施形態2;マクラギ固定仕様)
12B ガイド機構部
12B1 マクラギ固定部材
12B2 ガイドレール支持部材
12B3 ガイドレール
1C 保線作業用防音・吸音装置(実施形態3;レール固定仕様)
12C ガイド機構部
12C1 レール底部固定部材
12C2 ガイドレール支持部材
12C3 ガイドレール
12D 保線作業用防音・吸音装置(実施形態4;締結装置固定仕様)
12D1 レール締結装置
12D2 ガイドレール支持部材
12D3 ガイドレール
12E 保線作業用防音・吸音装置(実施形態5;トロリー仕様)
12E4 ガイドローラー部
12E5 ベース部材
2 保線作業機械
21 連結棒
R 軌道レール
M マクラギ
T レール締結装置
Claims (10)
- 軌道レール方向に所定長さで、かつ、2本の軌道レールの間を覆うように少なくとも前後左右側面に防音部材または吸音部材の少なくともいずれか一方を設け、構造材によって立設させた防音・吸音部と、
前記防音・吸音部が軌道レールに沿って移動するようにガイドするガイド機構部と、
を有することを特徴とする保線作業用防音・吸音装置。 - 請求項1記載の保線作業用防音・吸音装置において、
前記ガイド機構部は、
各軌道レールの外側の道床に軌道レールに沿って杭打ちされて固定される複数の杭と、
各杭に設けられたガイドレール支持部材と、
ガイドレール支持部材に設けられ、軌道レールに沿って延びるガイドレールと、
前記防音・吸音部の構造材の下端部に設けられ、前記ガイドレールに沿って走行するガイドローラー部と
を有することを特徴とする保線作業用防音・吸音装置。 - 請求項1記載の保線作業用防音・吸音装置において、
前記ガイド機構部は、
各軌道レールの外側のマクラギに軌道レールに沿って固定される複数のマクラギ固定部材と、
各マクラギ固定部材に設けられたガイドレール支持部材と、
ガイドレール支持部材に設けられ、軌道レールに沿って延びるガイドレールと、
前記防音・吸音部の構造材の下端部に設けられ、前記ガイドレールに沿って走行するガイドローラー部と
を有することを特徴とする保線作業用防音・吸音装置。 - 請求項1記載の保線作業用防音・吸音装置において、
前記ガイド機構部は、
各軌道レールの底部に基端部が取付けられ、先端部は各軌道レールから遠ざかる方向に延びる複数のレール底部固定部材と、
各レール底部固定部材に設けられたガイドレール支持部材と、
ガイドレール支持部材に設けられ、軌道レールに沿って延びるガイドレールと、
前記防音・吸音部の構造材の下端部に設けられ、前記ガイドレールに沿って走行するガイドローラー部と
を有することを特徴とする保線作業用防音・吸音装置。 - 請求項1記載の保線作業用防音・吸音装置において、
前記ガイド機構部は、
各軌道レールをマクラギに固定するためのレール締結装置に軌道レールに沿って固定される複数のレール締結装置固定部材と、
各レール締結装置固定部材に設けられたガイドレール支持部材と、
ガイドレール支持部材に設けられ、軌道レールに沿って延びるガイドレールと、
前記防音・吸音部の構造材の下端部に設けられ、前記ガイドレールに沿って走行するガイドローラー部と
を有することを特徴とする保線作業用防音・吸音装置。 - 請求項2〜請求項5記載の保線作業用防音・吸音装置において、
前記ガイドレール支持部材は、
前記ガイド機構部の上部に設けられる防音・吸音部の幅の変更に容易に対応できるように回動可能に取り付けられていることを特徴とする保線作業用防音・吸音装置。 - 請求項2〜請求項5記載の保線作業用防音・吸音装置において、
前記ガイドレールは、
長尺の角パイプであり、その下側面には下方に延びるフランジ板部が設けられ、そのフランジ板部がその両側から前記ガイドレール支持部材によって挟持されることによって支持されることを特徴とする保線作業用防音・吸音装置。 - 請求項1記載の保線作業用防音・吸音装置において、
前記ガイド機構部は、
各軌道レール上を走行するガイドローラー部と、
そのガイドローラーに設けられ、前記柱材の下端部を支持するベース部材と
を有することを特徴とする保線作業用防音・吸音装置。 - 請求項8に記載の保線作業用防音・吸音装置において、
前記ベース部材は、
前記ガイドローラー部に固定される太パイプロッド材と、
その太パイプロッドの中に挿入されて適宜の長さで固定され、先端部においてそれぞれ防音・吸音部の構造材の下端部を固定する細ロッド材とを有し、太パイプロッド材に対し細ロッド材の固定位置を調整することにより、防音・吸音部の幅の変更に容易に対応できるように構成したことを特徴とする保線作業用防音・吸音装置。 - 請求項2〜請求項9のいずれか一の請求項に記載の保線作業用防音・吸音装置において、
ガイドローラー部は、
保線作業機械に対し連結棒を介して連結可能で、本装置は、当該保線作業機械の移動と共に移動可能であることを特徴とする保線作業用防音・吸音装置。
Priority Applications (1)
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JP2013228925A JP6007164B2 (ja) | 2013-11-05 | 2013-11-05 | 保線作業用防音・吸音装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013228925A JP6007164B2 (ja) | 2013-11-05 | 2013-11-05 | 保線作業用防音・吸音装置 |
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JP2015089993A true JP2015089993A (ja) | 2015-05-11 |
JP6007164B2 JP6007164B2 (ja) | 2016-10-12 |
Family
ID=53193668
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002069938A (ja) * | 2000-09-05 | 2002-03-08 | Hazama Gumi Ltd | 移動式防音装置 |
JP2006056507A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-02 | Franz Plasser Bahnbaumaschinen-Industrie Gmbh | 保線機械 |
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JP2013119759A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-17 | Railway Technical Research Institute | 軌道作業車の防音装置及び軌道防音車 |
JP2015010355A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-01-19 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 保線作業用防音・吸音装置 |
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2013
- 2013-11-05 JP JP2013228925A patent/JP6007164B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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