JP2015066870A - 印刷機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で確実にフィーダ接続が可能で、装置の耐久性を向上できる印刷機の制御装置を提供すること。
【解決手段】印刷機100は、給紙部20と、給紙部20から搬送される枚葉紙Pを印刷する印刷部30と、給紙部20及び印刷部30を駆動する駆動部Mと、駆動部Mから給紙部20への駆動伝達を接続及び遮断可能なクラッチCと、これらを制御可能な制御装置80とを備えている。制御装置80はクラッチCを駆動部Mの駆動後に接続させ、かつ駆動部Mをアイドリング速度から印刷速度に増速させる。印刷作業において、クラッチCの接続を行って給紙部20を駆動する接続作業にエラーが生じた場合、制御装置80は接続条件をより接続しやすい条件とするよう制御する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、印刷機に関し、特にアイドリング速度から設定速度へ増速させて印刷作業を行う、印刷機の制御装置に関するものである。
一般の枚葉印刷機においては、印刷運転開始時のアイドリング運転の速度から設定速度へ増速して印刷を行うよう制御されている。そして搬送される枚葉紙を無駄にしないように、種々の改良がなされている。特許文献1には、印刷機の速度が生産速度に達するか達した後にはじめて第一の枚葉紙が機内の所定位置に到着するようにして損紙をできる限り低減させる技術の開示がある。
特許第2905180号
この技術を実現させようとする場合、アイドリング速度から設定速度への加速を急加速にしたり、アイドリング速度を高く設定したりする必要がある。ところがこのような制御を行うと、印刷機本体とフィーダとの接続がうまくいかない可能性があり、改善の余地があった。また、アイドリング運転は印刷機のインキ慣らし等の目的があり、高速に設定すると他の問題が生じる可能性があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ、簡易な構成で確実にフィーダ接続が可能で、装置の耐久性を向上できる印刷機の制御装置を提供することを課題とする。
本発明は上記目的を達成するため、給紙部20と、該給紙部20から搬送される枚葉紙Pを印刷する印刷部30と、該給紙部20及び該印刷部30を駆動する駆動部Mと、該駆動部Mから該給紙部20への駆動伝達を接続及び遮断可能なクラッチCと、これらを制御可能な制御装置80とを備え、該制御装置80は該クラッチCを該駆動部Mの駆動後に接続させ、かつ該駆動部Mをアイドリング速度から印刷速度に増速させて印刷作業を行う印刷機100において、該クラッチCの接続を行って該給紙部20を駆動する接続作業にエラーが生じた場合、該制御装置80は接続条件をより接続しやすい条件とするよう制御することを特徴とする。
また、該制御装置80は該接続作業におけるエラーが生じた場合、該駆動部Mの速度を減少させるよう制御することを特徴とする。
本発明に係る印刷機の制御装置によれば、確実に駆動部と給紙部との接続が可能で、装置の耐久性を向上させることができる。
また、駆動部の速度を減少させることにより、安全かつ確実な接続ができ、接続作業が安定する上、装置の耐久性を向上させることができる。
本発明に係る印刷機の一実施形態の概略構成を示す図である。 制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係るクラッチ接続作業の際の駆動部の速度を示すグラフである。 本発明に係るクラッチ接続作業の際の駆動部の速度を示すグラフである。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、図1において、実質的に同様の構成、作用を有する部品には同じ参照符号を付してある。
図1に示す印刷機100は、給紙部20、印刷部30、排紙部40及び制御装置CONTを備えている。給紙部20は、枚葉紙Pを印刷部30に供給することができる。印刷部30は、給紙部20から供給される枚葉紙Pを複数の印刷ユニット(ここでは4台の印刷ユニット30a〜30d)により印刷する。また、排紙部40は、印刷部30にて印刷された印刷物Qを排紙する。この印刷機100では、給紙部20から枚葉紙Pが印刷部30に供給され、当該供給された枚葉紙Pが印刷部30における各印刷ユニット30a〜30dにて印刷された後、当該印刷された印刷物Qが排紙部40にて排紙される。
印刷部30の各印刷ユニット30a〜30dは、それぞれ版胴1、ゴム胴2及び圧胴3を主要構成要素の一組として構成されるものである。印刷ユニット30aにおける4aは給紙胴であり、印刷ユニット30b〜30dにおける4はいずれも渡し胴である。
各印刷ユニット30a〜30dにおいて、版胴1には印刷用の版(図示を省略)が配設される。この版にはインキ及び水が供給され、版に従ってインキがゴム胴2に転写される。そしてゴム胴2に転写されたインキがゴム胴2及び圧胴3に挟持されつつ搬送されてくる枚葉紙Pにさらに転写される。これにより、給紙部20から供給される枚葉紙Pに対してそれぞれに設けられた版に対応して印刷を行うことができる。
印刷ユニット30a〜30dは、それぞれブラック色(K)、シアン色(C)、マゼンタ色(M)、イエロー色(Y)の4色の印刷用インキにより、枚葉紙Pにカラー印刷画像を印刷する。かくして印刷部30では、枚葉紙Pに、互いに異なる複数の基本色(ここではブラック色(K)、シアン色(C)、マゼンタ色(M)、イエロー色(Y)の4色)で構成されるカラー印刷画像が印刷される。
排紙部40は、搬送部41及び収容部42を備えている。この排紙部40では、印刷ユニット30dの圧胴3にて搬送されてくる印刷物Qが、先端部が搬送部41の保持部(図示省略)に保持され、搬送部41の図中略下側面に沿って搬送されて収容部42に送られる。収容部42は、搬送部41にて搬送されてきた印刷物Qを収容することができる。
給紙部20は、収容部である給紙台21及びフィーダーボード22を備えている。給紙台21は、複数の枚葉紙Pを収容することができるものであり、フィーダーボード22は、給紙台21から1枚ずつ引き出された枚葉紙Pを印刷部30に向けて搬送することができるものである。これにより、枚葉紙Pを印刷部30に供給することができる。
そして前述の各胴1〜4やインキ及び水供給部、そして搬送部41は、図示しないギヤ機構によって本機モータM(図2)に接続されており、本機モータMの駆動によって駆動される。本発明における駆動部とはこの本機モータMのことである。
また、本機モータMはクラッチC(図2)を介して給紙部20と接続されている。クラッチCの接続により給紙部20が駆動すると、フィーダーボード21に設けられた図示しない搬送テープを回転させるローラ23、23や枚葉紙Pを1枚ずつ搬送するフィードローラ24、24が駆動する。クラッチCは本機モータMに接続され、係合凹部を有する第1の回転体と、この回転体の係合凹部に係合可能なレバーを有し、ローラ23、23やフィードローラ24、24等に接続された第2の回転体により構成される。レバーはコイルばね等の付勢手段により、常時係合凹部と係合するように付勢されているが、電磁弁の作用によりこの付勢力に抗して係合凹部から外れるように構成されている。
図2は本発明に係る版胴位相切替え装置の制御装置80の構成を示す概略ブロック図であり、制御装置80には、前述の本機モータM、クラッチCが接続されている。その制御装置80は、演算処理等を行うマイクロプロセッサ81(シーケンサでもよい)、データ及び所定のプログラム(演算式あるいはテーブル等)を記憶するROM82、機械回転数等に関する種々の情報を記憶可能なRAM83を備えるとともに、マイクロプロセッサ81と制御装置80の外部に設けられた装置(全ては図示せず)との間における各種信号のやりとりを仲介するインターフェイス84等を備えて構成されている。
本実施形態の作用の一例について図3を用いて説明する。制御部80は本機モータMを駆動させ、アイドリング速度V1にて一定時間回転させる。そして時間がaの時点でクラッチCに接続指示を出す。ここでクラッチCが接続しない場合、本機モータMの速度を減少させて速度V2とする。そしてbの時点でクラッチCに接続指示を出す。ここでクラッチCが接続しない場合、本機モータMの速度を減少させて速度V3とする。そしてcの時点でクラッチCに接続指示を出し、クラッチCが接続すると、本機モータMを増速させ、印刷速度である速度V4として印刷を開始する。なお、本実施例においては、アイドリング速度V1は4000枚/時(1時間当たりの印刷枚数)であり、速度V2は3500枚/時、速度V3は3000枚/時、印刷速度V4は10000枚/時である。次回以降のクラッチ接続作業の際も、アイドリング速度V1からスタートして、同様の制御を行う。
このようにクラッチ接続作業がうまくいかない場合、本機モータMの速度を減少させ、安全確実にクラッチ接続を行うのである。これにより、クラッチの係合箇所の磨耗減少にもなり、装置全体の耐久性の向上にもつながるのである。
第2実施例の作用の一例について図4を用いて説明する。制御部80は本機モータMを駆動させ、アイドリング速度V1‘にて一定時間回転させる。そして急加速を行い、印刷速度である速度V2‘とする。そして時間がa’の時点でクラッチCに接続指示を出す。ここでクラッチCが接続しない場合、本機モータMの速度を減少させて速度V3‘とする。そしてb’の時点でクラッチCに接続指示を出す。ここでクラッチCが接続しない場合、本機モータMの速度を減少させて速度V4’とする。そしてc‘の時点でクラッチCに接続指示を出し、クラッチCが接続すると、本機モータMを増速させ、先ほどの印刷速度である速度V2’として印刷を開始する。次回以降のクラッチ接続作業の際も、アイドリング速度V1からスタートして、同様の制御を行う。
尚、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、前述の実施形態では本機モータMの回転速度を減少させていたが、前述のクラッチCのレバーを係合凹部に係合するよう付勢するコイルばねのばね力を調整する機構を設け、係合がうまくいかない場合、ばね力を強めるようにしてもよい。
また、前述の実施形態では、本機モータMの回転速度を減少させた場合、次回のクラッチ接続作業の際は再びアイドリング速度V1で回転させていたが、クラッチ接続された速度(前述の実施例では速度V3)を記憶しておき、次回以降のクラッチ接続作業では減速された速度V3をアイドリング速度とするような態様としてもよい。
また、前述の実施形態では、制御部80は、本機モータMが一定速度の時にクラッチ接続指示を行っていたが、これに限らず、加速中にクラッチ接続指示を行うようにして、エラーが発生したら本機モータMを減速させ、再度加速中でエラー発生時よりも低速度の時にクラッチ接続指示を行うようにしてもよい。
また、前述の実施形態では、枚葉オフセット印刷機であったが、これに限定されず、給紙部のクラッチを備えた印刷機であれば輪転紙印刷機やグラビア印刷機やフレキソ印刷機のようなものであってもよい。
本発明に係る印刷機は、駆動部と給紙部とを接続するクラッチを備えた印刷機において極めて有用である。
20…給紙部、30…印刷部、40…排紙部、80…制御装置、C…クラッチ、M…本機モータ、P…枚葉紙、

Claims (2)

  1. 給紙部と、該給紙部から搬送される枚葉紙を印刷する印刷部と、該給紙部及び該印刷部を駆動する駆動部と、該駆動部から該給紙部への駆動伝達を接続及び遮断可能なクラッチと、これらを制御可能な制御装置とを備え、該制御装置は該クラッチを該駆動部の駆動後に接続させ、かつ該駆動部をアイドリング速度から印刷速度に増速させて印刷作業を行う印刷機において、
    該クラッチの接続を行って該給紙部を駆動する接続作業にエラーが生じた場合、該制御装置は接続条件をより接続しやすい条件とするよう制御することを特徴とする印刷機の制御装置。
  2. 該制御装置は該接続作業におけるエラーが生じた場合、該駆動部の速度を減少させるよう制御することを特徴とする請求項1記載の印刷機の制御装置。
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