JP2015064783A - タッチパネル装置、及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

タッチパネル装置、及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーの操作ミスに基づき、ユーザーが意図しない情報処理が実行されることを抑制することができるタッチパネル装置、及びこれを備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】操作ミス判定部103は、ジェスチャー検出部101で検出されたジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものであるか否かを判定する。優先度決定部104は、操作ミス判定部103による判定結果に基づき、ジェスチャーの優先度を決定する。情報処理部106は、ジェスチャー検出部101が同時期のタッチ入力により複数のジェスチャーを検出した場合に、優先度に基づき受け付けるジェスチャーを決定し、当該決定したジェスチャーに対応して予め定められた情報処理を実行する。【選択図】図2

Description

本発明は、タッチパネルを有するタッチパネル装置、及びこれを備えた画像形成装置に関する。
タッチパネル装置は、タッチパネルに入力されたタッチ入力に基づき、「スワイプ操作」、「ピンチ操作」等のジェスチャーを検出し、検出したジェスチャーに対応した情報処理を実行するものである。ユーザーの直観的な操作が可能となるため、近年では、画像形成装置等の情報機器にタッチパネル装置が搭載されることも多い。
タッチパネル装置は、上記のような利点がある反面、ユーザーの操作ミスによるジェスチャーを検出して、ユーザーが意図しない情報処理を実行してしまう場合がある。特に、2点以上の接触(マルチタッチ)を検出可能なタッチパネル装置では、ユーザーの操作ミスが生じやすい。この問題に対して、特許文献1には、タッチパネル上の複数の接触点の移動方向の組み合わせに基づいて、ジェスチャーの種類を検出することで、ジェスチャーの検出精度を高めたタッチパネル装置が開示されている。このタッチパネル装置では、ジェスチャーの検出精度が向上しているため、ユーザーの操作ミスに基づくジェスチャーの誤検出を抑制することができる。
特開2012−203440号公報
上記の特許文献1に開示されるタッチパネル装置は、ユーザーの操作ミスに基づくジェスチャーの誤検出を抑制することができるものの、一旦誤検出してしまったジェスチャーに対しては何ら対策が施されていない。このため、ジェスチャーを誤検出してしまった場合、上記の特許文献1に開示されるタッチパネル装置は、その誤検出したジェスチャーに対応した情報処理を実行してしまう。この情報処理は、ユーザーが意図しない情報処理であり、実行されないことが好ましい。
本発明は上記の事情に鑑みなされたものであり、ユーザーの操作ミスに基づき、ユーザーが意図しない情報処理が実行されることを抑制することができるタッチパネル装置、及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面にかかるタッチパネル装置は、表示ディスプレイと、前記表示ディスプレイの前面に配置されるタッチパネルと、前記タッチパネルに対するタッチ入力に基づき、予め定められたジェスチャーを検出するジェスチャー検出部と、前記ジェスチャー検出部で検出されたジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものであるか否かを判定する操作ミス判定部と、前記操作ミス判定部による判定結果に基づき、前記ジェスチャーの優先度を決定する優先度決定部と、前記ジェスチャーに対応して予め定められた情報処理を実行する情報処理部とを備え、前記情報処理部は、前記ジェスチャー検出部が同時期のタッチ入力により複数のジェスチャーを検出した場合に、前記優先度に基づき受け付けるジェスチャーを決定し、当該決定したジェスチャーに対応して予め定められた情報処理を実行するタッチパネル装置である。
また、本発明の一局面にかかる画像形成装置は、上記のタッチパネル装置を備えた画像形成装置である。
本発明によれば、ユーザーの操作ミスに基づき、ユーザーが意図しない情報処理が実行されることを抑制することができる。
本発明の第1の実施形態にかかるタッチパネル装置を備える画像形成装置の構造を示す正面断面図である。 本発明の第1の実施形態にかかる画像形成装置の主要内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態にかかるタッチパネル装置の優先度記憶部に記憶されているジェスチャーの優先度の内容の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態にかかるタッチパネル装置の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかるタッチパネル装置の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態にかかるタッチパネル装置の優先度記憶部に記憶されているジェスチャーの優先度の内容の一例を示す図である。 (A)第1のジェスチャーがスワイプ操作の場合のジェスチャーの優先度の内容の一例を示す図であり、(B)は第1のジェスチャーがピンチ操作の場合のジェスチャーの優先度の内容の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態にかかるタッチパネル装置の動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態にかかるタッチパネル装置、及び画像形成装置について図面を参照して説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1にかかるタッチパネル装置を備える画像形成装置の構造を示す正面断面図である。
画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機であり、本発明の一実施形態にかかるタッチパネル装置を備える。画像形成装置1は、装置本体11に、操作部47、画像形成部12、定着部13、給紙部14、原稿給送部6、及び原稿読取部5等を備えて構成されている。
画像形成装置1が原稿読取動作を行う場合、原稿給送部6により給送されてくる原稿、又は原稿載置ガラス161に載置された原稿の画像を原稿読取部5が光学的に読み取り、画像データを生成する。原稿読取部5により生成された画像データは内蔵HDD又はネットワーク接続されたコンピューター等に保存される。
画像形成装置1が画像形成動作を行う場合は、上記原稿読取動作により生成された画像データ又は内蔵HDDに記憶されている画像データ等に基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される記録媒体としての記録紙Pにトナー像を形成する。画像形成部12の画像形成ユニット12M、12C、12Y、及び12Bkは、感光体ドラム121と、帯電装置123と、露光装置124と、現像装置122と、1次転写ローラー126とをそれぞれ備えている。
画像形成ユニット12M、12C、12Y、及び12Bkの各現像装置122は、静電潜像現像用のトナーを収容している。現像装置122は、当該トナーを、上記帯電装置123による帯電及び上記露光装置124による露光が完了した感光体ドラム121表面に供給する。
カラー印刷を行う場合、画像形成部12のマゼンタ用の画像形成ユニット12M、シアン用の画像形成ユニット12C、イエロー用の画像形成ユニット12Y及びブラック用の画像形成ユニット12Bkは、それぞれに、画像データを構成するそれぞれの色成分からなる画像に基づいて、帯電、露光及び現像の工程により感光体ドラム121上にトナー像を形成し、トナー像を1次転写ローラー126により、駆動ローラー125a及び従動ローラー125bに張架されている中間転写ベルト125上に転写させる。
中間転写ベルト125は、その外周面にトナー像が転写される像担持面が設定され、感光体ドラム121の周面に当接した状態で駆動ローラー125aによって駆動される。中間転写ベルト125は、各感光体ドラム121と同期しながら、駆動ローラー125aと従動ローラー125bとの間を無端走行する。
中間転写ベルト125上に転写される各色のトナー画像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。2次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像を、中間転写ベルト125を挟んで駆動ローラー125aとのニップ部Nにおいて、給紙部14から搬送路190を搬送されてきた記録紙Pに転写させる。この後、定着部13が、記録紙P上のトナー像を熱圧着により記録紙Pに定着させる。定着処理の完了したカラー画像形成済みの記録紙Pは、排出トレイ151に排出される。
次に、画像形成装置1の電気的構成を説明する。図2は画像形成装置1の主要内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。
画像形成装置1は、制御ユニット10、操作部47、原稿読取部5、画像形成部12、画像処理部31、画像メモリー32、及びHDD(ハードディスクドライブ)81等を備えている。
制御ユニット10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM、ROM及び専用のハードウェア回路等から構成され、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。
制御ユニット10は、操作部47、原稿読取部5、画像形成部12、画像処理部31、画像メモリー32、及びHDD(ハードディスクドライブ)81等と接続されている。制御ユニット10は、接続されている上記各機構の動作制御や、各機構との間での信号又はデータの送受信を行う。
制御ユニット10は、上述した画像形成装置1の全体的な動作制御を司る制御部100を備える。制御部100は、ユーザーから操作部47等を通じて入力されるジョブの実行指示に従って、スキャナー機能、プリンター機能、コピー機能及びプリンター機能の各機能についての動作制御を実行するために必要な各機構部の駆動及び処理を制御する。
原稿読取部5は、光照射部及びCCDセンサー等を有し、制御ユニット10による制御の下、光照射部により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサーで受光することにより、原稿から画像を読み取る。
画像処理部31は、原稿読取部5で読み取られた画像の画像データを必要に応じて画像処理する。例えば、画像処理部31は、原稿読取部5により読み取られた画像が画像形成部12により画像形成された後の品質を向上させるために、シェーディング補正等の予め定められた画像処理を行う。
画像メモリー32は、原稿読取部5による読取で得られた画像のデータを一時的に記憶したり、画像形成部12のプリント対象となるデータを一時的に保存する領域である。
HDD81は、原稿読取部5によって読み取られた原稿画像等を記憶する大容量の記憶装置である。
操作部47は、表示ディスプレイ473、タッチパネル472及び操作キー471を備える。
表示ディスプレイ473は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(OLED:Organic Light-Emitting Diode)ディスプレイで構成されている。表示ディスプレイ473は、制御ユニット10の後述する情報処理部106による制御に基づき、画像形成に関する設定メニュー等を表示する。
操作キー471は、例えば、メニューを呼び出すメニューキー、メニューを構成するGUIのフォーカスを移動させる矢印キー、メニューを構成するGUIに対して確定操作を行う決定キー、数値キー等であり、表示ディスプレイ473に表示される設定メニューに対する操作をユーザーから受け付ける。
タッチパネル472は、所謂抵抗膜方式や静電容量方式等のタッチパネルである。タッチパネル472は、接触検知部として、表示ディスプレイ473の前面に配置され、表示ディスプレイ473の表示画面上におけるユーザーによる接触をその接触位置と共に検知する。タッチパネル472は、ユーザーによる接触を検知すると、その接触点の座標位置を示す信号を制御ユニット10の後述するジェスチャー検出部101等に出力する。
また、制御ユニット10は、更に、ジェスチャー検出部101、ジェスチャー操作記憶部102、操作ミス判定部103、優先度決定部104、優先度記憶部105、及び情報処理部106を備えている。制御ユニット10内のメモリー又はROM、或いはHDD81等に記憶されたタッチパネル制御プログラムに従ってCPUが動作することで、これら各部として機能する。或いは、制御ユニット10が上記各部に対応する専用のハードウェア回路等を備えることにより当該各部として機能するようにしてもよい。
ジェスチャー検出部101は、タッチパネル472に対するタッチ入力に基づき、予め定められたジェスチャーを検出する。具体的には、ジェスチャー検出部101は、タッチパネル472が出力した接触点の座標位置を示す信号を受信して、その座標位置の推移から予め定められたジェスチャーを特定する。
予め定められたジェスチャーには、例えば、「スワイプ操作」、「ピンチ操作」、「回転操作」、「2本指スワイプ操作」等がある。スワイプ操作とは、1本の指でタッチパネル472上をタッチして、タッチパネル472上に指を載せたまま、指を移動させる操作である。ジェスチャー検出部101は、タッチパネル472上に1つの接触点が存在し、かつ、その接触点が移動している場合に、スワイプ操作を検出する。
ピンチ操作とは、2本の指でタッチパネル472上をタッチして、タッチパネル472上に指を載せたまま、2本の指の感覚を拡げたり、狭めたりする操作である。ジェスチャー検出部101は、タッチパネル472上に2つの接触点が存在し、かつ、その2つの接触点の間隔が拡がるように又は狭まるように接触点の座標位置が推移している場合に、ピンチ操作を検出する。
回転操作とは、2本の指でタッチパネル472上をタッチして、タッチパネル472上に指を載せたまま、2本の指を回転させる操作である。ジェスチャー検出部101は、タッチパネル472上に2つの接触点が存在し、かつ、その2つの接触点が回転するように接触点の座標地位が推移している場合に、回転操作を検出する。
2本指スワイプ操作とは、2本の指でタッチパネル472上をタッチして、タッチパネル472上に指を載せたまま、2本の指を同じ方向に移動させる操作である。ジェスチャー検出部101は、タッチパネル472上に2つの接触点が存在し、かつ、その2つの接触点が略平行移動するように座標位置が推移している場合に、2本指スワイプ操作を検出する。
また、ジェスチャー検出部101は、各ジェスチャーに対して、そのジェスチャーが検出されてから検出されなくなるまでの時間(操作時間)をカウントする。ジェスチャー検出部101は、カウントしたその操作時間を、制御ユニット10内のジェスチャー操作記憶部102に記憶させる。
操作ミス判定部103は、ジェスチャー検出部101で検出されたジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものであるか否かを判定する。操作ミス判定部103は、ジェスチャー操作記憶部102に記憶されているジェスチャーの操作時間が予め定められた時間以下である場合、そのジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものと判定する。また、操作ミス判定部103は、ジェスチャー操作記憶部102に記憶されているジェスチャーの操作時間が予め定められた時間以下でない場合、そのジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものでないと判定する。
優先度決定部104は、操作ミス判定部103による判定結果に基づき、ジェスチャーの優先度を決定する。各ジェスチャーは、優先度の初期値として予め定められた値を有しており、優先度決定部104は、操作ミス判定部103による判定結果に基づき、その値を増減させることでジェスチャーの優先度を決定する。具体的には、優先度決定部104は、操作ミス判定部103によりユーザーの操作ミスによるものと判定されたジェスチャーに対して、そのジェスチャーの優先度を減らす処理を行う。また、優先度決定部104は、操作ミス判定部103によりユーザーの操作ミスによるものでないと判定されたジェスチャーに対して、そのジェスチャーの優先度を増やす処理を行う。優先度決定部104は、決定したジェスチャーの優先度を、制御ユニット10内の優先度記憶部105に記憶させる。
図3は、優先度記憶部105に記憶されているジェスチャーの優先度1051の内容の一例を示す図である。図3に示すように、ジェスチャーの優先度1051には、ジェスチャーの種類毎にそのジェスチャーの優先度が示されている。
ここで、ジェスチャー検出部101により、ピンチ操作と2本指スワイプ操作とが同時期のタッチ入力により検出された場合を考える。この時、操作ミス判定部103は、ピンチ操作及び2本指スワイプ操作に対して、ユーザーの操作ミスによるものであるか否かを判定する。2本指スワイプ操作がユーザーの操作ミスによるものと判定された場合、優先度決定部104は、ジェスチャーの優先度1051に示されている2本指スワイプの優先度の値「2」から例えば「1」を引き、その算出後の値を優先度記憶部105に記憶させる。2本指スワイプ操作がユーザーの操作ミスによるものと判定されなかった場合、優先度決定部104は、ジェスチャーの優先度1051に示されている2本指スワイプの優先度の値「2」に例えば「1」を足し、その算出後の値を優先度記憶部105に記憶させる。
情報処理部106は、ジェスチャー検出部101が検出したジェスチャーに対応して予め定められた情報処理を実行する。例えば、ジェスチャー検出部101がピンチ操作を検出した場合、情報処理部106は、表示ディスプレイ473に表示されている画像を拡大又は縮小させる処理を実行する。
また、情報処理部106は、ジェスチャー検出部101が同時期のタッチ入力により複数のジェスチャーを検出した場合には、優先度記憶部105に記憶されているジェスチャーの優先度を参照する。情報処理部106は、ジェスチャーの優先度が予め定められた値以上である場合、そのジェスチャーに対応する情報処理を実行する。情報処理部106は、ジェスチャーの優先度が予め定められた値より小さい場合、そのジェスチャーに対応する情報処理を実行しない。また、同時期のタッチ入力により検出された複数のジェスチャーの優先度がいずれも予め定められた値より小さい場合、情報処理部106は、その中で最も高い優先度を有するジェスチャーに対応する情報処理を実行する。
本発明の第1の実施形態にかかるタッチパネル装置は、上記の表示ディスプレイ473、タッチパネル472、ジェスチャー検出部101、ジェスチャー操作記憶部102、操作ミス判定部103、優先度決定部104、優先度記憶部105、及び情報処理部106を備えてなる。
以下では、上記の構成を備えるタッチパネル装置の動作について説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態にかかるタッチパネル装置の動作の流れを示すフローチャートである。
なお、以下では、同時期のタッチ入力により検出された複数のジェスチャーのうち、ジェスチャー検出部101により第1番目に検出されたジェスチャーを第1のジェスチャーとし、第2番目以降に検出されたジェスチャーを第2のジェスチャーとして説明を行う。
本発明の第1の実施形態にかかるタッチパネル装置の動作は、(1)ジェスチャーを検出し、検出したジェスチャーに基づく情報処理を行うステップ群(ステップS10〜S20)、(2)ジェスチャーの優先度の決定するステップ群(ステップS21〜S26)からなる。
本発明の第1の実施形態にかかるタッチパネル装置のジェスチャー検出部101は、まず、第1のジェスチャーを検出したか否かを判定する(ステップS10)。
ジェスチャー検出部101が第1のジェスチャーを検出した場合(ステップS10においてYES)、ジェスチャー検出部101は、ジェスチャー操作記憶部102に第1のジェスチャーの操作時間を記憶させる(ステップS11)。
その後、情報処理部106は、第1のジェスチャーに対応する情報処理を実行する(ステップS12)。
ジェスチャー検出部101は、第1のジェスチャーの検出中に、第2のジェスチャーを検出したか否かを判定する(ステップS13)。
ジェスチャー検出部101が第1のジェスチャーの検出中に第2のジェスチャーを検出した場合(ステップS13においてYES)、ジェスチャー検出部101は、ジェスチャー操作記憶部102に第2のジェスチャーの操作時間を記憶させる(ステップS14)。
情報処理部106は、優先度記憶部105に記憶されている第1のジェスチャーの優先度が予め定められた値以上であるか否かを判定する(ステップS15)。
第1のジェスチャーの優先度が予め定められた値以上である場合(ステップS15においてYES)、情報処理部106は、第1のジェスチャーに対応する情報処理を実行する(ステップS16)。
第1のジェスチャーの優先度が予め定められた値以上でない場合(ステップS15においてNO)、情報処理部106は、第1のジェスチャーに対応する情報処理を実行せず、ステップS17の処理に移る。
情報処理部106は、優先度記憶部105に記憶されている第2のジェスチャーの優先度が予め定められた値以上であるか否かを判定する(ステップS17)。
第2のジェスチャーの優先度が予め定められた値以上である場合(ステップS17においてYES)、情報処理部106は、第2のジェスチャーに対応する情報処理を実行する(ステップS18)。
第2のジェスチャーの優先度が予め定められた値以上でない場合(ステップS17においてNO)、情報処理部106は、第2ジェスチャーに対応する情報処理を実行せず、ステップS19処理に移る。
情報処理部106は、ステップS15の処理以後に、第1のジェスチャー又は第2のジェスチャーに対応する情報処理を実行したか否かを判定する(ステップS19)。
ステップS15の処理以後に、第1のジェスチャー又は第2のジェスチャーに対応する情報処理を実行していない場合(ステップS19においてNO)、情報処理部106は、第1のジェスチャーの優先度と第2のジェスチャーの優先度とを比較して、優先度がより高いジェスチャーに対応する情報処理を実行する(ステップS20)。
以上のステップS10〜S20が、ジェスチャーを検出し、検出したジェスチャーに基づく情報処理を行うステップ群である。
ステップS19又はステップS20の処理後、ジェスチャーの優先度の決定処理(ステップS21〜S26)を行う。操作ミス判定部103は、まず、第1のジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものであるか否かを判定する(ステップS21)。操作ミス判定部103は、ジェスチャー操作記憶部102に記憶されている第1のジェスチャーの操作時間が予め定められた時間以下である場合、第1のジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものと判定する。操作ミス判定部103は、ジェスチャー操作記憶部102に記憶されている第1のジェスチャーの操作時間が予め定められた時間以下でない場合、第1のジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものでないと判定する。
第1のジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものと判定された場合(ステップS21においてYES)、優先度決定部104は、優先度記憶部105に記憶されている第1のジェスチャーの優先度を下げる(ステップS22)。
第1のジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものでないと判定された場合(ステップS21においてNO)、優先度決定部104は、優先度記憶部105に記憶されている第2のジェスチャーの優先度を上げる(ステップS23)。
続いて、操作ミス判定部103は、第2のジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものであるか否かを判定する(ステップS24)。
第2のジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものと判定された場合(ステップS24においてYES)、優先度決定部104は、優先度記憶部105に記憶されている第2のジェスチャーの優先度を下げる(ステップS25)。
第2のジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものでないと判定された場合(ステップS24においてNO)、優先度決定部104は、優先度記憶部105に記憶されている第2のジェスチャーの優先度を上げる(ステップS26)。
以上が、本発明の第1の実施形態にかかるタッチパネル装置の動作についての説明である。
本発明の第1の実施形態にかかるタッチパネル装置は、表示ディスプレイ473と、タッチパネル472と、ジェスチャー検出部101と、操作ミス判定部103と、優先度決定部104と、情報処理部106とを備える。ジェスチャー検出部101は、タッチパネル472に対するタッチ入力に基づき、予め定められたジェスチャーを検出する。操作ミス判定部103は、ジェスチャー検出部101で検出されたジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものであるか否かを判定する。優先度決定部104は、操作ミス判定部103による判定結果に基づき、ジェスチャーの優先度を決定する。情報処理部106は、ジェスチャー検出部101が同時期のタッチ入力により複数のジェスチャーを検出した場合に、優先度に基づき受け付けるジェスチャーを決定し、当該決定したジェスチャーに対応して予め定められた情報処理を実行する。
本発明の実施の形態1にかかるタッチパネル装置によれば、検出されたジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものか否かを判定し、その判定により定めた優先度に基づき、ジェスチャーに対応する情報処理を実行するか否かを決定するため、ユーザーの操作ミスに基づき、ユーザーが意図しない情報処理が実行されることを抑制することができる。
また、情報処理部106は、ジェスチャー検出部101が同時期のタッチ入力により複数の種類のジェスチャーを検出した場合に、優先度が予め定められた値以上のジェスチャーを受け付ける。これにより、本発明の実施の形態1にかかるタッチパネル装置は、ジェスチャー検出部101が同時期のタッチ入力により複数の種類のジェスチャーを検出した場合であっても、ユーザーが意図しない情報処理が実行されることを抑制することができる。
また、操作ミス判定部103は、ジェスチャー検出部101が検出した複数のジェスチャーのうち、ジェスチャー操作記憶部102に記憶される操作時間が予め定められた時間以下のジェスチャーをユーザーの操作ミスによるものと判定する。これにより、本発明の実施の形態1にかかるタッチパネル装置は、ユーザーの操作ミスに基づくジェスチャーである可能性が高いジェスチャーを特定することができる。
<実施の形態2>
実施の形態2にかかるタッチパネル装置は、操作ミス判定部103による判定の対象が、第2のジェスチャーである点において実施の形態1にかかるタッチパネル装置と異なる。
例えば、ジェスチャー検出部101が、ピンチ操作を検出中に回転操作を検出した場合、操作ミス判定部103は、第2のジェスチャーである回転操作に対してユーザーの操作ミスによるものであるか否かを判定する。一方、操作ミス判定部103は、第1のジェスチャーであるピンチ操作に対してユーザーの操作ミスによるものであるか否かの判定を行わない。
2点以上の接触を検出可能なタッチパネル装置では、ジェスチャー検出部101により複数のジェスチャーが同時期のタッチ入力により検出される場合がある。この同時期のタッチ入力により検出された複数のジェスチャーの中に、ユーザーの操作ミスによるジェスチャーが介在する場合がある。例えば、表示ディスプレイ473に表示されている画像を拡大表示させたい場合、ユーザーは、表示ディスプレイ473に載せた2本の指の間隔を拡げる動作を行うが、この動作中に2本の指が意図せず回転してしまった場合には、ジェスチャー検出部101は、ピンチ操作と同時に回転操作を検出してしまう。その結果、表示ディスプレイ473には、ユーザーが意図しない回転処理が施された画像が表示されてしまう。このように、第2のジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものである可能性は、第1のジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものである可能性よりも高い。
このため、実施の形態2にかかるタッチパネル装置の操作ミス判定部103は、ユーザーの操作ミスの可能性がより高い第2のジェスチャーに対してユーザーの操作ミスによるものであるか否かの判定を行い、ユーザーの操作ミスの可能性が低い第1のジェスチャーに対しては、ユーザーの操作ミスによるものであるか否かの判定を行わない。
また、実施の形態2にかかるタッチパネル装置は、情報処理部106が、第2のジェスチャーの優先度を参照して、第2のジェスチャーに対応する情報処理を実行するか否かを決定する点において、実施の形態1にかかるタッチパネル装置と異なる。実施の形態2にかかるタッチパネル装置の情報処理部106は、第1のジェスチャーの優先度を参照して、第1のジェスチャーに対応する情報処理を実行するか否かを決定する処理を行わない。
具体的には、情報処理部106は、ジェスチャー検出部101が同時期のタッチ入力により複数のジェスチャーを検出した場合には、優先度記憶部105に記憶されている第2のジェスチャーの優先度を参照する。情報処理部106は、第2のジェスチャーが予め定められた値以上である場合、第1のジェスチャーに対応する情報処理に加えて、第2のジェスチャーに対応する情報処理を実行する。情報処理部106は、第2のジェスチャーが予め定められた値より小さい場合、第2のジェスチャーに対応する情報処理を実行せず、第1のジェスチャーに対応する情報処理のみを実行する。
次に、実施の形態2にかかるタッチパネル装置の動作について説明する。図5は、本発明の実施の形態2にかかるタッチパネル装置の動作の流れを示すフローチャートである。なお、図4のフローチャートに示す処理と同内容の処理については説明を省略する。
ジェスチャー検出部101が、ジェスチャー操作記憶部102に第2のジェスチャーの操作時間を記憶させた(ステップS34)後、情報処理部106は、優先度記憶部105に記憶されている第2のジェスチャーの優先度が予め定められた値以上であるか否かを判定する(ステップS35)。
第2のジェスチャーの優先度が予め定められた値以上でない場合(ステップS35においてNO)、情報処理部106は、第2のジェスチャーに対応する情報処理を実行せず、第1のジェスチャーに対応する情報処理のみを実行する(ステップS36)。
第2のジェスチャーの優先度が予め定められた値以上である場合(ステップS35においてYES)、情報処理部106は、第1のジェスチャー及び第2のジェスチャーに対応する情報処理を実行する(ステップS37)。
ステップS36又はステップS37の処理後、ジェスチャーの優先度の決定処理(ステップS38〜S40)を行う。操作ミス判定部103は、第2のジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものであるか否かを判定する(ステップS38)。操作ミス判定部103は、ジェスチャー操作記憶部102に記憶されている第2のジェスチャーの操作時間が予め定められた時間以下である場合、第2のジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものと判定する。操作ミス判定部103は、ジェスチャー操作記憶部102に記憶されている第2のジェスチャーの操作時間が予め定められた時間以下でない場合、第2のジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものでないと判定する。
第2のジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものと判定された場合(ステップS38においてYES)、優先度決定部104は、優先度記憶部105に記憶されている第2のジェスチャーの優先度を下げる(ステップS39)。
第2のジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものでないと判定された場合(ステップS38においてNO)、優先度決定部104は、優先度記憶部105に記憶されている第2のジェスチャーの優先度を上げる(ステップS40)。
以上のように、実施の形態2にかかるタッチパネル装置では、操作ミス判定部103は、ジェスチャー検出部101が同時期のタッチ入力により検出した複数のジェスチャーのうち、ジェスチャー検出部101により第1番目に検出された第1のジェスチャーを除く第2のジェスチャーに対して、ユーザーの操作ミスによるものであるか否かを判定する。これにより、本発明の実施の形態2にかかるタッチパネル装置は、ユーザーの操作ミスの可能性がある第2のジェスチャーに対して、ユーザーの操作ミスによるものであるか否かを判定することができる。
なお、同時期のタッチ入力により検出された複数のジェスチャーのうち、第1番目に検出された第1のジェスチャーのみに対応する情報処理を行い、第1のジェスチャーを除く第2のジェスチャーに対応する情報処理を行わないように制御することで、ユーザーの操作ミスの可能性がある第2のジェスチャーに対応した情報処理を実行せず、ユーザーが意図しない情報処理が実行されることを防止することが考えられる。しかしながら、上記のような第1番目に検出された第1のジェスチャーのみに対応する情報処理を行うという制御では、ユーザーが画像の拡大と回転を同時に行わせたい場合であっても、そのような操作はできないことになる。
これに対して、実施の形態2にかかるタッチパネル装置では、ユーザーの操作ミスの可能性がある第2のジェスチャーに対して、ユーザーの操作ミスによるものであるか否かを判定したうえで、そのジェスチャーに対応する情報処理を実行するか否かを決定するものである。
<実施の形態3>
実施の形態3にかかるタッチパネル装置は、優先度決定部104が決定する優先度の内容が、上記の実施の形態2にかかるタッチパネル装置と異なる。
実施の形態3にかかるタッチパネル装置の優先度決定部104は、第1のジェスチャーの種類毎に、その第1のジェスチャーの検出中に検出された第2のジェスチャーの優先度を決定する。優先度決定部104は、決定したジェスチャーの優先度を、制御ユニット10内の優先度記憶部105に記憶させる。
図6は、実施の形態3にかかるタッチパネル装置の優先度記憶部105に記憶されているジェスチャーの優先度1052の内容の一例を示す図である。図6に示すように、ジェスチャーの優先度1052には、第1のジェスチャーの種類毎に、第2のジェスチャーの優先度1053〜1056が示されている。図7(A)に示すように、優先度1053には、第1のジェスチャーがスワイプ操作の場合の第2のジェスチャー(ピンチ操作、回転操作、2本指スワイプ操作)の各優先度が示されている。また、図7(B)に示すように、優先度1054には、第1のジェスチャーがピンチ操作の場合の第2のジェスチャー(スワイプ操作、回転操作、2本指スワイプ操作)の各優先度が記憶されている。
ここで、ジェスチャー検出部101により、ピンチ操作(第1のジェスチャー)と2本指スワイプ操作(第2のジェスチャー)とが同時期のタッチ入力により検出された場合を考える。この時、操作ミス判定部103は、第2のジェスチャーである2本指スワイプ操作に対して、ユーザーの操作ミスによるものであるか否かを判定する。2本指スワイプ操作がユーザーの操作ミスによるものと判定された場合、優先度決定部104は、第1のジェスチャーがピンチ操作の場合の優先度1054に示されている2本指スワイプの優先度の値「-7」(図6(B)を参照)から例えば「1」を引き、その算出後の値を優先度記憶部105に記憶させる。2本指スワイプ操作がユーザーの操作ミスによるものと判定されなかった場合、優先度決定部104は、第1のジェスチャーがピンチ操作の場合の優先度1054に示されている2本指スワイプの優先度の値「-7」に例えば「1」を足し、その算出後の値を優先度記憶部105に記憶させる。
図8は、実施の形態3にかかるタッチパネル装置の動作の流れを示すフローチャートである。なお、図4及び図5のフローチャートに示す処理と同内容の処理については説明を省略する。
実施の形態3では、第2のジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものと判定された場合(ステップS58においてYES)、優先度決定部104は、優先度記憶部105に記憶されている第1のジェスチャーに対する第2のジェスチャーの優先度を下げる(ステップS59)。
第2のジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものでないと判定された場合(ステップS58においてNO)、優先度決定部104は、優先度記憶部105に記憶されている第1のジェスチャーに対する第2のジェスチャーの優先度を上げる(ステップS60)。
また、実施の形態3では、情報処理部106は、優先度記憶部105に記憶されている第1のジェスチャーに対する第2のジェスチャーの優先度を参照して、第2のジェスチャーの優先度が予め定められた値以上であるか否かを判定する(ステップS55)。
第2のジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものであるか否かは、第1のジェスチャーの種類により変わる。例えば、第1のジェスチャーがピンチ操作であって、第2のジェスチャーが回転操作である場合、その回転操作は、ユーザーの操作ミスである可能性が比較的高い。ピンチ操作と回転操作とは、その操作が比較的似ているため、ユーザーが意図せず入力してしまう場合があるからである。
これに対して実施の形態3にかかるタッチパネル装置によれば、優先度決定部104が、第1のジェスチャーの種類毎に、その第1のジェスチャーの検出中に検出された第2のジェスチャーの優先度を決定する。このため、変形例1にかかるタッチパネル装置は、ユーザーの操作ミスに基づき、ユーザーが意図しない情報処理が実行されることをより抑制することができる。
なお、本発明は上記の実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。
<変形例>
上記の実施の形態では、情報処理部106が、第2のジェスチャーの優先度と予め定められた値とを比較することにより、第2のジェスチャーに対応する情報処理を実行するか否かを決定する場合を説明したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。
情報処理部106が、第1のジェスチャーの優先度と第2のジェスチャーの優先度とを比較することにより、第2のジェスチャーに対応する情報処理を実行するか否かを決定してもよい。すなわち、この変形例では、第2のジェスチャーに対応する情報処理を行うか否かを決定する予め定められた値に第1のジェスチャーの優先度を用いる。
情報処理部106は、第2のジェスチャーの優先度が第1のジェスチャーの優先度以上である場合に、第1のジェスチャー及び第2のジェスチャーに対応する情報処理を実行する。また、情報処理部106は、第2のジェスチャーの優先度が第1のジェスチャーの優先度より小さい場合に、第2のジェスチャーに対応する情報処理を実行せず、第1のジェスチャーに対応する情報処理のみを実行する。
1 画像形成装置
5 原稿読取部
10 制御ユニット
12 画像形成部
31 画像処理部
32 画像メモリー
47 操作部
100 制御部
101 ジェスチャー検出部
102 ジェスチャー操作記憶部
103 操作ミス判定部
104 優先度決定部
105 優先度記憶部
106 情報処理部
471 操作キー
472 タッチパネル
473 表示ディスプレイ

Claims (7)

  1. 表示ディスプレイと、
    前記表示ディスプレイの前面に配置されるタッチパネルと、
    前記タッチパネルに対するタッチ入力に基づき、予め定められたジェスチャーを検出するジェスチャー検出部と、
    前記ジェスチャー検出部で検出されたジェスチャーがユーザーの操作ミスによるものであるか否かを判定する操作ミス判定部と、
    前記操作ミス判定部による判定結果に基づき、前記ジェスチャーの優先度を決定する優先度決定部と、
    前記ジェスチャーに対応して予め定められた情報処理を実行する情報処理部とを備え、
    前記情報処理部は、前記ジェスチャー検出部が同時期のタッチ入力により複数のジェスチャーを検出した場合に、前記優先度に基づき受け付けるジェスチャーを決定し、当該決定したジェスチャーに対応して予め定められた情報処理を実行するタッチパネル装置。
  2. 前記情報処理部は、前記ジェスチャー検出部が同時期のタッチ入力により複数のジェスチャーを検出した場合に、前記優先度が予め定められた値以上のジェスチャーを受け付ける請求項1に記載のタッチパネル装置。
  3. 前記優先度の初期値として予め定められた値を前記ジェスチャー毎に記憶している優先度記憶部を更に備え、
    前記優先度決定部は、前記操作ミス判定部によりユーザーの操作ミスによるものと判定されたジェスチャーの前記優先度記憶部に記憶されている優先度の値を減らし、前記操作ミス判定部によりユーザーの操作ミスによるものと判定されないジェスチャーの前記優先度記憶部に記憶されている優先度の値を増やす請求項1に記載のタッチパネル装置。
  4. 前記ジェスチャー検出部が検出した各ジェスチャーに対する操作時間を記憶するジェスチャー操作記憶部を更に備え、
    前記操作ミス判定部は、前記ジェスチャー検出部が検出した複数のジェスチャーのうち、前記ジェスチャー操作記憶部に記憶される操作時間が予め定められた時間以下のジェスチャーをユーザーの操作ミスによるものと判定する請求項1に記載のタッチパネル装置。
  5. 前記操作ミス判定部は、前記ジェスチャー検出部が同時期のタッチ入力により検出した前記複数のジェスチャーのうち、前記ジェスチャー検出部により第1番目に検出された第1のジェスチャーを除く第2のジェスチャーに対して、ユーザーの操作ミスによるものであるか否かを判定する請求項1に記載のタッチパネル装置。
  6. 前記優先度決定部は、前記第1のジェスチャーの種類毎に、その第1のジェスチャーの検出中に検出された前記第2のジェスチャーの優先度を決定し、
    前記情報処理部は、前記ジェスチャー検出部が同時期のタッチ入力により複数のジェスチャーを検出した場合に、前記優先度決定部が決定した前記第1のジェスチャーに対する前記第2のジェスチャーの優先度に基づき第2のジェスチャーを受け付けるか否かを決定する請求項5に記載のタッチパネル装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のタッチパネル装置を備えた画像形成装置。
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