JP2015064284A - 放射線画像検出装置及び製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】防湿性を向上させることができる放射線画像検出装置及びその製造方法を提供する。【解決手段】X線を可視光に変換するシンチレータ20は、矩形の板形状をしたシンチレータ本体20aと、シンチレータ本体20aの四隅から外側にそれぞれ突出された突出部20bとを備えている。シンチレータ20は、矩形のシート状をしたシンチレータ保護膜23により覆われて保護されている。シート状のシンチレータ保護膜23の表面積は、角部の面積分だけシンチレータ本体20aの表面積よりも大きくなるが、突出部20bによりシンチレータ20の表面積を増やしているため、シンチレータ保護膜23の角部にシワや折れが生じにくくなる。【選択図】図3

Description

本発明は、放射線撮影に用いられる放射線画像検出装置及び製造方法に関する。
近年、医療分野において、画像診断を行うために、放射線源から被写体(患者)の撮影部位に向けて放射し、撮影部位を透過した放射線(例えば、X線)を電荷に変換して放射線画像を生成する放射線画像検出装置が用いられている。この放射線画像検出装置には、放射線を直接電荷に変換する直接変換方式のものと、放射線を一旦可視光に変換し、この可視光を電荷に変換する間接変換方式のものがある。
間接変換方式の放射線画像検出装置は、放射線を吸収して可視光に変換するシンチレータ(蛍光体層)と、可視光を検出して電荷に変換する光電変換パネルとを有する。シンチレータには、ヨウ化セシウム(CsI)やガドリニウムオキサイドサルファ(GOS)が用いられている。光電変換パネルは、ガラス製の絶縁性基板の表面に薄膜トランジスタ及びフォトダイオードがマトリクス状に配列されたものである。
特許文献1、2に記載の放射線画像検出装置では、シンチレータを傷や水分などから保護するために、基板上に設けられたシンチレータの表面をシンチレータ保護膜で覆っている。シンチレータ保護膜は、シンチレータの表面に接着される接着層と、接着層の上に設けられた金属層と、金属層を保護する金属層保護層とを備えている。
特許文献1、2の放射線画像検出装置の製造方法では、基板上に矩形の板形状をしたシンチレータを形成し、このシンチレータに矩形のシート状をしたシンチレータ保護膜を対面させ、ローラやダイヤフラムゴム(図示せず)によって加圧することにより、シンチレータの表面にシンチレータ保護膜を密着させている。
特許文献1では、光電変換パネルと金属層との熱膨張係数差に起因する応力により、シンチレータ保護膜がシンチレータから剥がれるのを防止するために、接着層の厚みを、シンチレータと接する領域よりも周縁部において厚くして応力を軽減させている。
特許文献2では、シンチレータ保護膜の周縁部の防湿性を高めるために、シンチレータの表面にシンチレータ保護膜を密着させた後、シンチレータ保護膜の周縁部にホットプレス処理を行うことにより、該周縁部を基板上に密着させている。
特開2006−052979号公報 特開2006−078471号公報
しかしながら、特許文献1、2記載の放射線画像検出装置では、シンチレータ保護膜の周縁部のうち角部の防湿性が問題となる。この問題は、板形状のシンチレータをシート状のシンチレータ保護膜で覆おうとすると、シンチレータ保護膜の表面積は、角部の面積分だけシンチレータの表面積より大きいため、角部がどうしてもシンチレータの側面や基板上に密着されずに余ってしまい、ローラやダイヤフラムゴムでの加圧によって、シワや折れが生じることにより発生する。このようにシワや折れが生じると、その部分から湿気が侵入する恐れがある。
本発明は、防湿性を向上させることができる放射線画像検出装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の放射線画像検出装置は、多角形の板形状をしたシンチレータ本体と、シンチレータ本体の少なくとも1つの角部から外側に突出した突出部とを有し、放射線を可視光に変換するシンチレータと、シンチレータを支持する基板と、シンチレータ本体及び突出部の表面を覆い、周縁部が基板に密着されたシンチレータ保護膜とを備えている。
突出部の突出方向に沿った断面形状は、シンチレータ本体から離れるにしたがって徐々に高さが低くなる形状であることが好ましい。
突出部の高さは、シンチレータ本体から離れるにしたがって曲線状に変化していることが好ましい。この場合、突出部の突出方向に直交する方向に沿った断面形状は、半円状であることが好ましい。
また、突出部の高さは、シンチレータ本体から離れるにしたがって直線状に変化していてもよい。この場合、突出部の突出方向に直交する方向に沿った断面形状は、台形状であることが好ましい。
シンチレータ本体が矩形である場合、突出部は、シンチレータ本体の四隅から外側にそれぞれ突出されることが好ましい。
シンチレータ保護膜は、シンチレータの表面に接着される接着層と、接着層の上に設けられた金属層と、金属層を保護する保護層とを備えることが好ましい。
接着層は、ホットメルト樹脂であることが好ましい。
シンチレータは、ヨウ化セシウムを含有した複数の柱状結晶を有することが好ましい。
基板は、光電変換により電荷を生成する複数の画素が配置された光電変換パネルであり、シンチレータは、光電変換パネル上に蒸着されていることが好ましい。
また、本発明の放射線画像検出装置の製造方法は、放射線を可視光に変換するシンチレータを有し、可視光を光電変換して放射線画像を生成する放射線画像検出装置の製造方法であって、基板上に、多角形の板形状をしたシンチレータ本体と、シンチレータ本体の少なくと1つの角部から外側に突出した突出部とを有するシンチレータを形成するシンチレータ形成工程と、シンチレータに、シート状のシンチレータ保護膜を対面させ、シンチレータ保護膜を加圧してシンチレータ及び基板に密着させ、シンチレータを覆うシンチレータ被覆工程とを備えている。
シンチレータ形成工程は、シンチレータ本体と同形状をした開口部と、開口部の角部から外側に突出し、突出部と同形状をした切欠き部とを有するマスクを介して、基板にシンチレータ材料を蒸着することが好ましい。
本発明によれば、突出部によりシンチレータの角部の表面積を増やしているため、シンチレータ保護膜の角部にシワや折れが生じにくくなる。これにより、シンチレータの防湿性を向上させることができる。
X線画像検出装置の一部破断斜視図である。 X線画像検出装置の断面図である。 FPDの平面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 図3のV−V線に沿う断面図である。 図5のVI−VI線に沿う断面図である。 光電変換パネルの構成を示す回路図である。 進級蒸着装置の構成を示す概略図である。 マスクの平面図である。 図9のX−X線に沿う断面図である。 図10のXI−XI線に沿う断面図である。 加圧貼合せ装置の構成を示す概略図である。 加圧貼合せ中の加圧貼合せ装置の概略図である。 別の実施形態のFPDの平面図である。 さらに別の実施形態のFPDの平面図である。 図15のXVI−XVI線に沿う断面図である。 図16のXVII−XVII線に沿う断面図である。 さらに別の実施形態のマスクの平面図である。 図18のXIX−XIX線に沿う断面図である。 マスクの別の実施形態を示す断面図である。
図1において、X線画像検出装置10は、フラットパネル検出器(FPD)11と、支持基板12と、制御ユニット13と、これらを収容する筐体14により構成されている。筐体14は、X線の透過性が高く、軽量で耐久性の高い炭素繊維強化樹脂(カーボンファイバー)により一体形成されたモノコック構造である。
筐体14の1つの側面には開口(図示せず)が形成され、この開口を塞ぐように蓋(図示せず)が取り付けられている。X線画像検出装置10の製造時には、この開口からFPD11、支持基板12、制御ユニット13が筐体14内に挿入される。
筐体14の上面14aは、X線源(図示せず)から放射され、被写体(図示せず)を透過したX線が照射される照射面である。
X線画像検出装置10は、従来のX線フィルムカセッテと同様に可搬性を有し、X線フィルムカセッテに代えて用いることが可能であるため、電子カセッテと称されている。
筐体14内には、照射面14a側から順に、FPD11、支持基板12が配置されている。支持基板12は、信号処理等を行う集積回路(IC)チップが搭載された回路基板25(図2参照)を保持しており、筐体14に固定されている。制御ユニット13は、筐体14内の短手方向に沿った一端側に配置されている。
制御ユニット13は、マイクロコンピュータやバッテリ(いずれも図示せず)を収容している。このマイクロコンピュータは、有線または無線の通信部(図示せず)を介して、X線源と接続されたコンソール(図示せず)と通信して、FPD11の動作を制御する。
図2において、FPD11は、X線を可視光に変換するシンチレータ20と、この可視光を電荷に変換する光電変換パネル21を有している。X線画像検出装置10は、ISS(Irradiation Side Sampling)型であり、光電変換パネル21は、シンチレータ20よりX線の入射側に配置されている。シンチレータ20は、光電変換パネル21を透過したX線を吸収して可視光を発生する。光電変換パネル21は、シンチレータ20から放出された可視光を受光し、光電変換を行って電荷を生成する。
光電変換パネル21は、そのX線入射側が、ポリイミド等からなる接着層22を介して筐体14の照射面14a側に貼り付けられている。光電変換パネル21の表層には、シンチレータ20を形成するためのシンチレータ下地膜38(図4参照)が設けられている。
シンチレータ20は、光電変換パネル21の表面21a(シンチレータ下地膜38の表面)上にタリウム賦活ヨウ化セシウム(CsI:Tl)を蒸着することにより形成されている。シンチレータ20は、複数の柱状結晶及び非柱状結晶層(図示せず)とからなり、光電変換パネル21側に非柱状結晶層が形成されている。柱状結晶は、非柱状結晶層から結晶成長したものであり、非柱状結晶層とは反対側に先端部を有する。シンチレータ20には、柱状結晶及び非柱状結晶層の潮解を防ぐために、防湿性を有するシンチレータ保護膜23が設けられている。
支持基板12は、シンチレータ20のX線入射側とは反対側に配置されている。支持基板12とシンチレータ20との間には、隙間が設けられている。支持基板12は、筐体14の側部14bにビス等で固着されている。支持基板12のシンチレータ20とは反対側の下面12aには、回路基板25が接着剤等を介して固着されている。
回路基板25と光電変換パネル21とは、フレキシブルプリント基板26を介して電気的に接続されている。フレキシブルプリント基板26は、いわゆるTAB(Tape Automated Bonding)ボンディング法により、光電変換パネル21の端部に設けられた外部端子21bに接続されている。
フレキシブルプリント基板26には、光電変換パネル21を駆動するためのゲートドライバ26aや、光電変換パネル21から出力された電荷を電圧信号に変換するチャージアンプ26bが集積回路(IC)チップとして搭載されている。回路基板25には、チャージアンプ26bにより変換された電圧信号に基づいて画像データを生成する信号処理部25aや、画像データを記憶する画像メモリ25bが搭載されている(図8参照)。
図3は、FPD11を図2のA方向のシンチレータ20側から見た平面図であり、図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図である。光電変換パネル21は、無アルカリガラス等からなる絶縁性基板30と、この上に配列された複数の画素31及び配線32を有する。絶縁性基板30は、X線の透過性を向上させるために、厚みが0.5mm以下であることが好ましい。なお、本実施形態の絶縁性基板30は、シンチレータ20の四隅に後述する突出部20bを設けるためのスペースを作るために、突出部20bを有しないシンチレータに対応する従来の絶縁性基板よりも僅かにサイズが大きくなっている。そのため、本実施形態の絶縁性基板30は、筐体14との間のクリアランスを確保するために、四隅を円弧形状にしている。
画素31は、光電変換素子(Photo Diode:PD)33、キャパシタ34及び薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:TFT)35によって構成されている。PD33は、シンチレータ20により生成された可視光を光電変換して電荷を発生する。キャパシタ34は、PD33とともに電荷を蓄積する。TFT35は、PD33及びキャパシタ34に蓄積された電荷を読み出すためのスイッチング素子である。配線32は、各画素31と外部端子21bとに接続されている。配線32は、ゲートドライバ26aのゲート信号をTFT35に供給するゲート配線と、TFT35から読み出された電荷をチャージアンプ26bに送るデータ配線とを含む。
絶縁性基板30上には、画素31及び配線32を覆うように、窒化シリコン(SiNx)などで形成された画素保護膜37が設けられている。また、画素保護膜37の上には、絶縁性基板30上を平坦にするとともに、シンチレータ20の密着性を向上させるシンチレータ下地膜38が設けられている。シンチレータ下地膜38には、ポリイミド、パラキシリレンなどの耐熱性を有する有機材料が用いられる。シンチレータ下地膜38の端縁と、外部端子21bに取り付けられたフレキシブルプリント基板26の端縁上は、水分による配線32の腐食を防止するために、防湿性を有する封止部材39により封止されている。
シンチレータ20は、シンチレータ下地膜38の上に真空蒸着によって直接形成されている。シンチレータ20は、矩形の板形状をしたシンチレータ本体20aと、シンチレータ本体20aの四隅から外側にそれぞれ突出した突出部20bとを備えている。突出部20bは、シンチレータ20の角部の表面積を増やすために設けられている。突出部20bの平面形状は、先端が円弧状をした半楕円形状をしている。
また、突出部20bの突出方向に沿うV−V線の断面図である図5に示すように、突出部20bの突出方向の断面形状は、シンチレータ本体20aから離れるにしたがって徐々に高さが低くなる形状をしており、その高さは、シンチレータ本体20aから離れるにしたがって曲線状に変化している。また、突出部20bの突出方向に直交するVI−VI線の断面図である図5に示すように、突出部20bの突出方向に直交する方向の断面形状は、略半円状をしている。
シンチレータ20の周囲には、前述のようにシンチレータ保護膜23が設けられている。シンチレータ保護膜23は、矩形のシート状をしており、シンチレータ本体20aの上面及び側面と、各突出部20bの表面とを覆い、その周縁部によって光電変換パネル21の上面に密着している。シンチレータ保護膜23は、シンチレータ20及び光電変換パネル21に密着する接着層23aと、接着層23aの上に設けられた金属層23bと、金属層保護層23cとを備えている。
接着層23aとしては、例えば、加熱により溶融して接着性を発揮するホットメルト樹脂が用いられている。金属層23bとしては、例えば、アルミニウム(Al)やアルミニウム合金、銀(Ag)などが用いられている。金属層23bは、シンチレータ保護膜23に防湿性を付与するとともに、シンチレータ20の可視光を光電変換パネル21に向けて反射する反射層としても機能する。金属層23bは、接着層23aに対し、接着剤で貼り合わされている。金属層保護層23cとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリパラキシリレンなどが用いられており、金属層23bが破れないように保護している。
背景技術において説明したように、矩形の板形状のシンチレータ20の上面及び側面を、矩形のシート状のシンチレータ保護膜23で覆う場合、シンチレータ保護膜23の角部に余りが生じ、この余った部分がシンチレータ保護膜23のシワや折れの原因となる。しかし、本実施形態では、シンチレータ本体20aの四隅に突出部20bを設けて表面積を増やし、シンチレータ保護膜23の角部で突出部20bを被覆しているため、シンチレータ保護膜23の角部に余りが生じなくなる。
また、突出部20bの突出方向の断面形状は、シンチレータ本体20aから離れるにしたがって徐々に高さが低くなり、かつその高さは、シンチレータ本体20aから離れるにしたがって曲線状に変化しており、突出部20bの突出方向に直交する方向に沿った断面形状は、略半円状をしているため、シンチレータ保護膜23の角部は突出部20bに沿いやすい。したがって、シンチレータ保護膜23の角部には、シワや折れが発生しにくくなり、シンチレータ20の防湿性が向上する。
シンチレータ本体20aの縦横のサイズSW×SWは、X線画像検出装置10の撮影サイズによって異なる。例えば、14インチ×17インチの撮影サイズを有するX線画像検出装置10に使用されるシンチレータ本体20aのサイズSW×SWは、360mm×450mm程度であり、その厚みSTは、例えば500μm程度が好ましい。
突出部20bのシンチレータ本体20aの角部からの突出長さSLと、突出部20bの幅SWは、シンチレータ保護膜23の角部を余らせることなく被覆可能な表面積が得られる長さとされており、例えば1〜5mmが好ましい。突出部20bの曲線を構成する半径SRは、シンチレータ保護膜23の角部にシワや折れを生じさせることなく沿わせることが可能な大きさとされており、例えば半径0.5mm以上が好ましい。また、突出部20bのシンチレータ本体20a側の厚みSTは、シンチレータ本体20aと一体に形成する関係上、シンチレータ本体20aの厚みSTと同一、あるいは僅かに小さくなっている。
シンチレータ保護膜23は、接着層23aの厚みが20〜50μm、金属層23bの厚みが10〜50μm、金属層保護層23cの厚みが10〜50μm程度であることが好ましい。また、シンチレータ保護膜23全体の厚みは、例えば50〜300μm程度であることが好ましい。
図7において、画素31は、絶縁性基板30上に2次元マトリクス状に配列されている。各画素31には、前述のように、PD33、キャパシタ34及びTFT35が含まれている。各画素31は、配線32であるゲート配線42とデータ配線43とに接続されている。ゲート配線42は、行方向に延在し、列方向に複数配列されている。データ配線43は、列方向に延在し、ゲート配線42と交わるように、行方向に複数配列されている。ゲート配線42は、TFT35のゲート電極に接続されている。データ配線43は、TFT35のドレイン電極に接続されている。
ゲート配線42の一端は、ゲートドライバ26aに接続されている。データ配線43の一端は、チャージアンプ26bに接続されている。ゲートドライバ26aは、各ゲート配線42に順にゲート駆動信号を与え、各ゲート配線42に接続されたTFT35をオンさせる。TFT35がオンすると、PD33及びキャパシタ34に蓄積された電荷がデータ配線43に出力される。
チャージアンプ26bは、データ配線43に出力された電荷を積算して電圧信号に変換する。信号処理部25aは、チャージアンプ26bから出力された電圧信号にA/D変換やゲイン補正処理等を施して画像データを生成する。画像メモリ25bは、フラッシュメモリなどからなり、信号処理部25aにより生成された画像データを記憶する。画像メモリ25bに記憶された画像データは、有線や無線の通信部(図示せず)を介して外部に読み出し可能である。
次に、X線画像検出装置10の製造工程のうち、光電変換パネル21にシンチレータ20を形成するシンチレータ形成工程と、シンチレータ保護膜23でシンチレータ20を覆うシンチレータ被覆工程について説明する。
図8に示すように、シンチレータ形成工程では、周知の半導体プロセスにより製造された光電変換パネル21の上面21aにマスク45を重ね合わせて固定し、このマスク45が下方を向くように、真空蒸着装置46の真空チャンバー47内に設けられた支持台48に光電変換パネル21をセットする。この真空チャンバー47内には、支持台48に対面するように耐熱性容器49が設けられている。耐熱性容器49には、シンチレータ20を形成するためのヨウ化セシウムとヨウ化タリウムとを混合したシンチレータ材料が充填されている。
図9に示すように、マスク45は、金属などの耐熱性を有する材質で形成された矩形の板状をしており、シンチレータ本体20aの外形形状と同形状をした開口部45aと、開口部45aの四隅に設けられ、突出部20bと同形状をした切欠き部45bとを備えている。切欠き部45bは、光電変換パネル21への固定面に設けられた凹部からなる。切欠き部45bの平面形状は、突出部20bと同様に先端が円弧状をした半楕円形状をしている。
また、切欠き部45bの突出方向であるX−X線に沿う断面を表す図10と、突出方向に直交するXI−XI線に沿う断面を表す図11とに示すように、切欠き部45bの断面形状は、突出部20bと同様に、端縁に近づくにしたがって徐々に高さが低くなる円弧形状とされている。開口部45a及び切欠き部45bの各部の寸法MW、MW、MW、ML、MT、MT、MRは、シンチレータ本体20a及び突出部20bの寸法SW、SW、SW、SL、ST、ST、SRと同一となっている。
耐熱性容器49を加熱してシンチレータ材料を気化させると、シンチレータ材料は、マスク45の開口部45aを通して光電変換パネル21の表面21a上に堆積される。この加熱を所定時間だけ行うことにより、500μm以上の厚みを有するシンチレータ本体20aが形成される。また、気化されたシンチレータ材料は、マスク45の開口部45aを通って凹状の切欠き部45b内にも入り込み、光電変換パネル21の表面21a上に堆積される。これにより、シンチレータ本体20aの四隅には、先端が円弧状の突出部20bが形成される。光電変換パネル21は、シンチレータ20の形成後に真空蒸着装置46から取り出され、マスク45が取り外される。
図12に示すように、シンチレータ被覆工程では、例えばダイヤフラムゴムを用いる加圧貼合せ装置52が使用される。加圧貼合せ装置52は、シンチレータ20が下を向くように、光電変換パネル21をエア吸引などによって保持する上側ステージ53と、上側ステージ53の下方に配置された下側ステージ54と、下側ステージ54に保持されたゴム製の膜であるダイヤフラムゴム55とを備えている。
上側ステージ53には、図示しないエアポンプによって加圧貼合せ装置52内の空気を吸引する吸引通路53aが設けられている。また、下側ステージ54には、図示しないエアポンプによって加圧貼合せ装置52内を加圧する加圧通路が設けられている。また、上側ステージ53及び下側ステージ54内には、シンチレータ保護膜23の接着層を加熱して溶融させるヒーターが組み込まれている(図示せず)。
加圧貼合せ装置52は、上側ステージ53で光電変換パネル21が保持され、ダイヤフラムゴム55の上にシート状のシンチレータ保護膜23が載置されると、図13に示すように、図示しない昇降機構によって、下側ステージ54が上昇され、上側ステージ53に当接する。
その後、吸引通路53a及び加圧通路54aに接続されたエアポンプがそれぞれ作動を開始し、上側ステージ53内の空気が吸引され、下側ステージ54内が加圧される。このエア吸引及び加圧により、ダイヤフラムゴム55が変形し、シンチレータ保持膜23を加圧してシンチレータ20及び光電変換パネル21に密着させる。シンチレータ保護膜23の接着層23aは、上側ステージ53及び下側ステージ54のヒーターにより溶融され、シンチレータ20及び光電変換パネル21に接着される。
シンチレータ20の被覆完了後、ヒーターの加熱が停止されて接着層23aが固化される。また、下側ステージ54は、図示しない昇降機構により下降され、加圧貼合せ装置52から光電変換パネル21が取り出される。
上述したように、シンチレータ保護膜23は、シンチレータ20及び光電変換パネル21に貼り合わされる際に、本来余剰部分となる角部によってシンチレータ20の突出部20bの表面を覆うので、シンチレータ保護膜23には余りが生じない。そのため、シンチレータ保護膜23にシワや折れが発生しにくくなるので、シンチレータの防湿性を向上させることができる。
次に、X線画像検出装置10の作用を説明する。まず、X線源からX線が被写体に向けて射出される。被写体を透過して被写体のX線画像を担持したX線が光電変換パネル21の側からX線画像検出装置10に入射する。X線画像検出装置10に入射したX線は、光電変換パネル21を透過してシンチレータ20に入射する。
シンチレータ20は、入射したX線を吸収して可視光を発生する。シンチレータ20での可視光の発生は、主に、柱状結晶内の非柱状結晶層側で生じる。柱状結晶内で発生した可視光は、光ガイド効果により、各柱状結晶内を伝搬し、非柱状結晶層を通過して光電変換パネル21に入射する。
光電変換パネル21に入射した可視光は、画素31毎にPD33により電荷に変換され、PD33及びキャパシタ34に電荷が蓄積される。X線源からのX線照射が終了すると、ゲートドライバ26aにより、ゲート配線42を介してTFT35のゲート電極に順にゲート駆動信号が印加される。これにより、行方向に並んだTFT35が列方向に順にオンとなり、オンとなったTFT35を介してPD33及びキャパシタ34に蓄積された電荷がデータ配線43に出力される。
データ配線43に出力された電荷は、チャージアンプ26bにより電圧信号に変換されて信号処理部25aに入力される。信号処理部25aにより、全画素31分の電圧信号に基づいて画像データが生成され、画像メモリ25bに記憶される。
X線画像検出装置10では、シンチレータ20がシンチレータ保護膜23により覆われているため、シンチレータ20が潮解することはない。また、シンチレータ保護膜23は、シンチレータ本体20aの四隅に設けられた突出部20bを覆うことにより、角部にシワや折れが発生しにくくなっているため、シンチレータ保護膜23の防湿性が低下することもない。
次に、本発明の別の実施形態について説明する。なお、上述した第1の実施形態と同じ部品には同符号を付与し、詳しい説明は省略する。上記実施形態では、シンチレータ20の突出部20bの平面形状を円弧形状としたが、図14のFPD60に示すように、先端が鋭角にされた三角形状の突出部61を設けてもよい。この三角形状の突出部61の突出長さSL及び幅SWは、第1の実施形態と同様に、シンチレータ保護膜23の角部を余らせることなく被覆可能な表面積が得られる長さとされており、例えば1〜5mmが好ましい。
また、突出部61の突出方向の断面形状は、第1の実施形態と同様に、シンチレータ本体20aから離れるにしたがって徐々に高さが低くなり、その高さはシンチレータ本体20aから離れるにしたがって曲線状に変化している。また、突出部20bの突出方向に直交する方向の断面形状は、略半円状をしている。これにより、シンチレータ保護膜23の角部は、突出部61に沿いやすくなるため、シンチレータ保護膜23の角部には、シワや折れが発生しにくくなり、シンチレータ20を適切に保護することができる。
また、図15のFPD65に示すように、矩形状の突出部66を設けてもよい。この矩形状の突出部66の突出長さSL及び幅SWは、第1の実施形態と同様に、シンチレータ保護膜23の角部を余らせることなく被覆可能な表面積が得られる長さとされており、例えば1〜5mmが好ましい。
また、突出部66の突出方向に沿うXVI−XVI線の断面を表す図16に示すように、突出部66の突出方向の断面形状は、シンチレータ本体20aから離れるにしたがって徐々に高さが低くなる形状をしており、その高さは、シンチレータ本体20aから離れるにしたがって直線状に変化している。また、突出部66の突出方向に直交するXVII−XVII線の断面図である図17に示すように、突出部20bの突出方向に直交する方向の断面形状は、台形形状をしている。これにより、シンチレータ保護膜23の角部は、突出部61に沿いやすくなるため、シンチレータ保護膜23の角部には、シワや折れが発生しにくくなり、シンチレータ20を適切に保護することができる。
図18に示すように、矩形状の突出部66を有するシンチレータの形成に使用されるマスク70は、シンチレータ本体20aの外形形状と同形状をした開口部70aと、開口部70aの四隅に設けられ、突出部66と同形状をした開口状の切欠き部70bとを備えている。切欠き部70bの平面形状は、突出部66と同様に矩形状をしており、突出長さML及び幅MWは、突出部66の突出長さSL及び幅SWと同一となっている。
また、切欠き部70bの突出方向に直交するXIX−XIX線に沿う断面図である図19に示すように、切欠き部70bの側面70cは、マスク70の両面に対して垂直な面となっている。マスク70は、2点鎖線で示すように、光電変換パネル21に対して隙間CLをおいて配置される。これにより、気化されたシンチレータ材料は、隙間CLに僅かに入り込んで光電変換パネル21上に堆積されるため、突出部66の側面はテーパー状に形成される。
なお、テーパー状の側面を有する突条部66を形成するには、図20に示すように、切欠き部75bの側面75cをテーパー形状にしたマスク75を用いてもよい。この場合、2点鎖線で示すように、マスク75は、光電変換パネル21に当接するように配置される。これにより、気化されたシンチレータ材料は、切欠き部75bのテーパー形状に沿って光電変換パネル21上に堆積されるため、突出部66は、側面がテーパー状になる。
なお、特許請求の範囲に記載の「シンチレータを支持する基板」は、本実施形態では、光電変換パネル21に対応している。本実施形態では、光電変換パネル21の表層に設けられたシンチレータ下地膜38上にシンチレータ20を設けているが、シンチレータ下地膜38を省略することも可能である。
上記各実施形態では、矩形のシンチレータ本体を有するシンチレータを例に説明したが、三角形や五角形など、矩形以外の多角形のシンチレータ本体を有するシンチレータをシンチレータ保護膜で覆う場合にも、本発明を適用することができる。また、上記各実施形態では、矩形のシンチレータ本体の四隅に突出部を設ける例について説明したが、多角形のシンチレータ本体の少なくとも1つの角部に、外側に突出する突出部を設けてもよい。このような構成としても、シンチレータ本体の角部に突出部を設けない場合に比べれば、シンチレータの防湿性を向上させることができる。
また、光電変換パネル21に直接蒸着されたシンチレータ20を例に説明したが、本発明は、蒸着用基板に蒸着された後で光電変換パネル21に貼り合わされる、貼合せタイプのシンチレータにも適用可能である。この貼合せタイプのシンチレータに本発明を適用する場合には、シンチレータ保護膜の周縁部を蒸着基板に密着させる。
また、上記各実施形態では、CsIを用いたシンチレータ20を例に説明したが、本発明は、GOSなどの柱状結晶化しないシンチレータにも適用可能である。
また、上記各実施形態では、光電変換パネル21がシンチレータ20よりもX線の入射側に配置されたISS型のX線画像検出装置10を例に説明したが、本発明は、シンチレータ20が光電変換パネル21よりもX線の入射側に配置されているPSS(Penetration Side Sampling)型のX線画像検出装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、放射線としてX線を用いているが、γ線やα線等、X線以外の放射線を用いてもよい。さらに、上記実施形態では、可搬型の放射線画像検出装置である電子カセッテを例に挙げて本発明を説明しているが、本発明は、立位型や臥位型の放射線画像検出装置や、マンモグラフィ装置等にも適用可能である。
10 X線画像検出装置
11 FPD
20 シンチレータ
20a シンチレータ本体
20b 突出部
21 光電変換パネル
23 シンチレータ保護膜
23a 接着層
23b 金属層
23c 金属層保護層
45 マスク
45a 開口部
45b 切欠き部
46 真空蒸着装置
52 加圧貼合せ装置

Claims (13)

  1. 多角形の板形状をしたシンチレータ本体と、前記シンチレータ本体の少なくとも1つの角部から外側に突出した突出部とを有し、放射線を可視光に変換するシンチレータと、
    前記シンチレータを支持する基板と、
    前記シンチレータ本体及び前記突出部の表面を覆い、周縁部が前記基板に密着されたシンチレータ保護膜と、
    を備える放射線画像検出装置。
  2. 前記突出部の突出方向に沿った断面形状は、前記シンチレータ本体から離れるにしたがって徐々に高さが低くなる形状である請求項1に記載の放射線画像検出装置。
  3. 前記高さは、前記シンチレータ本体から離れるにしたがって曲線状に変化している請求項2に記載の放射線画像検出装置。
  4. 前記突出部の突出方向に直交する方向に沿った断面形状は、半円状である請求項3に記載の放射線画像検出装置。
  5. 前記高さは、前記シンチレータ本体から離れるにしたがって直線状に変化している請求項2に記載の放射線画像検出装置。
  6. 前記突出部の突出方向に直交する方向に沿った断面形状は、台形状である請求項5に記載の放射線画像検出装置。
  7. 前記シンチレータ本体は、矩形であり、前記突出部は、前記シンチレータ本体の四隅から外側にそれぞれ突出されている請求項1〜6いずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
  8. 前記シンチレータ保護膜は、前記シンチレータの表面に接着される接着層と、前記接着層の上に設けられた金属層と、前記金属層を保護する保護層とを備える請求項1〜7いずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
  9. 前記接着層は、ホットメルト樹脂である請求項8に記載の放射線画像検出装置。
  10. 前記シンチレータは、ヨウ化セシウムを含有した複数の柱状結晶を有する請求項1〜9いずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
  11. 前記基板は、光電変換により電荷を生成する複数の画素が配置された光電変換パネルであり、前記シンチレータは、前記光電変換パネル上に蒸着されている請求項10に記載の放射線画像検出装置。
  12. 放射線を可視光に変換するシンチレータを有し、前記可視光を光電変換して放射線画像を生成する放射線画像検出装置の製造方法であって、
    基板上に、多角形の板形状をしたシンチレータ本体と、前記シンチレータ本体の少なくとも1つの角部から外側に突出した突出部とを有するシンチレータを形成するシンチレータ形成工程と、
    前記シンチレータに、シート状のシンチレータ保護膜を対面させ、前記シンチレータ保護膜を加圧して前記シンチレータ及び前記基板に密着させ、前記シンチレータを覆うシンチレータ被覆工程と、
    を備える放射線画像検出装置の製造方法。
  13. 前記シンチレータ形成工程は、前記シンチレータ本体と同形状をした開口部と、前記開口部の角部から外側に突出し、前記突出部と同形状をした切欠き部とを有するマスクを介して、前記基板にシンチレータ材料を蒸着する請求項12に記載の放射線画像検出装置の製造方法。
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