JP2015060980A - 積層型撮像素子の製造方法および積層型撮像素子 - Google Patents

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哲哉 林田
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和典 宮川
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Abstract

【課題】単結晶材料からなる光電変換膜を形成する場合であっても、信号読み出し回路部に影響を与えることなく効率よく形成でき、しかも適切な厚み、かつ均一な膜厚の光電変換膜を形成できる積層型撮像素子の製造方法を提供する。
【解決手段】光電変換材料8の表面から水素イオンまたはヘリウムイオンを注入して、イオンリッチ層を形成する注入工程と、イオンリッチ層を形成した光電変換材料8を、表面を信号読み出し回路部1に向けて信号読み出し回路部1上に配置し、信号読み出し回路部1と光電変換材料8とを接合する接合工程と、光電変換材料8をイオンリッチ層において分離して、信号読み出し回路部1上に光電変換材料8の表層からなる光電変換膜5を形成する分離工程とを有する積層型撮像素子の製造方法とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、積層型撮像素子の製造方法および積層型撮像素子に関する。
積層型撮像素子は、半導体の設けられた信号読み出し回路部と光電変換部とを積層してなるものである。従来、積層型撮像素子に用いられる光電変換膜としては、アモルファス材料が用いられている。アモルファス材料としては、アモルファスセレン(a−Se)を主材料とするHARP(High-gain Avalanche Rushing amorphous Photoconductor)膜(例えば、特許文献1参照。)や水素化アモルファスシリコン(a−Si:H)膜(例えば、特許文献2参照。)などが挙げられる。
特開2002−334983号公報 特開平5−152554号公報 特開平5−211128号公報
一般的に、アモルファス材料の衝撃イオン化率は、単結晶材料のそれと比較して、小さい。このため、アバランシェ増倍型の光電変換膜として単結晶材料を用いた場合、アモルファス材料を用いた場合と比較して、光電変換膜に印加する電界が小さくなる。したがって、アバランシェ増倍現象を用いた積層型撮像素子では、光電変換膜として単結晶材料を用いることが望ましい。
しかしながら、以下に示すように、単結晶材料からなる光電変換膜を信号読み出し回路部上に形成することは困難であった。
すなわち、積層型撮像素子の信号読み出し回路部には、半導体に接続された配線パターンが存在している。配線パターンは、アルミニウムなどを主材料とする導電材料を用いて形成されている。このため、信号読み出し回路部が、400℃以上の温度に加熱されると、回路が破壊される恐れがある。したがって、信号読み出し回路部上で光電変換部を形成する場合には、光電変換部の形成に伴う加熱温度を400℃未満に抑える必要がある。
一般に、光電変換膜は、蒸着法やスパッタ法を用いて形成されている。蒸着法やスパッタ法を用いる場合、400℃未満の加熱温度で信号読み出し回路部上に単結晶材料からなる光電変換膜を形成することは困難である。
分子線エピタキシー(MBE)法により、信号読み出し回路部上で原子レベルの膜成長を行うことで、400℃未満の温度で信号読み出し回路部上に単結晶材料からなる光電変換膜を形成できる。しかし、MBE法を用いる場合、光電変換膜の形成に非常に時間がかかるし、コストもかかる。
このため、従来、光電変換膜として、単結晶材料を用いず、単結晶材料と比較して衝撃イオン化率の小さいアモルファス材料、微結晶材料もしくは多結晶材料が用いられていた。
また、高感度の積層型撮像素子を得るためには、積層型撮像素子の検出する波長域に対応する適切な厚み、かつ均一な膜厚の光電変換膜を形成する必要がある。
しかし、従来、適切な厚みかつ均一な膜厚の光電変換膜を、効率よく形成できる方法はなかった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、単結晶材料からなる光電変換膜を形成する場合であっても、信号読み出し回路部に影響を与えることなく効率よく形成でき、しかも適切な厚み、かつ均一な膜厚の光電変換膜を形成できる積層型撮像素子の製造方法を提供することを課題とする。
また、容易に製造でき、適切な厚み、かつ均一な膜厚の光電変換膜を有する高感度の積層型撮像素子を提供することを課題とする。
本発明者は、上記課題を解決するために、鋭意検討を重ねた。その結果、積層型撮像素子の光電変換膜として、以下に示すように、スマートカット法により薄膜化した光電変換材料を適用すればよいことを見出し、本発明を想到した。
スマートカット法は、SOI(Silicon On Insulator)基板を製造する際に使われている(例えば、特許文献3参照)。スマートカット法では、まず、図1(a)に示すように、バルク材料10の表面10aから所定の深さに、水素イオンまたはヘリウムイオンをイオン注入して、脆化されたバルク材料からなるイオンリッチ層11を形成する。そして、図1(b)に示すように、バルク材料10を加熱することにより、図1(c)に示すように、イオンリッチ層11において分離し、バルク材料10の表層12からなる薄膜を剥離する。バルク材料10の分離は、ナイフエッジを用いて行う場合もある。
スマートカット法では、水素イオンまたはヘリウムイオンをイオン注入する深さによって、剥離される表層12の膜厚を高精度で制御できる。
本発明者は、スマートカット法により得られた光電変換材料の薄膜を、光電変換膜として用いるために、検討した。まず、光電変換材料の表面から水素イオンまたはヘリウムイオンを注入して、イオンリッチ層を形成した。続いて、イオンリッチ層の形成された光電変換材料を、表面を信号読み出し回路部に向けて信号読み出し回路部上に配置し、これらを接合した。そして、信号読み出し回路部上に接合された光電変換材料を、イオンリッチ層において分離することで、信号読み出し回路部上に光電変換材料の表層からなる光電変換膜を形成した。
すなわち、本発明は、以下の発明に関わるものである。
(1)信号読み出し回路部を形成する工程と、光電変換材料の表面から水素イオンまたはヘリウムイオンを注入して、イオンリッチ層を形成する注入工程と、前記イオンリッチ層の形成された光電変換材料を、前記表面を前記信号読み出し回路部に向けて前記信号読み出し回路部上に配置し、前記信号読み出し回路部と前記光電変換材料とを接合する接合工程と、前記光電変換材料を前記イオンリッチ層において分離して、前記信号読み出し回路部上に前記光電変換材料の表層からなる光電変換膜を形成する分離工程とを有することを特徴とする積層型撮像素子の製造方法。
(2)前記光電変換材料が、単結晶材料であることを特徴とする(1)に記載の積層型撮像素子の製造方法。
(3)前記接合工程において、前記信号読み出し回路部と前記光電変換材料とをバンプを介して接合することを特徴とする(1)または(2)に記載の積層型撮像素子の製造方法。
(4)前記接合工程において、前記信号読み出し回路部と前記光電変換材料とを直接接触させて接合することを特徴とする(1)または(2)に記載の積層型撮像素子の製造方法。
(5)前記分離工程において、前記光電変換材料を400〜600℃に加熱することにより分離する、またはナイフエッジを用いて分離することを特徴とする(1)〜(4)のいずれか一項に記載の積層型撮像素子の製造方法。
(6)前記注入工程において、前記光電変換材料の表面側の前記イオンリッチ層の界面から前記光電変換材料の表面までの距離が0.5〜10μmとなるように、前記水素イオンまたは前記ヘリウムイオンを注入することを特徴とする(1)〜(5)のいずれか一項に記載の積層型撮像素子の製造方法。
(7)前記分離工程の後に、前記光電変換膜の表面を熱処理する熱処理工程を有することを特徴とする(1)〜(6)のいずれか一項に記載の積層型撮像素子の製造方法。
(8)前記分離工程の後に、前記光電変換膜上に残留するイオンリッチ層をエッチング除去するエッチング工程を有することを特徴とする(1)〜(7)のいずれか一項に記載の積層型撮像素子の製造方法。
(9)信号読み出し回路部と、前記信号読み出し回路部上に接合された光電変換膜とを有し、前記光電変換膜の厚みが、0.5〜10μmであることを特徴とする積層型撮像素子。
本発明の積層型撮像素子の製造方法によれば、単結晶材料からなる光電変換膜を形成する場合であっても、信号読み出し回路部に影響を与えることなく効率よく形成できる。しかも、本発明の積層型撮像素子の製造方法によれば、検出する波長域に対応する適切な厚み、かつ均一な膜厚の光電変換膜を有する積層型撮像素子が得られる。
図1は、スマートカットの手法を説明するための工程図である。 図2は、本発明の積層型撮像素子の一例を示した断面図である。 図3は、図2に示す積層型撮像素子の製造方法の一例を説明するための工程図である。 図4は、図2に示す積層型撮像素子の製造方法の一例を説明するための工程図である。 図5は、本発明の積層型撮像素子の他の例を示した断面図である。 図6は、図5に示す積層型撮像素子の製造方法の一例を説明するための工程図である。 図7は、図5に示す積層型撮像素子の製造方法の一例を説明するための工程図である。
以下、本発明の積層型撮像素子の製造方法および積層型撮像素子について、例を挙げて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図2は、本発明の積層型撮像素子の一例を示した断面図である。
図2に示す積層型撮像素子100は、信号読み出し回路部1と、信号読み出し回路部1上に接合された光電変換膜5と、信号読み出し回路部1と光電変換膜5とを接合する接合部41と、光電変換膜5上に設けられた透明電極7とを有している。
信号読み出し回路部1は、シリコン基板などからなる基板(不図示)上に形成された回路(不図示)と、信号読み出し回路部1上に突出して設けられた複数の第1画素電極2とを有している。第1画素電極2は、Al,Cu,Auなどの金属またはその合金からなるものである。また、回路は、複数のトランジスタと、アルミニウムなどの導電材料からなる配線パターンとを有している。
光電変換膜5の材料は、積層型撮像素子100の検出する波長域に応じて決定することができる。光電変換膜5の材料は、後述するスマートカットにより分離できるものであり、単結晶材料、アモルファス材料、微結晶材料、多結晶材料のいずれであってもよい。積層型撮像素子100が、電荷の雪崩現象を利用して信号電荷を増幅するアバランシェ増倍型のものである場合には、光電変換膜5は、衝撃イオン化率の大きい単結晶材料からなるものであることが好ましい。光電変換膜5として単結晶材料を用いた場合、単結晶材料でないものを用いた場合と比較して、光電変換膜5に印加する電界を抑制できる。光電変換膜5として用いることのできる単結晶材料としては、例えば、Si、GaAs、InP、CdTe、CIS、CIGSなどが挙げられる。
光電変換膜5の厚みは、0.5〜10μmであることが好ましい。光電変換膜5の厚みが、0.5〜10μmの範囲内であると、後述するスマートカット法を用いて容易に、かつ均一な厚みで形成できる。
光電変換膜5の厚みは、光電変換膜5に使用する材料の光吸収係数と、積層型撮像素子の検出する波長域とに基づいて選択することが好ましい。
例えば、光電変換膜5に使用する材料がSi単結晶であって、積層型撮像素子の検出する波長域が450nm〜550nmである場合、光電変換膜5の厚みは、4〜5μmであることが好ましい。このような光電変換膜5とすることで、より感度の高い積層型撮像素子100となる。さらに、検出する波長域が500nm程度である場合、Si単結晶からなる光電変換膜5の厚みは、4.6μm程度であることが好ましい。このような光電変換膜5では、99%以上の光吸収効率が得られるので、より高感度の積層型撮像素子100となる。
また、光電変換膜5に使用する材料が、GaAs単結晶,InP単結晶,CdTe単結晶などの直接遷移型の化合物半導体の単結晶であって、積層型撮像素子の検出する波長域が730nm〜830nmである場合、光電変換膜5の厚みは2〜3μmであることが好ましい。このような光電変換膜5とすることで、より感度の高い積層型撮像素子100となる。さらに、波長域が780nm程度である場合、GaAs単結晶からなる光電変換膜5の厚みは、2.3μm程度であることが好ましい。このような光電変換膜5では、99%以上の光吸収効率が得られるので、より高感度の積層型撮像素子100となる。
また、光電変換膜5に使用する材料がCIS単結晶である場合、380nm〜1000nmの波長範囲における光吸収係数は、略一定である。光電変換膜5に使用する材料がCIS単結晶であって、積層型撮像素子の検出する波長域が380nm〜1000nmである場合、光電変換膜5の厚みは0.5〜1μmであることが好ましい。このような光電変換膜5とすることで、より感度の高い積層型撮像素子100となる。さらに、波長域が1000nm程度である場合、CIS単結晶からなる光電変換膜5の厚みは、0.5μm程度であることが好ましい。このような光電変換膜5では、99%以上の光吸収効率が得られるので、より高感度の積層型撮像素子100となる。
光電変換膜5の信号読み出し回路部1側の面には、信号読み出し回路部1に向かって突出して設けられた第2画素電極6が設けられている。第2画素電極6は、In、Au、半田などの金属からなるものである。
第2画素電極6の平面視での面積は、積層型撮像素子100の画素開口面積となっている。したがって、高感度の積層型撮像素子100を得るためには、第2画素電極6の平面視での面積がなるべく大きくなるように、第2画素電極6を配置することが好ましい。また、図2に示すように、第1画素電極2と第2画素電極6のピッチは同一となっており、第1画素電極2と第2画素電極6とは、対向して配置されている。
光電変換膜5上(信号読み出し回路部1と反対側の面)には、ITO(酸化インジウムスズ)などからなる透明電極7が形成されている。
接合部41は、図2に示すように、バンプ3とアンダーフィル剤4とからなる。図2に示す積層型撮像素子100では、接合部41によって、光電変換膜5と信号読み出し回路部1とが接合されて一体化されている。
バンプ3は、対向する第1画素電極2と第2画素電極6との間に、それぞれ配置されている。バンプ3としては、従来公知の導電材料を用いることができ、例えば、半田材料やインジウムなどの金属を使用できる。バンプ3の材料は、光電変換膜5および信号読み出し回路部1に用いられている材料の耐熱性に応じて、選択することが好ましい。例えば、光電変換膜5として、高温で変性しやすい材料が用いられている場合には、バンプ3としては、インジウムや、Sn−In合金,Sn−Pb合金,Sn−Bi合金などの低温で接合できる材料を使用することが好ましい。
アンダーフィル剤4は、光電変換膜5と信号読み出し回路部1との間のバンプ3の配置されている領域以外の空間に充填されている。アンダーフィル剤4は、樹脂などからなるものである。本実施形態においては、光電変換膜5と信号読み出し回路部1との間に、アンダーフィル剤4を含む接合部41が形成されている。このため、光電変換膜5と信号読み出し回路部1との接合強度が高いものになるとともに、アンダーフィル剤4によって光電変換膜5が補強されたものとなる。なお、アンダーフィル剤4は、設けられていることが好ましいが、設けられていなくてもよい。
「製造方法」
次に、本発明の積層型撮像素子の製造方法の一例として、図3および図4を用いて、図2に示す積層型撮像素子100の製造方法を説明する。
まず、図3(a)に示すように、従来公知の方法により、信号読み出し回路部1を形成する。具体的には、例えば、シリコン基板などからなる基板(不図示)上に、従来公知の方法により、複数のトランジスタと、アルミニウムなどの導電材料からなる配線パターンとを含む回路を形成する。
その後、従来公知の方法により、信号読み出し回路部1上に突出して、所定のピッチおよび形状の第1画素電極2を形成する。
次に、図3(b)に示すように、第1画素電極2上に、それぞれバンプ3を形成する。次いで、信号読み出し回路部1上の全面に、アンダーフィル剤4を塗布する。
また、図3(c)に示すように、光電変換材料8の表面8aから水素イオンまたはヘリウムイオンを注入して、イオンリッチ層9を形成する(注入工程)。注入工程においては、水素イオンまたはヘリウムイオンを3.5×1016〜1.0×1017ion/cmの濃度で注入することが好ましい。水素イオンまたはヘリウムイオンの濃度を上記範囲内とすることで、後述する分離工程を行うことによりイオンリッチ層9において容易に分離できる光電変換材料8となる。
注入工程においては、光電変換材料8の表面8a側のイオンリッチ層9の界面から光電変換材料8の表面8aまでの距離が0.5〜10μmとなるように、水素イオンまたはヘリウムイオンを注入することが好ましい。
水素イオンまたはヘリウムイオンを注入する方法としては、特に限定されないが、例えば、イオンビームを用いて、所定の入射エネルギーで水素イオンまたはヘリウムイオンを注入する方法を用いることが好ましい。このことにより、水素イオンまたはヘリウムイオンを、光電変換材料8の表面8aから10μm程度までの任意の深さに均一に注入し、分布させることができる。また、イオンビームを用いて水素イオンまたはヘリウムイオンを注入する場合、注入する表面8aからの深さは、水素イオンまたはヘリウムイオンの入射エネルギーにより制御できる。例えば、入射エネルギーを1MeVの高エネルギーとすることで、水素イオンまたはヘリウムイオンを、表面8aから10μm程度の深さに注入できる。
水素イオンまたはヘリウムイオンを注入する際の表面8aからの深さによって、イオンリッチ層9の表面8aからの深さ位置が決定され、光電変換材料8の表面8a側のイオンリッチ層9の界面から光電変換材料8の表面8aまでの距離が決定される。この距離は、光電変換膜5の厚みに対応する寸法である。したがって、イオンリッチ層9の表面8aからの深さ位置によって、積層型撮像素子100の光電変換膜5の厚みが変化する。光電変換膜5の厚みは、上述したように、積層型撮像素子100の分光感度特性に関係する。
次に、従来公知の方法により、図3(d)に示すように、光電変換材料8の表面8aに突出して、第1画素電極2と同一のピッチで、所定の形状を有する第2画素電極6を形成する。
次に、図3(e)に示すように、イオンリッチ層9を形成した光電変換材料8を、表面8aを信号読み出し回路部1に向けて、信号読み出し回路部1上に配置する。この際、光電変換材料8に形成されている第2画素電極6が、信号読み出し回路部1上に形成されている第1画素電極2と、平面視で重なり合うように位置合わせを行う。
その後、信号読み出し回路部1と光電変換材料8とを圧着してバンプ3を介して接合する(接合工程)。その結果、第1画素電極2と第2画素電極6とが電気的に接続されるとともに、光電変換材料8と信号読み出し回路部1とが接合されて一体化される。
接合工程は、常温で行ってもよいし、加熱しながら行ってもよい。接合工程を加熱しながら行う場合には、400℃未満に加熱することが好ましく、バンプ3、アンダーフィル剤4、光電変換材料8、信号読み出し回路部1に用いられている材料に応じて、適切な加熱温度を決定することが好ましい。
また、本実施形態においては、接合前の信号読み出し回路部1上の全面にアンダーフィル剤4が塗布されている(図3(b)参照)。このため、接合工程を行うことで、図3(e)に示すように、光電変換材料8と信号読み出し回路部1との間のバンプ3の配置されている領域以外の空間に、アンダーフィル剤4が充填される。
次に、図4(a)に示すように、光電変換材料8をイオンリッチ層9において分離(スマートカット)する。このことにより、光電変換材料8から表層を剥離して、信号読み出し回路部1上に光電変換材料8の表層からなる光電変換膜5を形成する(分離工程)。
分離工程においては、光電変換材料8を400〜600℃に加熱することにより分離する、またはナイフエッジを用いて分離することが好ましい。
光電変換材料8を加熱することにより分離する場合には、光電変換材料8および信号読み出し回路部1に用いられている材料に応じて、適切な加熱温度を決定することが好ましい。分離工程において、光電変換材料8を加熱する温度は、信号読み出し回路部1の回路が破壊されることを防止するために低いほど好ましく、具体的には、400〜420℃の範囲であることが好ましい。光電変換材料8を400〜420℃に加熱した場合、分離工程を行うことにより信号読み出し回路部1の回路が破壊されることを防止しつつ、効率よく光電変換材料8から表層を剥離できる。
また、分離工程において光電変換材料8を加熱する場合、レーザーアニールやラピッドサーマルアニールなど、イオンリッチ層9のみを局所的に加熱できる方法を用いることが好ましい。これらの方法を用いることにより、光電変換材料8を400〜600℃に加熱した場合に、信号読み出し回路部1の回路が破壊されることを防止できる。
分離工程においてナイフエッジを用いて分離する場合には、低温で分離工程を行うことができる。したがって、光電変換材料8および信号読み出し回路部1が、分離工程における熱による影響を受けることがなく、好ましい。
次に、図4(b)に示すように、必要に応じて、光電変換膜5の表面を熱処理する(熱処理工程)。熱処理工程を行うことで、水素イオンまたはヘリウムイオンを注入したことによる結晶欠陥を修復することができ、好ましい。熱処理工程における熱処理方法としては、光電変換膜5の表面のみを熱処理できる方法であることが好ましい。例えば、熱処理方法として、レーザーアニールやフラッシュランプアニールなどを用いることができる。これらの熱処理方法を用いることにより、光電変換膜5の下層に配置された信号読み出し回路部1などの部材が、熱処理工程における熱による影響を受けることがなく、好ましい。
熱処理工程における熱処理温度は、800〜1000℃であることが好ましい。熱処理温度を上記範囲内とすることで、熱処理を行うことによる効果がより一層高まるとともに、光電変換膜5の下層に配置された部材が、熱処理工程における熱による影響を受けることを効果的に防止できる。
次に、図4(c)に示すように、従来公知の方法により、光電変換膜5上に残留するイオンリッチ層9aをエッチング除去する(エッチング工程)ことが好ましい。エッチング工程を行うことで、残留するイオンリッチ層9aにより生じる暗電流を防止できる。イオンリッチ層9aをエッチング除去する方法としては、例えば、イオンエッチング法などのドライエッチング法を用いることが好ましい。
エッチング工程は、熱処理工程後に行ってもよいし、熱処理工程前に行ってもよい。
エッチング工程後、イオンリッチ層9aの除去された光電変換膜5上に、スパッタ法や蒸着法などにより透明電極7を成膜する。
以上の工程により、図2に示す積層型撮像素子100が完成する。
本実施形態の積層型撮像素子100の製造方法は、信号読み出し回路部1を形成する工程と、光電変換材料8の表面8aから水素イオンまたはヘリウムイオンを注入して、イオンリッチ層9を形成する注入工程と、イオンリッチ層9の形成された光電変換材料8を、表面8aを信号読み出し回路部1に向けて信号読み出し回路部1上に配置し、信号読み出し回路部1と光電変換材料8とを接合する接合工程と、光電変換材料8をイオンリッチ層9において分離して、信号読み出し回路部1上に光電変換材料8の表層からなる光電変換膜5を形成する分離工程とを有している。
すなわち、本実施形態の製造方法によれば、信号読み出し回路部1上に接合した光電変換材料8を分離して、光電変換材料8の表層を剥離することにより、表層からなる光電変換膜5が信号読み出し回路部1上に形成される。
したがって、本実施形態の製造方法では、光電変換膜5の材料である光電変換材料8の製造時の条件が、信号読み出し回路部1に影響を与えることはない。よって、光電変換材料8を製造する際の条件に関わらず、光電変換膜5として積層型撮像素子100の検出する波長域に対応する適切な材料を選択できる。また、本実施形態の製造方法によれば、分子線エピタキシー(MBE)法を用いる場合と比較して、容易に効率よく信号読み出し回路部1上に光電変換膜5を形成できる。
さらに、本実施形態の製造方法によれば、光電変換材料8の表面8aから水素イオンまたはヘリウムイオンを注入してイオンリッチ層9を形成し、光電変換材料8をイオンリッチ層9において分離するスマートカット法を用いて光電変換膜5を形成している。このため、厚みの均一性に優れた光電変換膜5が得られ、高感度の積層型撮像素子100が得られる。具体的に、スマートカット法を用いて形成した光電変換膜5の厚みのばらつきは4nm以下となる。また、水素イオンまたはヘリウムイオンを注入する深さを制御して、イオンリッチ層9の表面8aからの深さ位置を変化させることによって、検出する波長域に応じた適切な厚みを有する光電変換膜5が得られる。
なお、本実施形態の製造方法に代えて、例えば、信号読み出し回路部1上に光電変換材料8を接合し、化学機械研磨(CMP)を用いて光電変換材料8を薄膜化することにより、光電変換材料8の薄膜からなる光電変換膜5を信号読み出し回路部1上に形成できる。しかし、この方法を用いた場合、得られた光電変換膜5に研磨疵が存在していたり、光電変換膜5の厚みの均一性が不十分であったりすることにより、十分な感度が得られない場合がある。
また、本実施形態の製造方法においては、光電変換材料8として単結晶性材料を用いることで、信号読み出し回路部1に光電変換材料8の製造に伴う熱による負荷を与えることなく、信号読み出し回路部1上に単結晶性材料からなる光電変換膜5を形成できる。
また、本実施形態の製造方法においては、接合工程において、信号読み出し回路部1と光電変換材料8とをバンプを介して接合するので、信号読み出し回路部1と光電変換材料8とを容易に接続できる。
また、本実施形態の積層型撮像素子100は、信号読み出し回路部1上に光電変換膜5が接合されたものであるため、信号読み出し回路部1上で光電変換膜5を形成する必要がなく、容易に製造できる。
(第2実施形態)
図5は、本発明の積層型撮像素子の一例を示した断面図である。
図5に示す積層型撮像素子200は、信号読み出し回路部21と、信号読み出し回路部21上に直接接触させて接合された光電変換膜5と、光電変換膜5上に設けられた透明電極7とを有している。図5に示す積層型撮像素子200において、光電変換膜5および透明電極7は、図2に示す積層型撮像素子100と同じであるので、同じ符号を付し、説明を省略する。
信号読み出し回路部21は、シリコン基板などからなる基板(不図示)上に形成された回路(不図示)と、信号読み出し回路部21上に埋め込まれるように設けられた複数の画素電極22とを有している。画素電極22は、Al,Cu,Auなどの金属またはその合金からなるものである。また、回路は、図2に示す積層型撮像素子100の信号読み出し回路部1の回路と同様に、複数のトランジスタと、アルミニウムなどの導電材料からなる配線パターンとを有している。
図2に示す積層型撮像素子100では、信号読み出し回路部1と光電変換膜5とがバンプ3を介して接合されている。これに対し、図5に示す積層型撮像素子200では、図2に示す積層型撮像素子100と異なり、信号読み出し回路部21上と光電変換膜5とが直接接触して接合されている。
また、図5に示す積層型撮像素子200では、図2に示す積層型撮像素子100と異なり、画素開口面積が、信号読み出し回路部21の画素電極22の面積に依存している。すなわち、図5に示す積層型撮像素子200では、各画素電極22と光電変換膜5との接触面積を均一にすることができるため、均一に画素開口面積を作製することができる。
「製造方法」
次に、図6および図7を用いて、図5に示す積層型撮像素子200の製造方法を説明する。
まず、上述した第1実施形態と同様に、図6(a)に示すように、従来公知の方法により、信号読み出し回路部21を形成する。
その後、従来公知の方法により、信号読み出し回路部21上に埋め込むように、所定のピッチおよび形状の画素電極22を形成する。次いで、画素電極22の形成された信号読み出し回路部21上を、化学機械研磨(CMP)を用いて平坦化する。このようにして得られた信号読み出し回路部21上の表面粗さは、数十nm以下であることが望ましい。
また、上述した第1実施形態と同様に、図6(b)に示すように、光電変換材料8の表面8aから水素イオンまたはヘリウムイオンを注入して、イオンリッチ層9を形成する(注入工程)。
次に、図6(c)に示すように、信号読み出し回路部21と光電変換材料8とを直接接触させて接合する(接合工程)。信号読み出し回路部21と光電変換材料8とを直接接触させて接合することで、各画素電極22を光電変換材料8に均一に接触させることができる。その結果、各画素電極22と光電変換膜5との接触面積が均一となり、画素開口面積が均一な積層型撮像素子200が得られる。
本実施形態における接合工程では、以下に示す方法を用いることが好ましい。まず、光電変換材料8の表面8aおよび信号読み出し回路部21上を真空中でプラズマ活性化する。次いで、イオンリッチ層9を形成した光電変換材料8を、表面8aを信号読み出し回路部21に向けて、信号読み出し回路部21上に配置して、信号読み出し回路部21と光電変換材料8とを積層し、加圧する。その結果、光電変換材料8と信号読み出し回路部21とが一体化される。
また、本実施形態における接合工程においては、常温で接合する手法を用いてもよい。この場合、接合工程の後に、接合工程における加熱温度に依存した内部応力が残ることがなく、接合後の光電変換材料8にひずみなどの影響が生じることがなく好ましい。
また、接合工程において、上述した図2に示す第1実施形態の積層型撮像素子100においては、光電変換材料8に形成されている第2画素電極6が、信号読み出し回路部1上に形成されている第1画素電極2と、平面視で重なり合うように位置合わせを行う。これに対し、図5に示す本実施形態の積層型撮像素子200においては、光電変換膜5の信号読み出し回路部21側の面に、画素電極が設けられていない。したがって、図5に示す積層型撮像素子200を製造する際の接合工程では、図2に示す積層型撮像素子100を製造する場合のように、高精度で位置合わせを行う必要はなく、容易に効率よく接合できる。また、図5に示す積層型撮像素子200では、画素電極22のピッチを、位置合わせに必要なマージンの寸法分、図2に示す積層型撮像素子100の画素電極よりも細かくでき、好ましい。
また、本実施形態の接合工程において、信号読み出し回路部21と光電変換材料8とを積層し、加圧する工程は、常温で行ってもよいし、加熱しながら行ってもよい。加熱しながら行う場合には、400℃未満に加熱することが好ましく、光電変換材料8、信号読み出し回路部21に用いられている材料に応じて、適切な加熱温度を決定することが好ましい。
次に、図7(a)に示すように、上述した第1実施形態と同様にして、光電変換材料8をイオンリッチ層9において分離(スマートカット)する。このことにより、光電変換材料8から表層を剥離して、信号読み出し回路部21上に光電変換材料8の表層からなる光電変換膜5を形成する(分離工程)。
次に、図7(b)に示すように、上述した第1実施形態と同様にして、必要に応じて、光電変換膜5の表面を熱処理する(熱処理工程)。
次に、図7(c)に示すように、上述した第1実施形態と同様にして、光電変換膜5上に残留するイオンリッチ層9aをエッチング除去する(エッチング工程)。
その後、上述した第1実施形態と同様にして、イオンリッチ層9aの除去された光電変換膜5上に、スパッタ法などにより透明電極7を成膜する。
以上の工程により、図5に示す積層型撮像素子200が完成する。
図5に示す積層型撮像素子200の製造方法においても、上述した第1実施形態と同様に、信号読み出し回路部21上に接合した光電変換材料8を分離して、光電変換材料8の表層を剥離することにより、表層からなる光電変換膜5を信号読み出し回路部21上に形成できる。
したがって、図5に示す積層型撮像素子200の製造方法においても、上述した第1実施形態と同様に、検出する波長域に応じた適切な厚みを有し、均一性に優れた光電変換膜5が得られる。
また、本実施形態の製造方法の接合工程において、光電変換材料8の表面8aおよび信号読み出し回路部21上を真空中でプラズマ活性化する工程と、信号読み出し回路部21と光電変換材料8とを積層して加圧する工程とを行うことにより、接合部を設けることなく、信号読み出し回路部21と光電変換材料8とを容易かつ確実に接合できる。
また、本実施形態の積層型撮像素子200は、上述した第1実施形態と同様に、信号読み出し回路部21上に光電変換膜5が接合されたものであるため、信号読み出し回路部21上で光電変換膜5を形成する必要がなく、容易に製造できる。また、本実施形態の積層型撮像素子200の光電変換膜5は、厚みが0.5〜10μmであるためスマートカット法を用いて容易に、かつ均一な厚みで形成できる。
なお、本発明の積層型撮像素子は、上述した図2および図5に示す積層型撮像素子に限定されるものではない。
例えば、図5に示す積層型撮像素子200を製造する際の接合工程を行う前に、光電変換材料8の表面8aに埋め込むように画素電極を設けてもよい。この場合、光電変換膜5の信号読み出し回路部21側の面に、画素電極を有する積層型撮像素子が得られる。このような積層型撮像素子を製造する場合においても、図5に示す積層型撮像素子200の上述した接合工程と同様にして、信号読み出し回路部21と光電変換材料8とを直接接合できる。なお、光電変換材料8の信号読み出し回路部21側の面に画素電極を設けた場合、接合工程において、光電変換材料8に形成されている画素電極が、信号読み出し回路部21上に形成されている画素電極22と、平面視で重なり合うように位置合わせを行う。
1、21:信号読み出し回路部、2:第1画素電極、3:バンプ、4:アンダーフィル剤、5:光電変換膜、6:第2画素電極、7:透明電極、8:光電変換材料、8a:表面、9:イオンリッチ層、10:バルク材料、10a:表面、11:イオンリッチ層、12:表層、22:画素電極、41:接合部、100、200:積層型撮像素子。

Claims (9)

  1. 信号読み出し回路部を形成する工程と、
    光電変換材料の表面から水素イオンまたはヘリウムイオンを注入して、イオンリッチ層を形成する注入工程と、
    前記イオンリッチ層の形成された光電変換材料を、前記表面を前記信号読み出し回路部に向けて前記信号読み出し回路部上に配置し、前記信号読み出し回路部と前記光電変換材料とを接合する接合工程と、
    前記光電変換材料を前記イオンリッチ層において分離して、前記信号読み出し回路部上に前記光電変換材料の表層からなる光電変換膜を形成する分離工程とを有することを特徴とする積層型撮像素子の製造方法。
  2. 前記光電変換材料が、単結晶性材料であることを特徴とする請求項1に記載の積層型撮像素子の製造方法。
  3. 前記接合工程において、前記信号読み出し回路部と前記光電変換材料とをバンプを介して接合することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の積層型撮像素子の製造方法。
  4. 前記接合工程において、前記信号読み出し回路部と前記光電変換材料とを直接接触させて接合することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の積層型撮像素子の製造方法。
  5. 前記分離工程において、前記光電変換材料を400〜600℃に加熱することにより分離する、またはナイフエッジを用いて分離することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の積層型撮像素子の製造方法。
  6. 前記注入工程において、前記光電変換材料の表面側の前記イオンリッチ層の界面から前記光電変換材料の表面までの距離が0.5〜10μmとなるように、前記水素イオンまたは前記ヘリウムイオンを注入することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の積層型撮像素子の製造方法。
  7. 前記分離工程の後に、前記光電変換膜の表面を熱処理する熱処理工程を有することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の積層型撮像素子の製造方法。
  8. 前記分離工程の後に、前記光電変換膜上に残留するイオンリッチ層をエッチング除去するエッチング工程を有することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の積層型撮像素子の製造方法。
  9. 信号読み出し回路部と、前記信号読み出し回路部上に接合された光電変換膜とを有し、
    前記光電変換膜の厚みが、0.5〜10μmであることを特徴とする積層型撮像素子。
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