JP2015058822A - タイヤid登録システム - Google Patents

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啓 北川
勝秀 熊谷
Katsuhide Kumagai
勝秀 熊谷
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Yasuhiro Shibata
泰宏 柴田
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    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
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    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
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Abstract

【課題】容易にタイヤIDの登録が可能であり、タイヤIDの誤登録が生じ難いタイヤID登録システムを提供する。【解決手段】TPMS受信機13は、所定記憶期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDをメモリ16の揮発領域16bに記憶する記憶実行部25を備える。また、TPMS受信機13は、揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの中から所定消去期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤID以外のタイヤIDを消去する消去実行部26を備える。さらに、TPMS受信機13は、記憶実行部25による記憶処理の実行後又は消去実行部26による消去処理の実行後に、メモリ16の揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの数が規定数と等しい場合には、該揮発領域16bに記憶されたタイヤIDを不揮発領域16aに記憶して自車のタイヤIDとして登録する登録実行部27を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤID登録システムに関する。
従来、タイヤ空気圧検出器から送信されるタイヤ空気圧信号を受信機で受信することによりタイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システムにおいて、登録ツールを使用せずにタイヤID(識別符号)を受信機に登録する方法が種々提案されている。
例えば特許文献1には、受信機が最初に受信した4つのタイヤIDを自車のタイヤIDとして登録する方法が提案されている。また、例えば特許文献2には、急減圧時に送信するタイヤ空気圧信号に急減圧ビットを立たせるタイヤ空気圧検出器を備えたシステムにおいて、受信機が登録モードに切り替わってから受信したタイヤIDのうち、急減圧ビットが立っているタイヤ空気圧信号に含まれるタイヤIDを自車のタイヤIDとして登録する方法が提案されている。
特開平9−210827号公報 特開2012−236527号公報
上記特許文献1の方法では、作業者が特殊な作業を行わなくともタイヤIDの登録が可能であるものの、例えばID登録時に他車が近くにあると、受信機が他車のタイヤIDを先に受信して誤登録が生じる可能性が高いといった問題がある。一方、上記特許文献2の方法では、急減圧ビットが立っているタイヤ空気圧信号に含まれるタイヤIDを登録するため、タイヤIDの誤登録は生じ難いものの、ID登録時にタイヤの空気圧を急減圧させる必要があり、作業者の作業負担が多くなるといった問題がある。そのため、ID登録作業の容易さと誤登録の生じ難さとを両立させることのできる新たな技術の開発が求められていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、容易にタイヤIDの登録が可能であり、タイヤIDの誤登録が生じ難いタイヤID登録システムを提供することにある。
上記課題を解決するタイヤID登録システムは、各タイヤに設けられたタイヤ空気圧検出器から圧力データを含むタイヤ空気圧信号を送信し、該タイヤ空気圧信号を車体の受信機において受信して前記タイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システムの一機能であり、前記タイヤ空気圧検出器に登録されたタイヤIDを前記受信機に登録するものにおいて、所定記憶期間内に受信した無線信号に含まれるタイヤIDをメモリに記憶する記憶実行部と、前記記憶実行部による記憶処理の実行後に前記メモリに記憶されたタイヤIDの数が規定数と等しい場合には、該メモリに記憶されたタイヤIDを登録する登録実行部とを備えたことを要旨とする。
上記構成によれば、記憶実行部は、例えば作業者が空気圧を急減圧させる等の特殊な作業を行わなくても、所定記憶期間内に受信した無線信号に含まれるタイヤIDをメモリに記憶する。そして、登録実行部は、メモリに記憶されたタイヤIDの数が規定数と等しければ、登録処理を実行するため、容易にタイヤIDを登録することが可能になる。また、記憶実行部は、所定記憶期間内に記憶されたタイヤIDの数(種類)が規定数と異なれば、登録処理を実行しないため、ID登録時に他車が近くにあり、受信機が他車のタイヤIDを先に受信しても誤登録が生じることを抑制できる。
上記タイヤID登録システムにおいて、前記記憶実行部は、車両が走行している状態において受信した無線信号に含まれるタイヤIDを前記メモリに記憶し、前記車両が走行していない状態において受信した無線信号に含まれるタイヤIDを前記メモリに記憶しないことが好ましい。
車両が走行しているときには、他車が近くにいる時間が短くなり易いため、他車のタイヤIDを受信し難くなる。したがって、上記構成のように車両が走行していない状態において受信した無線信号に含まれるタイヤIDをメモリに記憶しないことで、メモリに他車のタイヤIDが記憶されることを抑制できる。
上記タイヤID登録システムにおいて、前記メモリに記憶されたタイヤIDの数が前記規定数よりも多い場合に、該メモリに記憶されたタイヤIDの中から、所定消去期間内に受信した無線信号に含まれるタイヤID以外のタイヤIDを消去する消去実行部を備えることが好ましい。
通常、自車のタイヤIDを含む無線信号は、例えばタイヤ空気圧検出器が故障する等の事態が発生しない限り、いつまでも受信可能であるが、他車のタイヤIDを含む無線信号は、該他車が自車の近くに存在している場合でなければ受信できない。そのため、他車のタイヤIDを含む無線信号は、所定記憶期間内に受信された場合であっても、継続して受信できるわけではない。したがって、上記構成のようにメモリに記憶されたタイヤIDの中から、所定消去期間内に受信されなったタイヤIDを消去することで、適切に他車のタイヤIDをメモリから消去することができる。これにより、記憶処理の実行により他車のタイヤIDがメモリに記憶された場合でも、該メモリに記憶されたタイヤIDの数を規定数まで減らして自車のタイヤIDを登録できる。
上記タイヤID登録システムにおいて、前記消去実行部は、タイヤIDの消去処理の実行後において、前記メモリに記憶されたタイヤIDの数が前記規定数よりも多い場合には、繰り返し消去処理を実行することが好ましい。
上記構成によれば、消去実行部によって繰り返し消去処理が実行されるため、より確実にメモリに記憶されたタイヤIDの数を規定数まで減らして自車のタイヤIDを登録できる。
上記タイヤID登録システムにおいて、前記記憶実行部は、前記所定消去期間内に受信した無線信号に含まれるタイヤIDを前記メモリに記憶しないことが好ましい。
上記構成によれば、記憶処理の実行後に、メモリに新たなタイヤIDが記憶されないため、速やかにタイヤIDの数を規定数まで減らして自車のタイヤIDを登録できる。
上記タイヤID登録システムにおいて、前記所定消去期間は、前記タイヤ空気圧検出器からタイヤIDを含む無線信号が複数回送信されるような期間であることが好ましい。
上記構成によれば、所定消去期間にタイヤ空気圧検出器から無線信号が複数回送信されるため、受信機において自車のタイヤIDを含む無線信号を受信できる確率を高くすることができる。
上記タイヤID登録システムにおいて、前記タイヤ空気圧検出器は、前記タイヤが回転状態に入ったときに前記無線信号を送信する頻度を該タイヤが回転状態に入っていないときに送信する頻度よりも高くする送信制御部を備え、前記受信機は、車両が走行しているか否かに応じて前記所定消去期間を変更する期間設定部を備えることが好ましい。
上記構成によれば、車両が走行しているか否かに応じて所定消去期間が変更されるため、受信機において自車のタイヤIDを含む無線信号を受信できる確率を高くしつつ、ID登録に要する時間を短縮することができる。
上記タイヤID登録システムにおいて、前記所定記憶期間は、前記タイヤ空気圧検出器からタイヤIDを含む無線信号が複数回送信されるような期間であることが好ましい。
上記構成によれば、所定記憶期間にタイヤ空気圧検出器から無線信号が複数回送信されるため、受信機において自車のタイヤIDを含む無線信号を受信できる確率を高くすることができる。
上記タイヤID登録システムにおいて、前記タイヤ空気圧検出器は、前記タイヤが回転状態に入ったときに前記無線信号を送信する頻度を該タイヤが回転状態に入っていないときに送信する頻度よりも高くする送信制御部を備え、前記受信機は、車両が走行しているか否かに応じて前記所定記憶期間を変更する期間設定部を備えることが好ましい。
上記構成によれば、車両が走行しているか否かに応じて所定記憶期間が変更されるため、受信機において自車のタイヤIDを含む無線信号を受信できる確率を高くしつつ、ID登録に要する時間を短縮することができる。
上記タイヤID登録システムにおいて、前記記憶実行部により前記メモリに記憶されたタイヤIDの数が前記規定数と等しくない状態が所定登録期間以上継続する場合には、前記受信機の動作モードを該受信機にタイヤIDを登録する登録モードから他のモードに切り替える登録中止部を備えることが好ましい。
受信機が登録モードとなってから長時間経過しても、登録実行部による登録処理が完了しない場合には、例えば他車のタイヤIDを含む無線信号を受信し易い環境に自車が置かれている等の原因が考えられる。そのため、上記構成のようにメモリに記憶されたタイヤIDの数が規定数と等しくない状態が所定登録期間以上継続する場合には、登録実行部による登録処理が未完了のまま受信機の動作モードを登録モード以外のモードに切り替えることで、作業者にID登録作業のやり直しを促すことができる。
上記タイヤID登録システムにおいて、前記メモリに記憶されたタイヤIDの数が前記規定数よりも少ない場合には、前記受信機の動作モードを該受信機にタイヤIDを登録する登録モードから他のモードに切り替える登録中止部を備えることが好ましい。
上記構成によれば、メモリに記憶されたタイヤIDの数が規定数よりも少ない場合には、登録実行部による登録処理が未完了のまま受信機の動作モードが登録モード以外のモードに切り替えられるため、早い段階で作業者にID登録作業のやり直しを促すことができる。
上記タイヤID登録システムにおいて、前記記憶実行部は、前記記憶処理の実行時において、前記所定記憶期間内に受信した無線信号に含まれるタイヤIDのうち、他車のタイヤIDであると推定されるタイヤIDを記憶しないことが好ましい。
上記構成によれば、記憶処理の実行後において、メモリに記憶されたタイヤIDの数を少なくすることができる。そのため、例えばメモリの小型化等を図ることができる。
本発明によれば、容易にタイヤIDを登録でき、しかもタイヤIDの誤登録を生じ難くすることができる。
第1実施形態のタイヤID登録システムの概略構成図。 第1実施形態のタイヤID登録システムにおいて、タイヤIDの受信状況とメモリへの記憶状況との関係を示す説明図。 第1実施形態のタイヤID登録システムにおいて、タイヤIDの受信状況とメモリへの記憶状況との関係を示す説明図。 第2実施形態のタイヤID登録システムの概略構成図。 第2実施形態のタイヤID登録システムにおいて、タイヤIDの受信状況とメモリへの記憶状況との関係を示す説明図。
(第1実施形態)
以下、タイヤID登録システムの第1実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両1には、各タイヤ2(2a〜2e)のタイヤ空気圧等を監視するタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)3が設けられている。本実施形態のタイヤ空気圧監視システム3は、各タイヤ2a〜2eにタイヤ空気圧検出器4(4a〜4e:タイヤバルブとも言う)を設け、これらタイヤ空気圧検出器4a〜4eで検出されたタイヤ空気圧を、タイヤ空気圧信号Stpとして車体5に送信することにより、車体5において各タイヤ2a〜2eの空気圧を検出する所謂直接式のものである。なお、タイヤ2a〜2dは、車体5に走行輪として取り付けられ、タイヤ2eは、スペア輪として搭載されている。
タイヤ空気圧検出器4a〜4eには、タイヤ空気圧検出器4a〜4eの動作を制御するコントローラ6が設けられている。コントローラ6のメモリ7には、各タイヤ2a〜2eの固有のID(識別符号)としてタイヤID(バルブIDとも言う)が書き込み保存されている。タイヤ空気圧検出器4a〜4eには、タイヤ空気圧を検出する圧力センサ8と、タイヤ温度を検出する温度センサ9と、タイヤ2に発生する加速度(回転)を検出する加速度センサ(Gセンサ)10とが設けられている。そして、コントローラ6には、これら各センサ8〜10がそれぞれ接続されている。また、コントローラ6には、UHF(Ultra High Frequency)帯の電波を送信可能な送信アンテナ11が接続されている。
タイヤ空気圧検出器4は、所定の時間間隔を空けて定期的にタイヤ空気圧信号Stpを車体5に送信する。なお、各タイヤ空気圧検出器4は、他のタイヤ空気圧検出器4と電波送信が重ならないように、ランダムな時間差をもってタイヤ空気圧信号Stpを送信する。本実施形態のタイヤ空気圧検出器4は、タイヤ2が回転状態に入ったと判定した場合には、タイヤ2が回転状態に入っていないと判定した場合よりも短い時間間隔でタイヤ空気圧信号Stpを車体5に送信する。
具体的には、コントローラ6には、加速度センサ10の検出信号を基にタイヤ2の回転状態に入ったか否かを判定する回転判定部12aと、回転判定部12aの判定結果に応じてタイヤ空気圧信号Stpの送信周期を切り替える送信制御部12bとが設けられている。回転判定部12aは、加速度センサ10により検出された加速度が回転閾値以下の場合には、タイヤ2が回転状態に入っていないと判定し、検出された加速度が回転閾値よりも大きい場合には、タイヤ2が回転状態に入ったと判定する。なお、回転閾値は、タイヤ2が回転していないことを示す値であり、加速度センサ10の検出精度等に応じてゼロよりも大きな値に設定されている。送信制御部12bは、回転判定部12aによりタイヤ2が回転状態に入ったと判定されたときに、第1の時間間隔(例えば、1分間隔)でタイヤ空気圧信号Stpが送信されるようにその送信周期を制御する。一方、送信制御部12bは、回転判定部12aによりタイヤ2が回転状態に入っていないと判定されたときに、第1の時間間隔よりも長い第2の時間間隔(例えば、2分間隔)でタイヤ空気圧信号Stpが送信されるようにその送信周期を制御する。
本実施形態のタイヤ空気圧信号Stpは、タイヤ2が回転状態に入った場合には、複数のフレームから構築され、タイヤ2が回転状態に入っていない場合には、1フレームのみから構築されている。なお、各フレームは、タイヤID及び圧力データ等から構築されており、タイヤ2の回転状態に関係なく同一である。
車体5には、タイヤ空気圧検出器4a〜4eから送信されたタイヤ空気圧信号Stpを受信して、各タイヤ2a〜2eの空気圧を監視する受信機(以下、TPMS受信機と記す)13が設けられている。TPMS受信機13には、TPMS受信機13の動作を制御するタイヤ空気圧監視ECU(Electronic Control Unit)14と、UHF帯の電波を受信可能な受信アンテナ15とが設けられている。タイヤ空気圧監視ECU14には、メモリ16が設けられており、その不揮発領域16aには、各タイヤ2a〜2eのタイヤIDが書き込み保存(登録)されている。また、TPMS受信機13には、例えば車内インストルメントパネル等に設置された表示部17が接続されている。
TPMS受信機13は、タイヤ空気圧検出器4a〜4eから送信されたタイヤ空気圧信号Stpを受信アンテナ15で受信すると、タイヤ空気圧信号Stp内のタイヤIDをメモリ16の不揮発領域16aに記憶されたタイヤIDと照合し、ID照合が成立すれば、同じタイヤ空気圧信号Stp内に含まれる圧力データを確認する。TPMS受信機13は、当該圧力データに示される値が低圧閾値以下であれば、各タイヤ2a〜2eのいずれかに異常が発生した旨を表示部17に表示する。そして、TPMS受信機13は、このタイヤ空気圧の判定を受信するタイヤ空気圧信号Stpごとに行うことで、各タイヤ2a〜2eの空気圧を監視する。
(タイヤID登録)
タイヤ空気圧監視システム3には、タイヤ2a〜2eのタイヤIDをTPMS受信機13に登録するときに作動するタイヤID登録機能(タイヤID登録システム18)が設けられている。本実施形態のタイヤID登録システム18は、所定記憶期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDをメモリ16に一時的に記憶し、所定記憶期間経過後にメモリ16に記憶されたタイヤIDの数(種類)が規定数と等しい場合に、該メモリ16に記憶されたタイヤIDを自車のタイヤIDとして登録する方式である。なお、規定数は、車両1が有するタイヤの数であり、本実施形態では走行輪となる各タイヤ2a〜2dに加え、スペア輪となるタイヤ2eを含む5個に予め設定されている。
詳しくは、タイヤ空気圧監視ECU14には、TPMS受信機13の動作モード(通常モード、登録モード)を切り替える動作モード切替部21と、車両1が走行しているか否かを検出する走行判定部22と、タイヤIDの登録状況を表示部17に表示して通知する状態通知部23とが設けられている。また、タイヤ空気圧監視ECU14には、作業者による操作に応じてTPMS受信機13のモードを切り替えるモード切替ボタン24が接続されている。
より詳しくは、動作モード切替部21は、例えばモード切替ボタン24への操作入力に応じてTPMS受信機13を通常モードと登録モードとの2モードの間で切り替える。なお、TPMS受信機13は、通常モード時には、タイヤ空気圧検出器4から送信されるタイヤ空気圧信号Stpに基づいてタイヤ空気圧を監視し、登録モード時には、後述するようにタイヤIDを登録する。走行判定部22は、例えばメータECUや車速センサ等から車速情報(車速データ)を取得し、この車速情報に示される車速が所定車速以上である場合に車両1が走行していると判定し、車速が所定車速未満である場合には、車両1が走行していないと判定する。なお、所定車速は、車両1が走行していることを示す車速であり、メータECU等から取得する車速情報の精度を考慮して、例えば5〜30km/h程度に予め設定されている。状態通知部23は、TPMS受信機13の動作モードが登録モードに切り替わると、該TPMS受信機13が登録モードである旨を示す標識(マーク)を表示部17に表示する。そして、状態通知部23は、ID登録作業を完了すると、表示部17の標識を非表示にする。一方、状態通知部23は、ID登録が未完了の状態で登録モードが終了した場合には、表示部17に、ID登録が未完了である旨の標識を表示する。これにより、タイヤIDの登録状況が目視により確認可能となっている。
また、タイヤ空気圧監視ECU14には、メモリ16の揮発領域16bにタイヤIDを一時的に記憶する記憶実行部25と、揮発領域16bに記憶されたタイヤIDを消去する消去実行部26と、TPMS受信機13に揮発領域16bに記憶されたタイヤIDを登録する登録実行部27とが設けられている。
より詳しくは、記憶実行部25は、TPMS受信機13が登録モードであり、かつ走行判定部22により車両1が走行していると判定されている状態において、所定記憶期間内に受信した無線信号としてのタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDのみをメモリ16の揮発領域16bに記憶する(記憶処理)。つまり、記憶実行部25は、車両1が走行していない状態において受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDをメモリ16に記憶しない。また、記憶実行部25は、後述する所定消去期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDをメモリ16に記憶しない。
なお、記憶実行部25は、TPMS受信機13が登録モードとなり、かつ車両1が走行していると判定されてから所定記憶期間が経過する前に、車両1が走行していないと判定された場合、当該期間の計測を一時中止し、再び車両1が走行していると判定されてから計測を再開する。つまり、本実施形態では、車両1が所定記憶期間の途中で停車しても、車両1が走行した期間が合計で所定記憶期間を経過すれば、記憶処理が完了する構成となっている。また、所定記憶期間は、タイヤ空気圧検出器4からタイヤ空気圧信号Stpが送信される時間間隔が上記第2の時間間隔(タイヤが回転状態に入っていない場合の時間間隔)であっても、タイヤ空気圧信号Stpが複数回送信されるような期間に予め設定されている。
消去実行部26は、揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの数が規定数よりも多い場合に、該揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの中から、TPMS受信機13が登録モードであり、かつ走行判定部22により車両1が走行していると判定されている状態において、所定消去期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤID以外のタイヤIDを消去する(消去処理)。つまり、消去実行部26は、揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの中から、車両1が走行している状態において受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれないタイヤIDのみを揮発領域16bから消去する。また、消去実行部26は、消去処理を1回実行した後に、依然としてメモリ16の揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの数が規定数よりも多い場合には、繰り返し消去処理を実行する。
なお、消去実行部26は、上記記憶実行部25と同様に、TPMS受信機13が登録モードとなり、かつ車両1が走行していると判定されてから所定消去期間が経過する前に、車両1が走行していないと判定された場合、当該期間の計測を一時中止し、再び車両1が走行していると判定されてから計測を再開する。つまり、本実施形態では、車両1が所定消去期間の途中で停車しても、車両1が走行した期間が合計で所定消去期間を経過すれば、消去処理が完了する構成となっている。また、所定消去期間は、上記所定記憶期間と同様に、タイヤ空気圧検出器4からタイヤ空気圧信号Stpが送信される時間間隔が上記第2の時間間隔であっても、タイヤ空気圧信号Stpが複数回送信されるような期間に予め設定されている。ちなみに、所定記憶期間と所定消去期間とは、同一の長さの期間であっても、異なる長さの期間であってもよい。
登録実行部27は、記憶処理の実行後又は消去処理の実行後に、メモリ16の揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの数が規定数である場合には、該揮発領域16bに記憶されたタイヤIDを不揮発領域16aに記憶して自車のタイヤIDとして登録する(登録処理)。なお、登録実行部27による登録処理が完了すると、動作モード切替部21は、TPMS受信機13の動作モードを登録モードに切り替わる前の元のモード(例えば、通常モード)に戻す。
タイヤ空気圧監視ECU14には、登録実行部27による登録処理が未完了の状態であっても、TPMS受信機13の動作モードを登録モードに切り替わる前の元のモードに切り替えて登録モードを終了する登録中止部28が設けられている。具体的には、登録中止部28は、メモリ16の揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの数が規定数と等しくない状態が所定登録期間以上継続する場合には、TPMS受信機13の動作モードを登録モードに切り替わる前の元のモードに切り替える。なお、所定登録期間は、所定記憶期間に加え、複数回の所定消去期間が含まれるような期間に予め設定されている。また、登録中止部28は、記憶処理の実行後又は消去処理の実行後において、メモリ16の揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの数が規定数よりも少なくなった場合には、TPMS受信機13の動作モードを登録モードに切り替わる前の元のモードに切り替える。なお、登録実行部27による登録処理が未完了の状態で登録モードに切り替わる前の元のモードに切り替えられた場合、TPMS受信機13には、登録モードに切り替える前のタイヤIDが登録されたままとなる。
次に、本実施形態のタイヤID登録システム18によるタイヤIDの登録(作用)について説明する。なお、以下の説明では、説明の便宜上、自車のタイヤIDを「ID1」〜「ID5」とし、他車のタイヤIDを「ID6」〜「ID20」とする。
タイヤIDをTPMS受信機13に登録するには、作業者は、先ずモード切替ボタン24を操作してTPMS受信機13を登録モードに切り替え、車両1を走行させる。
ここで、例えば図2に示すように、周囲に他車がおらず、所定記憶期間内に「ID1」を3フレーム、「ID2」、「ID3」を4フレーム、「ID4」を3フレーム、「ID5」を2フレームだけ受信し、「ID6」〜「ID20」は受信しなかったとする。このとき、メモリ16には、記憶実行部25によって「ID1」〜「ID5」が記憶される。これにより、規定数である5個と同数のタイヤIDが記憶されるため、消去実行部26によって消去処理が行われることなく、登録実行部27によって登録処理が実行されることで、「ID1」〜「ID5」が自車のタイヤIDとしてTPMS受信機13に登録される。そして、登録処理の完了後、動作モード切替部21によってTPMS受信機13の動作モードが登録モードに切り替わる前の元のモードに切り替えられる。
一方、例えば図3に示すように、周囲に他車がおり、所定記憶期間内に「ID1」〜「ID5」を図2に示す例と同様に受信し、さらに「ID6」を6フレーム、「ID7」、「ID9」、「ID11」を2フレーム、「ID14」、「ID17」を1フレーム、「ID19」を2フレーム受信したとする。このとき、メモリ16には、記憶実行部25によって「ID1」〜「ID7」、「ID9」、「ID11」、「ID14」、「ID17」、「ID19」が記憶される。これにより、メモリ16の揮発領域16bには、規定数である5個よりも多い12個のタイヤIDが記憶されるため、登録処理は行われず、続いて消去処理が実行される。
その結果、例えば同図に示すように、所定消去期間内に「ID1」を3フレーム、「ID2」、「ID3」を2フレーム、「ID4」を3フレーム、「ID5」、「ID6」、「ID9」、「ID13」を1フレーム受信したとする。このとき、消去実行部26は、メモリ16の揮発領域16bに記憶されているタイヤIDの中から、所定消去期間内に受信できなかった「ID7」、「ID11」、「ID14」、「ID17」、「ID19」を消去する。なお、所定消去期間内に受信したタイヤIDの中には、メモリ16の揮発領域16bに記憶されていない「ID13」が存在するが、記憶実行部25は所定記憶期間内に受信したタイヤIDのみを記憶するため、同「ID13」を揮発領域16bに記憶しない。これにより、メモリ16には、規定数である5個よりも多い7個のタイヤIDが記憶されるため、登録処理は行われず、繰り返し消去処理が実行される。
その結果、例えば同図に示すように、所定消去期間内に「ID1」を2フレーム、「ID2」を3フレーム、「ID3」、「ID4」を2フレーム、「ID5」、「ID19」を1フレーム受信したとする。このとき、消去実行部26は、メモリ16の揮発領域16bに記憶されているタイヤIDの中から、所定消去期間内に受信できなかった「ID6」、「ID9」を消去する。また、所定消去期間内に受信したタイヤIDの中には、メモリ16の揮発領域16bに記憶されていない「ID19」が存在するが、記憶実行部25は所定記憶期間内に受信したタイヤIDのみを記憶するため、同「ID19」をメモリ16に記憶しない。これにより、メモリ16には、規定数である5個と等しい数のタイヤIDが記憶されるため、登録実行部27によって登録処理が実行されることで、「ID1」〜「ID5」が自車のタイヤIDとしてTPMS受信機13に登録される。そして、登録処理の完了後、動作モード切替部21によってTPMS受信機13の動作モードが登録モードに切り替わる前の元のモードに切り替えられる。
なお、繰り返し消去処理を実行しても、メモリ16に記憶されたタイヤIDの数が規定数と等しくならないまま、メモリ16の揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの数が規定数よりも多い状態が所定登録期間以上継続すると、登録処理が未完了の状態で該TPMS受信機13の動作モードが登録モードに切り替わる前の元のモードに切り替えられる。また、記憶処理の実行後、又は消去処理の実行後にメモリ16に記憶されたタイヤIDの数が規定数よりも少なくなると、登録処理が未完了の状態で該TPMS受信機13の動作モードが登録モードに切り替わる前の元のモードに切り替えられる。
次に、本実施形態の効果について記載する。
(1)記憶実行部25は、例えば作業者が空気圧を急減圧させる等の特殊な作業を行わなくても、モード切替ボタン24を操作してTPMS受信機13を登録モードとし、車両1を走行させることで、所定記憶期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDをメモリ16に記憶する記憶処理を実行する。そして、登録実行部27は、メモリ16に記憶されたタイヤIDの数が規定数と等しければ、登録処理を実行するため、簡易な作業でタイヤIDを登録することが可能になる。また、記憶実行部25は、所定記憶期間内に記憶されたタイヤIDの数が規定数と異なれば、登録処理を実行しないため、ID登録時に他車が近くにあり、TPMS受信機13が他車のタイヤIDを先に受信しても誤登録が生じることを抑制できる。
(2)記憶実行部25は、車両1が走行している状態において受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDをメモリ16の揮発領域16bに記憶し、車両1が走行していない状態において受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDを揮発領域16bに記憶しないようにした。ここで、車両1が走行しているときには、他車が近くにいる時間が短くなり易いため、他車のタイヤIDを受信し難くなる。したがって、上記構成によれば、記憶処理の実行後において、揮発領域16bに他車のタイヤIDが記憶されることを抑制できる。
(3)消去実行部26は、記憶実行部25による記憶処理の実行後にメモリ16の揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの数が規定数よりも多い場合には、該揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの中から、所定消去期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤID以外を消去する消去処理を実行するようにした。
通常、自車のタイヤIDを含むタイヤ空気圧信号Stpは、例えばタイヤ空気圧検出器4が故障する等の事態が発生しない限り、いつまでも受信可能であるが、他車のタイヤIDを含むタイヤ空気圧信号Stpは、該他車が自車の近くに存在している場合でなければ受信できない。そのため、他車のタイヤIDを含むタイヤ空気圧信号Stpは、所定記憶期間内に受信された場合であっても、継続して受信できるわけではない。したがって、上記構成のようにメモリ16に記憶されたタイヤIDの中から、所定消去期間内に受信されなったタイヤIDを消去することで、適切に他車のタイヤIDをメモリ16から消去することができる。これにより、記憶処理の実行により他車のタイヤIDがメモリ16の揮発領域16bに記憶された場合でも、該揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの数を規定数まで減らして自車のタイヤIDを登録できる。
(4)消去実行部26は、メモリ16に記憶されたタイヤIDの数が規定数と等しくなるまでタイヤIDの消去処理を繰り返し実行するようにしたため、より確実にメモリ16の揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの数を規定数まで減らして自車のタイヤIDを登録できる。
(5)記憶実行部25は、所定消去期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDをメモリ16の揮発領域16bに記憶しないようにしたため、記憶処理の実行後に、該揮発領域16bに新たなタイヤIDが記憶されず、速やかにタイヤIDの数を規定数まで減らして自車のタイヤIDを登録できる。
(6)所定記憶期間及び所定消去期間を、タイヤ空気圧検出器4からタイヤ空気圧信号Stpが複数回送信されるような期間にそれぞれ設定したため、TPMS受信機13において自車のタイヤIDを含むタイヤ空気圧信号Stpを受信できる確率を高くすることができる。
(7)登録中止部28は、メモリ16の揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの数が規定数と等しくない状態が所定登録期間以上継続する場合には、TPMS受信機13を登録モードに切り替わる前の元のモードに切り替えるようにした。
ここで、TPMS受信機13が登録モードとなってから長時間経過しても、登録処理が完了しない場合には、例えば他車のタイヤIDを含むタイヤ空気圧信号Stpを受信し易い環境に自車が置かれている等の原因が考えられる。そのため、上記構成のようにメモリ16の揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの数が規定数と等しくない状態が所定登録期間以上継続する場合には、登録実行部27による登録処理が未完了のままTPMS受信機13を登録モードに切り替わる前の元のモードに切り替え、表示部17にID登録が未完了である旨を通知することで、作業者にID登録作業のやり直しを促すことができる。
(8)登録中止部28は、メモリ16の揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの数が規定数よりも少ない場合には、TPMS受信機13を登録モードに切り替わる前の元のモードに切り替え、表示部17にID登録が未完了である旨を通知するようにしたため、所定登録期間の経過を待たずに、早い段階で作業者にID登録作業のやり直しを促すことができる。
(9)タイヤ空気圧検出器4の送信制御部12bは、タイヤ2が回転状態に入ったときにタイヤ空気圧信号Stpを送信する頻度を該タイヤ2が回転状態に入っていないときに送信する頻度よりも高くするようにした。そして、記憶実行部25は、TPMS受信機13が登録モードであり、かつ車両1が走行している状態において、所定記憶期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDをメモリ16に記憶するようにした。そのため、TPMS受信機13において自車のタイヤIDを含むタイヤ空気圧信号Stpを受信できる確率を高くすることができる。
(10)消去実行部26は、メモリ16に記憶されたタイヤIDの中から、TPMS受信機13が登録モードであり、かつ車両1が走行している状態において、所定消去期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤID以外のタイヤIDを消去するようにした。ここで、車両1が走行しているときには、他車が近くにいる時間が短くなり易いため、上記構成によれば、速やかにメモリから他車のタイヤIDを消去できる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を図面に従って説明する。なお、説明の便宜上、同一の構成については上記第1実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態のタイヤ空気圧監視ECU14には、タイヤ空気圧検出器4がタイヤ空気圧信号Stpを送信する時間間隔に応じて、所定記憶期間及び所定消去期間をそれぞれ変更する期間設定部29が設けられている。具体的には、期間設定部29は、所定記憶期間及び所定消去期間をタイヤ空気圧検出器4からタイヤ空気圧信号Stpが複数回送信されるような期間としつつ、走行判定部22により車両1が走行していると判定される場合には、車両1が停車していると判定される場合に比べ、所定記憶期間及び所定消去期間を短くする。
本実施形態の記憶実行部25は、TPMS受信機13が登録モードであり、かつ車両1が走行している状態において、所定記憶期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDのうち、他車のタイヤIDであると推定されるタイヤIDを記憶しないようにしている。
詳しくは、通常、自車のタイヤIDを含むタイヤ空気圧信号Stpは多く受信できるため、そのフレーム数は他車のタイヤIDが含まれるフレーム数よりも多くなる。この点を踏まえ、記憶実行部25は、所定記憶期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDのうち、フレーム数の多いタイヤIDから順に規定数よりも大きな選抜数の中に入らないタイヤIDを他車のタイヤIDであると推定し、メモリ16の揮発領域16bに記憶しない。なお、本実施形態の選抜数は、例えば10個に設定されている。
また、登録ツールを使用しないでID登録作業を行う場合、自車のタイヤに設けられたタイヤ空気圧検出器4からは、イニシエータ等のトリガ送信機(図示略)から送信されるトリガ信号に応じて送信したことを示すトリガ情報(トリガビット)が含まれるタイヤ空気圧信号Stpは送信されない。この点を踏まえ、記憶実行部25は、所定記憶期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDのうち、トリガビットが立っているタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDを他車のタイヤIDと推定し、メモリ16の揮発領域16bに記憶しない。
次に、本実施形態のタイヤID登録システム18によるタイヤIDの登録(作用)について説明する。なお、「ID11」には、トリガビットが含まれているものとする。
例えば図5に示すように、所定記憶期間内に「ID1」〜「ID20」を上記図3に示す例と同様に受信したとする。ここで、タイヤIDのフレーム数を考慮すると、「ID1」〜「ID7」、「ID9」、「ID11」、「ID19」までがフレーム数の多い順から選抜数に入るタイヤIDとなり、1フレームしか受信していない「ID14」、「ID17」は選抜数の中に入らない。そのため、記憶実行部25は、選抜数に入らない「ID14」、「ID17」と、上記のようにトリガビットが含まれている「ID11」とを除くタイヤIDのみをメモリ16の揮発領域16bに記憶する。つまり、上記第1実施形態に比べ、メモリ16に記憶されたタイヤIDの数は少なくなる。
なお、同図に示す例では、メモリ16の揮発領域16bには、規定数である5個よりも多い9個のタイヤIDが記憶されるため、登録処理は行われず、続いて消去処理が実行される。そして、上記第1実施形態と同様に揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの数が規定数と等しくなると、登録実行部27により登録処理が実行される。
次に、本実施形態の効果について記載する。なお、本実施形態では、上記第1実施形態の(1)〜(10)の効果に加えて以下の効果を有する。
(11)期間設定部29は、所定記憶期間及び所定消去期間をタイヤ空気圧検出器4からタイヤ空気圧信号Stpが複数回送信されるような期間としつつ、走行判定部22により車両1が走行していると判定される場合には、車両1が走行していないと判定される場合に比べ、所定記憶期間及び所定消去期間を短くするようにした。そのため、TPMS受信機13において自車のタイヤIDを含むタイヤ空気圧信号Stpを受信できる確率を高くしつつ、ID登録に要する時間を短縮することができる。
(12)記憶実行部25は、所定記憶期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDのうち、他車のタイヤIDであると推定されるタイヤIDを記憶しないようにしたため、記憶処理の実行後において、メモリ16の揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの数を少なくすることができる。そのため、例えばメモリ16の小型化を図ることができる。
なお、上記各実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記第2実施形態において、所定記憶期間内に受信したフレーム数が選抜数の中に入らないタイヤID、及びトリガビットが立っているタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤID以外のタイヤIDを、他車のタイヤIDであると推定してもよい。例えばタイヤ空気圧検出器4から定期送信が行われている場合、所定記憶期間内に送信されるフレーム数の上限数は決まっている。この点を踏まえ、フレーム数が予め設定された上限数以上のタイヤIDを他車のタイヤIDと推定してもよい。また、例えばタイヤ空気圧検出器4がタイヤ空気圧信号Stpを送信する周期と異なる周期で受信した無線信号に含まれるタイヤIDを他車のタイヤIDと推定してもよい。
・上記第1実施形態において、TPMS受信機13が期間設定部29を備える構成としてもよい。
・上記第1実施形態において、所定記憶期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDのうち、他車のタイヤIDであると推定されるタイヤIDをメモリ16に記憶しないようにしてもよい。
・上記各実施形態において、車両1が走行しているか否かにかかわらず、所定記憶期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDをメモリ16に記憶するようにしてもよい。つまり、車両1が走行しているか否かにかかわらず、所定記憶期間の計測を行うようにしてもよい。同様に、車両1が走行しているか否かにかかわらず、所定消去期間の計測を行うようにしてもよい。
・上記各実施形態では、記憶処理の実行時において、車両1が走行していると判定されてから所定記憶期間が経過する前に、走行していないと判定された場合、当該期間の計測を一時中止し、再び車両1が走行していると判定されてから計測を再開するようにした。しかし、これに限らず、車両1が走行していると判定されてから所定記憶期間が経過する前に、走行していないと判定された場合、例えば登録モードを終了させ、元のモードに戻してもよい。同様に、消去処理の実行時において、車両1が走行していると判定されてから所定消去期間が経過する前に、走行していないと判定された場合、例えば登録モードを終了させ、元のモードに戻してもよい。
・上記各実施形態において、メモリ16の揮発領域16bに記憶されたタイヤIDの数が規定数と等しくない状態が所定登録期間以上継続しても、登録モードに切り替わる前の元のモードに切り替えず、登録モードのままとしてもよい。また、メモリ16に記憶されたタイヤIDの数が規定数より少なくなっても、登録モードに切り替わる前の元のモードに切り替えず、登録モードのままとしてもよい。なお、これらの場合において、登録モードから元のモードに切り替えず、特定のモード(例えば、通常モード等)に切り替えるようにしてもよい。
・上記各実施形態では、消去実行部26が繰り返し消去処理を実行するようにしたが、これに限らず、消去処理を1度しか実行しないようにしてもよい。この場合、消去処理の実行後にメモリ16に記憶されたタイヤIDの数が規定数と等しくなければ、動作モード切替部21は、登録モードを終了して元のモードに切り替えることになる。
・上記各実施形態において、TPMS受信機13が消去実行部26を備えない構成としてもよい。
・上記各実施形態において、所定記憶期間を、タイヤ空気圧検出器4からタイヤ空気圧信号Stpが1回だけ送信されるような期間に設定してもよい。同様に、所定消去期間を、タイヤ空気圧検出器4からタイヤ空気圧信号Stpが1回だけ送信されるような期間に設定してもよい。
・上記各実施形態において、タイヤ空気圧検出器4がタイヤ空気圧信号Stpを送信する時間間隔は、タイヤ2が回転状態に入っているときの方が、回転状態に入っていないときよりも短くなくてもよく、例えばタイヤ2が回転状態に入っているときの時間間隔とタイヤ2が回転状態に入っていないときの時間間隔とが等しくてもよい。
・上記実施形態において、記憶実行部25は、消去実行部26が消去処理を実行する際の所定消去期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDの中に、メモリ16の揮発領域16bに記憶されていないタイヤIDが存在する場合には、該タイヤIDを揮発領域16bに記憶するようにしてもよい。このように構成した場合、例えば上記図3において、1回目の所定消去期間の経過後にメモリの揮発領域16bに「ID13」が記憶されることになる。
また、このように記憶実行部25が所定消去期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDを揮発領域16bに記憶する構成においては、所定消去期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDのうち、揮発領域16bに記憶されていないタイヤIDが、消去実行部26により既に消去されたタイヤIDと同一のタイヤIDである場合には、該タイヤIDを記憶しないことが好ましい。このように構成した場合、例えば上記図3において、2回目の所定消去期間の経過後にメモリの揮発領域16bに「ID19」は記憶されないことになる。
さらに、記憶実行部25が所定消去期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDを揮発領域16bに記憶する構成において、所定消去期間内に受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDが、上記のように他車のタイヤIDであると推定されるタイヤIDである場合には、該タイヤIDを記憶しないようにしてもよい。
・上記各実施形態において、走行判定部22は、メータECU等から取得する車速情報に基づいて車両1が走行しているか否かの判定を行った。しかし、これに限らず、タイヤ空気圧検出器4をタイヤ2が回転状態に入っているか否かの走行情報をタイヤ空気圧信号Stpに含めて送信するように構成し、走行判定部22は、タイヤ2が回転状態に入っている旨の走行情報を受信した場合に、車両1が走行していると判定するようにしてもよい。
・上記各実施形態において、状態通知部23による通知は、表示部17で行うことに限らず、例えばハザード、ブザー、スピーカなど、他の機器を用いてもよい。
・上記各実施形態では、登録実行部27による登録処理が未完了の状態で登録モードが終了した場合、状態通知部23が表示部17にID登録が未完了である旨の標識を表示させるようにしたが、これに限らず、例えば未完了である旨の標識を表示させず、登録モードが異常終了したことを報知しなくてもよい。なお、この場合には、例えばTPMS受信機13が、一定期間、登録されたタイヤIDを含むタイヤ空気圧信号Stpを受信できない旨を表示部17に表示することにより、登録処理が未完了の状態で登録モードが終了したことを認識可能となる。
・上記各実施形態では、モード切替ボタン24の操作によりTPMS受信機13の動作モードを切り替えたが、これに限らず、例えばブレーキペダルを所定回数踏むなど、TPMS受信機13の動作モードを切り替える方式は、適宜変更可能である。また、イグニッションスイッチがオンする度に、登録モードとなるようにしてもよい。
・上記各実施形態では、タイヤ2が回転状態に入っているときには、タイヤ空気圧信号Stpを複数フレームから構築したが、これに限らず、例えば1フレームのみから構築してもよい。また、タイヤ2が回転状態に入っていないときに、タイヤ空気圧信号Stpを複数フレームから構築してもよい。
・上記各実施形態において、ID登録に使用する無線信号としてタイヤ空気圧信号Stpを用いたが、これに限らず、タイヤIDを含む無線信号であれば、他の信号を用いてもよい。
・上記各実施形態では、各タイヤ2a〜2eのタイヤIDをタイヤ位置とは関係なく、メモリ16の不揮発領域16aに書き込み保存したが、これらのタイヤIDをタイヤ位置(右前、左前、右後、左後、スペア)と対応付けられて書き込み保存してもよい。この場合、TPMS受信機13によるタイヤ空気圧の判定の結果、低圧のタイヤを検出したときには、そのタイヤ位置と対応付けて表示部17に表示することが好ましい。
・上記各実施形態において、車両1にスペア輪(タイヤ2e)を搭載せず、ID登録するタイヤ2にスペア輪を含めなくてもよい。
次に、上記各実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)前記タイヤ空気圧検出器は、前記タイヤが回転状態に入ったときにタイヤIDを含む無線信号を送信する頻度を該車両が停車しているときに送信する頻度よりも高くする送信制御部を備え、前記記憶実行部は、前記車両が走行している状態において受信した無線信号に含まれるタイヤIDを前記メモリに記憶することを特徴とするタイヤID登録システム。上記構成によれば、タイヤが回転状態に入っているときにタイヤ空気圧検出器から送信される無線信号の頻度が高くなるため、受信機において自車のタイヤIDを含む無線信号を受信できる確率を高くすることができる。
(ロ)前記消去実行部は、前記メモリに記憶されたタイヤIDの中から、前記車両が走行している状態において受信した無線信号に含まれるタイヤID以外のタイヤIDを消去することを特徴とするタイヤID登録システム。車両が走行しているときには、他車が近くにいる時間が短くなり易いため、他車のタイヤIDを受信し難くなる。したがって、上記構成によれば、速やかにメモリから他車のタイヤIDを消去できる。
1…車両、2a〜2e…タイヤ、3…タイヤ空気圧監視システム、4a〜4e…タイヤ空気圧検出器、5…車体、12…送信制御部、13…受信機、16…メモリ、16a…不揮発領域、16b…揮発領域、18…タイヤID登録システム、22…走行判定部、25…記憶実行部、26…消去実行部、27…登録実行部、28…登録中止部、29…期間設定部、Stp…タイヤ空気圧信号。

Claims (12)

  1. 各タイヤに設けられたタイヤ空気圧検出器から圧力データを含むタイヤ空気圧信号を送信し、該タイヤ空気圧信号を車体の受信機において受信して前記タイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システムの一機能であり、前記タイヤ空気圧検出器に登録されたタイヤIDを前記受信機に登録するタイヤID登録システムにおいて、
    所定記憶期間内に受信した無線信号に含まれるタイヤIDをメモリに記憶する記憶実行部と、
    前記記憶実行部による記憶処理の実行後に前記メモリに記憶されたタイヤIDの数が規定数と等しい場合には、該メモリに記憶されたタイヤIDを登録する登録実行部とを備えたことを特徴とするタイヤID登録システム。
  2. 請求項1に記載のタイヤID登録システムにおいて、
    前記記憶実行部は、車両が走行している状態において受信した無線信号に含まれるタイヤIDを前記メモリに記憶し、前記車両が走行していない状態において受信した無線信号に含まれるタイヤIDを前記メモリに記憶しないことを特徴とするタイヤID登録システム。
  3. 請求項1又は2に記載のタイヤID登録システムにおいて、
    前記メモリに記憶されたタイヤIDの数が前記規定数よりも多い場合に、該メモリに記憶されたタイヤIDの中から、所定消去期間内に受信した無線信号に含まれるタイヤID以外のタイヤIDを消去する消去実行部を備えたことを特徴とするタイヤID登録システム。
  4. 請求項3に記載のタイヤID登録システムにおいて、
    前記消去実行部は、タイヤIDの消去処理の実行後において、前記メモリに記憶されたタイヤIDの数が前記規定数よりも多い場合には、繰り返し消去処理を実行することを特徴とするタイヤID登録システム。
  5. 請求項3又は4に記載のタイヤID登録システムにおいて、
    前記記憶実行部は、前記所定消去期間内に受信した無線信号に含まれるタイヤIDを前記メモリに記憶しないことを特徴とするタイヤID登録システム。
  6. 請求項3〜5のいずれか一項に記載のタイヤID登録システムにおいて、
    前記所定消去期間は、前記タイヤ空気圧検出器からタイヤIDを含む無線信号が複数回送信されるような期間であることを特徴とするタイヤID登録システム。
  7. 請求項6に記載のタイヤID登録システムにおいて、
    前記タイヤ空気圧検出器は、前記タイヤが回転状態に入ったときに無線信号を送信する頻度を該タイヤが回転状態に入っていないときに送信する頻度よりも高くする送信制御部を備え、
    前記受信機は、車両が走行しているか否かに応じて前記所定消去期間を変更する期間設定部を備えたことを特徴とするタイヤID登録システム。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のタイヤID登録システムにおいて、
    前記所定記憶期間は、前記タイヤ空気圧検出器からタイヤIDを含む無線信号が複数回送信されるような期間であることを特徴とするタイヤID登録システム。
  9. 請求項8に記載のタイヤID登録システムにおいて、
    前記タイヤ空気圧検出器は、前記タイヤが回転状態に入ったときに無線信号を送信する頻度を該タイヤが回転状態に入っていないときに送信する頻度よりも高くする送信制御部を備え、
    前記受信機は、車両が走行しているか否かに応じて前記所定記憶期間を変更する期間設定部を備えたことを特徴とするタイヤID登録システム。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のタイヤID登録システムにおいて、
    前記記憶実行部により前記メモリに記憶されたタイヤIDの数が前記規定数と等しくない状態が所定登録期間以上継続する場合には、前記受信機の動作モードを該受信機にタイヤIDを登録する登録モードから他のモードに切り替える登録中止部を備えたことを特徴とするタイヤID登録システム。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載のタイヤID登録システムにおいて、
    前記メモリに記憶されたタイヤIDの数が前記規定数よりも少ない場合には、前記受信機の動作モードを該受信機にタイヤIDを登録する登録モードから他のモードに切り替える登録中止部を備えたことを特徴とするタイヤID登録システム。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載のタイヤID登録システムにおいて、
    前記記憶実行部は、前記記憶処理の実行時において、前記所定記憶期間内に受信した無線信号に含まれるタイヤIDのうち、他車のタイヤIDであると推定されるタイヤIDを記憶しないことを特徴とするタイヤID登録システム。
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