JP2015054628A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両速度等の車両状況に関する情報や車両の走行誘導等の車両操作に関する情報を、運転の妨げにならないように、且つ、必要な者が必要な時に容易に視認できるように、表示できる。【解決手段】 本発明の車両用表示装置10は、第1の領域に第1の表示情報が、第2の領域に第2の表示情報が、割り付けられるようにレーザー光を出射する表示情報出力手段20、レーザー光の第1の領域を所定の方向へ反射させる第1反射手段30、車両のダッシュボード上に配置され、レーザー光の第1の領域を実像として表示する実像表示手段40、レーザー光の第2の領域を投影して画像情報を出射する投影手段50、出射された画像情報を車両のフロントガラスに向けて所定の角度で反射させる第2反射手段60を備える。第2反射手段60から出射された画像情報は、フロントガラスにおいて所定の方向から虚像として視認される。【選択図】 図1

Description

本発明は、車両状況や車両操作に関する情報を表示する車両用表示装置に関し、特に、車両状況や車両操作に関する情報を車両のフロントガラスや専用のスクリーン等に表示する車両用表示装置に関する。
車両速度等の車両状況に関する情報や車両の走行誘導等の車両操作に関する情報を車両のフロントガラスや専用のスクリーン等に表示する車両用表示装置が、例えば、特許文献1、2に開示されている。
特許文献1の車両用表示装置の構成図を図5に示す。図5に示した特許文献1の車両用表示装置900において、液晶表示素子910の上部から出射された第一の表示光L1は、凹面鏡920において反射され、フロントガラス(投影部材)930に投射されて虚像L1’を表示する。一方、液晶表示素子910の下部から出射された第二の表示光L2は、凸レンズ940を介して平面鏡950において反射され、インストルメントパネルに露出されたスクリーン960の後面に投射されて実像を表示する。
特開2005−153811号公報 特開2010−164941号公報
しかしながら、常時、車両速度等の車両状況に関する情報を車両のフロントガラス930に虚像として表示する場合、虚像と外景とが重畳されて運転者に視認されるため、運転の妨げになる可能性がある。一方、車両速度等の車両状況に関する情報をインストルメントパネルに露出されたスクリーン960に実像として表示する場合、運転者がスクリーン960に表示された情報を視認するために前方視界から視線を変更する必要があり、安全性が損なわれる可能性があると共に運転者以外の同乗者はスクリーン960に表示された情報を視認しにくい。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、車両速度等の車両状況に関する情報や車両の走行誘導等の車両操作に関する情報を、運転の妨げにならないように、且つ、必要な者が必要な時に容易に視認できるように表示できる車両用表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る車両用表示装置は、第1の領域に第1の表示情報が、第2の領域に第2の表示情報が、割り付けられるようにレーザー光を出射する表示情報出力手段と、出射されたレーザー光の第1の領域を所定の方向へ反射させる第1反射手段と、車両のダッシュボード上に配置され、反射されたレーザー光の第1の領域を実像として表示する実像表示手段と、出射されたレーザー光の第2の領域を投影して画像情報を出射する投影手段と、投影手段から出射された画像情報を車両のフロントガラスに向けて所定の角度で反射させる第2反射手段と、を備える。ここで、第2反射手段から出射された画像情報は、フロントガラスにおいて所定の方向から虚像として視認される。
上述した本発明の態様によれば、車両速度等の車両状況に関する情報や車両の走行誘導等の車両操作に関する情報を、運転の妨げにならないように、且つ、必要な者が必要な時に容易に視認できるように表示できる。
第1の実施形態に係る車両用表示装置10の、(a)ブロック構成図、(b)詳細構成図である。 第2の実施形態に係る車両用表示システム100の、(a)概略構成図、(b)システム構成図である。 第2の実施形態に係る車両用表示システム100において、(a)表示スクリーン300に表示情報を表示している状態、(b)フロントガラス400のスクリーン領域400’に表示情報を表示している状態、を示す図である。 第2の実施形態の変形例に係る車両用表示装置100Bのシステム構成図である。 特許文献1の車両用表示装置900の構成図である。
(第1の実施形態)
本発明に係る第1の実施形態について説明する。本実施形態に係る車両用表示装置のブロック構成図を図1(a)に、詳細構成図を図1(b)に示す。図1(a)において、本実施形態に係る車両用表示装置10は、表示情報出力手段20、第1反射手段30、実像表示手段40、投影手段50および第2反射手段60を備える。図1(b)に示すように、本実施形態において、表示情報出力手段20、第1反射手段30、投影手段50および第2反射手段60は車両のダッシュボード内に埋設された筐体70の内部に配置され、実像表示手段40は車両のダッシュボード上のフロントガラス80寄りに配置されている。
表示情報出力手段20は、第1の領域に第1の表示情報が、第2の領域に第2の表示情報が、割り付けられるようにして、レーザー光を出射する。本実施形態に係る表示情報出力手段20は、第1の領域に車両状況に関する情報が、第2の領域に車両操作に関する情報が割り付けられたレーザー光を生成して出射する。表示情報出力手段20は、第2の領域への第2の表示情報の割り付けは、運転者が車両の操作を行う時のみに実施する。
第1反射手段30には、表示情報出力手段20から出射されたレーザー光の第1の領域(車両状況に関する情報)が入射され、第1反射手段30はそれを実像表示手段40に向けて反射させる。本実施形態では、第1反射手段30として凸面鏡を適用する。第1反射手段30に凸面鏡を適用することにより、レーザー光の第1の領域は拡大された状態で実像表示手段40に入射される。
実像表示手段40は、運転者の視界の妨げにならない大きさに形成され、車両のダッシュボード上のフロントガラス80寄りに配置されている。実像表示手段40は、第1反射手段30から反射されたレーザー光の第1の領域(車両状況に関する情報)を実像として表示する。レーザー光の第1の領域が実像として実像表示手段40に表示されることにより、同乗者も車両状況に関する情報を容易に視認することができる。また、実像表示手段40が車両のダッシュボード上のフロントガラス80寄りに配置されていることから、運転者は前方視界から視線を変更することなく車両状況に関する情報を視認することができる。
投影手段50は、表示情報出力手段20から出射されたレーザー光の第2の領域(車両操作に関する情報)を投影し、投影した画像を画像情報として第2反射手段60に入射させる。投影手段50としては、例えば、半透過型スクリーンを適用することができる。
第2反射手段60は、投影手段50から入射された画像情報を車両のフロントガラス80に向けて所定の角度で反射させる。第2反射手段60は、例えば、投影手段50から入射された画像情報を第2ミラー62に向けて反射させる第1ミラー61、第1ミラー61から入射された画像情報を第3ミラー63に反射させる第2ミラー62および第2ミラー62から入射された画像情報をフロントガラス80に向けて所定の角度で反射させる第3ミラー63によって構成することができる。第3ミラー63は、画像情報がフロントガラス80において運転手側のみに反射される角度で、画像情報を出射する。
第2反射手段60から車両のフロントガラス80に向けて反射された画像情報は、フロントガラス80上において運転者側に反射され、運転者のみによって虚像として視認される。ここで、本実施形態では、第2ミラー62として凸面鏡を、第3ミラー63として凹面鏡を適用する。これにより、運転者はより広い視野角で奥行き感のある虚像を視認することができる。さらに、本実施形態においては、表示情報出力手段20は、運転者が車両の操作を行う時のみに、レーザー光の第2の領域に第2の表示情報を割り付けて出射する。この場合、運転者が車両の操作を行う時のみに、車両操作に関する情報が虚像として視認される。
以上のように構成された車両用表示装置10において、レーザー光の第1の領域に割り付けられた車両状況に関する情報は、車両のダッシュボード上のフロントガラス80寄りに配置された実像表示手段40において実像として表示される。この場合、同乗者も車両状況に関する情報を容易に視認することができると共に、運転者は前方視界から視線を変更することなく車両状況に関する情報を視認することができる。
さらに、車両用表示装置10においては、車両操作に関する情報は運転者が車両の操作を行う時のみにレーザー光の第2の領域に割り付け、このレーザー光の第2の領域はフロントガラス80上において運転手側に反射されて運転手のみに虚像として視認される。この場合、不要な情報が同乗者によって視認されることを避けることができる。また、車両操作に関する情報は、運転者が車両の操作を行う時のみに表示されることから、不要時に表示されて運転の妨げになることを避けることができる。
以上のように、本実施形態に係る車両用表示装置10は、車両速度等の車両状況に関する情報や車両の走行誘導等の車両操作に関する情報を、運転の妨げにならないように、且つ、必要な者が必要な時に容易に視認できるように、表示することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について説明する。本実施形態に係る車両用表示システムを車両の運転席側から見た時の概略構成図を図2(a)に、車両用表示システムのシステム構成図を図2(b)に示す。図2(a)、(b)において、本実施形態に係る車両用表示システム100は、車両用表示装置200、表示スクリーン300およびフロントガラス400上のスクリーン領域400’から成る。
車両用表示装置200は、車両のダッシュボードに埋設され、車両速度等の車両状況に関する情報を表示スクリーン300に実像として表示すると共に車両の走行誘導等の車両操作に関する情報をフロントガラス400のスクリーン領域400’に虚像として表示する。図2(b)に示すように、本実施形態に係る車両用表示装置200は、表示情報出力部210、拡大ミラー220、半透過型内部スクリーン230、第1ミラー241、第2ミラー242、第3ミラー243およびユニット筐体250を備える。
表示情報出力部210は、表示スクリーン300に実像として表示させるための情報をピント調整が不要なレーザー光の上方に割り付け、フロントガラス400のスクリーン領域400’に虚像として表示させるための情報を該レーザー光の下方に割り付けて、出射する。本実施形態に係る表示情報出力部210は、車両速度等の車両状況に関する表示情報をレーザー光の上方に割り付け、車両の走行誘導等の車両操作に関する表示情報をレーザー光の下方に割付ける。また、表示情報出力部210は、車庫入れ時等の車両操作を行う時のみに、車両操作に関する情報をレーザー光の下方に割り付ける。
拡大ミラー220には、車両状況等の表示情報が割り付けられたレーザー光の上方部が表示情報出力部210から入射する。本実施形態に係る拡大ミラー220は凸面鏡であり、入射された車両状況等の表示情報を含むレーザー光を拡大して表示スクリーン300に向かって反射させる。
半透過型内部スクリーン230には、走行誘導等の表示情報が割り付けられたレーザー光の下方部が表示情報出力部210から入射する。半透過型内部スクリーン230は、入射されたレーザー光を投影する。投影されたレーザー光は、画像情報として第1ミラー241側へ入射する。本実施形態において、半透過型内部スクリーン230から出射された画像情報は、フロントガラス400のスクリーン領域400’において運転席方向のみに反射される。
第1ミラー241に入射された走行誘導等の表示情報を含む画像情報は、第1ミラー241において第2ミラー242に向けて反射され、第2ミラー242において第3ミラー243に向けて反射され、さらに、第3ミラー243において所定の角度でフロントガラス400に向けて反射される。具体的には、第3ミラー243は、画像情報がフロントガラス400上で運転手側に反射される角度で、画像情報を反射させる。本実施形態においては、第2ミラー242を凸面鏡で、第3ミラー243を凹面鏡で形成する。この場合、運転者はフロントガラス400のスクリーン領域400’においてより広い視野角で奥行き感のある虚像を視認することができる。
ユニット筐体250は金属や樹脂等によって形成された箱体である。ユニット筐体250は車両のダッシュボード内に埋設され、ユニット筐体250の内部に、表示情報出力部210、拡大ミラー220、半透過型内部スクリーン230およびミラー241、242、243が配置される。
表示スクリーン300はダッシュボード上のフロントガラス400寄りに配置され、運転者の視界の妨げにならない大きさに形成されている。表示スクリーン300には、表示情報出力部210から出射された車両状況等の表示情報を含むレーザー光の上方部が、拡大ミラー220を介して入射される。表示スクリーン300に入射された車両状況等の表示情報は表示スクリーン300上に投影され、運転者や同乗者等によって実像として認識される。
フロントガラス400のスクリーン領域400’には、表示情報出力部210から出射された走行誘導等の表示情報を含むレーザー光の下方部が半透過型内部スクリーン230において画像情報に変換された後、ミラー241、242、243によって反射されて入射される。フロントガラス400のスクリーン領域400’に入射された走行誘導等の画像情報はフロントガラス400のスクリーン領域400’において運転席方向のみに反射され、運転者のみによって虚像として視認される。すなわち、本実施形態では、フロントガラス400のスクリーン領域400’をヘッドアップディスプレイ(HUD:Head-Up Display)として用いる。
次に、本実施形態に係る車両用表示システム100の動作手順について説明する。表示スクリーン300に車両状況等の表示情報を実像として表示している状態を図3(a)に、フロントガラス400のスクリーン領域400’に走行誘導等の表示情報を虚像として表示している状態を図3(b)に示す。
図3(a)に示すように、車両用表示装置200の表示情報出力部210から出射されたレーザー光は、車両状況に関する情報が割り付けられた上方部が拡大ミラー220に入射される。拡大ミラー220に入射された上方部のレーザー光は拡大ミラー220において拡大されて表示スクリーン300に向かって反射される。レーザー光の上方部が表示スクリーン300に入射されることにより、車両速度等の車両状況に関する情報が表示スクリーン300に投影され、運転者および同乗者等によって実像として視認される。
車両状況に関する情報を拡大ミラー220において拡大してダッシュボード上のフロントガラス400寄りに配置された表示スクリーン300に表示することにより、同乗者も車両状況に関する情報を容易に視認することができると共に、運転者は前方視界から視線を変更することなく車両状況に関する情報を視認することができる。
一方、図3(b)に示すように、車両用表示装置200の表示情報出力部210から出射されたレーザー光は、車両操作に関する情報が割り付けられた下方部が半透過型内部スクリーン230に入射される。半透過型内部スクリーン230に入射された下方部のレーザー光は半透過型内部スクリーン230において投影され、画像情報として出射される。半透過型内部スクリーン230から出射された画像情報は、ミラー241、242、243において反射されてフロントガラス400のスクリーン領域400’に入射される。レーザー光の下方部に対応する画像情報がフロントガラス400のスクリーン領域400’に入射されることにより、車両の走行誘導等の車両操作に関する情報が運転席方向のみに反射され、運転者のみによって虚像として視認される。
半透過型内部スクリーン230において車両操作に関する情報を投影して画像情報に変換した後、フロントガラス400により運転手側のみに反射させることにより、不要な情報が同乗者に視認されることを避けることができる。また、表示情報出力部210は、車庫入れ時等の車両操作を行う時のみに車両操作に関する情報をレーザー光の下方に割り付けることから、不要時に車両操作に関する情報が表示されて運転の妨げになることを避けることができる。さらに、第2ミラー242として凸面鏡を、第3ミラー243として凹面鏡を適用することにより、運転者はより広い視野角で奥行き感のある虚像を視認することができる。
以上のように、本実施形態に係る車両用表示システム100においては、車両速度等の車両状況に関する情報をダッシュボード上のフロントガラス400寄りに配置された表示スクリーン300に表示する。この場合、同乗者も車両状況に関する情報を容易に視認することができると共に、運転者は前方視界から視線を変更することなく車両状況に関する情報を視認することができる。
また、本実施形態に係る車両用表示システム100においては、車両の走行誘導等の車両操作に関する情報を、車庫入れ時等の必要時のみに半透過型内部スクリーン230およびミラー241、242、243を介してフロントガラス400のスクリーン領域400’ に表示する。この場合、不要な情報が同乗者に視認されることを避けることができると共に、運転者は車両操作に関する情報を必要な時のみに広い視野角で奥行き感のある虚像として視認することができる。
従って、本実施形態に係る車両用表示システム100は、車両速度等の車両状況に関する情報や車両の走行誘導等の車両操作に関する情報を、運転の妨げにならないように、且つ、必要な者が必要な時に容易に視認できるように、表示することができる。
(第2の実施形態の変形例)
第2の実施形態の変形例について説明する。第2の実施形態では、運転者および同乗者に視認させる表示情報を、ダッシュボード上のフロントガラス400寄りに配置された表示スクリーン300上に投影した。これに対して本実施形態では、表示スクリーン300を配置する代わりに、フロントガラス400上に貼り付けられたつや消しフィルムを適用する。本実施形態に係る車両用表示システムのシステム構成図を図4に示す。
図4に示した車両用表示システム100Bは、車両用表示装置200B、つや消しフィルム500Bおよびフロントガラス400B上のスクリーン領域400B’から成る。車両用表示装置200Bおよびフロントガラス400B上のスクリーン領域400B’は、第2の実施形態で説明した車両用表示装置200およびフロントガラス400上のスクリーン領域400’と同様であるため、詳細な説明を省略する。
つや消しフィルム500Bは、例えば、偏光散乱シートによって構成され、フロントガラス400Bの下方領域に貼り付けられる。つや消しフィルム500Bは、拡大ミラー220Bから入射されたレーザー光を実像として表示する。ここで、つや消しフィルム500Bが請求項のスクリ−ンシート部材に相当する。
本実施形態に係る車両用表示システム100Bは下記のように動作する。すなわち、表示情報出力部210Bからは、上方部に車両状況等の車両状況に関する情報が、下方部に走行誘導等の表示情報が、割り付けられたレーザー光が出射される。
表示情報出力部210Bから出射されたレーザー光の上方部は拡大ミラー220Bにおいて拡大されてフロントガラス400B側に反射される。フロントガラス400B側に反射されたレーザー光の上方部はつや消しフィルム500Bに入射され、つや消しフィルム500B上で実像として投影される。
つや消しフィルム500B上に実像として投影された情報は、同乗者によっても容易に視認される。また、フロントガラス400Bの下方に貼り付けられたつや消しフィルム500Bに車両速度等の車両状況に関する情報を表示する場合、運転者は前方視界から視線を変更することなく安全に車両状況に関する情報を視認することができる。
一方、走行誘導等の表示情報は、車庫入れ時等の走行誘導が必要な時のみに、レーザー光の下方部に割り付けられて表示情報出力部210Bから出射される。そして、表示情報出力部210Bから出射された走行誘導等の表示情報は、第2の実施形態と同様に、半透過型内部スクリーン230Bにおいて画像情報に変換された後、ミラー241B、242B、243Bによって反射され、フロントガラス400Bのスクリーン領域400B’上において運転者のみにより虚像として視認される。従って、不要な情報が運転者および同乗者に表示されることを低減することができる。
上記のように、本実施形態に係る車両用表示システム100Bも、車両速度等の車両状況に関する情報や車両の走行誘導等の車両操作に関する情報を、運転の妨げにならないように、且つ、必要な者が必要な時に容易に視認できるように、表示することができる。さらに、本実施形態に係る車両用表示システム100Bは、表示スクリーンをダッシュボード上に配置する代わりにフロントガラス400Bの下方領域につや消しフィルム500Bが貼り付けることにより、ダッシュボード上の空間を占有する必要がないと共にシステムのコストを下げることができる。
本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
10 車両用表示装置
20 表示情報出力手段
30 第1反射手段
40 実像表示手段
50 投影手段
60 第2反射手段
61 第1ミラー
62 第2ミラー
63 第3ミラー
70 筐体
80 フロントガラス
100、100B 車両用表示システム
200、200B 車両用表示装置
210、210B 表示情報出力部
220、220B 拡大ミラー
230、230B 半透過型内部スクリーン
241、241B 第1ミラー
242、242B 第2ミラー
243、243B 第3ミラー
250、250B ユニット筐体
300 表示スクリーン
400、400B フロントガラス
400’、400B’ スクリーン領域
500B つや消しフィルム
900 車両用表示装置
910 液晶表示素子
920 凹面鏡
930 フロントガラス
940 凸レンズ
950 平面鏡
960 スクリーン

Claims (7)

  1. 第1の領域に第1の表示情報が、第2の領域に第2の表示情報が、割り付けられるようにレーザー光を出射する表示情報出力手段と、
    前記出射されたレーザー光の第1の領域を所定の方向へ反射させる第1反射手段と、
    車両のダッシュボード上に配置され、前記反射されたレーザー光の第1の領域を実像として表示する実像表示手段と、
    前記出射されたレーザー光の第2の領域を投影して画像情報を出射する投影手段と、
    前記投影手段から出射された画像情報を車両のフロントガラスに向けて所定の角度で反射させる第2反射手段と、
    を備え、
    前記第2反射手段から出射された画像情報は、前記フロントガラスにおいて所定の方向から虚像として視認される、車両用表示装置。
  2. 前記第1の表示情報は車両状況に関する情報であり、
    前記第2の表示情報は車両操作に関する情報であり、
    前記表示情報出力手段は、車両の操作を行う時のみに前記レーザー光の第2の領域に第2の表示情報を割り付ける、
    請求項1記載の車両用表示装置。
  3. 前記第2反射手段は、前記画像情報が前記フロントガラスにおいて運転手側に反射される角度で、前記画像情報を反射させ、
    前記第2反射手段から出射された画像情報は、前記フロントガラスにおいて運転手のみによって虚像として視認される、
    請求項1または2記載の車両用表示装置。
  4. 前記第1反射手段は凸面鏡であり、
    前記第2反射手段は、
    前記投影手段から出射された画像情報を第2ミラーへ出射する第1ミラーと、
    凸面鏡で構成され、前記第1ミラーから入射された画像情報を第3ミラーに出射する第2ミラーと、
    凹面鏡で構成され、前記第2ミラーから入射された画像情報を前記フロントガラスに向けて所定の角度で出射する第3ミラーと、
    により構成される、
    請求項1乃至3のいずれか1項記載の車両用表示装置。
  5. 前記投影手段は、半透過型スクリーンである、請求項1乃至4のいずれか1項記載の車両用表示装置。
  6. 前記表示情報出力手段、第1反射手段および第2反射手段は、前記ダッシュボード内に埋設された筐体内に配置される、請求項1乃至5のいずれか1項記載の車両用表示装置。
  7. 車両のダッシュボード上に配置された実像表示手段の代わりに、前記実像表示手段として前記フロントガラス上に貼り付けられたスクリ−ンシート部材を用いる、請求項1乃至6のいずれか1項記載の車両用表示装置。
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