JP2015044604A - ガラス梱包体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガラス部材の搬送中に、ガラス部材の端面に割れや破損が生じ難いガラス梱包体。
【解決手段】ガラス部材を取り囲むように配置された樹脂フィルムを有するガラス梱包体において、前記ガラス部材は、相互に対向する第1および第2の主表面を有し、前記ガラス部材の厚さは、0.1mmより大きく0.2mm以下であり、前記樹脂フィルムは、前記ガラス部材の前記第1の主表面の少なくとも一部と接着しており、前記樹脂フィルムは、該樹脂フィルムの第1の部分と第2の部分とを相互に接着することにより構成された、剥離可能な接着構造を有し、該接着構造は、当該ガラス梱包体の周囲の少なくとも70%の領域に配置され、前記接着構造における前記樹脂フィルム同士の粘着力は、前記ガラス部材の前記第1の主表面に接着された前記樹脂フィルムと前記第1の主表面との間の粘着力と同等またはより弱い。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガラス梱包体に関する。
ガラス部材の搬送の際などに該ガラス部材が他の物品等に当接して、ガラス部材が破損するという問題がしばしば生じ得る。
そこで、ガラス部材の対向する2つの主表面のうちの少なくとも一方にプラスチックフィルムを貼り付け、プラスチックフィルムを保護膜および補強材として利用することにより、そのようなガラス部材の破損を抑制することが提案されている(特許文献1)。
特許第4326635号明細書
前述のように、特許文献1において、ガラス部材の対向する2つの主表面のうちの少なくとも一方に、プラスチックフィルムを貼り付けることにより、ガラス部材の破損を抑制できることが提案されている。
しかしながら、本願発明者らの経験では、このような方法を用いても、ガラス部材の搬送中に、ガラス部材に割れや破損が生じるという問題は、依然として存在する。特に、特許文献1の方法では、ガラス部材の主表面を保護することに主眼がおかれているが、実際のガラス部材の割れや破損は、ガラス部材の端面においても生じ得る。
なお、近年は、薄型テレビジョンおよび携帯電話等の分野において、ディスプレイ用の薄いガラス部材に対して大きなニーズが生じている。従って、このような薄いガラス部材の搬送中に、ガラス部材の端面が破損するという問題は、今後益々顕著化することが予想される。
本発明は、このような背景に鑑みなされたものであり、本発明では、ガラス部材の搬送中に、ガラス部材の端面に割れや破損が生じ難いガラス梱包体を提供することを目的とする。
本発明では、ガラス部材を取り囲むように配置された樹脂フィルムを有するガラス梱包体であって、
前記ガラス部材は、相互に対向する第1および第2の主表面を有し、前記ガラス部材の厚さは、0.1mmより大きく0.2mm以下であり、
前記樹脂フィルムは、前記ガラス部材の前記第1の主表面の少なくとも一部と接着しており、
前記樹脂フィルムは、該樹脂フィルムの第1の部分と第2の部分とを相互に接着することにより構成された、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造を有し、該接着構造は、当該ガラス梱包体の周囲の少なくとも70%の領域に配置され、
前記接着構造における前記樹脂フィルム同士の粘着力は、前記ガラス部材の前記第1の主表面に接着された前記樹脂フィルムと前記第1の主表面との間の粘着力と同等またはより弱いことを特徴とするガラス梱包体が提供される。
ここで、本発明によるガラス梱包体において、前記樹脂フィルムは、JIS Z0237−2000に基づき測定したとき、0.01N/10mm〜1.00N/10mmの粘着力を有してもよい。
また、本発明によるガラス梱包体において、前記樹脂フィルムは、ポリエチレンテレフタレート(PET)またはポリエチレンを有してもよい。
また、本発明によるガラス梱包体において、前記ガラス部材の前記第1および/または第2の主表面は、略円形または略矩形であってもよい。
また、本発明によるガラス梱包体において、前記ガラス部材は、1または2以上の貫通孔を有してもよい。
また、本発明によるガラス梱包体において、前記ガラス部材の第1の主表面と、第2の主表面とをつなぐ端面の少なくとも一部は、面取り処理をされていなくてもよい。
また、本発明によるガラス梱包体において、前記樹脂フィルムは、さらに、前記ガラス部材の前記第2の主表面の少なくとも一部と接着してもよい。
また、本発明によるガラス梱包体において、前記樹脂フィルムは、第1の樹脂フィルムおよび第2の樹脂フィルムを有し、
前記接着構造は、前記第1の樹脂フィルムの第1の部分と、前記第2の樹脂フィルムの第2の部分とを相互に接合することにより構成されてもよい。
また、本発明によるガラス梱包体において、前記接着構造は、当該ガラス梱包体の前記周囲の全体にわたって配置されてもよい。
あるいは、本発明によるガラス梱包体において、前記樹脂フィルムは、単一の樹脂フィルムで構成されてもよい。
本発明では、ガラス部材の搬送中に、ガラス部材の端面に割れや破損が生じ難いガラス梱包体を提供できる。
本発明の一実施例によるガラス梱包体の模式的な斜視図である。 図1に示したガラス梱包体のA−A線における断面を模式的に示した図である。 本発明の一実施例による別のガラス梱包体の断面を模式的に示した図である。 本発明の一実施例によるガラス梱包体を製造する際に使用される製造装置の一例を模式的に示した図である。
以下、本発明について説明する。
本発明では、ガラス部材を取り囲むように配置された樹脂フィルムを有するガラス梱包体であって、
前記ガラス部材は、相互に対向する第1および第2の主表面を有し、前記ガラス部材の厚さは、0.1mmより大きく0.2mm以下であり、
前記樹脂フィルムは、前記ガラス部材の前記第1の主表面の少なくとも一部と接着しており、
前記樹脂フィルムは、該樹脂フィルムの第1の部分と第2の部分とを相互に接着することにより構成された、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造を有し、該接着構造は、当該ガラス梱包体の周囲の少なくとも70%の領域に配置され、
前記接着構造における前記樹脂フィルム同士の粘着力は、前記ガラス部材の前記第1の主表面に接着された前記樹脂フィルムと前記第1の主表面との間の粘着力と同等またはより弱いことを特徴とするガラス梱包体が提供される。
前述のように、ガラス部材の搬送中に、特にガラス部材の端部(特に端面)において、割れや破損が生じる場合が認められる。特に、ガラス部材の厚さが0.1mm超〜0.2mm以下程度の場合、この問題はより顕著になる。これは、厚さが0.2mmを超える厚いガラス部材の場合、端面は、面取り処理などの加工処理により、クラックの起点となる凹凸部を低減できるのに対して、これよりも薄いガラス部材では、端面にそのような加工を行うことが難しいためである。
しかしながら、本発明によるガラス梱包体では、ガラス部材は、全体が樹脂フィルムによって取り囲まれている。換言すれば、ガラス部材は、樹脂フィルムで構成された空間内に収容されている。従って、本発明では、ガラス梱包体が他の部材に衝突した場合でも、この際には、ガラス部材の端面と他の部材との間に存在する樹脂フィルムが緩衝材として機能する。従って、ガラス部材の端面が他の部材と直接衝突することを回避できる。
また、樹脂フィルムで構成される空間内に単にガラス部材を配置しただけの状態では、ガラス梱包体に振動等の外力が加わった際に、ガラス部材が樹脂フィルム内で移動してしまう。このため、この際のガラス部材の移動のエネルギーにより、ガラス梱包体が他の部材に衝突した際に、ガラス部材の端面が破損する可能性が高くなる。
これに対して、本発明によるガラス梱包体では、ガラス部材は、少なくとも一方の主表面の少なくとも一部が樹脂フィルムに接着されている。特に、樹脂フィルムとガラス部材の主表面との接着部における接着力は、後述する「剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造」の接着力と同程度、あるいはそれ以上となっている。このため、ガラス梱包体に外力が加わっても、ガラス部材が樹脂フィルム内で、該樹脂フィルムに対して移動することが有意に抑制される。
これらの特徴により、本発明によるガラス梱包体では、ガラス部材の搬送中に、ガラス部材の端面が割れたり破損したりするという問題を、有意に抑制できる。
さらに、本発明によるガラス梱包体は、周囲の少なくとも70%の領域に、「剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造」を有する。
なお、本願において、「剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造」とは、樹脂フィルムの2つの部分を一度接着し一体化構造を形成した後に、この一体化構造を再度2つの部分に分離できる構造を意味する。なお、「剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造」は、必ずしも複数回、そのような効果を発揮する必要はなく、最低1回そのような特徴を発揮できればよい。
本発明において、この「剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造」は、樹脂フィルムの2つの部分を接着することにより構成される。また、この樹脂フィルムは、0.01〜1.00N/10mmの粘着力を有する。
周囲の少なくとも70%の領域にこのような「剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造」を有する本発明によるガラス梱包体では、ガラス部材の搬送後に、ガラス梱包体からガラス部材を容易に取り出すことができる。すなわち、ガラス梱包体からガラス部材を取り出す際には、単に、「剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造」を構成する樹脂フィルムの2つの部分を、相互に剥離すればよい。「剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造」には、例えば、0.01〜1.00N/10mmの粘着力を有するフィルムが使用されている。従って、「剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造」の剥離の際に必要な力は、人の手の力のみで十分に賄うことができる。
このように、本発明によるガラス梱包体では、ガラス梱包体からガラス部材を取り出す際にも、ガラス部材に無理な力が加わることなどによって、ガラス部材に割れや破損が生じることを有意に抑制できる。
(第1のガラス梱包体)
以下、図面を参照して本発明の一実施例について詳しく説明する。
図1には、本発明の一実施例によるガラス梱包体(以下、「第1のガラス梱包体」と称する)の概略的な斜視図を示す。また、図2には、図1に示した第1のガラス梱包体のA−A線での概略的な断面図を示す。
図1および図2に示すように、この第1のガラス梱包体100は、ガラス部材110と該ガラス部材110を取り囲むように配置された樹脂フィルム120を有する。
ガラス部材110は、相互に対向する第1および第2の主表面112、114と、両主表面112、114をつなぐ4つの端面116A〜116Dとを有する。ガラス部材110の厚さは、0.1mmより大きく0.2mm以下である。
図2に示すように、樹脂フィルム120は、ガラス部材110の第1の主表面112の側(例えば上側)に位置する第1の樹脂フィルム130と、ガラス部材110の第2の主表面114の側(例えば下側)に位置する第2の樹脂フィルム140とを有する。第1の樹脂フィルム130と第2の樹脂フィルム140は、それぞれの周囲が全周にわたって相互に接着されており、これにより一体化された樹脂フィルム120が構成される。従って、ガラス部材110は、第1の樹脂フィルム130および第2の樹脂フィルム140によって構成された空間内に配置される。
第1のガラス梱包体100は、周囲に沿って、4つの辺170A〜170Dを有する。
ここで、第1のガラス梱包体100は、4つの辺170A〜170Dからなる周囲全体にわたって、より具体的には、第1の樹脂フィルム130と第2の樹脂フィルム140が相互に接着された領域に、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造150を有する。
前述のように、この剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造150は、第1の樹脂フィルム130と第2の樹脂フィルム140を一度接着し一体化構造を形成した後に、この一体化構造を再度それぞれの樹脂フィルム130、140に分離できるという特徴を有する。
剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造150は、例えば、0.01〜1.00N/10mmの粘着力を有する樹脂フィルムの接着面同士を接着することにより形成されてもよい。
また、第1の樹脂フィルム130は、ガラス部材110の第1の主表面112と接着しており、ここに第1の接着部分162が形成される。同様に、第2の樹脂フィルム140は、ガラス部材110の第2の主表面114と接着しており、ここに第2の接着部分164が形成される。
ここで、本願において、樹脂フィルムの粘着力の測定方法は、JISZ0237−2000によるものとする。また、ガラスと樹脂フィルム、および樹脂フィルム同士の粘着力の測定方法については、JISZ0237−2000に準拠して、被接着物をステンレスからガラス、およびステンレスから他方の樹脂フィルムに置き換えて測定した値とする。
第1の接着部分162および第2の接着部分164の存在により、第1のガラス梱包体100では、該第1のガラス梱包体100が振動等の外力を受けた場合でも、樹脂フィルム120の内部で、ガラス部材110が樹脂フィルム120に対して相対的に移動することを有意に抑制できる。
また、ガラス部材110の端面116A〜116Dは、外部環境に対して露出されてはおらず、ガラス部材110の端面116A〜116Dと外部環境の間には、樹脂フィルム120が介在する。
これらの特徴により、第1のガラス梱包体100は、第1のガラス梱包体100に外力が加わったり、外部環境の他の部材と当接したりしても、ガラス部材110の端面116A〜116Dに割れや破損を生じさせることなく、ガラス部材110を安全に搬送できる。
また、第1のガラス梱包体100では、第1のガラス梱包体100を搬送先まで搬送した後に、第1のガラス梱包体100から安全に、すなわちガラス部材110の端面116A〜116Dを破損させることなく、ガラス部材110を取り出すことができる。
より具体的には、第1のガラス梱包体100からガラス部材110を取り出す際には、第1のガラス梱包体100のいずれかの一辺、例えば第1の辺170A(ガラス部材110の端面116Aに近接する側)から、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造150を2つの樹脂フィルム130、140に剥離させればよい。これにより、第1のガラス梱包体100の第1の辺170Aが開放される。さらに第1の樹脂フィルム130と第2の樹脂フィルム140の間隔を広げることにより、第1の辺170Aと隣接する第2および第3の辺170B、170Dにおいても、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造150を2つの樹脂フィルム130、140に分離できる。
その後は、第1の接着部分162および第2の接着部分164も解除された状態にすることにより、第1のガラス梱包体100からガラス部材110を取り出すことができる。(従って、必ずしも、全ての剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造150を2つの樹脂フィルム130、140に分離する必要はなく、例えば第4の辺170Cの側の剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造150は、そのままの状態であってもよい。)
このように、第1のガラス梱包体100では、第1のガラス梱包体100の搬送中、および第1のガラス梱包体100からガラス部材110を取り出す際に、ガラス部材110の端面に割れや破損が生じることを有意に抑制できる。
ここで、図1および図2に示した例では、第1のガラス梱包体100の周囲全体にわたって、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造150が形成されている。しかしながら、これは単なる一例であって、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造150は、第1のガラス梱包体100の周囲の一部の領域、より具体的には、第1のガラス梱包体100の周囲長さの少なくとも70%以上の領域に形成されていれば、前述のような効果を得ることができる。その場合、第1のガラス梱包体100の周囲の残りの部分には、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造以外の構造の接合部が形成されてもよい。
剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造150は、第1のガラス梱包体100の周囲長さの80%以上の領域、例えば第1のガラス梱包体100の周囲長さの90%以上の領域に形成されていてもよい。
また、図1および図2に示した例では、第1のガラス梱包体100は、周囲に4つの辺170A〜170Dを有する略矩形状の外形状を有する。しかしながら、これは単なる一例であって、第1のガラス梱包体100の外形状は、略正方形、略長方形、および略台形状などの矩形状の他、略円形状など、いかなる形状であってもよい。
さらに、図1および図2に示した例では、第1のガラス梱包体100は、第1の接着部分162および第2の接着部分164の2つの接着部分を有する。しかしながら、これは単なる一例であって、第1および第2の接着部分162、164のうちの一方は、存在しなくてもよい。すなわち、ガラス部材110は、必ずしも両主表面112、114が樹脂フィルム120と接着している必要はなく、一方の主表面と樹脂フィルム120との間には、隙間が存在してもよい。
更に言えば、図2に示す例では、第1の接着部分162は、第1の主表面112と実質的に同じ面積を有し、すなわち、ガラス部材110の第1の主表面112は、その全体が第1の樹脂フィルム130と接着している。同様に、第2の接着部分164は、第2の主表面114と実質的に同じ面積を有し、すなわち、ガラス部材110の第2の主表面114は、その全体が第2の樹脂フィルム140と接着している。
しかしながら、これは単なる一例であって、第1の接着部分162は、必ずしも第1の主表面112と同じ面積を有する必要はなく、同様に、第2の接着部分164は、必ずしも第2の主表面114と同じ面積を有する必要はない。
すなわち、第1のガラス梱包体100において、前述のような効果、すなわち第1のガラス梱包体100に外力が加わった際に、樹脂フィルム120の内部で、ガラス部材110が樹脂フィルム120に対して相対的に移動することが抑制されるとともに、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造150を分離して、内部のガラス部材110を取り出す際には、第1の接着部分162が容易に排除されるという効果が得られる限り、第1の接着部分162は、第1の主表面112上に、いかなる態様で存在してもよい。同様に、第2の接着部分164は、第2の主表面114上に、いかなる態様で存在してもよい。
例えば、ガラス部材110の第1の主表面112の一部のみが、第1の樹脂フィルム130と接着していてもよい。同様に、ガラス部材110の第2の主表面114の一部のみが、第2の樹脂フィルム140と接着していてもよい。
なお、この態様の場合、例えば、第1の主表面112の第1の接着部分162が形成されていない部分には、搬送されるガラス部材110の仕様、搬送元、搬送先、および/または日付等の情報が記載された紙などのシート類(例えば出品票など)を配置してもよい。
(第2のガラス梱包体)
次に、本発明の一実施例による別のガラス梱包体について説明する。
図3には、本発明の一実施例による別のガラス梱包体(以下、「第2のガラス梱包体」と称する)の概略的な断面図を示す。
図3に示すように、この第2のガラス梱包体200は、基本的に、図1および図2に示した第1のガラス梱包体100と同様の構成部材を有する。従って、図3において、図1および図2と同様の部材には、図1および図2に示した参照符号に100を加えた参照符号が付されている。
ただし、この第2のガラス梱包体200は、樹脂フィルムが単一の樹脂フィルム220で構成されている点で、第1のガラス梱包体100とは異なっている。
より具体的には、第2のガラス梱包体200は、ガラス部材210と、該ガラス部材210を取り囲むように配置された単一の樹脂フィルム220とを有する。樹脂フィルム220は、1枚の樹脂フィルムを上下に折り畳むようにして構成され、この樹脂フィルム220の上側部分と下側部分の間の空間に、ガラス部材210が配置される。
ガラス部材210は、略矩形状の第1の主表面212(上側)および第2の主表面214(下側)と、4つの端面216A〜216D(図3には、3つの端面216A、216216B、および216Cのみが視認される)とを有する。
第2のガラス梱包体200は、ガラス部材210の端面216A〜216Cに対応する周囲の3辺にそって、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造250を有する。この剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造250は、上下に折り曲げられた樹脂フィルム220の3つの辺に沿って、端部同士を相互に剥離可能に接着することにより構成される。その結果、第2のガラス梱包体200では、第1のガラス梱包体100とは異なり、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造250は、第2のガラス梱包体200の周囲の3辺にのみ形成され、残りの1辺には形成されない。
また、樹脂フィルム220は、ガラス部材210の第1の主表面212と接着しており、ここに第1の接着部分262が形成される。同様に、樹脂フィルム220は、ガラス部材210の第2の主表面214と接着しており、ここに第2の接着部分264が形成される。
前述のように、第1および第2の接着部分262、264における樹脂フィルム220の粘着力は、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造250の粘着力と同等またはこれよりも低い。また、第2のガラス梱包体200において、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造250は、第2のガラス梱包体200の周囲の少なくとも70%の領域に形成される。
このように構成された第2のガラス梱包体200においても、第1のガラス梱包体100と同様の効果が得られることは明らかであろう。
なお、前述のように、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造250は、必ずしも、第2のガラス梱包体200の3つの辺全体に形成されている必要はなく、第2のガラス梱包体200の全周囲長さの約70%以上の領域に形成されていればよい。その場合、第2のガラス梱包体200の周囲の残りの部分は、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造以外の構造の接合部が形成されてもよい。
また、第1および第2の接着部分262、264のうちの一方は、存在しなくてもよい。さらに、第1および第2の接着部分262、264は、それぞれ、必ずしも第1の主表面112および第2の主表面114と同じ面積を有する必要はなく、第1の主表面112および第2の主表面114の一部に形成されていてもよい。
(ガラス梱包体の構成部材について)
次に、本発明の一実施例によるガラス梱包体を構成する各部材の仕様等について、詳しく説明する。なお、以下の記載では、前述の図1および図2に示した第1のガラス梱包体100を構成する各部材を例に説明する。ただし、以下の記載は、第2のガラス梱包体200に対しても、同様に適用できることは明らかであろう。
(ガラス部材110)
ガラス部材110は、厚さが0.1mm超0.2mm以下の範囲である。
ガラス部材の種類、組成、および厚さ以外の寸法は、特に限られない。また、ガラス部材には、1または2以上の貫通孔が形成されていてもよい。一般に、貫通孔が形成されたガラス部材はより破損しやすい。しかしながら、本発明では、このようなガラス部材においても、破損を有意に抑制することができる。
また、ガラス部材の第1の主表面と、第2の主表面とをつなぐ端面は、面取り処理をされていなくてもよい。一般に、端面が面取り処理をされていないガラス部材は、より破損しやすい。しかしながら、本発明では、このようなガラス部材においても、破損を有意に抑制することができる。
また、ガラス部材の表面には、フィルムおよび/または機能膜等の付属部材が設置されてもよい。
ガラス部材110の第1の主表面112および/または第2の主表面114は、例えば、略円形または略矩形等の形状を有してもよい。
(樹脂フィルム130、140)
樹脂フィルム130、140の材料は、特に限られない。
樹脂フィルム130、140は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド等で構成されてもよい。特に、樹脂フィルムは、ポリエチレンテレフタレート(PET)またはポリエチレンを含むことが好ましい。
また、樹脂フィルム120は、安定剤、可塑剤、衝撃改良剤、着色剤、および/または強化剤等の添加剤を含んでもよい。
また、樹脂フィルム130、140の面内において、少なくとも剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造150が形成される部分には、粘着層を配置してもよい。これにより、樹脂フィルム130、140を相互に接合して、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造150を形成できる。
そのような粘着層は、例えば、酢酸ビニル系、アセタール系、アクリル系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリウレタン系、およびゴム系の材料等で構成されてもよい。
あるいは、樹脂フィルム130、140として、自己粘着性を有する樹脂フィルム(例えば、ポリエチレン+EVA)を使用してもよい。そのような自己粘着性を有する樹脂材料は、2つの部分を相互に接着するだけで、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造150を形成できる。従って、この場合、樹脂フィルム130、140に粘着層を配置する必要がなくなり、糊残りなどの問題が解消する。
剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造150の幅(図1および図2の符号W参照)は、梱包されるガラス部材110の寸法等によっても変化するが、例えば、2mm〜50mmの範囲であってもよい。
樹脂フィルムの厚さは、これに限られるものではないが、例えば、20μm〜150μmの範囲であり、50μm〜100μmの範囲であることが好ましい。
樹脂フィルムの粘着力は、0.01〜1.00N/10mmの範囲であり、0.05〜0.50N/10mmの範囲であることが好ましい。
なお、樹脂フィルム130、140の材質および厚さ等の仕様は、同一であっても異なっていてもよい。
(ガラス梱包体100)
ガラス梱包体100は、いかなる外周形状を有してもよい。例えば、図1および図2の例では、ガラス梱包体100の外周は、梱包されるガラス部材110の形状(矩形状)と略同等の形状(すなわち相似形)を有する。しかしながら、ガラス梱包体100の外周は、ガラス部材110の形状(矩形状)とは異なる形状を有してもよい。
(ガラス梱包体の製造方法について)
次に、本発明の一実施例によるガラス梱包体を製造するための方法について簡単に説明する。なお、ここでは、図1および図2に示した第1のガラス梱包体100を例に、その製造方法について説明する。ただし、同様の方法を適用して、図3に示したような第2のガラス梱包体200を製造してもよいことは当業者には明らかである。
(ローラ方式)
ここでは、「ローラ方式」により、第1のガラス梱包体100を製造する方法について、簡単に説明する。
図4には、本方式(ローラ方式)において利用される製造装置の一構成例を概略的に示す。
図4に示すように、製造装置400は、第1のボビン410、第2のボビン420、搬送台480、および回転ローラ490A、490Bを備える。
第1および第2のボビン410、420には、ロール状の樹脂フィルムシートを取り付けることができる。第1および第2のボビン410、420は、回転により、樹脂フィルムシートを図4の矢印F1、F2の方向に供給する役割を有する。一方、回転ローラ490A、490Bは、上下に対向するようにして配置される。回転ローラ490A、490Bは、樹脂フィルムシートが両者の間(以下、「圧着位置P」と称する)を通過する際に、両樹脂フィルムシートを圧着する役割を有する。
搬送台480は、ガラス部材110を矢印F3の方向に搬送する役割を有する。
このような製造装置400を用いて第1のガラス梱包体100を製造する際には、まず、梱包対象となるガラス部材110と、第1の樹脂フィルムシート430および第2の樹脂フィルムシート440とが準備される。
第1および第2の樹脂フィルムシート430、440は、それぞれ、ロール状態で準備される。また、第1および第2の樹脂フィルムシート430、440は、所定の箇所に粘着層が配置されている。ただし、前述のように、第1および第2の樹脂フィルムシート430、440として、自己粘着性を有する樹脂フィルムを使用した場合、粘着層は、省略できる。
次に、図4に示すように、ロール状の第1の樹脂フィルムシート430を第1のボビン410に配置し、ロール状の第2の樹脂フィルムシート440を第2のボビン420に配置する。また、第1および第2のボビン410、420を用いて、第1の樹脂フィルムシート430および第2の樹脂フィルムシート440を、それぞれ、矢印F1、F2の方向に搬送させる。これにより、両シートが搬送方向に延伸する。
この状態で、第1の樹脂フィルムシート430および第2の樹脂フィルムシート440の搬送が継続されると、両シートは、回転ローラ490A、490Bの位置、すなわち圧着位置Pまで搬送される。
圧着位置Pでは、回転ローラ490Aおよび490Bの押圧により、第1および第2の樹脂フィルムシート430、440が相互に重ね合わされるようにして圧着される。これにより、圧着された部分、すなわち両シートが重なり合う全面に、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造が形成される。
第1および第2の樹脂フィルムシート430、440の連続搬送の途中で、搬送台480により、該搬送台480の上部に配置されたガラス部材110が矢印F3の方向に移動する。これにより、第1の樹脂フィルムシート430と、ガラス部材110と、第2の樹脂フィルムシート440とが圧着位置Pにおいて合流される。この圧着位置Pでは、第1および第2の樹脂フィルムシート430、440がガラス部材110を介して接触され圧着される。従って、圧着位置Pを通過した際に、ガラス部材110の上面には、第1の樹脂フィルムシート430が接着され、ここに第1の接着部分が形成される。同様に、ガラス部材110の底面には、第2の樹脂フィルムシート440が接着され、ここに第2の接着部分が形成される。
その後は、圧着位置Pにおいて、再度、第1の樹脂フィルムシート430と、第2の樹脂フィルムシート440とが、ガラス部材110を介在させずに、相互に接触、圧着され、両シートが重なり合う全面に、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造が形成される。以降、このような工程が繰り返される。
その後は、一体化された第1および第2の樹脂フィルムシート430、440を所定の位置で切断することにより、複数の第1のガラス梱包体100を連続的に製造できる。
以上、ローラ方式を例に、本発明によるガラス梱包体を製造する方法について説明した。しかしながら、これらは単なる一例であって、本発明によるガラス梱包体は、その他の方法で製造されてもよいことは、当業者には明らかである。
例えば、前述の図3に示したような構造の第2のガラス梱包体200は、1枚の樹脂シートをガラス部材を覆うようにして折り畳み、その後、樹脂シートの周囲に沿って、上下の部分を剥離可能に接着させることにより構成できる。
本発明は、ガラス部材の梱包方法等に利用できる。
100 第1のガラス梱包体
110 ガラス部材
112 第1の主表面
114 第2の主表面
116A〜116D 端面
120 樹脂フィルム
130 第1の樹脂フィルム
140 第2の樹脂フィルム
150 剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造
162 第1の接着部分
164 第2の接着部分
170A〜170D 辺
200 第2のガラス梱包体
210 ガラス部材
212 第1の主表面
214 第2の主表面
216A〜216D 端面
220 樹脂フィルム
250 剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造
262 第1の接着部分
264 第2の接着部分
400 製造装置
410 第1のボビン
420 第2のボビン
430 第1の樹脂フィルムシート
440 第2の樹脂フィルムシート
480 搬送台
490A 回転ローラ
490B 回転ローラ
500 製造装置
510 第1の樹脂フィルム設置台
512 第1の表面
520 第2の樹脂フィルム設置台
522 第2の表面
530 第1の樹脂フィルム
540 第2の樹脂フィルム
560 回転機構
570 吸引機構

Claims (10)

  1. ガラス部材を取り囲むように配置された樹脂フィルムを有するガラス梱包体であって、
    前記ガラス部材は、相互に対向する第1および第2の主表面を有し、前記ガラス部材の厚さは、0.1mmより大きく0.2mm以下であり、
    前記樹脂フィルムは、前記ガラス部材の前記第1の主表面の少なくとも一部と接着しており、
    前記樹脂フィルムは、該樹脂フィルムの第1の部分と第2の部分とを相互に接着することにより構成された、剥離可能な樹脂フィルム同士の接着構造を有し、該接着構造は、当該ガラス梱包体の周囲の少なくとも70%の領域に配置され、
    前記接着構造における前記樹脂フィルム同士の粘着力は、前記ガラス部材の前記第1の主表面に接着された前記樹脂フィルムと前記第1の主表面との間の粘着力と同等またはより弱いことを特徴とするガラス梱包体。
  2. 前記樹脂フィルムは、JIS Z0237−2000に基づき測定したとき、0.01N/10mm〜1.00N/10mmの粘着力を有することを特徴とする請求項1に記載のガラス梱包体。
  3. 前記樹脂フィルムは、ポリエチレンテレフタレート(PET)またはポリエチレンを有することを特徴とする請求項1または2に記載のガラス梱包体。
  4. 前記ガラス部材の前記第1および/または第2の主表面は、略円形または略矩形であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のガラス梱包体。
  5. 前記ガラス部材は、1または2以上の貫通孔を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載のガラス梱包体。
  6. 前記ガラス部材の前記第1の主表面と、前記第2の主表面とをつなぐ端面の少なくとも一部は、面取り処理をされていないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載のガラス梱包体。
  7. 前記樹脂フィルムは、さらに、前記ガラス部材の前記第2の主表面の少なくとも一部と接着していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載のガラス梱包体。
  8. 前記樹脂フィルムは、第1の樹脂フィルムおよび第2の樹脂フィルムを有し、
    前記接着構造は、前記第1の樹脂フィルムの第1の部分と、前記第2の樹脂フィルムの第2の部分とを相互に接合することにより構成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一つに記載のガラス梱包体。
  9. 前記接着構造は、当該ガラス梱包体の前記周囲の全体にわたって配置されていることを特徴とする請求項8に記載のガラス梱包体。
  10. 前記樹脂フィルムは、単一の樹脂フィルムで構成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一つに記載のガラス梱包体。
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